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私を徹底的に貶め、
そして陵辱してくれ!
登場人物紹介
Characters
エルフィリア=
リーゼ
三女神と呼ばれる美女の一
人。向かうところ敵なしの
クールな姫騎士で、通称「エ
ル」
。隣国との戦争終結の立
役者でもあるのだが、実はと
ても重大な秘密を抱えてい
て……!?
魔法ギルドを束ねる類稀なる才能を
持つ大魔道士。エルやラティーナと
同じく三女神に数えられ、何人もの
男に言い寄られている。過去にいじ
められていたという一面も。
クリフ=アーヴァイン
巷を騒がす盗賊ラーテの正体。かつては将来
を有望された元貴族だったが、騎士団長で
あった父が陥れられ、貴族の地位を失った。
エル同様、三女神とうたわれる聖女。
おっとりとした性格で誰にでも優し
く、その微笑みで国を平和に導いた。
穢れてはいけないという想いが、と
ある欲望を生み出している。
共に祈り、感謝を捧げましょう!
どうするつもり?
私の身体を弄ぶの?
アイシャ=
グロリア
ラティーナ=
ニュクス
プロローグ
一章
二章
三章
四章
エピローグ
三女神と盗賊
姫騎士の告白
聖女を穢せ!
旦那様
女神達の狂宴
しつけて!
007
大魔道士を貶めろ
031
075
126
166
221
プロローグ
三女神と盗賊
「皆で祝おう!
我らがリーゼ王国の勝利と、平和な時代の訪れをッ 」
けられた馬車の上で、女騎士が高らかに叫ぶ。
城下町の中央通り。大門から城へと続く石畳の道を進む屋根のないきらびやかに飾りつ
隣国との百年にわたる長い戦争の終わりを祝すパレード。
「約束しよう。もう悲しみの時代は終わった。この私がいる限り、二度とこの国が不毛な
その主役は、この馬車に乗る戦いの幕引きに大きく貢献した三人の美女達だった。
争いに飲み込まれることはないとっ 」
切れ長の眉とぱっちり見開かれたエメラルドグリーンの瞳が気高さを醸し出す美女。
的な髪飾りがつけられている。
スラリと程よく引き締まった体型ながら、胸だけは女の魅力を十分すぎるくらいアピー
製のビキニアーマーで包まれ、お椀型の美しい形をくっきり浮かび上がらせている。
ルする見事なサイズだ。とても手の平では包みきれない爆乳は下腹部を覆うものと同じ革
小手や肩当て、脇腹の装甲は無骨な金属製だが、肘の上まで覆う長手袋や前と後ろが大
007
!!
腰の鞘からきらびやかな長剣を抜いた女騎士が、凜とした声で宣言する。
!!
陽の光を受けて輝く金色の髪は短めのポニーテールにまとめ、瞳と同じ色の宝石が印象
プロローグ 三女神と盗賊
胆に開いたスカートのような腰巻きはドレスのような華やかさ。
道の左右に溢れかえった民衆達が、老若男女問わずうっとり見とれてしまうのも無理が
「相変わらずだな、姫様は」
ない。人目を引きつけてやまない圧倒的なカリスマを放つ女騎士だ。
ズボン、埃まみれの黒マントというみすぼらしい格好をした茶髪の少年──クリフ=アー
歓声を上げる人々の後ろ。細い路地に立ってその様子を見守っている、粗末なシャツと
ヴァインが、一抹の寂しさを噛み締めながら呟く。
エルフィリア=リーゼ。
008
国王の一粒種である彼女は、姫という身でありながらも類い希なる剣の才能を生かし、
兵を率いて最前線で戦い続けた騎士だ。
国内で誰よりも強く、それでいて常に民草のことを考えて様々な救済策を王に進言して
「この戦いを終わらせたのは私や共に戦ってきた騎士達の力だけではない。戦いの不毛さ
実現してきた彼女は、
『姫騎士』の称号で国民から敬愛を集めている。
を両国に訴え続けてきた聖女、そして誰よりも偉大な魔法を駆使して貢献してくれた大魔
道士。彼女達へも熱い拍手をっ 」
天へ届いたから。共に祈り、感謝を捧げましょう!」
「いえ、わたくしの力など些細なものです。これはすべて平和を求めてきた皆様の思いが
剣を鞘に戻した姫騎士が、民衆達へ訴えながら両隣に立つ少女達の背中を押す。
!!
