淫帝国 〔シュウ〕 - タテ書き小説ネット

淫帝国 〔シュウ〕
コロ
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うぞ。
︻小説タイトル︼
淫帝国 ︹シュウ︺
︻Nコード︼
N2275BL
︻作者名︼
コロ
︻あらすじ︼
本編﹃淫帝国﹄のアナザーストーリー。第7部分﹃侵食﹄から分
岐。羞恥系重視。
淫帝国。そこは快楽に彩られた帝国。青年シュウはサキュバス︻マ
リア︼に敗北し、館でマゾ奴隷として飼われることに⋮。その調教
方法はなんと!徹底した幼児調教だったのだ。
1
◆登場人物・紹介︵前書き︶
・本編・第7部分﹃侵食﹄から分岐。
注意本編からの派生ルートなので、ネタばれありです。
先に、本編を読んでいただく事をオススメします。
2
◆登場人物・紹介
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー
★シュウ ﹃ゼロの弟﹄
・年齢20歳
・身長149cm
・童顔。体格は小柄
サキュバスの﹃アカデミー襲撃﹄に遭う。
その際、警備地点に現れたサキュバス﹃マリア﹄と戦闘するが
敗北。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー
︻マリア︼ ﹃サキュバス界の聖母﹄
・身長⋮⋮172cm
・体型⋮⋮若干、筋肉質。女性特有の柔らかい肉体。美乳。
・髪型⋮⋮肩まで伸びたサラサラの黒髪
・瞳 ⋮⋮黒い瞳
・性格⋮⋮母性溢れる性格
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮幼児調教・体術
・技⋮⋮﹃包茎化魔法﹄﹃ネームチェンジ﹄﹃レベルダウン﹄
3
・一人称⋮私・わたし
﹃サキュバス界の聖母﹄の異名を持つ慈悲深きサキュバス。
偏った愛情を注がれ、廃人となった奴隷は数知れず。
誘惑攻撃だけでなく格闘技も得意としている。
・部下として豊満なサキュバスが7人、館に常駐。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー
︻アーリア︼ ﹃ショタを包み込む超乳﹄
・身長⋮⋮167cm
・体型⋮⋮超乳・豊満・バストサイズMカップ
・髪型⋮⋮黒髪セミロング
・容姿⋮⋮菩薩のような優しい顔立ち・館にいる際はメイド服着
用。
・瞳 ⋮⋮黒い瞳
・性格⋮⋮母性溢れる性格
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮拘束技
・一人称⋮私・わたし
・技⋮⋮﹃特濃睡眠母乳﹄﹃肉椅子﹄﹃股間甘やかし叩き﹄
﹃肉敷布団﹄﹃肉掛け布団﹄﹃ぱふぱふ催眠﹄
・マリアの部下の中では1番の古株。
普段は胸部分だけが露出したメイド服を着ている。
マリアが留守の日中、シュウの世話と教育を監督している。
4
その超乳を駆使した拘束技と多彩な攻めが特徴。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻メーテル︼ ﹃ドジっ娘天才コック﹄
・身長⋮⋮163cm
・体型⋮⋮バストサイズIカップ
・髪型⋮⋮黒髪ショート・髪留めをつけているため幼い雰囲気
・瞳 ⋮⋮黒
・性格⋮⋮母性溢れる性格・ドジ
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮母乳料理・催眠料理
・技⋮⋮﹃ドジっ娘ラッキーパンチ﹄
・一人称⋮私・わたし
・マリアの部下の中で1番の新入り。実は、かなりのドジっ娘。
普段は胸部分だけが露出したメイド服を着ている。
料理が得意で、人間界の料理人が出しているレシピ本を読むの
が趣味。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻イナンナ︼ ﹃精力増強母乳サキュバス﹄
・身長⋮⋮166cm
・体型⋮⋮バストサイズFカップ
・髪型⋮⋮黒髪
・瞳 ⋮⋮黒
5
・性格⋮⋮母性溢れる性格・ノリが良い・子どもに好かれる
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮幼児調教・イメージプレイ
・技⋮⋮﹃コスプレ陵辱﹄﹃絵本読み聞かせ﹄
﹃赤ちゃん・ショタっ子・幼児遊び﹄
・一人称⋮私・わたし
・マリアの部下の1人。普段は胸部分だけが露出したメイド服を
着ている。
坊やの遊び相手を率先して務める優しいお姉さんサキュバス。
ノリが良く、幼児化した男と同じ目線で遊びに参加してくる。
趣味はコスプレ。男の子の馬鹿げた子どもっぽい妄想も受け止
めてくれる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻アシュトレト︼ ﹃催淫母乳サキュバス﹄
・身長⋮⋮164cm
・体型⋮⋮バストサイズEカップ
・髪型⋮⋮黒髪
・瞳 ⋮⋮黒
・性格⋮⋮母性溢れる性格
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮幼児調教
・技⋮⋮﹃オモラシ羞恥調教﹄﹃トイレトレーニング﹄ ・一人称⋮私・わたし
6
・マリアの部下の1人。普段は胸部分だけが露出したメイド服を
着ている。
マリアが調教する坊やのトイレトレーニングを担当する厳しく
も優しい
サキュバス。彼女の指示に従い、しっかり排泄出来れば御褒美
が貰える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻アスタルテ︼ ﹃陶酔母乳サキュバス・参謀﹄
・身長⋮⋮162cm
・体型⋮⋮バストサイズGカップ
・髪型⋮⋮黒髪
・瞳 ⋮⋮黒瞳
・性格⋮⋮母性溢れる性格・知能指数IQ200
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮幼児調教
・技⋮⋮ ﹃陶酔淫気﹄﹃リラックスハグ﹄
・一人称⋮私・わたし
・マリアの部下の1人。普段は胸部分だけが露出したメイド服を
着ている。
他の部下同様、母性による幼児調教が得意だが、発する淫気が
特殊。
彼女の淫気にはリラックス作用があり、吸い込むごとに身体が
弛緩し、
心が呆けて、たちまち恍惚・陶酔状態になってしまう。
7
策士としてサキュバス界でも有名で、マリアの愛でる坊やに対
する
調教計画の骨組みを組み立てている中心人物である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻スリス︼ ﹃幼児調教・教育係・上半身担当﹄
・身長⋮⋮168cm
・体型⋮⋮美乳。バストサイズHカップ・Yシャツ・黒スカート
・髪型⋮⋮黒髪セミロング
・瞳 ⋮⋮黒
・性格⋮⋮母性溢れる性格
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮おっぱい洗脳・教育的キス
・技⋮⋮﹃ねっとり甘やかしチュウ﹄
・一人称⋮私・わたし
・マリアの部下の1人。普段はYシャツと黒スカート姿。 眼鏡をかけているインテリ系美女で、基本的に口調は冷たい。
その上、表情をあまり出さない。ただ、性格はかなり優しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
︻ミネルヴァ︼ ﹃幼児調教・教育係・下半身担当﹄
・身長⋮⋮169cm
・体型⋮⋮バストサイズHカップ・Yシャツ・黒スカート
8
・髪型⋮⋮黒髪セミロング
・瞳 ⋮⋮黒
・性格⋮⋮母性溢れる性格
・性癖⋮⋮ショタコン
・責め⋮⋮羞恥系
・得意技⋮乳洗脳・教育的尻叩き
・技⋮⋮﹃ドリルアナル舐め﹄
・一人称⋮私・わたし
・マリアの部下の1人。普段はYシャツと黒スカート姿。 首に黒いチョーカーを巻いている。インテリ系美女で口調は冷
たい。
その上、表情をあまり出さない。ただ、性格はかなり優しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・
9
◆悩める聖母
★
全世界を恐怖と快楽で支配しようと目論む種族﹃サキュバス﹄
10年前の予言の日。彼女達は地上に現れた。
サキュバス達はアーカムを本拠地とし、独自の国家を創った。
その国の名が﹃淫帝国﹄
女尊男卑。これが帝国内における絶対的なルール。法だった。
そして彼女達は、このルールを世界中の人間にも強制的に押しつけ
た。
﹃快楽による支配﹄という形をとって⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
●本拠地﹃淫帝国﹄から出撃するサキュバス軍団。
ある時は王国へ。ある時は大都市へ。そしてある時は小規模な町
へ⋮
快楽を餌に、その地で平和に暮らす人々を支配し、奴隷に変えて
いく。
そして今、人間界の希望の星を育成する訓練施設・アカデミーま
でが、
サキュバス族の手中に収まろうとしていた⋮
10
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
︽アカデミー東棟・屋上︾
﹁ママ⋮ママ⋮﹂
﹁あらあら。まだ本格的な調教をしていないのに、
寝言でママを求めちゃうなんて、元から甘えん坊さんなのねぇ﹂
アカデミー東棟制圧の任務を担当する指揮官。
彼女の名は︻マリア︼
・若干、筋肉質だが女性特有の丸みあり。美乳。
・肩まで伸びたサラサラの黒髪。
・優しげな輝きを放つ黒い瞳。
彼女は淫闘を終えたばかりだった。
淫闘の相手は童顔の訓練生。名前は︻シュウ︼という。
しかし今は違う。淫闘に敗北した彼は、マリアによって名前を
剥奪されてしまい、代わりに新たな名前を与えられた。
これからは誰も彼の事を︻シュウ︼とは呼ばない。
シュウ自身も自分の名を忘れていた。
今後、彼は︻ボウヤ︼としか呼ばれなくなった。サキュバスの
恐るべき魔力によって、新たな人生を歩む事になったのだ⋮
11
﹁マリア様!東棟屋上の制圧。完了しました!﹂
母性愛に溢れるサキュバス達が報告に来る。彼女達はマリアの部下。
彼女達と闘った結果、敗北してしまった訓練生や教官達は、
全裸にされ、縄で縛り上げられていた。
︹屋上・完全制圧︺
﹁あっけない⋮。これが屈強な戦士を輩出する
人間界の重要機関アカデミー?笑わせてくれるわ⋮﹂
﹁本当にそう。
こんな場所が難攻不落だと思われていたなんてね﹂
マリアの部下達が妖しく笑う。
するとマリアが優しい口調で部下をたしなめる。
﹁こらこら。油断しない。また屋上を制圧しただけよ﹂
﹁申し訳ありません。予想外に制圧が簡単で、つい⋮﹂
﹁申し訳ありません﹂
色っぽい仕草で照れるサキュバス達。マリアの部下はタイプ的にい
12
うと母性型。
皆、容姿年齢は人間でいうところの20代後半から30代前半。
体型はグラマラスで特に胸が大きく、属にいう﹃乳魔﹄タイプだっ
た。
・基本的に優しい性格
・羞恥責めが得意。
・おっとり系が多い。
普段から彼女達はマリアの館で働いている。
ただ、その関係は単純に﹃上官と部下﹄という訳ではない。
形式的にはそういう形を取っているが、
マリアは7人の部下達を家族同然に思っていた。
﹁マリア様。次はどうしましょう?
シン様の指示通り、東棟を完全制圧しておきますか?﹂
﹁そうね。早く仕事を終えて、
帝国の館でボウヤを愛でてあげたいし⋮﹂
﹁ちょうど良かったですね、マリア様。
前のボウヤは廃人に⋮﹂
﹁ちょっと!﹂
﹁あっ!﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
13
他のサキュバスが止めに入ったが、少し遅かった。
7人の部下の中では1番の新入り︻メーテル︼が余計な事を口走っ
てしまったのだ。
しかし、部下の失言に対してマリアは、にこやかに微笑む。
﹁いいのよ、気にしないで﹂
﹁は、はい⋮。申し訳ありません﹂
﹃サキュバス界の聖母﹄という異名で呼ばれているマリア。
彼女が好む調教。それが﹃幼児調教﹄だ。
捕らえた成人男性に歪んだ愛情をありったけ注ぎ込み、
理性と判断力を失わせる甘美な調教。マリアの調教を受けた者は皆、
戦士としての心を失い、無垢なボウヤにされてしまうのだ。
しかし問題があった。
彼女に調教された者は半年以内に必ず廃人となってしまうのだった。
彼女曰わく、雄大な愛を受け止める事が出来る人間がいないのだ⋮
という。これはあくまでもマリアの言い分。
実際の所、悪いのは人間ではない。マリアの調教が苛烈過ぎるのだ。
気に入った人間を見つけると執拗かつ濃厚な幼児調教を
ひたすら施してしまうという、ある種、病的な性癖を持つサキュバ
ス。
それがマリアなのだ。
14
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
今回、アカデミー襲撃部隊として参戦したのも理由があった。
それは可愛がっていたボウヤが1週間前に廃人となってしまったた
め。
普段は温厚で人間への攻撃は控えているマリア。だが、今回ばかりは
新たなボウヤを求めて、アカデミー襲撃作戦に参加したのだった。
部下達は気を遣ったのだ。廃人となった奴隷を前にした時の、
マリアの悲しみに満ちた、あの表情。それを何度も見てきたから⋮
マリアが部下達を大切に思っているのと同様に、
7人の部下達もまた、マリアに幸せになって欲しいと思っていた。
そして今日、マリアは素晴らしいボウヤを手に入れた。
今度こそ、マリア様に悲しい思いはさせない。
部下達は総力をあげてシュウの調教をバックアップするつもりだっ
た。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
﹁マリア様。この東棟の制圧は私共に任せて下さい!
マリア様は屋上でボウヤと御一緒にお待ち下さ⋮﹂
15
﹁だめよ!﹂
﹁えっ?﹂
部下の中では1番の古株である︻アーリア︼
彼女の言葉をマリアは優しく遮った。
﹁東棟制圧は私がするわ!
みんなは屋上でボウヤと捕まえた教官と訓練生を見張っていて﹂
﹁お、お一人で?﹂
﹁ええ。久しぶりに身体を動かしておかないと!
みんなには迷惑かけたし、それくらいさせて⋮﹂
﹁迷惑だなんて、そんな⋮﹂
この1週間。マリアは塞ぎこんでいた。
奴隷を廃人に追い込んだ事がショックだったからだ。
強烈過ぎる淫気が却って、調教に悪影響を及ぼしているのだ。
シンの出撃命令が届かなければ、まだ館で落ち込んでいたかもしれ
ない。
﹁大丈夫よ!東棟は4階建て。
すぐに制圧してみせるわ!﹂
16
﹁しかし⋮﹂
﹁じゃあ、メーテル!
あなたが同行してくれる?﹂
﹁へっ?﹂
突然、マリアに指名された新入りの部下・メーテル。
彼女は何が何だか分からないという表情になる。
﹁あの⋮その⋮﹂
﹁大丈夫よ、メーテル。新入りのあなたはまだ見た事が無いでしょ
う?
マリア様の闘いを見学させてもらいなさい﹂
﹁は、はい!よろしくお願いします!﹂
﹁そう固くならないで。アーリアも人が悪いわ。
見学なんて⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
﹁ボウヤを頼むわよ。
まぁ、屋上から下へ下へ制圧していくから、
ここには誰も上がって来れないだろうけど⋮﹂
﹁大丈夫です!お任せ下さい!﹂
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﹁お願いね!﹂
マリアの微笑みを見てアーリアは安心する。良かった。
普段のマリア様に戻った。まだ傷は癒えていないだろが、
新たなボウヤを手に入れた事でマリアの顔に笑顔が戻った。
それは、とても喜ばしい事だ。
ただ⋮それはあくまでもサキュバス側の視点から見た意見。
人間達にとっては歓迎出来ない事だった。
上級サキュバス・マリアが本領発揮するという事。それ即ち、
最上級サキュバスに匹敵する力を持つ悪魔と戦わなければならない⋮
という事なのだ。
・
18
◆お漏らしボウヤと嘘つきボウヤ
★
︽東棟4階︾
﹁うあ⋮⋮﹂﹁マリア様⋮マリア様⋮﹂﹁ボク⋮。ボク⋮﹂
色っぽい黒レースの下着。
廊下に佇む美女は、それしか身につけていなかった。
身長は170センチオーバー。
更にヒール付きの靴を履いているため、180センチ近くになっ
ている。
艶やかな黒髪。優しい眼差し。
ギリシア彫刻のように美しい肉体と柔らかそうな美巨乳・美尻。
美女はサキュバス。彼女は柔和な表情を浮かべて、
つい先程﹃攻撃﹄を仕掛けてきた3人の訓練生達を見つめていた。
﹁ウフフ⋮。どうしたの、ボウヤ達?
さっきの威勢はどこにいったのかしら?﹂
﹁うあ⋮﹂﹁ふわっ⋮﹂﹁ひいっ?!﹂
19
3人の訓練生達がペタンとその場に尻餅をつく。
彼らは皆、悠然と佇む美女を見上げ、身体を震わせていた。
﹁あらまぁ。ガタガタ震えているわよ。
寒いの?﹂
﹁うあっ!く、来るなっ!来ないでくれっ!﹂
﹁大丈夫。すぐに温めてあげるわ⋮﹂
﹁ひいっ!ひいいいっ!﹂
3人の中では1番年下の訓練生が下着姿のサキュバスに抱擁されて
しまう。
マリアは訓練生の髪を優しく撫でながら、
ブラをつけたままの乳房が創り出す谷間に訓練生の顔を導いてやる。
すると、どうだろう!
今の今まで怯えていた訓練生が大人しくなったではないか。
マリアに抱かれ、瞳をトロ∼ンとさせる訓練生。
残りの2人は尻餅をついたまま、後退る。
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
﹁怖くない、怖くない⋮⋮。
ママの腕の中でゆっくりお眠り⋮﹂
20
﹁マ⋮⋮マ⋮﹂
﹁ほら⋮。おねんねなさい﹂
﹁ふぁい⋮⋮﹂
ギュッ⋮⋮
マリアに強く抱きしめられ、歓喜の悲鳴をあげる訓練生。
一方、2人の訓練生はというと、恐怖が臨界点を越したのか。
尻餅をついたまま、股関をジンワリと濡らしていた。
﹁あらまぁ!﹃甘えたボウヤ﹄だけじゃなくて
﹃お漏らしボウヤ﹄もいるのね。しかも2人も⋮﹂
﹁あ⋮﹂
﹁い、いや⋮⋮。たちけて﹂
標的となった2人の訓練生。マリアは魔性の抱擁によって
甘えん坊となった訓練生を廊下に優しく横たえて、失禁してしまった
2人の訓練生達に狙いを変えた。マリアは立ち上がり、尻餅をつい
たまま
立ち上がれない可愛いボウヤ達を上から見下ろす。
21
﹁だめじゃない、ボウヤ達!
お兄ちゃんの癖に、ちっち漏らしちゃ⋮
カッコ悪いでちゅよ?﹂
﹁ふわっ!﹂
﹁ひいっ!﹂
サキュバスの快楽攻撃。その恐ろしさに完全に萎縮してしまった
訓練生達は、ガクガクと笑う膝をなんとか奮い起こし、逃走を図る。
だが、聖母からは逃げられない。
マリアが優しくも厳しい態度で訓練生達に向かって、言葉を発する。
﹁ボウヤ達っ!まだお説教は終わってないのっ!
そこにたっちなさいっ!﹂
﹁ひあっ!?﹂
﹁う、うそっ!﹂
ビシッ!
マリアに背を向け、情けなく逃げようとしていた訓練生達。
だが、マリアの言葉を聞いた瞬間、
言われた通りにその場で直立不動の体勢をとってしまったのだ。
22
しかも動けない?!ビシッと直立したまま、母性に溢れるサキュバ
スが
近づいてくるのを、ただただ待つしか出来なくなってしまったのだ。
﹁全く⋮。悪い子でちゅね。
ママに怒られるのが嫌だからって逃げ出すなんて。
ほら、お股広げて!﹂
﹁ああっ!﹂
﹁らめっ!﹂
バッ!
マリアに命じられるままに動く訓練生。
直立の姿勢から操られるように股を開いた。
マリアは2人の間に立ち、怯えるボウヤ達の股関に手を伸ばす。
フニュ⋮
フニュ⋮
﹁ふわっ!﹂﹁ああっ!﹂
失禁した訓練生2人が同時に悲鳴をあげる。マリアが、
尿で濡れてしまった制服ズボンの股間部分を鷲掴みにしてきたから
だ。
23
﹁ここっ!これは何?
お兄ちゃんの癖にズボンがビチャビチャ!
おまけにくちゃいっ!﹂
﹁あひいっ!﹂
﹁しゅいましぇんっ!﹂
泣き顔でマリアを見上げる訓練生達。
先述したようにマリアの身長は170オーバー。
しかもヒールを履いているため、180近くになっている。
一方、訓練生達はというと160センチと166センチ。
必然的にマリアを見上げるという形になってしまうのだった。
濡れた股間をズボン越しにギュッ⋮ギュッ⋮と大きな掌で刺激され
る。
その度に2人はアンアンと可愛く悶えてしまう。
﹁2人共、ばっちいわ!本当に﹃お漏らしボウヤ﹄ね!
ほらほら!僕は﹃お漏らしボウヤ﹄ですって自分で宣言しなさい﹂
﹁あっあっ!いやぁっ!﹂﹁ふわっ!ふわっ!﹂
﹁あら、認めないの?
自分のオシッコの香りを、しっかり嗅ぎなさい!﹂
24
そう言うと、マリアは股間から手を離し、
2人の顔の前に掌を持っていく。
﹁うあっ!?﹂
﹁ひあっ!?﹂
2人の訓練生が羞恥で顔を真っ赤にする。それは当然といえば当然。
失禁したせいで濡れてしまったズボンをギュッ⋮と握っていたマリ
ア。
彼女の掌には、訓練生達の尿の香りがしっかりと染みついていた。
﹁これでも自分が﹃お漏らしボウヤ﹄じゃないって言い張るの?
ママの掌をしっかり嗅ぎなさいっ!もう一度、聞いてあげる!﹂
﹁ふわっあ⋮﹂
﹁ひぐう⋮﹂
金縛りにあったかのように動けない訓練生達は、
マリアの掌に染みついた自分達のアンモニア臭に鼻腔を犯されてし
まう。
そして宣告通り、マリアが訓練生達に再度、問いを投げかける。
﹁どう?ボウヤ達は﹃お漏らしボウヤ﹄でしょ?
25
ママに怒られて、ちっちジョボジョボしちゃう恥ずかしい子!
そうよね?﹂
﹁うあ⋮ちっ⋮。ちがう⋮。
俺はお漏らしボウヤなんかじゃ⋮ないっ!﹂
166センチの訓練生は、まだ理性が残っていた。
そのおかげでマリアの言葉に何とか抗う事が出来た。
しかし、もう1人。160センチの訓練生の方は違った。
﹁はひっ!ボクはっ!﹃お漏らしボウヤ﹄ですうっ!﹂
﹁お、おいっ!﹂
﹁うへへ⋮。はじゅかしい⋮﹂
マリアの強烈な淫気に屈し、理性が溶けてしまった訓練生は
﹃お漏らしボウヤ宣言﹄をしたせいで激しい羞恥に襲われ、
顔を真っ赤にしていた。だが、どこか楽しげでもあった。
﹁目、目を覚ませっ!サキュバスの罠だ!﹂
﹁うへへ⋮。ボクはお漏らしボウヤ⋮
うへへ⋮﹂
﹁うくっ⋮﹂
26
ダメだ!完全にサキュバスの甘い淫気に毒されている。
そして自分も危ない。未だに堕ちていないのは自分だけなのだ。
マリアは優しい微笑みを浮かべて、堕ちた﹃お漏らしボウヤ﹄を
利用して残った訓練生を誘惑する。
﹁偉いわぁ、お漏らしボウヤ。
それに引き換え⋮﹂
﹁うっ?!﹂
﹁ママは嘘つきが嫌いです!
﹃嘘つきボウヤ﹄はそこで見ていなさいっ!﹂
﹁なっ?!﹂
未だ耐える訓練生にそう言い、
マリアは﹃お漏らしボウヤ﹄の背後に回り込む。
﹁服をヌギヌギしまちょうね、お漏らしボウヤ♪﹂
﹁ふぁい♪﹂
﹁や、やめろっ!目を覚ませっ!﹂
﹁うるさいでちゅねぇ。
27
﹃嘘つきボウヤ﹄の戯言は無視しまちょうね。
﹃お漏らしボウヤ﹄♪﹂
﹁ふぁい♪﹂
﹁ヌギヌギ♪ヌギヌギ♪﹂
﹁ぬぎぬぎ♪ぬぎぬぎ♪﹂
同級生が裸になっていく様を何も出来ずに絶望的な気分で
眺めなければならない訓練生。
しかし当の同級生は満面の笑みを浮かべて、自ら服を脱ぎ去ってい
った。
どうやら堕ちた同級生の金縛り呪縛は解けているようだ。
しかし自分は違う。まだ動けないままなのだ。
マリアはニコニコ笑顔で訓練生が服を脱ぐ姿を眺めている。
そして⋮
﹁ぬげたぁ♪﹂
﹁えら∼い♪﹃お漏らしボウヤ﹄。
自分でお洋服を脱げるようになったのねぇ﹂
﹁えへへ⋮﹂
﹁ボウヤはお利口さん。
お利口さんはたっぷりヨシヨシしてあげないとね﹂
28
﹁うーん♪﹂
﹁ほら!﹃嘘つきボウヤ﹄!あなたはそこで涎を垂らして見てなさ
い!
素直に認めていれば、ここまで幸せな思いが出来た
っていう事を思い知りなさい!﹂
﹁や、やめろっ!やめろぉ!﹂
全裸となった﹃お漏らしボウヤ﹄の背後に回り込み、
優しく抱擁していくマリア。
そして淫気に毒されて、硬くなった肉棒にゆっくりと手を伸ばす。
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁あれぇ?
おちんちんの先っぽからタラ∼ンって垂れてまちゅねぇ?﹂
﹁うひっ♪﹂
﹁これは何でちゅかぁ?お漏らしボウヤ?﹂
羞恥で顔を真っ赤にする訓練生の耳元で妖しく囁くマリア。
下着姿のままだが、その柔らかな美巨乳を訓練生の背中に
グイグイと押しつける。
29
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁ほら、教えて?賢いボウヤ。教えてくれたら、
ママのこの大きなお手手でおちんちんを甘やかしてあげる⋮﹂
ビクンっ!
マリアの言葉に身体を震わせる﹃お漏らしボウヤ﹄。
その瞬間、彼の心からは迷いが消えた。
﹁エッチなお汁、漏らしちゃったぁ!だって僕は⋮
だって僕は﹃お漏らしボウヤ﹄だからぁっ!﹂
﹁うふふ⋮♪お利口さん﹂
グチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャ♪
﹁ひいいいいいっ!﹂
訓練生の身体に包み込むように絡みつき、
背後から大きな掌での手淫を開始する。
訓練生の肉棒は完全にマリアの掌に包み込まれ、隠れてしまった。
グチャグチャ♪グチャグチャ♪
30
﹁あっ!あっ!あっ!﹂
﹁良いお声。﹃お漏らしボウヤ﹄。
ママがお手手を筒みたいにしててあげるから⋮﹂
﹁ふわ?!﹂
﹁自分で腰を振りなさい!﹂
﹁は、はひいっ!﹂
ジュチャジュチャジュチャジュチャ!
﹁ママの手マンコ、気持ちいい?ほらほら!
ジュポジュポ激しく交尾なさいっ!
ママの手マンコ、妊娠させなちゃいっ!﹂
﹁はぁ⋮はぁ⋮!キモヒイイ⋮﹂
﹁ジュポ♪ジュポ♪ほら、ボウヤも一緒に!﹂
﹁ジュポ♪ジュポ♪ひいいっ!﹂
﹁うふふ⋮﹂
マリアの掌に自ら肉棒を擦りつける訓練生。
そして﹃ジュポジュポ﹄というマリアの言葉に合わせて腰を振る。
恥ずかしい。恥ずかし過ぎる。
31
だが、それと引き換えに素晴らしい快感を与えてもらえるのだ。
﹃お漏らしボウヤ﹄となった訓練生は必死になって腰を振り、
快感を貪っていた。そしてマリアは、そんな可愛いボウヤを
楽しませてやる。彼女からは肉棒を扱く動作をしていない。
訓練生自身が自ら肉棒に刺激を与えているからだ。
ただ、筒状にした掌に力を込めて、
肉棒に緩急をつけた圧迫刺激を与えていた。
﹁そんな情けない腰振りじゃあ、
どんなに優しい女の子でも満足させられないでちゅよぉ?﹂
﹁ひやああっ!﹂
﹁ウフフ⋮。でも大丈夫。ママが鍛えてあげるから!
⋮⋮あら?あそこにも誰かいるわ。
ママにおちんちんを鍛えてもらいたいと
思っている子がいるみたいね?﹂
﹁ふえ?﹂
﹁ほら見てぇ。ねぇ﹃お漏らしボウヤ﹄。
あの子、知ってる?あの子の名前、知ってまちゅかぁ?﹂
既に堕ち、快楽に呆ける﹃お漏らしボウヤ﹄に問いかけるマリア。
すると訓練生はとろけた顔になって、嬉しそうな笑顔で答える。
32
﹁﹃嘘つきボウヤ﹄だぁ!ウヒヒヒ♪﹂
﹁ウフフ⋮。そうだったわね。
﹃お漏らしボウヤ﹄がヨシヨシされているのを見て、
1人でお洋服ヌギヌギしちゃったのかしら。
はしたない⋮。それで?何か用かしら?
﹃嘘つきボウヤ﹄?﹂
そう。そこには先程、マリアの誘惑に何とか耐える事が
出来た訓練生が立っていた。
いつの間にか金縛りの呪縛が解かれていたようだ。
しかし、彼はサキュバスに反撃する所か、
防御力を自ら皆無にする行為をとっていた。
服を全て脱ぎ去るという、自滅を意味する行為を⋮。
彼は顔を真っ赤にして叫んだ。
﹁ぼ、僕も可愛がってくだひゃいっ!﹂
﹁ウフフ⋮⋮・やっと素直になったわね。
それとも今の言葉も﹃嘘﹄かしら?
﹃嘘つきボウヤ﹄﹂
﹁ひはあっ!﹂
﹁分かっているわよ。さぁ、こっちへ来なさい。
﹃お漏らしボウヤ﹄と一緒に可愛がってあげるから⋮﹂
33
﹁は、はひいい!﹂
こうして3人目も堕落してしまった⋮
アカデミー東棟が着実に母性に包まれていく⋮
・
34
◆優しいトドメ
★
︽東棟4階・教室︾
母性愛の溢れるサキュバス︻マリア︼。彼女は廊下から教室に入っ
ていた。
今、部屋に置いてあったパイプ椅子に座っている。
そしてその前には3人の生け贄が⋮
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
﹁ママぁ⋮ママぁ⋮﹂
﹁だめっ⋮らめえ⋮﹂
﹁こ∼ら♪だめじゃない!
ボウヤ達の未熟なおちんちんを鍛えてあげてるんでちゅよ?
もっと激しく皮オナニーしないと⋮﹂
﹁ふひいいっ⋮﹂
﹁こんなのっ!﹂
﹁らめええっ!﹂
35
チュコチュコ♪チュコチュコ♪
全裸になり、サキュバスの前でオナニーに励む3人の男。
﹃甘えたボウヤ﹄﹃お漏らしボウヤ﹄﹃嘘つきボウヤ﹄
母性に屈し、サキュバスの人形と化した訓練生達だ。
﹁せっかくママが﹃おまじない﹄をかけて、
イモムシおちんちんにしてあげたのに3人共。
情けないでちゅよ!皮かむりくらいでアンアン泣かない!﹂
﹁ひあっ!﹂
﹁だって⋮﹂
﹁きもひいい⋮﹂
﹁うふふ⋮。可愛い﹂
パイプ椅子に色っぽく脚を組んで座る聖母。
その前で必死に自滅の道を突き進む哀れな男達。
皆、魔法によって﹃皮かむり﹄となった性器に右手を添えて、
甘く狂おしい快感を刻み込んでいた。
﹁あら、お漏らしボウヤ。
またタラーンってエッチなお汁が垂れてまちゅね?﹂
36
クチュ♪
﹁ヒャン♪﹂
マリアが人差し指で﹃お漏らしボウヤ﹄の亀頭を軽くツツく。
するとそれを見た2人のボウヤは浅ましくおねだりを始めた。
﹁ぼ、僕にも気持ちいい事してくらはいっ!﹂
﹁ママっ!ママっ!甘えたなのっ!
僕、甘えただからっ!﹂
﹁どうしようかなぁ∼?﹂
クルクル⋮♪クルクル⋮♪
﹁ひがあああっ♪﹂
お漏らしボウヤの亀頭を人差し指のみで愛撫するマリア。
クルクルと亀頭を刺激され、お漏らしボウヤは歓喜の悲鳴をあげる。
﹁ず、ずるいっ!﹂
﹁僕もっ!僕も激しくオナニーできるからっ!﹂
37
チュコチュコ♪チュコチュコ♪
﹁うひいいいっ!﹂
﹁僕だって!﹂
チュコチュコ♪チュコチュコ♪
﹁ふひいっ!﹂
﹁あらあら。甘えたボウヤも嘘つきボウヤも頑張るわねぇ⋮﹂
聖母に快楽という愛を恵んでもらうため、
自らの浅ましさをアピールする訓練生達。
一方、何故か特別扱いを受けている﹃お漏らしボウヤ﹄は、
更なる幸せを体験する。
﹁ほら、お漏らしボウヤ。ママのお口をオムツにしてあげる。
さぁ、ママのお口にお漏らしボウヤのユルユルおちんちんを
おさめなちゃい?﹂
﹁は、はひっ♪﹂
﹁ずるいぞっ!﹂
﹁ママぁっ!見てっ!こんなに情けなく皮オナニー出来るのっ!
だから僕も⋮﹂
38
﹁ほら、お漏らしボウヤ。早く。アーン♪﹂
﹁ああ⋮﹂
少し前傾姿勢になり、大きく口を開ける美しきサキュバス。
その口に向かって、お漏らしボウヤは恐る恐る肉棒を突き入れてい
く⋮
他の2人の羨望と嫉妬の視線を感じながら⋮
﹁あむ♪﹂
パクンっ!
﹁あひいいいっ!ママに食べられちゃったあああっ!﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁ひいいっ!すわれてりゅううう﹂
マリアの口内で泳ぐ﹃お漏らしボウヤ﹄の肉棒。
たっぷりと唾液が溜まった甘い海に沈み込み、ボウヤは涎を垂らす⋮
﹁ママぁ⋮⋮﹂
﹁僕も⋮⋮﹂
39
チュポン♪
﹁うふふ。2人共、とっても可愛いわ。
焦らしてごめんね﹂
﹁ママっ!﹂﹁やったっ!﹂
マリアのその一言で、今の今まで泣きそうな表情を浮かべていた
﹃甘えたボウヤ﹄と﹃嘘つきボウヤ﹄に笑顔が戻った。
﹁2人共、よく我慢できまちた!えらいえらい⋮﹂
﹁あは⋮﹂
﹁うひ⋮﹂
嘘つき&甘えたはマリアに褒められ、
より一層、顔を緩ませる。
﹁3人共⋮。分かった?ボウヤ達のおちんちんは、まだまだ未熟。
だってママがお世話してあげないと、
こーんなお漏らしダダ漏れちゃうお子様おちんちんなんだから﹂
グチャ♪グチャ♪
40
﹁ひいいっ!﹂﹁ふひいっ!﹂
マリアが嘘つき&甘えたボウヤの股関に手を伸ばし、
その大きな掌を用いて、それぞれの肉棒をギュッと握り潰す。
我慢汁で濡れた肉棒から卑猥な音が聞こえる。
﹁ママぁ⋮。僕も⋮﹂
﹁あら、お漏らしボウヤ。1人だけ、わがまま言わないの。
どうしてもというなら⋮﹂
﹁えっ?﹂
﹁甘えたボウヤと一緒に、まとめて可愛がってあげる。
ママの大きな掌なら、お子様おちんちんを
2つまとめて可愛がる事も出来るのよ﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁甘えたボウヤのお子様おちんちんと擦り合わせて⋮。
そう、出来た♪えら∼い!﹂
﹁ああっ⋮﹂﹁はじゅかしい⋮﹂
マリアに可愛がってもらうため、兜合わせをする訓練生達。
元々、そんな趣味は無い2人は異様な背徳感で背筋を震わせる。
41
﹁じゃあ、2人のお子様おちんちんを、
一緒にこねくり回してあげまちゅね?﹂
﹁はひっ♪﹂﹁お願い、ママ!﹂
﹁嘘つきボウヤ。 あなたは1人でママのお手手を堪能出来るんだ
から、
2人よりも可愛くニャンニャン鳴くんでちゅよ?﹂
﹁ひゃいっ♪﹂
﹁はい、お漏らしの時間でちゅよぉ?﹂
シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪
﹁ひああああっ♪﹂
﹁すごひいいいっ♪﹂
﹁ママぁぁぁぁ♪﹂
﹃嘘つきボウヤ﹄の肉棒がマリアの大きな掌で愛される⋮
﹃甘えたボウヤ﹄と﹃お漏らしボウヤ﹄の肉棒達は、
マリアの掌に仲良く包まれ、お互いの我慢汁を
たっぷり潤滑油にするという生暖かく危険な快感を堪能する⋮
﹁あっあっあっ﹂
42
﹁ママぁ⋮ママぁ⋮﹂
﹁お漏らし♪お漏らし♪ウヒヒヒヒ﹂
﹁あらあら。みんな可愛く喘いじゃって⋮。
ママ、まだ力を全然入れていないんだけど⋮﹂
シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪
﹁最高っ♪﹂﹁ムリイっ♪﹂﹁ひああっ♪﹂
高身長という利点を生かし、
右手に2本。左手で1本の肉棒を可愛がり、
余裕たっぷりの笑顔を浮かべる聖母。
可愛く震える訓練生達を上から見下ろす。その表情は慈愛に満ちて
いた。
﹁さぁ、誰が早くお漏らし出来るかなぁ?﹂
﹁あっ♪僕っ♪だって僕は﹃お漏らしボウヤ﹄だもん﹂
﹁違うっ!僕だよっ!
甘えん坊の﹃甘えたボウヤ﹄が1番にビュクビュクしゅる!﹂
﹁僕だって!ママのお手手、独り占めしてるんだからっ!﹂
シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪
43
﹁みんなぁ♪お友達に負けないように
腰をフリフリしまちょうねぇ?﹂
シコシコ♪シコシコ♪
﹁ほら、ママの言葉に合わせて、フリフリ♪フリフリ♪﹂
﹁ひあああっ!﹂
﹁ごめんひゃいっ!﹂
﹁フリフリ⋮フリフリ⋮﹂
マリアの手淫に合わせて、腰を振り始めるボウヤ達。
そうすることで当然、快感は跳ね上がる。
しかし歌声のような言葉にボウヤ達は呆気なく誘導されてしまう。
﹁いっちばんは誰かな♪いっちばんは誰かな♪
うふふ♪﹂
﹁はあああ﹂
﹁もう⋮もう⋮﹂
﹁僕も⋮限界⋮﹂
マリアの大きな掌に包まれ、3人は射精準備を整えてしまった。
44
誰が最初に堕ちてもおかしくない状態だ。
ただマリアは、とてつもなく優しかった。
誰も悲しい思いをしないように⋮。
3人の坊やが幸せになれるように絶頂をさせてくれた⋮
﹁はい、ギュッ♪﹂
﹁え?﹂﹁うあっ!﹂﹁ひょんなっ!﹂
マリアが両手に力を込める!
訓練生の肉棒3本全てが聖なる母の掌で握り潰されたのだ!
﹁ああああああっ!﹂
﹁ママぁ⋮ママぁ⋮ママぁ⋮﹂
﹁でりゅううう!﹂
ビュクビュク!ビュクビュク!ビュクビュク!
ビュクビュク!ビュクビュク!
マリアの掌に包まれ、若い白濁液をぶちまける訓練生達。
誰が早い訳でもない。3人が3人、同時に射精してしまったのだ。
45
﹁うふふ⋮。最後の一滴までお漏らししなさい⋮
タマタマごと揉み揉みして、搾り尽くしてあげまちゅよ⋮﹂
﹁ふわあああ﹂
﹁ひいあああ﹂
﹁ふくっ!ひくっ!﹂
マリアの愛に包まれ、最高の射精を味わうボウヤ達。
彼らは睾丸に溜まった若いエキスを全て放出し⋮
夢心地で堕ちてしまった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁流石、マリア様。
これぞサキュバスという姿を見た気がします﹂
﹁あら、私なんて大した事ないわ⋮。
メーテル﹂
気絶した3人の訓練生を縄で縛り上げる︻メーテル︼
マリアは、東棟4階の窓から広場で行われている闘いを眺めていた。
46
﹁3人には可哀想な事をしたわね⋮﹂
﹁マリア様!私如きが言うのも何ですが、
気になさらない方がよろしいかと⋮﹂
マリアの部下の中では1番の新入りメーテルが、
恐る恐るという感じで話し出す。
﹁いくらマリア様とて、一度に育てるボウヤの数には限りがありま
す。
それに仮にボウヤを複数名、育てる事になっても
全員に対して平等に最高の愛情を注ぐ事は不可能かと⋮﹂
﹁分かってるわ。でもね、メーテル。
育てると決めたボウヤでさえ廃人にしてしまうの⋮
これまで何度もね﹂
﹁それは⋮﹂
窓の外を眺めているため、メーテルはマリアの表情が分からない。
ただ、とても悲しげな表情を浮かべている⋮とメーテルは、
その背中から感じ取っていた。サキュバスとして未熟なのではない。
マリアの力が﹃強大過ぎる﹄のだ。マリアのようなタイプは珍しい。
大抵、サキュバスは得手不得手はあるものの
﹃罵倒系﹄﹃羞恥系﹄﹃愛情系﹄など責め方を使い分けている。
ただ、マリアの場合は、ある責めに特化し過ぎているのだ。
47
﹃羞恥心を煽る幼児調教﹄
この責めに関しては最上級サキュバスレベルの力を持つ。
だが相手を怒鳴りつけて貶すという事が、ほぼ出来ないのだ。
軽いスパンキング程度ならば出来るが、
相手に傷が残るような事は決して出来ない。
格闘技に長けてはいるが、基本的には拘束技。
殴打や蹴りの威力はあるが、ほとんど人間には浴びせない。
仮に浴びせても傷が残らない力加減で繰り出すのだ。
﹁あら⋮。アカデミー西棟の方も混乱しているようね⋮
逃げ出す者の姿が見えるわ﹂
﹁マリア様。西棟には雑魚しかいないはず。
事前の調査でも確認済みです﹂
﹁あらそう。でも可愛い子がいるわね。
小太りのクマさんみたいな子が⋮﹂
マリアの視界には逃げ惑う訓練生達が映っていた。
しかし、すぐに教室に視線を戻し、憂いを帯びた表情を浮かべる。
﹁さて⋮。3階も制圧しようかしら。メーテル﹂
﹁はい!﹂
48
﹁3人のボウヤを屋上へ連れて行って﹂
﹁その後は⋮﹂
﹁そうね。悪いけれど、また戻ってきてもらえる?
東棟も人がいなくなってきているけれど、
まだ逃げ遅れがいるかもしれないし⋮﹂
﹁分かりました!お気をつけて﹂
メーテルは縄で縛ったまま、堕ちた訓練生達を立たせ屋上へ連行す
る。
そしてマリアは更に階下へ向かう。東棟の制圧を続けるのだった⋮
・
49
◆3人の女性教官
★
︽東棟︾
東棟を、たった1人で制圧していく上級サキュバス︻マリア︼
3階には誰も残っていなかった。教室からも人の気配を感じない。
まぁ、仮にいたとしても無意味⋮。マリアに勝てる訳がないのだが⋮
しかし2階に到着したマリアは意外な出迎えに目を丸くする。
﹁あらあら。大勢いるのね⋮﹂
﹁サキュバス覚悟っ!﹂
﹁くらえっ!﹂
廊下にいたのは訓練生10人。
彼らは分担して、サキュバスを仕留めようと攻撃を開始する。
3人がかりで巨大なバズーカ砲を操作する。そして砲弾が打ち出さ
れた。
その大きさはバスケットボール並み。
かなり大きな砲弾がマリアの足下にゴロゴロと転がる。
50
だが爆発しない。不発弾?
そうではなかった。砲弾からプシューという音。
それと共に、白い煙が噴出する。
﹁今だっ!防火壁を閉じろっ!﹂
﹁閉じ込めろっ!﹂
ガラガラっ!
ガッシャーン!
﹁あらあら⋮﹂
どこかにスイッチがあったらしい。マリアの進行方向と背後。
その両方の天井から鉄製の防火壁が下りてくる。
つまりマリアは狭い廊下で閉じ込められたのだ。ガスが充満してい
く。
﹁よしっ!ガスを吸って眠ってしまえ!﹂
﹁俺達の勝利だ!﹂
訓練通り⋮
訓練生達は罠を仕掛けて待ち構えていたのだ。
防火壁で隔離し、催眠ガスで眠らせる。
後はサキュバスが眠りこけるのを待つばかり⋮
51
バキッ!ゴキッ!
﹁えっ?﹂﹁う、嘘だろ?﹂﹁鉄製の防火壁だぜ?﹂
バキッ!ゴキッ!
防火壁が凹む。凹む。凹む。想像したくない。
これから起こる事を⋮。しかし、それは現実に起こった。
バキッっ!ガッシャーン!
﹁うわあああっ!﹂
﹁ば、化け物だっ!﹂
廊下を塞ぐ防火壁を拳で破壊したマリア。
人間相手には加減するが、それ以外は違う。
鉄壁など簡単に粉砕出来てしまうのだ。
﹁に、逃げろっ!﹂
﹁ひいいいっ!﹂
太刀打ち出来る相手ではない。すぐにそれを悟った訓練生達は
52
逃亡し始めた。マリアは悠然と、それを見送った。
もはやサキュバス軍の勝利は確定している。
そして思った通り、東棟1階には誰もいなかった。
﹁東棟・制圧完了。
後は統治部隊に状況を報告して、淫帝国に帰るだけ⋮﹂
圧倒的な力。危険な場面など一瞬たりとも無かった。
するとメーテルが階段を駆け下りてきた。かなり慌てている。
﹁マリア様っ!﹂
﹁どうしたの?﹂
﹁急いで屋上へ!ボウヤがっ!ボウヤがっ!﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽屋上︾
﹁くっ!こんのぉ!﹂
﹁人間の分際でっ!﹂
53
﹁淫技で戦いなさいよっ!﹂
﹁やあっ!﹂
バキッ!
﹁きゃあああ!﹂﹁痛いっ!﹂﹁つ、強い!﹂
屋上では再び、戦闘が始まっていた。
﹃マリアの部下6人﹄VS﹃アカデミー女性教官3人﹄
数では劣るアカデミー女性教官。
だが、彼女達は母性型サキュバスを圧倒していた。
それもそのはず。教官は淫技ではなく、純粋な格闘技を駆使して
戦っていたからだ。教官達の目的は﹃アカデミーの守護﹄ではない。
﹃アカデミーからの逃亡﹄だ。とにかく仲間を救出し、この地から
離れる。
その目的を達成させるだけならば、サキュバスを消滅させる必要は
無い。
わざわざ淫闘する事も無いのだ。
﹁﹃あのサキュバス﹄が戻ってくる前に縄を解くのよ!
早くっ!﹂
﹁そうは言ったって⋮。くっ!もう!
強く結ばれてて非力な私じゃ、ほどけなぁい⋮﹂
54
﹁バカっ!どきなさいっ!ナイフで切るわ!﹂
﹁あっ!そうかぁ﹂
ふんわりとした金髪。巨乳。おっとりとした雰囲気が
特徴的な女性教官が素手で縄を解こうとしていた。
だが、そんなふんわり女性教官のトロトロした動きに苛立ちを露わ
にする
女性教官。スラリと背が高く、ハーフのような顔立ちをしている、
その女性教官は怒声をあげ、麻縄をナイフで切断していく。
﹁ああっ!やめなさいっ!せっかく拘束したのに!﹂
﹁あ、あんた!そこをどきなさいよ!﹂
﹁はぁ⋮はぁ⋮。お断りよ﹂
そして3人目の女性教官。
実際にサキュバス達を圧倒しているのは、なんと1人。
黒髪ショートカットの凛々しい顔立ち。
中性的な雰囲気の女性教官が汗だくになりながら、
なんと6人ものサキュバスを1人で相手取っていたのだ。
﹁はぁ⋮はぁ⋮。まだ?!﹂
55
﹁あと少しっ!ちょっと!
アンタもナイフで縄を切りなさいよ!﹂
﹁ええ∼。私、無理ぃ。刃物なんて怖くて持てなぁい∼﹂
﹁バカっ!こんな時までブリッコしてんじゃないわよ!﹂
﹁ひいいん!苛めるぅ!﹂
マリアの部下達は歯ぎしりする。縄で拘束していた訓練生や教官は、
まだ完全に堕落している訳ではない。﹃淫帝国﹄へ連行してから、
とっぷり
と快楽の素晴らしさを教え込む予定だったため、軽く魅了しただけ
だった。
なんとか逃亡を阻止しないと⋮。しかし難しい。
●女性相手に淫気での誘惑は効果が薄い
●ショートカットの黒髪教官の格闘技が凄まじく近寄れない。
理由は、この2つだ。
基本的にサキュバスという種族は、性技以外は人間女性と同じ。
マリアのように格闘技も強力なサキュバスは珍しいのだ。
﹁よし!全員、縄が切れたわ!﹂
﹁やったあ!﹂
56
﹁はぁ⋮はぁ⋮。みんな!気を確かに!
逃げるわよっ!﹂
3人の女性教官は、訓練生や同僚を守りながら、階段へ移動する。
しかし、サキュバス達がそれを黙って見過ごす訳がない。
﹁あらぁ!坊やぁ!どこに行くのかなぁ?﹂
﹁お姉様の所に戻ってきまちょうねぇ?﹂
﹁こっちよぉ?﹂
マリアの部下達が戦術を変えた。女性教官を倒すのではなく、
既に魅了した男達に更なる誘惑攻撃を仕掛け始めたのだ。
﹁うあ⋮﹂
﹁お姉様⋮。お姉様⋮﹂
フラフラとサキュバスの下へ近づこうとする男性教官。
鼻の下を伸ばし、夢遊病のように譫言を呟く訓練生。
すると今まで1人で奮闘していた黒髪の女性教官が、
魅了されている男共の顔面に向かって強烈な拳をお見舞いする。
57
﹁目ぇ覚ませよ!コラッ!﹂
ゴスッ!バキっ!ゴキッ!
﹁ふぐあ!﹂﹁痛いっ!﹂﹁げはっ!﹂
﹁はぁ⋮はぁ⋮。手間かけさせないでよ﹂
﹁あ⋮ああ。すまない⋮﹂
﹁教官⋮。すいません⋮﹂
﹁お、俺は一体?﹂
魅了されていた男達が正気戻った。まだ完全屈服していなかったよ
うだ。
この段階ならば、特別な呪法を使わずとも正気に戻せる。
勿論、かなり手荒な方法ではあるのだが⋮
その証拠に、顔面を殴られた男達は皆、揃って鼻血を流していた。
﹁このままじゃ⋮﹂﹁メーテルは?﹂
﹁今、マリア様を呼びに行ってるわ!﹂
﹁どうしよう⋮。
あの中にはマリア様の大切な﹃ボウヤ﹄も⋮﹂
そう。女性教官が助け出した男達。その中に︻シュウ︼はいた。
マリアに犯されたせいか、他の男達と違い意識が戻っていなかった。
58
指をくわえて、スヤスヤと幸せそうに眠るシュウ。
彼は身体の大きな訓練生に担がれていた。
女性教官に守られながら、男達は階下へ下りていく。
﹁ああっ!﹂﹁待ちなさいっ!﹂
﹁みんな!慌てない! 逃げられる訳が無いんだからっ!﹂
マリアの部下︻アーリア︼が叫ぶ。
その一声で他のサキュバスも状況を理解する。
﹁挟み撃ちよ!﹂
・
59
◆アカデミー東棟・完全制圧
★
結論から述べよう。最終的に東棟は﹃完全制圧﹄された。
仲間を助け出し、逃亡を試みようとした女性教官達も捕縛。
もちろん男達もだ。アカデミー脱出劇は呆気なく終結。
その時間は僅か30分。
屋上から、マリアと遭遇した2階まで⋮
先程は3人だったため﹃ある方法﹄でやり過ごせたが、
今回は助け出した男共も一緒だ。人数が多すぎて、
同じ方法で隠れる事が出来なかった。
屋上からはサキュバスが追いかけてきているため、
後退という選択肢は無い。この場を切り抜ける方法は、ただ1つ。
立ちふさがるマリアを蹴散らし、前進する事だ。
先程と同じ。勝てなくても良いのだ。
全員が無事に脱出すれば目的は達成されたも同然。
今回もまた、黒髪ショートカットの教官が、
淫技ではなく格闘技でサキュバスに飛びかかる。
しかし⋮⋮。今回は相手が悪かった。
人間女性にしては飛び抜けた身体能力と格闘センスを持つ黒髪教官。
だが、如何せんパワーが足りない。
60
マリアの鉄壁を破壊する程の凄まじいパワーの前に、
教官の繰り出す技は全て封殺。結果的に黒髪教官は捕縛。
そして後方から追いかけてきたサキュバス達が、
残り2人を拘束したのだった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽東棟︾
﹁いやぁん!﹂
﹁お、おのれっ!﹂
﹁離せっ!このっ!﹂
アカデミー東棟・2階。逃亡を試みた女性教官達だったが
階下に降りた途端、拘束されてしまった。
母性型サキュバス達が女性教官を縄で縛り上げていく。
そして訓練生や男性教官も再び、捕縛された。
﹁流石、マリア様。 淫技だけでなく、格闘技も超一流!﹂
﹁私達も見習わないと⋮﹂
61
部下達が賞賛の言葉を送る。しかし聞いていない。
その時、マリアは幸せそうに眠るシュウを、
ギュッと優しく抱きしめていたのだ。
﹁ああ、良かった!
ボウヤが﹃誘拐﹄されなくて⋮﹂
﹁スヤスヤ⋮⋮﹂
シュウの無事を確認した後、マリアは女性教官達の前に歩みでる。
麻縄によって後ろ手に縛られた3人の女性教官。
アカデミー教官のグレーの制服のみならず下着も剥ぎ取られている。
彼女達は全裸となっていた。だが闘志は、まだまだ燃えさかってい
る。
とりわけ、黒髪ショートカットの女性教官は、
先程から猛犬のように唸り、サキュバス達を威嚇している。
﹁まだ私達は負けてないわっ!
サキュバスっ!ぶっ殺してやる!﹂
・怒声を飛ばす黒髪の教官。
・憎悪を込めた鋭い目つきでサキュバスを睨みつける、
クールな風貌の教官。
62
・絶望しているのか、それとも諦めたのか。
ボンヤリとする金髪巨乳の教官。
マリアは彼女達の容貌を改めて、じっくり眺めてみる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
まずは黒髪の教官。
胸の膨らみは、かなり寂しい。つまり貧乳だ。
容姿はショートカットのせいもあるが、
可愛い少年のような顔立ち。身長は150センチ無いだろう。
マリアには競り負けたが、格闘技は凄まじく、かなりの実力者だ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
そして2人目。
大人の雰囲気を醸し出すツン顔の女性教官だ。
彼女も黒髪。かなり長い。
胸の膨らみはDくらいか。細身の身体の割には胸が大きい。
整った顔立ちだが、どこか冷たさも感じさせる。
彼女は無言でマリアや部下達を鋭い目つきで睨みつけている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
63
そして最後の1人。金髪巨乳の女性教官。
体型はグラマラス。そして男好きのするエロ顔だ。
加えて、甘えたな口調や仕草で、無意識の内に男性を誘っている⋮
いわば同姓に嫌われるタイプの女性だ。
彼女はボンヤリとしており、心ここにあらずといった様子だった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
3人を眺め終えた後、マリアは溜め息をつく。
アーリアがそれに気づいた。
﹁マリア様。いかがなさいました?﹂
﹁私の失態だわ。屋上から1階まで順に制圧していた。
そのつもりが、この教官達を見逃してしまった⋮﹂
3人の女性教官を見ながら、自分が犯した失態を悔いるマリア。
一体、どこに隠れていたのか。逃げ遅れがいないか、きっちり調べ
たはず⋮
勿論、教室内もトイレの中もだ。
人の気配があれば確実に気づいたはずなのだが⋮
すると黒髪ショートカットの女性教官が嘲りの笑みを浮かべる。
﹁お前なんかに見つかる訳ないでしょ!
64
クズサキュバスっ!﹂
﹁く、口を慎みなさいっ!﹂
﹁そうよ!マリア様に完敗した癖に!﹂
アーリアや他の部下が女性教官に詰め寄る。
しかし、マリアが手を上げて制止する。
﹁やめなさい。傷つけてはダメよ﹂
﹁マリア様⋮﹂
﹁でも⋮﹂
﹁無傷で﹃淫帝国﹄へ連行するのよ。
︻クイーン様︼の定めた法は絶対。
人間女性を傷つけたり痛めつけたりする事は禁じられた。
忘れてないわよね?﹂
﹁も、勿論、覚えています!﹂
﹁でもコイツは今、マリア様を侮辱しました!﹂
﹁許せませんっ!﹂
﹁気にしてないわ。
ボウヤが戻ってくれば、それでいいの﹂
65
眠りこけるシュウを愛おしげに見ながら、マリアは微笑む。
それを見た部下達は怒りを静める。
そして3人の女性教官を立たせ、捕虜男性達と共に連行する。
﹁覚えてなさいっ!
これで勝ったと思わない事ねっ!クズサキュバスっ!﹂
黒髪の女性教官が連行されながらも、喚き散らす。
だが、それ以上の事は何も出来ない。
捕虜となった女性教官3人と訓練生・男性教官は
﹃アカデミー統治部隊﹄がいる広場へ連れていかれるのだ。
そして他のサキュバスが捕らえた人間と共に﹃淫帝国﹄へ送るのだ。
勿論、その中にシュウはいない。
彼はマリアとその部下達と共に﹃淫帝国﹄へ帰るのだから⋮
・
66
◆マリアの能力
★
出発地は﹃アカデミー﹄。目的地は﹃淫帝国﹄
乗り物は、改良に改良を重ねた最新型。キッチン、バスルームを完
備。
2階にはベッドルームがある豪華なキャンピングカー型の﹃護送車﹄
だ。
乗車しているのは︻マリア︼と︻7人の母性型サキュバス︼
そして淫靡な旅が始まった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
︽バスルーム︾
﹁ひいいいっ!やめてっ!僕は戦士なのっ!
戦士だから、サキュバスに負けちゃいけないのっ!らめえっ!﹂
キャンピングカーに備えつけられている狭いバスルーム。
67
そのバスルームから可愛らしい男の悲鳴が響いていた。
﹁あらあら。そんな事を言いながら、
ママの身体にしがみついてきてる甘えん坊さんは誰でちゅかぁ?﹂
﹁ひいいいっ!たちけてっ!たちけてっ!﹂
ジャブジャブ⋮
湯を張った狭い浴槽に全裸の2人。
その2人とはサキュバス︻マリア︼と訓練生︻シュウ︼だった。
﹁観念なさい。もうボウヤは逃げられない。
アカデミーでママに負けた事は覚えているでしょ?﹂
﹁うあ⋮﹂
﹁そう!おちんちんがビクンって跳ねまちたねぇ♪
おちんちんはお利口さん♪覚えてるよぉって言ってるわ﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁言いまちたよね?﹃ボウヤになるぅ﹄って⋮﹂
﹁あ⋮あ⋮。いっちゃった⋮﹂
68
数時間前の淫闘を思い出し、顔をダラリとゆるませる。
そんな情けないシュウを見て、マリアはニッコリと微笑んだ。
﹁理性が残っている内に教えてあげまちゅね。
あの時、ボウヤに﹃3つのおまじない﹄をかけておいたのよ﹂
﹁3ちゅ⋮?﹂
﹁そう!﹃ネームチェンジ﹄と﹃レベルダウン﹄﹃包茎化魔法﹄
っていう、おまじないをね♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃ネームチェンジ﹄
マリアの能力。能力発動条件は凶悪そのもの。
﹃彼女と戦闘する﹄
それだけで知らず知らずの内に名前を剥奪されてしまい、
マリアの好きな名前に変えられてしまうのだ。
名前を思い出す条件はただ1つ。﹃その闘いでマリアに勝利する﹄
ちなみに優しいマリア。彼女は本格的に調教する者以外は、
戦闘後に能力を解除し、剥奪した名前を返してやるのだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
69
﹃レベルダウン﹄
マリアの秘術。屈服した相手にしか使えない。
術にかかった者は、射精するたびに徐々に退行してしまう。
幼児調教と組み合わせると悪夢のコンボとなる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃包茎化魔法﹄
その名の通り、肉棒を強制的に包茎へと変える魔法。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁もう自分の名前が思い出せないでしょう?
ママがボウヤの名前を変えちゃったからね﹂
﹁あ⋮⋮僕は⋮⋮僕は⋮⋮ボウヤ﹂
﹁そう♪ボウヤよ♪﹃ママのボウヤ﹄。
そうなりたいって言ってたものね。うれしいでしゅかぁ?﹂
﹁ひいいっ!﹂
70
﹁そして﹃レベルダウン﹄の効果によって、
ボウヤは段々、可愛くなっていくんでちゅよぉ∼﹂
﹁えっ?えっ?﹂
﹁白いお漏らしピュッピュするたびに、徐々に幼児化しちゃうの♪
楽しみでちゅねぇ♪﹂
﹁幼児⋮化?﹂
﹁そう♪身体が徐々に小さくなっていって⋮。
心も段々、幼くなっていくの。そしてサキュバスの息子。
ママの息子に生まれ変わるんでちゅよぉ?﹂
﹁ひいっ!﹂
とろけているが、まだまだシュウの理性は残っている。
名前は忘れてしまったが、自分が戦士を目指していた事や、
サキュバスが脅威であるという事実は覚えていた。
それどころか一般常識などの知識も、まだ失っていなかった。
その時、バスルームの扉が開いた。
ガチャン!
﹁ああっ!﹂
﹁マリア様の力ならば、一気に幼児化させる事も可能。
71
けれど、その方法だと心身の負担が凄まじいのよ﹂
﹁だから、こういう形をとらせてもらう事になったわ﹂
﹁安心なさい。私達がボウヤのお世話をしてあげるから⋮﹂
﹁ひいいいっ!﹂
なんと3人の母性型サキュバスが全裸でバスルームに現れたのだ。
ムッチリとした肉体。トロフワな乳房。豊満な尻。
若々しい容貌のグラマラス美女達が狭い浴室に入ってきた。
﹁あらあら。何を怖がっているのかしら?
ボウヤのお姉様達よ?ボウヤだけの⋮。とても優しいお姉様達﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮サキュバスっ!僕は戦士なのっ!
戦わないと⋮﹂
﹁うふふ。ボウヤ。鼻の下が伸びてまちゅよぉ?
お姉様達のおっきいおっぱい。ガン見してるじゃないの。
それにオマンコも血走った目で見て⋮。スケベな子﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁おっぱい大好きでちゅもんねぇ?さっきから、ママのおっぱいに
コアラさんみたいにしがみついてるし﹂
﹁だって!だって動けないからっ!
72
ううっ!!﹂
シュウは泣きそうになりながら、そう訴えかける。
だが狭い浴槽にはられたお湯がバシャバシャと音をたてるだけ⋮
そう。シュウは浴槽の中でガッチリとマリアに抱きしめられていた
のだ。
﹁そうね♪
そしてボウヤはこれから、もーっと動けなくなるのよ﹂
﹁えっ?えっ?﹂
﹁﹃おっぱいには勝てなかったよぉ﹄って叫ばせてあげまちゅねぇ♪
ママ達に任せなさーい!﹂
﹁うあああっ!﹂
狭い浴室の空気が、濃いピンク色に変色していく。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
︽キッチン︾
73
﹁始まったわね!﹂
﹁こっちも腕を振るって、ご馳走を作らないと⋮﹂
﹁いつものお子様ランチより豪華にしないといけませんね。
アーリアさん。そちらは大丈夫ですか?﹂
﹁うふふ⋮。もちろんよ!アアン♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽バスルーム︾
狭い浴室が甘ったるい淫気の濃霧に包まれる。
マリアに抱きかかえられ、浴槽から出されたシュウ。
彼は、狭いバスルームの中でマリアを含めたサキュバス達に囲まれ、
魅惑的な肉の海に沈んでいた。四方からマリアと3人のサキュバスに
﹃おしくらまんじゅう﹄されてしまったのだ。
﹁うへっ⋮⋮﹂
ぎゅうぎゅう⋮⋮
74
ぎゅうぎゅう⋮
﹁うふふ。あっという間に夢心地。
4人のおっぱいで﹃おしくらまんじゅう﹄されて幸せでちゅねぇ
♪﹂
﹁あっ!あっ!あっ!﹂
﹁ボウヤ。みんなからプレゼントがあるのよ﹂
﹁ふへっ?﹂
﹁ボウヤに生まれ変わった記念!
お誕生日プレゼントでちゅよ∼♪﹂
マリアは笑顔でそう言った。
そして3人の母性型サキュバスが満面の笑みを浮かべた次の瞬間!
なんとサキュバス達の乳首から白い液体が噴出したのである。
ぶしゅう!ぶしゅう!ぶしゅう!
﹁アアン♪﹂﹁出るぅ♪あはん♪﹂﹁おっぱいミルクぅ﹂
﹁うへっ⋮⋮。うぷっ﹂
﹁うふふ。どうでちゅかぁ?
おっぱいミルクの雨。ボンヤリしてきまちたねぇ?﹂
75
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
何だ、この感覚は⋮⋮?
ドロリとした乳臭い母乳を頭から浴び、うっとりとしてしまう。
すると部下の1人がシュウの眼前に乳首を突きつけ、誘惑してくる。
﹁はい、ペロペロ∼♪﹂
﹁ふわ⋮⋮﹂
﹁ボウヤ。お姉様のおっぱいミルク。
チュパチュバなさい⋮﹂
﹁ふあ⋮。チュパチュパ﹂
﹁アアン♪﹂
マリアに促され、シュウは夢心地で部下の乳首を咥えてしまった。
口の中に広がる甘い味。すると別のサキュバスが乳首をシュウの口
元へ持ってきた。
﹁次は私よ♪ボウヤ﹂
﹁はへ⋮。チュパ⋮﹂
﹁アアン♪巧いわ﹂
76
﹁私もぉ∼♪﹂
﹁ふいいっ!チュパチュバ⋮﹂
サキュバス達の乳首を順番に咥えさせられるアヘ顔シュウ。
どれも微妙に母乳の味が違う。だが、どれも美味しい⋮
﹁はい!最後はママよ♪﹂
﹁あ⋮れ⋮?﹂
部下の乳首を順番に咥えた後、最後はマリアの乳首。
とろける意識の中で、そうなるだろうとは予測していたが⋮
いざ、マリアの乳首を目にして母乳が出ていない事に気づいた。
若干の失望と戸惑いがシュウの顔に出たのだろう。
それに気づいたマリアがネチネチとシュウの心を優しく苛める。
﹁うふふ。スケベ。スケベ。スケベ。スケベ﹂
﹁ひいいいっ!﹂
﹁期待しすぎよ。ママは、まだミルクを出していないの!
今から、スケベなボウヤが直接チュチュしてくだちゃいねぇ∼♪﹂
﹁ああ⋮⋮﹂
77
﹁はい、チュパチュパ∼♪﹂
マリアの乳首がシュウの口元に差し出される。
ダメ⋮ダメ⋮ダメ⋮。くわえてしまったら、もう後戻り出来ないよ
ぉ⋮
しかし今のシュウに耐える事は出来ない。
淫気が低い部下達の乳首を咥える事すら我慢出来なかったのだ。
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮。はむっ♪﹂
﹁あはん♪くわえちゃったぁ♪
ママの乳首さん、ハムハムしちゃったぁ♪﹂
︵ふひいいいっ!︶
上級サキュバスの乳首を咥え、心が激しく燃え上がる。
そしてシュウは何かに助けを求めるかのように、
自ら、大柄なマリアに情けなくしがみついてしまった。
またしても﹃抱きつきコアラ﹄になってしまったのだ。
﹁あらあら∼?戦士の癖に良いんでちゅかぁ、ボウヤ?﹂
﹁白いお漏らししちゃったら幼児になっちゃうんでちゅよぉ?﹂
﹁今ならまだ引き返せる可能性があるのに⋮⋮﹂
78
﹁そんなにアへってたら、
すぐにおっぱいに、ひれ伏しちゃうよぉ?﹂
﹁ああっ!﹂
マリアの部下達の言う通りだ!
サキュバスの術中に嵌っていてはダメなのに⋮。
彼女達の誘惑に溺れては⋮
﹁こ∼ら♪ママのおっぱいミルク。
チュパチュパしなさい!﹂
﹁んむっ!﹂
部下達に嘲笑されてしまい、心が羞恥の炎に焼かれる。
たまらず顔をあげたが、すぐにマリアが追撃の一手を繰り出す。
優しく、凶悪おっぱいに沈められてしまう。
﹁うふふ。ママのおっぱいミルクはねぇ⋮⋮。
つよーくチュパチュパしないと出てこないわよ!
