第一回モビリティデザイン学生WS 事前個人課題ppt. 1/5.2009 岡山大学大学院環境学研究科 社会基盤環境学専攻 片岡 洸 テーマ:金沢の公共交通の魅力を高める上での自転車の有効活用プログラム 観光・買い物目的での自転車利用に着目 金沢市中心部 ・古い町並みで形成 ・幅員の狭い道路が多い 市街地 ・金沢駅前エリア ・武蔵が辻エリア* ・片町,香林坊エリア*… 観光地 ・兼六園* ・ひがし茶屋街* ・長町武家屋敷跡* ・寺町・にし茶屋街*… *金沢駅から約1~2km離れて点在 それらをカバーする公共交通機関 各拠点間の移動はカバー ◇城下まち金沢周遊バス(約12分間隔,200円/回) ◇金沢ふらっとバス(約15分間隔,100円/回・4ルート) など ・市街地や観光地はそれぞれ面的に広がっており,バスではそれぞれのエリア内部に おける移動まではカバーできない ・両路線ともに進行方向が一定 ・目的地によっては複数回の乗換えが必要 + その都度,運賃を支払う必要がある ・城下まち金沢周遊バス一日乗車券(500円/日)では金沢ふらっとバスは利用できない バス停端末交通としてのレンタサイクルのサービスを提案 バス路線やバス進行方向の制約を受けることなく 徒歩よりも広域に気軽に移動することが可能となる 既存のレンタサイクル バスとは別の料金体系 ・JR金沢駅レンタサイクル 借りる場所と返却場所は同じ場所 ・北鉄レンタサイクル ・ホテルでのサービス など 利用者にとってはあまり 効率的ではない より利用しやすく,魅力的なサービスとするために… ◇駐輪所を主要ポイント複数箇所に設置 ◇借りた場所ではなく都合の良い場所に位置する駐輪所に返すシステム ◇バスとの料金体系の連携 ◇走行ルート等の情報提供 これらサービスを同時に提供 など 拠点間の「バスでの速やかな移動」と「自転車での寄り道も含めた自由な移動」の選択可能 徒歩よりも気軽に・広域に移動が可能・・・新たな観光ポイントの発掘 東山地区・自転車走行指導帯と連携して全国へアピールできる 問題・課題 ◇駐輪所(借・返)の設置場所の選定 ・需要が得られるポイントへの駐輪所の配置 ・自転車ではなく徒歩で通行してほしいエリアなどをも考慮する必要あり ◇バスとの連携 ・バスとの一体化した料金システム ◇運用システムの確立 ・駐輪所無人化も視野に入れた運用システム ・メンテナンスや自転車台数調整といった管理システム ・資金問題 … ◇各商業地や観光地の駐輪場の整備 ・自転車での来訪者への対応 ◇ルールの作成 ◇他の観光サービスとの比較…自転車を利用するメリット・デメリットの把握 ・タクシーを利用する場合 ・既存の観光プランとの比較 ・自転車だからこそ可能となる新たな観光資源の発掘 など
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