7 清 掃 ⑴ 墨田区一般廃棄物処理基本計画 ① 策定時期 平成23年4月 ② 計画期間 平成32年度までの10年間 ③ 基本理念 廃棄物を減量し、循環型社会の実現を目指す ④ 減量化・資源化の目標値 ・区収集ごみ排出量 平成21年度で1人1日あたり645gである区収集ごみ排出量 を平成27年度には約90g削減して560g以下に、平成32年度 には約130g削減して520g以下にすることを目指す。 ・総排出量 平成21年度で99,174tである総排出量を平成27年度には約 4%削減して95,000t以下に、平成32年度には約8%削減し て、91,000t以下にすることを目指す。 ⑤ 資源化率 平成21年度で19.4%である資源化率※について、平成27年度 には21%以上に、平成32年度には23%以上にすることを目指 す。※資源化率=資源物回収量/(区収集ごみ排出量+資源物回収量) ⑵ 墨田清掃工場(東京二十三区清掃一部事務組合) 墨田清掃工場は、平成10年1月に完成し、同年2月から本格稼 働している。 墨田清掃工場では、区内から出る全ての燃やすごみの焼却処理 を行っているほか、近隣区のごみの一部も当工場で受け入れてい る。 墨田清掃工場は、大気汚染防止のための法基準よりも厳しい自 己規制値を設け、さらに、排水や騒音・振動・臭気についても、 下水道法や都民の健康と安全を確保する環境に関する条例による 規制基準値以下とするなど、周辺環境に十分な対策を講じてい る。 平成20年度に本格実施された廃プラスチックのサーマルリサイ クル実施に関し、廃プラスチックを燃やすごみとして受け入れ、 これを焼却することによる環境への影響などを実証確認し、これ を公表している。 所 在 地 墨田区東墨田一丁目10番23号 敷地面積 約18,000m2 建物面積 約8,400m2 焼却能力 発電設備 600t/日 蒸気タービン 出力13,000kw ― 68 ― 墨田清掃工場から発生する熱源は、「すみだ健康ハウス」 (平成 10年4月開館)および、「すみだスポーツ健康センター」(平成12 年7月開館)に供給している。また、熱源を利用した発電を行 い、工場内で使用するほか、余剰電力を売却している。 ⑶ ごみ量の推移 平成24年度のごみ・資源物量(区収集及び持込分) 持込ごみ 可燃ごみ 不燃ごみ 粗大ごみ 52,285 2,112 1,649 継続 臨時 - 474 (単位:t) 計 資源物 56,520 13,906 墨田区・23区のごみ量の推移 (単位:t) 墨 田 区 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 区 収 集 59,455 58,158 57,393 56,921 継続持込 - - - - - 臨時持込 523 674 568 556 474 合 計 23区部 56,046 59,978 58,832 57,961 57,477 56,520 3,057,973 2,947,255 2,876,434 2,841,435 2,830,538 東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報」平成24年度から抜粋(一部「資 源回収月報」を参照) (注)1 「資源物」は、古紙・びん・缶・ペットボトル・食品トレー ・廃乾電 池・廃食油・古布の行政回収量と集団回収量の合計。 2 「区収集」は、区が収集した可燃・不燃・粗大ごみ量の合計。 3 「23区部」は、23区全体の区収集及び継続・臨時持込ごみ量の合計。 ⑷ 有料ごみ処理券料金 ① 有料粗大ごみ処理券 有料粗大ごみ処理券A 200円 有料粗大ごみ処理券B 300円 ※粗大ごみの品目によって、A券とB券を組み合わせて貼ります。 券の種類や必要枚数は、粗大ごみ収集のお申し込みの際、ご案内します。 ② 事業系有料ごみ処理券 70リットル券(1セット5枚) 2,415円 45リットル券(1セット10枚) 3,100円 20リットル券(1セット10枚) 1,380円 10リットル券(1セット10枚) 690円 ※平成25年10月1日からの料金です。 ※事業系有料ごみ処理券は、取扱所(販売店)ではセット単位で取り扱っていま す。1枚単位での購入をご希望の場合は、すみだ清掃事務所で販売いたしま す。 ― すみだ清掃事務所 ― ― 69 ―
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