作り方 「カリフォルニア・レーズンと ピリ辛ラッキョウの元気ちらし」 下ごしらえ

いよいよ、春本番。学校も、会社もピカピカの一年生
が爽やかに登場します。一方、慣れない環境、仕事に
ご飯のメニュー
対人関係は、何かと体調を崩す一因にもなります。
「五月病」とも言われる体調の不良は、規則正しい
生活とバランスのとれた食生活で守りたいものです。
春本番、体調の“きめて食事”に簡単レシピ。
これからの行楽にもぴったりです。
「体調のバランスを維持するためには、貧血をおこさ
ず、血液をサラサラにする効果の高い食事を摂るのが
「カリフォルニア・レーズンと
ピリ辛ラッキョウの元気ちらし」
いちばん」と、鈴木町子さん(ベルクッキング主宰:
東京、杉並)がメニューを紹介します。このレシピに
は、増血効果のある鉄分を多く含むカリフォルニア・
レーズン(100g中2.3mg)と、血液サラサラ効果の
あるラッキョウ漬けを使い、さっぱりした酸味が食欲
を増進し、さらに卵を加えることで栄養的にバランス
のよい一品になります。
酢に、カリフォルニア・レーズンとピリ辛ラッキョウ漬
け、これに卵と生姜の甘酢漬けを散らすだけで、爽やか
な酸味と風味が調和した、バランスのよい食欲増進
「元気ちらし」が手軽にできます。
材料(4人分)
下ごしらえ
(1) レーズンをボウルに入れ、熱湯をひたひたに注ぎ、レーズンの粒を
すし飯
米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2合
酢(穀物酢)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ4
ピリ辛ラッキョウの漬け汁・・・・・・ 大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1
具
カリフォルニア・レーズン・・・・・・・・・・・ 70g
ほぐすように手早く洗ってざるに上げます。酢少々をふってひと
混ぜし、紙タオルにあけて水気を切り、冷ましておきます。
(2) ピリ辛ラッキョウ漬けは、赤唐辛子がきいた今、人気の漬物です。
なければ、普通のラッキョウ漬けを使います。たてに2∼3mm
くらいの幅にスライスします。
ピリ辛ラッキョウ漬け・・・・・・・・・・・・・・・・ 50g
(3) 溶き卵を焦げない加工(シルバーストーン加工、テフロン加工
薄焼き卵のせん切り(卵2コ分)約100g
など)のフライパンに薄く流し広げて、薄焼き卵を弱火で焼きます。
生姜甘酢漬け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適宜
熱いうちに手前からロール状に巻き、そのまま冷まし3mm幅の
輪切りにします。
(4) 生姜は細かく刻みます。
作り方
このちらしずしは、レーズンの
甘さを利用するため、すし酢では
なく、酢(穀物酢)だけで調理
するのが特徴です。器に盛ると、
色取りもよくレーズンの甘味が
ラッキョウの酸味とマッチして、
食欲をそそる簡単レシピです。
(1) 研いだ米はざるにあげて30分ほどおいた後、炊飯します。
(2) 炊きあがったら手早く大きなボウルにあけ、塩をふり、レーズン
を加えて、酢をふり入れて混ぜ合わせます。
(3) (2)をうちわであおぎながら粗熱を冷まし、ピリ辛ラッキョウ漬け
を混ぜます。
(4) 器に盛り、生姜の甘酢漬けをちらし輪切りの卵を添えてできあがり
です。
カリフォルニア・レーズン協会