エルフィリアの右手側に立つ、えんじ色の聖衣を身にまとった少女。
まるでメロンのように豊かなサイズの双丘が零れそうなくらい開いた胸の前で両手の指
を絡めて祈る彼女──ラティーナ=ニュクスは、この大陸でもっとも古くから続く宗教、
ニュクス教団の象徴と言える聖女である。
げな目を伏せて祈りを捧げる姿は神々しい美しさだ。
神から祝福を受けて降臨した御子の証である水色の長い髪を風に任せ、おっとりと優し
国側でも不戦派の動きが活発になったことも、戦いが終わった大きな要因である。
彼女が先頭に立って戦いのむなしさや悲惨さを訴え続けたことで、特に好戦的だった隣
「私は魔法ギルドの長として自分の仕事をしただけ。賞賛なんて必要ない」
のは藍色の三角帽子と毛皮のコートが印象的な少女はアイシャ=グロリア。
にこやかに笑みを浮かべるエルフィリアやラティーナと違い、どこか冷めた表情で呟く
る魔法の数々で戦況を一変させた。
若くして魔道士達の集まる魔法ギルドの頂点に立った彼女は、今までの常識を塗り替え
彼女にも人々から熱い声援が送られているのだが、他の二人のように手を上げて応える
に思っているわけではなく、人前に出るのがあまり得意ではないのだろう。
こともなく無表情で立ち尽くすだけ。それでも時折口元が優しげに緩むのを見ると、不快
その証拠に時折円錐形の双乳の谷間に手を当て、小さく深呼吸して息を整えている。
自分に視線が集まるこの状況にかなり緊張している様子だ。
010
(聖女様はあの人懐っこいところ、昔のままだ。アイシャも……人見知りなところはあの
頃と同じか。魔法の腕は大違いだけどな)
この国の象徴とも言える三人の美女──誰が名付けたか、今ではリーゼ王国の三女神と
も信じてはもらえないだろう。
。
呼ばれる彼女達と、こんなみすぼらしい身である自分が実は顔見知りだなど、誰に言って
剣の稽古でエルフィリアの相手を務めたこと。
へ探検に連れ出したこと。
聖女として自由に遊ぶことも許されなかったラティーナを哀れに思い、一度だけ森の奥
げられていたアイシャに、生徒会長という立場もあって時々声をかけていたこと。
011
貴族の子弟用の学校に通っていた頃。当時はまだ才能が芽生えずに落ちこぼれとして虐
「姫様……」
軽く舌打ちをして、女神達から姿を隠すようにマントを身体に巻きつける。
「ちっ、いまさら、何を未練がましいことを……」
結ばれることは叶わなくても、傍にいることくらいはできたはずなのに──。
た初恋の人は、年を経るごとに美しさと気高さに磨きがかかってきていた。
澄んだエメラルドグリーンの瞳。紅薔薇のような唇。一目見たときに心奪われてしまっ
も視線を外すことができない。
もう過ぎ去った過去の話だと振り払おうとしても、中央に立つ金髪の美姫からどうして
プロローグ 三女神と盗賊
一章 姫騎士の告白
「ひくっ、おおおお!
しぃっ、締まるぅっ、縄っ、鎖……んひいいいっ♪」
ガチャリ……。
「はっ?