さぁ、ボウヤ!口をすぼめて乳首さん、チウチウなさいっ!﹂
﹁ふぐうっ!ふぐうっ!﹂
﹁あら、まだ抗うのね。流石、私の可愛いボウヤ。
79
だけどね⋮⋮﹂
コリコリ∼♪
﹁ひあっ!﹂
﹁うふふ。ボウヤの乳首さんをこうやってコリコリ∼♪
って人差し指でしてあげたら、どーお?﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
﹁はい!すぐに夢心地になりまちたぁ♪
さぁ、チューチューしなちゃい♪﹂
まだ溶けきっていない理性で誘惑に抗おうとしたが、マリアが
指でシュウの胸の突起をコリコリと刺激した瞬間、アヘ顔に⋮。
上級サキュバスの淫技によって、戦士の顔からボウヤの顔にされて
しまったのだ。
﹁私達も引き続き﹃おっぱいおしくら﹄で、
ボウヤを楽しませてあげまちゅからね﹂
﹁ギュウギュウ!マリア様の乳首さんを
チューチューでちゅよ∼♪﹂
﹁ギュウギュウ♪﹂
﹁あへ⋮⋮﹂
80
部下達も協力して、シュウの身体を愛撫し始めた。自慢のおっぱいを
シュウの背中や腕に擦りつけて、柔らかい弾力を存分に味あわせて
くる
3人の母性型サキュバス達。そして彼女達は、おっぱいだけではなく
手での愛撫も開始した。マリアの身体にしがみつくシュウ。
その身体に母性愛が溢れるサキュバス達の手がサワサワと這い回る。
・
81
◆母乳天国
★
サキュバス達の深い母性に包まれ、シュウはウットリしながら、
マリアの乳首をチウチウ吸っていた。
﹁ほへ⋮⋮。チウ⋮チウ⋮チウ⋮﹂
﹁あらぁん♪ボウヤぁ!とってもチウチウ上手!
でも、まだママのおっぱいミルク、出てこないでちゅねぇ?﹂
﹁ほへ⋮⋮﹂
﹁やっぱり﹃おしゃぶり﹄の力がまだまだ未熟なのかちら⋮
じゃあ⋮﹂
マリアが聖母の微笑みを浮かべる。
その瞬間、バスルーム内の淫気が一気にあがる。
﹁お姉様達のミルク、もう少し貰う?
よ∼し♪ママが膝上抱っこしてあげるからゴクゴク∼って
お姉様達のおっぱいミルクを飲んでみまちょうか?
頑張って﹃おしゃぶりトレーニング﹄しまちょうね!﹂
82
﹁ふわ⋮⋮﹂
マリアに対し、背を向ける体勢に⋮。するとマリアが浴槽のへりに
腰掛けたまま、小柄なシュウを軽々と抱きあげた。
そして自分の太ももの上にちょこんと座らせる。
背中にママのおっぱいの感触が⋮⋮
すると巨乳の部下達3人が自慢の乳を自らの手でこねながら
シュウの前方に回り込む⋮。トロふわ巨乳の持ち主。
グラマラスサキュバス達が誘惑淫語を発しながらシュウの心を甘や
かす。
﹁アアン♪ボウヤぁ!お姉様のおっぱいミルク、飲んでぇ?
﹃精力増強効果﹄があるのよぉ♪﹂
﹁私のおっぱいミルクにしなちゃい!
ボウヤを天国に導く﹃催淫効果﹄があるから⋮﹂
﹁勿論、私のおっぱいミルクでちゅよね?
身体も心もフワフワになっちゃう
﹃陶酔効果﹄があるんでちゅから♪﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
自慢の乳房を揺らしたり、こねくり回したりしながら
誘惑を強めるサキュバス達。既に3人とも、
黒色の乳首からタラリと母乳が垂れている。
83
﹁あらぁ∼♪困っちゃいまちたねぇ?
誰のおっぱいミルクを飲むか選べる?﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁無理でちゅねぇ。どれも飲みたくて仕方ない。
でも今のボウヤが3人のミルクを一度に飲むと
お腹ピーピーになるから⋮﹂
﹁うひ⋮⋮﹂
シュウの耳を甘噛みしながら、
背後からマリアがシュウをギュッと抱きしめる。
﹁ママが誰のおっぱいミルクをチウチウするか、
決めてあげまちゅねぇ♪﹂
﹁う⋮あ⋮﹂
﹁チウチウ吸うのは﹃陶酔効果﹄があるお姉様のミルク。
飲んでると、とーっても幸せな気分になれるからね♪﹂
マリアが部下達に目配せする。
84
﹁それから⋮⋮。ボウヤの可愛い乳首さんには﹃催淫効果﹄の
ある母乳をかけてもらってぇ⋮⋮﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮﹂
﹁包茎おちんちんに﹃精力増強効果﹄のある母乳を
かけてもらいまちょうか!﹂
﹁しょ⋮しょんな⋮⋮﹂
マリアの言葉を聞き、涙目になるシュウ。
それに構わず3人のサキュバス達は優しい笑顔を浮かべて、
巨乳を自らこねくり、母乳噴射の準備を進めている。
︵母乳⋮。サキュバスの母乳⋮。それが危険な事は知っている。
マズい!でも逃げられないよぉ!︶
訓練生として。そして戦士として、このままではマズイ。
それは分かっているが、全く動けない。大柄なマリアが、シュウの
身体を背後
から熱く抱擁し、その動きをガッツリ封じられているから。
そのせいで1ミリも動けないのだ。すると﹃陶酔効果﹄の母乳を持つ
母性型サキュバスがシュウの顔の前に乳房を寄せてきた。
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮。たちけて⋮⋮﹂
85
﹁はぁい♪お顔にミルクシャワー♪﹂
ぶしゅう♪
﹁ふひゃあああっ!﹂
楽しげな声と共に、サキュバスの乳首から母乳が噴き出した。
それがシュウの顔面にぶっかかったしまった。
鼻にまとわりつくような甘ったるい香り⋮。
粘つく白濁母乳で顔面が母乳まみれになってしまった。
﹁あへ⋮⋮﹂
﹁はぁい♪乳首さんチュパチュパ♪﹂
そうなると堕落は早い。
すぐにシュウは口元にプニュっと押しつけられた黒乳首を、
陶酔したまま素直に咥えてしまった。
﹁チウチウ⋮。チウチウ⋮﹂
﹁うふふ♪母乳天国はどうでちゅかぁ?
アアン♪舌まで使って、いやらしい子﹂
86
母乳を飲ませながらサキュバスがシュウの頭を優しく撫でる。
残りの2人もそれぞれ、マリアに指示された場所に母乳を浴びせる。
﹁ボウヤの乳首さんに﹃催淫ミルク﹄でちゅよぉ!
エッチな乳首さんになっちゃえー♪﹂
﹁包茎おちんちんにも、ネバトロ母乳シャワーのプレゼント♪
﹃精力ギンギン﹄のおちんちんにへんしーん♪﹂
ぶしゅう♪ぶしゅう♪
﹁ひあああああっ!﹂
乳首。そして肉棒にもサキュバスの母乳が浴びせられた。
シュウの全身は母乳まみれ。するとマリアが背後から、
シュウを抱きしめたまま彼の両乳首を弄くり始めた。
クリクリ∼♪クリクリ∼♪
﹁ああっ♪ママっ!ママっ!乳首っ!
おっぱいミルクで濡れた乳首はらめっ!﹂
﹁あら、どうして?ほら、乳首さんだけじゃないでちゅよ?
ボウヤが余所見しているから、
おちんちんが2人がかりで苛められちゃう∼♪﹂
﹁へ?﹂
87
マリアの言葉を聞き、状況を理解した。
なんと﹃催淫母乳サキュバス﹄と﹃精力増強母乳サキュバス﹄が、
肉棒に手を伸ばしているではないか!
﹁うふふ♪ダブル手コキの刑でちゅよぉ。
母乳でヒタヒタになったお手手で可愛がってあげまちゅよ﹂
﹁母乳まみれの甘えたおちんちん。
私達でたっぷりあやしてあげまちゅねぇ♪﹂
﹁い、いやあああっ!﹂
チュコチュコ♪チュコチュコ♪
﹁ふひいいいいっ!!﹂
﹁ほら、暴れないの!おっぱいミルクで濡れたエッチぃ乳首さんも
クリクリしてあげまちゅからね﹂
クリクリ♪クリクリ♪
﹁ああああっ!﹂
マリアにガッツリ羽交い締めされているため、快感の逃げ道を作れ
ない!
ビクビクと跳ね上がる事さえ許してもらえないのだ。
88
そんなシュウの口に再度、陶酔効果がある母乳を飲ませようと
サキュバスが黒乳首をプニュッと押しつけてくる。
﹁はい、くわえてくわえて∼♪﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁チウチウでちゅよぉ♪
次はお口にずっーとくわえてなちゃい♪﹂
﹁うむっ⋮﹂
ぶしゅう♪ぶしゅう♪
﹁ひぐああ⋮⋮﹂
口内に直接、陶酔効果のある母乳を注ぎ込まれる。
何て美味しいんだ⋮⋮。シュウは強烈な脱力感を感じ、
甘ったるい母乳を自ら進んで吸ってしまう⋮
・顔面がヌトヌトする⋮
・口の中もネバネバだ⋮
・甘ったるい味と香りが心地良い⋮
それにチンポも2人がかりで、ぬちょぬちょコキコキされてる⋮
両方の乳首が繊細なテクニックによる愛撫を受けている⋮
そして背中にはママの凶悪おっぱいの感触が⋮
89
コリコリ∼♪コリコリ∼♪チュコチュコ♪
チュコチュコ♪チウチウ⋮チウチウ⋮
母乳・母乳・母乳・母乳・母乳・おっぱい、おっぱい、おっぱい⋮
母乳・母乳・母乳・母乳・母乳・おっぱい、おっぱい、おっぱい⋮
いつの間にかダブル手コキしている2人が、
空いた方の手でシュウの腕を掴み、自分の胸に導いていた。
柔らかい乳房をシュウに揉ませているのだ。陶酔母乳によって、
シュウはされるがまま⋮。巨乳サキュバスの乳首を吸いながら、
別のサキュバス2人の巨乳を揉みしだくという天国。
マリアの緩急をつけた乳首開発と﹃催淫母乳﹄の相乗効果によって、
シュウの口からはダラダラと涎が流れ、滝のようになっていた。
﹁ボウヤ大好きよっ!ほら、乳首さんコリコリ∼♪
変態ボウヤも大好きよ!おっぱい大好きな甘えたマザコンボウヤに
育ててあげまちゅから、乳首コリコリで力を抜いちゃいなさぁい
!﹂
﹁あへ⋮﹂
マリアの言葉に従って、脱力する。
しかし、サキュバス達の責めは続いているのだ。
﹁もっとおっぱい揉んでっ!ミルク!
おっぱいミルク、たっくさん浴びせてあげるっ! 90
おちんちんも母乳まみれ∼♪﹂
ぶしゅう!ぶしゅう!
﹁おちんちんチュコチュコも速めまちゅよぉ?
耐えられるかなぁ?﹂
チュコチュコ♪チュコチュコ♪
﹁アハン♪舌をもっと♪お姉さんの乳首をチウチウしてぇん♪
たっぷりミルクを飲んで、スクスク育ちまちょうねぇ♪﹂
︵おっぱいーーーーーーーー!おっぱいーーーー!︶
4人のサキュバスに絡みつかれ、母乳まみれにされる。
もはやシュウの頭の中はおっぱい一色に。
女性の象徴に叩きのめされ、シュウの思考はとろけていく。
肉棒の気持ちよさも⋮乳首を摘まれ、コリコリされるのも⋮
おっぱいにひれ伏すのも⋮⋮。全てが気持ちいい⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
すると、いつの間にか体勢が変えられていた。
陶酔母乳のせいで反応が遅れている。本当にされるがままだ⋮
気づいた時には浴槽のへりに座ったマリアに﹃お姫様抱っこ﹄され
91
ていた。
男女逆転のお姫様抱っこという訳だ。
そして陶酔母乳のサキュバスに代わり、マリアが母乳係りに⋮
。なんとシュウの肉棒の
マリアの凶悪乳首を口に含み、シュウは夢心地になってしまう。
3人の部下はというと⋮
僅か数センチの位置に顔を近づけているではないか!
ギンギンに勃起している肉棒に顔を寄せるグラマラスサキュバス達。
﹁あらあら!皮かむりおちんちんの中まで、
おっぱいミルクが染み込んでまちゅねぇ♪﹂
﹁クンクン♪ああ∼ん♪ボウヤの青臭いおちんちんミルクと
私の甘ったるい母乳が混じって、最高の香りぃ♪﹂
﹁あはっ♪マザコンミルク熟成中?あっ!聞こえてないみたいね!
マリア様のおっぱい必死にチウチウしてるから⋮﹂
チウチウ⋮チウチウ⋮
﹁えらいわぁ、ボウヤ。そうよ!エッチな気分に身を任せなちゃい!
もっと強くチウチウっ!お姫様抱っこされて、
ママの愛情おっぱいミルクを吸い出してっ!﹂
チウチウっ!チウチウっ!
﹁そう!そうよっ!そのまま、お姉様達の綺麗なお顔に
おちんちんミルクをブシャアってかけちゃいなさいっ!﹂
92
﹁アアン♪ボウヤ!早くっ!おちんちんミルクを顔射してっ!﹂
﹁甘えたマザコンミルクっ!ボウヤ大好きっ!﹂
﹁あはっ♪あはははっ♪青臭ーい﹂
チウチウっ!チウチウっ!チウチウっ!チウチウっ!
3人の煽りを受けて、より一層、マリアの乳首を吸う力を強めるシ
ュウ。
サキュバスが怖い存在だという事は分かっている。だが止まらない。
お姫様抱っこされていると、とてつもなく落ち着くのだ。
乳首に吸いついていると、信じられないほどの幸福感に包まれるの
だ!
乳首チウチウが止められないっ!先程よりも強く強く乳首を吸って
しまう。
するとマリアがシュウの髪を優しく撫でながら微笑んだ。
﹁さぁ!ママの愛情おっぱいミルク!
たーんとお飲み♪﹂
﹁チウチウ⋮チウチウ⋮﹂
﹁んっ♪んっ♪ふくうっ♪﹂
︵あああ⋮⋮。きちゃう。きちゃう。きちゃううううう!
93
母乳がきちゃウウウウウウ!︶
可愛らしい喘ぎをあげて、頬を紅潮させるマリア。彼女の乳首から、
他のサキュバスとは比べ物にならないほどの濃厚ミルクが噴射した。
ブシュウ!ブシュウ!
︵ふぐうっ!︶
口に注ぎ込まれるサキュバスの特濃おっぱいミルク。
3人のサキュバス達の母乳も美味しかったが、マリアのミルクは
それよりもワンランク上の味がする。上品な味だ⋮
その瞬間!身体の中がカッと熱くなった!
性欲が大爆発する。母性の前に心が溶かされてしまったのだ。
そして間髪入れず、甘えた包茎肉棒から精液が噴射してしまう。
︵ああああああああああああああああああああああ⋮
あああああああああああああああああああああああ⋮
あああああああああああ⋮︶
ビュバ!ビュバ!ビュバ!
精液が亀頭から噴水のように噴き出した。
だが、サキュバス達は全く逃げようとせず、顔で精液を受け止める。
94
﹁アアン♪くっさい精液ミルク!
お顔にかかっちゃったぁ♪﹂
﹁うふふ⋮。ネバネバね⋮。
ボウヤのマザコン精液ミルク﹂
﹁精力増強効果のある私のミルクを飲んでるせいもあるけど、
元々が臭くないと、ここまでの香りにはならないわ⋮。
ボウヤの精液ミルク、くちゃいくちゃい♪﹂
﹁あへ⋮⋮﹂
3人の部下達の綺麗な顔を青臭い精液で穢してしまった。
しかし部下達は笑っている。包茎肉棒が焼けつくように熱い。
するとマリアが息を弾ませながら、シュウに問いかけた。
﹁はぁはぁ⋮⋮。どうでちたか?
おっぱいには勝てないでちゅよね?
ママの愛情おっぱいミルク。癖になりそう?﹂
﹁ふひい⋮ママ⋮ママ⋮。おっぱいミルク⋮。
ママ⋮しゅきい♪おっぱいだいしゅき⋮⋮﹂
﹁やっぱり、おっぱいには勝てなかったでちゅねぇ♪
弱くて、可愛いボウヤ⋮﹂
95
﹁おっぱいに⋮⋮勝てなかったよぉ⋮⋮
ふひいいいいいいいい⋮﹂
﹁うふふ♪ほんとに可愛いわ⋮⋮
でもまだまだよ。ボウヤは完全におっぱいに依存するの。
心も身体も、おっぱいの魅力で叩きのめして愛してあげる♪﹂
マリアの母乳には﹃媚薬効果﹄があり、
少しでも飲んでしまうと、とてつもない高揚感に襲われる。
そして懐かしい味によって、同時に安心感も感じてしまう。
幼き日。母の胸で育ていた時の感覚を再び、味わう事となるのだ⋮
﹁あらあら。母乳まみれで白目を剥いてる⋮。
これからお昼ご飯だっていうのに⋮。クスクス♪﹂
母乳放出後のマリアは頬を可憐に染めていた。
すると顔面に付着したシュウの精液を指ですくいながら部下が言っ
た。
﹁マリア様⋮。では、ボウヤの身体を綺麗に致します﹂
﹁お願いね。私はシャワーを浴びて料理を手伝ってくるから⋮﹂
﹁はい、お任せ下さい!﹂
96
マリアの料理の腕は超一流。
これから彼女は愛する﹃我が息子﹄に手料理を作るのだ。
﹁うふふ♪分かってると思うけど、もう射精させちゃダメよ?﹂
﹁はい!いつも通りですね!﹂
﹁3人がかりでボウヤの全身をペロペロ舐めておきますわ!﹂
﹁母乳も精液も汗も⋮⋮。
お昼ご飯が出来る頃にはボウヤの全身を綺麗にしておきます﹂
﹁ボウヤの表情をよく観察して舐めてあげてね。
これから毎回、母乳調教の後はボウヤの身体をみんなで
ペロペロしてあげるんだから⋮。
最初から苛烈にしてトラウマになったら大変だもの﹂
﹁心得ています!御安心を﹂
﹁そうね。あなた達なら任せておけるわ。
分かった。お願いね﹂
﹁はいっ!﹂﹁任せて下さい!﹂﹁大丈夫です!﹂
これまでにも調教経験がある3人は自信満々でそう答えた。
そしてマリアがシャワーを軽く浴び、キッチンに向かうと、
サキュバス達は白目を剥いて半分、失神しているシュウに囁いた。
97
﹁さぁ、ボウヤ!全身ペロペロの時間でちゅよぉ♪﹂
・
98
◆超乳サキュバス︻アーリア︼
★
ピチャピチャピチャ⋮
ピチャピチャピチャ⋮
︵なんか⋮⋮。くしゅぐったい⋮⋮︶
ピチャピチャピチャ⋮
ピチャピチャピチャ⋮
︵ああ⋮⋮。きもひいい⋮︶
ピチャピチャピチャ⋮
ピチャピチャピチャ⋮
何だろう?とっても心地良い⋮
宙にポーンと放り出されたような不思議な不思議な感覚⋮
あは⋮。あはは⋮。あはは⋮。ふわふわと空を飛んでるみたいだ⋮
何だろう?何だろう?なんだろう?この気持ち⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
99
﹁目が覚めた?可愛い可愛いボウヤ﹂
﹁ふえ?﹂
ガチャガチャ!ガチャガチャ!
﹁ひいっ?!﹂
心地良い失神から目覚めたシュウだったが、
次の瞬間、驚愕する。なんと拘束具に嵌められていたのだ!
場所は1階にある狭いバスルームから、大型キャンピングカーの
2階部分へ移動している。部屋にはキングサイズのベッドが置いて
ある。
どうやら﹃寝室﹄のようだ。
そして壁には﹃鉄製の拘束具﹄が備えつけられており、
両手両足を拘束されると、いわゆる﹃M字開脚﹄の
ポーズになってしまうのだ。それによって完全に動きが封じられて
いる!
﹁助けてっ!助けて!たちけてっ!﹂
﹁だぁめ♪まだペロペロ、終わってないでちゅよぉ﹂
﹁ひいっ!﹂
100
﹁おっぱいとおちんちんのダブルミルクで
ビチャビチャの身体。お姉さん達が綺麗にして
あげてるんでちゅからね﹂
﹁あひいっ!﹂
﹁それにしても可愛いでちゅね!
お股こーんなに開いて、お手手もニャンニャンポーズして⋮
ほら、ニャンニャン♪って可愛くポーズしながら鳴いてみて?﹂
﹁ふひいっ!﹂
M字開脚で拘束具に嵌められているシュウ。
どうやら失神している間、その状態で身体を舐められていたようだ。
周りにはシュウの身体を舐めていた3人の﹃グラマラスサキュバス﹄
がいる。
バスルームで母乳をたっぷり飲ませてきた、あの3人だ。
彼女達は先程同様に全裸。深い谷間も⋮。プリンのように揺れる乳
も⋮
極上ミルクを噴出する黒乳首も⋮
このままでは、またしても襲われてしまう。おっぱいに叩きのめさ
れて
しまうのだ。それを妄想した瞬間、拘束具に嵌められながシュウの
股関は
熱くなる。ビンっと肉棒が勃起してしまった。
101
﹁はぁああん♪﹂
﹁あらあら。またおっきしたんでちゅかぁ、ボウヤ?﹂
﹁お股全開だから、ぜーんぶ見えちゃう!
ボウヤの恥ずかしい所、ぜーんぶ♪﹂
﹁うふふ♪本当にエッチな子。
それにおっぱい大好きなんでしゅねぇ♪
お尻がヒクヒクってしてましゅよぉ?﹂
﹁あああっん♪﹂
その時、絶望的な事実に気づいた。
グラマラスサキュバス達の優しい嘲りによって、
股関の熱が加速する。
部屋の中にもう1人、全裸のサキュバスがいる事に気づいたのだ⋮
﹁ひいいっ!﹂
﹁可愛いボウヤ、よろしくね。
私は﹃アーリア﹄﹂
4人目⋮。マリアはいなくなったが、新たなサキュバスが調教に参
加した。
調教に続く調教⋮。サキュバスの軍門に下った時から、
こうなる事は分かっていた。覚悟もしていた。
102
︻母性への依存︼と︻甘い快楽︼⋮
その2つと引き換えに苛烈な調教を受けなければならないという事は
分かっていた。だが、これほどまでに休む暇なく快楽責めを浴びる
事に
なるとは⋮あの時、快楽に流されて屈服しなければと後悔している。
だがしかし、もう遅い。めくるめく快楽の聖地﹃淫帝国﹄へ護送中
なのだ。
これから先は絶望的な未来が待っている。
そして、その絶望的未来は既に始まっていた。
戦士として戦う人生の代わりに甘えた人生を歩む未来。
そして﹃アーリア﹄と名乗った全裸のサキュバスはシュウの甘えた
チンポが
歓喜し、見ているだけで大量のマゾ汁を流してしまうような魅力的
な風貌をしていた。
・菩薩のような古風で優しげな顔立ち
・豊満な尻
・たゆたゆと揺れる乳房
・マリアの部下の中で、もっとも肉付きが良い
そう。胸がデカすぎる。他のサキュバス達も巨乳や爆乳だが、
このアーリアと名乗ったサキュバスは別格。
ふわふわではない。乳がたゆんたゆんと波打っているのだ。
巨乳や爆乳を超えた、いわゆる﹃超乳サキュバス﹄だった。
しかし、それがいい!乳の魅力に叩きのめされ、
乳フェチを開花せてしまったシュウにとっては、正にドストライク
103
の風貌だ。
アーリアの豊満過ぎる肉体を見て、生唾をゴクリとのんでしまう。
この菩薩のような古風な顔立ちの豊満サキュバス。
その肉に包まれて、極上の安心感を感じながら、
優しくネチネチ苛められたら⋮
柔らかい肉体にプレスされ、心地良い圧迫感を感じながら
果てれば、どれほどの快感が得られるのか⋮
マリアのような鍛え上げられた身体ではない。
だが、アーリアの豊満な肉体は乳好きには、たまらない身体つきな
のだった。
﹁あらあら、アーリアお姉様のおっぱいに釘付けね﹂
﹁ど∼う?ボウヤ。
すぐにでも、あの身体に抱きつきたいでしょう?﹂
﹁アーリアお姉様の豊満な身体に包まれて、 ヨシヨシされたいでちゅかぁ?﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁うふふ⋮♪ボウヤぁ∼♪おっぱいおっぱい♪﹂
たゆん♪たゆん♪
﹁ああっ!こんなのっ!こんなのズルいよぉ!﹂
104
アーリアがデカすぎる超乳を自らの手で揺らす。
何だ?あの柔らかさは?何だ?あの揺れは?
鉄製の拘束具が両手両足に嵌められていたから良かったものの、
M字拘束されていなければ、シュウは躍り上がって
サキュバスの胸に飛び込んでいただろう。
そして極上の肉布団に包まれ、ヘコヘコ情けなく腰を振り、
豊満サキュバスに甘えていただろう。しかし当然、助かった訳では
ない。
サキュバスの調教はこれから始まるのだ。
﹁ズ⋮ズルいぞ!
よってたかって、みんなで責めてくるなんて!
ひ、卑怯者っ!﹂
涙目になりながらサキュバス達に向かって、
精一杯の罵声を飛ばす。だが全く効果が無い。
サキュバス達は母性溢れる笑顔でボウヤの戯れ言を受け流す。
﹁あら、そ∼お?ボウヤのおちんちんは
﹃たくさんのお姉様に甘えて嬉しいよぉ∼♪﹄って
ぷるぷる震えてましゅよぉ?﹂
﹁フヒイッ!﹂
105
その通りだ⋮。アーリアの言った事は間違っていない。
シュウの男。その部分は確実に喜んでいる。
集団巨乳サキュバスに犯される事を喜んでいるのだ。
だが戦士として⋮。いや、人間として快楽に負けてはならない。
まだ引き返せるかもしれないのだ!
例え、何度おっぱいに叩きのめされようとも⋮
その時だ!3人のグラマラスサキュバス達がぷるぷるおっぱいを揺
らし、
シュウに近づいてきた。
﹁さぁ、ペロペロの続きでしゅよ♪﹂
﹁気持ち悪い所があったら教えてくだしゃいねぇ?﹂
﹁お姉様達がベロさんでボウヤの身体を
キレイキレイしてあげましゅから﹂
﹁フヒイッ!や、やめてっ!やめ⋮﹂
ペロペロ∼♪ペロペロ∼♪ペロペロ∼♪
﹁ひいああああっ!﹂
舐められる!舐められる!舐められてりゅう!
106
3人のグラマラスサキュバス達が、
シュウの身体中をたっぷりと涎がのった舌で舐め始めた。
M字開脚で拘束されたシュウは、たまったものではない。
全裸の巨乳サキュバス3人がかりによる舐め調教。ズルいと言いた
くもなる。
母猫が子猫を舐めるように愛情を感じさせる優しい舌遣いで舐めら
れる。
胸板、脇、脇腹も⋮
そして腹も腕も脚も足裏も足指の間、お臍の中さえも⋮
身体中にサキュバス達の赤い舌が這い回っている。
ペロペロ∼♪ペロペロ∼♪ペロペロ∼♪
﹁ああ⋮あ⋮あ⋮﹂
この感覚だ⋮。これが、さっき感じた浮遊感だ。
サキュバスの舌にペロペロと身体を舐められると
頭に靄がかかり、幸せな気分になってしまう。
とても心地良く⋮
とても不思議で⋮
とても危険な気がする⋮
だが3人のグラマラスサキュバス達は甘美な舐め責めを止めない。
しかも自慢の乳房を擦りつけるというオマケつきだ。
シュウはますます涙目になりながら、
107
外れる事が無い拘束具をガシャガシャと揺らす。
﹁ズルいっ!ズルいっ!ズルいっ!ズリュういよぉ!﹂
ガシャガシャ!ガシャガシャ!
﹁あらあら⋮。マリア様とは1対1だったでしょう?
分からなかった?圧倒的な力の差を⋮﹂
﹁ふ⋮フヒイッ!﹂
アーリアの言葉によって、数時間前の淫闘の光景を思い出す。
しかし、あれはあれだ。相手は上級サキュバス⋮。
そうだ!相手が悪かったんだっ!
﹁ふ、ふんっ!ぼ、僕が怖いのか!?
だから集団で犯すんだろっ?!
ヒキョーモノ!ヒキョーモノ!ヒキョーモノ!﹂
涙目になりながらも必死に罵声を飛ばすシュウ。
まだやれる!まだ何とかなるはずだ!
﹃淫帝国﹄に入る前に、何とか逃げ出さないと⋮
心の中で、その事を何度も何度も繰り返す。
そして突破口を見つけようと靄のかかった頭を必死に回転させる。
しかし、シュウは気づいていなかった。
108
マリアの能力﹃レベルダウン﹄が着実に進行している事を⋮
﹁こ、こんな拘束具に嵌められてなかったら
僕は負けないっ!1対1だったら僕は負けないんだっ!﹂
そうだ!上級サキュバスのマリアならいざ知らず、
部下のサキュバス達ならば1対1なら絶対に勝てる!
ここは、とにかく挑発する事だ!危険は承知の上。
怒り狂ったサキュバス達が4人がかりで一斉に犯してくるかもしれ
ない。
しかし、シュウの思惑通りになれば⋮
﹁あ∼ら、可愛い甘えたボウヤが
お姉様に勝てる訳ないでちゅよぉ?﹂
﹁そ、そんな事ないっ!僕はせ、せ、戦士だ!
あのアカデミー訓練生なんだぞっ!﹂
﹁全裸でM字開脚してる戦士さん?
かーわーいーい♪﹂
﹁うりゅさいっ!﹂
﹁うふふ♪舐め舐めが嫌だからって、
わがまま言わないの♪﹂
﹁ちがーうっ!僕は勝てるっ!
109
サキュバスなんて倒せるんだっ!⋮⋮ひっ!﹂
3人のグラマラスサキュバス達の目つきが変わった。
お、犯される⋮⋮。恐怖を感じながらシュウは身構えた。
しかし予想に反して、サキュバス達は襲ってこなかった。
そして信じられない行動をとったのだ。
カチャ⋮!カチャ⋮!カチャ⋮!カチャ⋮!
﹁えっ?えっ?えっ?何で?﹂
﹁あら、解放してあげてるんでちゅよ?
何か不満?﹂
﹁も∼。わがままばっかり。
お姉様達を困らせるのがだいしゅきなんでしゅか?﹂
﹁仕方ないでちゅねぇ⋮。
ボウヤは今、戦士から可愛いボウヤにへーんしんしている
真っ最中って事を思い知らせてあげまちゅからね﹂
﹁へ⋮⋮?﹂
訳が分からないまま、3人のグラマラス
サキュバス達によって拘束具が解かれていく。
その時、ふと寒気を感じた。視線だ。
110
ねっとりと絡みつくような視線で自分を見ているサキュバス。
シュウが恐る恐る顔をあげると、そこには⋮⋮
超乳サキュバス・アーリアが慈愛の微笑みを浮かべ、
シュウの事をジッと見つめていた。
﹁ベッドへ上がりなさい、ボウヤ﹂
﹁へ⋮⋮﹂
・
111
◆チャンス?
★
︽ベットの上︾
シュウは拘束を解かれ、キングサイズのベット上へ移動する。
3人のグラマラスサキュバス達はシュウの逃げ道を塞いでいた。
部屋の唯一の出入り口に1人。ベットの両サイドに2人がいる。 そして後ろは壁。正面には超乳サキュバス・アーリアがいた。
﹁うふふ。わがままばかりのボウヤに
チャンスをあげまちゅねぇ﹂
﹁チャ⋮チャンス?﹂
超乳サキュバスの言葉に戸惑う。
何を言い出すんだ?
﹁今から私が出す条件をクリアー出来れば、
ボウヤの言う事をなーんでも聞いてあげまちゅよぉ♪﹂
﹁じょ、条件?ク、クリアーしたらなんでも?﹂
112
﹁そう。ボウヤが、ここから逃げたいっていうなら
逃げてもいいでちゅよ?見逃してあげまちゅ。
もちろん、たーっぷり甘えていたいなら大歓迎でちゅからね♪﹂
﹁へっ⋮⋮?へっ?﹂
急に何なんだ?これはどういう事なんだ?
サキュバスは何を考えてるんだ?
ぐるぐると頭の中に疑問が回る。そして思わず叫んでいた。
﹁じゃ、じゃあ今すぐ僕を解放してっ!﹂
だがその望みは、まだ叶わない。
アーリアやグラマラスサキュバス達がニコニコ笑顔で言う。
﹁だめぇ♪今すぐは無理でしゅよぉ﹂
﹁な、何で?何でさ?﹂
﹁ボウヤは本心から逃げ出したいって思ってまちゅかぁ?
本当に?﹂
﹁あ、当たり前だっ!﹂
﹁クスクス♪
じゃあ10分後にもう一度、聞いてあげまちゅね﹂
113
﹁10ぷん?﹂
サキュバスの言葉に困惑が深まる。
するとアーリアが超乳を揺らしながらベッドにあがり、
シュウの正面に来て言った。
﹁今から10分間。ボウヤは私のおっぱいを揉み続けるの。
私からは一切、責めないわ。お望みの1対1でちゅよ?﹂
﹁えっ?﹂
たゆんたゆんと超乳を揺らし、
菩薩のような穏やかな笑みを浮かべるアーリア。
﹁10分間、おっぱいモミモミした後で
﹃ボウヤがどうしたいか﹄聞いてあげまちゅね。
ここから逃げ出したいか⋮。それとも甘えた人生を
爆進するのかを選んでくだちゃいねぇ?﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮﹂
罠か?罠なのか?
サキュバス得意の罠なのか?
114
﹁う、うそだ!僕を騙すつもりだろっ!﹂
﹁あら、そう思うなら辞める?言ったでしょう!
ボウヤにとってのチャンスだって﹂
﹁私達はいいんでちゅよ?
また拘束具に嵌めてペロペロするだけでしゅから⋮﹂
﹁1対1の勝負を受けないっていうなら仕方ないでちゅねぇ。
無理矢理にでもペロペロの刑を受けてもらいまちゅから♪﹂
﹁!!!﹂
﹁クスクス♪まだ頭は回転しているみたいね♪﹂
そうだ。罠だろうが何だろうがサキュバス達から逃れる方法は、
このチャンスをものにするしかないのだ。
仮に今、暴れたとしても4人の乳魔に一斉に犯されて終わり。
その上、マリアが階下にいるのだ。
サキュバス達は自分が誘惑に負けて屈服すると思っているのだろう。
しかしアーリアの胸を10分間、揉み続けた後にサキュバス達が
約束を守ってくれさえすれば⋮
﹁ぜ、絶対に約束を守る?
僕が逃げたいって言ったら逃がしてくれるっ?﹂
115
﹁ええ、もちろんよ♪﹂
﹁うそじゃないよね!
後で約束してないとか言わないよね?﹂
﹁ボウヤが望む事をしてあげるわ⋮。クスクス♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃望む事﹄
絶対に誘惑に負けて屈服すると思っているのだ。
そうはいくか!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁わ、分かった!受ける!その代わり⋮﹂
﹁なぁに♪﹂
﹁1対1だ!他のお姉様達は手出ししたらだめっ!﹂
﹁あら、なかなか頭が回るじゃない﹂
﹁それとルールの変更は無し!
後からこれは違うとか約束してないとかは無しだよ!﹂
116
﹁分かったわ♪﹂
﹁な、なら確認だ!﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
・アーリアの超乳を10分間、揉み続ける。アーリアからの攻撃は
禁止。
・他のサキュバス達は責めに参加しない。
・10分後、ボウヤ︵シュウ︶の望んだ事にサキュバス達は絶対に
従う。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁絶対に約束を守ってよっ!﹂
﹁約束を破ったら、はりせんぼん飲ましてもいいでちゅよぉ♪﹂
﹁言ったぞっ!﹂
シュウはアーリアを指さし、格好良く言った。
このまま何もせずに堕落していくよりは最後の最後まで足掻いてや
る!
117
シュウはそう思っていた。しかし彼は、まだ気づいていない。
サキュバスに何度も屈服しているにも関わらず、
まだ理性が完全に溶けていないという異常事態に⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁さぁ、ボウヤ。今から10分間。
私のおっぱいはボウヤのものよ。
好きなように揉んで、好きなように遊んでいいんでちゅよ∼?﹂
﹁う、うるさいっ!﹂
たゆん♪たゆん♪
︵ゴクリ⋮︶
ついにシュウの未来を決める運命の一戦が始まった。
そうはいってもシュウの方が断然、有利な勝負なのだ。
ただサキュバスの乳を揉み、10分後に自分の意思を叫べば
いいだけなのだから。それよりも何だ?この乳は⋮?
たゆん♪たゆん♪
﹁うふふ♪ボウヤが私のおっぱいに触れた瞬間から
ゲームスタートでしゅよぉ?﹂
118
﹁ゲ、ゲームじゃないっ!﹂
﹁ごめんなさい♪戦いの始まりだったわね。
クスクス♪﹂
菩薩のような古風な顔立ちのアーリアが、おしとやかに笑う。
その超乳を揺らしながらだ⋮
﹁う⋮く⋮⋮﹂
﹁あらぁ?ボウヤ。はーやーく♪
お姉様のおっぱい、モミモミしないと戦いは始まらない。
10分って時間は全く進まないんでしゅよぉ?﹂
﹁わ、分かってるっ!タ、タイミングを計ってるの!﹂
﹁あらあら♪それもいいわね♪
圧倒的有利な戦いのはずなのに⋮
好きなだけおっぱい眺めてから戦いを始めまちょうね?﹂
﹁う⋮く⋮﹂
シュウは躊躇していた。
サキュバスの乳を揉むだけのはずなのに⋮
存在感と重量感抜群のアーリアの超乳に圧倒されているのだ。
119
︵ぼ、僕は理性を保てるのか?
お姉様のおっぱいを10分も⋮︶
︵でもやらなきゃ⋮。く⋮。やらなきゃ⋮︶
︵よ、よし!︶
﹁覚悟は決まった?﹂
﹁い、いくじょ!﹂
再度、ゴクリと唾をのみこみ、
意を決してシュウはアーリアの超乳に手を伸ばした!
モミュ♪
﹃戦い﹄は始まった。
そして堕落への序曲が奏でられる⋮
・
120
◆溶かされる願望
★
︽戦闘開始︾
たゆん♪たゆん♪
たゆん♪たゆん♪
﹁んくっ⋮。はぁん⋮﹂
﹁うふふ⋮。ボウヤ。手つきが拙いでちゅねぇ?
もーっと激しくこねくり回してもいいんでちゅよ∼♪﹂
﹁う、うるさいっ!んくっ⋮﹂
たゆん♪たゆん♪
たゆん♪たゆん♪
サキュバスとの真剣勝負が始まった!
超乳サキュバス・アーリアの乳を揉み続けるという戦い。逃げ場は
無い。
3人のグラマラスサキュバス達がシュウを取り囲んでいるからだ。
それにしても⋮
121
﹁あはっ♪ボウヤ。10分間、ずーっとお手手は動かしててくだち
ゃい。
だって約束しまちたもんね?途中で止めるのは無し♪
ルールは守ってくだちゃいね﹂
﹁わ、分かってるっ!分かってるよ!﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
︵うう⋮⋮︶
戦闘開始30秒⋮⋮。早くもシュウは額に大量の汗をかいていた。
何だ、このおっぱいは?大きいだけじゃなくて、お餅のように柔ら
かい⋮
つきたてホカホカのお餅⋮。サキュバスの体温が心地良く、
超乳を揉んでいると不思議な安心感に包まれる。
﹁ふ⋮⋮ふへ⋮⋮﹂
﹁あらぁん♪
包茎チンチン、ピーンって勃ってまちゅね﹂
﹁ふわっ!せ、責めちゃだめだよっ!﹂
グラマラスサキュバスの1人がシュウの股関を覗きながら、
にっこり笑って言った。
122
﹁もちろん責めないでちゅよぉ♪
ただボウヤのチンチン見て、感想を言っただけ﹂
﹁約束通り、ボウヤに直接、快感責めはしないけどぉ⋮﹂
﹁独り言は呟くかもねぇ♪﹂
﹁ひっ!ズ、ズルいっ!言葉責めは⋮﹂
﹁独り言よっ!﹂
﹁ふぐうっ!﹂
グラマラスサキュバスの強い口調に気押されてしまうシュウ。
確かに直接は責められていないが⋮。ダメだ⋮
頭に霞がかかって、言葉が紡げない。するとアーリアが優しく微笑
み、
シュウの瞳をジッと見ながら言った。
﹁集中して、おっぱいモミモミなさい⋮
ボウヤは今、私と1対1。戦いの真っ最中。
油断してると一気に負けちゃうわよ?﹂
﹁んくっ!﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
123
そうだ⋮。3人の言葉責めなんて無視すればいいんだ。
とにかく意識を強く持ち、アーリアの超乳の魅力に
酔ってしまわないようにする事。それが今すべき事なんだ!
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
﹁そうそう上手上手♪
柔らかおっぱい、コネコネしてくだしゃいねぇ♪﹂
﹁うくはぁ⋮﹂
小柄な体格のシュウは手も小さい。一方のアーリアの超乳はMカッ
プ。
掌から完全に乳肉が零れ落ちている。
それでもシュウは揉む。超乳を揉んで揉んで揉みまくる。
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
︵負けちゃ⋮。負けちゃだめ⋮。僕は戦士⋮。
サキュバスのおっぱいを揉んだくらいで
誘惑に負けてちゃ⋮⋮らめっ!︶
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
124
︵でも⋮。とっても心地良い⋮。
おっぱいを揉んでるだけで⋮頭がポッーってして⋮くる︶
﹁あれあれぇ?
ボウヤ、まだ3分しか経ってないでちゅよぉ?﹂
﹁んくっ!分かってるっ!⋮⋮分かって⋮⋮るよ⋮⋮
ふへ⋮﹂
アーリアの言葉を聞き、シュウは水を浴びたかのように反応する。
しかし、またすぐにポッーとしてしまう。
乳魔の乳肉とは、ここまで素晴らしいものなのか。
触っているだけで頭に霞がかかってくる。
すると突然、周りから誘惑の歌声が聞こえてきた。
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪﹂
﹁コネコネ♪おっぱい♪おっぱい♪コネコネ♪﹂
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
グラマラスサキュバス達が﹃おっぱい﹄という言葉を歌うように
連呼し始めたのだ。シュウは今、耳を塞ぐ事が出来ない。
何故ならアーリアの超乳を揉み続けないといけないからだ。
125
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁うふふ♪ボウヤ、お姉様達が歌い出した途端、
お口から涎が垂れてきまちたよぉ?
私がお口でチュチュして綺麗にしてあげまちょうかぁ?﹂
アーリアがシュウをジッと見つめながらエアキスを始める。
﹁だ⋮め⋮⋮。僕が⋮⋮
おっぱい揉んでる時は⋮⋮責めは⋮だめ﹂
﹁そうでちたねぇ♪
じゃあ、もーっとおっぱい揉んでくだちゃい?﹂
﹁う⋮⋮ん⋮﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
アーリアの薄い唇をジッと見つめながら、誘惑に耐える。
そんなシュウの両手は完全にサキュバスの超乳に埋もれていた。
︵ああ⋮。揉んでも揉んでも揉みたくなるおっぱい⋮︶
︵だ、だめっ!危ないよ!危ないよ!
僕は戦士!戦わないとっ!
126
おっぱい好きだからって戦いを止めちゃらめっ!︶
︵ああっ!ダメだ!おっぱい好きって認めちゃらめっ!︶
﹁おっぱい♪おっぱい♪コネコネ♪おっぱい♪﹂
﹁おっぱい♪揉んで♪おっぱい♪だいしゅき♪﹂
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪﹂
︵んくっ!目を瞑ったら、歌がより鮮明に聞こえちゃうし⋮。
かといって目を開けてると、おっぱいを見なきゃならない⋮︶
︵ああっ!どうしよう⋮。どうしよーー!︶
﹁おっぱい♪おっぱい♪コネコネ♪おっぱい♪﹂
﹁おっぱい♪揉んで♪おっぱい♪だいしゅき♪﹂
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪﹂
﹁ふへっ⋮﹂
グラマラスサキュバス達は楽しげに歌っている。その歌声を聞きな
がら
シュウは早く時間が過ぎ去る事を祈り、乳を揉み続けていた。
﹁おっぱい♪おっぱい♪コネコネ♪おっぱい♪﹂
127
﹁おっぱい♪揉んで♪おっぱい♪だいしゅき♪﹂
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪おっぱい♪﹂
︵あ⋮あ⋮あ⋮。好き⋮じゃない⋮。
僕は⋮おっぱい⋮好き?︶
︵柔ら⋮かい⋮。とっても⋮⋮︶
﹁うふ♪とろけてきた、とろけてきた。
ボウヤ、今で5分。どう、まだまだ頑張れそうでちゅかぁ?﹂
﹁が⋮⋮がんばれる⋮もん⋮﹂
﹁さすがぁ♪
そのまま一生懸命、私のおっぱいコネコネしまちょうねぇ?﹂
﹁あ⋮あい⋮⋮﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
どんな揉み方をしても超乳は変幻自在に形を変える。
シュウの小さな手は完全に乳肉に埋まっている。
このまま5分⋮⋮。残り5分を耐えしのげば⋮⋮
﹁ボウヤぁ♪耳元で歌ってあげまちゅね﹂
128
﹁囁くようにやさし∼く⋮﹂
﹁身体には触れていないから約束は破ってないでちゅよね?﹂
﹁⋮⋮あい﹂
﹁うふふ⋮﹂
3人のサキュバス達もベッドに上がってきた。
キングサイズなので、広さは十分にある。
そしてまたしても悪夢の5Pが始まった。
﹁おっぱい⋮おっぱい⋮もっとコネコネ♪
もっとコネコネ♪ウフン♪﹂
﹁だいしゅき♪おっぱいコネコネ♪だいしゅき♪﹂
﹁ボウヤ♪おっぱい♪甘えたボウヤ♪
アハン♪﹂
﹁ウヒイ⋮⋮﹂
サキュバス達が吐息混じりでの囁きを開始する。
ボソボソと耳元で妖しく囁かれると背筋にゾクゾクとした
快感が駆け抜ける。するとその時。そう。戦闘開始7分⋮⋮
なんとシュウの口から歌声が漏れだしてしまった。
129
﹁おっ⋮ぱい⋮おっ⋮ぱい⋮。
だいし⋮ゅき⋮。あ⋮あ⋮あ⋮﹂
︵だめぇー!歌っちゃだめぇー!︶
必死に抑えようとするのだが、
不思議な安らぎに包まれていると言葉が口から流れ出てきてしまう。
﹁うふふ⋮。その調子よ、ボウヤ。まだ時間はあるからね。
おっぱいだいしゅきになりまちょう♪﹂
﹁あ⋮⋮あい⋮﹂
たゆん♪たゆん♪
たゆんたゆん♪
シュウは、アーリアの超乳を揉みながら虚ろな瞳で
﹃おっぱい﹄という単語を呟き始めてしまった。
超乳の柔らかさとサキュバス達の誘惑ソング。そして甘えた性癖が
重なり合い、シュウを甘美な堕落へと転がり落ちていく。
﹁もっとコネコネ♪甘えたボウヤ♪﹂
﹁だいしゅき♪甘えたボウヤ♪
130
おっぱいコネコネしまちょうねぇ♪﹂
﹁きもちいい♪きもちいい♪だいしゅきおっぱい♪﹂
﹁あへ⋮⋮。おっぱいだいしゅき⋮⋮﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
超乳を下からすくいあげるように揉みしだくシュウ。
その表情は虚ろ。ぼんやりしながら、
乳肉の柔らかさを手のひらで思う存分、堪能している。
すると、あっという間に約束の時間は訪れた。
﹁はい、ボウヤ♪約束の10分が経ちました!
よぉ∼く頑張りまちたね♪﹂
﹁⋮⋮あい﹂
コネコネ♪コネコネ♪コネコネ♪コネコネ♪
﹁あれぇ?もう揉まなくていいんでちゅよぉ?
仕方ないでちゅねぇ。ボウヤは本当におっぱいだいしゅき♪﹂
﹁あい⋮﹂
戦闘は終わった。長いようで短い10分間。
しかしシュウの乳揉みは終わらない。
131
いや、正確には乳揉みをシュウ自身が止めないのだ。
戦いが終わったにも関わらず、アーリアの乳から手を離さない
甘えたボウヤ。揉まなくてもいいのに揉んでいた。
コネコネ♪コネコネ♪コネコネ♪
﹁ふへ⋮﹂
﹁さぁ、ボウヤ。約束よ♪
ボウヤが今、したい事を大声で叫んでくだちゃいねぇ∼♪﹂
﹁元気いっぱい!お姉様達に願望を聞かせて?﹂
﹁おっぱい吸いたい?おっぱいコネコネしたい?
おっぱいに包まれたい?おっぱいに犯されたい?﹂
﹁おっぱいに敗北したい?おっぱいに屈服したい?
おっぱいに人生を滅茶苦茶にされたい?おっぱいに服従したい?﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮あ⋮﹂
アーリアと3人のグラマラスサキュバスは、
シュウを中心にゆっくりと四方から近づいていく。
8つのおっぱいによる包囲網⋮
甘ったるい淫気がシュウの理性をズブズブにしていく。
132
︵僕の⋮願望⋮⋮?あれ⋮⋮?何だっけ?
何で戦ったんだっけ?︶
︵10分耐えて⋮⋮何をお願いしようとしてたんだっけ⋮⋮?
おっぱい?おっぱいを揉んで⋮⋮︶
﹁ふへ⋮﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪たゆん♪
アーリアの超乳を揉みながら、アヘ面を浮かべている
今のシュウの思考回路。それは完全に狂っていた。
するとアーリアが優しく言った。それはまるで催眠術をかけるかの
ように⋮
ゆっくりとした口調でシュウの瞳を見つめながら⋮
﹁はい、ボウヤ♪おっぱいから手を離して?
う∼ん、そんな悲しい顔しないの♪
代わりにだいしゅきおっぱいの谷間にお顔埋めていいから﹂
﹁ほら、アーリアお姉様の前におっちんして、 お姉様のおっぱいの谷間でパフパフしてもらいなちゃい﹂
﹁お胸の谷間に頭を挟み込んでもらってぇ∼♪
うっとりしながら、全身ペロペロされたいんでちたよね?﹂
﹁冷たい拘束具は嫌だ!お姉様のおっぱいに包まれて
全身をペロペロされたいってわがまま、
133
叶えてあげましゅからねぇ?﹂
﹁ふへ⋮⋮﹂
そうだっけ?僕はそんな事のために戦ったんだっけ?
分からない?分からない?何が分からない?
とろけた思考では何も分からない。そしてフラフラの思考のまま、
シュウはアーリアの谷間に顔を埋めていく。
﹁あふ⋮⋮﹂
パフッ♪
﹁はい、おっぱいでボウヤの小さな頭を
くるみ込んじゃいまちたぁ♪﹂
モニュモニュ♪モニュモニュモニュ♪
﹁ふはぁ♪﹂
あっ、もうどうでもいいや⋮⋮
その瞬間、そう思った。アーリアの谷間に顔を埋め、
頭を全て柔らかい乳肉で包んでもらった瞬間、煩わしい思考が霧消
した。
モニュモニュ♪モニュモニュ♪モニュモニュ♪
134
﹁あへ⋮⋮♪﹂
﹁さぁ、ボウヤ!
望み通りにしてあげまちゅからねぇ♪﹂
﹁ボウヤは確か、おっぱいにお顔を埋めて、
全身ペロペロされたいんでちたよね?﹂
﹁間違ってないでちゅかぁ?﹂
﹁⋮⋮あい﹂
﹁はい、お利口さん♪じゃあ始めまちょう♪﹂
﹁アーリアお姉様のパフパフに酔いしれてていいでちゅよ﹂
﹁お姉様達がボウヤの身体の隅から隅まで
舌さんでペロペロ∼ってしてあげまちゅからねぇ♪﹂
﹁⋮あい﹂
パフパフ♪パフパフ♪
アーリアの柔らかい肉に甘えるシュウ。
そしてこの後シュウはアーリアの超乳に甘えたまま、
夢心地でサキュバス達に全身を舐め尽くされたのだった⋮
135
・
136
◆美味しい昼御飯
★
︽キャンピングカー1階・メインリビング︾
﹃淫帝国﹄を目指し、街道を走る護送車。
護送車に乗っているサキュバスは計8人。
上級サキュバス・マリアとその部下達だ。
そして今⋮。マリアの膝上に座らされている青年の名はシュウ。
彼に施されているのは﹃幼児化調教﹄だ。
歪んだ母性をひたすら注がれ、理性が崩壊してしまうという
甘く危険な調教⋮。それはまだ始まったばかりなのだった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
﹁ほら、アーンしまちょうねぇ?﹂
﹁ふ、ふええ⋮⋮!こ、こんなの!
た、食べれないよぉ!﹂
137
シュウは椅子に座ったマリアの膝上にちょこんと腰掛け、彼女を背
もたれ
代わりにした状態で、美味しい御飯を食べさせてもらっていた。
ちなみに今のマリアはというと、なんと﹃裸エプロン姿﹄。
彼女だけではない。この場にいるサキュバス全員が裸エプロン姿だ
った。
一方のシュウはというと、ウサギの絵柄がプリントされた
可愛いTシャツを着せられ、半ズボンを履いていた。
アカデミーで捕縛された時に訓練生の制服を奪われており、
これまでは全裸のまま過ごしていた。プリントされている絵柄は
どうあれ、やっと服を着せてもらえたのだ。
だが、これで調教が終わった訳ではない。
より苛烈に⋮。より甘美に⋮。ますます調教は激しくなっていく。
そして調教は食事をしている間も続けられている。
テーブルの上に並んでいるのは子どもが好きそうな料理ばかり。
ハンバーグ。鳥の唐揚げ。カレーライス。ポテトフライ。
たこさんウインナー。オムライス⋮。サラダ。 コーンスープ⋮。オレンジジュース⋮⋮
豪華な料理だが統一感が皆無。バッラバラだ。
お子様ランチにのっていそうなオカズを手当たりしだい全て集めて
みた⋮
138
そんな豪華で豪快な料理の数々。それらを膝上に座っている可愛い
ボウヤに
食べさせるため、マリアは右手でスプーンやフォークを操っていた。
そして空いた左手はなんと食事中にも関わらず、
男の弱点を妖しく揉みしだいているのだった。
クチュクチュ⋮⋮
﹁ふみい!おちんちん、おちんちん、
ニチャニチャしちゃらめええ!﹂
﹁ウフフ⋮⋮。早く食べないと、ご飯が冷めちゃいまちゅよぉ?﹂
もぞもぞと動くシュウの股間。その動きの正体⋮⋮
それは半ズボンの隙間から中に潜り込んだ﹃マリアの掌﹄だった。
マリアの指が妖しく蠢く度に、シュウの身体がビクビクと跳ね上が
る。
その結果、食事が一向に進まないのである。まだ半分も終わってい
なかった。
それでもマリアは叱りもせず、遅々として進まない食事に付き合っ
てくれていた。
ただ、進まない原因を作っているのは彼女の手淫なのだが⋮
クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮
クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮
139
﹁うくっ⋮⋮。うひいいっ⋮⋮﹂
︵もう⋮。もうイヤっ!あの時、おっぱいに溺れなければ⋮
ああ⋮。こんなの⋮。きもひいい︶
白いブリーフの中でコネコネとコネくりまわされる肉棒⋮
そのせいで逃げられない。力が抜けてしまうのだ。
その上、キッチンにもリビングにも巨乳・爆乳・超乳サキュバス達が
いるのだ。そのため凄まじい淫気が充満している。
シュウは、口に運ばれてくる料理をポロポロとこぼしながら、
涙目で食べ続けるしかないのだった。すると邪悪な聖母が進まない
シュウの食事を、更に歪んだ方法でサポートし始める。
﹁も∼。せっかくママが食べさせてあげてるのに、
マンマをポロポロこぼしちゃって⋮。
仕方ない。ママが口移しで食べさせてあげまちゅからねぇ?﹂
﹁ほえっ?﹂
そう言うとマリアはフォークをハンバーグに刺した。
そして自らの口に運んでいく。
グチュグチュ⋮
140
﹁はにゃあ!﹂
咀嚼音⋮。少し下品で卑猥な音を耳元で聞かされたシュウは、
またしても身体を跳ね上がらせてしまう。
すると、その動きを利用して、マリアがシュウの体勢を変える。
いわゆる男女逆転の﹃お姫様抱っこ状態﹄に⋮
そして次の瞬間、肉汁と脂で濡れたマリアの唇がシュウの唇に襲い
かかった。
ブチュウ!
﹁うぎゅう⋮⋮⋮んぐうううっ!﹂
グチュ⋮⋮グチュ⋮ピチュ⋮⋮
シュウの唇を無理矢理、開かせる強引なキス責め⋮
そしてマリアの口から、シュウの口へと何かが押し込まれていく。
﹁ブチュ⋮⋮ぷはぁ!ウフフ⋮⋮。おいちい?
ママが柔らかくしてあげたハンバーグは?﹂
﹁あああ⋮⋮ふぐう⋮⋮﹂
なんと、マリアが咀嚼したハンバーグを口移ししてきたのだ!
141
サキュバスの唾液をたっぷり含んだハンバーグを口移しされ、
シュウの意識が飛びかける。そして、その間もブリーフの中では
﹃肉棒こねくり回しの刑﹄が継続しているのであった。
﹁は、はひいいい!らめえ!﹂
グチュグチュ⋮クチュクチュ⋮
親指と人差し指の指先をニチニチと擦りあわせるマリア。
その指の間には、シュウの硬くなった肉棒があるのだった。
するとマリアが、テーブルの上の料理の中から、ポテトサラダを選
び、
スプーンで掬った。そして先程と同じ様に、まずは自らの口に含ん
でいく。
グチャアグチャア⋮
﹁アヒャア!﹂
先程よりも下品さ、卑猥さが増した咀嚼音!
それはシュウの耳にはそう聞こえただけであって
実際は違うのかもしれない。ただ、今のシュウは、
先程とは違い、次にされる事が分かっている。
とてつもなく甘美な口移しキス⋮⋮
それが容易に予測出来てしまう。その結果、快感の渦に巻き込まれる
142
前から、シュウの性欲はかなり強く、刺激されてしまった。
そして案の定、マリアが微笑みながら、優しい口調で甘美な命令を
下してくる。
﹁あい、あーんしてぇ?﹂
﹁ヒハ⋮⋮。フヒャアン!﹂
︵だめ⋮だめ⋮。アーンしたら⋮︶
ニチニチ⋮⋮
﹁フヒャア!﹂
悪夢の口移しを拒否しようとしたシュウだったが、
ブリーフの中で妖しく蠢く指先に喘がされ、
強制的に口を開けさせられてしまった。
﹁ウフフ⋮⋮。ブチュウ!﹂
﹁ホギャア!ムグムグ⋮﹂
またしても強制的に口移しされる!
口に無理矢理、押し込まれていくポテトサラダ⋮
元々、グチャグチャとした食感のポテトサラダが、
咀嚼された事によって、原型が何であるか分からないようになって
143
いた。
そんなペースト状のサラダを口に入れられた
シュウはうっとりと目を細めてしまう。
サキュバスの唾液とポテトサラダが混じりあい、
魅惑の甘さを醸し出す。その﹃料理﹄がシュウの味覚を甘く刺激す
る。
﹁うふふ⋮⋮
夢心地になっちゃうほど、おいちいの?﹂
﹁おい⋮⋮おいちい⋮⋮
ふわああ!﹂
︵だめっ!だめっ!このままじゃ⋮⋮
だめ⋮︶
赤子のように抱きかかえられた状態で優しく語りかけられると、
脳みそがお粥のようにトロトロになって、何も考えられなくなる。
そしてシュウのアヘ顔を見たマリアは満足そうな笑みを浮かべ、
更に深い幼児調教地獄へと、彼を引き込んでいく。
﹁さ∼あ、次は何を食べたいでちゅかぁ?
唐揚げが良い?それともタコさんウインナーでちゅかぁ?
それとも、おうどんちゅるちゅるが良いでちゅかぁ?
ボウヤが好きそうなメニューを一通り揃えたから、
どれでもママがモグモグして食べさせてあげましゅよぉ♪﹂
144
テーブルに並ぶ豪華な料理⋮
その全てが愛するボウヤのために作られたのだ。
﹁あう⋮⋮あう⋮⋮﹂
︵ああ⋮。もう我慢できない⋮
我慢れきらいよぉ⋮︶
﹁ん?どうしたの、ボウヤ?﹂
口内に広がる甘い味と股間をいたぶる快楽攻撃によって
呆けていたシュウだったが、小声で何かを呟いている。
それを見たマリアが小首をかしげながらシュウの顔を覗き込んだ。
その慈愛に満ちた聖母の視線を浴びせられたシュウは
耐えきれなくなった。そして歪んだ願望を爆発させてしまう!
﹁し、白いオモラシ、さしぇてええええええええ!﹂
激しい羞恥心にその身を焦がされても良い!
サキュバスによる調教という事も分かっている!
だが、もう無理だ!今のシュウにとって食事など、どうでもいい。
全身ペロペロされた時から溜まりに溜まった精子を爆発させる事。
膨れ上がり、固くなった肉棒から欲望の汁を絞り出して貰う。
145
それが全てになってしまった!
しかし、これは調教⋮⋮
シュウの意向で、そのプランが変わる可能性は無い。
彼の運命は、もはやマリアの意のまま。
したがって、シュウの懇願は受け入れられなかった。
﹁めっ!お行儀が悪いでしゅよ!
マンマを食べてるときに、オモラシしたいなんて、
そんなお下品な事、言っちゃいけません!﹂
ニチニチ⋮⋮
﹁ひゃああ!だ、だから、おちんちん、ニチャニチャはぁ!﹂
﹁ボウヤがお下品な事言うからでしょ?
オモラシして良い時は、ママが教えてあげるから、
ボウヤはなーんにも考えないで、
ママや御姉様達の言うとおりにしてれば良いんでちゅよぉ?﹂
ニチニチニチニチ⋮⋮
﹁ほへへへへへへえええ⋮⋮﹂
思考能力を低下させられ、強制的に依存させられてしまったシュウ。
そんな彼が辿る運命は、完璧な射精管理だった。
146
﹁はい、続きよ?
じゃあ次は唐揚げ。モグモグしてあげましゅからねぇ?﹂
グチャグチャ⋮
﹁あ⋮あ⋮﹂
ブチュウ!
﹁うむう⋮⋮ううう⋮﹂
涙を浮かべ、それでも口の中に押し込まれた
グチャグチャの唐揚げを胃へと流し込んでいくシュウ。
彼はこの後、肉棒をビンビンに勃たせながら、
サキュバスの唾液が染み込んだ甘い料理を口移しされ続けたのだっ
た。
・
147
◆オネンネの時間
★
︽2階ベッドルーム︾
悪夢の食事を終えたシュウは再び、2階ベッドルームに連れて行か
れた。
小柄なシュウを軽々と﹃お姫様抱っこ﹄して運ぶマリア。
彼女は未だに﹃裸エプロン姿﹄。シュウはというと、グッタリして
いた。
食事中、ずーっと続いていた肉棒コネまわしの快感ダメージと、
それに加えてのサキュバスの唾液を含んだ甘美な﹃お子様ランチ﹄を
食べたせいだ。
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
﹁うふふ♪少し横になっててね?
オネンネの用意してきまちゅから﹂
ごろん⋮
﹁う⋮う⋮あ⋮あ⋮﹂
148
キングサイズのベッドにコロンと転がされてしまうシュウ。
そしてマリアは一旦、部屋から出て行った。
荒い息をつくシュウは、とてつもなく体力を消耗していた。
それと同時に、焼けつくような願望に苛まれているのだった。
︵だしたいっ!射精したいよぉっ!
おちんちん破裂しそうっ!︶
グッと亀のように身体を丸め、焼けつく身体の疼きを抑えようとす
る。
だが興奮は一向に治まらない。ひたすら肉棒をコネまわされたせいで
快感ダメージが蓄積し、ズボンの中では既に我慢汁が亀頭から
タラーンと垂れていた。食事中だという理由で﹃射精﹄はおあずけ。
結局、上級サキュバス︻マリア︼のテクニックによって、
最後まで生殺しは続いたのであった。
︵い、いいよね⋮⋮。もう⋮
もう我慢出来ないもん⋮︶
グッと身体を固くしたまま右手を半ズボンの中に差し入れるシュウ。
右手はブリーフの隙間に侵入し、熱くなったムスコに到達した。
シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪
シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪シコシコ♪
149
︵ふっ⋮ふひいい⋮︶
声を押し殺して、涙目になりながらオナニーを開始してしまった。
早くっ!マリアが戻ってくる前に⋮!
だが、焦りのためか全く気持ち良くならない。
おかしい?ここまで激しく扱いているのに⋮?
何で?何で?何で?なんで?なん⋮
ガチャン!
﹁おまたせ♪﹂
﹁ひいっ!﹂
﹁あらあら⋮。うふふ♪﹂
射精する前にマリアが戻ってきてしまった!
シュウは身体をより一層、丸めて何事も無かったように振る舞う。
しかし、相手はサキュバス。精液や我慢汁の香りに敏感な種族だ。
突然、マリアはシュウの右手をガッと掴んだ。
﹁ふひいっ!?﹂
﹁誰でちゅかぁ?勝手にシコシコしてたのは?﹂
150
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁スンスン♪う∼ん。あはん♪青臭いお手手。
隠したって無駄。シコシコしてたって、すぐ分かりまちゅよぉ?﹂
﹁ひいああっ!﹂
ガシッ!
﹁うっ?!﹂
マリアは広いベッドの上に座り、シュウの身体をグイッと引き寄せ
て、
羽交い締めしてしまう。体力の消耗に加えて、サキュバスの真骨頂
である
淫気を間近で嗅いでしまったせいで無抵抗状態になってしまった
シュウは、いとも容易く拘束されてしまった。
そしてお馴染みの体勢﹃男女逆転のお姫様っ抱っこ﹄されてしまう。
﹁いや⋮いや⋮﹂
﹁さぁて。これを着けまちょうねぇ♪﹂
﹁ふえ?ひあああっ!﹂
151
視界が真っ暗になった!
アイマスクだ!アイマスクを着けられてしまったのだ!
﹁ひあっ!見えないっ!見えないよっ!﹂
﹁はい、これも!﹂
カパッ!
﹁えっ?!﹂
続いて頭に何か被せられた!耳当てが付いている!
これは⋮⋮ヘッドホン?その時、ヘッドホンから先程、散々聞かさ
れた
﹃悪夢の歌声﹄が流れてきた。
﹃おっぱい♪おっぱい♪だいしゅき♪おっぱい♪だいしゅき♪﹄
﹃おっぱい♪甘えた♪だいしゅき♪おっぱい♪おっぱい♪﹄
﹁うああああああああっ!!!!!﹂
﹁こ∼ら♪暴れない!﹂
両耳から流れ込んでくる卑猥な歌声を聞き、半狂乱になるシュウ。
だが動けない。圧倒的な力を誇るマリアによって、
152
身体を押さえ込まれてしまったからだ。
﹁うぐっ!﹂
﹁大丈夫、大丈夫♪
さぁ、半ズボンは邪魔だからヌギヌギしまちょうねぇ♪﹂
﹁うあっ!ああっ!﹂
拘束されたまま、ズルッと半ズボンを脱がされる。
Tシャツ1枚になった。ヘッドホンから流れ込んでくる甘い歌声。
サキュバスの淫気。アイマスク。
聴覚&嗅覚&視覚が一気にサキュバスの支配下に⋮。
そして次にマリアが狙いを定めたのが﹃味覚﹄だった。
﹁はい、くわえてくだちゃい♪﹂
﹁いやっ!いやっ!んむっ!﹂
こじ開けるように、グイッと唇に何かを突き入れられた!
これは?硬い?乳首のような形をしているが乳首ではない?
アイマスクのせいで、それが何だか分からないまま戸惑っていると、
急に口内に甘ったるい液体が流れ込んできた!
153
﹁んぶほっ!?んむっんほっ!﹂
な、何だ、これはっ?イヤだ!飲みたくないっ!
﹁んむっんほっ!んむっんほっ!﹂
ドクドクと勢い良く口内に流れ込んでくる甘ったるい液体。
かなり生臭い⋮⋮。あぁ⋮!甘ったるくて胸焼けしてくる⋮
﹃おっぱい♪だいしゅき♪おっぱい♪おいしい♪﹄
﹃だいしゅき♪チュパチュパ♪おっぱい♪ミルク♪﹄
不意に歌詞が変わった。それを聞き、シュウは戦慄する。
これは母乳だ!サキュバスの母乳だ!
すると視覚と聴覚が一時的に﹃復旧﹄した。
マリアがアイマスクとヘッドホンを外してくれたのだ。
﹁どうでちゅかぁ?この﹃ほ乳瓶﹄に入っているミルクの味は?
アーリアお姉様のおっぱいミルクでしゅよぉ。
ボウヤのために用意してくれてたみたい♪﹂
﹁ア、アーリアおねえしゃま?ふひいいいっ! い、いやあああっ!﹂
154
シュウの顔を覗き込みながら優しく微笑むマリア。
その手には白いミルクが入ったほ乳瓶が⋮
﹁はい♪またくわえてくだちゃい♪﹂
﹁んむっんほっ!﹂
ゴキュゴキュ⋮⋮
いやだぁっ!あの超乳から搾り出されたミルクなんて飲んだら⋮
ふへぇ⋮⋮。甘ったるいよぉ⋮⋮
﹁さぁボウヤ♪そのままオネンネしまちょうねぇ♪
アーリアお姉様のミルクは睡眠薬と同じ効果があるのよ⋮﹂
﹁ぷはぁっ!す、睡眠薬?!﹂
﹁そう♪アーリアお姉様のおっきなおっぱいは直飲みしちゃうと
危険なの。母乳に慣れてくれば飲めるようになるけど、
まだまだ母乳初心者のボウヤは飲めない。でもね♪ はい、ほ乳瓶♪﹂
﹁んむっんほっ!﹂
﹁水で薄めてあるみたいだから、たっぷりゴクゴクしても大丈夫♪
どれだけ飲んでもいいでちゅよぉ♪ちょうど1時間後にグッスリ
眠っちゃう濃さに調節してあるそうでちゅから♪﹂
155
﹁んむっんほっ♪んむっんほっ♪﹂
⋮ということは1時間の間、アイマスクをつけたまま
母乳を飲み続けて、オマケにヘッドホンから流れてくる
卑猥なおっぱいソングを聞かないといけないのか?!
