SYSMAC C200Hシリーズ → SYSMAC CS1シリーズへの変更時の

資料番号 ZYA06-962B (1/11)
SYSMAC C200H
200Hシリーズ →
SYSMAC CS1
CS1シリーズへの
シリーズへの変更時
への変更時の
変更時の留意点
CS1シリーズは、C200Hシリーズに対して機能的に上位互換機種であり、基本的には置き換え可能ですが、いくつ
かの注意点があります。
本紙に記載の内容について、留意頂きますようお願いいたします。
形式の対応については第2項を、ラダー作成上の留意点については第3項を参照ください。
1.システム構成上
システム構成上の
構成上の留意点
1-1 SSS、CPT等
SSS、CPT等の従来サポートソフト
従来サポートソフトを
サポートソフトを使用している
使用している場合
している場合
従来のサポートソフトは使用できません。CX-Programmerのご使用をお願いいたします。
1-2 読み出しプロテクトの
プロテクトの機能を
機能を使用する
使用する場合
する場合
読み出しプロテクト(LD AR1001+FUN49命令)は使用できません。
CX-Programmerのパスワードプロテクト機能を使用する事で、ユーザプログラム読み出し
プロテクトができます。
1-3 UM-ROM化
UM-ROM化されている場合
されている場合
CS1では、EP-ROMを使用する事はできません。メモリカードにユーザプログラムを保管し、電源ON時に、
CS1-CPUに自動転送して使用することができます。
1-4 高機能ユニット
高機能ユニットをご
ユニットをご使用
をご使用の
使用の場合
①基本的にC200Hと同様にお使い頂けます。
しかし、CS1とC200Hの仕様の違いにより、一部ご注意頂く必要があります。
(「C200H高機能I/OユニットのCS1シリーズでの使用方法 ユーザーズマニュアル」
SBCC-825を参照下さい)
②ラダープログラム上で、高機能ユニットの各種ビジーフラグ、完了フラグ等を使用
しないで、タイミングだけでプログラミングされている場合には、性能UPによって、アプ
リケーションが動作しなくなる可能性が有ります。
この場合CS1 CPUをサイクルタイム一定の設定とし、現状システムのC200H
のサイクルタイムと同じサイクルタイムで使用することで、問題を回避できます。
(3-1 ⑤ を参照下さい)
1-5 C200H-SLK
200H-SLK11
H-SLK11/
11/21、C
21、C200
、C200H-SNT
200H-SNT31
H-SNT31ユニット
31ユニットを
ユニットを使用している
使用している場合
している場合
SLK11/21、SNT31は、CS1では使用できません(動作しません)。
Controller Linkユニットのご使用をおすすめいたします。
資料番号 ZYA06-962B (2/11)
1-6 C120-LK
20-LK201
-LK201/
201/202(CPU
202(CPU接続
(CPU接続タイプ
接続タイプ)
タイプ)を使用している
使用している場合
している場合
C120-LK201/202はCS1-CPUには接続できません。
シリアルコミュニケーションボード/ユニット(CS1W-SCB21-V1/41-V1、CS1W-SCU21-V1、それぞれユニット
Ver.1.2以降)をご使用下さい。互換機能を搭載しているため、アプリケーションソフト(パソコンソフト)の変更は不要
となります。
レスポンスフレームの受信データが29CHを超えない場合、CS1-CPU内蔵上位リンクをご使用になることも可能
です。レスポンスフレームの受信データが29CHを超える場合は、下記のように、C120-LK201/202とは
データフレーム長が異なるため、アプリケーション上で、フレーム長固定で受信されている場合には、正常にデータ
を受信出来ない場合が有ります。このときは、アプリケーションソフト(パソコンソフト)の変更が必要となります。
機種
1stフレーム
2ndフレーム以降
C120-LK201/202
29chまで
30chまで
CS1-CPU内蔵上位リンク
30chまで
31chまで
①シリアルコミュニケーションボード/ユニットを使用する場合、上位リンク互換機種モードとして、
「Dモード(C500/120)」を選択し、割付DMエリア(システム設定)に設定してください。
②シリアルコミュニケーションボード/ユニットおよびCS1-CPU内蔵上位リンクには、CPU接続タイプ上位リンク