なっ、何が……」
ときつく締まり始めたのだ。
いきなり姫騎士の身体を拘束している縄や鎖、そして革バンドといった拘束道具が一段
ビキニブラもまた一回り小さくなり、激しい揺れでずれ落ちてきていたこともあって双
丘は完全にこぼれ落ちてしまう。
たクリフは思わず視線が釘付けになってしまった。
ぷるんっと音が聞こえそうな勢いで飛び出した巨乳は扇情的に揺れ、呆気に取られてい
「あはぁっ、ふ、不意打ちでこんなのずるいっ……もっ、無理ぃっ!
ギチギチに締めつ
けられてイクっ、くぅっ、イキそぉっ♪」
「い、いやいや!
どうなってるんだよ、これっ。俺は鎖を掴んだだけで……」
「ふふっ、いつかこの鎧を使って誰かに責めてもらうときのことを考えて、私以外の人間
が触れるとそれだけできつく締まる仕掛けをつけてもらっていたんだよ。使うのは初めて
だけどぉっ……さすがアイシャ、いい仕事だ♪」
「あ、あのな……魔法技術の無駄づかいにも程があるぞ、これ!」
「呆れたかい?
自分の性欲を満たすために、魔法ギルドのトップの手を煩わせたマゾ豚
にお仕置きしてくれ。お尻ぃっ、まだまだヒリヒリ痛んでいるところ、さっきより強く叩
066
いてしつけて!
あふっ、はぁ、たぁ、叩きながらオマ○コの奥ぅっ、し、子宮にもお仕
置きぃっ、ズンズン突いて、犯してっ 」
士は夢中できついしつけを求めてヒップをくねらせる。
そんな少年の呆れ声すら自らを責めてもらう理由にして、被虐の快感に酔いしれた姫騎
結合部から滝のように溢れる愛液も止まる気配がない。
叩かれる瞬間を心待ちにしているのだろう。幹竿を包み込む膣粘膜の熱がより高まり、
「早くっ、早く叩いて!
突いてっ この無様に敗北を喫した女をっ、今度は君のオチ
ンポで徹底的に負かしてくれ、支配してくれっ!」
の拍子にはらりと落ち、唇の端から透明の唾液がツーッと垂れる。
クリフを振り返り見て、繰り返し訴えるマゾ姫騎士。額に張りついた数本の髪の毛がそ
貪欲に快感に侵っている最中だと一目でわかる、発情しきった牝の顔。見ているだけで
らな姫騎士を奪うことを決意した。
身体の芯が燃え上がるような興奮が昂ってきた盗賊は、もう一切の遠慮なくこの美しく淫
「ああっ、まったく……どこまでマゾなんだよ、エル!」
「おふっ、おおお!
しょこぉっ、おおおお いぃっ、おひりと子宮、一緒にお仕置き
同時に抽送を再開し、夢中で屹立を締める膣内を突き混ぜる。
!!
067
!!
!!
左手で鎖を掴んだまま、右手でもう全体が赤く腫れている姫君の尻房を叩く。
パチンッ、パンッ、パァァァン!
一章 姫騎士の告白
されるの凄いぃっ、ンクッ、ううう!」
さっきと違って腰を掴んでいない分、抽送の衝撃で揺れる動きが大きくなる。
めす
「 あ ふ っ、 く う う う!
あは ぁ っ、 ゴ リ ゴ リ と 出 っ 張 っ た とこ ろ で壁 削 れ て るぅ っ、 き、
腰を狭い振り幅で素早く振っていても、濡れ蠢く肉壺全体を擦り抉ることができた。
君のチンポの形を覚えさせられてりゅぅっ、おふっ、おおお 」
「くっ……お尻叩く度に中が締まって……本当に変態だな、エルは」
「しょぉっ、しょうれしゅぅっ!