いや、それだけでは無かった。
﹁は∼い♪今から何するか教えてあげまちゅねぇ?
ママがおちんちんをビシバシ鍛えてあげまちゅ♪
こうやって⋮﹂
ビシバシ!ビシバシ!
﹁ひいいっ!おちんちんっ!人差し指でっ!
ひいあああっ!﹂
﹁うふふ♪﹂
なんとマリアが右手の人差し指で肉棒を
ビシバシと苛めだしたのだ!
﹁はい♪状況が分かったかな?
なら、もうアイマスクとヘッドホンを着けまちゅよぉ♪﹂
156
﹁ふわぁ!﹂
カポッ!
﹃おっぱい♪おっぱい♪だいしゅき♪ミルク♪だいしゅき♪﹄
﹁ひいいいいいっ!﹂
﹃おっぱい♪だいしゅき♪だいしゅき♪おっぱい♪﹄
卑猥な誘惑ソングを強制的に聞かされ、
シュウは真っ暗闇の世界へ⋮。だが、甘ったるい母乳が入った
ほ乳瓶をくわえながらも、シュウは必死に抵抗を試みジタバタと暴
れる。
だが、マリアにガッチリと拘束され、全く動けない。そして生殺し
は始まった⋮
﹃おっぱい♪だいしゅき♪だいしゅき♪おっぱい♪﹄
﹃おっぱい♪だいしゅき♪だいしゅき♪おっぱい♪﹄
﹁ぷはぁっ!ひいいっ!もうイヤっ!んほっ!んむっんほっ!﹂
ゴキュゴキュ⋮
ベットの上で﹃お姫様抱っこ﹄されるアカデミー元訓練生。
ビシバシと肉棒を苛められながら⋮
アイマスクとヘッドホンを着けて、ほ乳瓶をくわえさせられ、
甘美な拷問を受けるのだ。
157
︵おちんちんっ!おちんちんっ、きもちいいっ!
指で苛めないでっ!気持ちよすぎるよぉっ!︶
ビシバシ♪ビシバシ♪
ビシバシ♪ビシバシ♪
マリアの人差し指がシュウの甘えたチンポをビシバシと弾き倒す。
欲望が溜まりに溜まった肉棒は前後左右に揺れ動き、甘美な涙⋮。
つまり我慢汁をダラダラと垂れ流している。
︵ふわあああっ!こんなのっ!らめええ︶
ゴキュゴキュ!
﹁んむっんほっ!んむっんほっ!﹂
肉棒を虐待されながら飲むサキュバスの母乳。
危険だ!危険だよ!甘ったるくて、乳臭いっ!
これで薄めてあるとか信じられないっ!
マリアの母乳は上品な甘さで、飲む度に﹃甘えん坊﹄に
なってしまうという副作用があった。今回、飲まされているのは
アーリアの母乳だ。ほ乳瓶に入っているアーリアの母乳はというと
﹃睡眠薬﹄と同じ効果があるらしい。
158
とにかく味は甘ったるくて乳臭い。
サキュバスによって母乳の味や副作用は違うという事か⋮
素敵⋮⋮⋮
ああっ!違うよっ!違うよっ!おっぱいに負けちゃらめっ!
このままじゃ、また負けちゃうよっ!
ビクンビクンっと身体を跳ね上がらせながら、
甘美な堕落に抗うシュウ。何度も何度も負けている癖に⋮
未だに﹃負けてはいけない﹄と心の中で繰り返しているのだった。
しかし、そんなシュウの抵抗も虚しく、幼児調教は進んでいく。
ビシバシ♪ビシバシ♪
ビシバシ♪ビシバシ♪
﹁うふふ♪このままネンネしまちょうね♪
おちんちん苛められながらグッスリしたら、
とっても気持ちいいでちゅよぉ∼♪
楽しい夢が見れるかもしれないでちゅよぉ?﹂
﹁ふわっ!ふわあああっ!んむっんほっ!
ゴキュゴキュ⋮﹂
超乳サキュバスの甘ったるいミルクが⋮。
上級サキュバスの淫気が⋮。テクニックが素晴らしい!
このまま寝ちゃったら⋮。このまま寝ちゃったら大変!大変だよっ!
159
﹁ふひいっ!んぷっ!ふへええ⋮﹂
﹁うふふ♪ほらほぉら♪おちんちんビシバシ♪
おちんちんビシバシ♪﹂
﹁んむっんほっ!んむっんほっ!﹂
﹃おっぱい♪だいしゅき♪甘えた♪ミルク♪おちんちん♪﹄
﹃おっぱい♪だいしゅき♪だいしゅき♪だいしゅき♪﹄
﹁あへ⋮⋮⋮﹂
だめだ⋮。力が⋮⋮抜ける⋮⋮。
眠ってはいけないと思えば思うほど眠くなってしまう。
真っ暗闇の中、危険な快感に苛まれ力がジワジワと抜けていく⋮
それと同時に眠気が襲ってきた。睡眠薬と同じ効果がある
甘ったるい母乳を飲み続けた結果、瞳がトローンと落ちてきた。
︵ああ⋮。無理だ⋮⋮。眠くて眠くて⋮⋮。 ふわあああ⋮⋮︶
瞼が重い⋮⋮。上の瞼と下の瞼が仲良しさんに⋮⋮
その時!そう、それは正に寝落ちする寸前の事だ。
ヘッドホンから流れてくる卑猥な誘惑ソングのせいで
マリアの声は聞こえないはず。そう。聞こえないはずなのだが、
160
この時、シュウは確かに聞いた。聖母の優しい囁きを⋮⋮
﹁おやすみ♪可愛いボウヤ⋮⋮﹂
﹁Z⋮⋮Z⋮⋮Z⋮﹂
・
161
◆サキュバス帝国の玄関
★
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽?︾
あはは⋮。あはは⋮。空を飛んでる⋮
雲が下に見える⋮あはは⋮。あっ!あそこに島がある!着陸してみ
よっ!
うわっ!とっても柔らかくて地面が温かい?
何か⋮⋮。ポッーとしてきた⋮⋮ふへ⋮⋮♪
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃淫帝国﹄
それはサキュバスが支配する地⋮。この帝国では24時間365日。
どこかで誰かがマゾ調教を受けている。それは過激で⋮淫靡で⋮淫
乱で⋮
帝国の捕虜となった者は泣き叫び、快楽の悲鳴をあげながら美しい
痴女に
精液を搾り取られるのだ。サキュバス様に精液を捧げる事だけが使
162
命。
帝国内には、そんな人間が数多くいる。
そしてシュウを乗せた護送車が、ついに帝国に到着した。
護送車は帝国の玄関口。﹃プリズンゲート﹄へ入っていく。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽護送車2階ベットルーム︾
﹁ふえっ⋮⋮﹂
シュウは心地良い気分で目覚めた。ここはどこだっけ?
頭の中がフワフワする⋮。空を飛んだ夢を見て、
島に降り立った所までは覚えている。
あの夢は何だろう?どうして心地良いんだろう?
するとその時、階下から女性の声が聞こえてきた。
声がする方向を何気なく見た瞬間、シュウはビクッと身体を震わせ
る。
なんとベットルームの扉が開いていたのだ!
そうだ!僕は今、サキュバスに捕まっているんだ!
こんな所で、のんびりしている場合ではないんだ!
163
﹁に、逃げなきゃ⋮⋮。えっ?こ、声が?﹂
自分の声に違和感を感じる。気のせいか?
若干、いつもより声が高くなったような気がするが⋮
いや、そんな事を気にしている場合ではない!
﹁い、いこう⋮﹂
うさぎマーク入りのTシャツを着ていたが、下半身は丸裸。
だが、ベットの端に丁寧に折り畳まれた半ズボンを見つけたシュウは
ズボンを素早く履き、足音を忍ばせて部屋から出た。
よし⋮。誰もいないようだ。しかし、これからどうしよう?
このまま階下に行けば、サキュバス達に100%気づかれてしまう。
気配を感じる。かといって、トロトロしていると2階に
サキュバスが上がってきてしまう。シュウは辺りを見回し、
どうにか脱出する道を探す⋮。そして気づいた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽プリズンゲート入り口︾
164
﹁申し訳ありません。すぐに暴動を抑えますので⋮﹂
﹁鎮圧次第、すぐに護送車をお通しします﹂
﹁大変ね。プリズンゲートの警備は⋮
まぁ、最前線だから仕方ないでしょうけど﹂
マリアと向かい合った長身の2人。部下ではない。
彼女達は﹃国境警備サキュバス﹄と呼ばれていた。
凛とした意志の強そうな顔立ちの美女は︻軍服︼を着用していた。
どこか冷めた表情をしている、
ツン顔のS女達は﹃プリズンゲート﹄の守護を任務としている。
彼女達の基本的な行動指針は﹃来るものを拒まず﹄だ。
サキュバス族に服従したいと望む者は容易に入国させてもらえるが、
帝国に一度でも脚を踏み入れてしまえば、
それは二度と外界に出られないという事と同義。
彼女達、ツン顔の美女サキュバス達が無許可で出国・逃亡を
試みる者を確実に捕らえ、帝国内へと強制送還するからだ。
﹃淫帝国﹄が誕生してから今日まで。
このゲートを内から外へ潜り抜けた者は皆無。
つまり国外へ逃れた者は0という事。
全て発見され捕縛。そして調教されてしまい、めくるめく甘美な
サキュバス達の世界へと送り返されてしまうのだ。
そして、それほどまでに堅牢な守備力を誇る最大の理由。
それは、最強のサキュバスがいるからだ。
165
﹁アカデミー制圧作戦。お疲れ様。
マリア﹂
﹁あ、あら。シン様!お久しぶりです!﹂
優雅な足取りで護送車に近寄ってきた絶世の美女。
最上級サキュバス︻シン︼だ。圧倒的な美。気高く、可憐⋮
青髪のサキュバスは他の追随を許さない完璧なプロポーションをし
ていた。
突然のシンの出現に平静を装い、挨拶を交わすマリア。
だが正直な所、シンという存在に圧倒されていた。
原因はやはり、不思議な魅力を秘めた赤い瞳だ。
その瞳に見つめられると心の中まで全て覗かれているような気分に
なる。
上級サキュバスのマリアでさえ、そうなるのだ。
以前、友人のナギに言われた事がある。マリアも本気になれば、
シン様に匹敵する力を秘めているのに勿体無いと⋮
マリアは思った。とんでもない。この方は別格だ⋮と。
淫気、美貌、振る舞い⋮その全てが支配者として君臨するに相応し
い。
器が違う。
マリアが知る限り、これほどの力を秘めたサキュバスは
166
シンと﹃あの方﹄しかいない。
その2人に並び立つなどマリアには考えられない事だった。
﹁アカデミーはどうだった?
良い子が沢山いたでしょう?﹂
﹁え、ええ。とても可愛い子が多くて驚きましたわ﹂
﹁そうでしょ∼♪訓練学校だから可愛いボウヤが、
たくさんいるし、マリアの趣味に合いそうだったから
参加を打診したのよ﹂
﹁ありがとうございます⋮。ところで暴動というのは?﹂
﹁ああ、すぐに終わるはずよ。ごめんなさいね﹂
﹁は、はぁ⋮﹂
﹁何はともあれ、アカデミー制圧作戦に参加してくれてありがとう
! 以前から部隊を送っていたけれど、なかなか堕ちなかった場所だ
し﹂
﹁そ、そうだったんですか?﹂
﹁ええ。極秘で何度も何度も。
その度に悲しい事だけれど犠牲になった子も多いのよ。
だけど今回は兵力を、ありったけ注ぎ込んだからね。
何せ、復活の日は近いんだから⋮⋮﹂
167
﹁復活?﹂
﹁うふふ、気にしないで﹂
﹁は、はい⋮⋮﹂
復活?誰の復活だ?分からない。
いや、知る必要もない。正確には﹃知らない方が良い﹄と
マリアは思った。今回は作戦に参加したが、
基本的には人間界への侵攻をマリアは極力控えている。
野望など無い。サキュバスの本能に従って気に入った人間を
調教するものの、それ以上は何も望んでいないのだ。
﹁あっ!通れるみたいよ!﹂
シンが指差した方向から、赤毛の可憐な軍服姿のサキュバスが駆け
てきた。
国境警備サキュバスにしてはS気が弱いように見える。
どこかの令嬢のような雰囲気が感じられる。
マリアは赤毛のサキュバスを見て、そう思った。
﹁シン様。暴動は収まりましたが、
アカデミーで捕縛した者が﹃プリズンゲート﹄から
何名か帝国内へ⋮﹂
168
﹁そう。正確には何人かしら?﹂
﹁5名です。男2人に女3人。他の訓練生・教官は
再び捕らえましたが、その5名は帝国内へ﹂
﹁分かったわ。報告ありがとう。コブラナ﹂
﹁はっ!警備に戻ります!﹂
ビシッと敬礼を決め、駆け去っていくコブラナという
赤毛のサキュバス。しかし何故、捕虜が逃亡したという報告に
シンは怒りもせず、警備サキュバスも慌てていないのか?
その理由は捕虜が逃亡した先が﹃帝国内﹄だったからである。
﹁女3人か⋮。やっぱりクイーン様の定めた﹃法律﹄があるから、
並みのサキュバスだと、なかなか捕縛は難しいわね﹂
﹁﹃女性を調教してはならない。理性を残したまま捕らえよ﹄⋮﹂
﹁ええ、そうよ。マリア。まぁ、帝国内に逃げたのなら、
いずれ発見されて﹃サキュバス化﹄するために
私の下へ連行されてくるだろうし⋮
マリアも見かけたら捕縛、お願いね﹂
﹁分かりました!﹂
﹁そうそう。さっきのコブラナ。彼女も元々は人間なのよ。
169
ラジアータル王国の貴族の娘﹂
﹁貴族の⋮。どうりで﹂
﹁彼女は深い悲しみを心に秘めていた。 とても深くて、危うくこちらが呑み込まれそうになったけれど⋮
その悲しみのおかげで﹃サキュバス化﹄も普段以上に上手くいっ
た⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
シンの言葉を聞きながら、マリアは噂に聞く﹃サキュバス化﹄に
思いを巡らせる。﹃人間﹄がサキュバスに服従する時。 つまり堕落し、絶頂や射精をする瞬間。
背徳感や屈辱感という、いわゆるマゾ快感が強ければ強い程、
射精後に結ぶ﹃奴隷契約﹄が堅固になる。これは男性も女性も同じ
だ。
ただ、サキュバス族の中で2人。シンとアフロディ教会の大司教
だけが
﹃女性﹄に対して、詠唱する事できるという秘術がある。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃サキュバス化﹄
それには、更なる感情が必要になるらしい。
170
・憎しみや怒り、悲しみ・絶望。諦め
それらの感情を増幅させ、人の上に立つ喜び。
支配する事の素晴らしさに気づかせていくのだという。
そして﹃人間女性﹄は晴れて﹃サキュバス﹄へ生まれ変わるのだ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
サキュバス化など、数年前には噂すら聞かなかった。
それも関係しているのか、最近では人間界への侵攻も日に日に
激化している。極力、マリアは関わり合いたくないのだが⋮
﹁マリア、また何かあったらお願いね?﹂
﹁⋮⋮はい﹂
そう言うしかない。あくまでも、この場では⋮⋮という事だが。
そしてマリアはシンに挨拶し、護送車の中へと戻った。
護送車のリビングで、部下達が血相を変えて、何かを探している。
﹁あら?どうしたの、アーリア﹂
﹁マリア様!ボウヤが⋮。ボウヤが⋮﹂
171
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
とにかく静かに⋮。誰にも見つからないようにする。
今、考える事はそれだけだ。
護送車から脱出したシュウは﹃プリズンゲート﹄の廊下を、
ぬきあし・さしあし・忍び足で歩いていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
幸運。それは突然、シュウの下に転がり込んできた。
護送車2階には、ベッドルームと別にもう1つ。小さな部屋があっ
た。
部屋といっても、それは物置。だが、物置の上部に小窓が付いてい
た。
換気用の小窓で、しばらく使われていないようだったが開く。
ギイッという音が鳴った時は心臓が跳ね上がったが、
誰も上がって来なかった。窓を開け、護送車から
刑務所のようなプリズンゲートの建物の屋根へと飛び移る。
そこから屋根づたいに飛び移っていけば、
ゲートから脱出できそうだったが辺りを見回した瞬間、
そのルートは無理そうだと判断する。
見張り台にサキュバスの姿を確認したからだ。
シュウは慌てて、建物を飛び降り、物陰に身を潜めた。
見張り台にいた軍服姿のサキュバスに気づかれていなければいいが⋮
172
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
何も起こらない。どうやら気づかれなかったようだ。
ホッと安堵し、別の脱出ルートを探す。そして今に至る⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁はぁ⋮はぁ⋮。どうしよう。
どうしよう。どうしよう。どうしよーー﹂
泣きそうな声で小さく呟きながら、プリズンゲートの廊下を進むシ
ュウ。
怖い、怖い、怖い。プリズンゲートっていえば、サキュバス帝国の
最前線。
噂も知っている。﹃一度、入国してしまえば帰って来れない﹄
﹁ひいいいっ!﹂
ここから逃げないと⋮。
サキュバスに見つかる前に逃げないと大変な事になるよ!
でも⋮⋮迷っちゃった♪
﹁出口が分からない⋮。はぁ⋮はぁ⋮。
173
何か身体が熱いし⋮。はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
うさぎマークがプリントされているTシャツの胸部分を手で鷲掴み、
物陰でしゃがみこむ。胸がドキドキする。股関も熱い。淫気?
空気に淫気が混ざっているのか⋮。
それに気づいた時には、もう遅い。エッチな妄想が湧き上がってき
た。
︵早く出口を⋮。出口を探さなきゃ⋮
どこ?どこなの?︶
物陰に隠れ、コソコソとネズミのように走り回るシュウ。
果たして彼は難攻不落のゲートから無事に脱出する事ができるのか?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽5分後⋮⋮︾
﹁あっ!あっ!あれは出口?!﹂
迷路のような廊下を歩き回った結果、
ついにシュウは出口とおぼしき場所に到着した。
174
長い廊下の奥にガラス張りの扉がある。
その向こうに見える景色は、まぎれもなく外界の景色。
木々が見える!帝国ではない!
廊下を進み、扉に近づいていくにつれて確信を強める!
あれは絶対に出口だ!
﹁やった⋮⋮。やった⋮⋮。やったよぉ!﹂
駆ける!駆ける!駆ける!
無意識の内に脚が速くなり、全速力で廊下を駆け出した!
あのガラス張りの扉をくぐり抜ければっ!出口だ!
サキュバスから逃れられる!帝国から脱出だ!
あははっ!やった!やったぞ!ガラス張りの扉も開いた!
呆気なく開いた!そしてシュウは勢い良く、外界へ飛び出した!
﹁やったぞっ!やっ⋮﹂
恐怖から解放され、満面の笑顔で外界に飛び出した。
だが、次の瞬間!シュウの顔が歪む。首筋に鈍い痛みを感じた。
な、何だ?しゅ⋮手刀?
ビシッ!
﹁うぐっ?!あ⋮ぐ﹂
175
何者かが放った不意の一撃を喰らったせいで
脳の芯から痺れが来る。あと一歩⋮。あと一歩なのに⋮
意識が薄れていく。吐き気がして気分も悪い。
絶妙な強さで首筋に手刀を打ち込まれたようだ。
すると倒れていくシュウの身体を誰かが抱きとめてくれた。
シュウは意識を飛ばす直前、誰が手刀を放ったのか。
そして誰が抱きとてくれたのかを見た。それは赤毛の可憐な女の子⋮
軍服姿の冷たい表情をした女の子だった⋮
・
176
◆赤毛の国境警備サキュバス
★
ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮
瞼が重い⋮
あへ⋮⋮。何だろう?股間がジンジン痺れる⋮
それにブンブンと機械的な音が聞こえる。
頭の中がグルグル回る⋮。回る⋮。回る⋮。回り続ける⋮
﹁口を開けろ⋮⋮﹂
﹁ふへ⋮⋮﹂
﹁んむっ!﹂
﹁うむうっ?!﹂
夢心地のまま指示に従った。何で従ったのだろう?
ああ⋮。女の人の声だったからだ⋮⋮
すると突然、違和感を感じる!口の中にナメクジが入ってきたのだ!
うぷっ!何っ?凄いヌメヌメしたナメクジが舌に絡みついて⋮⋮
﹁起きたか⋮⋮。んむっ!﹂
177
﹁んみゅう!﹂
目を開けると、そこには赤毛の可憐な女の子⋮
いや!サキュバスだっ!サキュバスにキスされてりゅうう!!
寒い⋮。服が剥ぎ取られている?!また全裸にされちゃったよぉ!
暗い部屋。窓どころか扉も無い。壁には暗幕がかかっており、真っ
黒だ。
そしてシュウの唇に貪りついているのが美しき赤毛のサキュバスだ
った。
軍服姿だが、胸はかなりあるみたい。軍服の胸元が盛り上がってい
る。
うわぁ。こんなに可愛いお人形みたいなのに巨乳さん⋮
って、どこを見てるんだ!サキュバスにキスされてる。
真っ最中に胸を視姦している場合か!でも⋮
キスうまい⋮。赤毛のお姉ちゃん、キスうまいよぉ⋮
﹁んむっ⋮⋮﹂
﹁んちゅ⋮⋮チュルチュル⋮﹂
絶妙なテクニックで舌をチュルチュル吸われてしまい、
シュウは身体を弛緩させてしまう。
ただ、ダランと力が抜けても倒れずに済んでいるのは理由があった。
シュウは今、天井からぶら下がった鉄の輪に
178
右手・左手を拘束されていた。まさに囚人のように⋮
﹁んみゅう⋮﹂
﹁ピチャピチャ⋮。んっ!舌だ!
もっと自分から舌を絡めてこい!﹂
ピチャ⋮ピチャ⋮
﹁ふみゅうう!んむっ!﹂
黒ブーツを履いている事もあるが、赤毛のサキュバスの背丈は
シュウより高い。そのため、シュウは顎を上げなければならなかっ
た。
そして赤毛のサキュバスはシュウを見下ろしながら、
襲うように舌を絡ませてくる。柔らかく、あったかいベロが
チュルチュルって⋮。ああっ♪
このお姉ちゃんは何なの?僕はどうなるの?
このままキスされ続けるの?ママやお姉様はどこ?
早く手の鎖を解いて欲しい!
おっぱいが、おっきな赤毛のお姉ちゃんに抱きついて、
ふみふみ甘えながら、キスされたいっ⋮⋮⋮⋮⋮⋮?
だめえええええっ!
間違いだ!今の無し!今のは無しだ!
179
逃げるんだった!逃げるんだよぉ!
淫気のせいか、度重なる寸止めのせいか、はたまた両方か。
赤毛のサキュバスに犯されるという妄想が止まらない!
シュウは涙目になりながら、クネクネと身体を揺らす。
すると赤毛のサキュバスがキスを中断した。
そして冷酷な笑いを浮かべ﹃武器﹄を取り出した。
ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。
﹁ひいっ!﹂
﹁これが何か分かるか?愚か者!﹂
赤毛のサキュバスが嘲り笑う。﹃電動バイブ﹄を持ちながら⋮
振動する部分は野球ボールのように大きく、小刻みに震えている。
マズい!マズいよぉ⋮
﹁お前は﹃淫帝国﹄から逃亡を試みた。本来なら死罪﹂
﹁ひいいっ!ご、ごめんなさいっ!﹂
﹁だが、女王様は慈悲深い御方。﹃淫帝国﹄で未来永劫、
暮らすというならば無罪放免。定められた罰を与えた後、
元の主人の下へ返してやろう﹂
180
﹁も、元の主人⋮⋮?罰?﹂
﹁マリア様とデータには記録されているが⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
赤毛のサキュバスは軍服の胸ポケットからメモを出し、言った。
シュウはぼんやりとそれを見ながら、すぐに甘えた妄想に入ってし
まう。
おっぱい、やっぱり大きいなぁ⋮⋮。お姉ちゃん、
お人形さんみたいに綺麗で可愛いお姉ちゃん⋮⋮
冷たい表情もギャップがあってゾクゾクしちゃ⋮⋮
ひああっ!バカバカバカバカ!何、考えてるのっ!
お姉ちゃんが言った事、聞いてなかったの?
罰があるんだよ!痛いのかもしれないんだよ!ひいいっ!
涙どころか鼻水も垂れてきた。
かつて勇敢にマリアに戦いを挑んだ戦士シュウは、もういない。
護送車で何度もおっぱいに敗北したシュウは、
ブルブルと怯える小動物と化していた。
そしてサキュバスから逃れようとした馬鹿者に罰が与えられる。
ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。
﹁お前に与える罰は﹃亀頭削り﹄だ。
181
このバイブを使って、先走りでテラテラと光る亀頭を削り倒して
やる⋮﹂
﹁ひああっ!やめて!お姉ちゃん!やめ⋮﹂
ガッ!
﹁うぐっ!﹂
泣き喚くシュウを不快に思ったのか、
突然、赤毛のサキュバスが乱暴にシュウの頬を掴んだ!
右手でバイブを持ち、左手でシュウの頬をギュウギュウと挟み込む。
そして怒気を含んだ声で言った。
﹁誰が﹃お姉ちゃん﹄だっ!貴様の姉になった覚えはない!﹂
﹁ふががが⋮﹂
﹁もう一度、私を﹃お姉ちゃん﹄と呼んでみろ!
鞭打ちに罰を変更するぞ!﹂
﹁し、しゅいましぇん﹂
頬をギュウと掴まれているため﹃ひょっとこ顔﹄のまま
謝罪しなければならない。屈辱。だが、そうするしかない。
でもこのままじゃ⋮亀頭にバイブが⋮
182
ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。
︵う⋮あ⋮あ⋮︶
振動する野球ボール並みのバイブ。
それが勃起した肉棒の僅か数センチの位置に⋮
だが、マリアや部下達に何度も何度も寸止めされている肉棒は
快感に期待し、大きく膨らんでいた。そしてこれから
﹃削られるであろう﹄亀頭からはトロトロと我慢汁が流れていた。
︵ああ⋮。お姉ちゃん、本気だ⋮。亀頭、いじめられちゃう!
いじめられちゃうよぉ⋮︶
︵あんなバイブで亀頭をビシビシ削られたら⋮
射精しちゃうよぉ!︶
あと数センチ近づけば、肉棒に振動が与えられる。
しかし、赤毛のお姉ちゃんはバイブの振動をピタリと止める。
﹁えっ?えっ?﹂
﹁何を期待している?フフン!﹂
﹁ふえっ⋮﹂
183
グリグリ!グリグリ!
﹁いやあああっ!﹂
ニヤリと冷酷に笑う赤毛のサキュバス。
するとバイブの丸い部分の振動を止めた状態で、
シュウの玉袋をグリグリと刺激し始めたのだ!
﹁もう一度聞く!何を期待している?
そう簡単に亀頭を削ってもらえると思ったのか!
愚か者めっ!﹂
グリグリ!グリグリ!
﹁ひいいっ!タマタマ、グリグリらめえっ!!﹂
﹁黙れっ!﹂
カチッ!
ブウゥゥン⋮ブウゥゥン⋮
﹁しょ、しょ、んなああ⋮。ほぐあっ!﹂
カチッ⋮
﹁フヒイっ!﹂
184
玉袋に一瞬だけバイブの振動が与えられる!
だが、すぐにスイッチを切るサキュバス。
そしてまたグリグリと玉袋を苛め始めた。
﹁お前が反省し、逃亡した事を心の底から悔い改めるなら、
たっぷり亀頭を削ってやる!それまでは生殺しだ!﹂
﹁そんなっ!いやああっ!﹂
﹁ほおっ!なかなか優秀な玉袋だ!プルプル震えて、情けない。
お前のマゾ性癖まみれの欲望を司る玉袋!バイブで褒めてやる!﹂
グリグリ!グリグリ!
﹁ひあああっ!﹂
カチッっ!ブウゥゥン⋮ブウゥゥン⋮。
﹁おほおおうっ!﹂
カチっ!
玉袋ブルブルされたり、グリグリされたりすると、
おちんちんが喜んじゃうよぉっ!ひいいいっ!
容姿だけ見ると、乱暴な事をしなさそうな
気品のあるお姉ちゃんなのに⋮。サキュバス怖い⋮
185
グリグリ!グリグリ!
カチッ!ブウゥゥン!カチッ!
﹁ひああああっ!﹂
﹁さぁ、誓えっ!﹃淫帝国﹄で暮らすとっ!
二度と逃亡を試みたりしないと誓えっ!﹂
カチッ!ブウゥゥン!カチッ!グリグリ!グリグリ!
﹁おほうっ!うほおおおっ!﹂
タマタマが!タマタマがキュンキュンするっ!
お姉ちゃんに苛められると爆発寸前まで高まった
おちんちんが大喜びしちゃう!このままじゃ射精しちゃう⋮
カチッ⋮。ブウゥゥン!グリグリ!
﹁おへう!おほう!!﹂
痺れる⋮。脳もおちんちんも手の先も足先もだ。
バイブでグリグリされ、時折、機械的な振動を与えられると
身体も心も切なくなって、瞳がウルウルしてきてしまう。
そんなウルウルした瞳で子犬のようにサキュバスを
上目遣いで見つめるシュウ。
186
﹁ふわあ⋮。やめ⋮て⋮。お姉ちゃ⋮ん﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁あっ!ご、ご、ご、ご、ごめんなさいっ!
ゆ、許してっ!鞭打ちは、いやあああっ!﹂
し、しまったぁ!失敗に気づいた時には遅かった。
とろけた思考では、開発されつつある甘えた性癖の
暴走を抑えつける事が出来なかったのだ。
女性を前にすると、すぐに甘えん坊になってしまう。
それが綺麗な女性なら尚更だ。
さっき禁止されたばかりなのにサキュバスの事を、
また﹃お姉ちゃん﹄と呼んでしまったシュウは宣言通りの罰⋮
つまり鞭打ちされてしまうのではないかと怯える。
だが、赤毛のサキュバスは口を真一文字にして押し黙っていた。
こ、怖い⋮。怒らせちゃった⋮。ああ⋮。鞭打ちだぁ⋮
本気で怒らせちゃったぁ♪しかしシュウの予測は外れる。
次の瞬間、サキュバスから与えられたのは予想外の責めだったのだ。
﹁上を向けっ!﹂
﹁へっ⋮?うむっ!﹂
187
ぶちゅう♪
﹁うくっ!ジュルジュル⋮﹂
ええっ?!またチュウされたゃあああああっ!?
しかも今度はバイブ攻撃も同時にっ?!
ブウゥゥン!ブウゥゥン!ブウゥゥン!
ビッビッビッビッ!
﹁ふぐあああっ!﹂
亀頭が⋮。亀頭が⋮バイブで削られてる?
な、なんでぇ?ビッビッと尿道付近にこすりつけられるバイブによ
って、
肉棒を濡らしていた我慢汁が弾かれ、床に飛び散っていく。
さっき言ってた事と違うよっ!全然違うじゃないか!
﹃淫帝国﹄で暮らすと誓った時点で亀頭を削られる。
つまり誓わなければ、おちんちんは無事。
お姉ちゃんは確かにそう言ったのに⋮。
ブウゥゥン!ブウゥゥン!ビッビッビッビッ!
﹁おむっ!んぷっ!チュルチュルチュル⋮﹂
188
﹁チュルチュル⋮チュル⋮チュル⋮﹂
テクニック抜群のキスをされながら亀頭をバイブで削られる。
気持ちいい⋮。お姉ちゃん⋮。キスうまい⋮。抱っこされたい⋮。
カチャカチャ⋮
﹁んぷっ?んぷっ?﹂
金属音が聞こえる。涙目のまま、上を見ると⋮
なんと手足を拘束していた鎖が外されているではないか!
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁どうした?何を躊躇してる?来いっ!﹂
﹁え⋮え⋮。来いって⋮⋮?﹂
﹁フフン!では命令してやる。
お姉ちゃんと叫びながら、私に抱きつけっ!﹂
えっ?えっ?さっきは呼ぶなって言ってたのに?
急に呼べって?それに⋮。抱きついていいの?
赤毛のサキュバスお姉ちゃんに抱きついていいの?
189
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁早く抱きつけっ!﹂
この部屋は薄暗い。だが、薄暗い中でもシュウは見た。
相変わらず、ツン顔。笑顔になればとても魅力的だと思われる
可憐な顔なのに、ツンとしている。
先程と何も変わっていないようにも見えるのだが⋮
よく見ると、赤毛のサキュバスお姉ちゃんの頬が赤く上気している⋮
何故?何故?何故?何故?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?
サキュバスの気まぐれ?サキュバスの罠?抱きついた瞬間、
とことんまで追い詰められて蔑まれちゃうの?
ぐるぐると回っていた思考が更にシェイクされる。
すると、赤毛のサキュバスが顎をやや上げ、
気品ある可憐な顔にS気を滲ませて言った。
﹁甘えためっ!いいだろう!抱きしめてやるっ!﹂
ハグッ♪
﹁ふひいいっ!﹂
なんとサキュバスの方から抱きついてきた!
その瞬間、シュウは脳内で音がした気がした。
190
理性の鍵がカチャリと開いた音。
そして次の瞬間には﹃甘えた性癖﹄を爆発させていたのだった。
﹁お姉ちゃん⋮お姉ちゃーん!﹂
ハグッ!
﹁フフンっ!﹂
・
191
◆お姉ちゃんの玩具﹃甘えたマゾ小僧﹄
★
ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮。ブウゥゥン⋮
ビッビッビ⋮
﹁あ⋮あ⋮うひっ!﹂
おちんちん⋮。おちんちんの先っぽ⋮
バイブでネチネチされてる⋮だめっ⋮。た、戦わないと⋮
おちんちんが気持ちいいからって、呆けてたら⋮⋮
大変な事になるよ⋮!僕は戦士⋮⋮。
戦士として﹃淫帝国﹄から脱出するんだ⋮
でも⋮⋮切ないよぉ!
マリアの包茎化魔法によって、皮かむり状態になっているシュウの
肉棒。
赤毛のサキュバスは彼の肉棒の皮を少しだけめくり、
僅かに露出した敏感な先っぽ部分に甘美な振動を送り込んでいた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
サキュバスの名は︻コブラナ︼
192
これは彼女の本名ではない。コブラナとは、
サキュバスとして﹃転生﹄した時に与えられた栄誉ある名。
実はコブラナ。元々は﹃人間﹄で、数ヶ月前までは﹃ラジアータル﹄
という
名の王国で暮らしていた。その時の名前をコブラナは覚えていない。
ただ、これまで過ごしてきた記憶は残っていた。
大きなお屋敷。優しい両親。温もりのある家庭。
貴族の娘として何不自由なく育ってきた、正真正銘のお嬢様。
世界ではサキュバスと呼ばれる悪魔が勢力を拡大。
人間を快楽によって支配しようと目論んでいる。
そういう噂は貴族の父親を訪ねてお屋敷に来る商人から、よく聞い
た。
だが、当時の彼女にとっては、そんな噂はお伽話と同じ。
箱入り娘として大事に大事に育てられていた彼女は誰にも脅かされ
る事なく、
何に恐怖する訳でもなく平和な日々を過ごしていた。
そんな自分が、まさかサキュバスになるなんて⋮。そして男性を組
み敷き、
こんな風に犯すようになるなんて、あの時は考えもしなかった。
そして、あの時は知らなかった。
支配者として男性の上に立つ事が、これほど素晴らしいものだなん
て!
193
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ブウウン⋮ブウウン⋮ブウウン⋮ブウウン⋮
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁フフン!チンポの先を削られただけで、涎を垂らして夢心地⋮
そんな覚悟で、よく逃亡を試みたな。尊敬するぞ。その愚かさ⋮﹂
﹁ふひい⋮﹂
﹁さぁ、誓え!このまま﹃淫帝国﹄で生涯過ごすか?
今すぐ誓えば、従順な態度を評価して、
溜まりに溜まった欲望汁の爆射を許可する﹂
ブウウン⋮。ブウウン⋮
﹁あ⋮あへ⋮⋮﹂
﹁フン!なかなか良い顔だ。
イジメたくなるオーラをプンプン発しているな﹂
ブウウン⋮!カチッ!ブウウウウン!!!!!!
﹁ひああああっ!﹂
バイブの振動がスピードアップした!
コブラナが振動の強さを調節するボタンを﹃強﹄にしたようだ。
194
﹁ひあああっ!たしゅけてっ!たしゅけて!﹂
ハグッ♪ハグッ♪
﹁愚か者めっ!助けなど来ない!そうだ!すがれっ!
私の身体にすがりつけっ!﹂
﹁ふひいいいっ!﹂
快楽に溺れないように必死に何かにしがみつこうとするシュウだが、
今の彼がしがみついているのは、快楽を生み出している張本人。
コブラナである。軍服越しでも分かる巨乳。女の人の甘い香りがす
る⋮
シュウは数日前にママサキュバスに植えつけられ、
開発されてしまった甘えた性癖に身を任せてしまう。
口が半開きになり、舌かダラリと垂れる。
一方のコブラナの表情にも変化が見えた。普段のツン顔ではない。
冷酷さはそのままに、どこか調教を楽しんでいるような⋮
嘲りの笑みを口元に浮かべていた。
﹁いいぞ、その調子だ!とろけろ!愚か者!
お前は大罪を犯した!きっちりとろけて反省するんだ!﹂
﹁んくっ!反省⋮⋮反省し⋮してますっ!
195
だから⋮もう許し⋮許してっ!﹂
﹁口だけだな!﹂
﹁しょんなぁ⋮﹂
カチッ!ブウウン!
﹁ああっ!タマタマぶるぶるもイヤァ!﹂
﹁わがままだな!じゃあ大好きな亀頭だ!﹂
ブウウン⋮!
﹁おほおっ!﹂
﹁クックック⋮﹂
ブウウン⋮
﹁バイブ刺激が、そんなに素敵か?亀頭が弱いのか?
それとも犯されて、アンアン喘ぐのが趣味なのか?﹂
﹁ああっ!んほっ!んほぉ!﹂
﹁このドマゾがっ!お前のようなドマゾが人間界で
暢気に暮らせると思うな!お前の生きていく地は﹃淫帝国﹄!
帝国しかお前の居場所はないっ!分かったか!﹂
﹁あああっ!もひゅう!﹂
196
﹁何が﹃もひゅう﹄だ?何が言いたいっ!﹂
︵あ⋮あ⋮あ⋮⋮︶
﹁ドマゾめっ、誓え!帝国で暮らすと誓えば、すぐに爆射だ!
お前の甘えたチンポから腐ったミルクを出させてやる!
私が許可してやる!﹂
﹁んくっ!﹂
楽しげに笑う赤毛のサキュバス・コブラナ。
彼女にしがみつき、好き勝手に弄ばれながら、シュウの心は折れて
いく。
そうだ⋮。淫帝国で暮らすって誓えば射精してもいいんだ⋮。
お姉ちゃんの言う通り、バイブ刺激が段々、好きになってきちゃっ
た。
甘えん坊に調教されていた時とは違うが、
罵声を浴びながら徐々に追い詰められていく、この感じ⋮。
結構好きかも⋮もう⋮⋮ダメ⋮。おちんちんが⋮⋮おちんちんが限
界⋮
﹁ち、誓いましゅう⋮⋮﹂
ネチネチと亀頭を刺激され続ける。
そして度重なる寸止め地獄によって、理性は完全に溶け落ちる。
197
そしてシュウは舌っ足らずな口調で屈服の言葉を吐き出してしまっ
た。
しかし⋮⋮
﹁んっ?聞こえない⋮⋮。何か言ったか?﹂
﹁!!!?﹂
﹁聞こえないと言ったんだ!﹂
﹁ひいいっ!ち、誓ったよ?﹃淫帝国﹄で暮らすって誓ったよ?
もう逃げないからっ!逃げないでしゅうっ!﹂
﹁⋮⋮⋮聞こえないな﹂
﹁ひいいいっ!しょ、しょんなっ!﹂
ブウウン⋮。ブウウン⋮。ブウウン⋮
なんと!嘲りの笑みを浮かべながら、コブラナはシュウの
屈服宣言を聞き流した。そしてバイブによる﹃亀頭削り﹄を続ける。
ブウウン⋮。ブウウン⋮。ブウウン⋮。
﹁あひっ♪うへっ♪ひいいいいっ!!﹂
ブウウン⋮カチッ!⋮⋮⋮⋮ブウウン⋮!
198
﹁あっ⋮あ⋮あ⋮﹂
シュウの表情をクールな顔つきで見つめながら、
コブラナは電動バイブのスイッチを付けたり消したりする。
その緩急をつけた責めに翻弄され、シュウは叫んだ。
もう許してくれと⋮。既に欲望は爆発しているんだと⋮。
﹁⋮⋮⋮⋮﹂
だが、それも無視される。一体どうすれば、
この苦しみから解放してもらえるんだろう?
何をすれば、許してもらえるんだ?
僕に一体、どうしろというんだ?教えてくれっ!
しかしサキュバスは教えてくれない。その代わりに命令が下される。
﹁そっちのベットへ行け!﹂
﹁ふえっ!ひいっ﹂
コブラナにグイッと身体を引っ張られ、シュウは女子とも思える
可愛い声で鳴いてしまう。そして部屋の隅にあったベットに
引っ張られてしまった。
199
ボスンっ!
ギシギシ⋮ギシギシ⋮
﹁うう⋮⋮﹂
部屋自体が薄暗く、そこにベットがあった事に全く気づかなかった。
ベットといっても乗るとギシギシと音が鳴る固いベットだが⋮
﹁膝立ちだ!お尻をつけて座るなっ!﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁良い子だ⋮。お尻をつけてしまうと快感を全て感じて、
すぐに射精してしまう馬鹿な奴が多い。未熟なお前ならば尚更、
危ない。だから膝立ちのまま亀頭を削ってやる!﹂
ブウウン⋮!ブウウン⋮!
﹁あああっ!﹂
﹁私の肩に手を置く事を許可する!
何なら、胸を揉む事も許可してやるがどうだ?﹂
﹁ふへ⋮???﹂
﹁勿論、服越しだ!当たり前だがな。
調子に乗って直揉みしようとしてみろ⋮。徹底的に⋮﹂
200
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
コブラナが嘲りを含んだ声で話している。
だが、シュウには一切、聞こえていない。
コブラナが発した一言によって、甘えた妄想を炸裂させていたから
だ。
︵ああっ⋮おっぱい⋮。赤毛のお姉ちゃんのおっぱいモミュモミュ
⋮。
モミュモミュ⋮モミュモミュしていいんだっ!︶
瞳をトローンとさせ、胸を揉むための準備運動をしているかのよう
に、
既に両手をワキワキと動しているシュウ。端から見れば変態だ。
そんなシュウをコブラナは国境警備サキュバスとして、
きっちりと蔑みを与える。
﹁愚かな⋮。もう胸の事しか考えていないようだな。
変態小僧めっ!﹂
﹁うくっ!﹂
ブウウン⋮!ブウウン⋮!カチッ!ブウ⋮⋮ウン⋮
蔑みの言葉と同時に、バイブを弱めるコブラナ。
201
しかし依然として肉棒は削られている。
シュウはベットの上で膝立ち姿勢のままだったが、
太ももはプルプルプルプルと震えていた。
︵あひゅう⋮。もう泣きしょう⋮。早くっ!
早く射精しゃせて⋮︶
﹁クックック⋮﹂
﹁!!!!!﹂
コブラナが笑った。今回は完全に笑ったのだ。
ツン顔での蔑みの笑いではなく、可憐な笑い。
その瞬間、シュウは脳内にある甘えたスイッチを連打する。
︵おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!
モミュモミュモミュモミュしゅりゅううう!︶
ワシっ!ワシっ!
﹁フフン⋮⋮﹂
﹁おっぱいーーーーーー!﹂
シュウの両手がコブラナの美乳を鷲掴む。
そして服越しにではあるが、必死になってモミュモミュしていく。
202
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮!おっぱい!おっぱい!
お姉ちゃんのおっぱいーーーー!﹂
﹁んくっ♪乱暴に揉むなっ!﹂
カチッ!!!ブウウウウウウウウウウウン!!!
﹁きゃああああああああああ!!!﹂
頬を上気させながら、コブラナはバイブスイッチの強さを
﹃最大﹄に入れた。亀頭が甘美な振動で抉られる!叫び声というよ
り、
悲鳴をあげるシュウ。だが、手はおっぱいを揉んだままだった。
﹁ふひいいんっ!もうゆるひてぇ⋮⋮
お姉ちゃん⋮⋮。おちんちん⋮。おちんちん限界⋮﹂
﹁そうか。おちんちん限界かぁ⋮﹂
﹁う⋮ん⋮⋮。限界なのぉ⋮﹂
﹁そうか、そうか。出したいなぁ﹂
﹁う⋮ん﹂
よしよし⋮
203
﹁ふわああああっ!﹂
バイブを操りながら、反対側の手でシュウの頭をヨシヨシし始める
コブラナ。その上、少しだけ口調が優しくなった⋮。
ああっ!お姉ちゃんにヨシヨシされておちんちん削られてると、
タマタマキュンキュンしゅりゅう♪
瞳をじっと見つめられ、頭をヨシヨシヨシヨシ⋮
先程までは必死になって夢中でコブラナの胸を揉んでいたが、
今では夢心地で、ゆっくりとおっぱいを揉んでいた。
﹁ほら、唇を突き出せ⋮⋮﹂
﹁へっ?﹂
するとコブラナがそう言い、顔を近づけてきた⋮。
こ、これは⋮
ぶちゅう!びちゅう!ぶちゅう!ベロベロ!
グチュウグチュウグチュウ!
﹁ふぐっ!あひゅう⋮⋮⋮﹂
﹁クックック⋮!ベロベロベロベロ⋮⋮﹂
204
﹁あ⋮あ⋮ふぐあ⋮﹂
し、舌がねじ込まれる。バイブ攻撃を浴びながら、
コブラナにキスされる。その美巨乳を揉む事を許可してもらい、
尚且つ頭を撫でられながらだ。そしてお子ちゃま甘えん坊と化した
シュウの唇を、大人の激しいキスで犯しながら、コブラナは言った。
﹁可愛い奴だ⋮。切なげに身体もチンポもプルプルさせて、
とても可愛いぞ⋮。その姿を私にもっと見せてくれ!
もっと胸を揉んでいいから!もっと亀頭を削ってやるから!
もっとキスしてやるから可愛く悶えるんだっ!このマゾ小僧がっ
!﹂
﹁しゃ、射精は?ビュルビュルは?﹂
﹁気が変わった!おあずけだ!お前のチンポは我々、
サキュバスの管理下にある事を忘れるな!﹂
﹁も、もひゅう♪﹂
嘘⋮。結局、射精できないの?
﹁ほらほら!その可愛い泣き顔をもっと見せろ!
ベロベロ⋮⋮ぶちゅうううう⋮﹂
﹁ふむっ⋮﹂
205
あ⋮あははは。もう⋮⋮。メロメロだよぉ⋮⋮。
お姉ちゃんのキス⋮。お姉ちゃんのおっぱい。お姉ちゃんのバイブ。
すへき︵↑素敵︶⋮⋮
その瞬間、膝立ち姿勢のまま、シュウは思考を停止させた。
犯される唇。柔らかい胸。肉棒に送られる振動。可憐さと気品を併
せ持つコブラナ。
彼女が与えてくれる甘美な快楽に酔いしれ、そのままウットリとな
っていく。
そして涙目のまま、延々と続く﹃射精管理﹄に身を委ねるのであっ
た⋮
・
206
◆新居
★
﹁ほら、ボウヤ。お姉ちゃんにバイバイは?
たくさん遊んでもらったんでしょう?﹂
﹁⋮⋮あい﹂
絶対的聖母マリアに促され、シュウは虚ろな表情で
赤毛のサキュバスに向かって、バイバイと手を振る。
赤毛のサキュバスも最初に会った時とは違い、
柔らかい表情で手を振り返してくれた。
それがとても嬉しかった⋮。ずっとツン顔だったが、
あんな表情もするんだ。それにしても⋮
あははは⋮。僕、戦士なのに⋮
快楽に負けっぱなしだなぁ⋮
聖母マリアに連れられ、再び護送車に戻ってしまったシュウは、
トロンとした意識の中、そんな事を考えていた。
そう。あれから時は過ぎ⋮。プリズンゲートの﹃淫帝国側・出入り
口﹄に
場面は変わっていた。駐車場に並ぶ5台の護送車。
その1台はマリア達が乗ってきた護送車だが、残りの4台は違う。
世界各地から捕らえた人間を運んできた護送車だ。
207
﹃淫帝国﹄に入国するためには必ず通らなければならない
﹃プリズンゲート﹄
そしてその通行を管理するのが、美と快楽の堕天使サキュバス族だ。
そしてついにシュウは、彼女達が支配する地へと足を踏み入れてし
まった。
二度と外界には戻れない。色魔が支配する地へ導かれてしまったの
である。
帝国の玄関﹃プリズンゲート﹄を無事に通り抜け、
マリアの館がある地区へと護送車は向かう。そしてシュウの新居が
見えてきた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽マリアの館︾
﹁どう、気に入った?
ここがボウヤの新しいお家よ♪﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
マリアの館に到着し、護送車から降りたシュウは唖然とする。
ご、豪邸だ⋮マリアの館は3階建て。白いレンガで造られていると
208
いう、
珍しい外観だった。そして庭も広い。噴水があり、ブランコや滑り
台、
砂場もあった。マリアに手を引かれ、館に招かれるシュウ。
勿論、嫌がっている。
だが、マリアにしっかり手を握られたままグイグイと引っ張られ、
あっという間に館に入ってしまった。玄関の扉がバタンと閉じられ
る。
そしてその時になって、やっとマリアが手を離してくれた。
バタン!
﹁い、いやっ!助けてっ!僕っ!僕っ、帰るっ!!﹂
ガチャガチャ⋮
﹁えっ?あ、開かないっ!開かないよ?!﹂
﹁うふふ。残念ね、ボウヤ。
玄関はこの鍵が無いと開かないのよ♪﹂
﹁あっ!﹂
マリアは玄関の鍵をシュウに見せつけた後、
なんと胸の谷間に入れてしまった。
209
﹁﹃レベルダウン﹄の効果が、もっと浸透するまでは、
玄関は必ず施錠しておきまちゅね。
さっきみたいにボウヤが1人でお外に出て、
迷子にならないようにね♪﹂
﹁ひいっ!﹂
﹁勿論、ママやお姉様と一緒なら、お外に出る事はできまちゅよぉ♪
太陽さん。たっくさん浴びて元気に遊びまちょうね♪﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
ついに本格的な調教が始まる⋮
館に捕らわれた事を実感し、シュウの顔色は青ざめていく。
一方のマリアは喜色満面。可愛いボウヤを手に入れたのだ。
しかも、これまで愛してきた歴代のボウヤの中でも、とびきり可愛
い。
大切に大切にママが⋮。ううん。 みんなで可愛いがってあげなくちゃ♪
そう思い、シュウに向かって、最高の笑顔を向ける。
﹁さぁ、ボウヤ!これからたっぷり遊んで、
幼児返りしちゃいまちょうね♪﹂
﹁い、いやあああっ!⋮⋮⋮はれ?﹂
210
﹁うふふ。気づきまちたかぁ?﹂
﹁声が⋮⋮。声がおかしい?﹂
シュウは喉を押さえ、戸惑いの表情を浮かべる。
自分の声なのに別人のように聞こえるのだ。
それは、まるで女の子みたいに高い。
そういえば声に関しては護送車から逃げ出した時に違和感を感じて
いた。
あの時は必死だったので気にしている余裕は無かったが、
今、改めて自分の声の異変に気づいた。
﹁な、なんで⋮?なんでぇっ!?﹂
﹁それが﹃レベルダウン﹄の効果でちゅよぉ♪﹂
オロオロしながらマリアを見上げると、彼女は楽しそうにそう言っ
た。
﹁ボウヤは段々、ちっちゃい子に戻るのよ!
お声は、もっと幼くなって⋮⋮。あんよもちっちゃくなって⋮
背丈も縮んでいくんでちゅよぉ♪﹂
﹁う⋮⋮うしょ⋮﹂
211
﹁そして心もね♪最終的にはママだいしゅき∼な
可愛い可愛いボウヤになっちゃいまちゅ♪﹂
﹁そ、そんな⋮﹂
サキュバスの恐ろしい調教計画を聞き、より一層、
青ざめていくシュウ。すると2人のやりとりを聞いていた
アーリアが近寄ってきて、静かな口調で言った。
﹁ではマリア様。お風呂の準備をして参ります﹂
﹁お、お風呂っ?!ふわっ!﹂
﹁あらあら、ボウヤ。何を期待してるんでちゅかぁ?﹂
﹁本当にエッチ⋮﹂
﹁えっ!うううっ⋮﹂
マリアとアーリアに言われて、シュウは顔を伏せる。
恥ずかしい⋮。何を期待してるんだ、僕は⋮。
このまま快楽に流されてしまうんだろうか⋮
それは嫌だ。それだけは⋮
212
・
213
◆アワアワ愛撫
★
≪マリアの館・バスルーム≫
ワシャワシャ⋮⋮
ワシャワシャ⋮
﹁ホヘエェェ⋮⋮﹂
バスルームにて、聖母に身体を洗ってもらっている青年。
勿論、シュウだ。館に到着した後、すぐにバスルームへと連れてこ
られた彼は、
例の如くマリアの膝上に座り、屈辱のM字開脚ポーズをとっていた。
その結果、元気いっぱいな股間が全開状態となっている。
アワアワのソープをつけた両手で、
そそり立った肉棒を揉み洗いするマリア。
膝上にのせたシュウを背後から抱きしめ、
その長い手を伸ばして、ひたすらひたすら股間を揉み洗い。
そして聖母は、ボウヤの耳元で妖しく囁き続けるのだった。
﹁キレイキレイしまちょうねぇ♪
214
あらあら、可愛く震えてまちゅよ。
おちんちんプルプル震えてましゅよぉ?うふふふ♪﹂
ニュクニュク⋮⋮
﹁おほおおお⋮⋮﹂
アカデミーで敗北した時に射精して以来、ひたすら肉棒を苛められ
ている。
射精はおあずけ状態のまま、長時間、肉棒を妖しく揉みしだかれて
いるのだ。
もはや、シュウの肉棒はいつ射精してもおかしくない状況。
しかし、実はこれもマリアの計算どおり⋮⋮
たっぷり我慢した後、射精した時に得られる快感は、
とてつもなく素晴らしい。それがサキュバスによっての搾精ならば
尚更。
その快感を覚えこませるため、シチューを煮込むかのように
じっくりと、シュウの性欲を﹃料理﹄しているのだった。
﹁ママのお手手に包まれて、ボウヤのおちんちんキレイキレイ♪
アワアワ、たのちいねぇ?﹂
ニュクニュク⋮⋮
﹁オホウっ!﹂
215
石鹸でアワアワになった両手を肉棒に滑らせ、
魅惑の擦り刺激が浴びせる。その一擦りの威力は、凄まじいの一言。
・マリアの掌の柔らかさ⋮
・石鹸の泡による独特の快楽攻撃⋮
・そして、上級サキュバスのテクニック⋮
これら全てが合わさった魅惑のアワアワ地獄の前に、
シュウは、ただただ無抵抗で身体を洗われるだけの子犬と化してい
た。
更にいえば、シュウは絶望的な状況にいた。
バスルームにはマリアの他に豊満なサキュバスが2人もいるのだっ
た。
それはマリアの部下である。護送車で調教してきた
3人のグラマラスサキュバスではなく、アーリアやメーテルでもな
い。
2人とも黒髪。勿論、巨乳だ。
他の部下には無いが、彼女達の顔には知性が感じられる。
2人はシュウの両サイドに立ち、指先で両乳首にソープを塗り込ん
でいた。
主人マリアと同じように、その愛情と母性によってボウヤをとろけ
させ、
マザコン地獄の深みへと引きずり込もうと企んでいた。
﹁ハ⋮ウヒャン!﹂
216
コロコロ⋮
カリカリ⋮⋮
マリアが右手で竿を扱きながら、左手で玉袋に泡を塗り込んでいく。
爪で優しく引っ掻きながら、
玉袋のシワの間の汚れさえもこそぎ落とすかのようにジックリと⋮
そして上半身は部下達が管理していた。先程からは乳首だけでなく、
敏感な脇腹などにもソープをまぶし始めている。
﹁アヒャ!ウヒャン!﹂
﹁ウフフ⋮⋮。くしゅぐったいでちゅねぇ?
大丈夫でちゅよぉ?ママが後ろにいましゅからねぇ∼?
ほら、お姉様達にも、ありがとうでしょ?﹂
﹁あ、ありが⋮ウヒャン!だめっ!言っちゃらめっ!
でも気持ちいいよぉ⋮!くしゅぐったいのにっ!﹂
コチョコチョ⋮
コリコリ⋮
﹁いいんですよ⋮⋮﹂
﹁そのまま身を委ねてくださいませ⋮⋮﹂
﹁うひいいい♪﹂
217
2人のサキュバスが優しい口調で語りかけてくる。
勿論、シュウの上半身を愛撫しながらだ。
そして、そのこそばゆい快感に身体が跳ね上がるのだが、
マリアにしっかりと抱きしめられて、完全に動きが封殺される。
マリアの大きな身体に抱きしめられ、
玉袋と乳首を中心としたアワアワ愛撫を浴びるシュウ。
まともに言葉を発する事が出来なくなる程の甘美な責めを
浴びているシュウには、この地獄から逃れる術はない。
抵抗する力が全く湧いてこないからだ。ただただ舌をダランと垂ら
し、
恍惚の表情を浮かべる事しか出来ないのだった。そして⋮
・
218
◆アワアワバイブ
★
︽5分後⋮︾ ワシャワシャ⋮⋮
ワシャワシャ⋮
﹁さぁて、そろそろキレイキレイになったかなぁ∼?
うん、大丈夫そうでちゅねぇ!﹂
﹁ホヘェ⋮⋮﹂
シュウの股間を彼の肩越しに覗きながら、マリアはニッコリと微笑
んだ。
すると部下の1人がバスルームの扉を開け、外に出て行った。
タオルでも取りにいったのかな⋮⋮?
でも、やっと終わりだ⋮⋮
やっと、アワアワ愛撫地獄が終わったんだ⋮⋮
シュウの顔が安堵によって、ゆるゆると緩んでいく。
しかし、シュウは気づいていなかった。
安心しきった表情を浮かべたシュウの顔を見ながら、
部下の1人がニヤリと妖しく笑っていた事に⋮
219
そして、部下はマリアにアイコンタクトを送る。
マリアの方もアイコンタクトに気づき、部下に微笑を返す。
すると先程、バスルームから出て行った部下が
大きな箱を持って、戻ってきた。
その箱の中を見た瞬間、シュウは小さな悲鳴をあげる事になった。
オムツ・おまる・よだれかけ・その他諸々⋮
それは卑猥な﹃おもちゃ箱﹄だったのだ。
﹁ひ、ひいいいいい⋮﹂
﹁暴れないでください。そのままの体勢でお待ちくださいませ⋮﹂ ﹁胸で勃起している乳首を摘んで差し上げますから、
オイタなさらないでください﹂
コリコリ♪コリコリ♪
﹁ダ⋮⋮ダメェ⋮。ふひいいいい!
ふりゅうううう!﹂
他の部下とは違い、過度な丁寧語で話す黒髪巨乳サキュバス達。
彼女達は、おもちゃ箱を見て恐怖したシュウを優しい口調であやし
だす。
それと同時に背後から、卑猥な幼児言葉が飛んできた。
とてつもなく強烈な淫気と共に⋮
220
﹁あらあら♪そんなに嬉しいんでちゅかぁ?
たっくさんのおもちゃゲット∼♪する事が出来て嬉しいでちゅね
ぇ!
そんなに喜んでくれて良かったでちゅよぉ!
じゃあ、お股全開にして待っててくだちゃいね!
ママがおもちゃを選んであげまちゅから!ほらっ!﹂
グイッ!
﹁やあああああ⋮。そうじゃないっ!
そうじゃないの!﹂
後ろから羽交い締めしたまま、マリアは自らの長い脚を
シュウの脚に絡みつけ、強制的にグイグイと押し広げていく。
勿論、痛みを感じないような力でだ。
もはやシュウは、されるがまま。そしてマリアは﹃おもちゃ箱﹄から
﹃バイブ﹄を取り出し、そのスイッチを入れた。
ブゥゥゥゥゥン⋮⋮
﹁はひいいいい!?﹂
﹁あらあら、振動音を聞いただけで、
おちんちんからオツユが溢れちゃいまちたね?
プリズンゲートで赤毛のお姉ちゃんに遊んでもらった事、
221
思い出しちゃいまちたか?﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
﹁可愛いですよ⋮﹂
耳元で楽しげに囁かれ、シュウは背筋にゾクゾクとした快感を感じ
る。
更に、正面には知的な微笑を浮かべたお姉様2人がいる⋮⋮
や、やめて⋮⋮。そんな声で囁かないで⋮
そんな目で見つめないで⋮⋮
徐々に身体と心が調教されていくマリアの能力﹃レベルダウン﹄
その厄介かつ陰湿な効果によって、シュウは苦しみ悶えてしまう。
いっそ堕ちてしまえれば、どんなに楽か⋮
しかし、そう簡単には堕ちれない。
ナメクジが這うスピードよりもゆっくり。
そうやってジワジワと堕ちていくしかないのだ。
そして振動するバイブが、切なげに震える亀頭部分に襲いかかった。
ブゥゥゥゥゥン⋮⋮
ビッビッビッ!
﹁ひゃああん⋮⋮。ひゃああん∼♪﹂
222
﹁あ∼ん。良いお声で鳴きまちゅねぇ、ボウヤ。
先っぽ、削られるの大好き?大好きなのねぇ!
お利口さんでちゅねぇ♪﹂
マリアはシュウの喘ぎを聞き、幸せこの上ないといった表情を浮か
べる。
そして、2人の部下たちも一緒だった。
﹁ほ∼ら、力を抜いて下さいませ。何も考えないで⋮
マリア様に全てお任せして⋮⋮﹂
﹁ゆっくり堕ちていきましょう⋮
私達が導いて差し上げますわ⋮
可愛い幼児へ育ててさしあげますから﹂
﹁⋮⋮は⋮あ⋮⋮ヒャアアアア⋮⋮﹂
﹁うふふふ⋮♪﹂
甘美な快楽がマリアの操作するバイブによって生み出される。
そしてシュウは部下達の優しい口調での暗示に従い、
全身の力を抜き、脱力してしまった。
ブゥゥゥゥゥン⋮
︵なんか⋮⋮。あふう⋮⋮
223
フワフワと雲の上にいるみたいだ⋮⋮⋮︶
﹃プリズンゲート﹄で覚えてしまった、亀頭をネチネチと削られる
快感。
その甘美な快感を知ってしまったシュウは、
いつしか振動するバイブ音も聞こえなくなり、浮遊感に包まれてい
た。
しかし何故か、サキュバス達の妖しい声は鮮明に聞こえてくる。
﹁良いトロ顔でちゅねぇ∼!
女性に依存する素晴らしさを骨の髄まで味わって⋮
そして覚えてしまいまちょうねぇ!﹂ ﹁⋮はぁ⋮い。ああ⋮⋮だめ⋮⋮
そんなの⋮⋮覚えちゃ⋮⋮らめえええ⋮﹂
ブゥゥゥゥン⋮⋮
ビッビッビッ!
︵お、おちんちん、とけちゃう⋮⋮︶
抵抗の意思を、か細い声で示すシュウ。
だが、微弱な振動を肉棒に受け続けていると幸せな気分になってく
る。
シュウは細かく送り込まれる振動によって、
自分のペニスが溶け落ちてしまう場面を想像していた。
224
亀頭のみに刺激を受け続けていたシュウの肉棒は
射精の時を迎えようとしていた。亀頭がピクピクと脈動し始める。
そして爆発寸前まで高められた肉棒が、ついに⋮
﹁あああああ⋮⋮﹂
ブゥゥゥゥゥン⋮
カチ⋮⋮
﹁えっ?﹂
寸止めーー?
あは⋮⋮。あははは⋮。もういや⋮⋮
なんと、射精の瞬間を見計らい、
マリアはバイブのスイッチを切ってしまったのだ。
完全なる生殺し⋮。シュウの顔がみるみる歪んでいく。
そして口からは心の悲鳴が溢れ出していた。
﹁ああああああああああ!なんで?
なんで、ここまできて、やめちゃうのおおおおおお?
ヒャアアアア!!﹂
﹁うふふ⋮。可愛い泣き顔ですこと﹂
﹁もっと悶えてくださいませ⋮﹂
225
﹁やぁ∼ん♪可愛いボウヤぁ♪﹂
﹁ああっ!いやっ!もう射精したいのっ!
おちんちん限界っ!限界なのっ!ウホォ!ウホォ!﹂
マリアの能力によって、声質が高くなっているため、
女の子のような声で叫ぶ事になる。
その姿に母性を刺激され、サキュバス達は幸せな笑顔を浮かべてい
る。
するとマリアが羽交い締めを解き、膝上おっちんしていたシュウを
椅子の方へと移動させた。正面から可愛いボウヤの顔を見るためだ。
そしてマリアは頬を上気させ、可愛らしさを含んだ口調で言った。
﹁そんなに可愛くおねだりしちゃうの?
仕方ないでちゅねぇ、甘えたボウヤは♪﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
おねだり⋮。そうだ。
今、僕はサキュバス相手に快楽を求めてしまったんだ⋮
あはは⋮。あは⋮。ヒクヒクと頬が動く。
もう自分がどうしたいのか分からないよ⋮。
淫帝国から逃げ出したいのか⋮。
サキュバスに調教されたいのか⋮。
はたまた戦士として戦いたいのか⋮。
226
もう自分が何を望んでいるのか分からないよぉ⋮
クシャクシャの泣き顔。悲しくて、寂しくて、
不安になったシュウは、今にも泣き出してしまいそうな顔になった。
するとその時!裸のサキュバス達。つまりマリアと部下2人が、
巨乳を揺らしながら包囲網を縮めてきた。
・
227
◆アワアワおっぱい1
★
3人のサキュバスが美巨乳を揺らしながら迫り来る。
熱気に包まれたバスルーム内は濃霧のように白い湯気が充満してお
り、
全裸のサキュバス達は幻想世界に佇む女神のようだった。
﹁ボウヤ⋮。大丈夫でちゅよぉ。
怖くない、怖くない⋮﹂
﹁ひっく⋮。ひっく⋮⋮﹂
﹁そうですよ。何も怖い事などありません。
この館で何も考えずに生活していけばいいんです﹂
﹁マリア様と私達に全てを委ねてくださいませ⋮﹂
﹁ひっく⋮ひっく⋮﹂
︵そんなの⋮。そんなの嫌ぁ⋮。嫌ぁ!ちょうきょう、嫌ぁ!
もう、ちょうきょうはイヤだーーーーっ!︶
裸のサキュバス達に囲まれ、更に涙目になるシュウ。
いや、涙目どころか少し涙も出ている。
228
そして同時に肉棒からも﹃涙﹄が溢れていた。
こちらの涙は恐怖からではなく、快感を期待する﹃嬉し泣き﹄なの
だが⋮
その時、部下2人がシュウの手をそれぞれ、ガシッと掴んだ。
そして自らの乳房に導いていく。シュウは椅子に座ったまま、
バンザイする事となった。
﹁さぁ、好きなだけ揉んで下さいませ﹂
﹁どんなに強く揉んでもいいですよ﹂
﹁ああっ!やめてっ!やめてっ!おっぱいっ!
もうおっぱい揉むのイヤァっ!﹂
﹁わがままばかり言っていてはダメです﹂
﹁そうですわ。さぁ、どうぞ?﹂
﹁うああっ!はなちてっ!はなちてっ!﹂
力が⋮⋮強い?何て握力なんだっ!
このままじゃ!このままじゃ、お姉ちゃん達のおっぱい揉んで、
また気持ち良くなっちゃう!おっぱいに、また負けちゃうっ!
持てる力の全てを込めて暴れ狂うシュウ。
だが、黒髪サキュバス達は慈愛の笑みを浮かべながらも
凄まじい握力でシュウの腕を掴み、その動きを支配していた。
229
そしてその時、聖母マリアはというと⋮
なんと椅子に座るシュウの正面にしゃがみこんでいた。
美巨乳を自らの手でこねくり回し満面の笑みを浮かべて、こう言っ
た。
﹁はぁい♪
いっぱい我慢したお利口おちんちんに御褒美でしゅよぉ♪﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁ママのおっぱいで、たっぷり愛してあげまちゅからねぇ♪
はぁい、おいでぇ?﹂
﹁うああっ!うああっ!﹂
ゆっくりとシュウに近づき、
その谷間に肉棒を挟み込もうとしてくるマリア。
その接近に、シュウの頭の中は沸騰する。
マズいっ!マズいっ!サキュバスのパイズリっ!
しかも上級レベルの淫気を持つ母性型サキュバスのパイズリだっ!
喰らっちゃだめっ!挟まれたら終わっちゃうっ!
アカデミーの授業で習ったもん!母乳が濃厚なサキュバスは、
ほぼ確実にパイズリも得意だって!挟まれたら完全に理性が支配さ
れて、
無条件で白旗あげちゃう戦士も多いって教官が言ってたもんっ!
230
だめっ!だめっ!おっぱいに挟まれたら終わりっ!
終わっ⋮⋮
フニュ♪フニュ♪
﹁あ⋮⋮⋮⋮﹂
﹁うふふ♪おちんちんナイナイ♪﹂
終わった⋮⋮
にっこりと笑顔を浮かべるマリア。
そしてホヘッと表情を緩まし、アホ面になるシュウ。
とても温かい。そして、とても心地良い。
先程まで頭の中で嵐のように吹き荒れていた思いは霧消し、
何もかもどうでもよくなってしまった。
﹁あらぁ♪ボウヤは本当におっぱい、だいしゅきでしゅねぇ∼♪﹂
﹁⋮⋮あい﹂
﹁じゃあ⋮。ママのおっぱいに、たっくさん我慢して溜めたミルク。
かけてくれまちゅかぁ?﹂
﹁⋮⋮⋮あい﹂
231
あれ?いいの?本当にいいのかな?