のST1、ST2、RT信号がありません。ST1、ST2、RT信号を使用されている場合は、使用できませんのでご注意
下さい。
③C120-LK201は25ピンですが、シリアルコミュニケーションボード/ユニットおよびCS1-CPU内蔵上位
リンクは9ピンとなります。
④C120-LK202(RS422)からCS1W-SCB41-V1に変更する場合、配線を以下のように変更して
下さい。
SDA:9ピン → 1ピン
SDB:5ピン → 2ピン
RDA:6ピン → 6ピン
RDB:1ピン → 8ピン
SG:3ピン → 配線せず
FG:7ピン → コネクタフード
また、CS1-CPU内蔵上位リンクに変更する場合はRS232-RS422変換アダプタ
(NT-AL001)をご使用下さい。
資料番号 ZYA06-962B (3/11)
1-7 上位リンクユニット
上位リンクユニットC
リンクユニットC200H-LK
200H-LK101
H-LK101/
101/201/
201/202
202を使用している
使用している場合
している場合
C200H-LK101/201/202はCS1では使用できません(動作しません)
シリアルコミュニケーションボード/ユニット(CS1W-SCB21-V1/41-V1、CS1W-SCU21-V1、それぞれユニット
Ver.1.2以降)をご使用下さい。互換機能を搭載しているため、アプリケーションソフト(パソコンソフト)の変更は不要
となります。
レスポンスフレームの受信データが29CHを超えない場合、CS1-CPU内蔵上位リンクをご使用になることも可能
です。レスポンスフレームの受信データが29CHを超える場合は、下記のように、C200H-LK101/201/
202とはデータフレーム長が異なるため、アプリケーション上で、フレーム長固定で受信されている場合には、正常
にデータを受信出来ない場合が有ります。このときは、アプリケーションソフト(パソコンソフト)の変更が必要となり
ます。
機種
1stフレーム
2ndフレーム以降
C200H-LK101/201/202
29chまで
30chまで
CS1-CPU内蔵上位リンク
30chまで
31chまで
①シリアルコミュニケーションボード/ユニットを使用する場合、上位リンク互換機種モードとして、
「Cモード(C200H)」を選択し、割付DMエリア(システム設定)に設定してください。
②C200H-LK101から変更する場合は、リンクアダプタ(B500-AL004(P))をご使用下さい。
③C200H-LK202からCS1W-SCB41-V1に変更する場合、配線を以下のように変更して下さい。
SDA:9ピン → 1ピン
SDB:5ピン → 2ピン
RDA:6ピン → 6ピン
RDB:1ピン → 8ピン
SG:3ピン → 配線せず
FG:7ピン → コネクタフード
また、CS1-CPU内蔵上位リンクに変更する場合はRS232-RS422変換アダプタ
(NT-AL001)をご使用下さい。
1-8 PCリンクユニット
PCリンクユニットをご
リンクユニットをご使用
をご使用の
使用の場合
PCリンクユニット(C200H-LK401)はCS1シリーズにご使用いただけます。
データリンクエリアをLR00~LR63から1000CH~1199CHに変更して下さい。
PCリンクのステータスが0247CH~0250CH(C200Hと同様)およびA442CHに出力されます。
よって0247CH~0250CHには実I/Oを割り付けないで下さい。
1-9 SYSBUSユニット
SYSBUSユニットをご
ユニットをご使用
をご使用の
使用の場合
SYSBUSユニット(C200H-RM201、C200H-RM001-PV1)はCS1シリーズに
ご使用いただけます。
ただし、SYSBUSリモートI/O子局のリレー割付けを050CH~099CHから
3000CH~3049CHに変更して下さい。
資料番号 ZYA06-962B (4/11)
1-10 無電圧接点入力ユニット
無電圧接点入力ユニットC
ユニットC200H-ID
200H-ID001
H-ID001/
001/002を
002を使用している
使用している場合
している場合
CS1では、C200H-ID001/002は使用できません。
C200H-ID212にDC24Vを外部供給してご使用下さい。
1-11 メモリユニット RAM(コンデンサタイプ
RAM(コンデンサタイプ)
コンデンサタイプ)を使用している
使用している場合
している場合
CS1-CPUは、RAMをCPU本体に内蔵していますが、コンデンサバックアップの機能は
持っていません。
