茶掛に見る禅の名言

本多蔵品館
ふるさと偉人館
県立
金沢歌劇座 図書館
成巽閣
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金沢くらしの博物館
歴史博物館
本多の森ホール
中村記念美術館
〒920 - 0964 金沢市本多町 3 丁目 2 番 29 号
(
中村記念美術館
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金沢 21世紀
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県立美術館
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金沢能楽美術館
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伝統産業工芸館
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加賀友禅会館
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禅語−茶掛に見る禅の名言−
岩松無心風来吟 天祐紹杲(1586 ~ 1666)
万年松 隠元隆琦(1592 ~ 1673)
吹毛用了急須磨 玉舟宗璠(1600 ~ 1668)
白雲蔵峰頭 玉舟宗璠
夏雲多奇峯 玉舟宗璠 石川県立美術館
無累自然増逸奥 木庵性瑫(1611 ~ 1684)
無 月舟宗胡(1618 ~ 1696)
座為不老仙 宙宝宗宇(1760 ~ 1838)
館蔵茶道美術名品展
伝 辻与次郎
姫瓜釜 桃山
金沢市指定文化財 唐物肩衝茶入 蒲生肩衝 南宋∼元
千 利休
共筒虫喰茶杓 桃山
金沢市指定文化財 青井戸茶碗 銘 雲井 李朝
釘彫伊羅保茶碗 銘 花緑 李朝
初代楽長次郎 桃山
赤楽茶碗 銘 手枕 蔵
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当館は、昭和 41年 (1965) に開館以来、茶道具の名品を公
開する美術館として好評いただき、45周年を迎えました。
この 10 月 18 日、当館近くに鈴木大拙館が開館します。鈴木
大拙は世界的な禅の研究者として知られています。禅と茶
道は関わりが深く、茶室は市中の山居といわれ、ここで世
俗を忘れるひとときは禅の境地に通ずると言えるかもしれ
ません。室町時代に遊興に陥った喫茶を侘び寂を基調とし
た嗜みに改めたのも禅を修行した茶人たちでした。そこで
今回は、禅と茶道の接点とも言える禅語の掛物を取り上げ、
総数 25点を解説を添えて展示します。一見、難解な禅語も、
分かりやすく解説されると味わい深く心の糧、人生の指針
となります。あわせて、館所蔵の茶道具の中から幽玄な侘
び寂の境地を見せる高麗茶碗、茶入、茶杓、釜など、名品
25点を展示します。
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重要文化財 墨蹟 夢窓疎石(1275 ~ 1351) 室町 当館蔵
「枝垂れ柳が清流に影を映す」というさりげない春の叙景
に始まり、その水音は心静かに聞くなら仏の教えの声となっ
て響いてくるが、意識して聞き取ろうとすれば捉えられな
くなると述べ、無為自然な心構えが大切なことを説く。
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