騎士として打ちのめされてぇ、めぇ、牝としても乱暴
に屈服させられる瞬間をずっと求めてたぁっ、支配してくれるご主人しゃまを求めていた
変態マゾ姫れすぅっ しゅきぃ、乱暴なのらいしゅきぃぃっ!」
して喘ぎ狂う姫騎士。
鎖を掴んで支えているおかげで、フックが梁から外れる心配はない。
クリフは自分の手の平も痛くなるくらい力を込めて林檎色に染まったヒップを打ち叩き、
尿道から溢れ出るカウパー腺液で濡れた亀頭を子宮口に突き立てる。
「ひぅ、もっ、やぁ、焼けるぅっ、壊れるぅっ!
お尻とオマ○コっ、気持ちよすぎて壊
じゅっぽぉっ、ずぽぽぽっ、ぐちゅるぅっ!
れてイグ……も、もうイグ、イグゥッ!」
「お、俺も……無理、くうっ」
068
!!
興奮に背を押されて次第に言葉が荒くなるクリフに合わせ、その性癖を存分にさらけ出
!!
ふくれあがる射精衝動を我慢できそうになかった。
もう力が抜けることなく収縮しっぱなしの膣道にペニスを扱かれ、もうどう足掻いても
導くことしか考えられない。
頭の中が沸騰したようにクラクラして、ただ悶え喘ぐ憧れの姫君を激しく犯して絶頂に
「きてっ、射精……んふっ、せぇ、精液でわらひの子宮も支配して欲しい」
「はぁはぁっ、せ、精液って……」
「無様に負けて蹂躙されたマゾ豚だからぁっ、もぉっ、し、子宮に種付けされても文句言
えないのぉっ!
ザーメンで子宮も屈服させてくだしゃいいいいっ 」
かりに、よりきつく肉壺を締めてきた。
ダメ押しで過激な願望を吐き出した姫騎士は、少年に考える猶予を与えないと言わんば
壁面の蠢く皺が竿肌に食い込み、降りてきた子宮口が亀頭にしゃぶりついてくる。
全体を使ってクリフの肉槍を拘束してきた。
手足の自由が封じられて一方的に嬲られるだけのはずのマゾ姫が、唯一自由が利く膣穴
「これ、やばっ、うっ……出る、本当に出ちゃうぞっ!」
剛直全体が雄々しく痙攣を繰り返し、尿道に昇ってくる熱液を止められない。
「きっ、きてっ、イクッ、わらひもぉっ、おほぉっ!
子宮、精液漬けにされてイク、マ
最後の力を振り絞り、強烈な平手を火照るヒップに打ち下ろした直後。
069
!!
竿が潰されそうな圧迫感で、散々堪え続けていた昂りが一気に弾けた。
一章 姫騎士の告白
ゾ豚アクメしましゅっ、あへぇっ、イグッ、イグッ、イックウウウウウ 」
ドップリュッ、ビュルルルッ、ビュブッ、ビュウウウウッ!
打つ肉槍の先から白濁を迸らせる。
白目を剥いて舌を垂らし、マゾ快感をあらわにした表情で絶頂する姫騎士に合わせ、脈
れて最後の一滴まで残さずに放つ。
一瞬目の前が白く染まってふらつくほどの鮮烈な快感を噛み締めつつ、括約筋に力を入
宮へ打ち込む度に、エルフィリアは縄と鎖が軋む音を鳴らしながら全身を痙攣させた。
我慢していた分、濃くなったのだろう。ねっとりと粘度の高い熱液を鈴口に吸いつく子
「あへ……はぁっ、あはぁ、感じるっ……子宮、君の精液でたぷたぷぅ……ンフッ、容赦
「はぁはぁ、だ、出しちゃったな。本当に……くっ、うぅっ」
なく精液吐き出されてりゅっ、君専用の精液便器ぃ……えへっ、えへへ……」
いずれこの国の頂点に立つ姫君へ膣内射精してしまった。
本気で取り返しのつかないことになるのではないかという不安がいまさらながら脳裏を
過るが、すぐに気が遠のきそうな射精快感に押し流されてしまう。
「しゅごっ、はぁ、そ、想像以上だ、これは。私を負かしたご主人様にぃっ、ぜぇ、全身
蹂躙されるのぉっ、最高に幸せだよ。あひっ、幸せすぎて……りゃめぇ」
──ジョロロロッ……。
意識の糸が切れたのだろう。ずっと締まりっぱなしだった膣内が緩んだ直後、結合部の
070
!!
