資料3 山形県の子ども・若者支援施策について(PDF 1.6MB)

資料3
山形県の子ども・若者支援施策について
平成26年5月30日(金)
山形県子育て推進部 若者支援・男女共同参画課
1
■ 山形県の子ども・若者の現状
2
1
山形県の青少年人口の推移
千人
1,400
1,200
1,262
1,249
1,237
48.3%
60.0%
1,252
1,230
1,189
1,161
1,152
1,141
50.0%
42.5%
1,000
40.0%
36.5%
32.7%
800
30.4%
603
27.8%
526
600
460
409
400
26.2%
25.9%
25.5%
304
298
291
30.0%
20.0%
374
330
10.0%
200
0
0.0%
昭和43年
53年
63年 平成10年
総人口
15年
20年
23年
青少年人口
24年
25年
構成比
3
若者の県外流出の状況
年齢別転入・転出者の状況 (平成24年10月~平成25年9月)
歳
15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34
人
1,000
転入
■県内転入者数 15,358人
■県外転出者数 19,213人
-差し引き
△3,855人
725
637
625
638
609
523
462
500
553
523
449
377 399
428
393
351 362
289
0
41
52
-8
-3 -12
-49 -55
21
55
-29 -37
-33
40
-44
-7
-47 -27 -15
-176
-224
-316
- 4 5 0- 4 7 9
-531
-500
-498 -483 -493
-435 -440
-378 -377
-560
- 6 9 4- 7 1 8
-638
-693
-849
-1,000
-849
-814
-983
-1,116
-1,180
転出
-1,256
-1,500
4
2
子ども・若者の状況
○非行
平成25年の不良行為少年は、1,582人で、この10年間で大幅に減少している。
刑法犯、不良行為少年ともに高校生が半数以上を占めている。
○児童虐待
虐待と認定された相談件数は、法改正による通告範囲の拡大もあり、平成16
年度から増加に転じ、200件を超える状況が続いている。平成24年度は311
件で過去最高となった。
○不登校
平成24年度の不登校を理由とする長期欠席者は小学校が135人、中学校が
681人、高等学校が561人となっている。また、高等学校の中途退学者数は
489人で前年度より減少。
○いじめ
平成24年度の小・中・高等学校におけるいじめの認知件数は576件で前年度
より減少。
5
ニート・ひきこもりの状況
○ニート
全国 60万人(平成22年国勢調査:15~34歳の無業者)
( ※35~39歳を含めると全国81万人 )
山形県 2,371人(同)
○ひきこもり
1 厚生労働省ガイドライン(平成18年度)
全世帯の0.5%程度にひきこもり状態の若者が存在
⇒山形県では2,000世帯程度と推計
2 内閣府ひきこもりに関する実態調査(平成22年度)
(1)狭義のひきこもり(家から全くでない+コンビニ程度は行く)
全国 23.6万人〔若者人口(15歳~39歳)の0.61%〕
⇒山形県では1,800人程度と推計
(2)広義のひきこもり(狭義のひきこもり+趣味の用事のときは外出)
全国 69.6万人〔若者人口(同)の1.79%〕
⇒山形県では5,000人程度と推計
6
3
■ 山形県の青少年健全育成のとりくみ
7
8
4
9
10
5
■ 山形県の若者支援のとりくみ
11
山形県の若者支援施策
やまがた若者活躍応援プロジェクト
◎基本方針
若者がライフステージの各段階で、県民から期待され、サポート
されていることを実感できるようにし、若者の県内定着を促進
◎施策の柱
1
若者の活躍の基盤づくりへの支援
・若者チャレンジ応援事業・若者交流ネットワーク総合推進事業
2
生活のライフステージに応じた総合的な支援体制
・若者のライフデザイン形成支援
3
仕事のライフステージに応じた総合的な支援体制
・若年者UJIターン人材確保対策事業・キャリア教育推進事業
4
困難を有する若者への支援
・地域若者安心生活構築推進事業
12
6
平成26年度
若者支援の取組みについて

