記者発表資料(PDF形式 197KB) - 横浜市

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 25 年9 月 1 1 日
政 策 局 ・ 経 済 局
健康福祉局・都市整備局
港
湾
局
「国家戦略特区」に提案しました
(「神奈川県・横浜市・川崎市の3県市共同提案」と「横浜市独自提案」)
本日、国家戦略特区に関する提案(神奈川県・横浜市・川崎市による3県市共同提案と横浜市独自提
案)を国に提出しました。
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提案理由
横浜市は、これまで「国際戦略総合特区」や「環境未来都市」、「特定都市再生緊急整備地域」に
選定されるなど、横浜の経済活性化に向け、取り組んできました。今回、「国家戦略特区」を通じて、
羽田空港からの高いアクセス性やライフイノベーションの研究開発拠点の集積など横浜が持つ強み
を生かし、成長が見込まれる医療・健康分野での取組を強化するとともに、都心臨海部と郊外部のバ
ランスある再生、活性化を図り、本市の経済成長から国の経済成長につなげます。
<国家戦略特区の概要>
・今年 6 月に閣議決定された「日本再興戦略」において位置づけられた国家戦略特区は、国家戦略と
してふさわしいプロジェクトを推進することにより、「民間投資の喚起により日本経済を停滞から
再生へ」導くことを目的
・提案は「国家戦略特区ワーキンググループ」によるヒアリングを経て、内閣総理大臣を長として設
置される「国家戦略特区諮問会議」において決定される予定
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提案概要
(1) 3県市共同提案:「健康・未病産業と最先端医療関連産業の創出による経済成長プラン」
<目標>
規制緩和等を通じて健康・医療市場のビジネス環境を整備し、革新的な新規ビジネスモデルを確
立する。これにより、民間主導で健康・未病関連の新市場・新産業を創出し、国内需要の喚起、成
功モデルの海外展開など、経済成長を牽引する好循環モデルを実現する。さらに、ナノテクノロジ
ーやものづくり技術等の活用により、世界に先駆けて高付加価値製品を実用化することで、日本経
済の再生をする。
<重点的に取り組む施策>
『健康・未病産業の創出』
『最先端医療関連産業の創出』
『イノベーションを生み出す基盤構築』
※詳細は「神奈川県・横浜市・川崎市の3県市共同提案」を参照
(2) 横浜市独自提案:「ビジネス環境と居住空間が一体となった都市のリノベーションの実現による
経済成長プラン」
<目標>
都市のリノベーションによる競争力の強化と港湾など産業の整備・強化を通じて、都心臨海部と
郊外部のバランスある再生・活性化を図ることにより、日本経済を再生する。
<重点的に取り組む施策>
『横浜駅周辺地区等での都心機能強化』
『国際コンテナ戦略港湾の競争力強化の推進』
『羽田空港とのアクセス強化』
『世界からの交流人口の獲得(MICE)』
『大規模住宅団地の再生促進・マンション建替等の促進』
※詳細は「ビジネス環境と居住空間が一体となった都市のリノベーションの実現による経済成長プ
ラン」を参照
【参考】
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横浜市独自提案:重点的に取り組む施策と主な事業内容、求める特例措置
重点的に取り組む
施策
主な事業内容
求める特例措置
横浜駅周辺地区等
・駅直近のオフィスビルや商業ビルの共同
①建築基準法の延べ床面積の敷地面
での都心機能強化
建替など更新を促進
積に対する割合の緩和
・駅周辺の商住共存地区での高規格住宅の
供給を促進
②敷地外への容積率移転の実現
③河川占用の特例や既存の河川区域
・駅直近の地下街や輻輳する地下鉄等の地
下構造物の再整備を促進
を立体的に定める制度の創設
④地下構造物の取り扱いの緩和
・商業・オフィス集積地区内の市街地再開
⑤開発行為等の制限の緩和
発事業の促進
他5項目
国際コンテナ戦略
・国内輸送の競争力強化
①ISO コンテナの国内輸送に係る規
港湾の競争力強化
・港湾利用コスト低減
の推進
・港湾運営会社の経営基盤強化
制緩和
②各ふ頭内道路における無ナンバー
・ロジスティクスハブ機能の強化
羽田空港とのアク
・既存高速道路の一般道路との共用化
セス強化
車両の通行の特例
他 12 項目
①道路整備特別措置法に基づく道路
の料金徴収に関する規制緩和
世界からの交流人
・MICE 施設の機能強化及びソフト施策の
口の獲得(MICE)
充実
①グローバル MICE 戦略都市の重
点分野の明確化及び支援、MICE
・アフターコンベンションの充実による交
流人口獲得
施設の公共施設としての位置づけの
明確化
他 4 項目
大規模住宅団地の
・住宅団地の円滑な再生事業や連鎖型建替
再生促進・マンショ
ン建替等の促進
え事業の実現
①建替え敷地の適用拡大
②一団地認定制度の全員同意要件の
・区分所有権の解消
緩和
③区分所有権の解消
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問い合わせ先
問い合わせ先
(全体・3県市提案について)
政策局政策課
担当課長
岩岡
敏文
Tel 045-671 -3203
聡明
Tel 045-671-4202
(横浜市独自提案について)
政策局政策課
担当課長
鵜澤
(3県市提案のうち医療・健康分野について)
経済局国際戦略総合特区推進担当課長
花内
洋
Tel 045-671 -3591
健康福祉局企画課長
佐藤
広毅
Tel 045-671 -2363
健康福祉局医療政策課長
魚本
一司
Tel 045-671 -2438
(横浜市独自提案のうち横浜駅周辺地区等での都心部機能強化について)
都市整備局横浜駅周辺等担当課長
竹下
雄治
Tel 045-671 -2672
(横浜市独自提案のうち国際コンテナ戦略港湾の競争力強化の推進について)
港湾局戦略港湾担当課長
瀬下
英朗
Tel 045-671 -2714