上側から黄金色の小水が力なく漏れ出してきた。
慌てて顔を覗き込むと、マゾ快感を存分に堪能した姫君は白目を剥いたまま幸せそうに
失神してしまっていた。
「 お、 お い、 大 丈 夫 か よ、 エ ル?
し っ か り し ろ っ て、 お い!
下 ろ さ な い と …… っ て、
この鎧、どうやったら元に戻るんだ?
おい、寝る前にそれだけ教えてくれよ 」
慌てて腰を引いたクリフは、夢見心地の姫騎士を介抱し始めた──。
「ふぅ……気持ちいいな、これは。んっ、もう少し強く押しつけてくれてもいいよ」
「少し自重してくれ!
明日からしばらく、椅子に座れなくなっても知らないぞ」
「それはそれでいいさ。痛みを味わう度に、さっきの幸せすぎる初体験を思い出すことが
できるからね。でも……ちょっと危険か。それだけでまた失禁してしまいそうだ」
クリフは、桶に汲んできた井戸水でタオルを冷やし、それを真っ赤に腫れ上がっている姫
地下室の片隅に置かれたベッドの上。うつぶせに寝るエルフィリアの傍らに腰を下ろす
騎士の尻へ優しくあてがってやる。
めてから既に一時間ほど。せがまれるまま叩き続けた尻房の腫れは、こうしてずっと冷や
吊られたまま失神してしまっていた彼女をどうにか起こし、こうしてベッドで介抱を始
し続けているけれどなかなか引いてくれなかった。
(やりすぎたよな……いくら喜んでくれているからって)
072
!!
ドマゾだ。傍にいる人間が歯止めをかけてやらなければ、危険な線を越えかねない。
もう疑う余地はない、女神とまで呼ばれているこの姫騎士様は度が過ぎるくらい真性の
(まあ、次の機会があるわけじゃないけどさ。……いや、ないよな)
「ふふっ、責めるときは私の望みどおりに。事が終わればこうして紳士的に優しく介抱し
転職したほうがいいんじゃないかい?」
てくれるのだから……君は本当に理想的なご主人様だね。盗賊などやめて、調教師にでも
「するわけないだろ。というか、約束忘れてないだろうな?」
渡すわけにはいかないと本題を切り出す。
073
本気か冗談か判断のつかない微笑を浮かべて言う姫騎士へ、クリフはもう話の主導権を
「さあ、取引だ。満足させたら、事件について話してくれるんだよな?」
問いかけながら、さっきの痴態を思い浮かべる。
「ああ。そうだね……三分の一は約束を果たしてくれたと認めよう」
あれだけ派手に……失禁するほど感じていたのだ、満足していないとは言わせない。
「はっ?
どういう意味だよ、三分の一って!」
「あと二人……私と同じように盗み出し、君のものにして欲しいんだ」
「二人……って、ま、まさか」
「聖女ラティーナ=ニュクス、大魔道士アイシャ=グロリア。三女神と称される残り二人
嫌な予感が過った直後、それを肯定するようにエルフィリアがうなずく。
一章 姫騎士の告白
も陵辱してやってくれ。それがランディ殿の事件についての情報を教える条件だ」
「ちょっと待て!
そんなことできるわけないだろう 」
「何だ、リーゼ王国全土に名を轟かせる盗賊ラーテが随分と弱気だな。この私は盗み出せ
平然と親友と呼んだ少女達を売ろうとする姫騎士に、クリフは血相を変えて叫ぶ。
「そういう問題じゃないっ!
