瀬棚港湾計画平面図

●港湾の概要・沿革
本港は檜山支庁北部に位置する地方港湾であり、離島奥尻とフェリーで結ばれ、又、建設資材である砂
の積み出し港として活況を呈しています。
本港は、北海道日本海に面し、小樽と函館のほぼ中間に位置することから、港湾施設のなかった明治・
大正時代より漁業基地として、又、木材の積み出しにと「かかり島」背後が磯がかりの地として船舶利用さ
れていました。しかし、風が吹けば係留している事もできず、港の建設を望む声が多くなり、昭和6年から1
4年にかけた北海道拓殖計画により瀬棚港船入澗築設備が着手され、以降第2次世界大戦後まで、港を
建設しては埋没したり、災害を受けたりの繰り返しで、本格的な港湾の建設は昭和28年の地方港湾指定
以降となります。
昭和52年には奥尻島との間に定期フェリーも
就航し、離島連絡港としての役割も担うこととな
りました。
昭和60年には日本で初めての運輸省(現・国
土交通省)港湾局のケーススタディーの指定を
受けた「瀬棚港マリンタウンプロジェクト」が立案
され、21世紀の成熟化社会に向けて物流・産
業・生活という3つの空間が調和した、港湾空間
を創造する瀬棚港整備を目指すこととなりまし
た。
瀬棚港
三本杉海水浴場
●事業概要
●取扱貨物の内訳
●フェリー利用度の推移
(H19年)
※フェリー貨物を除く
年 度
H8
H9
H10
事業概要
防波堤(島)、防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ
港湾施設用地(南)、道路、護岸(防波)(改良)
防波堤(島)、防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ
護岸(防波)(改良)
防波堤(島)、防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ
道路、護岸(防波)(改良)
フェリー貨物計(単位:千t)
(千ton)
1000
(千人)
90
取扱貨物計(単位:千t)
フェリー乗降客(単位:千人)
808
800
706
687
733
681
605
600
651
66
58
52
400
220
193
200
51
203
54
189
471
51
197
206
70
568
546
221
水産品
1,810t(0.7%)
その他
6,334(2.5%)
製造工業品
6,982t(2.7%)
413
51
47
56
50
186 203 186 15641
合計
256,534t
43
H11
防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ、道路
H12
防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ、防砂堤(南)
H13
防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ、防砂堤(南)
H14
防波堤(東外)、防波堤(東外)Ⅱ、防砂堤(南)
H15
防波堤(東外)、防波堤(南)
H16
防波堤(島)、防波堤(東外)
H17
防波堤(島)、防波堤(東外)
H18
防波堤(島)、防波堤(東外)
H19
防波堤(島)、防波堤(東外)
H20
防波堤(島)
●整備方針
「瀬棚港マリンタウンプロジェクト」の中核を成す多目的防波
堤としての防波堤(東外)に着手し、併せて新港地区に-7.5
m岸壁2バースの整備を実施しており、「瀬棚港マリンタウンプ
ロジェクト」の実現に向け全力を挙げて取り組んでいます。
0
石材・砂利・砂
241,408t(94.1%)
30
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
●水産物陸揚の内訳
H17
H18
H19
(H19年)
その他
515t(28.7%)
その他
232百万円
(32.3%)
合計
1797t
ほたて
77t(4.3%)
うに
117t(6.5%)
さけ
333t(18.5%)
いか
755t(42.0%)
合計
717
百万円
なまこ
68百万円
(9.5%)
うに
93百万円
(13.0%)
いか
188百万円
(26.2%)
さけ
136百万円
(19.0%)
●計画平面図
瀬棚分駐所
〒049-4811 久遠郡せたな町瀬棚区字本町301
TEL 0137-87-3004 FAX 0137-87-2207
作成年月日:平成20年4月