2011（平成23）年度第４回光材料・応用技術研究会日時：２０１２年３月２日（金）１３：００～１7：００会場：機械振興会館地下３階会議室［Ｂ３-１］テーマ： “レーザー非線形光学技術” 担当幹事：平等拓範（分子研）、古川保典（オキサイド）＊＊＊＊プログラム＊＊＊＊ 13:00-13:10 代表幹事挨拶皆方誠（静岡大学）（講演）１．13:10-13:50 産学連携による高出力レーザー加工技術開発塚本雅裕（大阪大学）２．13:50-14:30 ステルスダイシングの最新動向３．14:30-15:10 “IR broadband generation in the new crystal CdSiP2” 奥間惇治（浜松ホトニクス）ＯMAT Benoît Boulanger (Joseph Fourier University, France) ＊＊＊４．15:30-16:00 コーヒーブレイク（15:10～15:30） “VIS and UV nonlinear crystals（仮）” ( 国際会議報告 ) ５．16:00-16:30 Photonics West 2012 展示会報告６．16:30-17:00 ASSP 2012 報告＊＊＊ Pascal Loiseau (ENSCP, France) 福部博(フェイラ社) ラケシバンダリ，平等拓範（分子科学研究所) 研究会終了後、名刺交換会を予定しています（会場［B3-9］ 17：00～19：00 参加無料） ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― [会場案内] （財）機械振興協会「機械振興会館」住所：東京都港区芝公園 3-5-8 （東京タワーの北側、道路向かい）交通：機械振興会館ホームページ参照 http://www.jspmi.or.jp/index.htm ・東京メトロ日比谷線神谷町駅徒歩8分・都営地下鉄三田線御成門駅徒歩8分・都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅徒歩10分・都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅徒歩10分・JR浜松町駅徒歩15分事務局：一般財団法人光産業技術振興協会開発部稲田 TEL (03)5225-6431 FAX (03)5225-6435 １．産学連携による高出力レーザー加工技術開発塚本雅裕（大阪大学）プロジェクト立ち上げに至るまでの取り組みとその内容に関する紹介を行う。「フォトン計測･加工技術」プロジェクトが終了後，今回に至るまで日本ではレーザー加工に関する大型プロジェクトが無かった。その様な状況からパルスファイバーレーザーを核に産学官が集う事になった経緯などを紹介する。＜メモ＞２．ステルスダイシングの最新動向奥間惇治（浜松ホトニクス） Si，サファイアやガラス基板など先端的な材料加工の高度化、省エネ化で注目のステルスダイシングの開発を行っている。ここでは近年市場が拡大している白色LED向けに対する最新のステルスダイシングプロセスの特長を含め最新動向を紹介する。＜メモ＞３．“IR broadband generation in the new crystal CdSiP2” Benoît Boulanger (Joseph Fourier University, France) 赤外域における超広帯域光（スーパーコンティニュウム光）発生は物質分析から生命・バイオ、安全・安心社会構築、さらにはコヒーレントX線発生、アト秒発生に重要として近年関心を集めている。本研究では高出力レーザーが望めるNd:YAG, Yb:YAGによる直接励起ができる新非線形光学結晶であるCdSiP2のスフェア法により波長9.5µmまでの屈折率精密測定を行い正確なセルマイヤー方程式を求めたもので、その手法と新たな応用の提案と併せ結果を報告する。＜メモ＞事務局：一般財団法人光産業技術振興協会開発部稲田 TEL (03)5225-6431 FAX (03)5225-6435 ４．“VIS and UV nonlinear crystals” Pascal Loiseau (ENSCP, France) 最近広く使われているLBOと同程度のdeffを有しながらもRECOBは，添加元素により位相整合波長を設計できる特長を有する。さらには，位相整合幅を広く取ることも可能で，可視（VIS）域での実用的な波長変換用材料としての可能性を備えている。講演ではこの最新の開発状況と，さらには紫外（UV）域における波長変換素子開発の最新情報を紹介する。＜メモ＞５．Photonics West 2012 展示会報告福部博(フェイラ社）米国のSPIEが主催するPhotonics West 展示会は1995年にSan Joseで開催されて以来、年々その規模を拡大し現在では出展社1000社以上、来場者20000人を誇る世界規模のレーザ・フォトニクス分野の展示会である。毎年、各社が最新技術発表の場として利用するこの展示会を見学し、注目される商品やその商品の用途展開を商社の目から紹介したい。＜メモ＞６．ASSP 2012 報告ラケシバンダリ，平等拓範（分子科学研究所) 米国のOSA（The Optical Society）が主催するAdvanced Solid-State Photonicsでは固体レーザー・波長変換に関する最先端の研究が発表される。今回の報告において今年の固体レーザー研究のトレンドがどこに向かっているのか，何を目指しているのかを伝えたい。＜メモ＞事務局：一般財団法人光産業技術振興協会開発部稲田 TEL (03)5225-6431 FAX (03)5225-6435