vol.14 2009.7 ●橋本市の認知症支援 ●げんきらりー教室 14期生・15期生卒業 ●百歳おめでとうございます 20 認知症患者の診察に習熟し た認知症サポート医が、かか りつけ医に対して助言を行っ たり、専門医療機関や地域包 括支援センターとの連携役を してくれています。 伊都医師会 みどりクリ ニック院長 松浦典代医師 岸上22 1 ☎34 2811 認知症サポート医 との連携 シニアリーダーカレッジ ﹁認知症支援学科﹂ 平成 年4月から年 回の スケジュールで認知症につい て学びます。 シルバーライフに輝きを。 認知症予防 認知症予防教室の開催 ▽平成 年度 古佐田地区認 知症予防教室取り組み例 ①ドリル⋮四則計算・図形 しりとり 早口言葉など ②散歩 認知症を正しく理解 してもらうための啓発 認知症サポーター養成講座 平成 年度から国は﹁認知 症を知り地域をつくる カ年 キャンペーン﹂を実施してい ます。その一環である﹁認知 症サポーター100万人キャ ラバン﹂では、認知症につい て正しく理解し、認知症の人 やその家族を見守り、支援す る﹃認知症サポーター﹄を養 成しています。 橋本市でも、随時養成講座 を開催していますので、希望 する団体は、区・自治会、職 場等 人以上で申し込んでく ださい。 ▽平成 年 月受講 認知症になっても安心して 認知症サポーター Aさん ﹁ 年前、私の母は認知症 暮らせる地域づくりを でした。義母の病状を理解で ∼橋本市の認知症支援∼ きない夫は、母をおとなしく 難しくなってしまうことなど、 させるよう私に怒鳴りました。 地域全体で認知症を正しく理 友人の夫も実父の認知症を受 解していくことが大切です。 け入れにくく、 叱ったり腹立た しく 思った り している そ うで す。私は、 そんな友人の力にな りたいと思っています。﹂ 橋本市の人口の68,36 7人︵平成 年3月末︶のう ち、高齢者︵ 歳以上︶は1 5,578人︵高齢化率 . 8%︶となっています。また、 要介護認定者数は3,635 人で高齢者の .3%を占め ています。介護を必要とする 原因の第4位は認知症で、橋 本市でも407人︵施設入所 者や寝たきりの認知症は除 く︶の方が診断を受けていま す。 認知症の方へのケアは、急 速に進む高齢社会における課 題のひとつです。しかし、認 知症に対する理解はまだまだ 十分とは言えません。認知症 になったからといって感情が なくなるわけではないこと、 また本人が理解できず不安や 混乱を抱えているため、家族 や周りの人と関係を保つのが ③新聞等のコラムを声に出し ﹁ 訪 問 ﹂ や ﹁ 泊 ま り ﹂ を 組 み て読む 合わせ、同じ事業所のスタッ ④日記を書く フが介護や機能訓練を行いま す。 ○多機能ハウスこうぜ 参加者の声 ◉ ﹁ 同 じ 地 域に住 みな が ら 今 隅田町河瀬231 2 ま で お 話 し たこ と のない 方 ☎32 1118 ○森のこかげ と 交 流 がで き たこ と が う れ 神野々1102 3 しい。﹂ ◉ ﹁ドリルは、すごく難しい ☎34 0811 ですが、意欲的に取り組ん ○パーシモン でい ま す。 し り と り が一番 柿の木坂942 139 ☎39 8880 大好きです。 日記は数日分 ○ごもうのいえ をためて書いています。﹂ 胡麻生700 20 ◉ ﹁ 童 心にも どって楽しく取 ☎36 7700 り組めました。﹂ ◉ ﹁これまでに実施した地域 認知症対応型共同生活介護 でも よ かった と 聞いていま ︵グループホーム︶ したが、古佐田地域でも実 認知症の方が少人数︵1ユ 施 してよ かった と 思いま す。 ニット9名︶で共同生活しな 日 々、笑顔がみえるように がら、家庭的な雰囲気の中で なってきました。﹂ 介護や機能訓練をうけます。 ○はるすのお家 認知症対応型の介護保険 菖蒲谷979 1 サービスの充実 ☎39 3028 ○幸楽の里 隅田町山内1919 3 22 小規模多機能型居宅介護 ﹁通所サービス﹂を中心に 10 21 65 23 20 12 1165 認知症介護職員研修 ▽はるすのお家 阪口 章さん ﹁認知症介護の専門施設と して、外部研修やホーム内で ユニット毎に研修、検討会を 定期的に開催しています。そ こで学んだ認知症に関する知 識や技術を生かして、専門ス タッフが日常のケアを行って います。﹂ ▽幸楽の里 小玉 小百合さん ﹁個々のこれまで生活して きたことを大切にし、日常生 活を営んでいます。また、本 人を介護される立場におかず、 喜怒哀楽をともにわかちあい、 本人から学んだり、支えあう 関係を築いていけるように努 めています。﹂ ☎38 認知症予防啓発教室 ﹁認知症に強い脳をつくろ う﹂というパンフレットを紹 介して指導します。 ﹁オレンジリング﹂ 認知症サポーターの証 10 6 広報はしもと 2009.7月号 7 − − − − − 17 − − ──────主な内容────── ・ − − − − 10 編集・発行/健康福祉部 いきいき長寿課 高齢福祉係 ∼高齢者の福祉を 身近に わかりやすく∼ 21 21 − − − ★きらり vol.14 ★きらり vol.14 ・
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