平成25年度 事業報告 会員の状況 【会員数・被共済者数の状況(26 年 3 月)】 ■業種別会員事業所(単位:件) 電気・ガス・水道 7,274(3.8%) その他 33,911 (17.6%) 運輸・通信 7,518(3.9%) 飲食 10,137(5.3%) 建設 44,958 (23.4%) 会員数 192,302 販売 25,573 (13.3%) 製造加工 34,152 (17.8%) サービス 28,779 (15.0%) ■年齢別被共済者(単位:人) 80 歳以上 17,451(3.6%) 20 歳未満 1,205(0.2%) 20~29 歳 21,585(4.4%) 30~39 歳 60,060 (12.4%) 70~79 歳 73,928 (15.2%) 被共済者数 486,196 60~69 歳 128,231 (26.4%) 40~49 歳 92,158 (19.0%) 50~59 歳 91,578 (18.8%) ※構成比は四捨五入しておりますので、構成比計が一致しない場合があります。 中小企業をサポートする各種事業 1.災害補償共済事業 ~業務上・業務外のケガに対する補償~ 平成 25 年度の災害補償共済事業については、規約に則り補償委員会を開催し適正な審査を 行なったうえ適切に処理し、迅速な支払いに努めた。 【補償区分別 補償費支払状況】 ■補償件数(単位:件) 死亡 95(0.4%) 障害 610(2.8%) 往診 6(0.0%) 入院 3,027 (14.0%) 補償件数 21,658 件 通院 17,920 (82.7%) ■補償金額(単位:千円) 往診 240(0.0%) 障害 772,250 (18.0%) 入院 586,530 (13.7%) 補償金額 4,294,386 死亡 1,876,000 (43.7%) 通院 1,059,366 (24.7%) ※構成比は四捨五入しておりますので、構成比計が一致しない場合があります。 2.災害防止事業 ~職場の安全・快適性確保と健康保持増進のための啓発活動~ 安全衛生意識の向上を図る活動では、従業員教育のサポートとしての危険予知訓練一日 研修会(KYT)、労働安全衛生講演会、健康講座、救命講習を実施するとともに、それら の事業に参加できない方や広く啓発活動を行うために、冊子、ポスター、用品等の配布を 行った。 1)事業所の安全衛生化促進 中小企業における安全衛生向上のための投資促進につながるよう助成を支給し、安 全で快適な職場環境づくりを応援した。 助成制度 ① 安全衛生設備等設置に対する助成 実 績 15,062 件 ② 動力プレス機械特定自主検査実施に対する助成 1,322 件 4,869 台 ③ フォークリフト特定自主検査実施に対する助成 2,373 件 3,572 台 ④ 作業環境測定実施に対する助成 448 件 ⑤ 特殊健康診断実施に対する助成 811 件 ⑥ AED等「職場の救急対策用設備」の設置に対する助成 43 件 2)安全衛生意識の向上を図る活動 安全衛生向上は、個人個人の意識の向上にかかる面も大きいことから、各地で研修 会、講演会を実施する他、従業員の安全教育・研修に役立つ視聴覚教材の無料貸出し を行った。 項 目 実 績 ① 研修会、講演会等の開催 ・危険予知訓練一日研修会(KYT) 8回 348 名 ・労働安全衛生講演会 4回 454 名 4回 97 名 ② 救急救命講習 ③ ゼロ災運動研修、運転適性診断等への受講・受診の促進 ④ 視聴覚教材(ビデオ、DVD等)の無料貸出し 260 件 355 事業所 1,152 本 ⑤ 図書、ポスター等の配布及び視聴覚教材の貸出し ・年間標語ポスター配布 6,400 事業所 ・安全週間、労働衛生週間ポスター配布 全会員事業所 ・熱中症予防に対する取り組み ポスター配布 4,600 事業所 警告計等の配布 3,690 事業所 ・腰痛予防に対する取り組み ポスター、小冊子等の配布 予防ベルトの配布 8,230 事業所 330 事業所 3)健康の保持増進 健康保持増進と災害防止意識の一層の向上を図るため、健康講座やウォーキングを 各地で開催する(15 回 1,051 名参加)とともに、諸団体等から要請を受けヘルスケア・ トレーナーの派遣を 4 回行った。 