﹁ほら。おっぱい、揉んで下さいませ⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁好きなように揉んで下さいませ⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮あい﹂
もみゅもみゅ♪もみゅもみゅもみゅ♪
﹁うふふ♪それでいいんですよ﹂
﹁そのまま揉んでいて下さいませ⋮﹂
﹁⋮あい﹂
﹁ボウヤぁ♪さぁ、自分で腰をふりまちょうか?
たっちして♪﹂
﹁⋮⋮⋮あい﹂
部下2人の柔らかおっぱいを虚ろな表情でモミモミしてしまうシュ
ウ。
マリアの巨乳に肉棒が包まれた瞬間から理性は急速に溶け堕ちてい
た。
サキュバス達に腕を掴まれバンザイしたまま、椅子から立ち上がる。
232
勿論、肉棒はマリアの谷間に捕らわれたままだ。
マリアは立ち上がったシュウの足下に跪き、上目遣いで語りかける。
その手には石鹸が⋮⋮
﹁はひいいい⋮⋮﹂
﹁あわあわ楽しい♪あわあわ楽しい♪石鹸を泡立てて⋮⋮
ほ∼ら、ママのおっぱいにもアワアワ、なすりつけちゃおっと♪﹂
ふわっ!
マリアが自身の美巨乳に、石鹸の泡をまぶす。
その光景は、かなり⋮⋮いや、凄まじくエロティック。
とりわけ、母性調教にダダ嵌りしているシュウには、
致死性の毒物並みに刺激的な光景となってしまったのだ。
﹁うふ♪そのままママのパイパイにおちんちんズリズリ∼して、
気持ちよ∼くお漏らししまちょうねぇ♪
あわあわおっぱいに擦りつけて♪できまちゅかぁ?﹂
﹁⋮⋮あい﹂
あれ?だめじゃない?今のだめじゃない?
﹁さぁ、腰を振って下さいませ﹂
﹁マリア様のお胸に愛してもらいましょう﹂
233
﹁⋮⋮あい﹂
そうだ⋮⋮。なんか分かんないけど、腰を振ればいいんだ⋮。
だって、腰を振れって言われたんだもん。みんなから言われたんだ
もん⋮
﹁ほへ⋮⋮﹂
フニュ♪
﹁おほうっ♪﹂
﹁あ∼ん♪可愛らしい♪
ほら、頑張って、パイパイズリズリ♪パイパイズリズリ♪﹂
﹁ほら、御一緒に⋮⋮﹂
﹁パイパイズリズリ♪パイパイズリズリ♪﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
言われたとおり、マリアの胸の中で肉棒を前後させたシュウは、
可愛らしい悲鳴をあげる。
そして、すぐに腰から脚にかけてプルプル震えだした。
部下達の煽りを受けて、シュウの興奮は高まっていく。
そうだ⋮。腰を振らなきゃ⋮。おっぱいの中におちんちんを⋮
234
﹁えいっ♪﹂
フニュ♪
﹁おほううっ♪﹂
自滅。そう、それは自滅への道を歩んでいるのと同じなのだ。
しかしシュウは止めない。サキュバスの煽りを受けて腰を振ってし
まうのだ。
﹁うううううう⋮⋮
えいっ♪﹂ ふにゅふにゅうう♪
﹁あ⋮⋮⋮⋮﹂
あ⋮⋮。無理⋮⋮♪
おっぱい柔らかすぎる⋮⋮
ママのおっぱい、やわらかひいいいいいいい⋮⋮
﹁ああああああああああああああああああああああっ!﹂
ビュビュ!ビュビュビュビュ!
マリアの胸に自ら擦りつける事、僅か3擦り。
235
刺激は、それだけ。それだでバスルームに白い花火が打ちあがった
のだ。
ただ、それも仕方が無いと言える。散々、生殺し状態でギリギリまで
高められていたシュウは僅かな刺激であっけなく射精に達してしま
ったのだ。
そして、まだ射精が収まらない。
断続的に精液がバスルームの床に飛び散っている。
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
ビュー、ビュ、ビュ⋮⋮
﹁うわぁ⋮⋮。クッサ∼イでちゅよぉ!
パイパイに挟まれて、ゆっく∼り3擦りしただけで、
ネバネバミルク出しちゃうなんて!恥ずかしい子でちゅねぇ∼♪﹂
﹁う⋮あ⋮⋮﹂
可愛い悲鳴をあげて射精したシュウの姿を、
漆黒の瞳でジッと見つめるマリア。
その母性愛に溢れる視線に、シュウの心は絡めてとられていく。
・
236
◆アワアワおっぱい2
★
﹁はぁい!お利口しゃんですよぉ♪
上手に﹃白いし∼し∼﹄できまちたねぇ∼!
気持ち良かったでちゅかぁ?﹂
﹁う⋮⋮あ⋮⋮。おちんちん⋮
とけちゃうよぉ⋮⋮﹂
﹁うふふ♪お顔がとろけてまちゅねぇ。
よ∼し。アーリアに伝えておくわ。お留守番の時のトレーニング。
パイズリもだけど、亀頭をバイブでたっぷりとヌメヌメしての
﹃白いオシッコお漏らしトレーニング﹄も加えてもらいまちょうね
♪﹂
﹁そ⋮そんな⋮⋮
ト、トレーニング?﹂
今の言葉から想像するに、マリアがいない時も
容赦ない調教が行われるようだ。その事に恐怖するシュウ。
だが、心の奥で期待している自分もいる。だめだ⋮⋮。
幼児扱いされる事に喜びと快楽を感じるようになり始めている⋮
﹁ボウヤのトレーニングを考えるの、とっても楽しいわぁ!
237
どんどん変態ボウヤになりまちょうねぇ?
そしてトレーニングの成果を私達の前で元気に披露してくだちゃ
いね♪﹂
﹁そんなの⋮⋮ダメェ⋮﹂
﹁はい、どうぞ♪﹂
ブウウウン⋮
﹁ヒャアアアア⋮⋮﹂
拒絶の意思を見せるシュウ。しかしそれを完全に無視し、 なんとマリアは射精して萎えきった肉棒に向かってバイブを作動さ
せた。
萎えているとはいえ、射精直前の肉棒には刺激が強すぎる。
ブウウウウウ⋮⋮
﹁おふううううう!﹂
﹁み∼んな蔑んだ目で見てくれましゅよ∼♪
ゾクゾクしましゅねぇ?お股全開でピュッピュッ出すとこ
屋敷のお姉様全員に見られるんだよ?
みんな、どんな顔して見てくれるのかなぁ﹂
﹁マリア様。ちょうど良い機会ですから
今から練習を始めておいた方がいいと思いますが⋮﹂
238
﹁甘えたさんは覚えが悪いですから、
ゆっくり時間をかけて、何度も繰り返す方が良いと思いますわ﹂
﹁それもそうね。じゃあ、ミルク出す時は何て叫ぼうか?
うーん⋮⋮⋮⋮。そうだ!ボウヤ♪
出す直前に﹃シ∼シ∼、上手にできるか見てくだしぁい!﹄ って叫びなちゃい!長いと覚えられないでちゅよねぇ?﹂
﹁ひゃあ⋮⋮。ひゃあん⋮⋮⋮﹂
ブウウウウウ⋮⋮
﹁あぁ⋮⋮。またでひゃう﹂
バイブで肉棒の先を削りとりながら、あまーーーい声で囁くマリア。
部下たちも慈愛の微笑を浮かべ、シュウの顔をじっと見ている。
﹁さぁ、さっき教えた言葉を叫ぶんでちゅよぉ!
覚えてまちゅかぁ?﹂
﹁う⋮⋮あ⋮﹂
﹁言わないと終わらないですよ⋮﹂
﹁トレーニングですから⋮
しっかり励んでくださいね﹂
239
だめ、だめ、だめ⋮⋮
そんなトレーニングを受けちゃダメ⋮
僕は⋮⋮。本当はおっぱいに負けたくないの⋮⋮
サキュバスに⋮。さきゅばすに、まけたくないの⋮
﹁は、はひ⋮⋮シ∼シ∼、⋮ひゃああん﹂
﹁聞こえない⋮﹂
﹁叫ぶ前に出したら、できるまで延々とトレーニングしますから
そのつもりで⋮﹂
こんな攻撃、反則だよ⋮⋮
そんな事を叫んじゃったら⋮⋮
ああ⋮⋮⋮
丁寧口調のサキュバス達が、シュウの乳首をクリクリと
指先で愛撫してくる。そしてマリアのバイブ攻撃。
苛烈な責めを受けながら、必死に射精を耐えるシュウ。
必死になって屈服の叫び声をあげないように努力するのだが⋮
口が勝手に動いてしまう。脳が意思に反して命令を出している。
だめ⋮⋮。だめ⋮⋮。言っちゃ⋮だめなのにいいい⋮⋮
﹁いやぁ⋮。シ∼シ∼⋮上手にでひるか⋮
うひいいいいいいいいい!﹂
﹁あとちょっとでちゅよぉ♪﹂
240
﹁頑張ってください⋮﹂
﹁ボウヤはデキる子です⋮﹂
らめらめらめ⋮!叫んじゃ、らめええええええええええ!
﹁シ∼シ∼⋮。上手にでひるか、ミテクダサイイ!!﹂
﹁はぁい♪よく言えました∼!
ご・ほ・う・び、でちゅよ♪﹂
﹁ダメェ!ダメェ⋮⋮⋮⋮﹂
ブゥゥゥゥゥン⋮
カチ⋮⋮
﹁えっ?﹂
ふにゅふにゅ♪ふにゅうう♪
再び、バイブのスイッチを切るマリア。
そして次の瞬間!おっぱいの谷間に再び、肉棒が囚われた!
﹁あっ!あああああああああああああああああああああああ
らめえええええええええええ!﹂
﹁パイパイズリズリ♪パイパイズリズリ♪﹂
241
たゆん♪たゆん♪
﹁おほうおおおおおおおおう♪﹂
しかし、シュウは言葉では嫌がりながらも、
マリアのパイズリの動きに合わせて自ら腰を振り、
快楽を貪ってしまう。たゆんたゆんと揺れる美巨乳!
上級サキュバスの素晴らしいパイズリを堪能し、
またしても一気に性欲を爆発させる。そして⋮
ビュッビュッビュッ⋮⋮⋮
﹁あああああああああああああああああ⋮﹂
パイズリに合わせて、浅ましく腰をフリフリする事によって、
とてつもない快感が⋮。マリアの責めと協力して、自ら屈服の道へ
進んだ
シュウは、2回目にも関わらず、甘い甘い射精を味わう事になった。
﹁ウフフ、バイブで最後までイカされるより、
ママの身体でイカされる気持ち良さを覚えるんでちゅよぉ?﹂
﹁⋮⋮⋮⋮ほへええええええ﹂
242
ボンヤリしたまま返事をするシュウ。
泡まみれの肉棒から雄の欲望を放出し、うっとりしていた。
しかし、彼に休息の時は訪れない。更なる地獄を味わう事となった。
マリアが肉棒をギュッと掌で握った。
﹁あうううっ♪﹂
﹁全く⋮⋮。すぐにウットリしちゃう。
そこが可愛い所ではあるけれど、
お馬鹿さんになったらダメでちゅよぉ?﹂
ワシャワシャ⋮⋮
ワシャワシャ⋮
コリコリ⋮カリカリ⋮⋮
﹁ああああ?お、終わりじゃな⋮
ヒャア!﹂
﹁何で終わりなんでちゅか?
たった2回、白いチッチしただけでちゅよ?それに見てみなさい!
お姉様達の身体にまでかかっちゃってるじゃないの!﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
マリアに促され、部下サキュバス2人に視線を向ける。
その身体を見た瞬間、心に激しい羞恥と罪悪感が湧き上がってきた。
豊満なサキュバス達の胸や太もも。そこには先程、
243
シュウが撒き散らした濃い精液がべっとりと付着していたのだ。
﹁あふう⋮⋮。ご、ごめんちゃいい⋮
ウホッ!﹂
コリコリ!
ワシャワシャ⋮
﹁ひゃああああっ♪﹂
幼児言葉が板についてきたシュウが謝罪の言葉を発しようとする。
しかし、その瞬間!精液をかけられた2人のサキュバスが
優しい微笑みを浮かべ、シュウの乳首を指先で可愛がり始めた。
マリアはビクビクと跳ね上がるシュウをギュッと抱きしめながら、
耳元で甘美な毒の言葉を流し込んでいく。
﹁あー、はずかちい、はずかちい!ボウヤ。分かってましゅかぁ?
ボウヤはとっても恥ずかちい事、したんでちゅよぉ∼?﹂
﹁あああ⋮は、はずかちいことぉ?﹂
﹁そう。おっぱいに3コスりしただけで、
白いオモラシしちゃったんでちゅよぉ?﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
244
﹁し・か・も⋮
お姉様達にひっかけちゃうっていうオマケつき!﹂
﹁ウヒャン!い⋮言わないでぇ!
は、はずかちいのぉ!﹂
﹁その﹃はずかちい気持ち﹄を覚えておくんでちゅよぉ?
﹃はずかちい﹄の気持ち良いでしょう?﹂
ワキワキ⋮コリコリ⋮
カリカリ⋮⋮ワシャワシャ⋮
﹁ウヒャン!は、はずかちいのが⋮⋮気持ち⋮良い?﹂
﹁そうよぉ!ボウヤは﹃はずかちい事﹄がだいしゅきだもんねぇ?
﹃はずかちい事﹄して、ママ達に優しく叱られたいわよねぇ?﹂
﹁う⋮⋮⋮叱られるのは⋮⋮イヤァ⋮﹂
﹁うん、そうね。叱られるのは嫌だよね?ごめんね。
じゃ∼あ∼ヨシヨシしてあげる!
﹃はずかちい事、出来たよぉ﹄って、ママ達に教えて?
そしたら、たーくさん、ヨシヨシハグハグしてあげまちゅよぉ?﹂
﹁それ⋮⋮それ、うれひい⋮⋮ヒャアアア!﹂
マリアの優しい笑顔に、情けない笑顔で応えるシュウ。
これは誘導尋問。思考能力がグズグズになっている
シュウを陥れるための﹃罠﹄
245
彼は、それにいとも簡単に嵌ってしまうのだった。
クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮
クチュクチュ⋮⋮クチュクチュ⋮クチュクチュ⋮
ニュクニュック⋮⋮⋮ニュック⋮⋮ニュック⋮⋮
﹁はひ⋮⋮はひいいい!﹂
シュコシュシュコシュコ⋮⋮
シュコシュコシュ⋮⋮
﹁ああああ⋮⋮はひいいいいい!﹂
﹁あら∼、ママのお手手で泣いちゃうの?泣かされちゃうの?
ママの右手でちょーーっと撫でられただけで泣いちゃうの?
かーわーいーい♪﹂
シュコシュコ⋮⋮
泡により、掌の滑りがとてつもなくスムーズになる。 そして、それにより、シュウの亀頭の先から、 先程出したばかりであるにも関わらず、ダラダラと汚い汁が
溢れ出してきた。それを確認したマリアは調教を更に強めていく。
コリコリコリ⋮⋮
コチョコチョコチョ⋮⋮
シュコシュコシュ⋮⋮
246
﹁ああああはひいいいいいいいい!﹂
乳首、脇腹、肉棒へのアワアワ責め。
サキュバス達の細い指が滑らかに、執拗にシュウの身体を
撫で上げていく。そしてこれまで散々、犯してきたボウヤの弱点を
熟知しているマリアが、早々とトドメを刺しにかかった。
もはや正常な言語機能を失い、 ただただ﹃はひはひ﹄と喘ぐ事しか出来ない。
マリアがアワアワの掌で再び、シュウの肉棒を優しく扱き始めた。
﹁さぁ∼ボウヤ。白いオシッコ。また出そうだねぇ?
はずかちい、はずかちい⋮⋮
どーれだけ出せば、出なくなるんでちゅかぁ?﹂
﹁ふみいいいいいいいいい!
でちゃう⋮⋮。でちゃるううううううう!
あ・あ・あ⋮⋮。はずかちいお汁⋮⋮
またでちゃあううううううう!﹂
﹁いいでちゅよぉ♪
我慢した分、まだまだ出してもいいんでちゅよぉ?
あと何回出るかなぁ?﹂
﹁うあああああ⋮!
もう、いやあああああああああああああああ!ふみいいいい!
もうでらい⋮⋮もう出したくないよぅ!白いの⋮⋮
247
でしたくらいいいいい!﹂
連続射精によって、ほぼ全ての精液を出し切ったシュウ。
だがマリアは、それでも肉棒への責めをやめようとはしなかった。
そして、巧緻な責めは執拗に続き⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
ワキワキ⋮⋮コチョコチョ⋮⋮
シコシコ⋮⋮シュコシュコ⋮⋮
﹁あう⋮⋮あう⋮⋮﹂
視界がぼんやりと薄れてくる。あれから何分、経ったのか⋮
シュウはグズグズの思考の中、そんな事を考えていた。
しかし実際の所、2回目の射精から僅か5分しか時間は経っていな
い。
それでもシュウはその5分が凄まじく長く、濃密な時間だと感じて
いた。
不意にシュウのペニスが脈動する。
﹁ふ⋮⋮え⋮⋮?
248
あ⋮⋮あ⋮⋮ああああああ!
何、これ⋮⋮なにこれえええええ?﹂
得体の知れない感覚が、股間の奥深くからせり上がってくる。
そして、それを感じ取ったマリアはより一層、責めを粘着的にする。
﹁これからボウヤは、ママのテクニックで
クジラさんみたいになっちゃうのよ?
とーーっても気持ち良いから、覚悟なさい?﹂
ワキワキ⋮⋮コチョコチョ⋮⋮
シコシコ⋮⋮シュコシュコ⋮⋮
﹁うふふ⋮⋮﹂
﹁おほほ⋮⋮﹂
﹁あああああ?こ、こわい⋮⋮
こわいいいいいい?﹂
マリア、そして部下の豊満なサキュバス達は、
嬉しそうな表情を浮かべ、シュウを責め嬲り続ける。
そして、身動きが出来ないまま継続的に
粘着質な責めを与えられた肉棒から⋮⋮
﹁あああ⋮⋮おしっこ?おしっこでちゃうの?
249
ふひいいいいいいい?﹂
シコシコ⋮⋮シュコシュコ⋮⋮
いつもの白いオモラシとは違う、何かがせりあがってくる。
もはやシュウは、自分の意志でそれを止めることは出来なかった。
﹁あああああん!でちゃあああうううう!
ひいいいいいいいい!﹂
びゅううううううううううううううううううう!
﹁噴いたぁ♪﹂
﹁きゃあ!﹂
﹁やん♪﹂
びゅううううううううううううううううううう!
ビュバビュバビュバ!
﹁おほおおおおおおおおおおおおおおおおっ!﹂
シュウの肉棒が、潮を噴く!そして、それは何度も何度も噴きあが
る。
快感に喘ぐシュウを見ながらマリア、
そして部下の豊満なサキュバス達は嬉しそうな表情を浮かべる。
250
﹁ああ⋮⋮とまりゃないいいい⋮
ふみいいいいい⋮⋮﹂
﹁うふふ⋮⋮オーホッホッホッホ!
⋮⋮あら?﹂
﹁ほへ⋮⋮?﹂
﹁きゃあああああ、たいへーーん!﹂
するとマリアが何かに気づいた、凄まじい疲労を感じ、
快感で心を焦がされながら真っ赤な顔になっているシュウ。
なんと彼は鼻血を垂らしていた⋮⋮。のぼせたのである⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮
⋮
251
◆シュウの力?
★
︽館の一室︾
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
静かだ⋮⋮とっても静か⋮⋮
怖くなるくらい静か⋮鼻血を出した後、僕は、さきゅばす⋮⋮。
はれ?﹃さきゅばす﹄って何だっけ?
⋮⋮⋮⋮⋮
ううん。そうだ。違った⋮ママとお姉様だ。
みんなに抱っこされて、この部屋に来たんだった。
その後はポツンと1人。大きなベットに寝転んでいる。
部屋の壁は青い。天井も空みたいに青い。
そのせいか、フカフカのベットはまるで、お空に浮かぶ雲のよう⋮⋮
でも、ダメなんだ⋮。こんな安らぎを感じていては⋮
ママとお姉様⋮。僕は負けちゃいけないのに⋮。
みんなに負けちゃいけないのに!だって僕は戦士だから⋮
戦士なんだから⋮⋮
252
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽リビング︾
アカデミーから続いた幼児調教は小休止。
マリア達はリビングに集まっていた。
これからの調教計画を練り直すためである。
﹁本当に可愛いわ⋮⋮
可愛すぎて、見ているだけで胸がドキドキするもの﹂
﹁マリア様の仰る通りです。ボウヤを見ていると、
とても幸せな気分になりますわ﹂
マリアに向かって微笑みかけるアーリア。他の部下達も頷いている。
サキュバス達は全員、館で過ごす服装に着替えていた。
・マリアは清楚な白いワンピース。
・アーリア達は﹃私服にエプロン﹄。
調教時以外。つまり普段の生活時は裸エプロンではない。
﹁それはそうと、アーリア。胸の方は大丈夫?﹂
253
﹁はい⋮!大丈夫ですっ!﹂
ニット製の服に包まれた超乳をタプンと揺らし、
朗らかな微笑みを浮かべるアーリア。
マリアや他の部下は心配そうな表情で、アーリアを見る。
﹁本当に大丈夫です。最初は驚きましたが⋮
ボウヤの手形がクッキリと胸に⋮
そこが熱くなってしまったんですから﹂
﹁そんな人間。今まで出会った事が無いわ﹂
﹁彼⋮。一体、どんな力を秘めているのかしら﹂
﹁聖なるオーラ?
でも、アーリアさんの胸に浮かんだ火傷のような跡は、
聖なるオーラとは別の何かのような⋮﹂
﹁そもそも、聖なるオーラは防御に使うものでしょ?
人間達は理性を保つために使うっていうのが普通だし﹂
部下達が顔を見合わせる。ちなみにアーリアの超乳から、
その火傷のような跡は消えている。謎の熱さも治まっていた。
アーリアは慌てて、自分の体調が良好だと伝える。
シュウの調教に参加出来ないようになるのが嫌だからだ。
254
﹁本当に大丈夫ですから!それよりもマリア様!﹂
﹁⋮⋮分かっているわ♪﹂
﹁うふふ♪﹂﹁楽しみですね﹂﹁うふふ♪﹂
サキュバス達が笑う。笑う。笑う。彼女達の気持ちは一緒だ。
それをマリアが代表して言った。
﹁きっちり育ててあげましょう!
私達の可愛いボウヤ⋮。もう二度と廃人にしたりしないわ!﹂
﹁はいっ!﹂﹁分かりましたっ!﹂﹁お任せ下さい!﹂
集まったサキュバス達の淫気によって、
リビング内の空気が淫靡に染まっていく。
それは危険な香り。甘ったるく理性を溶かす淫気だ⋮
これからシュウには、そんな淫気がたっぷり注がれる。
更に過激な調教と母性愛がひたすら注がれ、
彼を確実にマザコンボウヤへ導いていくのだ⋮
それからは決して逃げられない⋮。そう。決して⋮
・
255
◆柔らか肉椅子
★
︽?︾
ここは名も無い未開の地・ジャングル。
そこに野獣の群れと戦う1人の戦士がいた。戦士は小柄な体格だっ
たが、
自分の背丈ほどもある大振りの剣を装備している。
向かいあう野獣とは、凶悪な魔物。サーベルタイガーやオーク。
それに世界最速の魔物イーターもいた。野獣たちの狙いは勿論、戦
士の肉だ。
エサとして喰ってしまおうという訳だ。
﹁来いっ!﹂
﹁グルルルル⋮﹂
﹁グルルルル⋮﹂
﹁やあああああっ!﹂
ザシュッ!ザシュッ!
﹁グルルルル⋮ガアアア!﹂
256
危険な野獣に囲まれ、絶体絶命かと思われたが、
その小柄な戦士は巨大な剣を軽々と振るって、野獣を瞬殺していく。
その剣技は凄まじい。
グルルルル⋮グルルルル⋮ガウゥン⋮
威嚇の声をあげていた野獣たちは、すぐに圧倒的な力の差を感じ取
ったのか、
腰が引けている。そして弱肉強食の世界に生きる野獣たちは戦士の
肉を諦めて、
その場から姿を消した。
﹁ふう⋮⋮﹂
凄まじい剣技を繰り出したためか、戦士の額は汗で濡れていた。
その汗を腕で拭い、戦士は目を瞑る。
︵俺は強い⋮。俺は強い⋮。俺は戦士だ。
どんな魔物にも負ける訳がない︶
彼は心の中で何度も何度もそう繰り返していた。
そして目を開けて、後ろを振り返った戦士だったが⋮
その瞬間、彼の身体は硬直してしまう。
﹁うふふ⋮。ボウヤぁ♪﹂
257
﹁マザコンボウヤぁ♪おいでぇ?﹂
﹁おっぱい♪おっぱい♪おっぱいがたっくさんあるよぉ?﹂
﹁全て脱ぎ捨てて、お姉さん達のおっぱいへ飛び込んでおいでぇ⋮﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
﹁うああああああっ!?﹂
ガバッっ!
ベットから飛び起きた青年シュウ。
彼は悪夢を見たせいで、額を不快な汗でベッタリと濡らしていた。
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮。夢⋮。夢だったの?﹂
フカフカの布団にくるまり、頭を抱えるシュウ。
彼は可愛らしいピンク色のパジャマを着ている。
それにしても⋮。夢だというのに、先程の情景は鮮明に思い出せる。
258
あの戦士はシュウ自身だったようだ。夢の中。
そこには凶暴な魔物よりも恐ろしい色魔で溢れていた。
巨乳・爆乳・超乳サキュバスの大軍団が、
全裸で艶めかしいポーズをとって、シュウに誘いをかけてきていた
のだ。
良かった⋮。夢で良かった⋮
あんなに、おっぱいが大きなサキュバスが沢山いたら、絶対に勝て
ない。
本当に夢で良かっ⋮
ガチャン!
﹁おはよう、可愛いボウヤ♪﹂
﹁あああっ!!﹂
これも夢の続き⋮?いや、違う。現実だ。
夢よりも魅力的な巨乳・爆乳・超乳のサキュバス達が3人も
部屋に入ってきたのだ。甘えたボウヤの1日が、また始まった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽マリアの館・リビング︾
259
﹁いや⋮いや⋮。いや⋮﹂
長身サキュバスに抱かれ、ジタバタと暴れる青年シュウ。
なんとかして逃げたい。しかし、彼は今、サキュバスの館に
捕らわれている奴隷だ。調教を拒否する権利などない。
女性的な肉体でありながら、屈強な戦士を簡単にねじ伏せてしまう
ほどの
筋力を持つ慈愛の女神マリア。彼女の凄まじい力によって、
ガッツリと抱かれたままシュウは寝室からリビングへ連れて来られ
たのだ。
そして、リビングで待っていたのは、アーリアを始めとする部下達
だった。
﹁おはようございます、ボウヤ⋮﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁おはようでしょう?
ボウヤ。お姉さん達に﹃おはよう﹄しなちゃい﹂
﹁あ⋮あ⋮ママ⋮。お姉しゃま⋮﹂
命じられるがまま無意識に、敵であるサキュバスたちを﹃ママ﹄﹃
お姉様﹄と
260
呼んでしまう。徐々に⋮。徐々にマリアの能力はシュウの精神を蝕
んでいた。
これから外出するのか。マリアはフォーマルスーツを着ており、
化粧もしている。その美貌に心が高鳴る。見ているだけで、
幼子に戻りたくなってしまうかのような気分になってしまうのだ。
加えて、問題なのがアーリアを始めとする部下達の服装だ。
パジャマ姿のままリビングへ連れて来られたシュウは、
部下達の姿を見て、驚愕する。なんと部下全員が、
胸部分だけが切り取られた﹃白黒メイド服﹄を着ているではないか。
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁あらあら、幸福そうなお顔⋮。安心して1日、お留守番しててね。
お姉さん達が全部お世話してくれるから﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
巨乳・爆乳・超乳部分だけが露出した、なんともフェチ心をくすぐる
﹃メイド服﹄を着た母性型サキュバス達。
そして母性愛がだだ漏れている美しき聖母マリア。
頭がクラクラしてきた。これから毎日、こんなサキュバス達と
一緒に生活しなければならないのか?
しかし、一方で期待を膨らませている自分がいるのにも気づいてい
た。
261
それは否定出来ない事実。するとマリアがシュウを床に下ろし、
リビングの唯一の扉に鍵をかけた。
﹁朝の身だしなみから、しっかりしないと⋮
ボウヤは格好いい男の子になるんでちゅからね﹂
ガチャン!
﹁ああっ!ああっ!鍵穴が高いっ?﹂
床に下ろされたシュウは愕然とする。
なんと扉に備えつけられた鍵穴がとてつもなく高い位置にあったか
らだ。
全然、届かない。シュウの身長は150センチに満たない。
一方のマリアの身長は170センチ。
何かに登ればシュウも勿論、鍵穴に手は届くが、
如何せん扉を開けるための鍵はマリアが管理している。
高い位置に備えつけられた鍵穴を見上げ、絶望を味わうシュウ。
するとマリアが優しい微笑みを浮かべて、部下達にシュウの拘束を
命じた。
﹁アーリア。抱っこしてあげて⋮﹂
﹁はい、マリア様⋮﹂
262
﹁うあ⋮あ⋮あ、来るなっ!来るなっ!﹂
菩薩のような穏やかな微笑みを浮かべ、たゆんたゆんと超乳を
揺らしながらシュウに近寄っていくメイド服のアーリア。
シュウは恐怖し、完全に密室となったリビングで逃げ惑う。
しかし、彼は今、1人。一方のサキュバスは多人数だ。
﹁私たちがいる事も忘れないでくだちゃいね?﹂
﹁お部屋の中で走り回ったり、暴れたりしちゃだめでちゅよぉ?﹂
﹁朝は忙しいんでちゅ♪
鬼ごっこは後でしてあげまちゅからね?﹂
ガシッ!ガシッ!ガシッ!
﹁ああっ!ずりゅいっ!ずりゅいよっ!﹂
アーリアとは別に、部下3人がシュウを包囲し、拘束。
小さな身体のシュウは、自分より大きなサキュバス達に腕や脚を掴
まれ、
いとも容易く捕まってしまった。
そしてソファーに腰掛け、両手を広げるアーリアの下へ連行される。
待ち受けるアーリアは穏やかな微笑みを浮かべ﹃極上の柔らか椅子﹄
として青年を包み込もうと待っていた。
263
﹁はい、アーリアお姉様に抱っこしてもらいなちゃい♪﹂
﹁はぐう⋮﹂
ふにゅう⋮♪ふにゅう♪
し、沈む⋮?肉の中に沈む⋮?
﹁あへぇ⋮﹂
﹁うふふ⋮。一瞬にして幼子のお顔になった。
大好きねぇ、アーリアの抱擁拘束。
柔らかいおっぱいを背もたれ代わりにして、
彼女の太ももの上におっちんしちゃうと、
赤ちゃん気分になっちゃいまちゅよねぇ?﹂
肉椅子アーリアに抱っこされ、アヘるシュウを見て、
マリアは満足げに頷く。アーリアも穏やかな微笑みを浮かべて言っ
た。
﹁うふふ⋮。ボウヤの身体。
マリア様の能力で段々、縮んでいくはずだから、
日に日に抱きやすくなるわね﹂
﹁あ∼ら⋮♪待ち遠しいでちゅねぇ?超乳が作り出す肉布団。
それに小さくなった身体を包まれて、安らげる日が⋮﹂とマリア
は言う。
264
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁あらあら、妄想だけで、スケベ甘えたチンポがビンビン♪﹂
﹁待ち遠しいって震えてまちゅねぇ?うふふ⋮﹂
﹁い、いやあああ⋮﹂
ふにゅう♪ふにゅう♪ふにゅう♪
ズプズプ⋮
更に、部下達の嘲りを聞いて、羞恥と絶望を味わうシュウ。
だが、暴れれば暴れるだけ、アーリアの柔らか肉椅子に沈み込んで
しまう。
乳部分が露出したメイド服のため、生乳を後頭部に感じる。
そして服を着ていてもアーリアの肉体は柔らかく、
シュウの身体を優しく包んでしまうのだ。
そんな極上の抱擁に悲鳴をあげるシュウだったが、調教⋮
もとい、朝の身だしなみは、まだ始まっていない。これから始まる
のだ。
・
265
◆甘い歯磨き
★
︽マリアの館・リビング︾
ソファーに座ったアーリア。その膝上に座り、肉の拘束を受けるシ
ュウ。
そして正面にはマリアと、部下3人がいた。
様々な効果を備えた母乳を分泌する、あの母性型サキュバス達だ。
﹁さぁ、ママはお仕事があるから、
急いでボウヤのお世話をしないとね﹂
そう言うと、マリアはテーブルに置いてあった﹃調教用具﹄を手に
とった。
それは日常的に目にするもの。歯磨き粉と歯ブラシだった。
﹁歯磨き♪たのしいなぁ♪たのしいなぁ♪﹂
﹁う⋮あああ⋮﹂
﹁昨日は、そのままオネンネしたから、お口がくちゃいくちゃい♪
今日は特別に朝ご飯を食べる前にも歯磨きしまちょうねぇ♪﹂
266
﹁い、いやあっ!﹂
アーリアに抱かれ、涙目でもがくシュウ。だが肉椅子は柔らかく、
脱出は難しい。惨めにもがくシュウを、マリアはありったけの
愛を込めた眼差しで見つめる。
︵ああ⋮、そんな目で見ないで⋮。そんな目で見られたら⋮。
おちんちんがキュンキュンしちゃうよぉ⋮︶
サキュバスの歪んだ母性愛に満ちた視線を浴び、
シュウの股間は朝からフルスロットル状態。
その証拠に、パジャマのズボンの股間部に恥ずかしい染みが、
うっすらと浮かび上がっていた。
こうなった以上、理性は邪魔。いっそ堕落してしまえば楽なのだが、
マリアの恐るべき能力﹃レベルダウン﹄の効果によって、段階的に、
ゆっくりと幼児化している。彼に狂うという逃げ道は無いのだった。
マリアはチューブを搾り、ブラシ部分に歯磨き粉を出した。
その歯磨き粉はピンクと白が混じった色をしていた。
﹁うふふ⋮。この歯磨き粉。甘い香りでちゅよね?
これはね⋮。サキュバスの母乳で出来てるのよぉ?﹂
﹁ふっ⋮、ふえええ⋮?﹂
267
﹁今日は特別に朝ご飯の前に歯磨きするけど、いつもは朝ご飯の後♪
これからは毎日毎日、歯磨きはママがしてあげる♪
サキュバスの濃厚な母乳たっぷりの歯磨き粉を使って、
歯や歯茎だけじゃなくて、お口の中をぜーんぶ磨いてあげまちゅ
よ♪﹂
﹁ふにゃう⋮やめ⋮やめ⋮﹂
﹁ダメよ、どんなに嫌がっても。必ずするからね⋮。
それに、アーリアの抱擁からは逃げられないんだし、
そのまま大人しくなちゃい♪﹂
﹁い、いやっ!いやだってば!﹂
手足をブンブン振るシュウ。しかし、それだけでは自由を勝ち取る
事など
出来ない。それどころか、そんな中途半端な抵抗をしたせいで、
更に拘束が強くなってしまった。
﹁しょうがないわねぇ⋮。もっと幼児化が進めば、
ママが抱っこしながら、歯磨きしてあげるんだけど、
まだ無理みたいね。⋮⋮みんな。お願い!﹂
﹁えっ?﹂
﹁はい、お口アーンして♪﹂
268
ガッ!
﹁うぐあ⋮﹂
﹁お手手は、お姉さんが、こうして握っててあげるから♪﹂
﹁はぁい♪これで何も出来なぁい♪﹂
﹁あがあが⋮﹂
3人の母性型サキュバスが、ほとんど動けない状態の
シュウを押さえつけ、完全に身動き出来ないようにしてきたのだ。
・シュウの顎をガッっと手のひらで掴み、
強制的に口を開けるように促してくる部下
・恋人つなぎのように指を絡ませ、
シュウの掌を優しく握ってくる2人の部下。
・そして肉椅子アーリアの抱擁。
マリアの忠実な部下である母性型サキュバス4人がかりで、
シュウは完璧に動きを封じられてしまった。虫の息すら許さない。
サキュバス達の拘束は、シュウの希望を完全に排除してしまう。
そして、無慈悲な拘束が完了すると同時に、マリアが
朝食前の歯磨きを開始する。
269
﹁いっくよぉ♪歯磨き楽しいな♪﹂
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁ふあああああ⋮﹂
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
サキュバスの肉抱擁を受けながら、歯磨きされる。
マリアは可愛らしい歌声を発しながら、シュウの歯磨きをしていた。
あ、甘い⋮。口の中に甘い香りと味が一気に広がっていく⋮。
サキュバスの母乳で作られたという歯磨き粉。絶対に危険な代物だ。
それが口の中に浸透してしまう⋮。だが口を閉じて逃げる事は許さ
れない。
部下の1人に顎を掴まれ、無理矢理、口を開けるように
仕向けられているからだ。そして,シュウの手を愛情をもって
ギュッと握りしめ、押さえ込んでくる部下2人。
極めつけは柔らか肉椅子アーリアだ。超乳でシュウの頭を挟み込み、
その豊満な肉体で全身を甘やかしてくる。
豊満な母性サキュバス4人がかりでの肉拘束。
その柔らかい肉体と淫気のせいで、パジャマのズボンが有り得ない
くらい
膨らんでいた。股関に浮き上がった染みもグングン広がり続けてい
る。
しかし、それでも肉棒に刺激を与えようとする者は誰1人いない。
270
何故なら、これは朝の身だしなみを整えるために行っている事。
シュウにとっては性欲が刺激される極上の責めそのもので、
いつ完全堕落してもおかしくない。
だが、シュウには理性が残っていた。ズブズブに溶けて、
大して役にも立たない理性だが、それでも残っている。
サキュバス達は、事前に決めた調教プランに沿って、
確実にシュウを幼児化させていくつもりなのだ。
過度に調教してしまって、廃人になってしまわないように⋮
シュウが幸せな甘えた人生を歩めるように、計画的にジワジワと⋮
その過程がこれである。マリアは楽しい歯磨きを続ける。
シャコシャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁ふわあああああ⋮﹂
﹁うふふ⋮♪ボウヤのお口。あま∼い歯磨き粉の香りがしてきたわ。
アワアワにもなってきて⋮。これで虫歯さんもバイバーイね♪﹂
﹁虫歯さんバイバーイ♪クスクス♪﹂
﹁ほへ⋮ほへ⋮ぇ⋮﹂
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁あぐあ⋮あぐあ⋮﹂
271
シュウの口内で泡立つ母乳成分の歯磨き粉。
そんな危険な代物が奥歯や前歯、歯茎にこすりつけられているのだ。
むしろ、この歯磨き粉のせいで虫歯が増えてしまいそう⋮。
それほどまでに、母乳入りの歯磨き粉は甘かった。
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁ふわあああ⋮⋮。ふわあああ⋮﹂
﹁うふふ⋮♪歯磨き、楽しいなぁ♪ボウヤはお利口さんねぇ。
嫌がりもせず、アーリアのお膝におっちんして、歯磨き出来てる。
えら∼い♪﹂
何を言う。数人がかりで完全拘束をキメた上に、顎までグイッと
強制的に開けさせておいて、マリアは何を言う⋮。
しかし、反論などさせてもらえない。
理由は2つ。歯磨きされて、口が塞がれているという事。
もう1つは、ぷるぷると悩ましげに揺れる生乳に囲まれているせい
だ。
後頭部に当たるアーリアの超乳。メイド服姿の部下達の生乳。
服越しだが目の前には上級サキュバス・マリアの美乳がある。
﹃アカデミー﹄↓﹃プリズンゲート﹄↓﹃マリアの館﹄
その調教過程の中で、嫌と言うほど思い知らされた、
おっぱいの魅力。おっぱいの強さ。おっぱいの偉大さ。
女性の象徴に、これでもかというほど叩きのめされ、
272
トラウマに近い感覚を植えつけられてしまったシュウは、生乳を
見せつけられるだけで自分の意思を失う甘えた腑抜けになっていた。
そうこうしている内に、マリアの丁寧な歯磨きによって、
シュウの口内の泡立ちが激しくなってきた。
すると顎を掴んでいた部下が、おもむろにテーブルに置いてあった
コップを手に取る。それを見たマリアは歯磨きを中断し、言った。
﹁はぁい、次はガラガラぺっよ♪﹂
﹁ふえ⋮﹂
﹁さぁ、出来るかなぁ?ちゃんとガラガラしておかないと、
ボウヤのお口。すぐにサキュバスの母乳が大好きぃな、
可愛らしいお口になっちゃいまちゅよぉ?﹂
﹁う、うしょ⋮?!いや、嫌だっ!ふ、ふわあああっ!﹂
﹁はい、どうぞ?
吐き出す時は、そのコップにペッしていいからね♪﹂
﹁んぐっ⋮んぐっ⋮んぐっ⋮﹂
シュウの顎を掴んでいた部下サキュバスに手渡されたコップ。
そこに入っていた水を慌てて口に含み、シュウは必死で口をゆすぐ。
この時だけは、部下達は拘束を緩めてくれた。アーリアによる
肉椅子拘束は別だったが、両手と口を支配していた部下達は
拘束を緩めてくれたのだ。そしてシュウは、マリアの脅しに恐怖し、
273
口内を必死にゆすぎ、コップの中にガラガラペッをした。
しかし、シュウはサキュバスの掌で踊らされているに過ぎない。
マリアが事実を告げる。
﹁ペッ⋮⋮。はぁ⋮はぁ⋮﹂
﹁はぁい♪お口の中で、お水と母乳歯磨き粉をグチュグチュと
シェイクさせまちたねぇ♪えらい、えらい♪﹂
﹁え⋮⋮?﹂
﹁さっきのはウソ!今更、ガラガラペッしても、
ボウヤのお口の中から、母乳の香りは消えないわ﹂
﹁じゃ⋮じゃあ⋮﹂
﹁どれだけ急いでも無駄だって事でちゅよぉ♪
必死に口をゆすいでも無駄。ボウヤのお口は、何をしようが、
もう母乳大好きなお口になっちゃうんでちゅ♪
そうなっちゃうんでちゅから♪﹂
﹁あああっ!しょ、しょんなっ!﹂
ガッ!
﹁ああっ?!また⋮﹂
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
274
︵はぅへ⋮︶
﹁うふふ⋮♪もう1回、磨こうね♪﹂
シャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁ふええええ⋮⋮﹂
またしても始まった母乳歯磨き。部下達の拘束も勿論、再開する。
アーリアの拘束を受け、部下達3人がかりで押さえ込まれ、
満面の笑みで歯磨きしてくるマリア。その優しい笑顔と黒い瞳が、
シュウの甘えた心を刺激してくる。
︵ふわ⋮。お目目⋮。お目目、見つめながら、歯磨きしないで⋮
しょんなに見つめながら⋮。ふへえ⋮︶
シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁お口の中、磨き残しが無いように、念入りにしておきまちゅから
ね♪
んんっ?ボウヤ、瞳がウルウルして、可愛い♪﹂
﹁ふわあああ⋮﹂
﹁あらあら、おちんちんもおっきして⋮。アーリア。お願い♪﹂
﹁はい、分かりました。マリア様⋮。ボウヤぁ∼♪
275
ボウヤぁ∼♪とろけまちょうねぇ♪﹂
ポンポン⋮ポンポン⋮
ポンポン⋮
﹁ふへぇ⋮﹂
こ、これは⋮?こんな事をされてしまえば、とろけてしまう⋮。
マリアが慈愛の笑みを浮かべる。
﹁うふふ⋮。アーリアの必殺コンボ♪
甘えたボウヤには絶対に破れない凶悪なコンボよ⋮﹂
アーリアがパジャマを履いたシュウの股関を優しくポンポンと
叩き始めたのだ。それだけで若き戦士は、
とてつもない安心感に包まれてしまった。
子どもを寝かしつける時に背中を優しく叩くような優しくポンポン
と⋮
サキュバスの淫技とは、ここまで多彩なのか⋮。
射精に追い込むだけが淫技ではないという事を、シュウは知った。
男の精神を退行させてしまう責めも出来るのだ。
性欲とは、また違う部分を刺激され、シュウは未知の快感に包まれ
る。
そして歯磨きは続く。
276
﹁ふわあああ⋮。ふわあああ⋮﹂
シャコシャコシャコシャコ♪シャコ♪シャコ♪
﹁歯磨き楽しいなぁ♪歯磨き楽しいなぁ♪﹂
豊満サキュバスの肉に包まれ、極上の甘やかしを受けながら歯磨き
される、
か弱き戦士。そして朝から、楽しげな歌声がリビングに響きわたる
のだった⋮
・
277
◆絶品料理
★
︽淫帝国︾
淫帝国の朝。奴隷がいる館では、必ず調教が行われている。
・食事と引き換えに、スパンキングされる可哀想な奴隷
・朝食抜きで、ひもじい思いをする奴隷
・朝っぱらから変態マゾセックスする奴隷
それは様々。御主人様であるサキュバスの性癖を受け入れ、
変態人生を歩まなければならない。
それが淫帝国に捕らわれた奴隷の運命なのだ。
そして恐ろしいのが、そんな生き方が素晴らしいと思ってしまうよ
う、
サキュバスに人格を変えられてしまうという事だ。
ここ、マリアの館でも、他の館と同様、奴隷の調教が行われていた。
それは甘く巧みな⋮。決して逃げられない幼児調教地獄なのだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
278
︽マリアの館・リビング︾
﹁ふえ⋮。ふええ⋮﹂
︵可愛いわ⋮。本当に可愛い⋮︶
可愛らしい奴隷の喘ぎを聞きながら、
幸せな気分に浸る上級サキュバス・マリア。
そして、その気分を味わっているのは他のサキュバスも同じだった。
マリアに使える母性型サキュバス達だ。
彼女達は、胸部分の布だけを切り取ったフェチ色が強いメイド服。
マリアを除いて、リビングにいるサキュバス達は全員、
そんなメイド服を着ていた。
しかもサキュバス達の胸は大きい。Gカップ・Fカップ・Eカップ。
そして新たにIカップの若きサキュバス︻メーテル︼も部屋に現れ
た。
そして館の中で、最も大きな胸を持つ超乳サキュバス︻アーリア︼。
彼女の膝上に座り、ヒクヒクと身体を震わせている奴隷。シュウだ。
母乳から作られた歯磨き粉を使って、朝の歯磨きをされたシュウは、
とろけた表情になっていた。
︵おっぱい⋮。おっぱい⋮おっぱい⋮︶
279
ポーン♪ポーン♪ポーン♪ポーン♪
﹁あふっ♪あふっ♪﹂
目の前では慌ただしくサキュバス達が動き回っていた。
マリアも指示を出している。
何だろう?これから何が起こるんだろう?
ふわとろ超乳サキュバスの肉椅子抱っこされたまま、
シュウはボンヤリとしていた。
パジャマを着たままだが、シュウの股間は膨らんでいる。
その股間を優しく優しくポンポンと叩いてくるのがアーリア。
彼女を背もたれにし、温かい体温を感じながら、
シュウは夢心地になっていた。
︵おっぱい⋮。おっぱい⋮。おっぱい⋮︶
ボンヤリしながらも、目の前で慌ただしく動くサキュバス達の
生乳を楽しんでしまう。メイド服を着ているのに、
生乳だけ露出している⋮。そんな格好をした美女達が目の前で
プルプルと乳を揺らしているのだ。男として生まれた以上、
そんな誘惑から逃れる事など出来るはずがない。
シュウはトロケたまま、アーリアの肉椅子に深く座ってしまう。
そうする事で、後頭部にMカップの超乳が⋮。
そんな甘えん坊でも、アーリアは温かく迎えてくれるのだ。
そして、そうこうしている内に、調教準備が整った。
280
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹁はい♪ボウヤぁ、お待たせ♪
お腹すきまちたねぇ?﹂
﹁ふえ⋮⋮?⋮⋮わぁ﹂
夢心地だったシュウ。しかし、マリアの一声で理性を取り戻した。
股間を叩くアーリアの優しい責めも無くなったからだろう。
状況が理解出来るようになったのだ。そしてテーブルに並べられた
ものを
見て、思わず感嘆の声をあげてしまった。
そのテーブルは、キラキラと輝いていた。高級な皿に盛られたパス
タ。
ガラスの器に盛られた新鮮なサラダ。あれは冷製かぼちゃスープだ
ろうか?
ふっくらと焼きあがった玉子焼き。美味しそうなドーナツもある。
煌めく料理が、そこに並べられていた。
﹁しゅ⋮しゅごい⋮﹂
﹁うふふ⋮。美味しそう?ボウヤ。
これは全部メーテルが作ったのよ!﹂
﹁メーテル?﹂
281
アーリアに幼子のように抱かれたまま、頭に?マークを浮かべるシ
ュウ。
しかし、すぐに気づいた。マリアの言ったメーテルというサキュバ
スが、
どのサキュバスかという事を⋮
﹁ボウヤぁ♪たくさん食べてくだちゃいねぇ♪﹂
﹁は、はうっ♪﹂
Iカップの若いサキュバスが手を振ってきたからだ!
館の中にいるサキュバスの中では1番若々しい風貌をしている、
あのサキュバス⋮
髪留めが少し幼さを感じさせるが、
胸はかなり大きくアーリアに近いトロふわ感を備えているだろう。
アーリアに抱かれたまま⋮。そしてマリアの慈愛に満ちた視線を
浴びながら、シュウは股間を膨らませる。
するとメーテルが嬉しそうに言った。
﹁キャンピングカーでボウヤに食べてもらった料理も、
私が考えたレシピを基本にして作ったんです♪
ボウヤ、美味しかったでちゅかぁ?﹂
﹁う⋮あ⋮﹂
282
﹁美味しかったでちゅよねぇ、ボウヤ!
ママと楽しくモグモグしたもんね?﹂
﹁はうっ♪﹂
﹁良かったぁ♪今日も美味しい料理を作りました!
ぜひ、残さず食べてくだちゃいねぇ♪クスクス♪﹂
﹁クスクス♪﹂﹁クスクス♪﹂﹁クスクス♪﹂﹁クスクス♪﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
護送車の中で行われた、悪夢の咀嚼お昼ご飯。
あれを思い出し、シュウは屈辱と羞恥が混ざった激しい炎に心を焼
かれる。
また、あれが?
すぐさま、そう思った。また口移しで食事をしなければならないの
か?
だが、違った。マリアがスプーンでかぼちゃスープを掬い、
シュウの口元へ運んできたのだ。
﹁はい、アーン♪﹂
﹁ふえ⋮⋮?﹂
﹁あら、食べないの?
283
それとも、またママがモグモグしてあげましちょうか?﹂
﹁い、いやっ!﹂
﹁なら食べなさい⋮⋮﹂
ドキッ!
﹁ひ、ひうっ⋮⋮﹂
マリアの口調が一瞬だけ強くなった。
優しい瞳も、一瞬だけ厳しいものに⋮。
シュウはビクリと身体を震わせる。しかし、それを察知したのか、
突然、アーリアが抱擁を強くしてきた。
ぎゅう⋮⋮
﹁ああっ⋮⋮♪﹂
﹁大丈夫⋮⋮。マリア様に全てを任せなさい⋮﹂
ぎゅう⋮
﹁ふ⋮⋮ふわあ⋮﹂
﹁お口アーン♪﹂
﹁は、はう⋮﹂
284
アーリアにそう言われたシュウは、
不思議な安心感に包まれたまま、口を開けてしまった。
するとマリアが、スプーンで掬ったかぼちゃスープを流し込んでき
た。
夢心地の状態で、口内に入ってくるかぼちゃスープ。
するとその瞬間、トロケていたシュウの表情が一気に豹変する。
﹁おいちい?﹂
﹁は⋮ふわあ⋮。これ何ぃ?お、美味しい⋮。
おいちいーーー?おいちいーーー!﹂
﹁やったぁ♪﹂
﹁良かったわね、メーテル♪﹂
﹁はいっ♪﹂
ピョンピョンと可愛らしく飛び跳ねているメーテル。
そして、そんなメーテルを祝福するサキュバス達。
マリアもアーリアも優しい表情を浮かべている。
彼女達は強い絆で繋がっている事が、その光景から見てとれる。
しかし、シュウは思った。そんなに飛び跳ねないで⋮。
メーテルの⋮。Iカップのおっぱいが揺れに揺れているから⋮
そんな欲情を感じながらも、シュウは今まで食べた事が無いほどの
285
極上スープに感動していた。
とても濃厚でクリーミー。そしてかぼちゃの甘い味がしっかりして
いる。
もう少し食べたい⋮。もう少しだけ⋮
そんな視線に気づいたのか、アーリアがスプーンでスープを掬って
くれた。
﹁はい、お食べ⋮﹂
﹁あ⋮⋮ズズズ⋮。ふわああ♪おいちいーーー♪﹂
﹁やったぁ♪ボウヤ、こっちもっ!
玉子焼きもあります!ドーナツもありますよ!﹂
﹁ふわ⋮⋮﹂
﹁あらあら、メーテル。少し焦り過ぎよ。
ボウヤのペースで食べたいものを食べさせてあげなきゃ﹂
﹁はっ⋮。申し訳ありません、マリア様﹂
シュウに料理を食べてもらいたいという一心で、慌ててしまったメ
ーテル。
そんな彼女を優しくマリアは戒める。
そんなやりとりを聞きながら、シュウはアーリアの膝上で感動して
いた。
そして彼の視線はパスタとリゾットに向けられていた。
286
︵おいしそう⋮。どっちも⋮。なんかキラキラしてる︶
テーブルに置かれた料理は全て、煌めいているようにシュウには見
えた。
実際には煌めいている訳ではないが、盛りつけや皿の選択、
そして食材自体の扱いが上手いのだろう。料理が生き生きとしてい
るのだ。
サキュバスが作った料理にも関わらず、
シュウは食欲を押さえきれなくなってしまった。
﹁ぐぅ∼∼∼♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁あっ!﹂とシュウ。
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
287
リビングに一瞬の静寂が⋮⋮。
そして次の瞬間には黄色い悲鳴が爆発した。
﹁ああんっ!ボウヤぁ!お腹鳴っちゃったね!﹂
﹁かわいいっ♪かわいいよっ♪﹂
﹁萌えるっ♪とてつもなく萌えるわっ♪﹂
﹁ふえっ⋮⋮ふえっええ⋮﹂
興奮したサキュバス達が淫気を一気に放出した。
アーリアやメーテル。マリアも勿論、興奮している。
﹁さぁ、どれでも食べていいんでちゅよ?﹂
﹁ぜーんぶボウヤのために作った料理なんでちゅから!﹂
﹁ほら、言いなちゃい?パスタ?リゾット?ドーナツ?
今日は口移ししないから、安心してメーテルの料理を楽しみなち
ゃい!﹂
﹁ふわ⋮⋮、パスタ⋮⋮。パスタが食べたい⋮⋮﹂
﹁パスタね!分かったわ。クリーミーなパスタだけど、
288
こうやってスプーンとフォークでクルクルっ♪﹂
とマリアがスプーンとフォークを巧みに操る。
﹁はい、アーン♪﹂とアーリア。
ぎゅう⋮
﹁はう⋮⋮。モグモグ⋮⋮﹂
﹁おいちい?﹂
﹁お、おいちいーーーーー♪♪
ふわあっ!何これっ?何これっ?﹂
マリアに食べさせてもらったクリームパスタ。その味に感激するシ
ュウ。
先程のかぼちゃスープを遥かに上回る感激が、そこにはあった。
何これ?こんなパスタ食べた事がない!
﹁次は?﹂
﹁リ、リジョット⋮⋮﹂
﹁リゾットね♪﹂
﹁ああ⋮⋮。モグモグ⋮⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
289
﹁ふへ⋮⋮﹂
とろける。とっても優しい味。上品で米の1つ1つに味が染み込ん
でいる。
もう、そこからはブレーキが利かなかった。シュウは目を輝かせて、
食欲を満たしてしまう。
﹁た、玉子焼き食べたい⋮﹂
﹁分かったわ!﹂
﹁じ、自分で⋮。自分で食べるから⋮﹂
玉子焼きをフォークに刺して、マリアがシュウの口に運んできたが、
このままでは危険だと思ったシュウは、微力な抵抗を試みた。
ダメもとである。これまでの傾向を考えて、却下されるだろうと思
った。
しかし⋮
﹁いいわよ、はい。ドーナツね﹂
﹁ああっ!ハムっ⋮⋮。お、おいちいーー♪
おいちいーー♪ハムハムハム♪﹂
﹁うふふ⋮﹂
290
﹁うふふ⋮。可愛い♪﹂
﹁たーくさんお食べ⋮﹂
サキュバス達の慈愛に満ちた視線を四方から浴びながらも、
あまりの料理の美味しさに感動するシュウ。
それがどういう結果になるかも知らずに⋮。
メーテルが作った絶品料理を堪能するのだった⋮
・ 291
◆魔のレシピ
★
︽マリアの館・リビング︾
マリアの館で初めて味わった、絶品料理の数々。
シュウは、アーリアの膝上で、その味を思う存分楽しんだ。
﹁ゲップ⋮⋮。た、食べ過ぎちゃった⋮⋮﹂
﹁お腹ポンポンねぇ!良かったわ!﹂
﹁良かったでちゅねぇ♪﹂
﹁嬉しいですわ、ボウヤ♪﹂﹁クスクス♪﹂﹁クスクス♪﹂
﹁う⋮⋮う⋮⋮﹂
マリアを筆頭に、満面の笑みを浮かべるサキュバス達。
それを見て、今更ながら不安に襲われる。
これで良かったのか?これも調教の1つだったのか?
何か身体に変化があった訳ではない。美味しい料理を食べただけだ。
しかし、ここは﹃淫帝国﹄。サキュバスが支配する地だ。
292
﹁お片付けしまちゅね♪﹂
﹁ボウヤは、そのまま何もせずに、マリア様とアーリアさん
2人に甘えん坊さんしててくだちゃいねぇ♪﹂
﹁さぁ、お片付け♪お片付け♪﹂
﹁あっ!デザートを忘れてまちた!
はい、どうぞ♪おいちいバニラアイスでちゅよぉ♪﹂
マリアの部下達が、テキパキとテーブルの上を片付け始めた。
そしてメーテルがシュウにバニラアイスが入った小さなガラス製の
お椀を手渡してくれる。シュウはアーリアの肉椅子に座ったまま、
バニラアイスを受け取った。
︵お、重い⋮?!ガラス製のお椀なのに、
とてつもなく重い⋮?︶
それは何も、特別なお椀だった訳ではない。
お椀が重く感じたのは、シュウ自身の問題なのだ。
それをまだ自覚していないシュウ。勿論、不安や危機感はある。
しかし、行動できない。何をすればいいのか、即座に判断出来ない
のだ。
﹁ボウヤ、たっくさん食べまちたね♪ヨシヨシ♪
最後はデザート!あま∼いバニラアイスでちゅよぉ♪﹂
293
﹁流石、マリア様のボウヤね♪
はぁい、アイス食べまちょうねぇ♪﹂
マリアがバニラアイスをスプーンで掬ってくれた。
本来なら自分で食べたい所だが、腕が重く、凄まじい倦怠感に襲わ
れている。
アーリアに抱きしめられながら、シュウはあま∼いバニラアイスを
食べた。
﹁ふわああ⋮⋮。ちべたい⋮。でもおいちい⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
﹁ふふふ⋮﹂
マリアに頭を撫でられ、アーリアに抱擁される。
その瞬間、不安が消し飛んだ。何をすればいいのか分からなかった、
もどかしい感情も母性サキュバスによって溶かされてしまった。
それはまるで、口の中で溶けるバニラアイスと同じように⋮
そしてシュウは、ある行動をとっていた。
なんと超乳サキュバス・アーリアの掌をギュッと握っていた。
無意識の内に、シュウ自ら⋮
サキュバスの母性愛によって、ジワジワ甘えん坊に調教されている
のだ。
一方、その頃、キッチンでは秘密の会話が繰り広げられていた。
294
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽マリアの館・キッチン︾
﹁ああっ♪本当に良かった!ボウヤがっ!
ボウヤが、あんなに喜んでくれるなんてっ!﹂
﹁流石、メーテル!最高の料理だったわよ!﹂
﹁ボウヤ、感激してたわね!﹂
﹁おいちいー♪って言って、夢中で食べて⋮。
何も知らずにね⋮﹂
﹁クスクス♪﹂
﹁クスクス♪﹂
﹁クスクス♪﹂
﹁私の料理の虜にしてあげまちゅわ⋮。気づいた時には、
もう私の料理しか食べられないように⋮。
私の料理無しでは生きていけないボウヤにしてあげる⋮﹂
メーテルと陶酔・催淫・精力増強母乳を出す3人のサキュバス達は、
295
片付けをしながら、ニヤリと笑う。そしてメーテルは、
レシピ本を愛おしげに眺めながら、ゆっくりとページをめくってい
く。
そのレシピには、こう書かれていた。
・マリア様の母乳で作ったクリームパスタ
・陶酔母乳を使用した、かぼちゃスープ
・メーテル特製・母乳で作った、ふわふわ卵焼き
・精力増強母乳を使用したドーナツ
・催淫母乳で作ったリゾット
・アーリアさんの睡眠母乳で作ったバニラアイス
サキュバス達はメーテルの幸せそうな表情を見て、嬉しくなる。
先程も述べた通り、マリア達の絆は強い。
1人の喜びは、みんなの喜びなのだ。
キッチンに響く音。それは食器の音や水道の水が流れる音。
そして⋮サキュバス達の妖しい笑い声が響いていた。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽リビング︾
場面は戻って、リビング。時計を見たマリアは
残念そうな表情を浮かべて、シュウの瞳を見つめる。
296
﹁もう、こんな時間⋮!ごめんなちゃいね、ボウヤ。
ママ、これからお仕事に行かないといけないの﹂
ヨシヨシ⋮♪
﹁ふえ⋮﹂
﹁夕方には帰ってくるから、御姉様達の言う事を聞いて、
お利口さんにしてるんでちゅよ?﹂
﹁ふわあああ⋮﹂
頭を撫でられてるだけなのに、何だ、この幸福感は?
それに眠気も感じる。シュウは気づいていない。
料理に含まれていた母乳の効果が、優しく身体を蝕んでいる事を⋮
﹁アーリア、お願いね。
服は準備しておいた、あれを着せてあげて﹂
﹁はい、いってらっしゃいませ!マリア様!﹂
﹁じゃあね、ボウヤ♪﹂
チュッ♪
﹁う⋮あ⋮﹂
297
おでこにキスされた。口に熱烈にされるのとは、また違う。
そのマリアのキスは、慈愛に満ちていた。
アーリアに抱かれたまま、放心してしまうシュウ。
そんな姿を見て、後ろ髪を引かれながらもマリアは仕事へ出掛ける。
時間は午前7時45分。苛烈な1日は、まだ始まったばかりなのだ。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽午前7時50分︾
﹁さて!パジャマから着替えないとね♪﹂
﹁いやっ!いやっ!いやーーー!﹂
ムニュ♪ムニュ♪ムニュ♪
﹁ふへえ⋮﹂
暴れるシュウ。マリアがいなくなり、
部下達もキッチンへ行ったため、リビングにはアーリアしかいない。
そのため淫気が一時期よりは薄くなった。抵抗しようという意思が
戻り、
理性を働かせる事が可能になったという訳だ。
しかし、アーリアの肉椅子から逃れる事が出来るかというと話は別。
298
超乳+豊満、尚且つ抱擁されているシュウは、暴れれば暴れるだけ
肉の拘束に埋まってしまうのだった。
その時、扉が開いた。シュウはビクッと身体を震わせる。
マリアが戻ってきたと思ったのだ。
しかし、違った。入ってきたのは黒髪のサキュバス達。あの2人は⋮
そうだ!マリアの館に到着した時に、
風呂場で責めてきた丁寧語を話す豊満なサキュバス達だ!
他の母性型サキュバスと同じように優しい顔立ちをしているが、
どこか厳しさも感じさせる。知性を感じさせるからだろうか?
2人からは、凛とした印象を受ける。
あの時は全裸だった2人。しかし今は違った。
彼女達は、白ワイシャツと膝上まである黒スカートといった服装だ
った。
どこかで見た事がある。そう。それはアカデミーの講義だ。
教壇に立つ、アカデミー女性教官。彼女達もまた、こんな格好をし
ていた。
肉椅子に座りながら、不安を膨らませるシュウ。
するとアーリアが、優しい口調で言った。
﹁紹介しておくわ、ボウヤ。彼女達がボウヤの教育係り。
眼鏡をかけている方が︻スリス︼。
首にチョーカーを巻いている方が︻ミネルヴァ︼よ!﹂
﹁よろしくお願いしますね﹂
﹁たっぷり﹃お勉強﹄しましょう!﹂
299
﹁う⋮しょ⋮、お、お勉強⋮
いや⋮﹂
絶望するシュウ。サキュバスが言う﹃お勉強﹄とは間違いなく、
淫らな勉強。そう。他の館で暮らす奴隷と同じように、
シュウも調教を受けなければならないのだった。
・
300
◆卑猥な体操服
★
︽マリアの館・リビング︾
﹁い、いやっ!触らないでっ!ぼ、僕に触るなってば!!
サ、サキュバスっ!サキュバスなんて嫌いっ!だいっきらいだっ
!﹂
﹁うふふ⋮。暴れちゃ、めっでちゅよぉ♪
可愛いボウヤぁ♪﹂
ハグッ♪ハグッ♪ギュウ∼♪
﹁ふ、ふへええ⋮⋮﹂
︵もうっ!僕のバカバカバカっ!何度⋮
何度、同じ方法で脱力すれば気が済むんだっ!︶
自分で自分が嫌になる!しかし、どこまで自己嫌悪に苛まれようが、
アーリアの肉椅子から逃れる術は見つからない。彼女の膝上に座っ
た状態で、
背後から優しく抱擁されてしまうと全身から一気に力が抜けてしま
うのだ。
まるで力が吸い取られているかのような感覚に陥ってしまう。
301
生乳丸出しのメイド服を着た、菩薩顔の穏やかなサキュバス・アー
リアの肉牢は、甘えた坊やを捕らえて、意思と抵抗力を奪い去って
しまう魔性の抱擁。
そして、シュウが腑抜けた隙を突いて、サキュバス達が行動してく
る。
眼鏡をかけた黒髪サキュバス︻スリス︼。
そして︻ミネルヴァ︼というチョーカーを首に巻いた黒髪サキュバ
スだ。
2人の特徴は、やはり胸だろう。
2人共、ワイシャツのボタンがはちきれそうな程の巨乳Hカップ。
白ワイシャツに黒いタイトスカートといった服装だ。
そんな巨乳コンビが、あっという間にパジャマを剥ぎ取り、シュウを
全裸にしてしまう。そう、正にあっという間という表現がピッタリと
当てはまる手際の良さだった。
﹁う、うしょ⋮⋮﹂
アーリアの抱擁のせいで、どのみち満足な抵抗は出来なかっただろ
うが、
余りにあっさりとパジャマを脱がされてしまった事に驚愕するシュ
ウ。
目にも止まらぬスピードで、スリスがシュウのパジャマのボタンを
外した。
302
必死に脚をばたつかせたが、ミネルヴァは顔色1つ変えず、
シュウのパジャマズボンを脱がしてしまった。
﹁2人の得意な家事は、洗濯と掃除全般。 テキパキする事に慣れてまちゅから、
あんまりトロトロしてると怒られちゃいまちゅよぉ?
うっふっふっふ♪﹂
﹁うっっ!﹂
ぷるん♪ぷるん♪
母性型超乳サキュバス・アーリアが楽しげに笑った。
彼女が笑うたびに、超乳が揺れに揺れ、シュウの後頭部を優しく愛
撫する。
﹁そうそう。ボウヤのネバ汁で汚れた、あのパジャマズボン。
2人がキレイキレイにしてくれまちゅからね♪安心安心♪﹂
﹁うふふ⋮。とっても青臭いですわ﹂
﹁どこですか?スンスン♪ あら、臭い♪スーーーーー♪﹂
﹁ふ、ふひいいんっ!﹂
303
アーリアに抱かれたまま、羞恥で顔を真っ赤にするシュウ。
先程まで履いていたピンク色のパジャマズボン。
その股関部分に浮かび上がった恥ずかしいシミを、
知的なサキュバス達に嗅がれてしまったのだ!
しかも、羞恥言葉責めと、妖艶な流し目というオマケ付き。
Hカップコンビは、上品な仕草でクスクス笑い、そして次なる行動
に出た。
﹁では、こちらのお洋服に着替えてもらいますね﹂
﹁さぁ。ばんざいしてください。裸のままだと風邪をひきますよ?﹂
サッ!サササッ!
﹁ああっ!やめ、やめてっ!き、着たくな⋮
そんな服は着たくないのっ!﹂
﹁うふふ♪しつこく抵抗しまちゅねぇ?
でも、今日はその格好で1日過ごすって決まってるんでちゅから♪
はい、抱っこぉ♪﹂
ハグッ♪ハグッ♪ギュウウウウウウ♪
﹁うわあああっ!ふへええええええええ⋮﹂
サササッ!サササッ!
304
迅速に、シュウの着替えが行われた。かかった時間は僅か5秒。
その間にシュウは、なんと﹃体操服﹄姿にされていた!
