別紙 みえ福祉連携プロジェクト事業コーディネーター設置業務委託仕様書 1 委託業務の概要 (1)委託業務名 みえ福祉連携プロジェクト事業コーディネーター設置業務委託 (2)委託期間 契約の日から平成 26 年 3 月 31 日まで 2 委託業務の目的 在宅サービス事業所や小規模作業所等が複数の事業所でネットワークを形成し、 共同による求人活動、合同研修によるキャリア開発を行うことのできる環境を整え、 人材の確保・育成を図ることを目的とする。 3 委託業務の内容 (1)一定の要件を満たす原則5つ以上の福祉・介護サービスにかかる施設、事業所 (以下「施設、事業所」という。)又は養成施設が連携し、ユニットによる事業 を共同で実施し、事業所間の連携による人材確保・育成ができるよう事業所連携 のコーディネーターを設置し、以下の業務を行う。 【コーディネート業務の内容】 (ア) 事業所等への働きかけ 三重県老人福祉施設協議会や三重県小規模作業所協議会など施設、事業所の関 係団体と調整を行い、施設、事業所又は養成施設へのユニットによる共同事業の 実施を働きかける。 (イ) 事業所間のマッチング 県内の施設、事業所等の現状と事業実施の意向を把握し、ユニット形成のマッ チングをする。 (10ユニットの形成を目標とする。) (ウ) ユニットに対するアドバイス 効果的な事業の実施ができるよう、ユニットによる共同事業の実施方法や県が 行うみえ福祉連携プロジェクト事業補助金の活用、施設、事業所、養成施設間に おける協定の締結等についてアドバイスをする。 【コーディネーターの条件】 コーディネーターについては、事業所等への働きかけやアドバイスを行うこと から、社会福祉制度に精通し、三重県内の事業所等の実状に明るい者であること。 ※ ユニットによる共同事業 (ア) 介護従事者等の職員確保のため、共同による求人活動、求人説明会等を行う 事業 (イ) 学生募集のため、学校説明会、進路選択説明会等を行う事業 (ウ) 人材育成のため、合同研修、人事交流等を行う事業 (エ) その他福祉・介護人材の確保のため、都道府県が適当と認めた事業 ※ みえ福祉連携プロジェクト事業補助金 事業実施の代表施設、事業所に対して、県から補助金を交付する。詳細は、別 1 に定める。 ※ ユニットの要件 次の要件のいずれかを満たしている施設、事業所又は養成施設が参加してい るもの。 なお、同一法人が設置する施設、事業所等のみで単一のユニットを組むこと は認めない。 (ア) 利用者の定員規模が、施設サービスで50人以下の施設、在宅サービスで 20人以下の事業所 (イ) 運営している施設・事業所の種類が単一である法人の施設、事業所 (ただし、訪問介護事業所やデイサービスセンターなどの事業所(定員20 人以下)が併設されている施設は単一の種類の施設、事業所とみなす。) (ウ) 少額の繰越金のみ所有しており経営基盤が脆弱な施設、事業所 (エ) 社会福祉士、介護福祉士及び精神保健福祉士を養成する文部科学大臣及び厚 生労働大臣の指定した学校並びに厚生労働大臣の指定した養成施設 *以上の要件を満たしていない事業所についても、ユニット参加事業所の過半数 を超えない範囲で参加は可能。 (2)定期的に事業の実施状況を委託者へ報告すること。 (3)事業終了後、コーディネート業務の活動結果を委託者へ報告すること。 4 業務に要する経費 委託料は 2,643,900 円(消費税等を含む)を上限とする。 なお、この費用には企画提案書に基づく委託業務の全てが含まれるとともに、 委託者との打合せに要する費用も含まれる。 5 その他 (1)本仕様書に基づく全ての業務において、県が提供した業務上の情報を第三者に 開示又は漏洩しないこと。また、そのために必要な措置を講ずること。 (個人情報の取扱いについては、別紙「個人情報の取扱いに関する特記事項」を 遵守すること。なお、三重県個人情報保護条例第 68 条、第 69 条及び第 72 条に 委託を受けた事務に従事している者、若しくは従事していた者に対する罰則規定 があるので留意すること。) (2)委託者からの委託業務に関する各種問い合わせに対応すること。 (3)委託期間中に、委託者との打ち合わせを実施した場合には、その議事録を速や かに提出すること。 (4)委託業務内容に関する不明な事項については、全て委託者と協議すること。 2
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