ストレッチ 1 紹介します。職場でも、ご家庭でも、お試しください。肩甲骨ストレッチ首は重たい頭をずっと支えています。首に負担をかけないためには、肩甲骨の周りの筋肉を動かして首のバランスを整えることがポイントです。 1 両手をそろえて前に出します。 2 肘を曲げてぐっと肩甲骨を寄せます。この動作を 5 回繰り返します。ストレッチ 2 指導・監修／中村格子（整形外科医・医学博士・スポーツドクター） 1 首左右倒しストレッチ場合、大きく動かすとさらに傷めてしまうことがあります。ここでは、首を保護しながらやさしくストレッチしましょう。 ●首が前傾しないようにします。 ●肩は前に出すぎないように上げます。 ●背筋を伸ばし、胸をぐっと張ります。プラスα 首・肩こりは、約 5 キロの頭を細い首で支えているバランスが微妙に崩れ、右手で左の頭部側面を持ち、真横に倒します。このまま 10 秒キープします。すでに首に痛みがあるポイント姿勢を正し、筋肉を緩和するストレッチパソコン作業などでちょっと疲れたな、と感じたとき、気軽にできる体操を今号から一日中パソコンに向かい合うデスクワークでは、どうしても猫背になりがちです。姿勢の乱れは、つらい首痛や肩こりの原因につながります。こまめにストレッチを行って、気分もリフレッシュしましょう。 Stretch ﹁首・肩のストレッチ﹂とからだのこころ　一部の筋肉に負担がかかり凝り固まることから始まります。まずは首を支える筋肉を気持ちよく動かして姿勢バランスをこまめに整えましょう。国立スポーツ科学センターメディカルセンター研究員、横浜市立大学整形外科客員教授。臨床整形外科医のキャリアとトップアスリートの健康管理・指導経験からエクササイズを考案。『整形外科医がずっと教えたかった医者いらずの体の整え方』（講談社）など、著書多数。 Proﬁle 2 反対側も同様にストレッチ。 VDT障害を防ぐ「眼」に効くツボこめかみパソコンや細かい作業などで目を酷使すると、目がショボショボしたり目の奥が重く感じたりしませんか。そんな人にオススメの「疲れ目」に効くツボをご紹介します。仕事の手を休めて、気軽にできるツボ押しです。今回は、こめかみ近くにある「太陽」というツボです。太陽（たいよう）こめかみと目尻の間、少しくぼんだ部分にあるツボです。中指や人さし指を使って、静かに押えてください。さらに、「太陽」を中心に円を描くように押します。疲れ目のほか、頭痛にも効果があります。 2013 spring ★ 10