しかも、それは両乳首部分の布が切り抜かれているという、
羞恥を煽るような体操服だった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
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■■■■
︽シュウのスペック・その1︾
・身長149センチ
・声が高音化
・体操服・ただし乳首部分が切り抜かれている
・ブルマ・ノーパン
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■■■■
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■■■■
﹁ぬ、脱げない?脱げないよっ!ふんぬりゅうっ!!
ふんぬりゅうっ!﹂
卑猥な体操服を慌てて脱ごうとするシュウ。
だが不思議な事に、体操服とブルマがシュウの身体に
305
吸いついてくるのだ。プルマも脱げないし、体操服も脱げない。
﹁言ったでちょう?1日、その姿だって♪﹂
﹁い、いやっ!こんな格好っ!こんな格好いやぁーーー!﹂
﹁かーわいい♪﹂
ハグッ♪ハグッ♪ギューッ!
﹁うひゅう⋮。やめ⋮やめへぇ⋮。ギューッしないれぇ﹂
もう涙目で、そう言う事しか出来ない。だが監督者アーリアは、
その訴えを完璧にスルーしてしまう。そして調教を続けていくのだ
った。
﹁はい、食後の歯磨きよ♪﹂
もういや⋮⋮
もういやだ⋮⋮
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■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
306
シャコシャコシャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
アーリアの肉椅子に囚われて、食後の歯磨きを受けるシュウ。
マリアが外出した今、歯ブラシを操るのは、眼鏡美人スリスだった。
︵眼鏡をかけた知的な御姉様。そんな人に、歯磨きされるなんてス
テ⋮⋮
って相手はサキュバスだよっ?!今、素敵とか言おうとしなかっ
た?
ダメだってばっ!サキュバス、ダメっ、絶対!︶
思考がとろける。そんなシュウを更に追い詰めるのがミネルヴァだ。
知的な微笑みを浮かべながら、シュウの顎を優しく掴み、
スリスの歯磨きをサポートしている。
﹁うふふ⋮。お口の中、
キレイキレイになって良かったでちゅねぇ♪﹂
シャコシャコシャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁ふ、ふわあああ⋮﹂
食事前にされたばかりの母乳歯磨き。アーリアの肉椅子拘束を受け
ながら、
また口内が母乳成分の歯磨き粉に犯されてしまう⋮
307
シャコシャコシャコシャコ♪シャコシャコ♪
﹁歯茎まで、しつこく、しつこく、しつこく母乳歯磨きクリームを
浸透させてあげますわ﹂
﹁これで分かりましたよね。これからボウヤは、自分より圧倒的に
強い存在であるサキュバス様に弄ばれて、情けなく卑小な存在と
して
生きていくんですよ﹂
﹁甘やかされないと感じなくなっちゃう赤ちゃん。そう。
これからボウヤは情けなくて、恥ずかしいのが大好きな赤ちゃんに
なるんですから﹂
﹁い、いやっ!いやなのっそんなのいやっ!ふひいいいい!﹂
﹁拒否権はありません。私達に全てを任せておけばいいのですよ。
そうすれば、幸せを感じながら生まれ変われますわ﹂
﹁変態教育を徹底的に施して、一度ついたら取り返しがつかないほ
どの、
お漏らし癖をつけてあげますからね﹂
﹁あらあら、腰をモゾモゾ動かして、何を期待しているのです?﹂
﹁ノーパンブルマの状態で、内側の荒い生地に肉棒すりつけて、
フミフミ鳴いているんですよね?全部、お見通しですよ﹂
﹁い、いやああああっ!ふがっ!﹂
308
シャコシャコシャコシャコ♪シャコシャコ♪シャコシャコ♪
両耳から流し込まれる丁寧淫語。ネチネチネチネチと執拗に⋮
2人のサキュバスは歯磨きしながら、シュウの脳を犯していく。
そして、その粘着的な責めは歯磨きが終わっても、続けられる。
そう。シュウに休息を与えるかどうかを決めるのはサキュバスなの
だ。
・
309
◆おっぱい&乳洗脳
★
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
﹁はい、歯磨きおしまい!﹂
﹁さぁ、口もゆすげましたね?
それで、もう終わりだと思いましたか?﹂
﹁ふいっ?﹂
﹁これからが本番だというのに⋮。あら、お口が臭い。
お口から乳臭い香りがプンプンしますわ!﹂
﹁もう⋮⋮。もうやめへぇ⋮、ひあっ♪﹂
﹁ハグハグギュウ♪﹂
﹁はわわわっ!はわわわわ!﹂
クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
乳首部分の布が切り抜かれた体操服を着ているため、シュウのピン
ク色の乳首は露出状態。
それをHカップサキュバス達はクリクリクリクリと執拗に指で転が
310
し始めた。
﹁言いましたよね?これからが本番だって﹂
﹁こうやって両方の乳首さんコリコリしたら、
甘えん坊モードに、すぐ突入しちゃうよう調教してさしあげます
わ﹂
﹁乳首部分の布だけ切り抜かれた変態体操服を着て、
アヒアヒ鳴く姿を見せて下さいませ!﹂
クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
﹁はわわわわっ!﹂
知的なサキュバス2人が、肉椅子に座ったシュウの両サイドに立ち、
薄笑い、見下しながら巧みな指技によって乳首を愛でていく。
更に、それだけではない。彼女達の本領が発揮されるのは、これか
らだった。
スリス・ミネルヴァがYシャツを脱いだ。見上げれば、そこに4つ
の乳が⋮
これまでの調教で、徹底的におっぱいに叩きのめされているシュウ
は、
乳房を見た途端、その快感を思い出し、身体をブルリと震わせる。
ぼよ∼ん♪ぼよ∼ん♪
311
ぷよぷよ⋮ぷよぷよ⋮
﹁うぐあ⋮。おっぱい⋮おっぱい⋮。はぁはぁはぁ⋮﹂
ぼよ∼ん♪ぼよ∼ん♪
ぷよぷよ⋮ぷよぷよ⋮
﹁うふふ⋮。そう、ボウヤが大好きなおっぱい。
このおっぱいで徹底的にいたぶってあげますわ!
自慢のHカップおっぱいで!﹂
﹁私達、家事は洗濯と掃除が得意と言いましたが、
淫闘になれば﹃洗脳﹄が得意なんですよ。 このおっぱいを使った乳洗脳!乳洗脳!乳洗脳!乳洗脳!乳洗脳
!乳洗脳!
甘えたボウヤの頭の中を洗濯・掃除して、更に乳好きにする乳洗
脳!
うふふ⋮。何度も連呼して、この言葉が大好きになるようにして
あげますわ﹂
﹁ひっ?!せ、洗脳っ!﹂
ミネルヴァが発した乳洗脳という単語を聞き、
今までより激しくもがく体操服ショタ。
しかし、例の如く逃げられない。もう、何故かは分かってもらえる
だろう。
あの超乳のせいだ。そして身動きできず、ブルブル震えるボウヤに
怒涛の催眠淫語と乳首責めが浴びせられる。
312
﹁おっぱいが好きなんですよね?
ムッツリスケベのおっぱい星人なんですよね? 可愛い顔して、ゲスい妄想膨らませるはしたない子。 おっぱいって単語を聞くだけで、勃起しちゃうんですよね?﹂
クリクリクリクリぃ♪
クリクリクリクリぃ♪
﹁ふみゅううっ!乳首コリコリいやあああっ!﹂
﹁好きな癖に⋮。乳洗脳が大好きになりかけているクセに⋮
表向きは嫌がっていても、心の中は期待と下心でいっぱい⋮
見え見えですよ!﹂
﹁次は何されるんだろう?どうやって犯されるんだろう?
ずっと考えてる癖にっ!おっぱい!おっぱいの事ばっかり!
はっずかしいボウヤ﹂
﹁ふみゅうう!﹂
右乳首をクリクリと人差し指でえぐり回す眼鏡サキュバス・スリス。
左乳首は人差し指と親指で、ミネルヴァに摘まれていた。
2人共、肉椅子に座ったシュウの顔を上から見下し、
優しい薄ら笑いを浮かべて⋮
そしてアーリアはというと、可愛いショタボウヤが更に甘くとろけ
るようにと、
313
ガッシリと肉牢に閉じ込めながら黙って、微笑んでいる。
シュウは極上の快感を甘優しい肉拘束を受けながら、
尚且つ淫語乳首責めを受け続けなければならないのだった。
﹁おっぱい好きなんですよね?おっぱい、おっぱい!
だーーいすきなおっぱい!ほら!ママや御姉様、好きですよね、
しっかり虚ろな目で見なさい!﹂
﹁乳洗脳も大好き!おっぱいが大きなママや御姉様達がだーいすき
ですよね?
オッパイ大好きボウヤ!乳洗脳にドハまりしかける、はしたない
子っ!﹂
﹁はわっ!はわわわわっ!﹂
クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
スリスが発する﹃おっぱい﹄という単語。
ミネルヴァが発する﹃乳洗脳﹄という単語。
それらがシュウの脳を溶かしていく。
﹁好きだったら早く、おっぱいしゅきいって叫ばないと!﹂
﹁そうですよ!言葉が話せる内に、しっかり伝えておかないと⋮。
今後、ボウヤは乳洗脳のせいで段々、
使える言葉が減っていくんですから⋮。うふふ⋮﹂
314
﹁ふ、ふえええ?ひああああああああああ!
やめっ!乳首、もう乳首やめれっ!ちくびいいいいいいいいい!﹂
クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
﹁さぁ、早くっ!
﹃ママや御姉様がだいちゅきでちゅう♪﹄って言いなさい!﹂
﹁﹃もう、おっぱいと乳洗脳の事しか考えられまちぇん﹄って
言いなさいっ!﹂ クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
﹁はわわわわわっ!﹂
ち、乳首が熱いっ!サキュバス達の執拗な淫語連呼と乳首攻撃に、
身体が激しくビクビクしてし、言葉が上手く紡げなくなってしまう。
まるで乳首が溶けているようだ!いや、乳首だけじゃなかった!
全身が溶けてしまいそうだ!
そして1番、熱くなっているのはブルマの中。
紺色のブルマに包まれた股間部は灼熱と化し、
亀頭という火山口からは青臭いマグマがトロトロと溢れていた。
そのうえ、ノーパンのせいでブルマの荒い生地が肉棒に擦れて、
とてつもなく心地よい。
いっそこのまま⋮。シュウは涙目になりながら、なんとクネクネと
腰を振り、
本能の赴くまま、ブルマの荒い生地を堪能し始めてしまった。
315
だが、勝手な事は許さないと言わんばかりにアーリアがシュウの太
ももに
脚を絡める。そしてグイッと広げて、シュウに強制股割りの味を堪
能させてきた。
グイイっ!
﹁ああっ!?﹂
﹁だ∼れ?勝手に隠れて、オモラシしちゃおうとする悪い子は?﹂
﹁うーうーうーっ!うんぬりゅうっ!﹂
﹁あら、その声は何?何か文句あるんでしゅかぁ?﹂
グイッっ!
﹁ふひいいいいいいいいいいいいいいい!﹂
アーリアが笑いながら、シュウの股を更に広がる。
すると、ミネルヴァとスリスの乳首攻めが、急に小刻みになった。
指で転がしていた責めから、爪でカリカリする責めにシフトしたの
だ。
﹁なかなか強情な子。すでにおっぱい大好きボウヤのクセに⋮﹂
﹁まぁ、もっと可愛いボウヤになるのも時間の問題。
316
乳洗脳の虜になるのも時間の問題なんですから﹂
カリカリ⋮⋮
﹁もう知っていると思いますが、マリア様の能力に支配されている
ボウヤは、
射精の度に幼くなります﹂
﹁勿論、精通前にも戻りますよ。また初射精の快感が味わえます!
良かったですね﹂
﹁ふにいいいっ!いやああああああああ!僕は戦士なんだっ!
強い戦士になるために、ずっとアカデミーで訓練してきたんだっ
!﹂
﹁その努力も水の泡。想像してごらんなさい。ゾクゾクしますよね?
今までの頑張りが無駄になっていく絶望感。
でも、その代わりに得られるのは素晴らしいもの。
なんせ射精未体験の状態で、私達の母性愛をたっぷり注がれてし
まうんですから﹂
﹁それが、どんなに心地よいのか、
想像しただけでも失神してしまいそうですよね?﹂
﹁い、いやっ!あんなにアカデミーで頑張ってきたのにっ!いやっ
!﹂
﹁今は嫌でも、すぐに幸せと感じるようになりますよ。
マリア様と私達から離れられない
最高の甘えん坊に育てて差し上げますので安心して下さい﹂
317
﹁さぁ、もう一度、伺います。おっぱい好きですよね?
おっぱい、おっぱい、おっぱい!自分が戦士なんていう、
ちっぽけなプライドを捨ててしまいなさい﹂
﹁ママや御姉様、好きですよね?
こうやって乳を見せ付けられて蔑まれる乳洗脳、大好きですよね?
将来は戦士ではなくボウヤ。乳洗脳されて喜ぶボウヤ!﹂
﹁はわわわわっ!﹂
カリカリ♪カリカリカリカリ⋮⋮
クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪クリクリぃ♪
﹁ふんにゅうううううううううううううううううう!
また乳首はげしくなっらああ!せんし、僕はせんしっ!
まけらいっまけらいっ!﹂
再び、ペースアップする乳首攻め。カリカリ引っ掻きから、
クリクリ乳首転がしに変わったのだ。その緩急をつけた責めに、
シュウは悶え狂う。その時、彼の表情に明らかな変化があった。
その凄まじい快感にシュウの口から涎が垂れ、
その額からは汗が激しく噴出してきたのだ。その瞬間⋮
そう。Hカップサキュバスコンビの繰り出す責めのスピードが変わ
った、
その瞬間。そのタイミングを見計らって、超乳サキュバス・アーリ
アが
318
動きを見せた!
﹁かーわいいボウヤ。きっもちいいでしゅねぇ?
ほーら、ほーら、ほーら。もっときもちよくなっていいんでちゅ
よぉ?﹂
ポーンポーン♪ポーンポーン♪
﹁ふああ⋮⋮⋮!?﹂
﹁御姉様たちも歓迎してくれてまちゅから⋮
ボウヤがはしたなく悶えて、おっぱいだいちゅき♪
乳洗脳だいちゅきになるように、お手伝いしてくれているんでち
ゅよ。 だから今すぐに、さけんじゃいまちょう♪﹂
ポーンポーン♪ポーンポーン♪
﹁ふああ⋮⋮⋮!?﹂
﹁さぁ、大きなお声で⋮⋮。心の中にある思いを一気に⋮
せーーの♪﹂
﹁ふへえええええ⋮⋮﹂
狙っていたのだ。シュウの心がグラリと大きく揺れる瞬間を!
アーリアはシュウの膨らんだ股間に手を伸ばし、
ポーンポーンと軽く叩きながら、肉棒に安心感を与えてやる。
319
その叩き方は射精に到達する類のものではない。
ただただ安心感を与える類の刺激。
しかし、今までほったらかしにされていた肉棒には効果覿面。
アーリアはシュウの身体が弛緩していくのを感じながら、
甘く優しい幼児言葉を耳元で囁いてやる。そして、ますますシュウ
の身体を
優しく優しく柔らかい肉体で包み込んでやるのだ。
丁寧語での淫語シャワーを浴び続け、そこに加えての幼児言葉攻め。
シュウの心はトロけきった。
︵だめ⋮⋮。ぼくは戦士⋮⋮。戦士なの⋮。確かにおっぱいしゅき
だけど⋮。
乳洗脳とか言われたら、胸がドキドキしちゃうけど⋮⋮︶
︵ああ⋮。そんなおっぱい、揺らさないで⋮。Hカップって言って
たっけ⋮。
Hカップ⋮Hカップ⋮Hカップ⋮。おっぱい、しゅき♪︶
ぷるん♪ぼいーん♪
ぼいーん♪プルプル⋮
肉椅子にズブズブ沈みながら、頭上で揺れる4つのHカップを
夢心地で見上げる体操服ショタ。もう崖っぷちだ。崖に小指だけで
引っかかっている状態に等しい。
それを確認したアーリア・ミネルヴァ・スリスはトドメを刺しにか
320
かった。
﹁私達のHカップに見とれるのもいいですが、ボウヤ﹂
﹁少し体勢を変えてみましょう。ほら、反対向いて⋮。
そこには、もっと素晴らしい乳がありますよ﹂
﹁ふ⋮ふああああっ!﹂
﹁はぁい♪ボウヤ!対面抱っこしてあげまちゅよぉ♪
この生乳Mカップのおっぱいで、たっぷり乳洗脳してあげまちゅ
からね♪﹂
﹁あ⋮あ⋮あ﹂
メイド服姿の生乳丸出しサキュバスに対面抱っこされたシュウ。
彼の瞳の焦点が完全にグラリと揺れた。シュウを対面抱っこし、
彼の顔を真正面から見ていたアーリアは満面の笑みを浮かべ、
優しい幼児言葉でトドメを刺す。
そしてミネルヴァとスリスも、シュウの首筋を指先で優しく愛撫し
ながら、
淫語マシンガンを再開する。
﹁さぁ、叫んじゃいまちょう♪おっぱいしゅっきしゅき♪
おっぱいしゅっきしゅき♪﹂
321
﹁おっぱい、おっぱいおっぱい大好きって叫んで、
アーリアさんにしがみつきなさい﹂
﹁そうしたら乳洗脳を好きなだけしてもらえますよ!
乳洗脳乳洗脳乳洗脳!素晴らしい乳洗脳!﹂
﹁だ⋮め⋮ぼく⋮はせんし⋮。立派なせんし⋮になるん⋮だ﹂
﹁せーーーの♪﹂﹁せーーーーの﹁せーーーーの﹂
﹁あああ⋮あ⋮﹂
首筋をサワサワしながら、ミネルヴァとスリスが甘く囁く。
アーリアは正面からシュウを責める。Mカップをタプタプ揺らし、
菩薩顔で優しく微笑んでいる。
﹁おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい♪﹂
﹁乳洗脳乳洗脳乳洗脳乳洗脳乳洗脳乳洗脳!﹂
﹁しゅきしゅき♪おっぱいでちゅよぉ♪﹂
﹁せーーの♪﹂﹁せーーの♪﹂﹁せーーの♪﹂
﹁だ⋮め⋮ぼくはせんし⋮せんしに⋮﹂
﹁アーリアさんのMカップと⋮﹂
322
﹁私達のダブルHカップで⋮﹂
﹁おっぱいムニュムニュ♪ボウヤの小さな頭をムニュムニュでちゅ
よぉ♪﹂
ムニュムニュ♪ムニュムニュ♪ムニュムニュ♪
︵うへえ⋮⋮ぼくは⋮アカデミーで⋮頑張って⋮がん⋮ばったのに
⋮︶
ムニュムニュ♪ムニュムニュ♪
執拗に﹃おっぱい好き宣言﹄をさせようとする母性愛あふれるサキ
ュバス達。
そのサキュバス達の柔らかい生乳が、シュウの頭をグニュグニュと
包み込んだ。
﹁ふへええ⋮﹂
それは何秒だったのか?
シュウ自身は分からなかったが、実際には10秒に満たない短い時
間。
アーリア・ミネルヴァ・スリスの母性型サキュバス3人がかりの乳
圧責めは、
すぐに終わった。
しかし、すぐさまサキュバス達は攻撃を再開。
323
乳圧責めから解放したシュウに向かって、
再度﹃おっぱい大好き宣言﹄を強要する。
﹁せーーの♪﹂﹁せーーの♪﹂﹁せーーの♪﹂
そう。相手はサキュバス。僕を堕落させようとしてきてるんだ。
負けちゃいけない!だって僕は戦士だから。アカデミーで辛く厳し
い訓練を
積んできて、世界を征服しようと企む悪しき種族サキュバスを滅す
るために
頑張ってきたんだ!でも⋮
悲しいけど、おっぱい大好きになっちゃったんだよ⋮。
どうやったって、おっぱいには負けちゃうんだよ⋮、あはは⋮あは⋮
﹁しゅ、しゅきいいいっ!しゅきいいっ!しゅきいいっ!
おっぱいだいちゅきいいいいいいいいいいいいいいいいいい!﹂
ハグッ♪ハグッ♪ギュウ♪
﹁あはははっ!えらいでちゅよぉ♪
おっぱいしゅきっしゅきっでちゅねぇ♪﹂
マリアの能力で完全堕落出来ない哀れな体操服ショタ。
しかし、その瞬間だけ、理性のタガが一時的に外れた。
アーリアのMカップの胸に飛び込んだ体操服ショタ。
324
サキュバス達の思惑通り、おっぱい大好き宣言をしながら、
それこそ必死になってである。
﹁しゅきい!アーリアおねえしゃまも、
スリスおねえしゃまもミネルヴァおねえしゃまの、おっぱいもし
ゅきいっ!﹂
﹁ほら、もっと甘えて。激しく抱っこしてあげまちゅからね⋮⋮
って、お腹の肉、掴んじゃイヤーーン♪﹂
﹁はふはふふふ♪おっぱいはふはふ♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
これまでアーリアの毒牙にかかった男は数知れず。
マリアの館で飼われる男は大抵、最初の調教は彼女が担当するから
だ。
理由は1つ。いきなり上級サキュバス・マリアの調教に依存してし
まうと、
すぐに廃人となってしまうためだ。
しかし、これまではアーリアが調教して幼児調教に対する免疫を
つけたとしても、本格的にマリアが調教し始めた途端、
すぐに壊れてしまう男ばかり。
325
やはり、幼児調教は難しい。普通のマゾ化調教よりも緩やかに⋮。
そして徹底的に幼児化調教の味を堪能させる事が不可欠なようだ。
だから今回は特別念入りに、そして執拗に調教を施そうと、
アーリアはマリアや他の部下達と話し合った。
この幼児化快楽を、可愛いショタっ子に教え込み、
身体と心に完全に浸透するように⋮
マリアや自分達、巨乳・爆乳・超乳サキュバス達に
極度に依存するように仕向けるのだ。
そして今日は、その大切な1日目。
自慢のMカップの乳にべったり甘えさせる予定である。
可愛く抱きついてくるシュウを愛おしく思いながら、微笑むアーリ
ア。
そしてミネルヴァとスリスも笑顔でシュウを蔑みの言葉を吐き捨て
ていく。
﹁あーあー恥ずかしい。あれほど何度も﹃僕は戦士だ﹄って
勇ましく言ってた癖に、少し調教を強めれば、
すぐにアーリアさんに抱きついていく変態ボウヤに大変身⋮﹂
﹁盛りのついた子犬ちゃんみたいに、ハァハァして可愛らしいです
よ、
恥ずかしいボウヤ﹂
ハグッ♪ハグッ♪ハグッ♪ギューッ♪
﹁ふみいいいいっ!﹂
326
﹁もっと腰をすりつけなちゃい♪
ブルマの内側の荒い生地に、おちんちんコスコスしながら、 私に抱きつくんでちゅよぉ♪でも射精はお・あ・ず・け♪﹂
﹁うふふ⋮。はしたない﹂
﹁クスクス。情けない﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮っ!アヒイイっ!﹂
サキュバス達に愛されながら生殺しを喰らう体操服ショタ。
彼の幸せは、まだ始まったばかり⋮
・
327
◆淫帝国式・退化教育
★
︽マリアの館・シュウの部屋︾
アーリア・ミネルヴァ・スリスと共に、シュウはリビングから
2階の部屋へと移動した。
その移動は思いのほか、すんなり行われた。
本来なら、もっと暴れなければならない。
だが、彼は全く抵抗しなかったのだ。チャンスは何度もあった。
・リビングから移動するという事で、スリスが換気のために窓を開
けた時⋮
・ミネルヴァがリビングの扉の施錠を外した時⋮
・アーリアと手を繋ぎ、ふわふわ気分で階段を上がっていく時もそ
う⋮
勿論、成功するかは分からないが、この状況から抜け出すには、
何が何でも足掻かなければならなかったはず。逃げ出すチャンスは、
いくらでもあったのに⋮。そのチャンスを全て棒に振ってしまった。
そしてシュウは、新たな調教ステージである﹃シュウの部屋﹄に
来てしまったのである。
﹁はいっ♪到着ぅ∼♪﹂
328
ガチャン!ガチャン!
﹁ファッ?!﹂
扉についたゴツい錠前が施錠された時に鳴る金属音。
それを聞き、やっとシュウは正気を取り戻した。
今まで自分は何をしていたのか?
確か、アーリア御姉様と手を繋いで、
夢心地で言われるがまま階段を上がって⋮⋮
ハッと周りを見渡すと、サキュバス達が﹃大人しくしてて偉かった
わねぇ﹄と
褒め称えるような笑顔を浮かべていた。
︵ふ、ふへええ⋮、やっちゃったっ!またやらかしちゃったよぉぉ
!︶
乳首露出の変態体操服+ブルマ姿のシュウ。
彼は、肉食獣に囲まれ、逃げ場を失った小動物のように怯える。
そんな可愛いショタっ子を愛おしげに見つめるサキュバス達。
そして彼女達はジリジリと包囲の輪を縮めていく。
﹁おべんきょ♪おべんきょ♪嬉しいなぁ♪
お昼寝する時間は13時だから、
329
それまで、たっくさんおべんきょしまちょうねぇ♪﹂
﹁ふ、ふえええ⋮﹂
トタトタ⋮トタトタ⋮
迫り来るアーリアに恐怖し、トタトタと小走りで逃げるシュウ。
その足取りは、どこか危なっかしい。まだ本人は気づいていないが、
その走り方を見て、サキュバス達は内心、ほくそ笑む。
射精寸前まで高められたが、
結果的に寸止めされた事によって、まだ顕著に表れていないようだ。
だが声音の高音化に続いて、身体の方にもマリアの能力の効果が
現れ始めた事が、今のシュウの走り方から見て取れる。
そんなシュウを拘束する事など容易い。
そもそも狭い部屋に逃げ場など無いのだ。
シュウが走った先にミネルヴァが回り込んだ。
﹁さぁ、お勉強ですよ﹂
﹁ふ、ふえええ⋮﹂
トタトタ⋮トタトタ⋮
アーリアに追われ、ミネルヴァに先回りされたシュウは横に移動す
る。
330
しかし、そこに待っていたのがスリスだった。
﹁膝上おっちんして下さい。大好きでしょう?﹂
﹁ふひいっ!?﹂
160センチ越えのサキュバス達に囲まれ、149センチのシュウ
は、
ますます怯える。そして、あっさり拘束されてしまった。
体操服の襟をミネルヴァにワシッと掴まれ、まるで子猫のように引
きずられる。そしてスリスの協力もあって、シュウはすぐに勉強机
の椅子に座らされた。
学校で使うような1人用の机と椅子。お道具箱も入れる事が出来る、
あの机だ。
そして椅子には勿論、生乳メイド椅子アーリア御姉様が先に腰掛け
ていた。
その膝上に強制おっちんさせられ、シュウの後頭部は例の如く、
超乳の谷間に挟み込まれてしまった。
﹁ふひいいんっ!﹂
﹁さぁ、おべんきょうの時間でちゅよぉ♪﹂
︵もういやぁーー!自分がいやぁーー!︶
331
肉椅子に埋もれてしまうと、安らぎと苦しみが入り混じった、
なんともいえない気分に襲われてしまい、
可愛い顔もグシャグシャに歪んでいた。
そして、そんな状態でシュウは﹃淫帝国式・退化教育﹄を
受ける事になるのだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽おべんきょの時間・さんすう・こくご︾
眼鏡をかけたインテリ系母性サキュバス・
スリスがシュウの前に立った。
﹁さて。お勉強と言っても、
まずはボウヤの学力を把握しないといけませんね﹂
﹁う、うりゅさいっ!うりゅさいっ!僕はべんきょうなんてしない
ぞっ!
サキュバスにべんきょうなんて、教わらないっ!絶対にやら⋮﹂
﹁もーー♪何回目?おいたしちゃ、めっ♪﹂
332
ハグハグ⋮!ギュウウウウウウウウウウウウ♪
﹁ふひゅう⋮﹂
アーリアの柔らかい身体にめり込み、シュウは大人しくなってしま
う。
この抱擁はまさに魔技。今のシュウには絶対に破れない究極の拘束
技だった。
そんなシュウを冷めた目で見つめながら、スリスは説明を続ける。
﹁続けますね。まずは、この用紙に書かれてある
数式を解いて下さい。時間は3分﹂
﹁しゃ、しゃんぷん? いや、しないっ!数式なんて解かないっ!
解かないって言ってるじゃないかっ!﹂
﹁全く⋮。これ以上、口答えばかりするならば、
罰として、ボウヤのお尻をぶっ叩き続けますよ!﹂
﹁覚悟して下さい、ボウヤ⋮﹂
﹁ひっ?!﹂
ミネルヴァもスリス同様、冷めた表情を浮かべている。
クールな容姿のためか、冷たい表情が様になっている。
333
シュウは恐怖し、ミネルヴァと目を合わせないように顔を伏せてし
まう。
勉強机の上には、鉛筆と消しゴムが既に置かれていた。
そして問題用紙が配布されると同時に、スリスの号令が容赦なくか
かった。
﹁始め!﹂
﹁あわわわわっ!﹂
あの顔は本気だ!問題を解かないと、ミネルヴァによる強制尻叩き
の刑を
受ける事になる。それを免れるためには、問題を解かないといけな
い。
シュウは、あわあわ慌てながら、とにかく鉛筆を手にとったが⋮
用紙に書かれた数式を見て、ハッと何かに気づいた。
︵あ、あれっ?か、簡単⋮。こ、この問題、簡単?︶
・問い?・・1×3=
・問い?・・5×1=
・問い?・・7×5=
・問い?・・3×1=
・問い?・・1×5=
︵か、かけ算っ?ば、馬鹿にしてるのかっ!︶
334
鉛筆を握る手がギュッと強くなる。いくら何でも、成人している自
分に、
この問いはないだろう。スリスとミネルヴァをキッと睨みつけた後、
シュウは怒りをぶつけるかのように荒々しい文字で解答を記入して
いく。
そして3分が経った。
﹁はい、終わり!﹂
﹁さて!採点するので、少しお待ちを⋮﹂
﹁むちゅかしかったでちゅねぇ♪
特に、問い?が難問だったと思いまちゅが、
ボウヤ、どうでちたぁ?﹂
﹁バ、バカにするなっ!本当はやりたくなかったんだっ!
でもやらないと、お尻ぶつとか言うし⋮!だから⋮その⋮﹂
﹁うふふ⋮。ブツブツブツブツうるしゃいでちゅねぇ♪
そんな事より、あってるかな?あってるかな?
ワクワク♪ワクワク♪﹂
﹁うううう⋮⋮うりゅさいのは、そっちいいい!
ムキイイっ!﹂
アーリアに抱っこされたまま、ジタバタジタバタ暴れるシュウ。
335
これでも彼は本気で怒っているのだが、端から見るとそうは見えな
い。
不思議と2人は、じゃれあっているように見える。
シュウは、そんなつもりは全く無いのだが⋮
その間、ミネルヴァが赤ペンで採点をしていた。
スリスはというと目を瞑って腕組みしていた。
そして、すぐに採点が終わったようだ。ミネルヴァから解答用紙が
返された。
﹁はい、採点が終わりました。どうぞ﹂
﹁ふ、ふんっ!⋮⋮⋮⋮えっっっ?!﹂
・問い?=×
・問い?=×
・問い?=×
・問い?=×
・問い?=×
﹁う、うしょ⋮﹂
﹁あらぁ♪ぜーんぶ×でちゅねぇ♪さっすが、ボウヤ!﹂
解答用紙を持つシュウの手が震えている。
実際の所、サキュバスによって強制的に受けさせられたテストだ。
正解しようがしまいがシュウの人生に影響を与える事はない。
しかし、根が真面目な青年シュウ。そして真面目な上に直情的な性
336
格だ。
アカデミーでのマリアとの淫闘の際にも見られたように、挑発され
ると、
すぐに頭にカッと血が上りやすい傾向が見られる。
そのせいで、アーリアの嘲りに真正面から反発してしまった。
大人の対応をすればいいものの⋮。馬鹿にされると我慢出来なくな
るのだ。
﹁で、でたらめだっ!ズルっ!全問正解のはずなのにっ!﹂
﹁あら、採点にケチをつける気ですか?
自分の学力の無さを棚に上げて、恥ずかしい子⋮﹂
﹁な、なっ!﹂
﹁しっかり問題文を読みましたか?﹂
﹁も、問題文?﹂
﹁そう。はい、もう一度、確認なさい﹂
﹁⋮⋮⋮えっ!﹂
スリスが問題用紙を手渡してきた。
その用紙の1番、上。そこには、こう書かれていた。
︽問題文・次の数式を解きなさい。
ただし、解答に﹃3﹄と﹃5﹄の数字を用いてはならない︾
337
こ、こんな文章⋮。見てなかった。余りに簡単過ぎる数式を見て、
瞬間的に解き始めてしまったから⋮⋮って待てよ?
この﹃ただし﹄以降は完全におかしい。
だって、解答には必ず3と5を使わないといけないのに⋮
﹁バカなのっ?!解答には3と5を使わないと正解できないのっ!
こんな簡単な問題なのに間違うなんて⋮⋮﹂
﹁誰が正解しろ⋮⋮と言いました?﹂
﹁⋮⋮へっ?﹂
スリスの発した言葉に、シュウの頭が混乱する。
言っている意味が分からない。
するとミネルヴァが優しい口調で解説してくれた。
﹁数式など、これからのボウヤには必要ありません。
﹃わからなーい﹄と可愛く悶えればいいんです。 もしくは全く問いを解けずに、涙目ウルウルさせていればいいん
です⋮﹂
﹁へっ⋮⋮???﹂
﹁このお勉強はねぇ♪
ボウヤの学力低下を目標に行われるんでちゅよぉ♪﹂
338
﹁が、学力低下?﹂
ふ、普通は学力向上じゃないの?アーリアの言葉で、ますます混乱
する。
いや、実際の所、うすうす察してはいた。だが、そんな調教は嫌だ。
受けたくないと心の中で願っていた。しかし、嫌な予感ほどよく当
たる。
﹁うふふ⋮。ボウヤにはねぇ⋮。賢さなんて必要ないの。 だって、そうでしょう?
小さい子が、バリバリ数式を解くのは不自然だし、
文字をスラスラ読めるのはおかしいでちゅよねぇ?﹂
﹁ま、ましゃか⋮⋮﹂
﹁そう!その﹃まさか﹄♪これからボウヤは、私達と一緒にお勉強
して、
段々、アホ可愛くなるんでちゅよぉ♪﹂
﹁ふひいっ!い、いやっ!﹂
﹁さぁ、次は文字の勉強です﹂
﹁ムキイイっ!聞いてっ!聞いてよっ!
人のはなしをきいてっ!﹂
339
問答無用?!完全無視?!シュウの言葉など聞こえていないかのよ
うに、
スリスがまた問題用紙を配ってきた。
﹁先程よりも簡単な問題ですので、この問題は2分で解いて下さい
﹁に、にふ⋮⋮﹂
﹁始めて﹂
﹁いやっ!やらないっ!こんなズルい問題、もうやらないっ!﹂
断固拒否だ!そっちが無視するなら、こっちだって無視してやる!
シュウは腕組みして、鉛筆から手離した。
すると頭上から小馬鹿にした声がした。
﹁分からないからって逃げちゃうんでちゅねぇ♪よしよし⋮
それでいいんでちゅよぉ♪
逃げ癖、たっくさんつけちゃいまちょうねぇ♪﹂
﹁なっ?!﹂
﹁アーリア御姉様は、ぜ∼んぶ分かってるから♪
こーんなにむじゅかしい問題は解けな∼いから、
スリスやミネルヴァのせいにして
プライドを守ろうとしてるんでしゅよねぇ∼♪﹂
340
﹁ち、違うっ!問題は解けるけど、ズルっ!
ズルばっかするから嫌だって言ってるのっ!﹂
﹁はいはい、そういう事にしておきまちょうねぇ∼♪﹂
﹁ち、ちがーーうっ!ふんぬりゅう!﹂
ジタバタジタバタ⋮
ふよふよ⋮ふよふよ⋮
いくら暴れても、無駄。全て柔らかい肉体がクッション代わりにな
ってしまう。
しかし、シュウの苛立ちはMAXだ。アーリアの小馬鹿にした喋り
方がムカつく。
するとスリスが冷めた口調で言った。
﹁そこまで解けるというのなら、解いて下さい﹂
﹁どうせ、口だけなんでしょう?﹂
﹁違うっ!よーし!分かったっ!見てろっ!﹂
﹁ちなみに、あと1分ですよ﹂
﹁ファッ?!﹂
﹁タイムリミットが来たら、
即回収しますので、そのつもりで⋮﹂
341
﹁あわわわわっ!﹂
慌てて問題を解き始めるシュウ。
次は□に文字を入れる国語の問題だった。
・問い?・・ABC□EF
・問い?・・犬は英語で?
・問い?・・abc□efg
︵こ、これは簡単だっ!さっきよりも簡単っ!
あっ!でも、今度は問題文もしっかり確認しないと⋮︶
︵⋮⋮って、もうっ!もうっ!もうっ!バカバカバカ!︶
問題用紙を見た瞬間、正解は頭に浮かび上がった。
しかし同じ過ちをしないように問題文を読んだのだが⋮
用紙には、こう書かれていた。
﹃次の問いに答えなさい。 ただし解答には、アルファベットD・dの使用を禁ずる﹄
答え。書いてあるじゃん⋮。
でも、それを使ったら、また×××って付けられる!
342
﹁うーうーうーうー!﹂
﹁はい、終わりですよ﹂
﹁ファッ?!﹂
﹁用紙を回収しますね⋮﹂
﹁いや⋮いや⋮﹂
頭を抱え、うーうーと唸っている内に、あっという間に
制限時間が過ぎてしまった。ミネルヴァはスリスから手渡された
解答用紙を見て、フッと鼻で笑った。
・問い?未記入
・問い?未記入
・問い?未記入
﹁⋮⋮⋮だって!だって答え、書けないんだもんっ!﹂
﹁あれだけ解ける解けるといいながら、結果はこれ。
やはりボウヤは今のように﹃わからなーい﹄と泣いている姿が
お似合いなんですよ﹂
﹁ちがうっ!ちがうもんっ!ズルばっかりしてっ!
全部ズルばっかり!本当は解けるのに、ズルいよっ!﹂
343
ジタバタ暴れるシュウを冷ややかな目で見つめるスリスとミネルヴ
ァ。
するとアーリアがシュウの耳元でヒソっと、こう囁いた。
﹁うふふ⋮。ボウヤ。
御姉様達が最初に言った事、覚えてまちゅかぁ?﹂
﹁ひ、ひうん?!﹂
﹁口答えする悪い子は、
いっぱいお尻ペンペンするって言ってまちたよね?﹂
﹁ふひゅうっ?!﹂
﹁さぁ、脱ぎ脱ぎ♪ブルマ脱ぎ脱ぎ♪
ワクワク♪ドキドキ♪﹂
﹁ひいいいいっ!﹂
﹁失礼しますね﹂
﹁無駄な抵抗は止めなさい﹂
サッ!サッ!サッ!
﹁ふわあああっ!﹂
スリスとミネルヴァ。2人にかかれば、
344
ショタのブルマを剥ぎ取るなど、赤子の手をひねる事と同じ。
一瞬にして、シュウは下半身丸出しになってしまった。
・
345
◆肉敷き布団
★
︽シュウの部屋︾
羞恥心を煽るため、サキュバスがシュウに着せた体操服。
それはシュウの身体に同化しているかのように肌に吸いついていた。
そのため、シュウは自分で服を脱ぐ事が出来なかった。
いや、待てよ。そういえばブルマの方も最初は脱げなかったはず。
それなのに、さっきは一瞬でサキュバスに脱がされてしまった。
どうやら﹃サキュバス達に脱がしてもらうしか脱げない﹄という
特殊な魔力が、体操服にもブルマにもかかっているようだ。
ブルマを剥ぎ取られ、下半身だけ丸出しにされたシュウは、
ミネルヴァに体操服の襟首を掴まれベッドの方へと強制連行された。
そしてシュウは、短い悲鳴をあげる事となる。﹁ひっ!﹂
﹁ほ∼ら、お椅子の次は﹃お布団﹄になってあげまちゅよぉ♪
お、い、で♪﹂
なんとアーリアがベッドに腰掛け、両手を広げて誘ってきたのだ。
346
﹁い、いやっ!いやっ!いやぁーー!﹂
﹁うふふ⋮。おっぱいメイドさんがハグハグギュウ∼∼
してあげまちゅよぉ♪さぁ⋮さぁ⋮さぁ⋮﹂
﹁う⋮う⋮ういいいいっ!いやああっ!﹂
胸元の布だけが切り抜かれたメイド服。
そんなフェチ色が濃いコスチュームを着た超乳サキュバス・アーリ
ア。
彼女が言う﹃お布団﹄とは何なのか?目の前のサキュバスの様子と
仕草を見れば、一目瞭然。この誘いには戦士として絶対にのっては
いけない。
どんなに挑発されようとも、これは危険だ。しかし⋮
そう。今のシュウは奴隷。マリアの能力で理性は残されているが、
実質的には奴隷なのだ。そんなシュウに、サキュバスからの誘いを
拒否する権利など、当然、与えられていない。
すると、トロトロするなと言わんばかりに、
Hカップコンビが後方から急かしてきた。
﹁早く抱きしめてもらいなさい!﹂
﹁罰を与える事が出来ないでしょうっ?﹂
347
ヒュッ!ヒュ!
﹁へっ?﹂
バッチーン♪
バッチーン♪
﹁ふぎゅうっ!!﹂
耳元で聞こえた風切り音。それが何か頭で理解する前に、臀部に痛
みを感じた。
なんとHカップコンビが、シュウの小さなお尻を平手で叩くという
荒っぽい方法で急かしてきたのだ。尻に与えられた一撃から、
全身にその衝撃が広がっていく!
﹁うく⋮﹂
ミネルヴァとスリスが同時に浴びせてきた平手打ち。
それは強烈な痛み⋮というよりはジーンと後を引く、痺れに似た痛
みだった。
﹁う⋮あいあ⋮⋮いたひ⋮やめ⋮﹂
ヒュッ!
バッチーン♪
348
ヒュッ!
バッチーン♪
﹁きゃうっ!﹂
﹁ほら、早くっ!﹂
﹁アーリアさんに抱きつきなさいっ!﹂
﹁ひぐっ!﹂
ヒュッ!
バッチーン♪
ヒュッ!
バッチーン♪
﹁ひいいいいんっ!﹂
バチンバチンとお尻を叩かれ、シュウは痛みと羞恥で悲鳴をあげる。
だが、左右に動いて逃げる事は出来ない。
何故なら、ミネルヴァに体操服の襟首を掴まれているからだ。
かといって、後ろに逃げるのも不可能。
尻を叩かれているという事は必然的に後方に逃げ場は無いという事
だから⋮
そうなると、前に行くしかないのだ。そして前方で待ち構えている
のが
超乳アーリア⋮⋮という訳だ。全てが、サキュバスの計算通りに進
349
んでいた。
﹁はぁい♪いらっしゃーい♪﹂
﹁い、いやあああっ!﹂
ハグハグギュウ∼∼♪ ゴロ∼ン♪
﹁あ⋮う⋮う⋮﹂
尻を打たれて前に進んできたシュウを満面の笑みで迎えるアーリア。
シュウをガバッと抱きしめ、対面抱っこしたままアーリアは
ベッドへ仰向けにゴロ∼ンと寝転んだ。
シュウの背中にガッチリ腕を回し、更に太ももを絡ませる。
皮かむりの小さな肉棒はアーリアのムッチリとした太ももと太もも
の間に
ムニュリと挟まれてしまった。
布団っ!やっぱりそうだ!シュウがうつ伏せ。
アーリアが仰向けで下になる、この状態。
想像し、そして恐れていた通りの体勢になってしまった!
﹁どーお?お布団の寝心地は?
もっとハグハグギュウ∼してあげまちょうか?﹂
350
﹁んくっ!んくっっ!離してっ!離してっ!﹂
﹁だめでちゅよぉ♪﹂
ギュウ⋮⋮♪
﹁ひううんっ!﹂
アーリアの超乳がシュウの胸板でグニャリと潰れる。
その弾力の凄まじい事といったら、もう⋮
更にアーリアが、より一層、抱きしめる力を強めると、
シュウの小さな身体は柔らかい乳房の谷間に包まれてしまうのだ。
ムッチリとしたサキュバスの太ももに挟まれてしまった肉棒は、
グングンと膨らみ、硬さも増していく。
そして想像してもらいたい。仰向けに寝転ぶアーリア。
超乳サキュバスにうつ伏せの体勢で抱かれているシュウ。
この状態だと、シュウは自分の尻を守る術が無いのである。
﹁ワクワク♪ワクワク♪可愛いお尻。桃みたいな可愛いお尻♪
これじゃあ、守れないでちゅねぇ♪﹂
﹁いやっ!離してっ!離してっ!サキュバスっ!サキュバスっ!﹂
﹁む∼∼。さっきから気になりまちゅねぇ。サキュバス、サキュバ
スって⋮
私はアーリアって名前があるんでちゅよぉ?御姉様の名前はアー
リア♪
351
はい、アーリア御姉様♪言ってみてくだちゃい?﹂
﹁し、知らないっ!サキュバスっ!サキュバスなんだから、
サキュバスって呼んで、何がわりゅいっ!﹂
唾を飛ばしながら、反抗するシュウ。
しかし、敷き布団の威力は絶大。肉椅子よりも拘束力が強い。
その証拠に、肉椅子で出来ていたジタバタと暴れる事も完全に
出来なくなっていた。脚まで絡みつくような熱烈な羽交い締めをさ
れ、
オマケに母性愛に満ちた淫気を間近で嗅がされているのだ。
完全に身動き出来ない。だから言葉で威嚇するしかない。
その時、キャンキャンうるさい奴隷を黙らせるための一撃が浴びせ
られた!
ジュルジュルジュルジュル♪
﹁えっ?⋮⋮⋮うひいいいいいっ!ヒイイイイイっ!﹂
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
お尻の割れ目に生暖かい感覚を察知した直後!
何かが割れ目に侵入してきた!それは分かったが⋮
﹁か⋮は⋮⋮﹂
352
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
アーリアに抱かれた状態では、お尻に何をされたのか分からない。
ただ、その一撃は凄まじかった。声が枯れてしまい、
今まで味わった事が無い感覚が、全身に広がっていく。
するとアーリアがニコニコ笑顔で言った。
﹁ボウヤが悪い子だからでちゅよっ!
そんな悪い子には、ミネルヴァ御姉様の﹃ドリルアナル舐め﹄!
どうでちゅ?反省しまちたか?﹂
﹁フヒュウ⋮⋮﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁フニイイイっ!﹂
なんとミネルヴァ。シュウの尻の割れ目を手で左右に押し広げ、
開いた穴にグイグイと舌を突っ込み、
下品な音を立てて啜り倒してきたのである!
ミネルヴァの隣に立っていたスリスはというと、
クールな表情のまま、シュウの尻たぶを掌で掴み、ギュッと捻りあ
げてきた。
ギュッっ!
353
﹁うにゃあいっ!﹂
可愛い声で喘ぐシュウ。それを聞いたアーリアは微笑んだ。
そして先程のお勉強の時は、ニコニコ笑顔で黙って、最後の最後で
シュウに
トドメを刺してきたアーリアだったが、今度は一転。最初から率先
して
甘やかしド淫語シャワーを浴びせてきた。
﹁うふふ⋮。可愛い声で鳴きまちゅねぇ♪お気に召したかちら?
罰のお味は⋮﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁ほひあ⋮⋮か⋮は⋮﹂
﹁ほぉら、もっと暴れていいんでちゅよぉ?ボウヤは元気が1番♪﹂
﹁あれあれぇ?今までになく、おとなしくなりまちたね?
フニュウって身体を弛緩させて、どうちたんでちゅかぁ?﹂
﹁もしかして、この罰、気に入っちゃいまちたか?
お尻ペロペロ、気に入っちゃいまちた?﹂
﹁困ったちゃんでちゅねぇ♪そんなに気に入ったなら、
これから口答えしない事を条件に、罰を与える時だけじゃなくて
御褒美の時にもペロペロしてもらえるようにミネルヴァ御姉様に
354
頼みまちょうか?﹂
﹁ふへへえ⋮﹂
﹁うふふ♪そーんなとろける程、お尻の穴ペロペロ気持ちいいんで
ちゅねぇ∼♪
良い子良い子♪そのまま頭の中、真っ白けっけ∼にしてるんでち
ゅよぉ♪﹂
﹁いっぱい、色んな事を教えてあげまちゅからねぇ♪
真っ白けっけのボウヤにHな知識を、これでもかと刷り込んであ
げまちゅわ♪
だってボウヤは、サキュバスの息子になるんでちゅから♪﹂
﹁フニュウ⋮⋮﹂
甘やかし淫語であやしてくるアーリア。
一方、Hカップコンビは責めのテイストを変えてきた。
﹁変態っ!ジュルジュルジュルジュル♪﹂
﹁お尻の穴を舌でほじくり返されて、
あげく平手打ちされて喜ぶなんて、はしたないっ!﹂
ヒュっ!
バッチーン♪
ヒュっ!
355
バッチーン♪
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁うにゅう!﹂
﹁大して頭が良くない癖に、口だけは達者!﹂
﹁わがままばっかり!ジュルジュル♪ジュルジュル♪﹂
ヒュっ!バッチーン♪ヒュッ!バッチーン♪
﹁ノロマっ!ジュルジュル♪ジュルジュル♪﹂
﹁早く許しを乞いなさい!トロトロしないっ!﹂
ヒュっ!バッチーン♪ヒュッ!バッチーン♪
﹁泣けば許してもらえると思ってませんか?﹂
﹁甘いですよ!﹂
ヒュっ!バッチーン♪ヒュッ!バッチーン♪
﹁うにいいいいっ!﹂
一語一語、力強い言葉を発して尻を平手打ちしてくるHカップコン
ビ。
尻たぶを叩かれる度に、罵声も身体に叩き込まれているかのような
錯覚に陥る。
356
ミネルヴァのアナルドリルも癖になってしまいそうだ。
そしてアーリアが幼児言葉で追い討ちをかけてくる。
﹁お尻ペーンペン♪お尻ペーンペン♪たっのちいでちゅねぇ♪﹂
﹁ボウヤが口答えしたから、こうなったんでちゅよぉ♪﹂
﹁次からは、素直な良い子ちゃんになって、
御姉様たちの言葉に従うんでちゅよ!分かりまちたか?﹂
﹁あれぇ?太ももにベトベトした感触を感じまちゅねぇ?
我慢した時に出るネバッネバのおつゆ⋮。また隠れて、だちてま
ちゅね?﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁﹃あ⋮あ⋮﹄じゃ分かりまちぇん♪
ちゃんと素直な良い子になるって言うまで、
ずっーーと罰を続けまちゅよぉ♪﹂
ハグハグギュー♪
ヒュ!バッチーン♪
ジュルジュル⋮ジュルジュル⋮
﹁はううっ⋮かは⋮﹂
︵ダメっ⋮ダメっ⋮⋮︶
この完全拘束責めは危険。これ以上、アーリアに甘やかされたまま、
357
Hカップコンビにお尻を責められ続けると、もう完全に後戻り出来
なくなりそう⋮
そしてアーリアが言った﹃ずっと続ける﹄という言葉を聞いた瞬間、
とてつもない恐怖に襲われたシュウは、必死になって白旗をあげて
しまった。
﹁わ、わかったっ!言う事、聞くっ!もう口答えしないからっ!
素直になるからっ!なるから、もう許してっ!ゆるひてぇー!﹂ ジュルジュル♪ジュルジュル♪ヒュっ!
バッチーーーーーーン♪
﹁はひょうっ♪﹂
シュウの絶叫を聞いた瞬間、トドメとばかりに、
スリス強烈な平手打ちをお見舞いしてきた。
そしてミネルヴァのアナルドリルも、
最後のトドメとばかりに情熱的に穴を舐めしゃぶり倒してきた。
そしてアーリアに抱かれたまま、シュウはガックリと弛緩した。
それを見たスリスは、腕組みをし、尻叩きを中断。
ミネルヴァもまた、シュウの尻穴から舌を引き抜いた。
﹁分かりました﹂
﹁まぁ、初めてですから、これくらいにしておきましょうか⋮﹂
358
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
ペロリと妖艶に舌を舐めるミネルヴァ。
冷めた表情だが、チラリと色魔の顔を覗かせる。
その言葉を聞き、シュウは顔を歪めながらも安堵し、身体を弛緩さ
せる。
そんなシュウを優しく抱きしめてくる超乳敷き布団アーリア。
安らいでいてはいけない。相手はサキュバス。人間の敵だ。
だが、シュウは抵抗する事を忘れて、その抱擁に身を任せてしまう。
アーリアの胸の谷間から香る母性愛に満ちた淫気。
それを吸いこみ、夢心地になってしまう。
﹁お尻ペーンペン、癖になりちょうだったんでしゅかぁ?
危険を感じて、すぐにギブアップしたのは賢明でしゅけど⋮⋮
これで終わりだと思わない事でちゅねぇ♪﹂
ニヤリと笑うアーリア。それは色欲に満ちたサキュバスの笑顔だっ
た。
するとスリスが、チラリと壁に掛けられた時計に視線を向け、
そして冷ややかな口調で、こう言った。
﹁さて、そろそろメーテルが来る時間ですね⋮﹂
359
・
360
◆煌めくケーキセット
★
︽シュウの部屋・お昼ご飯︾
愛情たっぷり・敷き布団拘束されつつの、お尻ペンペン責めを受け、
心身ともに疲労困憊のシュウ。そんな彼に休息を与えるべく、
救いの女神が部屋に現れた。
ガチャン!
﹁ボウヤぁ♪頑張ってまちゅかぁ?
差し入れを持ってきまちたよぉ♪﹂
﹁にゅう⋮⋮﹂
⋮⋮前言撤回。それは救いでも何でもなかった。
メイド服姿の爆乳Iカップが魅力のサキュバス︻メーテル︼。
彼女が満面の笑みを浮かべて、部屋に入ってきたのだ。
それを見て、シュウの顔はグシャグシャに歪む。
﹁ありがとう。ボウヤぁ♪お昼ご飯を持ってきてくれたんでちゅよ
361
ぉ。
そういえばメーテル。ボウヤは、たくさん朝ご飯を食べたから、
お昼は減らすように伝えておいたけれど⋮﹂
﹁はいっ!ショートケーキだけにしました!﹂
コトっ⋮
﹁うっ⋮⋮﹂
勉強机の上に並べられたのは、ショートケーキ。
そして紅茶だった。
﹁良かったでちゅねぇ♪ケーキだって♪それにしてもメーテル。
朝が豪華過ぎたのよ。いくらボウヤにご馳走を食べさせたいから
って
作りすぎよ!﹂
﹁えへへ⋮。申し訳ありません、アーリアさん﹂
可愛らしい髪留めで前髪を止めているせいか、幼く見えるメーテル。
しかし身体は全く幼くない。若々しい爆乳がプルプル揺れている。
勿論、彼女も、あの卑猥なメイド服を着ているため生乳だ。
もう、どこに視線を向ければいいのか分からない!
部屋には4人のサキュバスがいるが、全員、胸が大きい。
超乳・爆乳・巨乳とよりどりみどり。しかも最も小さい胸でHカッ
362
プ。
朝から寸止めされ続けている肉棒は、ずっとキュンキュンしっぱな
しだ。
しかし、まだ射精はおあずけ。全てはサキュバスが管理しているか
らである。
﹁はぁい♪だいしゅきな膝上おっち∼ん♪﹂
﹁うう⋮⋮うううっ⋮﹂
︵お尻ジンジンする⋮。お尻⋮うう⋮︶
そして、またしてもシュウは超乳サキュバスの膝上に座る事になっ
た。
ミネルヴァ達に叩かれた尻が、未だに痛い。ジンジンジンジンとした
痛みが尻全体から感じる⋮
だが助かった。やっと休憩らしい。アーリアの膝上に座ったままだ
が、
サキュバス達の責めは一時的に止んでいた。
机の上に並べられたショートケーキを見て、
シュウは思わずホッと安堵の溜め息をつく。しかし⋮
﹃お勉強という名の調教﹄が中断しただけであって、
サキュバス達の母性は常にシュウに注がれ続けている。
﹁ボウヤぁ♪私が腕によりをかけて作ったショートケーキ!
363
食べてくだちゃいねぇ♪﹂
﹁うっ⋮⋮﹂
無邪気な笑顔を浮かべるメーテル。彼女はシュウのために、ショー
トケーキを
一口大に切り分けてあげようと考え、フォークに手を伸ばした。
しかし、それを察知したシュウは慌てて、フォークを手にとった。
﹁じ、自分で食べれるからっ!﹂
﹁えっー♪アーンしてあげたかったのにぃ♪ウフッ♪﹂
﹁うく⋮﹂
無邪気だったメーテルの顔が一瞬だけ、とろけた笑顔になった。
やはりサキュバス。男を惑わす色魔だ。
﹁んくっ⋮。こ、こんなケーキ⋮。
本当は食べたくないけど⋮﹂
机の上に並べられたケーキと紅茶は、朝ご飯と同様にキラキラと美
しい
輝きを放っている。しかし、これはサキュバスが作った料理だ。
何か仕込まれているか分からない。分からないから本当は食べたく
364
ないのだが⋮
﹁口答え及び反抗しない。素直になると言いましたよね?﹂
﹁またお尻⋮。叩きましょうか?﹂
﹁ひいっ!﹂
スリスとミネルヴァが冷たい表情を浮かべて、
肉椅子に座るシュウをジッと見つめていた。
これは食べるしかない⋮。拒否すれば問答無用で、
また尻叩きされてしまうだろう。それだけは何としても避けなけれ
ば⋮
﹁う⋮う⋮アムッ!﹂
シュウは、意を決してショートケーキを食べた。
もしかして媚薬が入っているかもしれない。それは分かっているが、
尻叩きを受ける事だけは、なんとしても避けたかった。
それほどまでに、あの尻叩きに恐怖心を植えつけられてしまったの
だ。
目を瞑り、苦虫を噛み潰したかのような渋い表情で、
口をモゴモゴさせるシュウ。だが次の瞬間、表情が一転。
シュウは幸せで満ち溢れた表情を浮かべてしまう。
365
﹁お、おいちい⋮。このケーキ⋮。こんなケーキ、食べた事ない⋮。
とってもおいちーー!おいちいいいいいいいいい!ハグハグっ!﹂
﹁本当ですか♪やったぁ♪ボウヤぁ♪ボウヤぁ♪﹂
﹁ハグハグ⋮ハグハグ⋮﹂
﹃媚薬が入っているかもしれない﹄
数秒前まで、それを警戒していたシュウだったが、
ケーキを一口食べた瞬間、そんな事はお空の彼方へ飛んでいってし
まった。
﹁あ、あまい⋮。おいちい⋮。クリーム、ふっわふわ⋮。
あああっ!ふっわふわっ♪﹂
﹁コラコラ。あんまり一気にパクパクしない。
早食いは身体に悪いんでちゅよぉ!﹂
﹁ふ、ふりゅう⋮﹂
﹁落ち込む姿も可愛らしいですね﹂
﹁慌てず、ゆっくり食べていいんですよ﹂
肉椅子アーリアに頭をナデナデされる。スリスとミネルヴァの視線
は、
366
それ自体は冷たいが、瞳の奥には優しい光を宿していた。
身体に絡みつくような母性サキュバスの視線。後頭部にはアーリア。
正面からは3人の優しい視線。全てが愛情たっぷりで、ねっとりし
ている⋮
しかし、そんな事よりも今はっ!このショートケーキが美味しすぎ
て、
食べる事を止められない。母性愛溢れるサキュバス達に、
しっとりと見守られながら、シュウは至福のお昼ご飯を済ませたの
であった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽3分後︾
ゴクゴク⋮フゥ⋮
﹁お、おいちかった⋮⋮
はっ?!﹂
紅茶を飲みほし、ホッと一息ついたシュウだったが、
視線を上げた瞬間、ハッと我に返った。
︵た、たべちゃった⋮。ケーキも紅茶も⋮⋮。
367
全部⋮⋮︶
机の上には、綺麗になったお皿とティーカップが置かれている。
お尻叩きを避けるために嫌々食べたはずのケーキ。その味が余りに
美味だったため、媚薬入りの恐怖も忘れて完食してしまったのだ。
シュウはドキドキしながら何回も心の中で同じ言葉を繰り返す。
︵だ、大丈夫!大丈夫!大丈夫!大丈夫!大丈夫!大丈夫!
だいじょうぶ!だいじょうーぶ!︶
︵そうだ!朝ご飯も食べたけど大丈夫だった!
身体に異変はなかったんだから、だいじょーぶっ!︶
それが本当に大丈夫かどうかは、シュウには分からない。
真実を知っているのはサキュバスだけだった。
するとケーキを作ったメーテルが嬉しそうに言った。
﹁私は、これからボウヤが喜ぶ夜ご飯を作ってきまちゃから、お勉
強。
ボウヤも頑張るんでちゅよぉ♪﹂
﹁えっ?!﹂
﹁メーテル。作りすぎに注意しなさいよ﹂
﹁分かってますってばぁ♪ルンルン♪﹂
368
ガチャン!
喜びのあまり、スキップでもしかねない足取りで部屋から出て行っ
たメーテル。
彼女が出て行く時に、扉が開いたが、それは近くて遠い出口。
アーリアの優し過ぎるハグが、シュウの抵抗心を優しく溶かしてし
まうのだ。
そして悪夢が始まる⋮
﹁さて⋮﹂
﹁さぁ、お勉強再開ですよ⋮﹂
﹁ひうっ!﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽お勉強・れきしの時間︾
アーリア・ミネルヴァ・スリス。彼女達の淫靡な授業が再開する。
その時、シュウは叫んだ。
369
﹁も、もうやめてっ!もうやめてよっ!﹂
﹁何を止めるのですか?﹂
﹁この調教をだよっ!僕を解放してっ!淫帝国から解放してよっ!﹂
泣き喚くシュウ。しかし、知的なHカップコンビは
クールな表情を崩さない。そしてスリスが言った。
﹁馬鹿な事を言いますね。
ボウヤにとって﹃淫帝国﹄は故郷なんですよ﹂
﹁違うっ!違うよっ!故郷は⋮﹂
﹁本当に?﹃淫帝国﹄の元々の名前は﹃城塞都市アーカム﹄でしょ
う?﹂
﹁あっ⋮﹂
﹁ボウヤの素性は、既に把握しているんですから﹂
﹁な、何故?﹂
﹁忘れていませんか?私達サキュバス族は﹃アカデミー﹄を制圧し
たのですよ﹂
﹁学校ですからね。アカデミー訓練生の全てが管理されていて当然。
ボウヤの素性も、訓練生のデータが管理されたコンピューターの
370
フォルダにアクセスして、すぐに分かりました﹂
﹁そ、そんな⋮﹂
サキュバスにアカデミーが制圧されたという事は、
これから戦士が育たなくなるだけではないという事にシュウは気づ
いた。
既に戦士として活躍している卒業生達の身にも危険が迫っている。
そういう事になる。
名前は勿論、出身地や家族構成。
しかも訓練生時代の成績まで知られている⋮
これは想像以上にマズい事態だ。
青ざめるシュウ。するとアーリアが優しい口調で言った。
﹁そんなに心配しなくても大丈夫でちゅよぉ♪
これからボウヤは、そんな事、どうでも良くなっちゃうんでちゅ
から♪﹂
ハグハグギュウ♪
﹁ひっ?﹂
﹁そうだ、ミネルヴァ、スリス。
良い機会だから、あの記録映像を見せてあげましょうよ﹂
﹁き、記録映像?﹂
371
﹁そう♪さぁ、ミネルヴァ。代わって♪﹂
﹁いや⋮いや⋮⋮⋮﹂
﹁おとなしくなさい⋮﹂
﹁ふりゅう﹂
アーリアの肉椅子から解放されたのも束の間。椅子から立ち上がっ
たシュウは
次の瞬間、ミネルヴァに対面から抱きつかれ、羽交い締めされる。
Hカップの柔らかい身体が、またしてもシュウの抵抗を封じ込めて
くる。
そして、その間にアーリアとスリスは棚から映像ビデオを探し出し
てきた。
﹁あっ!あった!あった!﹂
﹁それですね。後ほどラベルを貼って、分かりやすくしておきます
わ﹂
﹁お願い、スリス。さてボウヤぁ♪
肉椅子に戻っておいでぇ♪﹂
ハグハグギュウ♪
﹁う⋮﹂
372
﹁うふふ♪この記録映像は、淫帝国内の出来事を常に記録している
自動飛行監視カメラ﹃BEE﹄の映像なんでちゅよぉ♪﹂
﹁か、かんしかめら﹃BEE﹄?﹂
﹁そう♪サキュバスの歴史を24時間管理しているの♪
天才科学者アギレラが開発した、蜂型追尾監視カメラ!﹂
﹁その監視カメラで、淫帝国内の様子を監視しているそうです﹂
﹁そして、その映像は我々に配布されます。
教育資料として使うようにとの事です⋮。
では歴史を学んでいただきます﹂
﹁い、いやっ!そんなの知りたくないっ!見たくないっ!﹂
アーリアの膝上で駄々っ子のように暴れるシュウ。
そんな彼に向かって、相変わらずクールな表情のまま、
ミネルヴァとスリスは言った。
﹁ボウヤは、アカデミーの仲間が、
あの後どうなったか知りたくないんですか?﹂
﹁えっ?!﹂
﹁この映像は﹃アカデミー制圧。そして栄光の始まり﹄というタイ
トルです。
373
ボウヤがママと出会ったあの日。それ以降の事が記録されていま
す﹂
﹁知りたくないんですか?あの日のその後を⋮﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
知りたい。知りたいに決まっているさ!
自分の名前は忘れても、仲間の事は覚えている。あの日の敗北も覚
えている!
立派な戦士になるために共に汗を流した仲間達。厳しくも愛がある
教官達。
彼らがどうなったのか知りたい。だからシュウは黙っていた。
するとスリスがビデオをセットしたノート型コンピューターを勉強
机に置いた。
﹁沈黙は了解と受け取ります。
では、映像を見て歴史を学んで下さい﹂
♪∼♪∼♪∼♪∼
﹁音楽もかけておきます。これはマリア様のご友人。
ユノ様が昨年、オーケストラに参加した時に演奏した曲です。
リラックスして、歴史的偉業について、お勉強してください﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
374
ブゥゥン⋮
﹃淫帝国。それは素晴らしき帝国⋮⋮﹄
スリスとミネルヴァの問いかけを無視するシュウ。
そしてコンピューターの起動音と共に映像がディスプレイに映し出
された。
肉椅子に座ったまま、シュウは画面をジッと見つめるのだった。
これからシュウは、敗北した、あの日。
あの後、何が起こったのか知る事になる⋮
・
375
◆映像1 さらし者にされる英雄
★
●蜂型追尾監視カメラ・BEE
淫帝国が誇る天才科学者︻アギレラ︼が開発した、超小型・飛行監
視カメラ。
名前の通り、蜂サイズの大きさで最長1年、飛行・稼働し続ける事
が可能。
自動で映像を記録していく。
ただ、淫気を動力源とするため、
淫帝国内でしか飛行・稼働できないという欠点がある。
この映像は、この移動型監視カメラによって移されたものである。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽映像その1・人間界の英雄・公開契約直後のアーカム広場︾
女・女・女・女・女⋮
アーカムの広場を埋め尽くす美しき魔物サキュバス。
彼女達が放つ淫気。そして熱気によって、広場は混沌世界と化して
376
いた。
彼女達がここまで興奮しているには訳がある。
人間界の英雄にして、世界最高訓練施設﹃アカデミー﹄の副学長︻
ガイ︼
彼の堕落を目の当たりにしたからだ。
サキュバス族の頂点に君臨する女王﹃クイーン﹄
その御前で情けなく堕落射精したガイは今、半ば放心した状態で、
アーカム広場の石畳に仰向けで倒れていた。
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
凄まじい倦怠感⋮。とても心地良い⋮
この心地良さの正体は何なのか⋮。それは分かっている。
自分で考える事を放棄したためだ。
これからはサキュバスに命じられるままに生きていく。
それが義務づけられた。何故なら、自分は奴隷になったのだから⋮
もはやガイは、アカデミー副学長ではない。英雄でもない。
サキュバス様に奉仕する奴隷なのだ。アーカムの青空を見上げなが
ら、
石畳に仰向けになったまま、ガイは荒い息をつく。
1000人を超えるサキュバスの前で屈服を宣言した快感。
あれを忘れる事など出来ない。堕落するとは、
ここまで幸せな事だったのかとガイは思った。
377
アカデミーのNo.2として、長年、訓練生を指導してきた。
その生き方自体が間違っていたのではないか。
全ての人間は、今すぐにでもサキュバス族のシモベになるべきでは
ないか。
堕落したガイは、そんな事を考えていた。
すると青空が急に遮られた。
突如、ガイの視界が真っ暗闇になったのだ。
ズシンっ!
﹁ふ⋮ふぐううう♪﹂
﹁あーはっはっは!奴隷ガイ!惨めで素晴らしい屈服宣言だったよ!
流石、英雄だ!﹂
﹁ふぐううう♪ふぐううう♪﹂
石畳に仰向けに倒れていたガイ。
その顔面に騎乗してきたのは、アカネだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︻アカネ︼﹃英雄陥落の功労者﹄
378
・身長⋮⋮156cm
・体型⋮⋮豊満
・オレンジ色の長髪
・琥珀色の瞳
・紫のロングドレス
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アカネの豊満な尻に埋もれ、至福の時を過ごしてしまう。
豊満なアカネは、ガイが喜ぶようにと全体重をかけて顔面騎乗をし
ているのだ。
石畳にめり込んでしまいそうなほどの尻圧に、ガイの身体はビクビ
クと跳ねてしまう。
するとアカネが、広場に集まっているサキュバス達に聞こえるよう
な大声で言った。
﹁奴隷椅子っ!絶望するんだよ!