そもそも俺は人さらいじゃなくて盗賊だっ 盗むのは宝
ても、あの二人は盗めないと?」
わけがわからず首を傾げた少年に、姫騎士は微笑み──信じられない事実を告げた。
「……どういう意味だ?」
「まったく……つくづく君は善人だね。でも、そういうことなら心配はいらないよ」
真剣に抗議するクリフを見て、エルが楽しげに微笑む。
たいに自分からどうしても頼んでくるならまだしも……」
や情報だけで……その……お、女の純潔に手を出すような外道な真似はできない。エルみ
!!
「あの二人も陵辱を、蹂躙を望んでいる。だって……ラティーナもアイシャも私と同じ、
生粋のド変態、救いがたいマゾなのだから」
074
!!
二章 聖女を穢せ!
「ちょ、ちょっと待て!
エル、それはさすがに……」
やりすぎだと制止しかけた──直後。
「それは……素敵ですね、精液だけではなく、クリフ様のおしっこで全身を汚していただ
くなんて……あぁ、想像するだけでまたオマ○コが蕩けてしまいそうです」
「それじゃあ決まりだね。ふふっ、ご主人様、可愛い牝豚が二匹揃っておねだりしている
誘いかけられた聖女が夢見心地の表情でうなずいた。
のだから……まさか断らないよね?
満足させてくれる約束だもの」
「だ、だからって……うぅっ」
122
既に限界を超えた尿意を耐えつつ、悪戯っぽく微笑むエルフィリアとうっとり蕩けるラ
ティーナを見下ろす。
この麗しい美少女達に自らの小水を浴びせるなど、背徳すぎて気が遠のきそうだ。
(満足させないと、事件のこと教えてもらえないし……だから……)
いけないと思うが、その禁忌の興奮に期待もふくらんでしまう。
「くっ、わ、わかったよ!
浴びせてやる……小便で洗ってやるから待ってろ 」
そんな言い訳がましい考えが脳裏を過った瞬間、我慢の喧嘩が訪れてしまう。
そう叫んで肉幹を掴み、狙いを定めた直後。
──ジョボジョボジョボジョボ……。
「くふっ、んんん!
あぁ、温かい……ご主人様のおしっこ……」
!!
「ふぁっ、あああっ、わたくし、本当に浴びせられています。温かいおしっこで肌も聖衣
も染められて……はひぃっ、汚れてりゅっ、全身ご主人様に汚されてぇ、おぉっ、おひっ
こだけでイグッ、もぉっ、イキすぎて止められましぇんぅっ、はへぇ 」
「んぐっ、はぁ、お、お口の中にもいいよ。私の口ぃ……ご主人様の便器にしてぇ」
肩を並べて寄り添うようにしゃがむ女神達へ、クリフは迸る小水を浴びせかける。
淫らに喘ぎながら舌を伸ばし、ためらいなく口内でも受け止めようとする姫騎士。
「あは、ローブが染まっていきます。ご主人様の匂いが取れないくらい……」
を剥いて今にも失神しそうな聖女。
髪や肌はもちろん、えんじ色の聖衣にも温かい尿が染み込む感触に酔いしれ、もう白目
「んくっ、はぁはぁ、小水をかけてトイレ扱いまでして敗者を貶めるなんてぇ……本当に
嫌悪の色など欠片も見せずに悦ぶ二人目掛け、そのまま放尿を続ける。
「いや、エルがやれって言ったんだろう!」
容赦ない、最高のご主人様だよぉ」
恍惚と叫ぶマゾ姫へ突っ込みを入れた直後。
いませ。わたくしぃ……もう汚れました。汚れるのぉ、嬉しいぃ……んんぅっ」
「ふぁっ……わらくひぃっ、もぉ、らめ……こんなぁ、し、幸せ……神よ、お許しくださ
──ジョロロロッ。
遠くを見るような目で呟いた聖女は、自らも力なくお漏らしをしながらパタリとその場
124
!!
