E棟 農場通信12月号はこちらからご覧いただけます。 - イシグロ農材

平成26年12月号 第92号
〔発行元〕
イシグロ農材
営農支援課農場チーム
℡0531-23-3391
http://ishiguro.co.jp
房どりミニトマト栽培試験
現状
12月15日圃場の様子
12月に入り、さらに日射量が低下してきています。今月末が1年のうちで最も
日射量が少ない時期になるので、今月いっぱいは温度管理や摘葉の工夫、潅
水管理、また資材使用によって樹勢維持に努め、年明けからの日射量が回復
した環境に対応できるよう管理していきます。
●保温カーテン使用開始
12月に入り、保温カーテンの使用を開始しました。
今作は保温カーテンを遮光率30%の“サンサンカーテンSP35“に変更しています。そのため、
朝方の光を充分に取り入れつつ、温度の低下を防ぎます。
前作
遮光率60%保温カーテン使用
30
遮光率30%保温カーテン使用
今作
25
カーテンOPEN
25
20
日の出
日の出
20
15
日の出
15
芽先の様子
10
10
5
5
栽培概要
作物
ミニトマト
品種
海外品種
台木
スパイク
定植日
H26年9月11日
使用肥料
単肥配合
カーテンOPEN
気温
気温
0
0
◎早朝の日射を取り入れるため、カーテンを開ける
とハウス内温度が急降下
◎カーテンを閉じていても日射を確保でき、開放時間
を遅らせることでハウス内温度の急降下を防ぐ
●現在の環境・潅水管理
12月22日 ハウス内環境
気温
相対湿度
30
90
80
25
70
20
栽培方式
ココフィールド
(Euro+ 10cm)
栽培管理
給液EC
①EC2.5②EC3.2ms/cm
潅水量
100㏄/株/回
潅水時間
9:00‐14:00
潅水間隔-回数
1H-6回
HP
16:00-7:00 15℃
7:00-9:00 17℃
カーテン
(二層使用)
16:00-7:30 上層
17:00-8:30 下層
60
50
15
40
光合成時間帯
10
30
5
20
…
5
6
7
8
9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
光を取り入れる
温度
管理
上層カーテン 7:30 下層カーテン 8:30
OPEN
早朝加温
天窓換気 11:00 23℃
HP5:00 15℃ HP7:00 17℃設定
潅水
管理
9:00潅水開始
上層カーテン 16:00 下層カーテン 17:00
CLOSE
14:00 25℃
曇雨天時 HP15℃
11:00排液出始める
14:00
潅水切り上げ
天窓換気
15:00-15:30
25℃→15℃へ
HP16:00~
15℃設定
【葉面散布】
微量要素の供給
光合成促進のため
資材使用