28Tpml1 皮 内動態 の解析 にお けるマ イク ロ ド- ズ試験 法 の有用性 ○菊池 啓介 1,中野 恵介 2 ,藤堂 浩 明 1,申出 正 人 2,潰通 好美3 ,松井 隆雄 3, 亀 山 浩一 2,杉林 堅次 1(1城西大 ・ 薬 ,2コーセー基礎研究室 , 3 加速器分析研 ) 【目的】近年 、早期 の探索的な ヒ ト臨床試験 を可能 とす る方法論 としてマイ クロ ド-ズ ( MD)試験が確立 され、 「 早期探索的臨床試験」の指針 が発表 された。現 nv i t r o皮膚透過試験 によ り候補化合物の有効 在、 皮膚適用 医薬 品や化粧 品開発 ではi 性や安全性 を評価 してい る。 しか し、摘 出 ヒ ト皮膚 は入手が困難 であ り、また三 次元培養 ヒ ト皮膚モデル を用 いた試験 は未 だ検討段 階であることか らMD試験法 の確 立は皮膚適用 医薬 品や化粧 品開発 に有用である と考 え られ る。 そ こで本研究 では、角層 中薬物量か ら皮膚適用 医薬 品の生物学的同等性 を評価す る方法である DPK)試験 を用い、経皮投与製剤 にお けるMD試験法の確立を 目 皮膚薬物動態学 ( LI D) お よび 1 4 C標識塩酸 リ 指 した初期検討 を行 った。 【 方法】塩酸 リ ドカイ ン ( 1 4 CLI D) をモデル薬物 として選択 し、 ドナー溶液濃度 をLI D は1 000、 ドカイ ン ( 1 00、1 0L l g / ml に、1 4 CLI D( s pe c i f i ca c t i vi t y-59Ci / mol ) は1 0ng/ ml( 1 2. 4d pm) に調製 し た。 ドナー溶液 を摘 出皮膚 に1 時間または5分適用後、粘着テープによ り剥離 した 角層 中LI Dお よび 1 4 CLI D濃度 をHPLC、LCMS/ MSお よび加速器質量分析法 ( AMS) によ り定量 した。Fi c kの拡散則 を用いて 、LI Dお よび 1 4 CLI Dの皮膚透過パ ラメー タ Dお よび 1 4 CLI DはHPLC、 LCMS/ MS を算 出 し、 比較評価 した。【 結果 ・ 考察】 角層 中LI お よびAMSで定量が可能であった。HPLCにて測定 した定常状態時の各角層深度で MS/ MSお よびAMSにて得 られた薬物濃度 と比較 す る と高い相 関 の薬物濃度 をLCを示 した また、非定常状態時の角層 中薬物 プ ロファイル よ りFi c kの第2則 を用い て皮膚透過パ ラメー タを算 出 した結果 は、皮膚透過 プ ロファイル よ り得 られた皮 MS/ MSやAMSを用いたMD試験 膚透過パ ラメー タ と同等であった。以上 よ り、LCによる皮 内動態解析 が有用であると考 え られ る 。 。
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