若者チャレンジ応援事業
やまがた若者顕彰事業
若者交流ネットワーク総合推進事業

若者応援ポジティブキャンペーン「山形みらい計画」

若者の政策決定過程への登用推進


13
若者チャレンジ応援事業
(平成25年度~)
○概
要 若者グループが実行する、地域課題の解決や地域の元気を創出するアイ
ディアに助成を行い、若者の主体的な地域づくりを支援
○補助額 1件あたり上限100万円まで(定額)
○募 集 4月1日~4月30日
募集テーマ 一般型
指定型 ①若者ボランティア実践部門
②山形「観光」パワーアップ部門
③婚活応援部門
○審 査 5月中旬に公開プレゼンテーションを開催し、12団体程度を採択予定
▼平成25年度採択事業の概要
飛島ロマン(酒田市)
「小さな島の小さな旅 飛島ちょっくらツーリズム」
(採択件数11件
一般型6件
ふるさと若者NWプロジェクト(南陽市)
「ふるさと若者NWプロジェクト1sステージ」
指定型5件)
山形カクテルミーティング(鶴岡市)
「山形カクテル開発」
14
7
やまがた若者顕彰事業
趣旨・目的
本県の地域活性化に寄与する若者の優れた功績・成果及び地道な取組みなどを顕彰することにより、多
くの若者を元気づけ、自信の創出を図り、若者が活躍できる風土づくりの推進に資する。平成23年度創設。
対象となる活動等
授賞の実績
【対象活動】
まちづくり・教育・環境など様々な分野で、若
者の自主的な活動が地域の活性化に寄与し、地域
で高く評価されているもの
【対象者】
18歳から39歳の県内在住者・団体(2名以上)
又は本県出身の県外の活動者・団体で、活動期間
が概ね5年以上あるもの
【授賞件数】
平成23年度 9団体 1個人
平成24年度 8団体 3個人
平成25年度 3団体
平成23年度受賞者
平成24年度受賞者
審査会について
構成員は次のとおり
学識経験者、経済団体、青少年健全育成、若者
関係者、社会教育・青少年育成・若者対策の行政
関係者
(うち民間委員5名)
スケジュールについて
5月1日~6月30日
~9月中旬
9月下旬~10月上旬
候補者募集
審査会開催・授賞者決定
賞状授与式開催
平成25年度賞状授与式の状況
平成25年10月5日(土)
ホテルメトロポリタン山形
あ※ 若者交流イベントと併催
受賞団体(五十音順)
あ米部(南陽市)
あひっぱりうどん研究所(村山市) 賞状:深山和紙、金山杉
副賞:県産品カタログギフト
あWAGE☆スターズ!(金山町)
15
若者交流ネットワーク総合推進事業
【概要】
若者交流ネットワーク「やまがたおこしあいネット」を基点と
し、県内若者グループの交流促進を行う。
やまがた若者チャレンジ交流会
開催:平成26年10月~11月
会場:市内ホテル等(未定)
内容:やまがたを元気にするプロジェク
トの発案などを行うワークショッ
プ等を想定。また、併せて、「輝
けやまがた若者大賞」賞状授与式
を開催。
やまがたおこしあいネット活用講習会
・やまがたおこしあいネットの活用法の
講習並びに参加者同士の情報交換・交
流を実施。
若者グループマネジメント講座(仮称)
・活動が軌道に乗っているグループを対
象に、グループの運営法などについて
の講話、今後の活動に関するワークシ
ョップを開催。
16
8
若者応援ポジティブキャンペーン 「山形みらい計画」
~山形での暮らし、結婚や子育てを通して一人ひとりが幸せを実感できるように~
趣旨・目的
○県内外で活躍する若者の声を通して、山形の魅力、住み良さ、人と人とのつながり等を発信するこ
a とにより、本県での生活にポジティブなイメージを提示する。
○若者が山形での「暮らし、仕事、結婚、子育て」のライフデザインを考える契機とする。
若者応援ポジティブキャンペーン「山形みらい計画」の展開
平成25年度事業実施状況
(1) コミュニティ誌4誌へインタビュー記
あ 事を掲載。 (6回連載)
<テーマ>
a Ⅰターン、結婚、6次産業、
a 起業、子育て、地域づくり
山形で暮らす
ポジティブな
イメージを
若者に発信
平成26年度の展開方向
(1) SNSツールを活用した情報発信
① 課FBを用いた
② 山形おこしあい
あ きめ細かな情報発信 a ネットの活用
