Dental Materials Journal 誌のインパクトファクター復活について 2009 年 6 月 19 日 付 け( 日 本 時 間 2009 年 6 月 20 日 付 け ) で、2008 年 版 JCR(Journal Citation Reports)が Web 上に掲載されました。おかげさまで、Dental Materials Journal(以下、 DMJ)がリストに今回、再び掲載されました。このレポートによりますと、DMJ 誌のインパクト ファクターは 0.713 でした。 過去 2004 年のインパクトファクターは 2.511、2005 年は 2.219 でしたが、残念ながら 2006 年版 以降は、リストより除外されていました。JCR のリストからは外されておりましたが、ISI Web of Science の論文リストには DMJ 誌名が挙げられて残っていました。この段階では、まだまだイ ンパクトファクター回復の可能性があるものとして考え、本会英文誌あり方検討委員会を中心に、 会員の皆様のご理解をいただき、多方面の改善をして参りました。その結果が、今回のインパクト ファクター回復に繋がったものと確信しております。これは、ひとえに会員各位のご協力の賜物だ と感謝する次第です。 今年度の DMJ 誌は Vol.28 になります。1982 年の創刊以来 28 年の間、先輩諸氏のご努力によ り積み重ねられてきた結果が反映されています。この歴史ある DMJ 誌が権威ある科学雑誌の証で もある JCR リストに再び掲載されたことはきわめて大きな意味をもっています。 今後は、JCR リストから再び消えることのないよう、さらに雑誌編集体制を固めて会員各位に とって有意義な雑誌となるように努力をしてゆく予定です。本会としては、今回のインパクトファ クター値を維持するのではなく、DMJ 誌のインパクトファクター値をより高めるために、今後も 積極的に活動していきたいと考えております。 今後とも、DMJ をより良い学術雑誌にし、歯科界に貢献できるよう、ご協力くださるよう、会 員の皆様にお願い申し上げます。 2009 年 6 月吉日 中 嶌 裕 日本歯科理工学会 会長 伴 清 治 英文誌編集委員長
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