トマト 営農 情報 1 月の管理 トマトの「軟果」対策 トマト果実の追熟中の軟化の程度は収穫後の保存期間を決定する重要な要因です。 流通過程において軟化の進行が早い果実は、 一般に 「軟果」 (あるいは外観から 「網入り 果」 ) と呼ばれています。 出荷後、 購入されるまでの間に商品価値が著しく低下するた め、 軟果発生対策は産地評価を低下させないためにも重要です。 八代地域の促成トマトにおいては、 とくに4月以降に発生が増加する傾向にあります。 ■軟果(≒網入り果)の発生要因 ■活着不良、排水不良による ■過度の乾燥による ■多肥条件で高温期に土壌が乾燥すると根傷みし 子室数が多い果実となる 花芽の発育異常 ■1~2月の 「低温」 ・ 「多肥」 根量不足、活性低下 吸水力低下、 しおれ カルシウム欠乏 草勢の低下 果実・果房間の養水分競合 果実肥大の停滞 中果皮が薄くなる(網入り果) 軟 果 ※ 当面できる対策として、 冬季の 「施設内温度を十分に確保」 することで低温による 軟果の発生は低く抑えることができます。 また、 低温期の土壌水分過多は、 根痛みを起こし、 草勢低下や花芽の充実不足とな り軟化玉・石玉の発生要因となりますので、 こまめな水管理や排水対策をお願いし ます。 日の出 10∼13℃ 23∼25℃ 午後1時 急激に上げない 25∼28℃ 午後温度を確保 時には加湿も必要 光合成・転流 14∼15℃ 日没 4時間は高く 転流促進 トマトの生育は、 一時的な低温、 高温に左右されるのではなく、 約10日間程度の温 度管理の積み重ね (積算) に影響されます。 夜間の温度管理 (加温機設定) ばかりに関心がいきがちですが、 「※日中の温度を十 分確保する」 ことで、 生育日数の短縮、 正常な花芽生育につながり、 「軟果発生」 をも軽 減することができます。 獅子座 7/23 〜 8/22 【全体運】心理的に不安定になりやすい暗示。 ネガティブな発想はやめて、プラス思考を。 リビングに花を飾ると運気好転 【健康運】 焦って行動してけがを しないよう、注意 【幸運を呼ぶ食べ物】 甘エビ JA-PRESS YATSUSHIRO 2013 .1 8
© Copyright 2024 ExpyDoc