4)調査研究 中小企業における労働安全対策他の取り組みについて、アンケートを実施した。 3.福利厚生事業 ~中小企業の活力向上をめざして~ 中小企業において福利厚生の充実は生活に潤いやゆとりのみならず、従業員の採用や長期 雇用において有利となるため、無料招待のみならず、仕事上、期日指定参加型の企画には参 加できない方向けに優待(一部提携先によるサービス含む)、プレゼント企画等を行った。 主な事業の概況としては補助金制度(人間ドック、定期健康診断)では平成 20 年度以降では 21 年度に継いでの支給数となった。福祉講座では認知症サポーター養成講座を取り入れ基調 講演の 2 部構成とし、834 名の認知症サポーターを養成した。また、労働災害発生時の企業の 法律上の使用者賠償責任問題に対処し、財団として会員事業所の安定経営に寄与するために、 福利厚生事業の一環として「使用者賠償責任保険制度」を導入した。 事 業 実 績 1)会員観劇等招待事業(観劇、コンサート、レジャー施設 等招待、優待) ・観劇等無料招待(含むプゼント企画) 34,008 事業所 ・優待企画数(提携先によるものを除く) 47 企画 2)各種相談サービス ・法律、税務、登記、労務管理、24 時間健康相談 1,535 件 3)定期健康診断の利用者に対する補助 67,745 人 4)人間ドックの利用者に対する補助 18,516 人 5)ホームヘルパー等資格取得支援サービス 6)福祉講座 54 人 2 部構成 3 会場 834 人 7)旅行事業(契約施設利用) ・宿泊利用者 33,240 人 ・ゴルフ場利用者 18,007 人 8)メンタルヘルス事業 ・相談サービス(メンタルヘルス・カウンセリング、 心の病からの職場復帰支援サービス) 368 件 中小企業とのコミュニケーションの充実と発展 1.広 報 活 動 ~あんしん財団の事業をよりご理解いただくために~ 平成 26 年の当法人創立 50 周年をアピールするために、ホームページ、広報誌での告知、 並びに新聞広告を掲載した。また、一般社会並びに会員向け情報発信に欠かせないツール であるホームページをわかりやすく改修し、利便性を大幅に向上させた。 1)広報誌「あんしんLife」の発行 2)事業内容・財務状況公開のための「事業のご案内」を発行 3)「事業発展のためのハンドブック(中小企業向け融資・助成金の紹介)」を作成 4)ホームページによる情報提供の実施 5)創立 50 周年告知新聞広告掲載 2.会員とのコミュニケーション活動 ~会員満足の向上のために~ 会員満足の向上のため、会員(現有会員及び脱退会員)及び非会員からの苦情・要望・意見 等を「お客様の声」としてシステム的に受付・対応するとともに業務改善に活用した。 東日本大震災の対応について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に被災された皆さまに対して、心よりお見舞い申 し上げます。 被災地である東日本の地域では、多くの会員の皆様が被災された。当法人の災害補償共済事業 は天災によって生じた傷害は規約の規定により補償の対象にならないが、被害の甚大さを考慮し この震災により死亡された会員事業所の被共済者について 1 人 10 万円の弔慰金をお支払いするこ ととし、平成 25 年度は 2 名の方々に弔慰金をお支払いした。 創立 50 周年記念事業について 平成 26 年 11 月に創立 50 周年を迎えるにあたり、平成 26 年度は創立記念事業としてこれまで の感謝の気持ちを表すと共に、中小企業の健全な発展に寄与すべく様々な事業を計画している。 平成 25 年度はその一環として、創立 50 周年告知新聞広告や記念品配布事業の一部を実施した。 平成 25 年度会議開催状況 1.理事会 2.評議員会 8回 5回 3.補償委員会 24 回 5.補償再審査小委員会 11 回 6.コンプライアンス委員会 4回
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