ジュニアマリン賞優秀賞 富山高専商船学科 2・3 年生 写真左より、E3 の沢田君、N3 の土屋君、N3 の齋藤君、N2 の石黒さん、N2 の浦畑さん る内容でした。今年は同じ「海王丸」がテー 「ジュニア・マリン賞」は、小・中・高校生 の皆さんに海の生き物や環境保全、 海運など、 マですが、同船が建造されたいきさつの歴史 広く海に対する興味や親しみを深め、海の恩 に迫り、帆船訓練が船員教育に重要であるこ 恵に感謝する気持ちを育むことを目的として、 とを見い出したものでした。 これらをテーマとする調査・研究や活動のレ 海王丸の歴史に目を向けたきっかけは、昨 ポートを募集し、優秀なレポートを表彰する 年行われた「全船協」の 80 周年行事で、海 もので、今回は 10 回目です。 王丸も同じ 80 周年でしたが、地方商船学校 今年の発表・表彰式は、3 月 11 日に発生し 関係者が大型練習船を建造させる運動を行い、 た東日本大震災等の状況に鑑み中止とし、上 それが実ったと同時に「全船協」の前身であ 位 3 点を決定する審査会のみ行いました。 る「商船格好十一会」が結成されたのです。 富山高専は商船学科の学生が、昨年に続き ノミネートされましたが、残念ながら上位 3 点には入りませんでした。 この両者は切っても切れない関係でした。 全船協としても、このようなテーマが優秀 作品に選ばれたことに大きな意義を感じ、昨 それにしても富山商船学科が、しかも 2 年 年に続き、5 月 30 日全船協の本部に学生を招 連続で「海王丸」をテーマとして、レポート 待し、富山商船同窓会関東支部と共同で、祝 を作成し、優秀作品にノミネートされた意義 賀会を行いました。 はたいへん大きいものがあります。 学生には富山商船同窓会関東支部長から記 昨年は、富山新港に浮かぶ「海王丸」のボ 念品を、全船協会長から金一封が贈られまし ランティア活動を通じて、海への理解を深め た。学生の皆さんに心から拍手を送ります。 全船協 専務理事 本望隆司(富山 N52 期)
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