板金図面検定試験概要案内 【Ⅰ】板金図面検定制度について (1)板金図面検定の概要 図面検定は、工業会会員企業を対象に『板金加工に従事する者が、そのレベルに応じて身に付けるべき図面の 知識や技術を体系的に習得させ、試験を通じて客観的な評価基準を提供し、働く人々の技能と地位の向上を図る 事を目的として』九州シートメタル工業会にて実施されるものです。 (2)板金図面検定の実施機関 図面検定は、九州シートメタル工業会が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については職業訓練法人 アマダスクール及び㈱アマダが、試験の実施については九州シートメタル工業会がそれぞれ行なう。 (3)板金図面検定の等級区分 図面検定には、1級・2級に区分し、それぞれの試験の程度は次の通りです。 1級 経験3~5年程度の技能者が通常有すべき技能の程度 2級 経験1~2年程度の技能者が通常有すべき技能の程度 (4)板金図面検定の合格者 図面検定の合格者には、職業訓練法人アマダスクール理事長名及び九州シートメタル工業会会長名の連名にて 合格証書が交付され、技能士としての称号が与えられます。 (5)板金図面検定の試験内容 図面検定試験は、級区分ごとに学科試験と実技試験が実施されます。 受検資格 級区分 出題範囲 学 科 試 験 ・板金図面 ・板金展開 ・板金材料 出題数 試験時間 実 技 試 験 不問(経験1~2年程度) 不問(経験3~5年程度) 2級 1級 ・製図用語、記号がわかる ・寸法記号がわかる ・溶接記号がわかる ・CAD用語がわかる ・板金材料がわかる ・展開がわかる ・【A群(真偽法)】30問 【B群(多肢択一法)】26問 ・【C群(筆記法)】6問 (1・2級共通) 60分 ・2~4回曲げ(90°) ・両引き、片引きの突合せ ・展開図作成 ・内折込、外折込 ・展開計算 ・基本的な展開計算ができる 出題数 試験時間 合格点 ・ 60分 ・4~8回曲げ (90°、鈍角) ・両引き、片引きの突合せ ・内折込、外折込 ・重ね合わせ ・複雑な展開計算ができる ・展開問題-5問・展開計算問題 90分 学科・実技試験の合計140点以上 (200点満点)とする。 (但し、学科・実技どちらも最低60 点以上が条件) 90分 学科・実技試験の合計160点以上 (200点満点)とする。 (但し、学科80点・実技60点以上が 条件)
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