株式会社東芝 三重工場(朝日町)

受賞者紹介
環 境経営部門
株式会社東芝 三重工場
(朝日町)
工場長 仲保 秀行
● 取組概要
業界トップの主要環境性能(東芝基準)を持つ「エクセレント ECP」の普及拡大を目指した製品(高
効率モータ、トップランナー変圧器、車載モータ/インバータ)を開発し、生産している。これら
2013 年度生産した高効率・省エネ製品について従来品との消費電力差から算出した結果、電気
使用量は 14,155 万 kWh、CO2 換算で 186 千 t-CO2 の削減につながった。
環境負荷低減としての 2013 年は省エネ型設備導入により、消費電力の削減を推進した。主な
省エネ型設備として太陽光発電設備(20kW)
、
高効率空調機器(52 台)
、
屋内外用照明 LED(2,876
灯)、トップランナー変圧器(6台)等を導入し、約 125 万 kWh /年を削減できた。
また、省エネ意識の向上を目的として緑のカーテンコンテストやエコ&セーフティドライブ講習
会を、リサイクル及びボランティア意識高揚のため、まごころ募金・リサイクル運動やエコキャッ
プ収集活動を実施している。さらに地域に根ざした環境 CSR
活動として朝日町と町内の企業が連携し、エコ通勤や地域清掃
等を継続して実施している。
● 受賞者メッセージ
このたびは「みえ環境大賞」受賞の栄誉を賜り、誠にありが
とうございます。
三重工場は、三重県北部の三重郡朝日町に位置し、産業用
モータの製造拠点として 1938 年に設立され、現在もモータ、
変圧器など産業用機器の製造を中心に事業活動を行っておりま
まごころ募金・リサイクル運動
す。おかげ様で、昨年には 75 周年を迎えることができました。
私どもの製品は、社会インフラに必要不可欠で、高い信頼性と
長寿命を求められますが、近年は地球温暖化防止の観点から、
製品のライフサイクルにおける CO2 排出量の抑制も求められ、
業界トップクラスの高効率・省エネ製品の開発を行っておりま
す。
一方、製品を製造する工場も環境に配慮すべきと考えます。
ベースとなる省エネ、廃棄物・化学物質削減などの環境負荷低
減、従業員教育や CSR 活動、ビオトープ設置による生物多様
省エネ施策(LED 化)
性保全の取り組みなどを通じ、構内に所在する東芝産業機器シ
ステム(株)三重事業所を始めとした関係各社、およびその従
業員とともに、“かけがえのない地球”を健全な状態で次世代
に引き継いでいくための環境づくりに積極的に貢献します。
今後も、誠実で透明性の高い事業活動を行うとともに、持続
可能な社会の形成に向け努めてまいります。
エクセレントECP商品
7