お前はサキュバス族に未来永劫、奉仕し続けるんだっ!
分かったなっ?﹂
﹁ふぐううう♪ふぐううう♪﹂
アカネの尻圧に圧迫されながらも、必死に頷いてしまう。
これもまた、サキュバスによる呪縛のせいだ。
快楽と引き換えにして、奴隷契約を結んでしまった以上、
サキュバスに逆らうという事は出来なくなる。
379
するとその時、今度は股間に軽い痛みが走った。
誰かにギュッと肉棒を踏まれたのだ。
豊満なアカネの尻に埋もれているガイは、誰が股関を踏んできてい
るのかは
分からなかった。しかし、その声を聞いて気づいた。堕ちた軍人の
股間を
ローファーで踏みにじるのは、美少女サキュバス・ルリなのだとい
う事を⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●ルリ ﹃メイド界の英雄﹄
身長⋮⋮146cm 体型⋮⋮小柄 貧乳・美少女︵妖艶さを隠し持つ︶
髪型⋮⋮青い髪・ショートカット
瞳 ⋮⋮青い瞳
服装⋮⋮黒白メイド服
性格⋮⋮冷静沈着。たまに天然。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
可愛らしさと色っぽさが絶妙にブレンドされた、美少女メイドの声。
それを聞き、ガイはアカネの尻下で顔をとろけさせる。
380
﹁お利口さんで何よりです、副学長様。
これからもサキュバス族のために、力の限り尽くして下さいね?
クスクス♪﹂
フミッ⋮フミッ♪
﹁ふぐううう♪ふぐううう♪ふぐううう♪﹂
優しく優しく⋮。尚且つ、痛みも適度に感じるように、
黒ローファーで勃起した肉棒を足裏マッサージしてくる。
それが、たまらなく心地良い。可憐で清楚。虫すら殺さないような
風貌の
美少女メイドが、自分の汚い肉棒を笑顔で踏みにじっているのだろ
う。
そんな状況に、強烈な興奮を感じてしまう。
そして、同時に支配者アカネの尻に埋もれているという事実も
快楽の相乗効果となり、ますます肉棒が喜んでしまうのだ。
﹁お前の調教場所は決まっている!
暗い暗いカイン神殿の懺悔室で教えてやったよなぁ?﹂
ミシッ⋮ミシッ⋮
﹁うぐああああ♪﹂
豊満な尻によって、更に顔面を強くプレスされ、ガイは嬉しい悲鳴
381
をあげる。
しかも、呼吸が苦しくなってきた。それがまた気持ちよい⋮。
頭の中が真っ白になっていくのだ⋮
﹁シン様の命令通り、淫界にある、下級サキュバスの巣へと幽閉し
てやる!
お前を待っているのは﹃連続射精﹄と﹃射精禁止﹄の2つの快楽。
徹底した射精管理さ!﹂
﹁ふぐううう♪﹂
徹底的な射精管理⋮
アカネの、その言葉にガイの心が高鳴る。
人間として生きる未来と引き換えに、奴隷となり、
素晴らしい快感天国へと連れていってもらえるのだ⋮
堕落して良かった⋮
アカネの尻の下で今、ガイが浮かべている顔は、かつて勇敢な戦士
として
戦場を疾駆していた軍人の顔ではない。快楽に手懐けられた負け犬
の顔だった。
すると、そんな負け犬顔をしていると知ってか知らずか、
アカネが顔面騎乗を中断し立ち上がる。そして、ガイに支配者とし
て命じた。
﹁晒せよ、その顔っ!
382
そのトロケた浅ましい顔を広場に集まったサキュバス達に晒せよ
!﹂
﹁んあ⋮あ⋮﹂
﹁さぁ、立って下さい。副学長様﹂
﹁う⋮あ⋮﹂
アカネとルリに両側から支えられ、立ち上がったガイ。
その眼前に広がる光景は、凄まじいものだった。
美女・美女・美女・美女・美女・美女・美女⋮
熟女タイプもいれば、小悪魔タイプもいる。ギャル系もいれば、清
楚系もいる。
その全てがサキュバス。1000人を超えるサキュバスが、ガイの
姿⋮。
そして膨らんだ肉棒を注視していたのだ。
﹁あ⋮あ⋮あ⋮あっ♪あっ♪あっ♪﹂
﹁あらあら⋮。困ったさんですね。皆さんに睨みつけられて、嘲ら
れて、
壇上で感じ始めちゃいましたか。だって、ほら。
こんなに先っぽから、マゾ汁垂れ流して⋮﹂
383
クチャ♪
﹁ひううううんっ♪﹂
ルリの小さな掌が、ガイの亀頭をギュッと握りつぶした。
カイン神殿での拷問時にも、何度も受けた技だ。
しかし、あの時の快感とは桁違い。これだけのサキュバスに睨みつ
けられている
という事実がスパイスとなり、快感の度合いが跳ね上がってしまう
のだ。
﹁あ⋮あ⋮あ⋮あ﹂
モミュモミュ♪モミュモミュモミュ♪
﹁浅ましい⋮。こうやって亀頭を揉みほぐしてあげますから、
反省して下さいね?自分の浅ましさを⋮。
自分がスケベで無能な人間だって事を反省して下さい!﹂
クチャ♪モミュモミュ♪
﹁は⋮はう♪﹂
ルリの小さく温かい掌に包まれ、亀頭がモミュモミュと揉まれてし
まう。
その巧緻に長けたテクニックの凄まじい事⋮
384
亀頭責めに関して、ルリはかなりのテクニックを持っているようだ。
普段は、接近戦を相棒のミルキに任せ、遠距離からの言葉責めを中
心に責めを
展開する傾向があるが、流石にメイド学校・首席卒業の実力者。
淫技のテクニックも凄まじい。
ガイは虚ろな表情で、隣に寄り添う美少女メイドの笑顔に見とれて
しまう。
クチャ♪モミュモミュ♪モミュモミュ♪
﹁あっ♪あっ♪あっ♪﹂
﹁クスクス♪﹂
優しい笑顔で繰り出す、踊るような手さばき。
メイドによる手淫に、ガイは棒立ちで喘ぐだけ。
2人の身長差は、かなりある。
しかし、それのせいで、異様な興奮を感じてしまう。
清楚なメイドの可愛い笑顔。そして、えげつないほど巧緻に長けた
亀頭イジメ。
その姿を無数のサキュバスに見られているのだ。もう頭の中は真っ
白。
そんなガイに、優しい声で洗脳を施すのが、熟女サキュバス・アカ
ネだった。
385
﹁キッモチイイだろぉ?マゾ野郎!お前は贅沢者だなぁ!
肉棒だけじゃない!ケツ穴を責められるのが大好きな変態に
開発してやったから、これから下級サキュバスの巣で楽しめるは
ずさ﹂
﹁あっ♪あっ♪あっ♪﹂
ふわっ♪
サキュバスの妖しい淫気が、ガイの脳をピンク色にしていく。
アカネの淫気は、それほど強くないが、
この広場には上級レベルのサキュバスが大量にいる。
そして、別格の淫気を持つサキュバスがいるのだ。
それは全サキュバスの頂点に立つ女王﹃クイーン﹄だった。
クイーンはアカネとルリに向かって、こう言った。
﹁それくらいにしておきなさい。
この優秀な男。壊してはなりません﹂
﹁はいっ!﹂
﹁分かりました!﹂
﹁今は⋮。という意味です。これから巣へ縛りつけ、
快楽を餌として与え続ける事で、我々のシモベとして
永久奉仕を義務づけるのです⋮﹂
386
﹁かしこまりました!﹂
クイーンの声は威厳に満ちていた。フードを目深にかぶり、
素顔を隠しているが、体格は分かる。小柄だ。それなのにどうだ。
この存在感。この威圧感は⋮
﹁アカネ、ルリ。よくやりました。
褒美として、力と地位を与えましょう⋮﹂
﹁あ、ありがとうございますっ!﹂
﹁あ、ありがとうございますっ!﹂
うおおおおっ!わああああっ!わあああああああっ!
広場に響きわたる大歓声。サキュバス族の頂点・クイーンからの褒
美。
何て栄誉だ。広場にいるサキュバス達は皆、アカネとルリに
羨望と賞賛の意味を込めて拍手を贈る。
1000人を超えるサキュバス達の大歓声は凄まじい。
しかし、そんな中でもクイーンの美しい声は、よく通っていた。
﹁アカネ。褒美はクイーンキャッスルで後ほど与えましょう。
使者が迎えに行くまで、捕縛した人間の﹃選別﹄をしておきなさ
い﹂
387
﹁はいっ!仰せの通りに!﹂
﹁ルリ。あなたは共にクイーンキャッスルへ。
その功績を称え、既にペルセフォナの方から贈り物が届いていま
す﹂
﹁ペ、ペルセフォナから?!か、かしこまりました!﹂
クイーンから直々に命じられ、感極まるアカネとルリ。
クイーンは、護衛のボンテージ巨乳サキュバスを従えて、
アーカム広場の壇上から降りていく。階段をゆっくりと⋮
すると広場に集まっていたサキュバス達が一斉に動いた。
そして蜂型監視カメラBEEが驚愕の光景を記録した。
なんと広場に﹃サキュバスの道﹄が出来たのだ。
その光景は、まるで海に道を創りだした、あの偉人のよう⋮
クイーンはサキュバスの道の中央を、ゆっくりとした足取りで歩い
ていく。
向かう先は勿論、主城クイーンキャッスルだ。
クイーンの後ろに従うルリは、そのカリスマ性に圧倒されていた。
フードを目深にかぶっているため素顔は分からないが、
その圧倒的な淫気は明らかに別次元。
クイーンが前を通ると、そこで道を創っていたサキュバスは
皆、次々に恍惚の表情を浮かべてしまうのだ。
男だけでなく女。しかもサキュバスさえ虜にしてしまうほど、
強烈な淫気の持ち主クイーンはルリを従えて、主城へと戻っていっ
388
た。
そしてアーカムの広場に残されたのは1000人を超えるサキュバ
ス達。
そして堕落した英雄が1人⋮
飛行監視カメラBEEは、その場にとどまり、記録を続ける⋮
・
389
◆映像2
★
快楽と引き換えに⋮
≪アーカム広場≫
﹁さて⋮。﹃選別﹄に行くか!奴隷ガイっ!﹂
﹁は、はいっ!﹂
﹁下級サキュバスの巣に行く前に、早速、仕事を与えてやる!
嬉しいよな?﹂
﹁は、はいっ!アカネ様の御命令に全て従いますっ!﹂
アーカム広場の石畳に跪き、サキュバスに媚びを売る英雄ガイ。
それを見て、アカネは優越感に浸る。
﹁いいねぇ∼。ならば早速、命令を下すよ!
四つん這いで私についてこい!﹂
﹁は、はい!!﹂
命じられた通り、石畳に四つん這いになるガイ。勿論、全裸だ。
390
見上げれば、妖艶かつ偉大な支配者・アカネが蔑みの微笑みを浮か
べている。
﹁クックック⋮。ゾクゾクするだろ?﹂
﹁あ⋮あ⋮サキュバス様⋮サキュバス様⋮
アカネ様⋮﹂
﹁さぁ、犬のように四つん這いで来い!﹂
紫色ドレスに包まれたアカネの豊満な尻を見つめながら、
四つん這いで進み出したガイ。
通る道は、クイーンが先程創り出した﹃サキュバスの道﹄
その中央を四つん這いで進んでいくのだ。
﹁英雄?はん!聞いて呆れるわ!きっもちわるい顔⋮﹂
﹁完全にプライドを捨てた駄犬ね!きゃははは♪﹂
﹁以前、アイツと戦って、消滅寸前まで追い詰められるっていう事が
あったけど、今なら余裕でボコレそうね﹂
﹁悔しいでちゅかぁ?それとも嬉しいでちゅかぁ?
クスクス♪なっさけな∼い♪﹂
﹁下級サキュバスの巣で働くんだってぇ?英雄さん♪おめでとう!
頑張って、サキュバス族に奉仕してね!あひゃひゃひゃ♪﹂
391
﹁その薄汚いマゾチンポ!枯れ果てるのも許さないからな!
マゾとしてしか、お前は生きられないんだよっ!﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁クックック⋮。最高だろ、ガイ?
罵声を浴びるのは素敵な事だ。堕落して幸せだよなぁ?﹂
﹁は、はい!アカネ様っ!
堕落に導いていただき、ありがとうございますっ!﹂
﹁あーはっはっは!﹂
﹃サキュバスの道﹄を四つん這いで進みながら、
1000人越えの美しき女神からの罵声を浴びるガイ。
それが、確実にガイの人格をマゾへと⋮
サキュバス族に絶対服従のマゾへと作り替えていくのだった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アーカム広場から﹃淫帝国の玄関﹄プリズンゲートへ向かう途中に
ある建物。
かつて、ここはアーカム警察の建物だった。しかし今は違う。
捕らえた人間男性の調教先を決める﹃選別所﹄になっていた。
392
アカネに従い、ガイは冷たい廊下を四つん這いで進む。
そして建物3階の、とある一室へ入った。部屋の中は暗い。
コンピューターの液晶画面の光のみが明かりと言っていい。
中にはボンテージ姿の巨乳サキュバス3人が、画面を見つめながら、
インカムで何か指示を出していた。
﹁よし!四つん這いは中断。そのパイプ椅子に座りな!﹂
﹁は、はい!﹂
﹁奴隷椅子の癖に、椅子に座らせてやるんだ!
その分、選別に力を貸すんだよ!﹂
﹁も、もちろんです!﹂
﹁良い返事だ﹂
アカネは満足げに頷き、ボンテージ姿の巨乳サキュバスから、
インカムを受け取る。そしてガイにインカムを装着して、言った。
﹁まずは、この映像を見な!﹂
アカネに指示された画面を見て、ガイの心がズキリと痛む。狭い牢
屋。
その中に、よく知っている男がいた。︻セパタ︼という名の訓練生
だ。
393
来年、アカデミーを卒業する予定の教え子⋮
そんなセパタが今、3人の全裸・巨乳熟女サキュバス達によって、
牢屋の隅に追いこまれていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽選別室A︾
﹁はぁ⋮はぁ⋮!クソがぁっ!﹂
﹁うふふ⋮♪早く屈服しなさぁい♪
甘えていいんだよぉ♪﹂
﹁助けなんて来ないんだしねぇ⋮﹂
﹁おばさん達が可愛がってあげるからぁん♪﹂
﹁あの方が⋮。ガイ様が助けてくれるっ!﹂
﹁ガイ?どっかで聞いた名前ね?﹂
﹁あれじゃない?アカデミー副学長の⋮﹂
﹁ああ。あのガイね﹂
﹁そうだ!貴様らの誘惑などに、ガイ様が負けるはずがないっ!
394
きっと⋮。きっと⋮⋮!助けにきてくれる!だから、俺は⋮﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽選別所・統括室︾
映像を見ながら、背徳感に苛まれるガイ。
教え子セパタは、まだ堕落していない。アカデミーで捕らわれたが、
まだ必死に理性を保ち、快楽に抵抗しているようだ。それに比べて、
自分は⋮
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁健気だなぁ⋮
お前が情けなく、こ∼んな風に堕落したとも知らず⋮﹂
パイプ椅子に座ったガイの耳元に唇を寄せ、アカネはヒソヒソ声を
出す。
そしてガイの股間を指差し、言った。
﹁巨乳サキュバス様の舌で、マゾチンポペロペロされて、
夢心地になってしまうマゾ。合ってるよなぁ?﹂
395
﹁は、はいっ!あ⋮あ⋮﹂
パイプ椅子に座ったガイの股下。なんと、いつの間にか
そこにサキュバスが張り付いていた。
ガイの股下に跪き、股間を執拗に舐めしゃぶっているサキュバス⋮
それは、インカムで指示を出していた巨乳ボンテージサキュバスの
1人だ。
他の2人は、先程と同じように映像を見ながら、しきりに何か指示を
出しているが、1人はガイの選別がはかどるようサポートするよう
だ。
勿論、アカネもガイの仕事をサポートするつもりである。
アカネはパイプ椅子に座ったガイの背後から手を伸ばし、
鍛え上げられた胸板を撫でまわしながら、耳元で妖しく囁いていた。
こうすれば、マゾに堕落したガイは、いとも容易く命令に従うのだ。
﹁さぁ、仕事だ!
あの訓練生の全ての情報を、今すぐここで吐き出せ﹂
﹁な、何故⋮でしょう?﹂
理由を聞いただけ。
その瞬間、ガイの胸板に激しい平手打ちが浴びせられた。
バチンっ!
396
﹁ぎゃあっ!﹂
﹁私が命令してんだ!
お前は疑問なんて持たず、従ってればいいんだよっ!﹂
﹁も、申し訳ありません⋮﹂
痛み自体は大した事は無い。サキュバスであるアカネは非力だ。
しかし、心にはマゾとして、大ダメージを受けてしまった。
ダメージといっても、もちろん苦痛ではない。
サキュバス様にお叱りを受けた事。それがマゾ心を燃え上がらせて
しまうのだ。
するとアカネが思案顔で言った。
﹁⋮⋮まぁいい。今回だけ特別に教えてやるよ!﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁この選別所は、捕らえた男で完全に堕落しきれてない男に
トドメを刺す場所だ。その後、淫帝国内の、
どの施設に振り分けるか決定する場所でもある﹂
﹁ふ、振り分け⋮る?﹂
﹁最大の受け入れ先は強制収容所。
だが、そこに送り続けても限界がある。
ところでガイ⋮⋮﹂
397
﹁は、はい⋮﹂
﹁射精の瞬間は、最高に気持ちいいよなぁ♪﹂
﹁は、はい⋮⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁だったら、最高に気持ちいい射精が毎日味わえる場所に、
男を送ってやった方が良いと思わないか?そう思うよなぁ?﹂
﹁は、はい⋮⋮、アカネ様のおっしゃる通り⋮です⋮
ヒイア♪﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
股下に跪いた巨乳ボンテージサキュバスに肉棒を吸われ、腰が震え
る。
ボンテージサキュバスは、メイクのせいか眉が少し下がっており、
その困り顔は、なんとも切なげな印象を受ける。
淫気も、かなり荒い。アカネよりも数段荒い。
要するに雑魚。だが、舌技は異常に巧かった。
困り顔のボンテージサキュバスはガイの股下に跪いて、
ガイを見つめながら一心不乱に肉棒を口内で愛してくる。
するとアカネが、ガイに囁いた。
﹁いつもは時間をかけて、彼女達。つまり選別所にいる専属サキュ
398
バス達が
性癖を探り当てるんだよ。堕落しきれてない男なんて
普段は、そこまで多くないからね﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁だけど今回は違う。アカデミー襲撃に加えて、カイン神殿の雑魚
共も
捕らえた。だから、選別所のサキュバスが大忙し。
そこで、お前の力を使ってやるんだ!﹂
﹁こ、光栄ですぅ♪﹂
﹁ふん﹂
﹁ばっかみたい⋮﹂
﹁ひあっ♪﹂
暗い統括室に響いたマゾ男の声。
それを隣で聞いたボンテージサキュバス2名が小さく蔑みの言葉を
吐き捨てた。
今の今まで、ガイを無視し、自分の仕事をしていた2人が、
全くこちらを見ずに罵倒してきた。それが、またたまらない。
アカネは確実にガイがマゾ化しているのを眺めながら、仕事を与え
てやる。
399
﹁ガァイ♪お前、訓練生の全ては勿論、教官の事も熟知してるよな
ぁ?﹂
﹁は⋮はい⋮。全てとはいきませんが、ある程度は⋮﹂
﹁知ってる情報を全て教えな!1人1人。
どんなタイプに弱いか⋮、どんな責めに弱いか⋮、どうしたら喜
ぶか⋮﹂
﹁あ⋮あ⋮そ、それはつまり⋮﹂
﹁本来なら、アカデミーの管理室にあった訓練生データを使うべき
だが、
パスワードでロックされてるそうだ!﹂
﹁あ、あれはアンリ学長しか⋮知らないので⋮﹂
﹁そうらしいね。そこで、お前の出番だ!
このモニター室で全ての選別室が見れる。お前が吐き出した情報
を、
2人のオペレーターが各サキュバスに伝えるようにする﹂
ジュルジュル♪
﹁う⋮うひいい♪﹂
﹁分かったな?牢屋で男にトドメを刺すサキュバス達は、
彼女達オペレーターの情報を耳に付けたイヤホンで聞く事が出来
る﹂
400
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
﹁あひい⋮あ⋮﹂
﹁訓練生や教官は、たまったもんじゃないよなぁ?
信頼していたガイ副学長に、弱点をバラされてね⋮﹂
﹁う⋮ひいっ♪﹂
﹁良い顔だ!自分の行いの意味を教えて正解だったみたいだね!
流石、エゴマゾ!下級サキュバスの巣に行く前に、十分、働いて
くれそうだ﹂
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
困り顔のボンテージサキュバスは、ガイの肉棒から分泌される
極上の精液の味が気に入ったようだ。雑魚の割に、卓越した舌フェ
ラを駆使し、
ガイの仕事がはかどるように積極的にサポートし始めた。
そしてアカネがコンピューターのボタンを操作し、言った。
﹁じっくり眺めて楽しむといい⋮。お前がバラした弱点を突かれて、
教え子達がサキュバス達に忠誠を誓って、堕落していく様をな!﹂
401
カチッ!
﹁さぁ、まず選別室Aの訓練生の情報だ!﹂
﹁あ⋮あ⋮あ﹂
・
402
◆セパタ・アーセラ
★
︽選別所︾
この建物は、かつて﹃アーカム警察﹄だった。世界第3位の規模を
誇る
城塞都市アーカムの警察だけあって、敷地も広い。勿論、留置場も
あった。
淫帝国に連行されたが﹃まだ理性が残っている男﹄は、まずここに
送られる。
そしてサキュバスによって﹃選別﹄されるのだ。
・ある者は強制収容所へ
・ある者はペルセフォナへ・ある者は奴隷市へ
・ある者は高貴なサキュバスの下へ
選別された男の行き先は様々。それを決めているのは、勿論サキュ
バスだ。
選別所の牢屋。その隅に追い込まれている訓練生も、選別の真っ最
中。
彼は、なんとかして熟女の肉拘束から逃れようとしていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
403
︽選別室A・セパタ︾
﹁うく⋮あ⋮あっ!あっ!あっ♪あっ♪﹂
﹁うふふ⋮♪さっきから言ってるでしょ?甘えていいんだよ♪
我慢しないで、おばさん達に懐いちゃいなさぁい♪﹂
﹁よく現実を見なさいな♪3対1。狭い牢屋。後ろは壁。
完全に追い詰められてる。牢屋の鍵は、私達を絶頂に導いて、 消滅させないと開かない。それに、助けなんて誰1人来なぁい♪﹂
﹁ほ∼ら♪早くなんとかしないと、新しいおばさんが牢屋に
遊びに来るかもしれないよぉ?
あっ、まさか、それを期待して我慢してるとか?﹂
﹁う⋮あ⋮雑魚の癖に⋮雑魚の癖に⋮ひあああっ!﹂
ムッチリ系巨乳熟女サキュバス3人。
その熟れた身体に包まれる若い訓練生。彼の名前は︻セパタ︼とい
う。
・身長164センチ
・優等生タイプ
・真面目な性格
アカデミー訓練生になって、2年目。順調にいけば来年卒業し、
立派な戦士として活躍するはずだったのだが⋮
404
彼の人生は大きく変わってしまった。
ジメジメとした薄暗い牢屋。確かに、逃げたくても逃げられない。
サキュバスが言ったように背中は壁。牢屋の隅に追い詰められてい
るからだ。
全裸になって迫り来るムッチリ熟女。ドギツイ香水がプンプン香る。
その下品な誘惑にアヒりながらも、セパタは快楽に耐える事しか出
来なかった。
●セパタの若い身体に絡みつく熟女サキュバス達。
・ムッチリ熟女の1人が、柔らかい乳房をセパタの胸板にグイグイ
押しつける。
・2人目の熟女が、セパタの耳に淫気混じりの吐息をフーフー吹き
込む。
・3人目の豊満熟女が、セパタの亀頭と乳首を指で優しく甘く、い
じくる。
妖艶な御姉様との4Pに、肉棒はギンギンになっていた。
﹁あ⋮あ⋮アヒイ♪﹂
﹁うっふん♪だんだんトロケてきたわねぇん♪
その調子♪もぉっとトロケまちょうねぇ♪﹂
﹁君が年上好きっていうのは、バレてるんだからぁ♪
顔に書いてあったもの!見たら、それくらいすぐに分かるからね﹂
405
﹁素直になりなさい♪腰の力を抜いてぇ⋮。
おばさん達のおっぱいに顔を埋めて、深呼吸をするだけでいいの
よ?
さぁ、可愛い赤ちゃんまで戻りなさい⋮﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮あ﹂
熟女サキュバス特有の下品さと、年上の余裕。包み込む愛情快楽攻
撃を
ダイレクトに浴びせられる。アカデミー卒業の証として受けられる
﹃聖なる洗礼﹄。勿論、セパタは受けていない。
そのため、精神力だけで情欲をコントロールしないといけないのだ。
セパタは牢屋の隅で絶望を味わっていた。
妖艶な熟女3人の誘惑に、年若い自分の精神がどこまで耐えれるの
か⋮
しかし⋮
しかしだ!
絶望を味わうパタだが、彼はまだ、希望の炎を心に燃やし続けてい
た。
それが完全に消えない限り、負けない。負けられない。
どんな快楽にも耐えてやる。そう固く心に決めていた。
406
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
そう。あの方がいる限り、人間は救われる!
サキュバスが世界を征服するなど有り得ない。
人間界の英雄と呼ばれ、若くしてアカデミー副学長になったあの方。
14歳の時、聖都のパレードであの方と出会った瞬間、セパタはそ
う確信した。
彼は、セパタのヒーローだった。一目見た瞬間、憧れの存在となっ
たのだ。
アカデミーに入学したのも、直に指導して頂くため。
それほどまで、セパタが尊敬する人物の名。それは⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
︽統括室︾
﹁訓練生番号298531。セパタ・アーセラ。年上好き⋮
性技のテクニックはそこそこ。肉棒の耐久性が、かなり高い。
女性教官がA評価をつけた数少ない優秀な訓練生⋮﹂
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
407
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁ああ⋮⋮♪すごひ⋮⋮。フェラ⋮⋮すへきいいい⋮
た、ただ、キスをされてしまうと、
その耐久力が一気に低下してしまう⋮うひいいい♪﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁うひい♪﹂
﹁唇が弱点って訳だな?どうなんだ?
年上好きでキスに弱いんだな?﹂
﹁そ、そうですぅ♪あひいいい♪﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
﹁よし!伝えろ!﹂
統括室では、映像を眺めて、浅ましく勃起している男がいた。
その男は今、快楽と引き換えにセパタの弱点をアカネに次々と漏洩
していた。
なんと彼こそが、セパタの憧れの英雄ガイだった。ガイは統括室の
暗い部屋で、
液晶画面を見つめながら、セパタの弱点をブツブツと呟き続けてい
く。
408
そうすると、困り眉のボンテージサキュバスが褒めてくれるからだ。
バキュームフェラを強めるという方法で⋮ただ、射精はさせてくれ
ない。
まだまだ仕事は残っている。まだ働け。彼女は無言の圧力をかけて
きていた。
するとアカネが背後からガイの耳に息を吹きかけ、妖しく言った。
﹁クックック!流石、その若さで副学長になっただけある。
訓練生のデータは全て頭に入ってるって訳か。ふーー♪﹂
﹁あ、アヒイ♪ありがとうございます⋮。
ただ⋮⋮さ、先程も申し上げましたが、全てではありません。
ある程度は⋮。ウヒイ♪﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
﹁わ、わかりまひたぁ♪脳みそフル稼働させまふぅ♪﹂
困り眉のサキュバスは何も言っていない。ただフェラを強めただけ
だ。
﹃つべこべ言わず、働け﹄という意味を込めて、
バキュームフェラをしてきただけ⋮
しかし、それが堕落したガイに対して、十分な効果を発揮する。
409
﹁さぁて。お前の言った事が本当かどうか⋮
セパタ君は、すぐに堕落するのかなぁ?クックック⋮﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮﹂
肉棒が、雑魚サキュバスの生暖かい口内で、切なげに震えた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽選別室A︾
場面は戻って、選別室A。弱点がバラされたとは知らず、
未だにセパタは堕落の道に進むまいと耐えていた。
ヒーローが助けてくれる。副学長ガイが⋮
しかし、情報は既にサキュバスの手中。
しかも、情報を漏洩した張本人が皮肉な事に憧れのヒーローだった。
すぐにセパタを追い詰める事態が起こった。
﹁あ∼ら、雑魚はあなたでしょう。
ふ∼ん♪︻セパタ︼っていうのね﹂
﹁なっ?何故、俺の名前をっ?﹂
410
突然、熟女サキュバスが自分の名前を呼んだ。
名乗った覚えはない。言わされた訳でもない。
何故だ?何故だ?何故だ?
﹁うっふっふ!何でだろうね?﹂
﹁そんな事よりも、早く堕落しなさい。なかなか堕落しない頑固者は
女の子に嫌われちゃうぞ?セパタちゃん♪﹂
﹁ひあっ♪﹂
﹁そうそう。お仲間はみんな堕落したわよぉん♪
後は、セパタちゃんだけ。このだらしない身体で愛してあげるか
らぁん♪﹂
﹁だ、黙れっ!俺は⋮。お前らなんかに、くっ、屈しない!
そ、それに⋮それに⋮セパタちゃんって⋮﹂
﹁うふふ♪﹃ちゃん﹄付けで呼ばれると、
あの日の﹃マゾ宣言﹄を思い出しちゃう?﹂
﹁なっ!﹂
声が裏返った。セパタ自身、それが分かった。
何故、それを知っている?その時、熟女サキュバス達が、
小さく独り言を言った。何と言ったかは聞き取れなかったが⋮
411
﹁⋮﹂
﹁⋮﹂
﹁⋮﹂
﹁えっ?今、なんて⋮﹂
﹁うっふっふ♪ボウヤの弱点。責めちゃお∼♪﹂
﹁おちんちんの耐久性は、抜群なんだってね!
だから、そこは後回し﹂
﹁先に、その可愛いお顔♪顔中ベッタベタになるまで、
キスしてあげるぅん♪﹂
﹁えっ?えっ?えっ?うわあああああっ?﹂
ガシッ!ガシッ!ガシッ!
﹁えっ?あっ?おいっ!﹂
﹁ウッフン♪﹂﹁いただきまぁす♪﹂﹁おほほほ♪﹂
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
412
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
﹁んへおおおお♪んへおおああああああっ♪﹂
セパタを押さえ込み、顔面を貪り始めた熟女サキュバス達。
牢屋の隅に追い込まれ、熟女3人のキスの雨を受ける羽目になった
セパタは、
なすすべもその場にへたり込んでしまった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
そう。セパタは、キスに弱かった。しかも年上とのキスには滅法弱
い。
アカデミーの実技訓練では、女性教官の繰り出すキスに犯されてし
まうと、
すぐに意識朦朧となっていた。年上の女訓練生にもネットリキスさ
れ、
ヒーヒー言わされた事もある。
その女訓練生はかなりのドSで、マゾ宣言するまで許してもらえな
413
かった。
だいしゅきホールドで拘束され、ひたすらキスされた屈辱の訓練⋮
忘れることは出来ない。あの体験のせいで、さらにキスに弱くなっ
た気がする。
﹃普通以上に耐久力はあるのだから、キス責めに対する耐性もつけ
なさい﹄
と、これまで何度、教官から注意を受けてきた事か⋮
しかし、セパタは訓練を怠った。キスに対して恐怖感を感じる時も
あったから⋮
それに肉棒の耐久性が高いため、通常訓練では優秀な成績を修めて
いたから⋮
それがこんな事になるなんて⋮
﹁あああっ!んむっ⋮んへおおおお♪んへおおああああああっ♪﹂
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
414
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
﹁んひいいいい♪﹂
﹁セパタちゃんっ♪セパタちゃんっ♪セパタちゃんっ♪
好きよっ♪好きよっ♪あの日みたいに、可愛くマゾ宣言しちゃい
なさい♪﹂
﹁んっ♪もっと舌出して♪おばさんの舌と唇、好きでしょ♪
出しなさいっ♪セパタちゃん!﹂
﹁こうやって、ちゃん付けで呼ばれて追い込まれるのが大好きなん
でしょ?
年上の訓練生にそう呼ばれて、なっさけなくマゾ宣言したんだも
んね?﹂
﹁ああああ⋮⋮♪﹂
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶちゅ♪ぶ
ちゅ♪
サキュバス達は先程から肉棒には一切、触れていない。
415
たが、我慢汁は凄まじい量が出ていた。まるでお漏らししたかのよ
うに
床が濡れている。
豪雨のように、へたりこむセパタの上からキスを浴びせる熟女達。
唇・頬っぺた・おでこ⋮。セパタの顔面が熟女の口紅で赤くなって
いく。
何故、年上の女訓練生にマゾ宣言をさせられた事を知っているの
か?
知っているのは監督官として訓練を見ていた教官だけのはず⋮
しかし、今は謎を解明する思考力は失われていた。
浴びせられる熟女達のお下劣キスによって、
セパタは牢屋の中で訳も分からず、熟女達に愛されている。
その瞬間、あの日の思い出が、セパタの中で一気にフラッシュバッ
クした。
年上訓練生にだいしゅきホールドとキスをされ、マゾ宣言した記憶。
そして気づいた時には叫んでいた。熟女サキュバス達に媚を売って
いたのだ。
﹁お、御姉様アアア♪もっとキス♪もっとキスしてえええええ♪
犯してええええええええ♪組み敷いて犯してえええええええ♪﹂
﹁あらぁん♪やっと素直になったぁ♪
さぁ、お利口なセパタちゃんには輪姦の御褒美よ♪﹂
﹁さぁ、立って♪そのベッドに仰向けで寝転びなさぁい♪
416
おばさん達が順番に騎乗位で犯してあげる♪
もちろん、だーーいすきなベロチュウしながらね♪﹂
﹁セパタちゃんは、おばさんのオマンコにマゾチンポ入れて、
ひたすらマゾ宣言してればいいわ。キスを楽しみながらぁん♪﹂
﹁は、はいいいいいいいいいいいい♪犯してえええええ♪﹂
牢屋の中に置かれた簡易ベッドに命じられた通りに仰向けに寝転ぶ
セパタ。
熟女達もニヤニヤ笑い、ベッドの方へ移動。そして、セパタを犯し
始めた。
豊満熟女が、下品に股を開き、セパタの若い肉棒を一気に膣に飲み
込んだ。
ズチュウウウウウウウウ♪
﹁あああん♪﹂
﹁おほおおおおおおおおおおおおおおおおお♪﹂
﹁うっふっふ♪やっぱりチンポかたぁい♪でもさっきとは種類が違
うわね♪
サキュバス様に屈服したチンポ♪サキュバス様を喜ばせるために
かたくなったマゾチンポねぇ♪﹂
﹁良かったね、セパタちゃん。本性曝け出して、えらいえらい。
これでセパタちゃんは、最高の場所。
417
キス魔の熟女が沢山暮らす場所へ送ってもらえるよぉ♪﹂
﹁さぁ、腰振りに合わせてマゾ宣言なさい!叫ぶのよ!
叫びなさいっ!狂ったようにね♪交代で犯してあげる!﹂
ズチュウウウウウウウウ♪ズチュウウウウウウウウ♪
﹁あああああああああああ!うれひいいいいいいいいいいい♪
僕はマゾですうううううううう!キス大好きなマゾ!
甘えん坊のマゾですうううううううううううううう♪﹂
﹁オーーーホッホッホッホ♪オーッホッホッホッホ♪﹂
ズチュウウウウウウウウ♪ズチュウウウウウウウウ♪
﹁おひいいいいいいいいいいいいいいいい♪﹂
選別室Aに響きわたる若い訓練生の歓喜の声。彼の心から希望の炎
は消えた。
熟女サキュバス3人と獣のように交わり、キスに敗北する快感を楽
しむ⋮
それだけが生きがいになってしまった⋮
彼のヒーローは間に合わなかった。正義の味方がピンチで助けに来
てくれる。
そんな幻想は甘いとセパタは理性を失う直前、そう思った⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
418
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
≪統括室≫
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁おひいいい♪サキュバス様あああアア♪﹂
﹁んっ♪んっ♪んっ♪﹂
そう。現実はそんな甘くない。ピンチにヒーローが助けに来てくれ
るなど無い。
何故なら、そのヒーローは悪の手先として働いていたからだ。
全ての牢屋の映像が見れるこの部屋で、セパタのヒーローは悶えて
いた。
巨乳ボンテージサキュバスが、ガイに激しいバキュームフェラを続
けていた。
﹃よくやった。次もその調子で働け﹄
パイプ椅子に座り、身体を弛緩させるガイは、
そのフェラに込められた意味を、そう解釈してしまう。
そして自ら、仕事に精を出すと言わされてしまうのだった。
そんなガイを見て、アカネは優越感に浸り、
419
完全にマゾ化した英雄に更なる快楽と背徳感を与えてやる。
﹁クックック!選別所でバキュームフェラに1番、長けた巨乳サキ
ュバスを 付けてやったんだ!もっと集中して、仕事に励むんだよ!
まだまだ堕落させる教え子は沢山いるんだ!﹂
﹁は、はいいっ♪う、嬉しいですぅ♪頑張りますぅっ♪
ひいいいいいいいいいいいいいい♪﹂
アカネが、ノートに書かれたリストに印を入れる。
理性が残っている捕縛者のリストだ。その数は、かなりのもの。
選別はまだまだ続くという事だ。
﹁次の部屋だ!選別室Bの訓練生を丸裸にしな!
ガイ!﹂
﹁は、はい⋮うひいいいいいいいいいい♪﹂
・
420
◆最低クズ野郎・ガイ
★
︽選別室B︾
﹁お兄ちゃ∼ん♪早く、弱点をさらけ出しながら、ピュッピュして
よぉ♪
無駄打ち射精は、もういらないからさぁ﹂
﹁あたし達みたいな超絶美女3人に犯してもらえるなんて特別待遇⋮
これはトーマスお兄ちゃんが可愛いからなんだよぉ﹂
﹁だから、さっさと弱点さらせよっ!早くっ!
マゾミルクは、もういらねーんだからさ!﹂
﹁い、いやだ⋮。ガ、ガイさまぁ⋮。僕はガイ様を尊敬してるんだ⋮
ガイ様、助けてくれる⋮。だからガイ様がきっと⋮﹂
﹁何度も私達のロリコン製造テクニックに屈服して射精してんのに、
何ほざいてんの?﹂
﹁お情けで理性を残してやってんのに調子に乗りやがって⋮
オラッ!どんな風にされるのがいいんだよ!
完全堕落へは、お前の好きな方法で導いてやるからさぁ!﹂
﹁それとも、また惨めに射精したいの?あんまり我慢するようだと、
421
すぐに理性を溶かして、こっちの性癖を無理矢理、押しつけるよ!
選別所のルールだからそうしてるだけで、
私達は堕落すれば、どうなろうといいんだからさぁ!﹂
﹁ああ⋮あ⋮あ⋮いやだぁ⋮﹂
肉棒をシゴキ倒すロリサキュバス。その淫技に苦悶する青年。
彼は、アカデミー訓練生︻トーマス・ニハゼ︼
親の反対を押し切り、アカデミーに入学して3ヶ月。
まだ20歳の初々しい訓練生だ。
・クリクリ頭の丸坊主
・身長143センチ
この通り、年齢の割に体格は、かなり小柄。なんとトーマス。
﹃淫帝国﹄に捕らわれたにも関わらず、まだ理性が残っていた。
こう見えて、サキュバスの誘惑に凄まじい耐性がある⋮
⋮という訳ではない。
サキュバス達が、あえて理性を残したまま調教しているだけ。
現在、トーマスは、背丈が同じくらいのロリサキュバス3人に犯さ
れていた。
カラフルな水着を着た、小悪魔タイプ。露出は激しいが胸はまな板。
貧乳だ。
彼女達に弄ばれるトーマスはというと、
裸にされ、手足を牢屋の鉄格子に縛りつけられていた。
422
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃選別所の役割﹄
それは、理性が残っている男の性癖に合致する方法でトドメを刺し、
射精人形へ生まれ変わらせる事。トーマスは、既にマゾ射精を何度
もしていた。
しかし、トドメの一撃は浴びていない。
結局の所、彼の堕落は確定している。当たり前だ。アカデミー入学
10日。
入学前の女性経験も1人だけ。性技の基礎すら学んでいないのであ
る。
そんな彼が、選別所に送られた理由は1つ。
アカデミー陥落・最終段階で広場を必死に逃げ惑っていた所を、
サキュバス達によって拘束。ただ、作戦最終段階だったため、
調教する時間が無く、そのまま護送車へ積み込まれた。
ただ、それだけ。実力者でも何でもない。
そして選別室に連れてこられ、どんな性癖をもっているのか、
じっくり調べられている真っ最中⋮という訳だ。ロリサキュバス達
は、
トーマスが、どんな責めに1番快感を感じるのかを探るため、
色々な方法で責めていた。だが、送り先が、なかなか決めきれない。
何故なら、どんな責めにも敏感に可愛く反応するから⋮
423
どの施設へ送るか迷う程、トーマスには快楽耐性がついていなかっ
たのだ。
しかし、そんなトーマスの送り先は悪の手先となったゲス男のおか
げで、
すぐに決定する事となる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽統括室︾
﹁く、訓練生番号512245。トーマス・ニハゼ。入学して10
日。
そのため、性技の訓練は、ほぼ受けていない⋮。
しかし、長身女性に特に弱いという事が、入学面接の時に判明⋮
⋮﹂
﹁ほお⋮⋮。もっと詳しく教えろ!﹂
﹁は、はいっ♪﹂
暗い統括室に響く、英雄の浅ましい声。サキュバスに囲まれ、
快楽と引き換えに情報を売り渡すゲス男・ガイだ。
﹁入学試験・2次面接の際、受験生が男性ならば、アカデミー女性
424
教官と⋮
女性ならば男性教官との1対1の実技テストがあります⋮﹂
﹁それで?﹂
﹁1対1と言っても、勝敗は見ていません。
何故なら、その時点では絶対に教官に勝てないからです⋮﹂
﹁それはそうだな!﹂
﹁今では馬鹿な事だと思います。
サキュバス様を倒すための訓練を行うだなんて⋮
しかし、あの時は⋮﹂
﹁クックック⋮。懺悔はいいから、早く先を話せよ!﹂
﹁と、とにかく、トーマスも女性教官と1対1で戦いました。
その時、判明したのです⋮。試験を担当した女性教官は︻リンカ︼
﹂
﹁ふ∼ん⋮﹂
﹁リンカは女性教官の中でも、トップクラスの実力者。
性技の実力はかなりのもので、テクニックも多彩。
トーマスが参加した二次試験の実技は、
どれだけリンカの責めを捌けるかで評価しました⋮﹂
﹁なかなか面白い試験をやってるじゃないか﹂
﹁ただ⋮。試験は2分で終わりました。長身のリンカと対峙したト
425
ーマスは 一瞬で子猫のように大人しくなったのです⋮。後は言いなり。
その後の質疑応答の際にも、長身女性に弱いと自ら言っていまし
たし⋮﹂
﹁おいおい。よく、そんな奴を入学させたな!不合格にしろよ﹂
﹁こ、志に賭けたんです。一次面接の時、トーマスは他の受験生が
圧倒されるほどの熱意溢れるスピーチを披露しました。
﹃サキュバスを完全消滅させる﹄﹃世界を平和にする﹄と⋮﹂
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁ああ⋮⋮うひい♪。でも今、考えればクズの発想だ⋮
出来もしない癖に大きな事を言いやがって⋮。
それにサキュバス様を完全消滅させるなんて有り得ない⋮⋮﹂
雑魚巨乳サキュバスに肉棒を吸われながら、
夢心地で最低クズ野郎のトーマスが苦しむ映像を眺めるガイ。
自分の方が最低クズ野郎であるにも関わらず、
苦しむ教え子をオカズに、背徳の快感を楽しんでいるのだ。
﹁その通りだ、ガイ。そんなクズ野郎のトーマスには、
きっちり罰を与えて腐った根性を叩き直さないといけない!
指導者としてなぁ﹂
﹁は、はいいいっ♪と、当然ですぅ♪﹂
426
ジュルジュル♪ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁うひい♪﹂
﹁よし!今、責めているサキュバスを引かせて、
新たなサキュバスを送り込め!﹂
﹁はいっ!﹂
オペレーターがアカネの指示を聞き、すぐに別のサキュバスを手配
する。
﹁それにしても女性教官の情報も教えてくれるなんて、
便利な男だなぁ、お前は!﹂
﹁あああ⋮ああ⋮﹂
オペレーターの情報が選別室Bのロリサキュバス達へと伝わった。
また1人⋮。ガイの手によって、訓練生の将来が閉ざされてしまっ
たのだ。
しかもアカデミーに入って、僅か10日しか経っていない未来ある
青年の
堕落を決定づけてしまったのだ⋮
その事実が、赤く膨れあがった肉棒に凄まじい快感となって襲いか
かる。
その快感を増幅させるのが、2つの赤い舌。肉棒に這い回るサキュ
427
バスの舌だ。
そう、彼の股間を責める人員が、先程から1人追加されていたのだ。
その1人とは、オペレーターをしていた巨乳ボンテージサキュバス。
オペレーターは1人に任せ、ガイの肉棒を深く愛してやる方が
仕事がはかどると、アカネは判断した。
困り眉の巨乳サキュバスが亀頭を。新たに舐め始めた巨乳雑魚サキ
ュバスが
竿を舐めるように分担し、ガイから情報を搾り取る体制。
アカネの判断は間違っていなかった。
雑魚サキュバス2人に肉棒を舌でネチネチ愛され、
ガイは俄然やる気になっていた。そして、かつての教え子を
より積極的に堕落に導いていくようになったのだ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽選別室B︾
ロリサキュバス達が、不意に小さく呟いた。
﹁⋮了解﹂
﹁⋮了解﹂
428
﹁⋮了解﹂
﹁え?﹂
﹁クリクリ坊主の可愛いお兄ちゃん、
もうお遊びは終わりみたい﹂
﹁お、お遊び?﹂
﹁そう。今、連絡が入ったの﹂
﹁交代だって。残念だけどね﹂
﹁あとは、彼女達に任せるの﹂
小悪魔ロリサキュバス達は意地悪く、ニッコリと笑い、牢屋の扉を
開けた。
た、助かったのか?これで終わり?いや、そんなはずはない。
新たなサキュバスが現れる。交代だと言っていたじゃないか。
次の瞬間、トーマスは、凍りつく事となる。ロリサキュバス達と入
れ違いに、
牢屋に入ってきた新たなサキュバス3人を見て、思考が完全に停止
してしまったのだ。
・ 429
◆性癖合致⋮
★
︽選別室B︾
鉄格子の扉が開いた。トーマスを快楽地獄へと導くため、
新しい3人の女神が現れたのだ。牢屋に現れたのは、3人の長身サ
キュバス。
ガコン!ギイイイ⋮
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁こんにちは、チビっ子トーマスちゃん。
可愛い小悪魔さん達の次は、私達。綺麗なお姉さん達と遊びまし
ょう♪﹂
﹁うふふ⋮。背が高∼いモデルさんみたいなお姉さんに弱いんだっ
て?
聞いたわ。たっぷり叱りつけてあげる﹂
﹁お、お姉様⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁そう。そうよ!大好きなだけあって、よく分かってるじゃない。
これからは私達をお姉様と呼びなさい﹂
430
外国人スーパーモデルのような風貌。スタイル抜群。手足もスラリ
と長い。
トーマスと比べて、腰の位置からして違う。更にハイヒールを履い
ているせいで、
身長が190センチ近くになっていた。3人共、露出度の高い半袖
Tシャツにホットパンツ。
美脚が眩しい。胸の膨らみはC∼Dカップくらいか⋮
3人とも美女だがタイプが違っていた。
リアル世界で例えると、1人はブラジル・ラテン系。1人はアメリ
カ系。1人はアジア系。
髪色も茶髪・金髪・黒髪と違っていた。
﹁3人で囲んで見下しながら、ネチネチ責めてあげる。
それにしても坊主頭が可愛いわね。撫で撫でしてあげるわ♪﹂
シャリシャリ⋮
﹁あ⋮あ⋮あ﹂
﹁拘束も解いてあげる。さぁ、こっちに来なさい。
そして全て忘れて、楽しむのよ。あなたはもう奴隷なんだから⋮
ほら、お姉様の人差し指をくわえなさい⋮﹂
﹁ふわ⋮⋮ちゅぱ♪﹂
431
牢屋の檻に縛りつけられて動かせなかった手足の拘束。それは解か
れた。
その代わり、牢屋の真ん中へ移動させられる。
そして長身美女サキュバス達に囲まれてしまった。
その瞬間、トーマスの目はハート型になってしまった。
﹁おねえひゃまあ⋮♪ちゅぱ♪ちゅぱ♪﹂
﹁うふふ⋮﹂﹁クスクス⋮﹂﹁あっけない⋮﹂
ブラジル系ラテンサキュバスの長い人差し指をおしゃぶりのように
くわえながら、
トーマスは夢心地になってしまった。そして坊主頭を、アジア系・
アメリカ系の
2人のサキュバスに優しくナデナデされてしまう。これからトーマ
スは、
今まで味わった事が無い快感と、サキュバスの真の恐ろしさを知る
事になる。
性癖が合致したサキュバスが繰り出す淫技の凄まじい威力⋮
そして甘い堕落へと導かれてしまうのだった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
432
︽選別室B・トーマス︾
そこまで淫気は高くないが、容姿は抜群。そんな、スーパーモデル
体型のサキュバス3人は、
坊主頭の青年を三方から取り囲み、ネチネチとした甘やかし淫技を
浴びせ始めた。
ヨシヨシ♪ヨシヨシ♪
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
﹁うふふ⋮♪完全に顔がとろけたわね⋮﹂
﹁そんなに好きなの?背の高い女性が⋮﹂
﹁うふふ♪聞かなくても分かるじゃない。このトロ顔を見れば!
こうやって囲まれて、見下ろされるのが好きなのよねぇ?﹂
﹁ふぁい⋮⋮♪﹂
ヒールを履かない状態でも、バレーボール選手並みに背が高い3人。
顔立ちも鼻が高く、肉食系を感じさせる凛とした風貌だ。
それがトーマスの好みドストライク。見事に合致してしまったので
ある。
433
﹁おねえひゃまぁ♪しゅき♪しゅき♪格好いいおねえひゃま、しゅ
きい♪﹂
﹁あらあら⋮。こんな簡単に可愛くなるなんて⋮
もし、アカデミーを卒業して戦士になってたとしても君みたいな
子。
すぐに奴隷にされてしまうわよ。しかもド変態サキュバスの奴隷
にね﹂
﹁そう考えると、まだ変な性癖がつく前に私達に出会えて良かった
わね。
安心なさい。私達が、トーマスちゃんの性癖を正しく矯正して、
これから、おかしな性癖がつかないようにしてあげる﹂
﹁背の高いお姉様に甘やかされると、すぐに可愛くなっちゃう、そ
の性癖。
それをもっと伸ばしてあげるわ♪
そこから先は、施設でドMな子猫になるよう育ててもらいなさい﹂
﹁ふぁい♪ちゅぱちゅぱちゅぱ♪﹂
﹁クスクス♪﹂﹁送り先も決まったわね﹂
﹁あ∼ら。そんな必死にチュパチュパして⋮。奴隷の素質は十分み
たい﹂
ヒールを履いたせいで190センチ超えの背丈になっているサキュ
バス達。
彼女達は、あえてベットを使わず、立ったまま選別を行っていた。
勿論、トーマスを喜ばせるためだ。身長150センチにも満たない
434
坊主頭のトーマス。
見上げれば、背筋に電撃が走るほどの容姿を持つ美女が3人も⋮。
しかも、その美女達が自分だけを責めているのだ。
アカデミー入学試験を除けば、トーマスの女性経験は僅か数回。
しかも、1人の女性としか付き合った事が無かった。
彼女として付き合った女性は、幼なじみ。特別、美人という訳では
ない。
そんな彼に、この試練は酷すぎた。
坊主頭を撫でられ、ラテン系サキュバスの人差し指を夢中でしゃぶ
る。
実は、トーマス。3人の中で、このラテン系サキュバスの容姿が1
番好みだった。
・溌剌とした笑顔
・眩しいくらい真っ白い歯
・適度に日焼けした健康的な肌
他のサキュバスも美しい。しかし、彼女がトーマスの理想の女性だ
った。
すると、急に肉棒に快感が走った。アジア系の黒髪長身サキュバス
が、
トーマスの勃起した可愛い肉棒を握ったのだ。
ギュッ♪
﹁あひゅう♪﹂
435
﹁うふふ⋮♪まだ握っただけじゃない。それなのに可愛い鳴き声⋮﹂
﹁これから、お姉様にチンポ甘やかされながら、
人生を滅茶苦茶にしてもらえると思うと、ゾクゾクが止まらない
でしょ?﹂
﹁あらあら⋮。目尻が下がってる。我慢汁もだだ漏れ。
本気でシゴいたら大変な事になりそうねぇ♪﹂
ヌルヌル♪ヌルヌル♪
﹁あひゃあん♪﹂
亀頭がアメリカ系・金髪サキュバスの大きな掌で溶かされる。
竿はギュッとアジア系サキュバスに握られたままだ。こんなの⋮。
こんなの⋮
トーマスは、助けを求めるかのように、ラテン系サキュバスを見つ
めてしまう。
しかし、それは逆効果。相手はサキュバスだ。可愛く悶えれば悶え
るほど、
奴隷には御褒美が与えられてしまうのだ。
だきっ♪はぐっ♪はぐっ♪ふにゅん♪ふにゅん♪ふにゅん♪
﹁あああああっ♪おねえひゃまぁ♪﹂
その御褒美とは、スーパーボディによる拘束。
436
超絶美女3人に、おしくら拘束されてしまった。Tシャツ越しでは
あるが、
柔らかい胸が、ちょうど彼の顔面と後頭部と側頭部に同時に当たる。
﹁あっ♪あっ♪あっ♪﹂
︵さ、最高⋮♪幸せへ⋮こんな美女達に⋮
しかも3人で一気に抱きしめら⋮ああっ♪︶
﹁うふふ♪ゾクゾクするぅ?チビっ子トーマスちゃん♪﹂
﹁ほ∼ら♪華奢な身体に絡みついてるよ?なが∼い手足が⋮。
早く逃げなきゃ♪うふふ♪﹂
﹁耳の中も指でほじくってあげる♪ほらほら、気持ちいいからって、
お指チュパチュパを休んじゃダメ♪﹂
﹁ふわあああああ♪﹂
蛇のように絡みつく長身美女サキュバス達の手足。
その美脚が⋮。長い腕が⋮。小坊主の華奢な身体に絡みついていく。
そしてそれと同時に、更なる追い討ちをかけるサキュバス達。
なんと淫気を最大限に開放したのだ。
シュウウウ⋮⋮
シュウウウ⋮
シュウウウ⋮
437
﹁ふっ⋮ふわあああああ♪﹂
﹁うふ♪オチビちゃんには最高に効くでしょう。
私達の淫気⋮﹂
﹁性癖が合致すると、私達レベルの淫気でも、極上の味になるんで
しょう?
これまで選別した背の低い子も、私達の淫気に酔うと可愛くなっ
たんだよ!
例外なんて居ない。今のトーマスちゃんみたいにね﹂
﹁まるで最上級サキュバスを3人同時に相手しているみたいだって、
堕落した後、その子は言ってたわ。まぁ、あくまでも感覚みたい
だけど。
だって最上級サキュバスが相手にするような強い戦士君じゃなか
ったし♪﹂
シャリシャリ⋮
クリクリ♪
チュコチュコチュコ♪
﹁おほおおおおお♪﹂
・ブラジル系ラテン美女に坊主頭を優しく撫でられる。
人差し指を舐めさせてもらいながらだ!
・アジア系黒髪美女に竿を激しく扱かれる!
・アメリカ系金髪美女に亀頭を甘揉みされ、同時に乳首も指で愛撫
される!
438
贅沢過ぎる快感。アカデミー入学10日で体感してはいけないレベ
ルの快感が、
トーマスの身体と心を焼き尽くしていく!
﹁ふわああああああ♪﹂
﹁ほら、チビぃ!君みたいなチビが、私達みたいな美人とHな事出
来るなんて、
普通に生きてたら有り得ないんだよ♪こんな貧相なチンポなんだ
から﹂
﹁だから、今すぐ人間辞めちゃいなさい。
そしてサキュバスの奴隷として生きていくの。
亀頭と乳首を同時に愛してあげるから、歓喜して生まれ変わりな
さい﹂
﹁お指チュパチュパが遅いっ!
立派なドM子猫ちゃんは、お指チュパチュパが上手なはず!
必死になりなさい!﹂
﹁ふわああっ♪チュパチュパ♪チュパチュパ♪﹂
﹁うふふ♪﹂
スーパーモデル体型のサキュバス3人に身体は愛され、
精神的に叱り飛ばされるトーマス。もはや、肉棒は内側から溶けて
いた。
439
﹁さぁ、極上の堕落を味わいなさい。今度はきっちりトドメを刺し
てあげる。 さっきまでのマゾ射精とは違う。真の堕落射精を味わいなさい!
イケッ!イケッ!﹂
﹁クスクス♪亀頭ヨシヨシ♪亀頭ヨシヨシ♪
大きな手でヨシヨシ♪﹂
﹁甘えん坊天国へ、いらっしゃい♪
サキュバスが支配する甘えん坊天国へね⋮
お指チュパチュパ♪お指チュパチュパ♪﹂
シコシコシコシコ♪
シコシコ♪シコシコ♪
﹁ああああっ!でりゅう♪おねえひゃまぁ♪おねえひゃまぁ♪﹂
ビュバビュバビュバ!
﹁うふふ♪とことん出しな﹂﹁だしたぁ♪﹂﹁可愛いイキ顔⋮﹂
黒髪サキュバスの竿シゴキに屈し、トーマスは激しく肉棒を震わせ
た!
金髪サキュバスの亀頭揉みが、射精中も、射精直後の肉棒にも襲い
かかった。
トーマスは、1番好みの容姿をしたブラジル系ラテン美女の顔を見
つめながら果てた。
440
長身美女サキュバスによる執拗な愛撫。スーパーボディによるハグ
責め。
甘えた根性を増長させ、尚且つチビ男に効果抜群の淫気。
最高の形でトドメを刺され、フィニッシュを迎えたトーマスは、
ロリサキュバス達によって搾り取られた時の数千倍の快感を感じな
がら、
盛大な堕落射精をかましてしまったのだった⋮
そして、ここで映像が真っ暗闇になった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
︽3時間後⋮︾
トーマス堕落から3時間。勿論、選別は続いた。ひたすら、ひたす
ら⋮
ただ、映像として記録されていたのは3時間後。
統括室からは先程同様、男の嬉声が聞こえていた。
そして肉棒を啜る唾液音。サキュバスの高笑い。
サキュバスの手先となったクズ野郎は、
選別所開設始まって以来の快挙を成し遂げる事に成功したようだ。
441
﹁流石、奴隷ガイ。3時間で120人もの選別が終わった!
驚異的なスピードだね!どう、気分は?﹂
パイプ椅子の背もたれにグッタリともたれかかり、
ハァハァと荒い息を吐く悪の手先・ガイ。
彼はクズ野郎に相応しい言葉を発する。
﹁さ、最高です⋮。みんなが堕落していく、あの時の顔⋮
堕落する瞬間の幸せそうな顔。何度見ても、興奮します⋮﹂
﹁教え子の苦しむ顔を見て、チンポ気持ちよくなるんだね?﹂
﹁は、はいっ!﹂
﹁このエゴマゾがっ!﹂
バチンっ!
﹁あ⋮あ⋮あ﹂
ガイの頬に、強い平手打ちを浴びせるアカネ。その笑顔は嗜虐に満
ちていた。
かなり強烈な一撃だったはず。しかし、それでもガイは笑顔のまま
だった。
こちらは被虐の喜びに満ちている笑顔だが⋮
442
﹁おい、この男。何発、お前らの口内に射精した?﹂
﹁計20発です﹂
﹁5回目以降は、ほぼ空撃ちでしたが⋮。クスクス♪﹂
﹁あは⋮あはは⋮⋮。ありがとうございます⋮⋮
汚いチンポをくわえてくださって⋮ありがとうございます⋮⋮﹂
﹁ふんっ!口の中が生臭くって仕方ないわ!﹂
﹁くっさい精液っ!﹂
﹁ああ⋮⋮♪あ⋮♪﹂
巨乳・舐め責めに長けてるとはいえ、所詮は雑魚サキュバス。
そんな2人のオペレーターのドギツイ蔑みの言葉に幸せを感じてし
まうクズ野郎。
本来ならば瞬殺できるサキュバスに上から目線で罵倒される。
その快感に、ガイは酔いしれてしまう。
﹁エゴマゾめ⋮。ヌルヌルの口が気に入ったみたいだね。まぁいい。
幸せなのは今だけさ。下級サキュバスの巣にいけば、
心地良い快感などに浸る暇は無いからね﹂
﹁ああ⋮⋮楽しみです⋮⋮﹂
443
アカネの言葉に期待で胸が膨らむ。
だが、まだ下級サキュバスの巣へはいけない。
この選別所で、あと1つだけ仕事が残っているからだ。
﹁さて、最後の大物だ﹂
﹁えっ?﹂
﹁こいつの弱点を教えな!今までの訓練生はウォーミングアップ。
コイツを堕落させるのが、お前の真の仕事なんだよ、ガイ﹂
ブウウン⋮⋮
﹁ソ、ソマール﹂
統括室の液晶画面に映し出された男を見て、
ガイは嬉しそうに、クズ野郎の笑顔を浮かべる。
この︻ソマール︼とは一体⋮⋮?
ブウウウン⋮⋮
・
444
◆毒される五感
★
︽マリアの館︾
優しい音楽が部屋に流れている。液晶画面が真っ暗になった。場面
は戻って、
マリアの館・シュウの部屋。遠隔飛行監視カメラの映像が終わった
のだ。
ブウウウン⋮
﹁ふえ⋮⋮?﹂
﹁映像が終わっちゃいまちたね⋮
なになに⋮⋮。ああ。飛行型監視カメラの寿命かぁ。
﹁こちらのディスクに、続きが記録されてるようですよ。
アーリアさん﹂
﹁そうみたいね。でも⋮⋮﹂
﹁ふわ⋮⋮むにゅむにゅ⋮﹂
﹁うふふ♪もうお目目トロ∼ンってなってまちゅねぇ?
445
眠たいんでちゅかぁ?﹂
﹁あい⋮⋮﹂
映像は続きはあるようだ。スリスが持っているディスクに記録され
ているらしい。
マゾ男へと調教される訓練生たち。・副学長ガイの浅ましい姿。
その姿が記録された映像を、アーリアの肉椅子に包まれながら、
シュウは口を開けて見ていた。そして、映像が終わった後も
ボンヤリとした表情を浮かべていた。
﹁よーーーく分かりましたか?
これが﹃淫帝国﹄で暮らす男の子の姿⋮﹂
﹁あのように、お姉様達に可愛くおねだりして、
毎日毎日毎日毎日エッチな事をするのが、男の子のお仕事。
分かりましたね?﹂
﹁⋮⋮⋮あい﹂
Hカップコンビ・スリスとミネルヴァがクールな表情を浮かべて、
そう言った。
それに対して、なんと、シュウは夢心地で返事をしてしまう。
シュウの口からは涎が少量、垂れていた。目もトロけ、今にも眠っ
てしまいそう⋮
それを見たアーリアは、今が絶好機と判断し、シュウのトロトロ脳
をかき回していく。
446
﹁うふふ⋮♪じゃあ、映像学習は終わり。
もう少しお勉強をしてからお昼寝しまちょう♪それより、どうで
ちた?
お友達の楽しそうな姿が見れて、安心しまちたか?﹂
﹁あい⋮⋮﹂
﹁みんな幸せそうでちたねぇ♪それにしても、可愛い子が多かった
わ。
ボウヤのお友達は、甘えん坊な子ばっかり。ボウヤと一緒でちゅ
ねぇ?﹂
﹁あい⋮﹂
﹁でも、そんな中でもボウヤは1番にならないと。だってサキュバ
ス界の聖母。
マリア様の息子になるんでちゅから♪
みんなに負けないように、もっと甘えん坊になるよう頑張らない
とね♪
さぁて⋮⋮。お勉強を再開しまちゅよぉ?がんばれまちゅかぁ?﹂
﹁⋮⋮が、が、が⋮⋮ふわあああ⋮⋮
がんばりまちゅ!﹂
﹁はぁい♪よく言えまちたねぇ♪
映像の中で可愛くなってたお友達より、
もっと可愛くなっちゃいまちょう♪﹂
447
﹁⋮⋮あい﹂
アーリアの手をギュッと握ったまま映像を見続けてしまった。
そして今も肉椅子に座っている。超乳メイド姿の温かい体温を感じ
ながら、
シュウは不思議な感覚を体感していた。
とっても安心する⋮。この超乳サキュバスの肌に触れているだけ
で⋮
いや、彼女が近くに居るというだけで、とてつもない安心感を感
じてしまう。
だがらシュウは、映像の中でサキュバス達に屈服していた男達と同
じように、
サキュバスの⋮。いや、アーリアの指示に夢心地で従ってしまうの
だった。
この安心感は尋常ではない。
実はこれ。シュウは気づいていないが、
サキュバスが仕掛けた罠が効果を発揮しているのだ。
・1つは記録映像。普通の映像のようだが、実は人間には視認出来
ない間隔で
洗脳効果がある別の映像が、ずっと流れていたのだ。
映像の内容は、母性型サキュバスとショタっ子が、
ひたすらセックスしている映像。シュウは、全く気づきもしなか
った。
当たり前だ。サブリミナル効果を狙った映像なのである。
448
・もう1つは映像を見ている間中、ずっとかかっていた音楽。
上級サキュバス・ユノの魔曲だ。魔曲の題名は﹃依存﹄。
効果はその名の通り。
更にいえば、シュウの胃袋には、既に媚薬が入っている。
メーテルが腕によりをかけて作ったショートケーキと紅茶だ。
それにはアーリア特製の遅効性の媚薬が入っていた。
・サブリミナル映像で︻視覚︼
・ユノの魔曲で︻聴覚︼
・ショートケーキと紅茶で︻味覚︼
・肉拘束で︻触覚︼
・淫気で︻嗅覚︼
シュウの五感は、気づかぬうちにサキュバスの毒に犯されていたの
である。
そして、グズグズになった思考へ、サキュバス達が本格的にメスを
入れていく。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■
︽お勉強再開︾
449
今度はスリスが採点係りをしていた。ミネルヴァが指導役だ。
アーリアのムチムチした膝上に座り、
またしてもシュウは、学力低下の授業を受ける事になってしまった。
﹁さて。テストの採点が終わりましたよ、ボウヤ﹂
﹁今回は、全て正解でした⋮﹂
﹁ふぇ⋮﹂
﹁1×2=37。6×2=62。5×6=98。流石、ボウヤ﹂
﹁飲み込みが早いですね﹂
﹁ふわああああああ⋮﹂
スリスが少しだけ微笑を浮かべて、優しく褒めてくれた。
そしてミネルヴァが答案用紙を返してくれる。シュウは大あくびを
していた。
机に置かれた答案用紙には、花丸が書かれていた。本来ならば間違
いだらけ。
しかし、サキュバス達にとっては数式を解けない事が﹃正解﹄なの
だった。
﹁これからも、私達と九九を滅茶苦茶に覚えていきましょうね﹂
450
﹁さぁ、頑張ったご褒美です。ミネルヴァの乳首を吸いなさい﹂
﹁⋮あい﹂
スリスが冷たくも優しい微笑を浮かべて、そう言った。
グズグズ・トロトロになった思考では、ここまで簡単な問題でも全
く解けない。
加えて、凄まじい睡魔がシュウの判断力と思考を鈍らせる。
その結果、夢心地でサキュバス達の指示通りに動いてしまうのだ。
ミネルヴァがYシャツのボタンを外し、Hカップを露出。
そしてシュウの口元へと乳首を近づけていく。
シュウは何の疑問も抱かず、本能の赴くまま、乳首を咥えてしまっ
た。
チュパチュパチュパチュパ♪チュパチュパチュパ♪
﹁ん⋮⋮﹂
薄目を開けて、ミネルヴァの乳首をチュチュする変態体操服ショタ。
何だろう?乳首の先から甘い蜜が出てきた⋮
するとアーリアが優しく優しく優しく優しく、耳元で囁いてきた。
﹁おいちいでちゅかぁ?﹂
﹁んっ⋮﹂
451
﹁でも加減しないとダメでちゅよ。
ミネルヴァ御姉様とスリス御姉様の母乳は、
特別な成分が含まれてまちゅからねぇ∼♪
あんまり飲み過ぎはいけまちぇん♪
少しずつ飲んでいきまちょうね♪﹂
﹁んっ⋮んっ⋮﹂
またしてもサキュバスの母乳だ⋮
しかし以前、感じた恐怖感や焦りは全く感じない。
それはHカップコンビの母乳は、他の母性サキュバスに比べて、
薄かったからかもしれない。だが実の所、威力は他の部下より凶悪。
なんと知能が低下するという危険な成分が含まれているのだ。
その成分もあってか、大量にミネルヴァの母乳を吸う時間は与えら
れなかった。
アーリアが終了の合図を出してきた。
﹁はい、おしま∼い♪﹂
﹁ふぇ⋮⋮﹂
﹁さぁ、次は文字のお勉強。がんばりまちゅよね♪﹂
﹁⋮⋮あい﹂
452
完全に瞳がとろけている。口からもタラリと涎。
そしてミネルヴァの母乳が垂れている。加えて、頭もユラユラと揺
れだした。
これはミネルヴァの母乳のせいだけではなかった。
シュウは気づいていない。先程、完食したケーキセットに含まれて
いた媚薬。
アーリアの睡眠母乳が、たっぷりと含まれていたという事に⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽5分後⋮︾
﹁何ですか、このミミズが這ったようなフニャフニャ文字は?﹂
﹁読めませんよ⋮。
こんな文字は、世界のどこにも存在しません﹂
数式の次は、本日2回目の文字の勉強だ。
ミネルヴァとスリスが冷たい声で言う。
それに対して、シュウは朦朧となりながらも、
聞かれた事に素直に答えてしまうのだった。
453
﹁﹃えんぴつ﹄ってかいた⋮
ふわあああああ⋮⋮﹂
﹁うわぁ♪すごーい♪全く読めない♪
流石、ボウヤ♪その調子で文字も書けなくなるんでちゅよぉ♪﹂
﹁あい⋮⋮﹂
アーリアの超乳が後頭部を、たゆんと包み込んでくる。
それが、更に眠気を誘う。この肉椅子拘束は、甘えん坊には危険な
技だった。
極上の安心感に包まれ、濃い淫気をひたすら吸い込んでしまう拘束
技。
捕らえた甘えん坊の心と身体を深く深く愛し抜き、堕落させてしま
うのだった。
上級サキュバス・マリアに敗北し、性癖を開発されたシュウにと
って、
アーリアの技は究極の絶技となってしまったようだ。
そして更に絶望的な調教を今、彼は体感していた。
アーリアの肉椅子拘束でいっぱいいっぱいのシュウなのだが、そん
な彼を更に
深く堕落させようと、2人の専属教師・巨乳御姉様による教育が施
してくるのだ。
﹁文字が完全に読めなくなるのは、まだ先です。
それもいずれね⋮。楽しみですわ﹂
454
﹁さぁ、頑張ったご褒美です。スリスにキスしてもらいなさい。
その間、可愛いその手は、スリスのおっぱいをこねくり回してお
くのですよ﹂
﹁あい⋮⋮﹂
﹁さぁ、ボウヤ⋮﹂
﹁あい⋮⋮﹂
ちゅ♪ちゅ♪ちゅ♪
コネコネ♪コネコネ♪
たぷん⋮⋮たぷん⋮
ミネルヴァの母乳の次は、スリスからの御褒美だった。
アーリアの膝上に座りながら、シュウはスリスとキスを始めてしま
う。
スリスのキスは断続的。彼女得意の﹃教育的キス﹄である。
チュチュ♪チュチュ♪チュチュ♪
﹁そうそう、その調子で自分から舌を絡めてきなさい⋮。ちゅ⋮ち
ゅ⋮
数式や文字は忘れていいですから、Hの技術。性技は上達しまし
ょうね?