従いまして、コンデンサバックアップによるバッテリレス運転は出来ません。
バッテリバックアップにて、運転してください。
バッテリレス運転を行う場合は、メモリカード(メモリカードはフラッシュROMタイプです)に
UM、IOMメモリ、パラメータデータを保存し、電源ON時自動転送設定にしてご使用下さい。
1-12 I/O割付
I/O割付け
割付け
システムを構成した後、サポートソフトまたはプログラミングコンソールにて必ず「I/Oテーブル作成」
を実行して下さい。
詳細は3-1②をご参照下さい。
1-13 C200H
200Hグループ2
グループ2多点I/Oを
多点 を使用している
使用している場合
している場合
前面のI/ONo.設定スイッチによる号機No.の設定は無効となります。基本I/Oユニットと
同様に装置位置によって追番で割付けられます。
1-14 取付時のご
取付時のご注意
のご注意
CS1シリーズは、C200Hシリーズと異なり、CPU部と電源部が分離され、独立したユニットとなって
います。また、使用するCPUベースユニットの形式も異なります。
詳細は 2-2、2-3をご参照ください。
1-15 DINレール
DINレールに
レールに取り付けている場合
けている場合
DINレール(PFP-50N/100N/100N2)と取付金具C200H-DIN01はそのままCS1ベース
に使用できます。
1-16 絶縁ベース
絶縁ベースに
ベースに取り付けている場合
けている場合
CS1シリーズのベースは制御盤等から絶縁して(浮かして)取り付けられる構造になっているため
絶縁ベースは不要です。
1-17 I/Oユニット
I/Oユニット固定金具
ユニット固定金具を
固定金具を使用している
使用している場合
している場合
CS1シリーズのベースには使用できません。
CS1シリーズのI/Oはネジ締めタイプとなっております。
従いまして、固定治具を使用しない場合でも振動の影響を受けにくい構造になっています。
1-18 命令語
従来のPCシステム設定命令(FUN49)は存在しません。
PCシステム設定に同様の項目がありますので、そちらに設定してください。
資料番号 ZYA06-962B (5/11)
2.C200
CS1
.C200H
200
CS1 変更時の
変更時の留意点 (ハード編
ハード編)
※C200HのCPU装置をCS1に変更するには、CPU、電源、ベース、メモリユニット、CPU取付タイプ
の周辺ツールの変更が必須です。
2-1 CPU置
CPU置き換え対応形式一覧
下記の形式に置き換えることで、機能的にCPUの上位互換が保たれます。
1
現行C200H-CPU形式
置き換え可能CS1シリーズCPU形式
C200H-CPU01/02/03
CS1G-CPU42H
-CPU21/22/23
・内蔵上位リンクポート使用可(注2)
+
CPU取付タイプ上位リンクユニット
・C120-LK201(RS232C)
・C120-LK202(RS422)(注1)
2
C200H-CPU11/31
+
CPU取付タイプ上位リンクユニット
CS1G-CPU42H
・内蔵上位リンクポート使用可(注2)
(ただし、SLK、SYSNETは使用できません)
・C120-LK201(RS232C)
・C120-LK202(RS422)(注1)
(注1) CPU取付タイプ上位リンクユニットとして、
C120-LK202(RS422タイプ)をご使用の場合には、
NT-AL001を使用して、RS232C-RS422の変換が必要です。
(注2) CS1G-CPU42Hのペリフェラルポートに、CS1W-CN**6(DOS/V用ケーブル)を
接続して上位リンクを使用することも可能です。
資料番号 ZYA06-962B (6/11)
2-2 電源ユニット
電源ユニット置
ユニット置き換え対応形式一覧
下記の形式に置き換えることで、電源容量の互換性が保たれます。
(CPU装置)
CPUとCPUベースをCS1シリーズに変更する場合には、下記の電源変更が必要となります。
現行C200H-CPU形式
置き換え可能CS1シリーズ電源形式
1 C200H-CPU01/02/21/22
AC電源タイプ
2
・DC24Vサービス電源、および運転中出力
(RUN接点)を使用していない場合。
C200HW-PA204
・DC24Vサービス電源を使用している場合
C200HW-PA204S
・運転中出力(RUN接点)を使用している場合
C200HW-PA204R
・DC24Vサービス電源と運転中出力
(RUN接点)を両方使用している場合。
CS1シリーズでは、置き換え可能な電源があり
