自 立 ・ 共 生 成長に期待するもの - 豊富中学校

【教育目標】
自 立 ・ 共 生
5月号
H20.5.28
成長に期待するもの
校
長
山
岸
典
隆
いま、公教育は危機の中にあります。規範意識をどう育むか、学校現場は指導法に悩み、なかなか実効が上が
らないのが現状です。一方、保護者も学力低下の向上策に関心は高いのですが、生活習慣やわが子のしつけには
総じて関心が薄いように感じます。規範意識が薄れ、おかしいと感じる事例があちこちで見られるようになりま
した。ルール・マナー・モラルと呼ばれるものが総じて低下してきた結果かと思われます。
某小学校を視察した教育関係者は「挨拶をしない子ども」どころか「きちんと上履きが履けない子ども」が目
立つようになったと嘆いていました。大学では、授業を聞かず、携帯電話画面から目を離さない学生が増えてい
るそうです。
ルール・マナー・モラルの崩壊は子どもだけではありません。保育園では、遅くまで子どもを迎えに来ない親
が目につくようになり、入学式や学級参観で、おしゃべりに夢中なる保護者も増えています。親から子へ伝えな
ければならない規範意識の薄れは広がる一方のように思えます。何とかしてこの悪循環を断ち切らねばなりませ
ん。
かつては、朝から晩まで近所の子ども達が外で遊ぶ姿が見られたものです。異年齢の仲間の中で自然に学ぶこ
とがたくさんありました。しかし、ゲームやネット世代の子ども達は、人と話すより機械相手に遊ぶ事が多く、
友人とのトラブルに対応する方法が分かっていないのです。親自身も地域と交流したがらず、きちんと挨拶ので
きない大人が少なくありません。親も子も、近所づきあいなど人との交流にもっと関心を持ってほしいものです。
弱者を思いやる気持ちは、そうしたつながりの中でこそ育まれると考えます。
本校の今年度の体験学習(2年生対象)は、昨年度より長期間、かつ、広範囲な職場で実施する予定でおりま
す。様々な職業を知る事を目的としますが、俗に言う「他人の飯を食う」=「実社会で働く厳しさを知る」と共
に、社会の常識(礼儀・言葉遣い等々)を学び、身に付け、実践できる生徒になって欲しいとの願いを込めてい
ます。これからも、常識ある大人へ向け成長していく過程を全力でサポートしますので、ご協力をお願いします。
平成20年度
運動会総合成績
優勝
2位
3位
4位
今年の運動会ですが、天気が心配されたところ
ですがなんとか無事終了致しました。
生徒は練習期間ではなかなか天候に恵まれずに、
屋内での練習も多かったのですが各学年学級とも、
自分のクラスのために今年のテーマである『信頼
∼one for All All for one∼』を意識しながら
練習や準備に取り組んできました。
3年A組
3年B組
2年AC組
1年AC組
保護者の皆さ
まには、当日
の応援はもと
より、学級応
援旗や応援グ
ッズの製作や
テント設置・
片付けにご協
力いただきあ
りがとうござ
いました。
6月の予定
3日(火)内科検診(1年、3A)
16日(月)振替休業日(6月14日分)
5日(木)内科検診(2年、3B)
17日(火)全校集会(伝達表彰等)
6日(金)陸上壮行会
19日(木)前期中間テスト
7日(土)中体連陸上大会
21日(土)町内球技大会(バドミントン)
8日(日)シドウスポーツ杯(バドミントン)
23日(月)2年生家庭訪問期間
11日(水)一斉部活ミーティング
全校集会(伝達表彰他)
14日(土)南宗谷防犯球技大会
24日(火)部活ボランティア
15日(日)南宗谷防犯球技大会
27日(金)避難訓練(予定)
八幡神社祭
第2号をお届け致し
ます。本校のホームペ
ージではカラーでご覧
野
いただけます。○
毎年恒例の古紙空瓶回収ですが、今年度も5月10日土曜日
に実施し保護者・地域のご協力もあり無事に終了致しました。
当日は、保護者・地域の方々より8台のトラックも出してい
ただき、各家庭でこの日のために集めていただいていた古紙
空瓶等を地区ごとに生徒が汗をかきながら一生懸命集めて回
りました。おかげさまで昨年を上回る古紙空瓶を回収することがで
きました。
古紙空瓶で得た収益金につきましては、まだ金額はわかりません
が、生徒会活動費と部活動の経費に充てて大切に使わせていただき
ます。
当日お手伝いいただいた保護者の皆様をはじめ、トラックを出し
ていただいた保護者・地域の皆様、そして日頃よ
り古紙空瓶を集めてご提供いただいた保護者・地
域の皆様にこの場を借りて心よりお礼申し上げま
す。本当にありがとうございました。
教育実習始まりました
今年度の教育実習ですが、5月20日(火)から6月7日までの3週間
の日程で始まりました。今回は養護実習生1名の実習ということで、北翔
大学3年生の白田美郷さんが実習しています。本校の卒業生で、養護教諭
を目指し毎日浅利先生からアドバイスを受けながら熱心に実習に励んでい
るところです。
実習生から一言
養護実習生の白田美郷です.浅利先生をはじめ、諸先生方から温か
い御指導をいただき、養護教諭になるために日々勉強を重ねています。
豊富中学校の生徒は大変明るく、心優しい生徒ばかりで、私の心の
支えになってくれています。短い間ですが、生徒のみなさんの健康を
見守りながら安全に学校生活が送れるよう頑張りますので、よろしく
お願いします。
↑着任式の様子
ニューフェイス紹
介
宜しくお願いします
安井夕紀子
4月より、豊富中学校で特別支援教師として赴任し
ました。まずとても綺麗な学校であることや、チャイ
ムがならないことに驚きましたが、何より生徒の皆さ
んがとても元気に活動している姿や、分からないこと
だらけの私にいろいろと声をかけてくれるやさしさが
うれしく感じました。
私は勤務の時間が少なく、生徒の皆さんと接する機
会が多くはありませんが、少しずつでも皆さんの力に
なれるような教師でありたいと思っ
ています。また、私自身が勉強しな
がらのこのひと月でした。教師であ
る こと の大切さを心に刻みながら
も、生徒の皆さんとともに成長して
いきたいと思っています。どうぞよ
ろしくお願いします。
みなさん、よしくお願いします
藤本由美子
私が好きな言葉は「努力は天才にまさる」これは
小学校を卒業する時に,校長先生から贈られた言葉
です。どうして私は勉強できないのかな,天才だと
いいのにと天才にあこがれていましたから,この言
葉はすごく私の印象に残ったのだと思います。私に
もできるかもしれないと単純ですが,でも今日まで
私をささえてくれたと思います。
これからも豊富の子ども
たちのため、一生懸命努力
したいと思っています。
はやく豊富中学校の校歌
を(口パクでなく)大きな
声で歌えるようになりたい
です,教えて下さいネ。