青森港 沖館地区・油川地区 防波堤整備事業 青森県青森市 港湾/直轄/完成 【事業の概要】 フェリーふ頭をはじめとする港内の岸壁における安全な荷役環境を確 保するとともに、冬期風浪や高潮による浸水被害の低減を目的に、防波 堤を整備します。 N 油川地区 沖館地区 防波堤(東) 防波堤(第一北) 【整備効果】 防波堤整備により、本州・北海道間の物流の大動脈である青函フェリー等の安全な 荷役を確保することで輸送コストの縮減を図るとともに、冬期風浪や高潮による浸水か ら生命・財産を守り、被害の低減と安全・安心の確保を図ります。 八戸港 18.13% 敦賀港 0.04% 仙台塩釜港 秋田港 2.53% 7.52% 舞鶴港 6.31% 新潟港 4.30% 大間港 0.33% 茨城港 16.75% 新潟港 4.39% 敦賀港 10.16% 青森港 26.99% 雑工業品 5.4% 金属機械 工業品 6.2% 名古屋港 2.53% 舞鶴港 0.05% 本州・北海道間のフェリー輸送貨物の 約3割を占める その他 特殊品(宅急 11.3% 便等) 34.1% 軽工業品 19.7% 農水産品 23.3% 水産品や宅急便等の小荷物 などを中心とした急ぎの貨物が 多く、定時性が極めて重要 ▲本州-北海道間のフェリー輸送貨物量の港別構成(左)と品目別構成(右) (左;平成25年度港湾統計、 右;平成24年度 青森港湾事務所調べ) 【平成27年度の事業内容】 防波堤本体工事を実施し、事業を完了させます。 仙台塩釜港 仙台港区 中野地区 国際物流ターミナル整備事業 宮城県仙台市 港湾/直轄/完成 【事業の概要】 世界的な船舶の大型化に伴う外貿貨物の増大への対応及び貨物の混 在により発生しているふ頭内での非効率かつ危険な荷役状況の改善を 目的に、新たな国際物流ターミナルを整備します。 ふ頭用地 航路・泊地(水深14m) 泊地(水深14m) N 岸壁(水深14m) 【整備効果】 大水深岸壁の整備により、大型船の喫水調整を解消することで海上輸送コストの削減 を図るとともに、ふ頭内における完成自動車やばら積み貨物等の混在を解消することで 効率的かつ安全な輸送が可能になります。 【現状】 積載量制限で 喫水を調整 【将来】 満載で 喫水調整なし 自動車 専用船 RORO船 貨物船 空き 25,000㌧ 積載量 55,000㌧ (満載) 積載量 30,000㌧ -12m 貨物船 岸壁整備により 混雑解消 -14m 水深14m岸壁の整備により穀物輸送船の満 載入港が可能となり、効率的な輸送が実現 ▲大水深岸壁の整備効果 ▲完成自動車とバラ積み貨物を取り扱う 中野埠頭の荷役状況 【平成27年度の事業内容】 岸壁本体工事及び航路・泊地を整備し、事業を完了させます。 福島県相馬市、新地町 相馬港 航路・泊地整備事業 港湾/直轄/完成 【事業の概要】 大型船舶によるLNGの大量一括輸送の実現を目的に、航路・泊地の整 備を行います。 LNG受入基地 進出予定地 N 護岸(起債) 泊地(水深14m) 航路・泊地(水深14m) 【整備効果】 大型LNG船が入港可能となることで輸送コストの削減と安定的なLNGの輸入が可能に なり、相馬港を拠点としたLNGの広域的かつ効率的な輸送ネットワークが形成されるとと もに、災害時におけるエネルギー供給の多重性が確保されます。さらには、当該LNG基 地の立地により、隣接地に発電所の立地が計画されているなど、新たな企業立地による 地域経済の活性化が期待されます。 日本海エル・エヌ・ジー(株) 新潟基地 ▲相馬LNG受入基地完成イメージ (出典:石油資源開発(株)HPより) 【平成27年度の事業内容】 航路・泊地を整備し、事業を完了させます。 ▲現況(青着色)及び将来(赤着色)の LNGパイプラインネットワーク (出典:石油資源開発(株)HPより)
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