ません。
C200HW-PA204Rを使用して、別途、
DC24V電源をご用意いただくか、
C200HW-PA204S
※
を使用して、RUN接点の代わりにI/O出力を
ご使用ください。
DC電源タイプ
・C200HW-PD024
(RUN接点をご使用の場合は、RUN接点の代
わりにI/O出力をご使用ください)
C200H-CPU03/23
※
(I/O増設装置)
I/O増設ベースをCS1シリーズのベースに変更する場合には、下記の電源変更が必要となります。
現行C200H-CPU形式
置き換え可能CS1シリーズ電源形式
1 C200H-PS221
AC電源タイプ
2
・DC24Vサービス電源を使用していない場合
・DC24Vサービス電源を使用している場合
C200H-PS221
C200HW-PA204
C200HW-PA204S
DC電源タイプ
・C200HW-PD024
※
※C200HW-PA204Sでは、DC24Vサービス電源出力は、下表のように、負荷の消費電流により
出力が変動します。接続する機器の電圧許容範囲と消費電流を確認の上、ご使用願いします。
また、下表の精度以上が必要の場合は、C200H-PA204をご使用いただき、別途DC24V電源を
ご用意下さい。
DC24V負荷の消費電流
DC24V電圧精度
ロットNo.0197以降
DC24V電圧精度
ロットNo.3187以前
0.3A未満 0.3A以上
+17%
+10%
-11%
-11%
+10%
-20%
ロットNo.0 1 9 7
1997 年
9月(1-9:1~9月、X:10月、
Y:11月、Z:12月)
1日
資料番号 ZYA06-962B (7/11)
2-3 ベースユニット置
ベースユニット置き換え対応形式一覧
①CPUが設置されているベース
CS1シリーズをご使用の場合には、下記のベースユニットに交換する必要が有ります。
現行C200Hベースユニット形式
CS1用ベースユニット形式
1
C200H-BC031(-**)
CS1W-BC033
2
C200H-BC051(-**)
CS1W-BC053
3
C200H-BC081(-**)
CS1W-BC083
4
C200H-BC101(-**)
CS1W-BC103
②増設ベース
CS1シリーズをご使用の場合には、下記のベースユニットに交換する必要が有ります。
現行C200Hベースユニット形式
CS1用ベースユニット形式
1
C200H-BC031(-**)
CS1W-BI033
2
C200H-BC051(-**)
CS1W-BI053
3
C200H-BC081(-**)
CS1W-BI083
4
C200H-BC101(-**)
CS1W-BI103
※CPUベース、増設ベースともに取付寸法は同一です。
2-4 増設ケーブル
増設ケーブル置
ケーブル置き換え対応型式一覧
CS1ベース(CPUベース/増設ベース)とCS1ベース(増設ベース)を接続する場合
1
現行C200H増設ケーブル形式
CS1用増設ケーブル形式
C200H-CN**1
CS1W-CN**3
資料番号 ZYA06-962B (8/11)
2-5 メモリユニット置
メモリユニット置き換え対応形式一覧
下記の形式に置き換えることで、機能的にCPUの上位互換が保たれます。
1
現行C200Hメモリユニット形式
CS1用メモリカード形式
RAMタイプメモリユニット
CS1では、CPU内にユーザープログラム用RAMを内蔵
・C200H-MR431
しているため、メモリユニットは不要です。
(バッテリタイプ)
時計機能は、CPUに内蔵されています。
・C200H-MR432
(コンデンサタイプ)
・C200H-MR831
(バッテリタイプ)
・C200H-MR832
(コンデンサタイプ)
・C200H-MR433/MR833
(バッテリ+時計付き)
2
EEP-ROMタイプメモリユニット
フラッシュROMタイプメモリカード
・C200H-ME431
・HMC-EF372
・C200H-ME432(時計付き)
・C200H-ME831
時計機能は、CPUに内蔵されています。
・C200H-ME832(時計付き)
フラッシュROMタイプメモリカード内にバックアップした
ユーザプログラムを電源ON時にCPU内蔵のユーザプロ
グラム用RAMにオートブートしてご使用頂けます。
3
EP-ROMタイプメモリユニット
フラッシュROMタイプメモリカード
・C200H-MP831
・HMC-EF372
フラッシュROMタイプメモリカード内にバックアップした
ユーザプログラムを電源ON時にCPU内蔵のユーザプロ
