エコアクション21 環境活動レポート (2013年8月1日~2013年10月31日) 1.組織の概要 P.2 2.対象範囲 P.2 3.環境方針 P.3 4.(基準年の環境負荷と)環境目標 P.4 5.環境活動計画、環境目標の実績及び環境活動計画の 取組結果とその評価並びに次年度の取組内容 P.5 6.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果 並びに違反、訴訟等の有無 P.5 7.代表者による全体評価と見直しの結果 P.6 2013年12月1日 発行 株式会社エール電機製作所 1 1.組織の概要 (1)事業所名及び代表者氏名 株式会社エール電機製作所 代表取締役 辻 修 (2)所在地 神奈川県 横浜市 旭区 市沢町 537番地の1 (3)環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 環境管理責任者 品質管理課 辻 和仁 連絡先 TEL 045-371-0751 FAX 045-371-3287 e-MAIL [email protected] (4)事業活動の内容 プリント基板のはんだ付け実装とユニット組立 (5)事業の規模 売 上 高 : 1億7,800万円 (2012年9月~2013年8月) 従 業 員 数 : 30人 延 床 面 積 : 795㎡ 2.対象範囲 (1)認証・登録対象組織 株式会社エール電機製作所 (2)認証・登録対象活動 プリント基板のはんだ付け実装とユニット組立 2 3.環境方針 環 境 方 針 【環境理念】 株式会社エール電機製作所は地球環境のもとに存在しながら、 恩恵を享受していることを自覚し、その環境保全に配慮しつつ、 事業活動を展開する。 【環境保全指針】 1.環境負荷の低減を図るため、全製造過程を通し、資源保護と 環境保全に努める。 (1)省エネを推進し二酸化炭素の排出量の削減 (2)廃棄物の排出量の削減 (3)水の使用量の削減 (4)化学物質の適正管理 (5)グリーン購入の拡大 (6)製造品質の向上 2.事業活動にあたっては環境関連法規等を遵守する。 3.環境方針を全従業員に周知すると共に、環境教育を実施して 環境保全の意識の向上に努める。 制定:2013年7月1日 株式会社 エール電機製作所 代表取締役 辻 修 3 4.(基準年の環境負荷と)環境目標 基準(実績) 環境目標 1. CO2削減 2012年度 (通年) 2012年 8月~10月 年度目標 2013年度 (通年) 2013年 8月~10月 2014年度 2015年度 3%削減 3%削減 4%削減 5%削減 64,429.00 17,374.00 62,500.00 16,850.00 61,852.00 61,208.00 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 1%削減 1-1. 電 力 使用量削減 (注1) 1-2. ガソリン 使用量削減 2. 一般廃棄物 排出量削減 3. 水 資 源 投入量削減 中期目標 108,530 KWh 28,436 KWh 1%削減 107,445 KWh 28,152 KWh 2%削減 106,359 KWh 3削減 105,274 KWh 50,357.92 13,194.30 49,854.34 13,062.36 49,350.76 48,847.18 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 6,065.00 L 14,071.00 Kg-C02 1,691.93 L 3%削減 3%削減 5%削減 7%削減 5,883.05 L 1,641.17 L 5,761.75 L 5,640.45 L 3,928.09 13,658.44 Kg-C02 Kg-C02 10%削減 846.00 Kg 163.00 Kg 10%削減 761.00 Kg 5%削減 404.00 ㎥ 3,810.24 13,376.82 13,095.21 Kg-C02 Kg-C02 Kg-C02 102.00 ㎥ 147.00 Kg 5%削減 383.80 ㎥ 97.00 ㎥ 12%削減 744.00 Kg 6%削減 380.00 ㎥ 15%削減 719.00 Kg 7%削減 376.00 ㎥ 4. 化学物質の 適正管理 適正管理 適正管理 適正管理 適正管理 適正管理 適正管理 5. グリーン購 入 拡 大 (事務用品) エコ品目数/ 全事務用品 (%) 42 48 48 60 70 同左 同左 6. 