に倒れてしまった。
「お、おい、ラティーナ 」
「ふふっ、寝かせておくといい。こんなに満足そうな顔をしているのだからね」
慌てて抱き起こそうとしたクリフだったが、そう微笑む姫騎士に制された。
ころなく汚された状態で無邪気な笑みを浮かべている。
小水や精液、それに愛液が飛び散った床に倒れる聖女は、髪も服も身体もすべて余すと
(本当に汚されるのが好きなんだな。……泥遊び、そんなに楽しかったのか)
確かに起こすのが可哀想なくらい幸せそうな寝顔だ。
せてしまったことに複雑な思いだった。
改めてこの清楚な聖女の信じがたい一面を目の当たりにしたクリフは、それを目覚めさ
「さて、これで私もずっと心配していた問題が一つ片付いた。ご主人様も事件の真相に一
歩近づいて何よりだよ。アジトへ戻って……早速、次の計画を立てようか」
「……ああ」
ようやく落ち着いたのか、少しよろめきながら立ち上がったエルフィリアが微笑む。
(次はアイシャか。あいつも本当に……いや、そんな──)
昨日から歯車が狂いっぱなしの計画、こうなったらただ突っ走るしかない。
125
!?
あっさりと聖女の誘拐を促す姫騎士に、もう反論する余力もなくうなずく。
二章 聖女を穢せ!
(凄い光景だよな、これ……)
膣壺をかき混ぜる水音と、尻肌を腰で打つ乾いた打撃音。
そして夜空まで届きそうなマゾ女神達の甘い声。
になっている三人を眺める。
そんなこの世でもっとも淫らな音楽を聞きながら、揃って白目を剥いてだらしない表情
国の象徴である女神達が自分の一挙一動に合わせて悶え喘いでいることが、こうして目
の当たりにしていてもまだ信じられない。
(嬉しいような……複雑なような……でもっ……)
初恋の姫騎士や縁浅からぬ聖女と大魔道士。甲乙つけがたい美女達にこうして求められ
(……みんなを悦ばせるのは、父上の事件の情報を得るためだ!)
ることは、男として素直に嬉しかった。
彼女達とこういう関係になって以来、幾度となく心の中で叫んだ免罪符のような言葉。
それを今一度噛み締めて覚悟を決めた直後、ちょうど突き入れていたエルフィリアの肉
壺がさらに一段階きつく収縮した。
「うぐっ、あああっ、も、もう……出るっ!
仲よく分けろっ、おおお 」
乱暴に腰を引いた。
誰か一人を贔屓することはできない。そんな思いでどうにか一秒の猶予を作った少年は
ひいき
奥に向かって蠢く肉壁に竿全体を扱かれ、強烈な射精快感が背筋を駆け上る。
!!
202
四章 女神達の狂宴
「ふぇっ、ああっ、な、中、このまま中に出してくれるんじゃ──んふっ、いや、いいっ
……どこでもぉっ、ご主人様のザーメン、どこで感じても気持ちいいのぉっ!」
「はぁ、はひっ、お願いしますっ!
汚して……わたくしをドロドロにぃっ♪」
「いいっ、いっぱいぶっかけてぇ……あなたのザーメンの匂い擦り込んで、言い訳しよう
がないくらいの精液便器になるっ、あふぁっ、あああっ!」
息を合わせて尻房を振って叫ぶ三女神。
クリフは爆発寸前の肉槍を掴み、その先端を彼女達へ向け──。
ドップリュッ、ビュブリュッ、ビュルルルルルルルルルルッ
「ひぐぅっ、イィィィッ!
きたぁ……ご主人様の精液っ、よ、容赦なくお尻にぶちまけ
込み上げてくる濃厚な白濁を、火照り色づいたそれぞれの尻肌へ振りまいていく。
られて……はへっ、おおっ、汚されてるぅ、負け犬らしく惨めにイクぅぅっ 」
もらえて……イイッ、もぉっ、この感触だけでイク、イクぅぅっ……!」
「ビチャビチャに汚されて……んふっ、くううっ、あぁっ、小便器のように精液排泄して
しこれで汚していただくのが一番ですっ!」
「ヌルヌルいっぱいですぅっ、ひくぅぅ!