グラム用RAMにオートブートしてご使用頂けます。
資料番号 ZYA06-962B (9/11)
2-6 CPU取付
CPU取付タイプ
取付タイプの
タイプの周辺ツール
周辺ツールを
ツールを現在C
現在C200H
200Hでご使用
でご使用の
使用の場合の
場合の注意事項
CS1-CPUは、CPU取付タイプの周辺ツールを使用する事ができません。
以下のようなご対応をおねがいします。
1
CPU取付タイプの周辺ツール
CS1 ご使用時の注意(制限)事項
プログラミングコンソール
・プログラミングコンソール(ハンディタイプ)
C120-PRO15/25
C200H-PRO27+CS1W-CN**4
/CQM1-PRO01+CS1W-CN114
をご使用下さい。
・カセットI/Fは使用できません。
2
ペリフェラルインターフェイス
GPC/FITをご使用の場合はパソコンをご使用下さい。
C200H-IP006
パソコンはCS1-CPUのペリフェラルコネクタ、ポートコネクタに
ケーブルを介して接続できます。
3
上位リンクユニット
・シリアルコミュニケーションボード/ユニット
(CPU取付タイプ)
(CS1W-SCB21-V1/41-V1、CS1W-SCU21-V1、それぞれユニッ
・C120-LK201
トVer.1.2以降)をご使用下さい。
(RS232C)
・CS1-CPUに内蔵されている上位リンクもご使用になれます
・C120-LK202
が、この場合、アプリケーションソフト(パソコンソフト)のフレーム
(RS422)
データ長の変更が必要となる場合があります。また、C120-L
K202をご使用の場合には、NT-AL001を使用
して、RS232C-RS422の変換が必要です。
4
P-ROMライタユニット
CS1ではEP-ROMは使用できません。
C500-PRW06
サポートソフト(パソコン)を使用して、FD/メモリカードへの
プログラム、データの記録を行って下さい。
5
6
フロッピーディスクインターフェイス
サポートソフト(パソコン)を使用して、FD/メモリカードへの
C500-FD103
プログラム、データの記録を行って下さい。
プリンタインターフェイスユニット
サポートソフト(パソコン)を使用して、プログラム、データの
プリントアウトを行って下さい。
2-7 ハンディタイプの
ハンディタイプの周辺ツ
周辺ツールを
ールを現在C
現在C200H
200Hでご使用
でご使用の
使用の場合の
場合の注意事項
CS1-CPUは、ハンディタイプの周辺ツールを使用する事ができます。
ただし、ペリフェラルのコネクタが異なるため以下のようなケーブルのご使用をおねがいします。
C200H使用時の
CS1 使用時のハンディタイプの周辺ツールとケーブル
ハンディタイプの周辺ツールと
ケーブル
1
プログラミングコンソール
・C200H-PRO27+CS1W-CN**4
C200H-PRO27
・C200H-PRO27+C200H-CN*22+CS1W-CN114
+
C200H-CN*22(ケーブル)
資料番号 ZYA06-962B (10/11)
3.C200
.C200H
200H CS1
CS1 変更時の
変更時の留意点 (ソフト編
ソフト編)
3-1 ユーザプログラム
ユーザプログラムの
の留意点
①C200Hのユーザプログラムはそのままでは使用できません。
→パソコン(サポートソフト:CX-Programmer)にユーザプログラムを転送し
CS1用プログラムに変換してご使用下さい。
②C200Hは「フリーロケーション・固定チャネル」ですが、CS1は「フリーロケーション・フリーチ
ャネル」となります。
→プログラム内のチャネルを変更下さい。
システム構成後必ずI/Oテーブルを作成して下さい。
③演算フラグ、クロックパルスの割付けが特殊補助リレーから変更となります
→コンディションフラグ、クロックパルスとしてラベルで指定します
④異常履歴エリアを読み出すプログラムを使用している場合は,本エリアの位置が変更
になっていますのでプログラムの変更が必要です
→旧:D0969-0999がA100ch-A199chに変更
⑤サイクルタイムがCS1に変更することで速くなります
→サイクルタイムに依存するタイミングのあるプログラムを作成する場合はプログラムの再確
認を実施して下さい. または,サイクルタイムをC200Hと同一にするためにPC
システム設定(サイクルタイム一定時間)の機能を使用して下さい
⑥サイクルタイム一定命令(FUN18)が使用できません。
→システム設定(サイクルタイム一定時間)の機能を使用して下さい