製造品質の 向 上 ①品質管理基準の作成 ②従業員へのOJT教育の 実施 ①品質管理基準の作成 ・見直し ②従業員へのOJT教育の 実施 注1 購入電力の排出係数:0.464kg-CO2/kWh(2011年度) 4 5.環境活動計画、環境目標の実績、取組結果とその評価及び次年度の取組内容 取組結果とその評価(13年8月~10月) 環境活動計画 1. CO2削減 環境目標 実績 3%削減 6.2%削減 ・電力の削減 ・ガソリンの削減 16,850.00 Kg-C02 1-1. 電力使用量 削減 ・LED照明の拡大 1%削減 ・空調機の適正温度 化 ・不要灯の消灯 ・作効率の向上 2.一般廃棄物排出量 削減 28,323.00 KWh 13,062.36 Kg-C02 13,141.87 Kg-C02 ・分別、リサイクル化 ・洗浄工法の検討 3. 水資源投入量削 減 ・節水標識の掲示 1,354.00 L 3,810.24 Kg-C02 3,143.53 Kg-C02 4. 化学物質 の適正管理 5. グリーン購入拡大 (事務用品) エコ品目/全事務用品 255.00 Kg 適正管理 該当品 ・代替フロン (HCFC-225) ・アブゾール (洗浄材) 48 % ①品質管理 基準の作成 6. 製造品質の向上 ・見直し ・基準の整備 ②従業員への ・教育の充実 OJT教育の 実施 × 56.8%増加 97.00 ㎥ ・漏水の監視 〇 56%増加 147.00 Kg 5%削減 × 20%削減 1,642.00 L 10%削減 〇 0.4%削減 28,151.64 KWh 3%削減 1-2. ガ ソ リ ン 使用量削減 ・エコドライブの励行 16,283.00 Kg-C02 達成 区分 160.00 ㎥ 適正管理 48 % ①品質管理 基準の作成 ・見直し ②従業員への OJT教育の 実施 ○:目標達成、×:目標未達 5 × 〇 〇 〇 評価及び次年度の取組内容 ・電力は未達成であるが、ガソリン 使用量の大幅削減により達成 できた ・削減はしたが、目標は未達。 ・照明の完全LED化が未達成だった ・エアコンの温度設定(28℃)を順守 したが、猛暑で稼働時間が長かった ・増産による稼働時間の増加により電 力使用量が増えてしまった ・今後,実態を把握し更に省エネ対策 の施策を立案する。 ・エコドライブの徹底が効果を上げた ・営業先への運行経路の効率化(まと めて廻る) ・遠距離顧客への納品を宅配便に 変更 ・引き続き上記取り組みを継続する ・生産量増加に伴いプリント基板の はんだ付け時のマスキングテープ、 ティッシュが増加した。 ・今後、削減方法を見直し検討する。 ・有機溶剤の社内再生時の冷却で の過剰に使用が考えられる。 ・水道投入量と有機溶剤のリサイクルの 双方の観点から再検討する。 PRTR法に該当する製品なので 入出庫、保管方法等適正に管理す る。 事務用品のエコ品目の種類の比率を 計画的に拡大していく (エコ品でない部品の在庫あり) 品質の向上は社訓にもうたわれており 今後共、従業員のスキルアップ、設 備、 部品の管理などを徹底し向上を 図っていく 6.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無 適用される主な環境関連法規等は次のとおりである。 適用環境関連法規等 適用される事項(施設、物質、事業活動等) 廃棄物処理法 一般廃棄物、産業廃棄物(廃プラ、廃油等)の適正処理 横浜市廃棄物条例 廃棄物の分別 PRTR法 代替フロン(HCFC-225)の使用量 労働安全衛生法 IPAの使用量と保管場所の管理 フロン回収破壊法 業務用エアコンの冷媒廃却時の管理票の発行 家電リサイクル法 家電の廃却時の管理票の発行 グリーン購入法 対象品の積極購入 環境関連法規等の遵守状況を確認し評価した結果、環境関連法規等への違反・訴訟はあり ませんでした。なお、関係当局よりの違反等の指摘は過去3年間ありません。 7.代表者による全体評価と見直しの結果 (1)全体評価 初めての環境活動で削減目標値を決定したため目標値が実際の活動に沿わなかった。 今後は現状の活動を十分に把握して目標値を設定する必要がある。 しかしながら、基準期間内と対象期間内の売上高が倍以上であるにも拘わらず、特に エネルギー使用量が減少できたことには一定の評価は出来る。 (2)見直しの結果 部材が顧客からの完全支給であるが故、発注量により廃棄物量が左右されるのが現状で ある。そのため、今後は3Rの新しいテーマを考え廃棄物排出量削減に努めてゆきたい。 6
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