キスの技術は、私が1から丁寧に指導してさしあげますから⋮﹂
455
﹁あい⋮ちゅ⋮ちゅ⋮﹂
眼鏡美女スリスの柔らかい唇を感じながら、
シュウはゾクゾクとした快感を堪能してしまう。
YシャツからこぼれおちたHカップを揉むのも気持ちいい⋮
︵そうだ⋮。そういえば昔、性技の訓練してたんだっけ⋮
なんで、そんな事してたんだろう⋮?︶
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
﹁ちゅ⋮ちゅ⋮。流石、ボウヤ。キスも上手。胸を揉む手つきも慣
れたもの。
だけど、もう少し改良しなければなりません。ねぇ、ミネルヴァ﹂
﹁そうですね。今のボウヤは、
女性を気持ちよくさせようという点で優秀過ぎます。
ボウヤは、ただただされるがままでいいんですよ﹂
﹁ふぇ⋮⋮﹂
﹁マリア様やお姉様とのキスは、ただ楽しむ事だけに集中しなさい⋮
ボウヤに必要なのはマグロキス。それを学びましょう﹂
﹁毎日毎日、私と練習しましょうね。
キスの仕方だけではありません。
胸の揉み方も1から教え込んで差し上げますわ﹂
456
﹁あい⋮⋮﹂
教育係りを任された2人は、厳しさと優しさを交えて、
シュウを完璧なマザコンボウヤへと育てあげるつもりのようだ。
終始、冷たい表情の2人だが、シュウを愛する気持ちはマリア。
そしてアーリアや他の部下と同じなのだった。
﹁さっすがボウヤ!監視カメラの映像を見てから、
凄いスピードで成長してまちゅよぉ♪﹂
ハグハグぎゅう♪
﹁う⋮﹂
﹁このまま可愛いボウヤとして、
帝国で暮らしていきまちょうねぇ♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮あい♪﹂
アーリアにハグされ、小さな喘ぎが出てしまう。
アーリアの言葉に笑顔で返事もしてしまった。
これでいいのか?これでいいのだろうか?
頭が重い。石がのっかっているみたいに重い。肉椅子に座りながら、
シュウは優しく唇を啄んでくる眼鏡美女に甘やかされ、
ただただされるがままになるのだった⋮
457
・
458
◆睡魔
★
︽本日最後の授業︾
ちゅ⋮⋮♪
﹁ぷはぁ⋮⋮﹂
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮﹂
ミネルヴァが冷静な表情で、こちらを見ているのが分かる。
そして、目の前のスリスは少しだけ淫靡な表情を浮かべていた。
彼女の﹃教育的キス﹄によって、シュウの思考はトロトロになって
いた。
するとアーリアが楽しげな声で言う。
﹁さぁて、キスとおっぱいの揉み方は、
また今度教えてあげましゅね♪﹂
﹁ふぇ⋮⋮。もう⋮なんか⋮ねむたい﹂
﹁もう少しだけ、がんばりなちゃい♪﹂
459
ハグハグギュウ♪
﹁う⋮あ⋮﹂
大好きな肉椅子⋮
アーリアの膝上は、もう完全にシュウの指定席になっていた。
それにしても映像の途中から、強烈な睡魔が襲ってきた。これは何
だろう?
画面を真剣に見すぎたせいか⋮?
テストを受けて、頭を使ったせいか⋮?
はたまた、ミネルヴァの母乳のせいなのか?
違う。睡魔の原因に関してだけいえば、そのどれもが違った。
ただ、真実をシュウが知る事は無い。知る必要も無いのだ。
そう。どの段階で媚薬が盛られたなどどうでもいいこと⋮
ミネルヴァとスリスが机の上を片付けを始めた。
そしてシュウに向かって、言った。
﹁ではボウヤ。アーリアさんに抱っこしてもらいなさい。
そして、アーリアさんの言葉を何度も何度も復唱するのです﹂
﹁その言葉を暗記するのが今日の課題。
夕方、マリア様が帰ってきたら、ちゃんと発表してもらいますか
らね﹂
﹁では私達はこれで⋮﹂
460
﹁静かな方が集中出来ますから。
ではアーリアさん。お願いします﹂
﹁ほへ⋮⋮ふみゅう⋮﹂
サキュバスの数が減るのはシュウにとっては良い事のはず。
だがこの瞬間、信じられない感情がシュウの心に湧き上がっていた。
︵なんだろう⋮。なんか⋮さびしい⋮︶
﹁ありがとう、2人共。ほら、ボウヤ。
明日もお願いしますってお願いなさい♪﹂
﹁!!!﹂
︵明日も?!︶
﹁何を驚いてるんでちゅかぁ?お勉強は毎日、スリス御姉様と
ミネルヴァ御姉様が教えてくれるんでちゅよぉ♪勿論、私も一緒♪
それにマリア様の仕事がお休みの時は、ボウヤとマリア様と私と
彼女達。
5人で楽しくお勉強するんでちゅから♪﹂
今日のような﹃お勉強﹄が、これから毎日?
しかも上級サキュバス・マリアも加わるかもしれないという事実。
それを聞かされたシュウは、唇を震わせながら、言っていた。 461
﹁あ⋮あ⋮明日も⋮⋮お、おねがいしまちゅ⋮
おねえしゃま⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
﹁うふふ⋮﹂
ガチャン!
ミネルヴァ達は小さく笑い、部屋から出て行った。
アーリアの言葉を聞き、シュウは絶望的な気分に⋮
なるべきなのだ。本来ならそうなるべき。しかし、そうはならなか
った。
湧き上がってきたのは期待と安堵。
当初、あれほど嫌悪して抵抗していた﹃お勉強﹄。
それを、また明日味わえる事に対して、喜びを感じ始めてしまって
いたのだ。
これは、かなり危険な兆候だった。しかし彼には、どうする事も出
来ない。
何故なら、ここは﹃淫帝国﹄。サキュバス達が支配する桃源郷。
自力でなんとかする以外、快楽からは逃れられないのだ。
﹁さぁ、ボウヤ。しっかり私の目を見なちゃい﹂
462
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮﹂
アーリアの膝上に座り、肉椅子拘束とは反対向き。
今度は対面抱っこされるシュウ。アーリアはリモコンで、
部屋の明かりを薄暗くした。そして今⋮。
超乳サキュバスとの2人っきりの甘い授業が始まった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽シュウの部屋︾
菩薩のような優しい顔が眼前にある⋮。シュウは催眠術にかかった
ように、
アーリアの優しい笑顔をジッと見つめていた。
それを確認したアーリアは本日、最後の授業を開始する。
部屋の電気を薄暗くした事により部屋の中が、
どこか妖しげな雰囲気になっていた。
﹁そうそう。お目目ジッと見つめてるんでちゅよ♪
そのまま、これから言う言葉を覚えてくだちゃいね?
マリア様が帰ってきたら、可愛くお出迎えしなきゃいけまちぇん
463
から♪﹂
﹁う⋮⋮あ⋮⋮ふわあああああ⋮むにゃむにゃ⋮﹂
﹁おっきな欠伸。途中で、おねむしちゃいしょうでちゅねぇ。
それでもいいでちゅよ﹂
﹁⋮⋮あい。ふわあああ⋮﹂
﹁頑張れる所まで頑張りまちょうね。
じゃあ、いっくわよぉ♪﹃おかえりなちゃい♪お留守番⋮⋮⋮⋮﹄
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮ああっ♪﹂
﹁ほぉら♪頑張って♪おちんちん。
御姉様がお手手で包んであげましゅから♪﹂
ふにゅ♪
﹁ふわあ♪お、お帰りなちゃいっ!お、お、おるすばん⋮⋮
ふぇ⋮⋮ねむ⋮たい⋮⋮ふわあああ⋮﹂
勃起した肉棒を、アーリアが柔らかい掌で優しく握ってくれた。
シゴく訳ではない。優しく包み込むように握ってくれただけ。
それが、とてつもなく危険な安心感を生み出してしまう。
そして更に、シュウは追い詰められる。アーリアの笑顔を見つめて
いると、
強烈な睡魔がまたしても襲ってきたのだ。するとアーリアが、
464
肉棒を握っていない方の手で自らの超乳を揉み始めた。
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁うふふ⋮♪もう少しがんばったら、お姉様の自慢のおっぱい。
チュウチュウって吸わせてあげまちゅよ♪﹂
﹁ふわっ♪﹂
﹁おっぱい吸いながら、そのままお昼寝させてあげまちゅから。
頑張るんでちゅよ♪さぁ、もう一回♪﹂
﹁ふぇ⋮⋮おかえりなちゃい♪お、おるすばん⋮⋮
ふぇ⋮ふわあああ⋮﹂
ダメだ。欠伸が止まらない⋮
目の前でたゆんたゆんと波打つ超乳が恋しい⋮。
あの乳首をくわえたい⋮
その一心で、シュウは意識朦朧となりながらも、必死に言葉を紡い
でいく。
サキュバスの乳首をくわえたいという危険な欲求に突き動かされて
いるのだ。
﹁おりゅしゅばん⋮きょうはおりゅしゅばん⋮⋮。
465
なんらっけ?はれ?ふわあああ⋮﹂
﹁ダメでちゅねぇ。そんなフニャフニャしたお出迎えじゃあ、
マリア様は喜んでくれまちぇんよ♪
ちょっとベッドに四つん這いになりなさい♪﹂
﹁えっ?あああ⋮⋮﹂
﹁お勉強を真面目に出来ない子には、お尻ぺんぺん♪
お尻ぺんぺんでちゅよ♪﹂
バチン♪バチン♪
﹁ふわああああああ⋮﹂
なんとシュウ。広いベッドに四つん這いにさせられ、
可愛らしいお尻を平手打ちされてしまった。
強さ的には、それほど痛みを伴うものではない。
ただ、四つん這いにさせられ、お尻を打たれたという事実に、
シュウの心は、凄まじい羞恥で一気に焼き焦げていく。
そんな時でも、シュウは平手打ちの度にたぶんたぶんと揺れている
アーリアの超乳を盗み見ていた。
﹁さぁ、もう一回♪﹂
﹁ふぇ⋮⋮⋮⋮⋮おるすばん⋮おるすばん⋮ふぇ⋮⋮⋮﹂
466
四つん這いの体勢だが、今にも崩れ落ちそうなほど、
手足をブルブルさせるシュウ。まるで産まれたての小鹿だ。
するとまたしても平手打ちが尻に浴びせられた。
﹁もー♪しっかり覚えないと、お尻ぺんぺんやめないでちゅよぉ?﹂
バチン!バチン!
﹁ふわ⋮♪ほひい⋮♪﹂
﹁あらあら、大変。お尻ぺんぺんで、
気持ちいい声だし始めちゃいまちたねぇ♪﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁じゃあ、もっと気持ちいい声、聞かせてくだちゃいねぇ♪
変態マゾボウヤ♪﹂
バチン!バチン!
﹁ふにゃあああ♪﹂
﹁うふふ♪子猫ちゃんみたいな鳴き声。さぁ、こっちにおいで♪
お膝に戻って、宿題の続き。また向かい合って、
ジッと見つめあいながらお勉強でしゅよ♪﹂
﹁⋮⋮あい﹂
467
羞恥によって、瞳に涙を溜めながらもアーリアの指示に大人しく従
うシュウ。
もはやシュウは、アーリアの傀儡と化していた。
四つん這いになれと言われれば四つん這いになるし、
肉椅子に座れと言われれば、すぐに座る傀儡である。
ベットの端に座ったアーリアに対面抱っこされるシュウ。
もはや、それをされる事に何の疑問も抱いていなかった。
当たり前のように、アーリアの膝上に腰かけ、
肉付きの良いアーリアの腰に手を回す。
そして瞳を重ね合わせながら、甘いお勉強を再開させるのだ。
﹁ふわ⋮♪ふぇ⋮⋮⋮⋮⋮おるすばん⋮おるすばん⋮ふぇ⋮⋮⋮﹂
﹁うふふ♪もうちょっとよ♪ファイト♪ファイト♪﹂
﹁あ⋮⋮あへ⋮⋮♪﹂
﹁も∼♪本当に可愛い♪
正にマザコンボウヤになるために生まれてきた子ね!﹂
﹁ふみゅう⋮。ねむたいの⋮もう⋮ねむたいの⋮﹂
﹁分かってまちゅよぉ♪でも、頑張れる所まで頑張る♪
だってボウヤは、サキュバス界の聖母。マリア様の息子なんだか
ら♪﹂
﹁ふえ⋮⋮ねむいの⋮﹂
468
アーリアの優しい笑顔を見つめながら、
豊満な肉体に自ら抱きついてしまうシュウ。とても心地良い。
抱かれているだけで⋮。いや、アーリアに触れてるだけで、
もう何もかもが大丈夫という気がしてくる。
そして次の瞬間、禁忌の行動をとってしまった。
なんとシュウ。アーリアの腰に手を回し、彼女自慢の超乳の谷間へ
と、
自ら顔を埋めにいってしまったのだ。そして、とろけた表情で言っ
た。
﹁ふあ⋮ふあ⋮⋮もう⋮⋮らめ⋮。ねむたいの⋮。
おっぱい⋮でも⋮ねむ⋮たい⋮⋮⋮ZZZ♪﹂
ムニュウ♪ムニュウ♪
﹁あらあら♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
︽シュウ・お昼寝へ︾
469
強烈な睡魔に勝てず、自分からシュウは超乳に顔を挟んでもらいに
いった。
そして、そのまま爆睡モードに入ってしまった。
完全に意識は飛んでいるがコアラのように、アーリアに抱きつくシ
ュウ。
その寝顔は、とてもあどけなかった。
アーリアは汗で濡れるシュウの前髪をかきあげ、
谷間に挟んだ顔を少し上げさせ優しく語りかけた。
﹁あらあら、やっぱり、おっぱいチュウチュウまで辿り着けずに、
オネンネしちゃいまちたか♪最後の最後で、自分からお顔を
おっぱいに挟まれにきたのは、とってもお利口さんでちたねぇ♪﹂
ブルン♪たゆん♪
谷間から顔を解放し、乳首をシュウの口元へと近づけるアーリア。
彼女は何をしようとしているのか?
﹁約束しまちたもんね?
はぁい、お口にお姉様の乳首を入れて⋮⋮。
くわえてくだちゃいね?﹂
チュパ♪
﹁ん⋮⋮ZZZ♪﹂
470
﹁うふふ♪約束通り、乳首くわえたまま、お昼寝しちゃいまちょう♪
あっ、そうだ!ユノ様の﹃依存﹄をBGMとしてかけておきまち
ょうか♪﹂
♪∼♪∼♪∼
﹁ZZZ⋮⋮♪チュパ♪﹂
﹁んっ⋮♪いい傾向でちゅよ♪無意識に乳首チュパチュパするなん
て⋮。
それでいいんでちゅ♪ちょっとずつ母乳を与えてあげまちゅから
⋮。
飲めば飲むほど眠たくな∼る睡眠母乳をね⋮﹂
﹁んっ⋮♪んっ⋮♪ZZZ⋮♪﹂
コクコクと、シュウの喉が少しだけ動いている。睡眠母乳を飲んで
いるのだ。
次第にシュウの顔が、ほのかに紅潮し、肉棒の硬さがより一層増し
ていくのが
見てとれた。そのシュウの姿に、アーリアは母性を感じ、
サキュバスとしての支配欲を満たしながら愉悦に浸るのだ。
﹁可愛いボウヤ。マリア様を、ちゃーんとお出迎え出来るかなぁ♪
うふふ⋮﹂
471
音を操る能力を持つサキュバス︻ユノ︼が演奏する曲﹃依存﹄
シュウは眠っている間も、その魔曲を聞かされる。
そして超乳メイドサキュバス・アーリアは魔曲を聞きながら、
穏やかな気分に浸っていた。爆睡するシュウを愛おしげに強く抱き
しめ、
サキュバスは、まるで本物の母のような優しい笑顔を浮かべた⋮
・
472
◆お出迎え
★
︽マリアの館の正面通り・17時︾
﹃サキュバス界の聖母﹄という異名で呼ばれる黒髪美女マリア。
彼女が1日の仕事を終えて、館へ戻ってきた。その足取りは軽か
った。
﹁仕事も全部、片づけてきたし⋮。
さぁて。ボウヤはお利口さんで1日、過ごしたのかしら⋮﹂
ガチャン♪
﹁ただいま!﹂
﹁お帰りなさいませっ!﹂﹁マリア様っ!﹂
いつも以上に明るい声を発するマリア。
それは出迎える部下達も同じだった。
マリアはニッコリと微笑む。部下達の明るい表情を見て、
マリアはシュウの調教が上手くいっているのだと確信した。
473
﹁ボウヤの様子はどう?﹂
﹁ささっ!こちらへ⋮﹂
﹁リビングにいらっしゃいます!﹂ ガチャン!
﹁あらぁ!可愛い寝顔!﹂
部下に続き、リビングへ入ったマリア。
そこには下半身丸出しの体操服ショタがいた。
ソファに腰かけた超乳メイド・アーリアの膝上に座るシュウ。
豊満な肉体にコアラのように抱きつき、
彼は、アーリアの乳首を甘吸いしながら眠っていた。
﹁ほら、ボウヤ!ママが帰ってきまちたよ♪
お出迎えしなきゃ♪﹂
﹁んにゅう⋮。ムニャムニャ⋮﹂
﹁起きたかしら?うふふ⋮。ただいま、可愛いボウヤ﹂
アーリアに促され、シュウは寝ぼけまなこで目を開ける。
そして、すぐに乳首から口を離すように言われ、肉椅子拘束されて
しまった。
ただ、完全に目覚めた訳ではなさそうだ。
474
﹁マリア様のお目目をジッと見つめて⋮。
教えた通り、お出迎えなさい♪さぁ!﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮⋮むにゃ⋮⋮﹂
﹁んんっ?どんなお出迎えしてくれるんでちゅか?﹂
ぶわっ!!!
﹁ふわっ♪﹂
甘ったるい割に、攻撃的な淫気が一気に部屋の空気を変えた。
少量吸い込んだだけで、脳髄から痺れてくる。そんな空気に染め上
げたのだ。
上級サキュバス・マリアの強烈過ぎる淫気を浴び、
シュウの眠気は一気に吹き飛んでしまう。
そして、その威力に驚き、シュウは思わず、助けを求めてしまった。
ふにゅう♪
﹁ひう⋮⋮﹂
だが、助けを求める相手を完全に間違えた。
柔らかい超乳を持つアーリア。彼女に抱きついても、どうにもなら
ない⋮
475
﹁うふふ⋮♪ボウヤは出来る子♪ちゃんとお出迎え出来たら、
御褒美あげまちゅからねぇ♪明日からも、ずっーと私のMカップ
おっぱい
チウチウさせてあげまちゅよぉ♪﹂
ムニュムニュ♪
﹁ふにゅう⋮⋮﹂
ハグハグギュウ∼♪
﹁あらあら⋮。かなりアーリアに懐いたみたいね。
嫉妬しちゃうわ﹂
﹁うふふ⋮♪またまたぁ∼♪マリア様も分かっているのに⋮
ねぇ、ボウヤ?ボウヤはマリア様が1番、
しゅっきしゅきでちゅもんねぇ♪﹂
﹁ふえっ!ふえっ!﹂
アーリアの問いかけに夢中で頷くシュウ。
だが、ほとんど内容を理解していない。
﹁さぁ、たっちして♪マリア様のお目目を見つめて、
可愛くお出迎えしなちゃい♪﹂
476
﹁あ⋮あ⋮﹂
アーリアに促され、甘えん坊シュウは、マリアの正面に立たされた。
圧倒的な存在感を放つ母性愛溢れる女神に見下ろされ、
シュウの脳内は真っ白になる。
そして股間で膨らむ包茎も、内側からゾクゾクと疼き始めた。
キュンキュン♪キュンキュン♪
︵ああ⋮⋮。おちんちんのいちばん奥から、おしっこの穴の入口ま
で、
全部キュンキュンしゅりゅう⋮⋮。はふ⋮⋮♪はふ⋮♪
しゅごい、これぇ♪なに、これぇ?︶
聖母マリアを前にして、シュウは甘い快楽への期待と、
凄まじい倦怠感に包まれてしまう。肉棒が快楽を期待し、
シュウの屈服をせがんできているのだ。
早く甘えて♪目の前のサキュバスに甘えてと⋮
シュウは、そんな肉体の執拗な要求に抗えない。
結果、従順にアーリアとのレッスンの成果を披露してしまうのだっ
た。
﹁あの⋮⋮あの⋮⋮ママ⋮﹂
﹁なぁに、ボウヤ?﹂
477
﹁ボウヤ、がんばって♪﹂﹁ファイト♪﹂
﹁さっき、何度も練習したでしょ!がんばって♪﹂
﹁あの⋮⋮あの⋮﹂︵だめっ!だめっ!言っちゃだめっ⋮︶
︵お、お勉強がんばったけど⋮︶
︵言っちゃだめっ⋮それだけは、だめえええっ!︶
唇がワナワナと震え始めた。頭は腑抜けになっているが、
本能が必死に警鐘を鳴らしている。だが、長身美女に優しく見つめ
られ、
周りから巨乳・爆乳・超超美女が励ましの言葉をかけられては⋮
何より、もうオスの性欲が⋮。肉棒が限界だった⋮
﹁お、お、お、お⋮﹂
﹁何でちゅかぁ、可愛いボウヤ?﹂
﹁お、お、おかえりなちゃい!!おるすばん、頑張ったよ!
だから⋮⋮だから⋮ママっ!ママ!僕のおちんちんヨシヨシして
ぇー♪﹂
﹁まぁっ!﹂
気づいた時には、そう叫んでいた⋮。壊れたスピーカーのように、
何度も何度も同じ言葉を叫んでしまう⋮
478
﹁も、も、も、もう限界!もう限界なのっ!おかえりなちゃい!
おるすばん頑張ったよ!だからママっ!ママっ!おちんちんっ!
おちんちんっ!﹂
﹁はいはい、頑張ったんでちゅねぇ♪ヨシヨシ♪﹂
ハグッ♪
﹁ふぇ⋮⋮⋮⋮⋮白いちっちしゃせてぇ⋮ママぁ⋮ママ⋮もう限界
なのぉ⋮
ママが帰ってくるまで我慢したよ?だから⋮﹂
﹁まぁ!とっても頑張ったのね!流石、ボウヤ!﹂
﹁お、おねえしゃま達が、我慢しなさいってっ!
ママが帰ってくるまで⋮!だから⋮だから⋮。えぐっ⋮えぐっ⋮﹂
﹁うんうん♪分かったわ﹂
ぎゅううう♪
﹁ふえええ⋮﹂
かつてアカデミーでの淫闘の際に受けた抱擁。それとは全く違う。
痛みなど全く無い。その抱擁から感じられるのは﹃愛﹄。
歪んだ母性愛だけだった。すると腹心の部下・アーリアが言った。
479
﹁マリア様。こんな事を改めて言うのは
大変、失礼な事かと思いますが⋮﹂
﹁計画通りに⋮でしょ?分かってる。大丈夫よ!
私も気持ちは皆と同じ!このボウヤは壊したりしないわ!絶対に
⋮﹂
﹁お願い致します!﹂﹁良かったねぇ、ボウヤ♪﹂
サキュバス達が妖しく笑う。これまで、マリアに愛された戦士たち
は真の愛を
知る前に、廃人となっていった。それはある意味、幸せだったのか
もしれない。
しかし、シュウは違う。壊れてしまいたい。いっそ壊してくれ⋮
そう懇願する事も出来ないほど愛され、サキュバスの母性に
全てを溶かされてしまうのだから⋮。シュウには﹃サキュバスの子﹄
として
生きる幸せな未来が待っているのだ。
﹁メーテル、夜ご飯の準備は出来ているかしら?﹂
﹁もちろんです♪﹂
﹁お風呂はどうかしら?ミネルヴァ、スリス﹂
﹁もちろん用意してあります﹂﹁すぐにでも!﹂
480
﹁ありがとう、みんな。さぁ、ボウヤ!今日は夜通し、
たっくさん甘やかしてあげまちゅからねぇ!﹂
﹁ふえ⋮⋮﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽リビング・夕食の時間︾
﹁うぐ⋮⋮うぐ⋮⋮。ふぇ⋮﹂
﹁次はコロッケがいいかちら?﹂
﹁あ、あ、あ、あいっ♪早くっ!早くちょうらいっ!
ママっ!ママっ!﹂
﹁あらぁ♪朝は自分で食べたいからってフォークとスプーンを使っ
て 食べてたのに、今は必死に口移しを、おねだりしちゃうの?
何でかなぁ?﹂
﹁はぁはぁはぁ⋮⋮自分で食べるより早いから⋮。
自分で食べるよりおいしいから⋮。はぁはぁはぁ⋮﹂
﹁うふふ。喉が渇いて、お水を欲しがる子犬ちゃんみたいにハァハ
ァして、
481
可愛いわね。はぁい、口移し!﹂
ブチュウ♪ニチュニチュ♪ニチュニチュ♪
﹁ふぐうう♪﹂︵はやく食べて⋮はやくおちんちんからピュッって
⋮!︶
口内に広がる甘い甘いコロッケ。メーテルが作った絶品コロッケに、
マリアの唾液がジュクジュクに含まれている⋮
そのうえ、今、シュウはマリアの膝上に座り、
例の如く﹃肉棒コネくり回し﹄を受けていた。射精に至れない絶妙
な強さでの
快楽刺激によって、包茎肉棒は我慢汁でベトベトになっている。
しかし、それでも良かった。生殺しから一刻も早く解放されたい。
そのためには余計な反抗をしている場合ではない。
今が苦しくても、耐えるんだ!マリア達の指示に従うんだ。
1日、生殺しされ続けているシュウは、後に味わえるであろう
極上の快感を期待しながら、淫らな夕食を楽しんでしまうのだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽お風呂の時間︾
482
湯気が立ち込める浴室。シュウは、マリアとHカップコンビと一緒
に、
お風呂の時間を楽しんでいた。
﹁ふぇ⋮ふぇ⋮ふぇ⋮﹂
﹁ゴシゴシ♪ゴシゴシ!汗だくの身体。綺麗になってきまちたねぇ。
お昼は、ミネルヴァ達と、どんなお勉強したのかなぁ?﹂
﹁あ、あ、あ、あのねっ!あのねっ!九九と文字と、れきしっ!
がんばったよ!がんばったの⋮﹂
﹁確かにお利口さんでした﹂﹁驚きましたわ⋮﹂
﹁ああっ♪ああっ♪﹂
﹁すごいでちゅねぇ!2人が、こんなに褒めるのは
滅多に無いんでちゅよぉ!﹂
﹁お股を洗いますので、脚をあげてください⋮﹂
﹁ついでにお尻の穴も洗っておきますね﹂
ワシャワシャ⋮
﹁ああ⋮あ⋮♪﹂
シュウの身体をスポンジで洗うスリスとミネルヴァ。
483
一見、事務的な洗い方のようだが、丁寧に丁寧に、身体の隅から隅
まで
綺麗にしてくれていた。しかし、シュウが今、求めるものは違う。
﹁あのっ!お願いっ!がんばったから!お勉強がんばったから⋮。
だからおちんちんっ⋮﹂
﹁こぉら!まだだめ。おちんちんピュッピュは、
お布団に入ってからでちゅよぉ!今は綺麗綺麗な身体にしないと
ね!﹂
ゴシゴシ♪ゴシゴシ♪
﹁ふぇ⋮ええ⋮﹂
ザバァ⋮
ザバァ⋮
されるがまま⋮。何もしなくても丁寧に身体を洗ってくれるママと
御姉様⋮
いや、サキュバス達⋮
目の前でプルプルたゆたゆと揺れる女神の乳房に見とれながら、
シュウは包茎肉棒を切なげに揺らすのだった⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
484
︽脱衣所︾
夕食・お風呂の時間。昨日同様、ネチネチとした生殺し調教が続け
られた。
そして、お風呂が終わった。マリアは簡単に身体を拭き、先に部屋
へ戻った。
一方、シュウはというと、脱衣所でHカップコンビによって、
濡れた身体をバスタオルで念入りに拭かれていた。まるで子犬のよ
うに⋮
その後、濡れた髪もドライヤーで乾かしてもらう。正に至れり尽く
せり。
その間、小さな腰掛けに座っていたシュウは、全く抵抗しなかった。
何も言わず、ただただ一点を見つめて、独り言を呟いていたのだ。
︵おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい
おっぱいおっぱい⋮⋮︶
シュウの見つめていたもの。それはミネルヴァの爆乳である。
ショーツだけ履いて、ドライヤーでシュウの髪を丁寧に乾かす御姉
様。
そのHカップを凝視し、念仏のように﹃おっぱい﹄という
単語を呟いていたのだ。スリスはというと、棚の中から真新しいパ
ジャマを
出したり、汗だくで汚れた体操服を洗濯機に入れたりとテキパキ忙
しなく
485
動いている。彼女もショーツしか身につけておらず、Hカップは丸
見え状態。
勿論、ミネルヴァもスリスも計算して、この格好なのだ。
常にシュウの視界に乳の存在を認識させる。既にシュウは極度の乳
フェチだ。
しかし、それでも性癖開発を止めない。母性型サキュバスの愛情性
癖開発は、
しつこいのである。そして、真新しい青色パジャマに着替えたシュ
ウ。
Hカップコンビ2人もYシャツとタイトスカートを履いた。
そして2人にギュと手を握りしめられ、夢心地で聖母が待つ部屋。
マリアの部屋へとシュウは連れて行かれるのだった。
・
486
◆迫り来る肉監獄の恐怖
★
︽マリアの部屋︾
﹁お待たせいたしました、マリア様﹂
﹁ボウヤを連れて参りました。
さぁ、お部屋へ入りなさい⋮﹂
﹁ふえ⋮⋮﹂
ガチャン⋮
スリスに促され、シュウは乳魔の強烈な淫気が立ち込める部屋へと、
足を踏み入れた。その瞬間、シュウの顔がニヘッと緩む。
マリアだけかと思っていたら予想に反して、部屋には2人のサキュ
バスがいたからだ。
ネグリジェ姿のサキュバス。
マリアとアーリアが笑顔でベットに腰掛けていたのである。
バタンと背後から音が聞こえた。扉が閉まった音だ。
ミネルヴァ達は、自分の職務に戻ったようだ。
これからシュウを甘やかすのは聖母マリアと超乳アーリア。
この2人という事だ。シュウの目尻が、だらしなく垂れる。
487
﹁ママ⋮♪おねえひゃま⋮♪ふひい⋮﹂ ジュン♪
真新しい青色パジャマズボン。
その股関部分に、うっすらとした濃い染みが浮かび上がっていく。
すると菩薩顔のアーリアが、いやらしい笑みを浮かべて言った。
﹁うふふ♪今日1日で、随分と可愛いボウヤになっちゃったんでち
ゅねぇ?
いつの間にか、マリア様や私達の事を﹃ママ﹄﹃御姉様﹄って
自分から呼ぶようになってるし♪﹂
ゾクゾクっ♪
﹁う⋮あ⋮そんな事、どうでもいいのっ!もうっ!
もうおちんちんが⋮⋮。ふひゅう♪﹂
ジュン♪
股間に心地良い疼きが、ゆっくりと湧き上がってくる。
それと相反するかのように、身体が急速に熱くなっていく。
亀頭から粘り気がある雄エキスも多量に亀頭から噴出してきた。
488
﹁ボウヤとアカデミーで出逢えて良かったわ。
あのままだと、サキュバスを退治しようとする悪い大人になって
いたはず﹂
﹁あ⋮あ⋮わるい⋮おとな?﹂
薄いピンク色の可愛いネグリジェを着ているマリア。
その優しい声を聞いていると、思考が溶けていく。
すると紫色の妖しいネグリジェを着たアーリアが言った。
﹁うふふ⋮。大丈夫、大丈夫♪そんなボウヤの悪い心は、
これからたっぷりお仕置きして追い出しちゃいまちゅから♪
ボウヤは﹃よい子﹄のまま♪﹂
﹁よい子の⋮まま⋮⋮。よかったぁ⋮⋮⋮⋮⋮???﹂
﹁うふふ♪﹂﹁クスクス♪﹂
何が良かったのか?本当に、これでいいのだろうか?
そんな疑問が浮かび上がってきたが、サキュバス達の次の言葉と行
動で、
シュウは考える事を放棄した。
﹁さぁ、そんな所に立ってないで、ベットの上に上がってきなさい。
そのおちんちん。ママ達が可愛がってあげるから⋮。うふふ⋮﹂
489
ジュルジュル!
﹁ベットへきなちゃい、ボウヤ♪大好きな決闘でちゅよぉ?
おっぱいに勝てるかなぁ?今度は勝てるかなぁ?うふふ♪﹂
たゆたゆ♪たゆたゆ♪
自分の人差し指を唇に含み、しゃぶりながら、色っぽく誘うマリア。
自慢の超乳をたゆたゆと揺らし、可愛く決闘を誘うアーリア。
それを見た瞬間、シュウは元気な返事をしてしまった。
﹁あいっ♪﹂
シュウは頬を緩ませたまま、2人が待ちうけるベットという名の戦
場へと、
あがる。勝ち目は0。そう。絶対的な敗北を味わうためだけに⋮
甘くとろける極上の快感を味わうためだけに、
これからシュウはサキュバスに立ち向かうのだ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽マリアの部屋・ベット︾
490
シュウが、まず立ち向かったのは支配者マリアだった。勿論だ。
彼女を倒せば、決闘の勝利は、決まったも同然なのだから⋮
しかし、そんな考えで、シュウは相手を選んだ訳ではない。
戦士としてではなく、甘えん坊として、マリアに立ち向かったので
ある。
﹁ハグハグ♪ハグハグ♪ママぁ♪ママぁ♪﹂
﹁はいはい⋮。好きなだけ甘えなさい﹂
﹁ふえ⋮⋮⋮♪﹂
ピンク色のネグリジェ。大人の色香。強烈な淫気。
優雅にベットに横たわったまま、﹃聖母﹄は抱きついてくるボウヤを
優しくあやす。そして、深い愛情を込めた抱擁を与えてやるのだ。
とてつもなく心地良い敗北。決闘などではない。
無理矢理、サキュバスに犯される訳でもない。
自ら、犯してもらうように、魔性の美女にすり寄っていく。
そうなるように1日かけて躾られたのだ。
その躾けの大半を担当したのが、横で見ている超乳サキュバス。
アーリアだった。
﹁今日はずっーと、おっぱいベッタリの1日でちたねぇ♪
491
嬉しいでちゅかぁ?クスクス⋮♪﹂
﹁うふふ。コアラさんみたいに抱きついてきて、可愛い子。
頭ナデナデ。ヨシヨシ⋮﹂
﹁ふえ⋮♪ふみゅう⋮♪﹂
マリアの美巨乳に自ら顔を埋め、抱きついて甘えるシュウ。
マリアの大きな手が、シュウの髪を優しく撫でた。
一体、自分は何をしているんだ?こんな事をしてはいけないはず。
そもそも、これは禁じられた行為のはず⋮。誰に?
誰に禁じられたのだろうか?ああ⋮。アカデミーの教官だっけ?
﹁ヨシヨシ⋮ヨシヨシ⋮。大好きよ、ボウヤ⋮
ママの可愛いボウヤ⋮。ママのボウヤ⋮﹂
ギュウ♪
﹁ふわああああ⋮⋮﹂
1日中、甘い幼児調教を受け続けたシュウに対して、
この甘美な快楽に抗えという方が無理な話。
しかも調教の殆どが﹃寸止め﹄と﹃人格破壊﹄に重きを置かれてい
た。
そのため、未だに射精は出来ていない。
もはや、媚びるしかないほど、精巣に精子は溜まっていた。
492
シュウの身体と心に、有無を言わせず幼児化快楽を浴びせ続けたア
ーリア達の
執拗な調教の効果が、今、如実に現れていた。
﹁あら、ボウヤ。もう、こんなに汗をかいてまちゅね?
風邪ひくと大変。さっそくパジャマ脱いじゃいまちょうか?﹂
﹁あい⋮﹂
﹁うふふ⋮。こっちを向きなさい。ママが脱がせてあげるから。
ほ∼ら、ヌギヌギ、頑張れるかな?一緒に声を合わせて⋮
ヌギヌギ♪ヌギヌギ♪﹂
﹁ヌギヌギ♪ヌギヌギ♪⋮⋮ふひゅう﹂
頑張るも何も、全てマリアが脱がしてくれている。
シュウは、とろけた顔で﹃ヌギヌギ♪﹄と言っているだけで良かっ
た。
そして、スルスルと呆気なく脱がされていく青パジャマ。
せっかく着たというのに、すぐに裸にされてしまった。
実はこれもサキュバス達の罠。後々の調教のためには、パジャマを
着るという
行為を習慣化しておいた方が良い。常に全裸ではない方が良いのだ。
そのための大事な一手目なのである。
そうこうしているうちに、ズボンも脱がされた。
すると、すぐに包茎おちんちんが見えてしまった。
493
なんとシュウ。ノーパンだったのだ。
股関の染みが急速に浮かび上がったのは、このため。
﹁ほ∼ら、脱げたぁ!すっぽんぽん!﹂
﹁⋮⋮ありがと。⋮⋮ありがと。ママ⋮﹂
﹁どういたしまして、ボウヤ。うふっ⋮。
青臭くって若葉のような香りがする包茎おちんちんね。スースー
♪﹂
﹁ふわ⋮﹂
マリアは特別、匂いフェチという訳ではない。
しかし、彼女にとって、可愛いボウヤの青臭い匂いは別らしい。
シュウの股関に鼻を近づけ、その匂いをジックリ堪能する聖母。
その卑猥な行為に、とてつもない羞恥を感じ、
シュウはプルプルと震えてしまう。今にも、へたり込んでしまいそ
うだ。
すると、震える身体をアーリアが支えてくれた。
その上で﹃指定席﹄へと導いてくれる。ベットの上でも魔技は効果
を発揮する。
﹁うふふ♪立っていられないなら、おっちんなちゃい?﹂
494
﹁⋮⋮あい﹂
すとん!
﹁うふっ♪﹂
ハグハグギュウ♪
﹁ふへ⋮♪﹂
1日かけて、アーリアの傀儡人形にされてしまったシュウは、
指示された場所。つまり、アーリアの膝上に座ってしまった。
そんな従順な子には御褒美が⋮
アーリアはシュウを抱きしめながら甘く狂おしい宣告を伝えてやっ
た。
﹁そういえば、ボウヤ!さっきの﹃肉敷き布団﹄
とっても気持ち良さそうでちたね?﹂
﹁ふ⋮ふぇ⋮?﹂
﹁うふふ♪とぼけても無駄!じゃあ、せっかく裸んぼになったんだ
し、
敷き布団の次は、もっと気持ちいい﹃掛け布団﹄を味わいまちょ
うか!﹂
﹁かけ⋮⋮ふとん?﹂
495
﹁このMカップおっぱいと豊満な身体で、
ボウヤをペチャンコにプレスしちゃうぞぉ♪重いぞぉ♪クスクス
♪﹂ ガシッ!ガシッ!
﹁あ⋮あ⋮﹂
たゆたゆと胸を揺らし、シュウの後頭部に超乳を押しつけながら、
アーリアは、シュウの脇の間から腕を差し入れ、抱え込むようにし
て、
シュウを羽交い締め拘束してしまった。
まるで二人羽織りするかのようにシュウを密着拘束するアーリア。
その柔らかい肉拘束は相変わらず強力。一瞬にして、
シュウの抵抗は完全に封殺されてしまった。
﹁い、いや⋮⋮ふひゅう⋮﹂
﹁私が掛け布団で、マリア様に敷き布団になってもらいまちょう♪
しかもぉ♪
今日は、ボウヤのおちんちんをマリア様のオマンコに
ナイナイしてもらえるんでちゅよぉ♪そうでしたよね、マリア様
?﹂
﹁ひうっ?﹂
﹁勿論よ。ボウヤのおちんちん。ママのお腹の中で夜通し、
愛してあげるって、朝から決めてたんだから⋮﹂
496
﹁ひいいいっ!い、いやっ!離してっ!はな⋮﹂
たゆたゆ♪たゆたゆ♪
﹁ふひゅう⋮⋮⋮﹂
アーリアが後ろ。シュウが前。二人羽織のような体勢になっている。
抵抗は無駄。アーリアの柔らかい肉体が、全ての力を無へと帰して
しまうからだ。
﹁嬉しいね、ボウヤ♪今日のオネンネは最高に幸せな夢精と
共に、天国を味あわせてあげまちゅからね♪﹂
肉椅子と体勢は同じ。シュウを背後から抱きしめ、羽交い締めする
アーリアは、
シュウを抱えながら、優雅に横たわるマリアの方へ膝立ち姿勢でジ
リジリと進み始めた。
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁じゃあ、おやすみなちゃい♪
このままマリア様と私の身体で﹃サンドイッチ﹄してあげまちゅ
ね。
マリア様のオマンコに甘えたおちんちんを、
ズッポリ入れるんでちゅよ♪入るかな♪入るかな♪﹂
497
﹁あ⋮あ⋮いやぁっ!離してっ!離してっ!﹂
﹁だぁめ♪﹂
ジリジリと﹃サキュバスサンドイッチ﹄へと導かれていく。
ここになって、シュウは、やっと暴れ始めた。
直前になって、恐怖が襲ってきたのである。
しかし、アーリアの肉拘束は、甘えたシュウにとって魔技。
何度も言うように脱出する事は不可能なのだ。しかも待ち構えるの
はマリア。
サキュバス界の聖母が愛する息子に対して、ドギツイ誘惑を始めた。
﹁うふふ⋮♪おいで、ボウヤ。たっぷり愛してあげる。 1日かけて溜まりまくったボウヤの濃い赤ちゃんエキス。
時間をかけて、夜通しママが吸い取ってあげるから⋮﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁このエッチなママの穴で⋮
ボウヤを抱きしめながら、一晩中愛してあげる⋮
赤ちゃんエキスをもらう代わりに、
ボウヤには甘い快感と﹃母の愛﹄を与えてあげまちゅからね!﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
498
ネグリジェをはだけさせ、美巨乳を露出。
そして、ピンク色の清楚な下着をズラすマリア。
アーリアに抱えられながら、シュウは目を見開いた。
膣が⋮。既に濡れに濡れた膣がヒクヒクと蠢き、
シュウの包茎肉棒を今か今かと待ち受けているではないか!
﹁ひっ!ひいっ!﹂
﹁うふふ⋮⋮。怖がらないでいいのよ﹂
ジリジリと近づく﹃サキュバスサンドイッチ﹄の時。
その瞬間、シュウの脳裏に、今日1日の出来事が走馬灯のように駆
け巡った。
・
499
◆サキュバス・サンドイッチ ★
︽マリアの部屋︾
思い出すのは、苛烈な1日の記憶。
起床した瞬間から始まった、幼児調教の数々だ。
母性型サキュバス達の優しい笑顔。
甘えん坊に躾られていく自分の情けない姿。
︵おっぱい⋮⋮おっぱい⋮アーリア御姉様のおっぱい⋮ママの母乳
歯磨き⋮
肉椅子拘束⋮⋮。抱っこ⋮。母乳の雨⋮美味しいご飯⋮ふえええ
⋮⋮︶
︵僕は戦士なの⋮。立派な戦士になるために、
あかでみーで訓練を頑張ってきたのに⋮︶
︵敗北して、帝国に連れてこられたんらっけ?︶
︵そういえば、なんで頑張ってたんだろう?そうだ⋮。
お母さんを助け出すため⋮。連れ去られたお母さんを助け出すた
めに、
これまで毎日毎日、つらく苦しい訓練をしてきた⋮⋮あれ???︶
500
︵お母さん?はれ?でも、目の前にいるのはママ⋮?
はれ?はれ?ママを助けるの?目の前にいるのに?︶
︵おかしい⋮。それっておかしい⋮?ママはお母さんじゃないけど、
ママはママで、お母さんじゃない⋮?はれれ?︶
かつて世界を震撼させた歴史的な1日・予言の日。
あの日、シュウは父親と母親を失った。
魔物からアーカムを守るため、戦いに参加したのだ。
勿論、魔物といっても相手はサキュバス。
断定出来ないが、命まで取られてはいないだろう。
だから、希望はあった。助け出せる。自分が強くなれば助け出せる。
兄と共に誓いをたて、日々、訓練に打ち込んできた。
しかし、強烈な淫気と度重なる調教で頭の中がグチャグチャになっ
ていた。
母親を助け出すと誓ったはいいが、目の前には既にママがいる。
何かがおかしい⋮。疑問の解答が導けないまま、
シュウの全てが、急速にトロケていく。
﹁おいで⋮。力を抜きなさい。ママの可愛いボウヤ⋮﹂
﹁あい⋮⋮﹂
そして、一気に脳内を駆け巡った記憶や思考は、
マリアの言葉を聞いた瞬間、粉々に砕け散った。
501
シュウは、アーリアに抱かれたまま、全身から力を抜いてしまった
のだ。
思考が溶け落ちた。それを感じ取ったアーリアは、
マリアと目を合わせ、ニコリと微笑んだ。マリア敷き布団・アーリ
ア掛け布団。
ついにシュウは、究極の母性布団にオネンネさせられてしまうのだ。
色っぽい表情で待つマリア。
その前まで、アーリアに抱えられたまま、導かれてしまう。
﹁はぁい♪お待ちかねの肉布団♪﹂
﹁ウフフ⋮。さぁ、ママのお胸にお顔を埋めて、オネンネなさい﹂
ぼゆん♪ムニュムニュ♪
﹁んにゅう⋮⋮﹂︵だめ⋮お⋮お⋮︶
ズシッ!
﹁うふ♪プレスでちゅよ♪﹂
ついに肉の棺桶に入ってしまった。
ズシッ!っとアーリアの全体重が、シュウにのしかかった。
それと同時に、ズチュウ♪♪っという卑猥な音と共に、
マリアの膣に肉棒が入ってしまった。
502
︵ふわ⋮⋮︶
ハグハグギュウ⋮♪
ベットに優雅に横たわる神秘的な輝きを放つマリア。
余りの快感に喘ぐ暇なく、その鍛え上げられた肉体にしがみつく事
になる。
形としては、シュウがマリアに跨り、騎乗位している状態。
背後からのしかかってきているサキュバスさえ、
いなければ圧倒的有利な状況である。そのサキュバスが超乳アーリ
アだ。
その乳圧。その重圧。凄まじい圧迫感である。
その上、前述した通り、この時、包茎肉棒は上級サキュバス・マリ
アの
柔らかい膣肉の中に捕らわれていた。
アーリアの重みで身体を全く動かせない状態になってしまったシュ
ウは、
勿論、マリアの膣から肉棒を引き抜く事が出来ない。
しかも、シュウの逃げ道を先に塞ぎ、絶望を与えるかのように、
マリアがシュウの脚に美脚を絡ませてきたのだ。
オマケに、アーリアも肉付きの良い脚をシュウの脚に絡ませてくる。
完全肉拘束。絡みついてくる母性型サキュバス達。その柔らかい肉
体で
上下から挟まれ、ギッチギチに固められてしまったのであった。
503
﹁あふ⋮⋮♪﹂
﹁あはっ♪良かったでちゅねぇ♪うふふ⋮!
そうそう♪もっとマリア様の身体にしがみつくんでちゅよぉ♪﹂
﹁んむ⋮⋮⋮﹂
ギュウ⋮⋮♪
﹁ママも⋮。アーリア御姉様もどこにも逃げないから。
こうやって毎日毎日、ボウヤと一緒。
ずっーと甘やかして愛し抜いてあげるわ!﹂
﹁んむ⋮⋮﹂
マリアの美巨乳の間に顔を埋め、辛うじて呼吸が出来る状態。
今のシュウは、自らの意思では動けない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
﹃サキュバスサンドイッチ完成﹄
・マリアが1番、下。
504
・次にシュウ。
・マリアに抱きつくシュウをプレスするアーリア。
母性愛溢れるサキュバス達の強力な肉監獄。
甘えん坊には効果抜群の、まさに究極魔技である。
屈強な男戦士をも圧倒するパワーを持つマリア。
柔らかい超乳拘束を得意とするアーリア。
2人の拘束レイプに、シュウは幸せな時を体験する事になる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■
ただ、相手はサキュバス。幸せといっても凄まじい快楽を伴う。
サンドイッチしただけで終わる訳がない。
前述したように母性型サキュバスは、しつこいのだ。
その歪んだ愛情を、愛するボウヤに過度に与えるのが当たり前とい
う考え方。
過保護の究極形なのである。
﹁さぁ、ユノ率いるオーケストラが演奏している音楽CDを聞きな
がら、
このままオネンネしまちょうね。好きな時に、
好きなだけママのお腹にピュッピュッしていいから⋮﹂
505
﹁ふえ⋮⋮﹂
﹁そろそろ、さっき食べた夕ご飯も胃の中で消化しきる頃でちゅね
ぇ♪
クスクス♪ボウヤは身体の内側からも、
とっても素敵な甘えん坊に変えてあげまちゅから﹂
ムニュムニュ♪ズシッ!
♪∼♪∼♪∼♪∼
︵お⋮お⋮お⋮︶
柔らかすぎる肉監獄。しかも、またあの音楽が聞こえてきた。
聞くだけで、脳が腐って、何も考えられなくなる優しい音楽⋮
︵なんか⋮気持ちいい⋮。どこか懐かしい気分になってくる⋮︶
キュンキュン♪キュンキュン♪キュンキュン♪
︵ふわああ⋮︶
頭に靄がかかっていても、包茎肉棒が上級サキュバスの秘所で
ヨシヨシされているのは分かる。
マリアの膣内は、ぬるま湯のように生暖かかった。
しかも、グニョグニョと絶えず変化している。それは不気味なほど
に⋮
506
ただ、その事に対する恐怖は全く感じない。
肉の牢に捕らわれたシュウは極上の安心感に浸ってしまうのだ。
︵きもひいい⋮⋮。これ⋮⋮。とってもきもひいい⋮。
これハマる⋮♪ハマる♪ママと御姉様にサンドイッチされて⋮⋮
きもひいいが止まらない⋮︶
ムニュムニュ♪
キュンキュン♪
車にひかれ、ぺしゃんこに潰れてしまったカエルのようになったま
ま、
シュウはマリアにしがみつく。それしか出来ない。
ただ、それで良いのではないか?マリアも優しく抱きしめてくれて
いるし、
背後からもアーリアが抱きしめてくれている。
こんな感覚は初めてだった。何も考えず、幸せな気分に浸る⋮
これが、ここまで心地良いとは知らなかった。
だから、それでいいではないか!
生暖かいマリアの膣内では、ウジュウジュとした愛液と肉ヒダが
包茎肉棒に絡みついており、これでもかというほど肉棒を甘やかし
てくる。
アーリアも自慢の超乳でシュウの後頭部を包み込み、超乳へ依存す
るよう、
ひたすら仕向けてくる。こんなのって⋮⋮こんなのって⋮
するとサキュバス達の優しい声が聞こえた。
507
﹁これまでお世話してきたボウヤは、みんなねぇ。 このオネンネが大好きな子が多かったの﹂
ハグハグギュウ♪
﹁そうでちゅよ♪朝、起きた時に感想を聞いてみるとぉ、
みんな口を揃えて、こう言うの。
私達に包まれてオネンネすると﹃お母さんのお腹の中にいた時み
たいな、 そんな感覚になる﹄って。勿論、感覚の話よ。ママのお腹の中に
いる時
だから覚えてないし、それが正しいかは分からないけど、
とにかく安心するんだって♪﹂
ムニュムニュ♪
﹁ふわ⋮﹂
﹁ボウヤも同じ感想を聞かせてくれるかな?
ほら、ママの乳首をチュッチュッして⋮
ぐっすりオネンネしましょうねぇ。ここはママのお腹と同じ。
ボウヤは胎児のように⋮⋮
赤ちゃんのように何もしないで、ママ達に全てを委ねるんでちゅ
よ﹂
︵赤ちゃん⋮赤ちゃん⋮︶
508
肉監獄に捕らわれた状態で、ひたすら耳元で囁かれる幼児化への暗
示。
⋮⋮抗えない。よほどの精神力が無い限り、人は楽な方へと進みた
がる。
そして、この暗示にかからないようにする事など出来ないほど、
シュウの精神力はドロドロに溶けていた。
﹁んぷっ⋮⋮♪ちゅうちゅう⋮⋮﹂
﹁あはっ♪夢心地で、素直にマリア様の
おっぱいチュパチュパし始めまちゅねぇ♪
クスクス♪ボウヤぁ♪しゅき♪しゅき♪しゅきでちゅよぉ♪﹂
ギュウ⋮♪
﹁んむ⋮ふえ⋮﹂
﹁そうそう⋮。可愛いボウヤ。ほら、ママの事しゅき?
乳首さんから一瞬、口を離して⋮
少し拘束を緩めてあげるから、教えて?﹂
﹁ぷはぁ⋮⋮。あい。しゅき⋮⋮﹂
﹁アーリア御姉様の事もしゅき?﹂
﹁あい⋮しゅき♪ちゅう⋮ちゅう⋮﹂
﹁嬉しい♪じゃあ引き続き、
そのままマリア様のおっぱい吸いながらオネンネしてくだちゃい♪
509
上手にピュッピュできたら、とっても良い事がありまちゅからね
ぇ♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮あい。チウチウ﹂
ギュウ⋮⋮♪
アーリアがシュウの耳元で囁いた。
傀儡としてシュウを操る、もう1人の支配者の命令だ。
従わない訳にはいかない。
︵とっても安心する⋮。おちんちんがママのお腹に入って⋮
優しく包んでくれてる⋮。身体も御姉様の柔らかいおっぱいに包
まれて⋮
ママ⋮ママ⋮御姉様⋮御姉様⋮♪︶
玉袋に溜まりに溜まった精液が、放出へ向けて暴れ始めた。
キュンキュンキュン♪キュンキュンキュン♪
﹁そろそろね。ボウヤ。おちんちんが膨れてきたのが、よく分かる
わ。
さぁ、とっても気持ち良い吸精をしてあげるから⋮
ママの事が大好きって頭の中で何度も繰り返しなさい⋮
そのままお漏らしするといいわ﹂
510
﹁んむ⋮⋮♪﹂
マリアの乳首をくわえ、言われた通りの事を頭の中で繰り返すシュ
ウ。
ママの言葉だ。逆らう理由などない。
︵ふぁい⋮♪ママぁ♪しゅき♪しゅき♪しゅき♪しゅき♪しゅき♪
しゅき♪
だいしゅき♪ママ♪だいしゅき♪だいしゅき♪しゅき♪しゅき♪
しゅき♪
世界で一番、ママだいしゅき♪︶
キュンキュン♪キュンキュン♪キュンキュン♪キュンキュン♪
︵ふわあああああああああ♪︶
﹁うふふ⋮♪﹂﹁おほほほ♪﹂
サキュバス達の妖しい笑い声が聞こえてきた。
サキュバスの魔性の肉体で挟まれながら、射精に追い込まれている!
しかし、危機感は全く感じない。感じるのは幸福感だけ⋮
肉の海に溺れながら、ひたすら多幸感を味わうだけになってしまっ
ていた。
そして次の瞬間、マリアとアーリアが、同時に密着を強めてきた。
ズシッ!ガシッ!
511
︵ふわ⋮♪︶
﹁さぁ、お漏らしなさい⋮。ボウヤの甘えん坊赤ちゃんエキス!
ママのおっぱいチュウチュウしながら、涙目でお漏らしなさい!﹂
﹁快楽と母性愛に屈して、優しい射精をしなちゃい♪
Mカップおっぱいで全部愛してあげまちゅから♪﹂
ムニュムニュ♪
ムニュムニュムニュ♪
︵ふわあああああ⋮♪︶
﹁チュウチュウ⋮チュウチュウ⋮﹂
﹃お漏らし﹄﹃優しい射精﹄。﹃Mカップおっぱい﹄
マリアとアーリアが浴びせてきた言葉に、シュウは屈した。
いや、言葉だけではない。アーリアが腰をグイグイと押しつけてき
たのだ。
シュウにのしかかるアーリア。彼女が腰を押しつけてくれば、
必然的に玉突き式で、シュウの腰はマリアに押しつけられる。
その瞬間を待ってました、とばかりに、マリアの膣内に
備わった妖しく蠢く肉ヒダが、シュウの亀頭のみを狙って、絡みつ
いてきた!
ウジュルウジュルウジュル♪ウジュルウジュルウジュル♪
512
キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪
︵ふわああああ♪︶
グイグイ♪グイグイ♪と獣のように腰をなすりつけてくるアーリア。
それに呼応するかのように、膣内の肉ヒダが、シュウの亀頭のみに
激しく絡みついてきた。もう限界だった。いや、限界など、とうの
昔に
過ぎ去っていたのだ。玉袋と肉棒の生殺与奪権はサキュバスが握っ
ていただけ。
そして今、この瞬間、やっと﹃お許し﹄が出たのである。
︵ふわああああ♪︶
﹁チュウチュウ♪チュウチュウ♪﹂
ピュピュ⋮⋮♪
︵ひはあああああ♪これしゅごい♪ママとおねえさまとのサンドイ
ッチで
ピュッピュッしゅるのしゅごい♪ふわあああああっ♪ハマる♪ハ
マる♪
ハマっちゃう♪︶
とてつもない放出感と幸福感。心の中で歓喜の雄叫びをあげながら、
シュウはマリアの乳首を吸い続けた。その膣内テクニックで射精まで
導かれてしまった。腰振りなど無くても、膣内の肉を自由自在に操
る事が
513
可能なサキュバス。それが上級サキュバスなのだった。
ただ、予想に反して、シュウの心地良い射精は、すぐに終息してし
まった。
・
514
◆長時間にわたる母性サキュバス達の吸精
★
≪マリアの部屋≫
︵はれ⋮?︶
﹁えらいえらい!﹂﹁上手にピュピュできまちたねぇ♪﹂
︵⋮?これだけ?これだけしか出ないの⋮⋮?︶
一瞬だけ船酔いにあったかのような気分の悪さが襲ってきたが、
それもすぐに治まった。そんな事よりも、おかしい。
いや、確かに快楽は凄まじかった。
これまで味わった事が無いほどの放出感だった。それは確かなのだ
が⋮
1日中、生殺しされた割に精液の量が少なすぎし、射精もすぐに治
まってしまった。
明らかにおかしい。その証拠に、性欲は全く衰えていなかった。
するとマリアが、その理由を教えてくれた。
﹁うふふ⋮。少しずつ少しずつ。ママの子宮の中で、
515
おちんちんトロトロにしてあげる。びゅびゅ繰り返していいんだ
よ?
そうすれば、とっても良い事が起こるから﹂
ゾクッ♪
﹁何度も何度も、今みたいな気持ち良いピュッピュ繰り返して、
幸せボウヤになっちゃいまちょう⋮。責め方も変えてあげる。
その方が楽しめるでしょう?﹂
︵ふええ⋮⋮しょんな♪うれひい♪何度もピュピュ⋮♪
何度もピュピュ⋮♪︶
背筋に心地良い寒気が走った!少しずつ、少しずつ吸精されるとい
う事実にだ。
それは即ち、この幸せな時間が長く味わえるという事。
︵ふええ♪ママっ♪ママっ♪おねえひゃま♪おねえひゃま♪︶
ハグハグギュウ♪っとマリアに甘えるシュウ。
それを見て、アーリアが言った。
﹁あらあらぁ♪ブレーキがイカレた甘えんボウヤは、
とびきり可愛いでちゅねぇ♪じゃあ次は、御姉様しゅき♪って
頭の中で繰り返してピュピュしてくだちゃい♪﹂
516
﹁ふええ⋮♪﹂
シュウの背中にのしかかりながら、アーリアは可愛い傀儡にそう囁
いてやる。
すると、すぐに傀儡は指示に従うのだった。
︵あい♪おねえしゃま、しゅき♪おねえしゃま、しゅき♪おねえし
ゃま、
しゅき♪おねえしゃま、しゅき♪だいしゅき♪︶
﹁うふふ♪後頭部に、おっぱいでちゅよぉ♪
ほーら、ぱふぱふ催眠でちゅよ♪頭の中に語りかけてあげまちゅ
♪﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
︵ふわああ⋮♪︶
超乳で後頭部をくるまれた瞬間、頭の中に直接、
アーリアの卑猥な声が響いてきた。
︵これが当たり前♪ボウヤの日常になるんでちゅよ♪
もっともっともっともっともっともっーと、
甘えん坊にしてあげまちゅから♪世界一の甘えん坊になりまちょ
うね♪︶
517
︵あい♪︶
︵それに、もうちょっとしたら﹃おむちゅ﹄、
いっーぱい当てられて膨らんだお尻で、がに股歩きしまちょうね
♪︶
︵あい♪︶
たゆん♪たゆん♪
﹁ふ、ふにゅう⋮﹂ ムニュムニュ♪ムニュムニュ♪ムニュムニュ♪
キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪キュン♪
アーリアと思考レベルで会話した気がした。
その瞬間、マリアの膣内の肉ヒダが亀頭だけでなく竿まで絡みつい
てきた。
﹁ああっ♪ボウヤのおちんちんがっ♪
ママの中でおちんちんが可愛く甘えてきてる♪﹂
﹁うふふ、マリア様が待ってるわよ♪さぁ、ボウヤ!出しちゃいな
ちゃい♪
おねえしゃまだいしゅき♪って心の中で連呼しながら、
マリア様の生暖かい子宮に、濃い赤ちゃんエキスを、
全力で叩きつけちゃうんでちゅよ♪叩きつけなちゃい♪﹂
518
︵ああああっ♪あい♪あい♪おねえしゃまだいしゅき♪
おねえしゃまだいしゅき♪おねえしゃまだいしゅき♪
ママの子宮にたたきつけりゅう♪たたきつけりゅう♪︶
ガシッ♪グリグリ⋮グリグリ⋮グリグリ⋮
︵おほおおおお♪︶
シュウの泣き顔がより一層、可愛くなった。手助けされている。
淫獣のようにシュウにのしかかったアーリアが、
より腰の圧迫を強めてきたのだ。肉棒が聖母の膣に深く突き刺さる!
︵ふわああああ♪︶
ビュバ⋮♪
︵ふわああ⋮︶
﹁あはっ♪あっつい⋮♪うふふ⋮。悪い子。アーリアを好きって言
いながら、
ママの子宮に種付けするなんて⋮。うふふ⋮。とっても美味しい
精液よ♪﹂
﹁おほほほ♪ボウヤの精液、美味しいって!ボウヤも気持ちよかっ
たでしょう?
でも、まだまだ。何度も何度もピュピュしまちょうねぇ?﹂
519
︵あああ⋮♪ハマる♪ハマる♪これ、ハマる♪︶
﹁ふわ⋮﹂
ウジュルウジュルと包茎肉棒に絡みつく上級サキュバスの膣内肉ヒ
ダ。
恐ろしい威力だ。そして、ひたすら魔性の吸精は続けられた⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽深夜3時⋮︾
ちゅ⋮ちゅ⋮ちゅ⋮♪
﹁ママぁ♪ママぁ♪舌さんベロベロちゅう、もっと♪
もっと♪おほおおお♪﹂
ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪
﹁うふふ♪すっかり肉布団の虜ね。ママとアーリアに挟まれて、嬉
しい?
おっぱい揉み揉みしながら、ママとHなチュウするのしゅき?﹂
520
﹁しゅき♪しゅき♪チュウする♪チュウしりゅう♪﹂
﹁分かったわ。ほら、舌先ベロベロ絡まして、
Hなチュウをしまちょうね﹂
﹁あい♪﹂
ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪ベロベロ⋮ベロベロ⋮
深夜3時。体勢は変わっていなかった。マリアの膣に肉棒を捕らわ
れたまま、
背後にはアーリアがいた。変わっている点といえば、サキュバス達。
ネグリジェを脱ぎ捨て、全裸になっていた。
アーリアは、たゆたゆと揺れる超乳でシュウを背中側から包み込み
ながら、
シュウの右耳を背後からベロベロと舐めまわしていた。
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁うふふ♪ボウヤの耳裏、おいしい♪
汗臭くって、とっても濃い味がしましゅねぇ♪ジュルジュル♪﹂
﹁ふわああ♪﹂
﹁マリア様とチュウしながら、
御姉様に耳ベロベロされて幸せでちゅねぇ?
フゥーー♪﹂
521
﹁ほわわわわ♪幸せでちゅ⋮﹂
﹁あらまぁ♪本当に理想の甘えん坊でちゅねぇ♪
フゥーー♪﹂
ゾクゾクゾクっ♪
﹁おわああああ♪﹂
アーリアがシュウの耳穴に、息を強めに吹き込んできたのだ。
ゾクゾクとした快感を感じる。すると、膣内に変化が起こった。
それはマリアの可愛らしいかけ声と共に起こった。
﹁えいっ♪﹂
ウジュルウジュル♪ウジュルウジュル♪
﹁ふへへへ⋮⋮?﹂
﹁うふふ♪包茎おちんちんの皮の中に、
ママのHな膣肉触手を何本も侵入させちゃった♪﹂
ウジュルウジュル♪ウジュルウジュル♪
﹁ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪﹂
﹁皮で守られてたはずの敏感ソーセージ。でも今、ボウヤのソーセ
522
ージは、
皮に潜り込んだママの意地悪触手さんにネチネチされてましゅね
ぇ♪﹂
﹁あああっ♪しゅごい♪しゅごい♪﹂
﹁コラコラ♪暴れちゃめっ♪マリア様のHな膣肉触手さんの意地悪。
なすすべもなく受けなちゃい♪﹂
ギュウ♪ギュウ♪
﹁おほおおお♪﹂
アーリアの﹃のしかかる﹄が、またしても強力になった。
皮かむりの包茎肉棒の内側を細い肉触手で弄ぶという、
人外の魔技を使うマリア。上級サキュバスならではの技だ。
そんな技を喰らえば、本来なら悶絶し、暴れ狂う事になるだろう。
しかし、シュウには許されない。ギッチギチの﹃サキュバスサンド
イッチ﹄に
よって、身動きを封じられたまま、絶望的な快感を受けなければな
らないのだ。
﹁あああああっ♪﹂
﹁うふふ♪チュウの続きよ♪舌さんベロベロしまちょうね♪﹂
﹁お耳の穴にフーフー♪フーフー♪
523
舐め舐めもしてあげまちゅから♪ジュルジュル♪﹂
﹁ふわあああ♪﹂
ムニュムニュムニュ♪
ウジュルウジュル♪
ちゅ⋮ちゅ⋮ちゅ⋮♪
・マリアとの卑猥なキス。・アーリアの耳舐め&息吹きかけ。
・膣内テクニックによる肉棒拷問。
・サキュバスサンドイッチ。
ビュバ♪
﹁おほおお♪﹂
これほどの快感を受けたシュウは、サンドイッチ状態で10発目の
射精をした。
しかし、精液の量は少量。受けた快感からは信じられないほど、少
なかった。
だから10発も出せたのだ。
マリアの能力﹃レベルダウン﹄の効果が、着実にシュウの身体と心を
幼くしている。彼自身気づいていないが、目に見える形で、
シュウの身体には変化が生じていた。
﹁気持ちよかった?﹂
524
﹁ふえ⋮♪きもひよかった⋮﹂
﹁じゃあ、次はアーリアのオマンコにピュッピュしちゃう?﹂
﹁ほへ?﹂
アーリアのオマンコにピュッピュ?一瞬、思考が停止した。
マリアの言葉が理解出来なかったのだ。
すると﹃サキュバスサンドイッチ﹄が一時的に解かれた。
﹁ふえ⋮?﹂
﹁うふふ♪そんな寂しそうな顔しないの。
ほぉら、ボウヤ。ママのおっぱい枕にして、仰向けにゴロンなさ
い﹂
﹁あい⋮⋮﹂
とてつもない快感に包まれるサンドイッチが終わったのかと思い、
シュウは寂しげな顔になった。本来なら拘束が解けた事を喜ぶべき
だが、
あの甘えた無限地獄を体験した後ではそうもいかない。
しかし、ママが終わりというなら終わりなのだろう。
この時、シュウはまだ理解していなかった。
これから与えてもらえる凄まじい快感と背徳感を⋮
525
潰れたカエルから解放されたシュウは、言われた通りにマリアの胸を
枕にする形で仰向けになった。その瞬間、ニヘッと顔が緩んだ。
この時、やっと理解したのだ。
﹁おねえしゃま♪おねえしゃま♪おねえしゃまぁ♪﹂
たゆん♪たゆん♪たゆん♪
﹁うふふ♪ボウヤぁ♪
これからおねえしゃまが騎乗位で犯してあげまちゅね♪﹂
﹁ふえ⋮⋮♪ふえ⋮⋮♪﹂
1日中、付きっきりでシュウを甘やかしていたアーリア。
彼女が超乳を揺らし、微笑んでいたのである。
そして彼女の膣が、今まさにシュウの肉棒を飲み込もうとしていた。
﹁あらあら、嫉妬しちゃうわ。ママの可愛いボウヤなのに、
他の女の人にも色目使うなんて⋮。そんな悪い子にはこうよっ!﹂
グイイっ!