⑦割込み実行方式/タイミングがC200Hと異なります
→割込みはサブルーチンでなく、割り込みタスクにて記述します。また、1命令実行中やリフ
レッシュ中にも割込みタスクは起動されます。
サイクル実行タスクと割込みタスク間で、データの同時性確保が必要な時は、DI(割込タスク実行
禁止)命令とEI(割込みタスク実行禁止解除)命令を使用して下さい
⑧割込み命令が変更になります
→MSKS、MSKR、CLI、DI、EIをご使用下さい。
(C200HではINT命令(FUN89)のみ使用です。)
⑨オペランド指定のデータ形式が変更になります。
→BCD基本からバイナリ基本に変更してください(添付表1を参照下さい。)
⑩オペランドが変更になります。
→一部の命令語においてオペランド数を変更して下さい
(添付表1を参照下さい。)
⑪電源ON時の動作モード設定方法が変更になります
→PCシステム設定内の「電源ON時動作モード指定」を設定して下さい。
ここで「PRCN:プロコンのモード切替スイッチに従う」(初期値)に設定した状態で
周辺ツールを接続せずに電源ONするとプログラムモードになります。
⑫特殊補助リレーの割付けがかわります。
→236CH~255CHをARの該当エリアに変更して下さい。
⑬SYSBUSリモートI/O子局の割付けがかわります。
→050CH~099CHが3000CH~3049CHにかわります。
⑭データリンクリレー(PCリンク)の割付けがかわります。
→LR00~LR63が1000CH~1199CHにかわります。
資料番号 ZYA06-962B (11/11)
添付表1 命令語の変更
C200Hの命令 CS1での命令
JMP(04)
同じ
JME(05)
JMP0/JME0
WSFT(16)
同じ
FUN17
ASFT(017)
XFER(70)
XFERC(565)
MOVB(82)
同じ
DIST(80)
DISTC(566)
COLL(81)
COLLC(567)
FUN60
CMPL(060)
FUN19
MCMP(019)
FUN63
LINE(063)
FUN64
COLM(064)
FUN65
SEC(065)
FUN66
HMS(066)
INC(38)
++B(594)
DEC(39)
--B(596)
ADD(30)
+B(404)
ADDL(54)
+BL(405)
SUB(31)
-B(414)
SUBL(55)
-BL(415)
MUL(32)
*B(424)
MULL(56)
*BL(425)
DIV(33)
/B(434)
DIVL(57)
/BL(435)
ADB(50)
+(400)
SBB(51)
-(410)
MLB(52)
*(420)
DVB(53)
/(430)
FUN69
APR(069)
FUN89
MSKS(690)
CLI(691)
MSKR(692)
DI(693)
EI(694)
を組合わせて
ご使用ください
STEP(08)
同じ
オペランド指定のデータ型式
BCD→BIN
オペランドの段数
同じ
同じ
同じ
同じ
BCD→BIN
同じ
同じ
同じ
同じ
BCD→BIN
BCD→BIN
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
-
2段→3段
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
-
入出力リレー
内部補助リレー
保持リレー
補助記憶リレー
リンクリレー
同じ
同じ
同じ
1段→2段
同じ
1段→2段
-
-
-
1段→2段
同じ
同じ
コントロールデータ構成が異なります 同じ
※CS1ではC200H多点入出力グループ2)の号機No.は
無効となるため基本I/Oと同様にIORFにて指定して下さい
FUN18
PCシステム設定にて設定して下さい
FUN48
ありません
-
-
FUN49
PCシステム設定にて設定して下さい
FUN90
SEND(090)
コントロールデータ構成が異なります 同じ
FUN98
RECV(098)
コントロールデータ構成が異なります 同じ
※変更箇所のみを記載しています。
矢印(→)の左側はC200Hの場合を表し、右側はCS1への変更を表しています。
SNXT(09)
FAL(06)
FALS(07)
MSG(46)
FUN47
FUN67
WDT(94)
FUN61
同じ
同じ
同じ
ありません
MSG(046)
BCNTC(621)
WDT(094)
IORF(097)
→WRリレー
“同じ”はC200HとCS1が同じである事をさします。