山形の
良さ
再発見
(2) Webページやフェイスブックページを
あ 活用し、情報発信
(3) 記事になった若者等をゲストにした、
あ イベント 「山形みらい計画博覧会」
あ を開催
<開催概要>
H26.3.2(日)
セブンプラザ
296名来場
安心して
暮らせる
山形
(2) ロゴ等の使用によるキャンペーンの周知
① 子ども若者計画の策定
(計画冊子「山形みらい計画(仮)」の作成
結婚観・
家庭観
醸成
②各事業における積極的なロゴの使用
17
若者の政策決定過程への参画状況
【概要】
県審議会等への若者の登用を通して、県政に若者の声を反映し、若者の県
づくりへの参画を促進する。
H23
若者がいる県審議会等の割合
31.8%
H24
39.2%
H25
59.1%
※調査対象の若者は、20~39歳
<目標指標>
若者委員を1名以上登用している県審議会等の割合100%
18
9
■
困難を有する若者支援に向けた取組み
19
子ども・若者育成支援推進法
(平成22年4月1日施行)
背景
■有害情報の氾濫等、子ども・若者をめぐる環境の悪化
■ニート、ひきこもり、不登校、発達障がい等の精神疾患など子ども・若者の抱える
問題の深刻化
■従来の個別分野における縦割り的な対応では限界
趣旨・目的
●子ども・若者育成支援施策の総合的推進のための枠組み整備
・国の本部組織や大綱、地域における計画やワンストップ相談窓口等の枠組み整備
・学校教育法、児童福祉法、雇用対策法等関係分野の法律と相まって子ども・若者育成支援施策を
推進
●社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者を支援するためのネットワーク
整備
20
10
山形県子ども・若者支援地域協議会
○相談・支援機関の協議・連携
設置
○平成24年8月1日
地域若者サポートステーション、
ハローワーク、就職支援センター、
雇用対策課 など
少年鑑別所、
警察少年相談、
保護司会 など
〔雇用〕
職業的自立・就職支援
〔矯正・更生保護など〕
心理相談など
(
企業・学校
円社
会
滑的
な自
立
社・
会就
学
生な
ど
活)
山形県子ども・若者
支援地域協議会
子ども・若者
に関する相談
調 整 機 関
(若者支援・男女共同参画課)
団体・NPO
〔福祉〕
生活環境改善
児童相談所、
家庭支援センター など
〔保健・医療〕
医療及び療育支援
〔教育〕
就学支援
精神保健福祉センター、
保健所 など
教育センター、
文化財・生涯学習課 など
21
困難を有する若者に関するアンケート調査
長期にわたるひきこもりなど、社会生活に参加する上で困難を有する若者については、
○客観的な定義が明らかでないこと
○疾病や障がいと異なり社会的支援が用意されない問題として捉えられがち
など、その性格上、これまで本人や家族に対する実態調査では把握が困難とされてきた
県内でのこうした若者の実態を探る一助として、地域の実情に通じた民生委員・児童
委員等に対するアンケート形式の調査を実施
■ひきこもりなど困難を有する方は全県的に
所在(地域的な偏在はあまりない)
■若者(30代まで)に限らず、40・50代でも
相当数の回答あり
■ひきこもりの期間は長期化の傾向
(5年以上が半数を占める)
■経緯・支援状況ともわからないものが多い
などの状況が判明
1,800
0.25
1,607
1,600
(
)
(
)
160
0.060
145
140
0.20
1,400
0.050
0.047
0.20
120
1,200
0.16
0.16
(
)
0.050
0.040
100
0.15
0.12
0.13
0.030
80
0.030
0.12
800
693
0.10
60
600
452
356
400
0
)
1,141
0.14
1,000
200
(
0.020
45
466
40
40
0.013
0.013
28
0.05
0.00
0.010
18
20
0.004
106
7
0
15
19 20
30
40
50
0.000
2
5
0.000
60
22
11
23
キャンペーンロゴマーク
24
12