﹁あああっ!ママっ!ママっ!はじゅかしいっ!はじゅかしいのっ
!﹂
長身マリアの美脚がシュウの脚に絡みつき、
526
無理矢理、股割りをさせてきたのだ。
しかも長い腕でシュウの胸板を抱きしめ、
動きを完全ロックしてしまう。
長身サキュバスのマリアによる敷き布団。これもまた格別だった。
母性愛溢れる強烈淫気。戦士すら圧倒するパワー。そして優しさ。
逃げられない。いや、逃げるという選択肢は初めから除外してしま
う。
そして全てを委ねてしまう。上級レベル。
しかも母性型のサキュバスとは、恐ろしい存在だ。
そしてマリアに抱きしめられたまま、
シュウは懐いてしまった御姉様に騎乗位で犯されるのだ。
たゆたゆと胸を揺らしながら、アーリアが笑う。
﹁御姉様のオマンコは、
マリア様みたいに変幻自在には動かせないの。ごめんね⋮﹂
﹁ふえ⋮⋮﹂
﹁だから、御姉様が自分でガンガン動いてあげる。
マリア様。少し重いかもしれませんが⋮⋮﹂
﹁気にしないでいいのよ、アーリア。
ボウヤを愛してあげて﹂
﹁はい♪﹂
527
互いに微笑みあうサキュバス達。上司と部下ではなく、家族。
その笑顔から、強固な信頼関係が伝わってくる。
シュウは厄介なサキュバス集団に捕まってしまった。
シュウは彼女達の家族になるよう洗脳調教されてしまうのだ。
そしてアーリアの激しい騎乗位が始まった。
ズチュ♪
﹁ほわっ♪﹂
﹁うふ♪ボウヤのおちんちん、
まだまだ元気いっぱいでちゅねぇ♪﹂
﹁じゃあ動きまちゅよ?
我慢出来なくなったらピュピュでちゅよぉ?﹂
ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪
﹁ああああああ♪﹂
﹁あはっ♪ボウヤの可愛い泣き顔、だいしゅき♪
ほら、もっとおねえしゃまに見せて♪こっち向いて?﹂
ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪
﹁はわあああ♪﹂
﹁おねえしゃま、しゅき?おねえしゃま、しゅき?﹂
528
﹁しゅき♪しゅき♪しゅき♪しゅき♪﹂
﹁ああん♪感じちゃう♪ボウヤにしゅき♪って言われると感じちゃ
う♪
マリア様、そろそろ時間も時間ですし、いいですか?﹂
﹁うふふ♪いいわよ、アーリア。
そろそろボウヤのお顔に、あれをぶっかけてあげて♪﹂
﹁はいっ♪ああん♪ボウヤ♪もっとおちんちん固くして♪﹂
﹁でちゃう♪でちゃう♪ボウヤ♪お顔に浴びて♪
御姉様のおっぱいミルク浴びて♪﹂
﹁ふえ⋮⋮?ふにゅああ♪﹂
ブシュウ♪
﹁ほへ⋮⋮﹂
﹁うふふ♪ママに抱っこされてるのに、
他の女の人のおっぱいミルクを顔にかけられるなんて幸せね﹂
﹁ふえ⋮⋮ふえ⋮⋮ふわああああ♪﹂
﹁うふふ♪こんなに激しく犯してあげてるのに、大きな欠伸。
オネンネミルクをお顔にいっぱいかけられて、
眠たくなっちゃいまちたね?﹂
﹁フーフー♪さっきのアーリアみたいに耳をベロベロしてあげる。
529
ママは左耳にしようかしら♪ボウヤの耳裏の汗臭い汚れ。
ベロベロしてあげる♪ジュルジュル♪﹂
﹁ふわあ⋮⋮⋮﹂
ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪
﹁ボウヤ♪ボウヤ♪だいしゅき♪ボウヤ♪
ほら、このおっぱいコネコネして♪そうしたら、
またオネンネミルクを顔にぶっかけてあげまちゅから♪﹂
﹁ふえ⋮⋮ふえ⋮⋮﹂
﹁あっ♪すごいっ♪で、でるっ♪﹂
ブシュウ♪
﹁んぷっ⋮⋮﹂
﹁うふふ♪アーリア。さっきみたいに、サンドイッチを強めましょ
う。
ボウヤはキスが大好きだから、キスして犯して、オネンネさせて
あげて﹂
﹁マ、マリア様?よろしいのですか?﹂
﹁今日1日、しっかりボウヤの面倒を見てくれてたんですもの﹂
﹁ありがとうございます!﹂
530
﹁ボウヤぁ♪御姉様と獣みたいにチュウしまちょう﹂
﹁あい⋮⋮﹂
﹁あら、ボウヤ。ママに抱っこされて、
他の女の人とチュウするの?﹂
﹁ひあっ♪﹂
﹁ドスケベな子でちゅねぇ。ママに抱っこされて喜ぶ
マザコンボウヤなのに、他の女の人にも甘えん坊なんでちゅか?﹂
﹁ふわああ♪﹂
﹁いいんでちゅよ、ボウヤ。アーリア御姉様しゅきでちゅもんね?
さぁ、チュウしてもらいながら、えげつなく腰を振ってもらいな
ちゃい。
ママは、マザコンボウヤのお耳をベロベロしてあげまちゅから﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁さぁ、ボウヤ。私にお願いして♪
マリア様に聞こえる大きな声で、
マザコンおちんちんを犯してくだひゃ⋮﹂
﹁マザコンおちんちん、犯してくだひゃい♪﹂
﹁はやっ!﹂
﹁クスクス♪ボウヤ、即答でちたねぇ。
531
ママ、ショックぅ♪﹂
﹁ああ⋮ごめんなひゃい⋮﹂
﹁仕方ない。罰としてネチネチ囁いてあげまちゅから、
覚悟なさい♪﹂
﹁あ⋮あ⋮﹂
﹁じゃあ行くよぉ♪アーリア御姉様の激しい腰振りと
ベロベロキスに、どこまで耐えられるかなぁ♪﹂
ズチュ♪ズチュ♪ズチュ♪
﹁はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮♪ほら、ボウヤ。舌べぇって出して、そう!
マリア様の事を考えながら、御姉様とベロベロキスしまちょう♪
はぁ⋮はぁ⋮はぁ⋮♪﹂
ゾクゾクっ♪
﹁ふわああっ♪ちゅ⋮ちゅ⋮ベロベロ♪﹂
﹁変態⋮マザコン⋮変態マザコン。
ママに抱かれながら乱れる変態⋮﹂
﹁ふわああっ♪ごめんなちゃい、ママっ♪ママっ♪
ママがだいしゅき♪﹂
﹁ママもだいしゅきよ、変態マザコンボウヤ♪﹂
532
ジュルジュル♪ジュルジュル♪
﹁はぁ⋮はぁ⋮♪ボウヤ♪ボウヤぁ♪明日からも、お世話してあげ
るっ♪
1日中、付きっきりでお世話してあげまちゅ♪だから⋮だから⋮﹂
﹁ふえっ?﹂
・
533
◆1メートル
★
︽???︾
温かい⋮。温かいお風呂⋮。ふえ⋮⋮♪とっても楽だなぁ⋮
お風呂の中にプカプカ浮いてるだけでいいんだもん⋮
そういえば、お水の中にジャボンしてるのに息が出来てる⋮⋮
まぁいっか⋮。う⋮⋮?ああ⋮⋮。
おへそのミミズさんがまた震えだした。やったぁ♪
最初は怖かったけど⋮⋮今はこれ、しゅきぃ♪
ミミズさんが震えると、とっても安心するの⋮
なんか身体と心が満たされてホッと安心するの⋮⋮
あ、始まった⋮⋮
ふわ⋮⋮ふわ⋮⋮ふわぁ⋮⋮♪
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽マリアの館︾
534
チュンチュンという鳴き声が聞こえる。
これはスズメの鳴き声?⋮⋮朝だ。朝が来たんだ。
爽やかなそよ風で揺れる寝室のカーテン。
その隙間から柔らかい日差しが差し込んでいる。
﹁ふわああっ!﹂
幸せな気分で大きな欠伸をするシュウ。
昨日は裸のまま眠ってしまったようだ。変な夢を見た。
ぬるま湯で満たされた小さな部屋で、プカプカと浮かぶ夢⋮⋮
あまりはっきりとは思い出せないが⋮
それにしても汗だく⋮。どうしてここまで身体中が汗で濡れている
んだろうか?
だが不快感は全く無い。逆に、とても清々しい爽やかな朝だった。
それにしても、昨夜は何時に眠りについたのだろう?
急に強烈な睡魔に襲われ、いつの間にか眠ってしまった。
そんな感覚しか覚えていない。
シュウは寝ぼけ眼をこすりながら、ベットから身体を起こそうとし
た。
ううん?ちょっとこの布団⋮。重い⋮。うーん!
不自然な程、温かく重い﹃掛け布団﹄だ。
シュウはなんとか布団から出ようと手足を動かすが、その瞬間!
535
ムニュウ♪ムニュウ♪
ムニュウ♪ムニュウ♪
﹁ふわっ♪﹂
やっとシュウは気づいた。﹃布団﹄だと思って押しのけようとしたが
それは﹃布団﹄ではなかったのだ。シュウの眠気が一気に吹っ飛ん
だ。
﹁ああ⋮。ママ⋮ママ⋮ひいっ!﹂
﹁んん⋮⋮。あら、ボウヤ。おはよう﹂
掛け布団だと思っていたのは、なんとサキュバス・マリアだったの
だ。
眠気が吹き飛び、脳が回転してきた事により、シュウは昨夜の出来
事を
一気に思い出す。⋮⋮という事は﹃敷き布団﹄と思っていたものは⋮
﹁おはようございます、ボウヤ♪
よく眠れまちたかぁ?﹂
﹁ひいいっ!﹂
536
アーリアだ!アーリアの超乳の谷間に
後頭部がはまり込む形で仰向けになっているのだ!
温かい布団の中に入って幸せ気分で夜を過ごしたんだろう。
起きたばかりのシュウはそう思っていた。だが、それは違う。
なんとシュウは﹃サキュバスサンドイッチ﹄をされたまま、
眠ってしまったのであった。
﹁ああっ!しょんなっ!しょんなっ!﹂
ムニュウ♪ムニュウ♪
ムニュウ♪ムニュウ♪
﹁あらあら、朝から元気でしゅねぇ♪
かわいいわぁ♪﹂
ギュウ♪
﹁ふへえ⋮⋮おねえひゃま⋮⋮、それしゅきぃ♪﹂
肉敷き布団。アーリアにギュウと抱かれ、
肉の感触を感じるとシュウの顔は、すぐに緩んでしまう。
すると大人しくなったシュウに覆い被さりながら、
マリアが優しくシュウの唇を啄み始めた。
﹁ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪おはよう、ボウヤ♪よく眠れたかしら?
ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪﹂
537
﹁あ⋮あ⋮ママぁ⋮ふへえ⋮⋮ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪﹂
朝1番の御挨拶が苛烈すぎる!
アーリアに拘束され、マリアからの優しい﹃おはようキス﹄
シュウは甘いキスに自らも唇を突き出し、ちゅ⋮ちゅ⋮と楽しんで
しまう。
昨夜の苛烈な調教によって、考えるよりも身体が先に動いてしまう
ようになっていた。
幼児調教がシュウの心身に浸透し始めているのだ。
それにしても⋮⋮。いや、幼児調教の事もそうだが、もっと別の⋮
そうだ。とてつもない違和感を感じる。マリアが⋮。ママがデカい
?!
﹁ちゅ⋮♪ちゅ⋮♪あら、どうしたの、ボウヤ?﹂
﹁ママ⋮ママ⋮。ぼく⋮ぼく⋮フヒイイイン!﹂
﹁あらあら、可愛いわ。どうしたのかちらぁ?﹂
マズいっ!上手く言葉が紡げない!
自分の思っている事を言葉として発する事が、すぐに出来ないのだ。
するとシュウに騎乗していたマリアがキスを中断し、ベッドから降
りた。
やっぱりデカい。状況が分かったのは次の瞬間。
アーリアがシュウを抱きしめたまま、立ち上がった時だった。
538
﹁へっ?﹂
立ち上がった?
ぼくを抱きしめたまま?
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
高い⋮高い。床が遠い⋮おかしい!
何がおかしいのか、この時になってやっとシュウは理解した。
・マリアの身長は170cm越え
・アーリアの身長は160cm半ば
・シュウは150cmに満たない
20cmの差はかなり大きい。10cmでも、それなりに威圧感を
感じてしまう。
しかし、今はどうだ。マリアがデカい!20cmの差?いやいや、
50cm⋮?
いや、70cmはあるだろうか?とにかくデカい!
そしてアーリアもデカい。彼女の場合、身長もそうだが、
その超乳がとんでもない事になっている。彼女はMカップだと言っ
ていた。
昨日も大きすぎると何度も何度も泣きそうになって甘えながら思っ
たものだ。
それが今はどうだ。Mカップどころか推定不能な大きさになってい
るではないか!
539
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
たぷんたぷん♪
巨大化の能力?このサキュバス達は巨大化の能力を備えているのか?
いや⋮巨大化ではないのか?ベッドも机も⋮その全てが巨大化して
いるのだ。
昨夜、見た物と同じ家具だが、大きさだけが違っていた。
グズグズ思考で導き出した答えは、ただ1つ。
﹁あの⋮⋮あの⋮﹂
﹁そうでちゅよぉ♪
ボウヤ、ちっちゃくなっちゃいまちたぁ♪
パチパチ♪﹂
﹁ああっ!ああっ!﹂
アーリアが楽しげに言い、シュウを﹃たかいたか∼い﹄してきた。
そしてマリアが微笑みながら言った。
﹁ほら、床にたっちして。ママ達を見上げてみなさい﹂
﹁あ⋮あ⋮あ⋮﹂
540
﹁どうでちゅかあ?
状況が分かったかちら?﹂
床に下ろされたシュウは、サキュバス達を見上げた。
高い⋮。デカい⋮。サキュバスがデカくなった訳ではなかった。
なんとシュウの身長が1メートルに縮んでいたのであった。
﹁昨日から今日の朝⋮。ボウヤは夜通し、
ママとお姉様にピュッピュッしたものね?﹂
﹁あ⋮あ⋮した⋮しちゃった⋮﹂
﹁ママ、言ったわよね?白いおもらし。
ピュッとする度にボウヤは幼児化しちゃうって♪﹂
﹁あ⋮あ⋮しちゃったの⋮。おもらし⋮しちゃった!﹂
ガクガクと脚が震えてくる。幼児化⋮。そういえば最初に射精した
後、
しかし、あの時はそれほど気にし
声が高くなったように感じた。そういえば、脚がもつれて上手く
歩けないと思った時もあった。
なかった。
こんな風に目に見える形での変化がなかったから⋮
違和感を感じた事すら忘れてしまっていた。
541
﹁時間をかけてピュッピュッしたから、
身体への負担は少なかったみたいね、アーリア﹂
﹁はい。これまでのボウヤとは違って、
1度に搾り出す精液量を最小限に抑えた結果だと思います﹂
﹁うふふ⋮♪ここまで幼児化すれば普通に精液を発射しても、
身体への負担は軽くなったはず⋮﹂
﹁では、マリア様⋮﹂
﹁いえ、激しくしてはダメよ、アーリア。
ゆっくり優しく導いてあげましょう﹂
﹁はい♪私もその方が良いと思います。
ボウヤもネチネチ系が好きみたいですし、
何より涙目の方がカワイイんです♪﹂
﹁同感よ⋮。ウフフ♪﹂
マリアとアーリアが楽しそうに話している。
何を話しているのか?内容が理解できない。
言葉の1つ1つは分かるのに、それを理解する前に次の言葉が
耳に飛び込んできて、頭がグチャグチャになってしまう。
︵あ⋮あ⋮あ⋮これが幼児化⋮。これが幼児化調教?
ひいいいっ!怖い、怖い、怖い!︶
542
シュウの顔がグニャリと歪んだ。マリア達は、まだ楽しそうに会話
している。
全裸で立ち尽くしたまま、シュウは脚をブルブル震わせる。それは
恐怖。
幼児化調教に対する恐怖だった。そして、とんでもない事をしでか
してしまった。
﹁ひっく⋮ひっく⋮﹂
シャアアアア⋮
﹁きゃあっ!ボ、ボウヤ!﹂
﹁あらまぁ、大変⋮。アーリア。雑巾よ﹂
﹁はいっ!﹂
アーリアが急いで、雑巾を取りに行った。
マリアは冷静にシュウの痴態を見つめている。そう、その痴態とは⋮
マリアの寝室の床に、シュウは盛大に失禁してしまったのであった。
・
543
◆激しい肉椅子
★
︽マリアの館・リビング︾
白ブリーフに白Tシャツ。それが今のシュウの姿だ。
1メートルに身長が縮んでしまった彼は、リビングへと連れてこら
れた。
﹁エグッ⋮⋮ヒグウ⋮ふええんっ!﹂
﹁大丈夫、大丈夫。お漏らししちゃったのは仕方ないの﹂
﹁ご、ごめんなひゃい⋮⋮エグッ⋮エグッ⋮
ふええんっ!﹂
ソファに腰かける聖母マリア。彼女はブラを着けただけの下着姿と
いう
楽な格好で、より可愛くなったボウヤを抱きしめ、優しく慰めてい
た。
﹁突然の事でビックリして、シーシーしちゃうのは、よくある事。
ボウヤなんだから仕方ないんでちゅよ﹂
544
﹁ヒグウ⋮ふええんっ﹂
﹁あらあら、また涙がポロポロ⋮。も∼う♪
ボウヤは昔から﹃お漏らし﹄しやすい子って、ママもお姉様達も 知ってるんでちゅよ?だから今更、誰も驚かないでちゅよぉ♪﹂
﹁いやぁっ!はじゅかしいっっ!はじゅかしいの!﹂
﹁はいはい、はじゅかしかったんでちゅね。大丈夫よ。
︻アシュトレト︼には黙っていてあげるから⋮
彼女にお漏らしがバレたら大変でちゅからね﹂
﹁アシュ⋮トレト?﹂
﹁それにしても、いつになったら、
お漏らし癖が治るのかちらねぇ?﹂
﹁ふいいんっ!ママぁっ!!ごべんなばいっ!ふいいんっ!﹂
170センチの大柄なサキュバスに抱きつき、
泣きじゃくる身長1メートルの男・シュウ。
マリアの言った通りだ。何が涙の原因かというと、
人前で失禁した事が、とてつもなく恥ずかしくて泣いているのだっ
た。
いや⋮⋮。そもそも何かがおかしい気がする。
545
︵そういえば僕には﹃お漏らし癖﹄があるって今、ママが言った。
昔からそうだったって⋮⋮︶
︵⋮⋮⋮昔から?それがおかしいの?僕がママたちと出会ったのは
数日前だったはず⋮。その前は⋮⋮はれ⋮⋮?はれ⋮?︶
マリアに抱きつき、涙を流しながらシュウは必死に考える。
しかし答えなど出ない。1メートルの身長に縮んでしまった事は
肉体的に変化をもたらしただけではなかったのだ。
なんと彼の頭の中に今、恐ろしい変化が起きていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
・記憶が曖昧になり始めたのだ。訓練生として戦士を目指して
生きてきた真実の記憶。それが徐々に薄れ始めている。
・そしてマリアや彼女の部下たちの事を﹃サキュバス﹄と呼ばなく
なった。
代わりにマリアを﹃ママ﹄。部下達を﹃お姉様﹄と呼ぶようにな
っていた。
・ただ、サキュバスという存在が人間界の脅威であるという認識だ
けは、
頭で理解していないが漠然と意識の底に残っていた。
546
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
これからシュウは、より一層、熱烈な母性型サキュバス達の
甘い愛情幼児化調教を受ける事になる。そして徐々に徐々に人格も
作り替えられてしまうのだ。彼女達好みの可愛いボウヤに⋮
そのためには計画的に調教を行う事が必要になってくる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
彼女達はサキュバス族の中でも乳魔タイプ。
母性愛に溢れ、基本的に優しい性格のサキュバスだ。
こうして集団生活しているのも、乳魔タイプの特徴である。
罵倒系よりも羞恥系を得意としているのも特徴の1つだ。
そんな彼女達に捕らわれた男は、とてつもない愛を注がれて
マゾ奴隷へと育てられる。また、淫界には﹃乳魔城﹄と呼ばれる
数百人の母性型サキュバス達が暮らしている城があった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ちなみにシュウへの調教カリキュラムの大半は、
この乳魔城で常日頃行われている、ありとあらゆる調教が採用され
547
ていた。
それを知るのは、マリアと部下の中でも2名。1人はアーリアだ。
彼女はマリアの部下でも1番の古株で、幼児化した男の扱いも手慣
れていた。
だからマリアは、忙しい自分に代わってシュウの調教をアーリアに
一任した
のである。何より、シュウはアーリアが気に入ったようだ。
泣き狂うシュウを慰めるには、大好きな肉椅子が必須だろう。
そういった理由から、アーリアがシュウのお漏らしの掃除を終えて
帰ってくるのをマリアは待っていたのだが、なかなか来ない⋮
続々と部下達はリビングへ集まってきていた。だが肝心のアーリア
が来ない。
するとリビングへ、部下の中で1番の若さを誇るメーテルが入って
きた。
何故か、かなり焦っている。
﹁マリア様っ!大変です!﹂
﹁どうしたの、メーテル?﹂
﹁アーリアさんが⋮﹂
マリアに耳打ちで用件を伝えるメーテル。
するとマリアの表情が固くなった。
548
﹁分かったわ。アスタルテ!イナンナ!ボウヤをお願い!
朝ご飯は⋮⋮⋮。メーテル!あなたに任せるわ!﹂
﹁はいっ!﹂﹁はいっ!﹂
﹁えっ⋮ええっ?!わ、私ですか?﹂
﹁アシュトレトは私と来て!﹂
﹁分かりました!﹂
部下に指示を与えるマリア。アシュトレト・アスタルテ・イナンナ。
彼女達は、護送車でシュウに母乳調教を行ったサキュバス達だった。
黒髪でグラマラス。若々しい風貌で乳魔タイプの例に漏れず、
おっとり系の優しいお姉様たち。彼女達もまた、アーリアやメーテ
ルと
同じように、胸元だけ開いたエロメイド服を着ていた。
マリアは、アシュトレトという名の催淫母乳サキュバスと
共にリビングを出て行った。そしてリビングに残ったのは、
イナンナとアスタルテ、そしてメーテルだった。
﹁あの⋮⋮イナンナさん。私がボウヤの朝ご飯を?﹂
﹁そうみたいね!さぁ、早くっ!何があったかは知らないけど、
549
マリア様直々の御命令なんだから気にせず楽しんじゃおー!﹂
精力増強作用がある母乳を出すイナンナという名の
サキュバスは明るく言った。
﹁ほ、本当に良いんでしょうか、アスタルテさん?﹂
﹁いいと思うわ。アーリアさんに次ぐ﹃おっぱいお化け﹄なんだから
メーテルが適任よ!いえ、そうすべき。それしかないと思われま
すっ!﹂
﹁うう⋮皆さんも大きいのに⋮﹂
メーテルはプルプルIカップを揺らしながら、頬を赤める。
そして陶酔母乳を出す事が出来るサキュバス・アスタルテは面白が
っていた。
メーテルの性格⋮というか魅力を知っていたからだ。そしてアスタ
ルテには、
もう1つ。部下の中でも異彩を放つ﹃能力﹄を隠し持っていた。
﹁じゃあ⋮⋮おいで、ボウヤ﹂
﹁ふえ⋮⋮?﹂
朝食がズラリと並んだテーブル。メーテルが朝から腕によりをかけ
550
て作った
朝ごはんだ。それをまさか自分が食べさせる事になろうとは、メー
テル自身。
考えていなかった。でもいいみたい。アスタルテさんが許可してく
れたんだし⋮
テーブルの椅子に座り、メーテルは両手を広げて可愛い声でシュウ
を呼んだ。
呼ばれたシュウは泣き顔をあげメーテルの優しい顔を見た。
そしてその後、すぐに﹃ある一点﹄に視線が吸い寄せられてしまっ
た。
︵お、お、おっぱい⋮⋮おっぱい⋮おっぱい⋮
プルプル⋮プルプルおっぱい︶
胸元が開いたメイド服からハミこぼれ落ちそうなプルプルIカップ。
度重なる調教で乳フェチ属性をこじらせてしまっているシュウは、
誘われるがままにメーテルの下へと向かってしまった。
多少、脚がもつれている⋮。幼児化したせいだろう。
歩く事は出来るが、フラフラと左右に体が揺れていた。
メーテルの膝上に座る時も、どこか危なっかしい。
するとイナンナとアスタルテがシュウを支えてくれた。
﹁はい、おっちんとん♪﹂
﹁良かったでちゅねぇ、メーテルお姉様の肉椅子!﹂
551
ムニムニ⋮♪プルプル♪
﹁ふわああ⋮♪﹂
﹁ああっ♪ボウヤが喜んでる!嬉しい♪﹂
アーリアと同じように、メーテルの膝上にちょこんと座ってしまっ
たシュウ。
その太ももの柔らかいこと⋮。後頭部に当たるIカップのおっぱい
が柔らかいこと⋮
アーリアの肉椅子は、どこまでも沈み込んでしまいそうな魔性の肉
拘束だった。
一方、メーテルの肉椅子拘束は柔らかさという点ではアーリアに劣
るが、
密着した瞬間、鼻腔をくすぐる若々しい香りが素晴らしかった。
﹁ふえ⋮⋮ふえ⋮⋮﹂
﹁じゃ⋮⋮じゃあ私が作った朝ごはん。
たくさんモグモグしてくださいね?﹂
﹁ふえ⋮⋮﹂
﹁クスクス♪﹂﹁なかなか面白そうね♪﹂
552
アスタルテとイナンナが楽しそうに笑う。
新人ショタと新人ママの楽しい朝ご飯が始まった⋮⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽メーテル・朝ご飯︾
若々しい爆乳サキュバス・メーテルの膝上に座り、朝ご飯を食べる
事になった
シュウ。サキュバス達の調教計画によると、今日からは完全に口移
しで
食事をする事になっていた。
もちろんマリアが口移しをする予定だったが、事情は変わった。
そして指名されたのがメーテルだったのだ。
﹁じゅ⋮⋮ジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュル
ジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュル!﹂
﹁ふ、ふえ⋮ふえええ⋮﹂
︵舌が⋮舌が吸われるっ⋮舌が吸われすぎて、
とれちゃいそう⋮ふええ⋮︶
チュポン♪
553
﹁ああっ⋮⋮ごめんなさい!
ボウヤの舌が美味しくて、つい⋮⋮﹂
﹁だからって、メーテルがボウヤの舌を食べてちゃ
ダメじゃない!うふふ♪﹂
﹁ボウヤも真面目にご飯を食べさせてって、
怒ってもいいんでちゅよ?﹂
﹁⋮⋮⋮⋮ふえ?﹂
とろけ顔のシュウ。彼はメーテルの膝上に座り、口移しで彼女が作
った
極上料理を食べていた。だが、なかなか食事が進まない。
しかし、それは彼のせいではなかった。悪いのはシュウではなく、
全てメーテルのせいだった。
﹁あ⋮あの⋮。次はホットケーキにします⋮
はい、ボウヤ。お口アーンして待っててね﹂
﹁⋮⋮⋮あ⋮あん?﹂
﹁モグモグ⋮モグモグ⋮ボウヤ⋮いきまふよ?﹂
ブチュウ♪
﹁ふぐう♪﹂
554
モキュモキュっと口内に無理矢理、押し込まれてくる咀嚼済みのホ
ットケーキ。
メーテルの甘い唾液がジュクジュクに浸りきったケーキがシュウの
口内を甘く犯していく。
ここまでは順調である。マリアやアーリアと何も変わらない調教ス
タイルだ。
しかし、ここからの行動が遅延の理由になるのだった。
﹁ああんっ♪ボウヤの舌っ♪ボウヤの可愛いお口っ♪
ごめんなさい!ごめんなさい!もう少しだけジュルジュルさせて
♪﹂
ジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュルジュル
ジュルジュルジュルジュル♪
﹁ふぐう⋮﹂
そう。口移しの度に、メーテルが熱烈なバキュームキスを浴びせて
くるのだ。
幼児化したシュウの小さな身体を若々しい肉体で犯すようにガッツ
リ抱きしめ、
顎を上げさせて可愛いボウヤの唇に貪りつくメーテルお姉様。
まだまだ幼児調教に不慣れな上、マリア達の完成された幼児調教で
極上のボウヤへと育てられているシュウ相手では、若いサキュバスの
555
自制心が抑えきれないらしい。
シュウの口内のホットケーキが無くなっても、
熱烈なバキュームキスを浴びせ続けるのだった。
若いサキュバスの唾液と、Iカップの爆乳。
そして熱烈な抱擁。シュウは完全に犯されていた。
﹁舌っ♪もっとべぇ∼ってしてくだちゃい♪うんうん♪
お利口ちゃん♪チュルチュル♪﹂
﹁ふえ⋮⋮ごはん⋮ごはん⋮は?﹂
﹁ああん♪ごめんなさい、ボウヤ!ごはんね。でも⋮⋮
もうちょっとだけ♪チュルチュル♪﹂
﹁ふみいいい♪﹂
﹁うふふ⋮♪メーテルったら激しいわね﹂
﹁館にいるお姉様は全員、ボウヤがだいしゅきなんでちゅよ♪
良かったでちゅねぇ♪﹂
イナンナとアスタルテは満面の笑みを浮かべて、
キスに没頭する2人を眺めていた。
これでいいのだ。アシュタルテは密かにそう思っていた。
最終的にボウヤは館にいる全てのサキュバスに依存させ完全洗脳す
るつもりだ。
556
幼児化調教の基本は﹃依存する相手﹄を増やしていく事。
アーリアの包み込むような優しい肉椅子は既に大好きになったよう
だが、
犯されるように激しく抱かれるメーテルの肉椅子も好きになっても
らえばいい。
策士アスタルテは、そう考えていた。
しかし、ここでメーテルは手痛い失敗をおかしてしまった。
﹁最後は⋮⋮⋮
私の母乳で作った牛乳プリンを食べさせてあげま⋮⋮﹂
﹁あっ!メーテルっ!﹂
﹁だめっ!﹂
﹁⋮⋮⋮はっ!ああっ!すいません!﹂
﹁⋮⋮⋮⋮ふえ?﹂
そう、料理の素材はシュウに教えてはいけない事実。
マリア達と話し合って決めた注意事項の1つである。
メーテル自身も分かっていたはずだ。
だが、興奮した彼女はミスを犯してしまったのだ。
だが、彼女達にとって幸いだったのは、
呆けたシュウには何の事だか理解できていなかった事だ。
557
ホッと安堵するサキュバス達。ただ、それを見たアスタルテは、
シュウの快楽のスパイスを増幅させる方法を思いついた。
夕食の時に試してみよう。そのためにはマリア様に提案しなければ
と、
策士アスタルテは密かに考えていた。
・
558
◆策士アスタルテと楽しいお姉さんイナンナ1
★
︽マリアの館・リビング︾
﹁ふえ⋮ふえ⋮。お姉ちゃん⋮。歯磨き⋮
へたっぴ⋮へたっぴ⋮だね。あはは⋮⋮ほへ⋮♪﹂
﹁ごめんねっ!ボウヤ!顔中が母乳歯磨きクリームだらけっ!
ああっ!どうしましょうっ!﹂
一体、何がどうすれば、こんな惨劇が起こりうるのだろうか?
激しい肉椅子・朝ご飯の後、引き続き、母乳クリームによる
魅惑的な歯磨き調教もメーテルが初めて担当したのだが⋮
終わってみれば、この有り様。なんとシュウの顔面全体に
母乳歯磨きクリームの泡が飛び散っていたのだ。
普通に歯磨きすれば、口内や口周りくらいには泡が飛び散るだろう。
それは仕方ない。しかし、そんなレベルではなかった。
顎から頬。鼻の穴や更にはおでこまで⋮
どういう磨き方をすれば、ここまでの惨劇か起こるのか
理解に苦しむレベルで泡は飛び散っていた。シュウは顔をとろけさ
せ、
559
メーテルの膝上でグッタリしている。母乳歯磨きの甘い香りと、
メーテルの押さえ込む強烈抱擁の凄まじい快感に酔いしれているの
だ。
メーテルはというと大慌て。この様子を見れば狙ってやった訳では
ない事が、
よく分かる。彼女は本気で慌てていた。
﹁だ、だ、大丈夫?ボウヤ!ボウヤ!ああっ!もう!
アスタルテさんもイナンナさんも笑ってないで助けてくださいよ
っ!﹂
﹁え∼∼!いいんじゃない?歯も磨けたし、ボウヤも楽しんでたし⋮
それにしても、もうちょっと上手に⋮プククっ♪﹂
﹁イ、イナンナ!わ、笑っては可哀想よ!
でも、ここまで⋮フフ﹂
﹁アスタルテ。顔が笑ってるし﹂
﹁⋮⋮バレた?﹂
﹁うう⋮⋮皆さんの意地悪⋮﹂
ギュウ♪
﹁ほへ♪﹂
560
ちょっぴり涙目になりながら、まるでぬいぐるみのように
シュウを抱きしめるメーテル。その行動も彼女は狙ってやっていな
かった。
するとそこへ、マリアとアシュトレトが戻ってきた。
マリアは、いつになく厳しい表情を浮かべている。
﹁アスタルテ、イナンナ。悪いんだけど、
お昼過ぎまでボウヤの面倒を見ていてもらえる?﹂
﹁はい。もちろん大丈夫ですが、アーリアさんは?﹂
﹁実は⋮﹂
マリアは、意識が混濁しているシュウの姿を確認し、
アスタルテに小声で詳細を伝えた。
﹁まぁ、アーリアさんだけでなく、ミネルヴァやスリスまで?﹂
﹁ええ、原因はハッキリとは分かっていないんだけど、恐らく⋮﹂
マリアは意味ありげにシュウを見つめ、
そして部下達に指示を出した。
﹁とにかく昼頃までの調教は、別プランに変更しましょう。
勿論、継続してボウヤの幼児化を進めてくれていいのだけれど、
561
肉体面への調教は出来るだけ控えて⋮﹂
﹁はい、分かりました。では、すぐにプランを組み立て直します﹂
﹁お願いね、アスタルテ。留守は、あなたとアシュトレト、
イナンナ、メーテルに任せるわ。昼頃には帰ってくるから⋮﹂
﹁はい!お気をつけて、いってらっしゃいませ!﹂
マリアから調教計画を練り直すよう命じられたアスタルテ。
彼女は部下の中でも特異な存在だった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
●陶酔母乳サキュバス﹃アスタルテ﹄
彼女こそ、アーリアと共に、淫界・乳魔城で行われている調教を
知る、
マリア自慢の部下だった。淫気レベルは、それほど高くない。
しかし実は彼女はサキュバス界では、かなり名が知れた存在だっ
た。
サキュバス達は彼女を﹃策士アスタルテ﹄と呼ぶ⋮
562
そう。彼女の﹃能力﹄とは、極上の幼児調教計画を練り上げる、
その頭脳そのものなのだった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
﹁イナンナ。計画変更よ!
ボウヤを精神部分からジワジワと犯してあげるの!﹂
﹁ヤッホー!やっと私が本気を出していいわけね!
さぁーて、何して遊ぼうかなぁ♪﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
︽マリアの館・庭︾
その日は、ぽかぽかとした、のどかな朝だった。
淫帝国アーカムの空は綺麗に冴え渡り、くじらのような大きな雲が、
青空にプカプカと気持ちよさそうに浮かんでいる。
563
時間は9時過ぎ。本来ならば、今日のマリアは休暇をとっていた。
1日中、可愛いボウヤを愛でまわす予定を立てていた。
しかし急遽、用事が出来てしまった。マリアは部下であるアーリア・
ミネルヴァ・スリスと共に﹃ある場所﹄へと向かう事になってしま
ったのだ。
マリアが留守番とシュウの監督を任したのは残りの部下。
母乳サキュバス3人衆︻アシュタルテ︼︻アシュトレト︼︻イナン
ナ︼。
そして天才コック︻メーテル︼。この4人だった。
今、幼児化したシュウと手を繋いでいるのは、
精力増強母乳を出す事が出来る母性型サキュバス・イナンナである。
﹁ほら、ボウヤ。
マリア様に、いってらっしゃいのバイバイは?﹂
﹁ふぇ⋮⋮⋮バイバイ。ママ⋮⋮。バイバイ﹂
﹁えらいでちゅねぇ♪﹂
﹁ああん♪嬉しい、ボウヤ。じゃあいってきます♪
お昼までには帰ってくるから、お利口さんにしてるのよ?
⋮⋮ちゅ♪﹂
﹁ふわ⋮﹂
化粧をバッチリし、よそ行きのドレスで着飾った聖母マリアは桁外
564
れに
美しかった。長身・黒髪・美乳に引き締まった肉体。その上、美脚。
雰囲気はとても優しく、容姿年齢的には若々しいが、落ち着いた大
人の色気も
感じる。そんなマリアから﹃ほっぺ﹄に優しくキスをされたシュウ
は、
脳内・理性・顔の全てをトローンと、とろけさせてしまった。
マリア達が出かけた後、玄関で話すサキュバス達。
イナンナとアシュトレトだ。シュウはというと、イナンナと手を繋
ぎながら、
1人で、ふぇふぇ⋮⋮とママからの優しいキスの余韻に浸っていた。
﹁大幅に変更が出るようね。調教プログラム⋮﹂
﹁アーリアさんだけでなく、
ミネルヴァ達までいなくなっちゃったから当然の措置ね⋮﹂
すると、館の中から陶酔母乳を操る策士・アシュタルテが現れた。
そして2人に向かって、策士は微笑みながらこう言った。
﹁館の中で1日中、こもっているのもボウヤが可哀想だし、
気分転換にお外で遊んであげてもいいんじゃないかしら?
今日は、とても天気がいいんだから⋮﹂
565
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽マリアの館・庭︾
スモッグを着て、強い日差しから頭を守るために帽子をかぶったシ
ュウ。
彼は館の庭にしゃがみこみ、地面をじっ∼⋮と何かを見つめていた。
すると、Tシャツ・ジーパンというラフな格好のイナンナが近づい
てきた。
じっ∼⋮⋮
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
じっ∼⋮⋮⋮
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
﹁ボウヤ、どうちたのぉ?
そんな所にしゃがんで地面なんか見つめて⋮
なんか落ちてまちたかぁ?﹂
﹁⋮⋮⋮⋮アリしゃん﹂
﹁ああ、可愛いアリしゃんでちゅね♪
なんか運んでまちゅねぇ♪﹂
566
﹁⋮⋮アリしゃん。いっぱい。アリしゃん﹂
じっ∼⋮⋮⋮
﹁アリしゃんはお利口でちゅねぇ。この子達は働きアリしゃんは、
女王アリ様のために、頑張って働いてるんでちゅよぉ♪﹂
﹁じょおうアリしゃま⋮⋮?﹂
﹁そう♪いっちばん偉くて、いっちばん大切な女の人を
アリしゃん達は頑張って守ったり、お世話したりするの♪﹂
﹁ふーーーーん⋮⋮﹂
じっ∼⋮⋮⋮
イナンナがどうして、そんな話をしたのか分からない。
話の内容が難しすぎた。とにかく女王様が1番偉いって事しか分か
らなかった。
そして、それ以上に自分が何故、地面を這い回るアリの動きを目で
追いかけているのか分からなかった。何をしているんだろう?
目的があって見てる訳ではない。ただ、アリの動きが気になって仕
方ないのだ。
するとアリの動きを追う事に熱中していたシュウに、
イナンナが優しく語りかけてきた。
567
﹁ここは暑いでちゅよ、ボウヤ。
あっちのブランコで遊びまちょうよ♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮あい﹂
イナンナと手を繋ぎ、促されるまま、広い庭の端の方に設置された
ブランコへ向かう。ブランコの場所は、ちょうど木陰になっており、
暑い日差しを遮ってくれる。シュウの額からは少しだけ汗で濡れて
いた。
﹁はい、ボウヤ。お姉ちゃんの膝上に、こっち向きでおっちんしま
ちょ♪
一緒にブランコでたのしーく、わーいわーいしまちょうね♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮あい﹂
ブランコに先に座り、太陽に負けないくらいの笑顔で微笑むイナン
ナ。
可愛らしく、とても優しい⋮。そしてとっても親しみやすい⋮
庭で遊ぶとアスタルテが提案した時、これはチャンスだとシュウは
思った。
ママやアーリア御姉様がお出かけし、ミネルヴァ&スリス御姉様も
いない。
逃げるチャンス。母性溢れるママやお姉様達から逃げるチャンスだ
と⋮
568
ただ、そんな目論みもあっさり砕かれた。
砕いたといっても、彼女達がシュウを快楽調教で酔わせたわけでは
ない。
快楽調教とは全く別の方法でサキュバス達は調教を継続してきたの
だ。
それは幼児化して判断力・危機察知能力が低下してしまったシュウ
には、
絶対に回避できない方法だった。ブランコに腰かけるイナンナ。
そして1メートルに幼児化してしまったシュウは大人しく彼女の膝
上に座った。
﹁⋮⋮⋮おっちんした﹂
﹁はぁい♪よくできまちたぁ♪ボウヤはちっちゃくなっても賢いで
ちゅね♪
さぁ、お姉ちゃんにしっかり掴まってるんでちゅよ?危ないでち
ゅから♪﹂
﹁あい⋮⋮﹂
指示された通り、ブランコに座ったイナンナに正面から抱きつくシ
ュウ。
身体が小さくなっているから出来る事である。イナンナが体勢を整
えると、
ゆっくりゆっくり、ブランコは動き始めた。ゆっくりゆっくり⋮
569
﹁いっくよぉ♪それぇ♪それぇ♪楽ちいねぇ♪﹂
﹁ふえええ♪ふええ♪﹂
キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪
﹁わーい♪ボウヤとブランコ♪
ボウヤも、わーい、って言ってみまちょう♪
ブランコ楽しい、わーーいって♪﹂
﹁ブランコ楽しい⋮⋮わーい♪⋮⋮フヒイ♪﹂
﹁ほ∼ら♪楽しくなってくるでちょう?もう一回、わーーい♪﹂
﹁あい⋮⋮♪わーい♪ブランコ⋮たのちい。わーい♪フヒイ♪﹂
キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪
キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪キーーコ♪
﹁うふふふ⋮⋮♪たっのちいねぇ♪﹂
﹁⋮⋮⋮うん﹂
ホヘッと顔を緩ませ、イナンナの優しい笑顔を見つめてしまうシュ
ウ。
とても楽しい⋮。彼女といると、とても楽しい気持ちになってしま
う。
シュウは見事に彼女の罠に嵌っていた。そして全く気づいていなか
570
った。
これが彼女独自の幼児調教だという事を⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
普段はイナンナも、アーリア達と同じように胸元全開エロメイド服
だ。
しかし、今はジーパン・Tシャツスタイルと全くエロさと感じさせ
ない服装。
実は、これも彼女は意図してやっている事だった。
・幼児化調教中の相手に警戒心を抱かせないこと。
・自分は調教しているわけではなく、一緒に遊んでいるだけ。
・イナンナは、まずそうやって調教相手の信頼を勝ち得てしまうの
だ。
だから、シュウにも服をきっちり着せて、信頼を勝ち得るまでの
遊びの過程では、密着以外の淫技は極力、使用しない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■
︽ブランコから少し離れたベンチ︾
571
木の下に設置されたブランコで遊ぶ2人を、
少し離れた位置にあるベンチに座って、眺めているサキュバスが居
た。
策士・アスタルテである。彼女は監視役だった。
マリアの館の塀は高く、門にも厳重に鍵がかけられている。
1メートルになったシュウでは、絶対に逃げられない。
しかし念には念を入れて⋮。主人マリアの可愛い奴隷だ。間違いが
あっては
ならない。少しでも逃亡の素振りを見せれば、すぐに捕縛するつも
りだった。
まぁ、その心配は無さそうだ。イナンナの幼児化調教の手腕は知っ
ている。
アスタルテは優しく微笑み、イナンナとの遊びに没頭するシュウを
眺めるのだった。
﹁うふふ⋮⋮♪かわいい⋮⋮﹂
・
572
◆策士アスタルテと楽しいお姉さんイナンナ2
★
≪マリアの館・庭≫
サキュバス・イナンナの楽しい遊びに見せかけた母性調教は、まだ
まだ続く。
ブランコの次は、すべり台。それは大人1人なら、ギリギリ滑れる
小さなもの。
それでもイナンナと一緒に座って滑る事は出来る。そしてそれは、
幼児化してしまったシュウには、とても魅惑的な遊具だった。
﹁ほーーら、ボウヤ。一緒にシューっていきまちゅよ♪
せーーの、シューーーー♪﹂
﹁わーーーーーーい♪﹂
シューーーーーーーーーーーー♪
﹁とうちゃーーく♪はっやかったでちゅねぇ♪﹂
﹁もう1回!もう1回すべるの!おねえちゃん、すべりたい!
すべっていい?﹂
﹁オッケーー♪とっても滑り台が気に入ったみたいでちゅねぇ♪
573
何回でも滑りまちょう♪ボウヤの気の済むまで、何回でもね♪﹂
ニッコリ♪
﹁ふへええええ⋮⋮﹂
嬉しい⋮。このお姉ちゃん、とっても優しい。シュウは太陽のよう
に微笑む
母性型サキュバスの優しさと親しみやすさの虜になってしまった。
そして数回、滑り台を滑って満足したシュウは、次の遊びに移った。
その時にはもう、シュウはイナンナにベッタリになっていた。
Tシャツ・ジーパン姿の爽やかなお姉さん。おっぱいも大きく、背
丈も166cmと高い。
シュウはイナンナの手をギュッと繋ぎ、彼女の歌声に合わせて大き
な声で歌を歌う。
﹁♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪
∼♪∼﹂
﹁♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪∼♪
∼♪∼﹂
﹁わぁ、じょうず♪ボウヤ、お歌も上手でちゅねぇ♪﹂
﹁えへへへ⋮⋮♪お姉ちゃんもじょーーず♪﹂
574
あれ⋮⋮?本当にどうしちゃったんだろう⋮⋮
こんな大声で歌うなんて、とっても久しぶりな気がする⋮⋮
そうだ、だってボクは前まで⋮⋮あれれれ⋮⋮
イナンナとルンルン気分で遊ぶシュウ。彼らは緑の芝生が敷かれた
部分まで
来て、ゴロンと2人で仰向けになって寝転んだ。
﹁とーーっても綺麗なお空でちゅねぇ⋮﹂
﹁⋮⋮⋮うん﹂
﹁あら⋮⋮。ちょっと疲れちゃったかしら?﹂
﹁⋮⋮⋮うん。ちょっとだけ、ちかれた⋮⋮﹂
シュウの額は、さっきよりも汗で濡れていた。
するとイナンナがハンカチを取り出し、優しく汗を拭いてくれた。
初めて会った日は、3人がかりでガッツリ拘束しておっぱいで苛め
てきたのに⋮
そんな事を思い出していると、イナンナがベンチに座っていた御姉
様を呼んだ。
﹁アスタルテーー!ボウヤが疲れたんだって!﹂
﹁楽しかった、ボウヤ?﹂
575
﹁うんっ♪⋮⋮⋮はっ?!﹂
アスタルテの問いかけに元気いっぱいに返事をしてしまったシュウ
だったが、
すぐに何かマズイ事をしてしまったような気分に襲われた。それが
何なのか、
どうしてそんな気分になるのかは幼くなった脳は理解してくれない
のだが⋮
胸元が開いたエロメイド服を着たアスタルテが優雅な仕草で近づい
てきた。
何がなんだか分からず、イナンナの手をギュッと握ってしまうシュ
ウだったが、
そうすると、とてつもない安心感に包まれ、意味不明な恐怖も消え
去ってしまった。
﹁ちょっと休憩しまちょうかぁ♪ボウヤ、アスタルテ御姉様はねぇ、
とーーても優しい抱っこが出来るんでちゅよ!ボウヤの大好きな
﹃に・く・い・す﹄
アーリアさんの包み込むような椅子じゃないし、メーテルのよう
な激しい椅子じゃない。
とーーても幸せになれる肉椅子!じゃあ、あのベンチまでいきま
ちょうね♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮うん。⋮⋮いく﹂
﹁うふふ⋮⋮。流石、イナンナ。
この短時間で、ここまでボウヤの心を掴んでしまうなんて⋮﹂
576
笑顔のイナンナには逆らえない。ミネルヴァやスリスに従った時の
ように、
恐怖に負けたわけではない。シュウは彼女に懐いてしまったのであ
る。
そして3人は、先程までアスタルテが座っていた涼しいベンチへや
ってきた。
﹁さぁ、おいで。ボウヤ。ゆっくり優しく夢の世界まで誘ってあげ
る。
とっても楽しい夢。多分、今のボウヤは大好きなイナンナおねえ
しゃまが
夢に出てきちょうねちゅねぇ♪そうなってくれるといいでちゅね
ぇ♪﹂
たぷん♪たぷん♪
﹁あ⋮⋮⋮﹂
﹁さぁ、ボウヤ。アスタルテ御姉様のおっぱいを咥えなさい。
御姉様の優しい肉椅子で、ゆっくり休憩しちゃいまちょう♪﹂
バスルームで母乳調教をされた際に咥えてしまった黒乳首。そして、
たぷたぷと揺れる大きなおっぱい。シュウの視線は完全に釘付けに
なっていた。
そして、イナンナの後押しもシュウの心を溶かしてしまった。
577
とても優しい御姉様に促され、シュウはベンチに座っているアスタ
ルテの膝上。
つまり、母性型サキュバスの魅惑の肉椅子に座ってしまったのだっ
た。
﹁さぁ、咥えなさい。身体への負担を考慮して薄めの母乳を飲ませ
てあげる⋮﹂
﹁あ⋮⋮ちゅぱ⋮⋮ちゅぱ⋮⋮﹂
チウチウチウチウ⋮⋮♪チウチウチウチウ⋮⋮♪
﹁うふふふふふふ♪陶酔淫気もプレゼントしてあげる。
ゆっくり身体と心を癒しなさい⋮⋮﹂
ハグ♪シュウウウウウウウウウウウウ⋮⋮♪
﹁あ⋮⋮あ⋮﹂
アスタルテの乳首を吸いながら、彼女にギュッと抱きしめられたシ
ュウ。
その瞬間、彼女の身体からピンク色の霧状のガスが噴出した。
これが彼女の得意コンボ﹃リラックスハグ﹄+﹃陶酔淫気﹄である。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
578
■■■■■■
﹃リラックスハグ﹄﹃陶酔淫気・母乳﹄
アスタルテの基本戦術。彼女が繰り出す淫技全てに陶酔作用が働
く。
それは全て、彼女の身体から放出される淫気のせいである。
淫気ではなく、母乳に関しても陶酔作用があり、淫夢を見せる事
が可能だが、
サキュバス3姉妹マイカの能力﹃催眠母乳﹄のように、
能力者本人が創りあげた淫夢を見せる事は出来ない。
マイカのように淫夢に介入するほどの強力な力は無く、
陶酔淫気を吸ってしまった本人の性癖に基づいた淫夢しか見せら
れない。
︵秘宝パラレルワールドを使用しても、不可能。いわばマイカの
下位互換能力︶
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■
﹁ふにゅ⋮⋮⋮♪ちぱちぱ⋮⋮ちぱちぱ⋮⋮﹂
579
﹁あーーらら♪半目開けて、うっとりしちゃって⋮⋮
アスタルテの母乳も、相変わらず強力ね⋮⋮﹂
﹁うふふふ⋮⋮。さて⋮⋮
ボウヤの性癖はどれだけ捻じ曲がったのかしら⋮
楽しみだわ⋮⋮﹂
朝10時過ぎ⋮⋮。シュウは優しい抱擁を受けながら、
自らの性癖に淫夢の中で弄ばれるのだった⋮⋮
・
580
◆夢魔=●●
★
ザーザザザ⋮
ザーザザザ⋮ザーザザザ⋮ザーザザザ⋮
テレビの砂嵐のような不快な音が耳元で絶えず鳴り響いている。
視界も明滅しており、それもまた不快だ。何だ、これは?
さっきまで心地良い気分だったのに⋮
その時、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
﹃その名前は忘れちゃおっか?﹄﹃ふぇ?⋮あああ﹄
﹃あなたの新しい名前は﹃ボウヤ﹄よ。
これからはママが毎日、ぎゅっ⋮てして可愛がってあげる。
私が留守の時はお姉様達に赤ちゃん言葉でネチネチ苛めてもらっ
て、
ドロドロになるまで甘えさせてもらいなさい。ねぇ、みんな?﹄
﹃ふわ⋮⋮ああ⋮﹄
あれ⋮⋮?これ、ボク知っている⋮。ああ、そうか⋮
ボクが、あかでみーのくんれんせいだった時の出来事だ⋮
581
とっても遠い遠いむかしのお話⋮
はれ、そういえば⋮。あかでみー⋮って何だっけ?
くんれんせい⋮⋮って?
さきゅばす⋮⋮って?
ママに負けたのは覚えてるけど⋮⋮
なんだろう⋮。頭の中が⋮
ぐるぐるまわって⋮⋮まわって⋮⋮まわって⋮
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
﹃おっぱいに敗北したい?おっぱいに屈服したい?
おっぱいに人生を滅茶苦茶にされたい?おっぱいに服従したい?﹄
﹃あ⋮あ⋮あ⋮あ⋮﹄
﹃あふ⋮⋮﹄
パフッ♪
﹃はい、おっぱいでボウヤの小さな頭を
くるみ込んじゃいまちたぁ♪﹄
﹃ふえええ⋮⋮﹄
582
これも⋮。これも覚えてる⋮
アーリアおねえさまと、しょーぶした時の事だ。
アーリアおねえさまのトロふわおっぱいを10分間、
モニュモニュして⋮ボクはまけちゃったんだ⋮
本当はかって、ママやお姉様たちのちょーきょーから
逃げるチャンスだったのに負けちゃった⋮⋮
また負けた⋮⋮はいぼく⋮まけ⋮⋮マケタ⋮⋮
でも、まけるのって⋮
そんなに⋮⋮だめなこと?ちょーきょーしてもらうのって⋮
そんなにいけないこと?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
︽?????︾
さっきまでのグルグルは何だったのか?爽やかさすら感じさせるほ
ど、
スッキリした気分で目覚めた。辺りを見渡し、シュウはポケッと口
を開ける。
583
﹁ほへぇ⋮⋮。キレー⋮﹂
そこは、さっきまで遊んでいた館の庭ではなかった。
360度。その全てがキラキラと輝いている。壁、天井、床⋮
それら全てが七色の輝きを放つクリスタルで構築された、
不思議な煌めきを放つ空間。こんな美しい場所に来たのは初めてだ。
一体、ここはどこなんだろう?
何でボクは、こんな場所にいるんだろう?
クリスタルに反射した自分の顔をジッと見つめ、トロトロ脳で考え
てみる。
勿論、ここがどこなのか、何故こんな場所に移動したのか分からな
い。
すると背後から声をかけられた。
﹁おっはよーーーーーーーー♪﹂
﹁ふぇ⋮⋮?キミ、ダレ?﹂
振り向くと、そこには奇抜な衣装の女の子が立っていた。
突然、ハイテンションな挨拶をしてきた女の子に、シュウは戸惑う。
﹁あ、あの⋮﹂
﹁うーん⋮。夢の中で﹃おはよう﹄っていうのも、
584
やっぱり、おかしな話だよね⋮﹂
﹁ねぇ⋮⋮キミは⋮﹂
﹁でも眠りから覚めたのには変わりないし⋮
いや、実際には覚めてない訳だけど⋮⋮
いやしかし⋮ブツブツ⋮﹂
シュウの問いかけを完全無視し、
独り言をブツブツと呟く奇抜な衣装の美少女。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
・魔女がかぶっていそうな黒色の三角帽子
・アジアンテイストのTシャツ
・ドクロマークが散りばめられたフリフリスカート
・足下だけ、お嬢様チックなローファー&白靴下
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■
585
お世辞にもセンスが良いとはいえない。というより色々なスタイルを
ゴチャゴチャに混ぜ合わせ、無理矢理ミックスしたかのような衣装⋮
明らかにおかしな服装だ。ただ、そんな衣装を着ている美少女の容
姿は
というと、整っていた。それも恐ろしいまでに⋮。人間女性はもち
ろん、
圧倒的な美を誇る女神サキュバス族でさえ、ここまでの美貌を持つ
者は少数。
・容姿年齢はミルキやルリ・ナギなどと同年代。
・パープルの瞳とウェーブがかかったロングヘアー
・くるんと絶妙にカールする長いまつげ
・常にキャッチライトが入っているかのようなキラキラした瞳
・淡いピンク色の唇・右頬に★マークのペインティング
煌めく謎のクリスタル空間。そして奇抜な衣装の美少女。
何が何だか分からないシュウは、少しだけ語気を強め、
改めて謎の美少女に問いかけた。
﹁ねぇ!キミは誰っ!﹂
﹁うるせえっ!﹂
ギュム♪
586
﹁はうっ!むががが⋮﹂
なんと!美少女が可憐な顔に似合わない乱暴な言葉を発した。
それだけではない。美少女の右手がシュウの頬をガッツリと掴みあ
げたのだ。
その結果、シュウは﹃ひょっとこ顔﹄になってしまう。
﹁私が誰か知りたいって?教えてやってもいいけど、
それを知ったらアンタ、必ず泣くよ?﹂
ムギュー♪ムギュー♪
ムギュー♪ムギュー♪
﹁ほれほれ!餅みたいに柔らかいほっぺだなぁ!
のびーる♪のびーる♪﹂
﹁ふみゃう⋮⋮﹂
﹁あはははっ!なっさけない顔。いいよ、そんな顔を見せてくれた
お礼に、特別に教えてあげる!泣かない程度の優しい真実をね﹂
身長1メートルのシュウを見下す美少女。
しかし、実際の背丈はそれほど大きくない。
せいぜい150センチ程度という所か。
﹁私はサキュバス族の中でも特異な存在﹃夢魔﹄﹂
587
﹁む⋮⋮ま?﹂
﹁そう!まぁ、人間界では違う名前で呼ばれてるし、
今はちょっとした事情で夢魔としての力は弱体化してるんだけど
ねぇ∼﹂
﹁じじょー?じゃく⋮⋮たいか?﹂
﹁だから、うっせーよ!﹂
ムギュ♪ムギュー♪
﹁やべ⋮やべて!ほっぺ、ムギュって、やべて!﹂
両手でシュウの両頬をムギュームギューっと左右に引っ張って遊ぶ
美少女。
元々、綺麗系というよりは可愛らしいタイプの顔立ちだが、
この上なく意地悪い笑顔を浮かべると、ある種の⋮
病的な凄惨さを感じさせる顔に見えてしまう。
﹁全く!アンタのために、私は頑張って、色々と苦労してるのにさ
!﹂
﹁ふぇ?ひにゅううう!ほへぇ⋮⋮ほっべ⋮ほっべ⋮﹂
ムギュー♪ムギュー♪
588
﹁⋮⋮⋮まぁ、いい!さしあたって私のすべき事は、
アンタを完全堕落に導く手伝い。現実世界で完璧堕落・
変態幼児になれるように、夢の中からアンタのだいしゅきなママ
やお姉様達の
お手伝いをしてあげるんでちゅよぉ!頼まれてもいねーけどな!
ケッ!﹂
﹁⋮⋮おねえちゃん。ぶちゅぶちゅ、うるさ⋮⋮
ムギャア!﹂
ムギュ♪ムギュ♪ムギュー♪
﹁だ∼ま∼れ∼♪幼児化して調子に乗ってんじゃね∼よ♪﹂
パン!パン!
﹁はふ⋮⋮はふ⋮⋮ほっぺいたい⋮⋮ほっぺ⋮⋮﹂
好き勝手にシュウの頬を引っ張り倒しながら、歌うようにシュウを
罵倒。
そして、シュウの両頬をパチンと強めに叩き、ニッコリと美少女は
笑った。
シュウはというと、涙目になりながら、自分で真っ赤になった頬を
可愛らしく、
さすさすと撫でさする。それを見た美少女はニヤニヤ笑った。
﹁やっぱり、アンタは﹃王の力﹄を受け継いでるんだね。
589
世界の頂点を狙える究極の力⋮﹂
﹁ふえ?﹂
﹁う∼ん⋮⋮。知りたい?分かる訳ないけど知りたい?
だったら教えてくだちゃいって可愛くいいなよ﹂
﹁⋮⋮⋮教えてくだちゃいっ!﹂
﹁やーだよ!きゃはははっ♪
⋮⋮ってか幼児言葉で即答してんじゃねー!﹂
﹁ぶぅぅぅ!ゆったのにっ!うしょつき!﹂
﹁あはははっ♪﹂
﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹂
なんか⋮たのしい⋮。ほっぺはとっても痛いけど⋮
それに、どこか懐かしい⋮彼女とは初対面のはずなのに⋮⋮
それなのに何だろう?
ぶぅと頬を膨らませながらも、シュウは不思議な美少女との会話を
楽しんでいた。美少女の方もシュウとの会話を楽しんでいるようだ
った。
﹁あーはっはっは!久しぶりだけど、相変わらずアホをからかうのは
楽しいねぇ。よーし!難しい話は終わり。今のアンタには言葉よ
590
りも
身体に教えてやった方がいいみたいだ!ほら、後ろを見てみな!﹂
﹁ほへ⋮⋮?⋮⋮⋮⋮ひっ?!﹂
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
先程まではクリスタルが煌めく、ただの壁だったはず。
しかし今では、巨大なトンネルが壁に出現していた。
そして、そのトンネルの向こうに見える景色はというと、
暗い空、灰色の大地、そして妖しげな城が建っていた。
その城の城門が開いた瞬間、シュウの心がゾクリと震える。
﹃うふふ⋮⋮♪﹄﹃うふふ⋮⋮♪﹄
﹃犯してあげるぅ♪﹄﹃おいでぇ♪﹄
﹁ひ⋮⋮ひああ⋮﹂
﹁うわぁーー。すっげぇ数の母性サキュバスだな、
おい。100人は軽く超えてるぜ!﹂
美しき女神・サキュバス。しかもただのサキュバスではない。
城門から現れたのは、巨乳・爆乳・超乳を持つ慈愛の精神溢れる
母性型サキュバスたちだったのだ。
591
城門から続々とサキュバスが現れる。そしてあっという間に、
灰色の大地は母性型サキュバスで埋め尽くされてしまった。
﹁こ、これ⋮⋮⋮なに?﹂
﹁何って?ここはお前の夢の中。そしてトンネルの向こうは願望の
世界。
お前、性癖ひん曲がってるなぁ♪ここまでマザコン性癖、
こじらせてる奴は初めて見たぜ!﹂
﹁ゆ⋮⋮め⋮⋮がん⋮ぼう?分かんない!分かんないよ!
フヒイイイッ﹂
﹁そうそう、何が分からないかも分からないんだろ?それでいいん
だよ!
そんな事より耳をかっぽじって、トンネルの向こうから聞こえて
くる
優しいママ達の呼びかけを聞いてみな!﹂
﹁ふえ⋮⋮?﹂
夢魔がの言ったとおり、トンネルの向こう側から、
いやらしい悪魔達のネットリした優しい声が聞こえてきた。
﹃オーホッホッホ♪ボウヤぁ♪
さぁ、そのトンネルを潜り抜けて、こちらへおいでぇ∼♪﹄
592
﹃たっくさんのママ達が、ボウヤの事を育てて、
鍛えて、強くしてあげまちゅよぉ?﹄
﹃さぁ、ヨチヨチしながら、こっちにいらっしゃい、ボウヤぁ♪
お城の中であまーーくエッチで変態チックな特訓をするの!﹄
﹃可愛くてぇ、強くてぇ、母性愛に従順なとびきり
賢い甘えん坊になるための特訓!﹄
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮あ﹂
母性愛溢れるサキュバスたちの誘惑の声に、シュウの全身は甘く痺
れてしまう。
トンネルを潜り抜けて、たくさんのママ達が待つ地へ足を踏み入れ
れば⋮
シュウの思考は一気にピンク色に染まってしまった。
﹁あ⋮へ⋮﹂
﹁ほれみろ!夢魔の力の真髄を、お前みたいなアホに説明した所で
理解できねーと思ったんだ!だから、感じろ!
考えるより、まずやれっ!特訓してこい!﹂
﹁あ⋮⋮あ⋮⋮あ⋮﹂
美少女が、強い口調で命令を下してきた。
593
それだけでも十分だったが、シュウに更なる追い討ちがかかった。
﹃おいでぇ∼﹄﹃おいでぇ∼﹄﹃おっぱい♪おっぱい♪﹄
﹃乳洗脳が待ってるわよぉ?﹄﹃さぁ依存するの﹄﹃ママ達の所へ
おいでぇ∼﹄
﹁あ⋮⋮⋮あ⋮﹂
トンネルの方へフラフラと歩を進めていくシュウ。
すると耳元で夢魔が妖しく囁いてきた。
その言葉で、完全にシュウのためらいが消えた。
﹁安心しな⋮。特訓が終わったら、現実世界へ帰してやるよ⋮
それに、ここであった事はママ達に絶対に秘密にしてやる。だか
ら⋮
甘えてこいよ、マゾボウヤぁ♪﹂
﹁ひいいいいいっ!ママぁぁぁ♪ママぁ♪いってきましゅっ!
ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ
!﹂
おぼつかない足取りでトタトタと駆け出したシュウ。
目指すは勿論、母性サキュバス集団が待ちかまえる肉の城だ。
サキュバス達が妖しく優しく歓迎してくれる。
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﹃オーホッホッホ♪﹄﹃それでいいのよ♪﹄﹃さぁ、お城に入りな
さい!﹄
﹃ねっとりみっちり教育してあげる﹄﹃たくさんのママがいましゅ
からねぇ♪﹄
﹃思い出したら死にたくなるくらい、徹底的に変態にしてあげる!﹄
﹃あああああああああああああああああああああああああああああ
あああ
ああああああああああああああああ﹄
肉の城にサキュバス達と一緒に入っていったシュウ。
彼の着ていたスモッグは溶けてなくなり、裸になっていた。
そして城の城門が閉じられた。数百の母性サキュバスと共にシュウ
は⋮
その後ろ姿を見送り、残虐な笑みを浮かべる夢魔。
彼女が指を振るうと、クリスタル空間のトンネルも消えてなくなっ
てしまった。
﹁クークックック!優秀なママ達に特訓してもらいな。
ああ、そうそう。アンタに﹃予言﹄を下さなきゃ!
さぁて、今なら最後まで言わせてもらえるかな?﹂
ヒイイイイイイイイイイイイン⋮⋮
﹁﹃死神の予言﹄!﹃アンタは母性から絶対に逃げられないっ!
母性天国に君臨し、いずれは世界の覇者に⋮⋮あがが?﹄﹂ 595
夢魔は城に向かったシュウに対して、能力を発動した。
しかし、途中で言葉をつむげなくなってしまった。悪態をつく夢魔。
﹁ちっ⋮。まだ最後まで言わせてもらえねーのかよ。
まだまだ邪魔者がいるって事か⋮
それにしても、世界の覇者になるであろう男なのに、
そのためのお膳立ては、ぜーんぶ私がしなきゃならないなんて⋮
まぁ、そこが甘えた王子らしいけどさ!﹂
夢魔⋮⋮。人間界では彼女の呼び名。
それは死神・カオスという⋮⋮
・
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PDF小説ネット発足にあたって
http://novel18.syosetu.com/n2275bl/
淫帝国 〔シュウ〕
2014年10月15日19時37分発行
ット発の縦書き小説を思う存分、堪能してください。
たんのう
公開できるようにしたのがこのPDF小説ネットです。インターネ
うとしています。そんな中、誰もが簡単にPDF形式の小説を作成、
など一部を除きインターネット関連=横書きという考えが定着しよ
行し、最近では横書きの書籍も誕生しており、既存書籍の電子出版
小説家になろうの子サイトとして誕生しました。ケータイ小説が流
ビ対応の縦書き小説をインターネット上で配布するという目的の基、
PDF小説ネット︵現、タテ書き小説ネット︶は2007年、ル
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