このドロドロの感触ぅっ、好きぃっ、わたく
!!
絶頂していた。それぞれの穴口から盛大に潮が迸り、それが地面の草を濡らしておく。
クリフは自ら竿を扱いて尿道に残っているものもすべて出しきると、下腹部全体が痺れ
203
!!
飛び散る牡汁の雨を尻房に浴びたマゾ女神達は、その感触に酔いしれてほとんど同時に
四章 女神達の狂宴
「本当に……みんな同じくらいドマゾだよ。はぁ、ははっ」
て立っているのがやっとの余韻に浸りながら三人を見下ろす。
「ああ、ご主人様のおかげだよ。無理せずにこうして素直に……んふっ、素の自分をさら
け出して感じられるようになったのは。君も嬉しいだろう、アイシャ?」
る大魔道士の背後へ回って彼女の尻肌に舌を伸ばしていく。
四つん這いのままよろよろと動き出したエルフィリアは、そう言いながら動けないでい
「きゃっ!
んっ、エル、どこを舐めて……」
「ちゅっ、れろぉ……ご主人様の精液を無駄にするのは惜しいから……ちゅぱっ、こうし
「だからと言って、私がもらった精液を勝手にぃ……このっ、はひっ、はぁ、恥知らずの
を汚していただくっ……ちゅっ、んちゅぅっ」
「精液、無駄にしてはいけないのは同感です。ですから……んふっ、わたくしもお口の中
!?
205
てしっかり味わわないとぉ……れろっ、じゅるるっ」
牝豚……んふっ、あああっ、ダメ、くすぐったいぃっ!」
必死に抗議する。
敏感になっている尻肌を舐めくすぐられる刺激に、アイシャは背筋をくねらせながらも
……んっ、ふぁっ……あふぁっ なっ、ラ、ラティーナ……」
「ちゅっ、はぁ、恥知らずなんて……いまさら言われるまでもなく自覚しているよ。ちゅ
だが、白濁の味に酔いしれた姫騎士は聞く耳を持たず舌を動かし続けていた。
四章 女神達の狂宴
舌を這わせて精液の残滓を舐め取り始めた。
いつの間にか姫騎士の後ろに回り込んでいたラティーナが、真似るように彼女の尻肌へ
特に濃くて塊のようになっている部分を優先して舐め、それを口に溜めてからうがいを
「……あなた達がそういうつもりなら、私も彼の精液ゴミ箱としての務めを果たす。同じ
するようにグチュグチュと転がしてはうっとりと目を細めている。
ように……んちゅっ、はぁ、ちゅぱっ……」
に付着した牡汁を舐め味わう。
舐められっぱなしのアイシャも二人に負けじと動き出し、聖女の尻房へ顔を埋めてそこ
「ひゃふっ、アイシャ様、わたくしのお尻はそのままにぃ……せぇ、せっかく汚していた
だけたのに清めてしまうなんて酷いですぅっ」
「んふっ、はぁ、いいだろう、その分、私から精液を奪っているのだから。んっ、いつの
間にかすっかり強欲になってしまったね、それもある意味汚れと言えるけど」
「そもそもの原因はあなた……んちゅっ、はぁ、何も言う資格はない」
「……やっぱりみんな、同じくらいのド変態だって。あはは……」
互いを軽く責めながら、それでも嬉しそうに頬を緩めて舌を動かす女神達。
するしかなかった──。
四つん這いのまま三角形状に連なって舌を動かす三人を見守りつつ、クリフはそう苦笑
206
お
楽
し
み
く
だ
さ
い
。
こ
の
続
き
は
製
品
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