粋 で い な せ に 踊 る - 読売・日本テレビ文化センター

かっぽれ、民謡踊り、
和の踊り
■ 恵比寿
市川流 日本舞踊
市川流師範 市川ぼたん
第2・4土曜13:30〜14:30
■ 荻窪
かっぽれ踊り
櫻川流師範 櫻川后寿
金曜12:30〜14:00
■ 自由が丘
江戸寿獅子
無形文化財「江戸里神楽」若山胤雄社中
鈴木恭介
金曜18:00〜19:30
■ 錦糸町
櫻川流かっぽれ踊り
梅后流師範 櫻川后扇舟
木曜10:00〜11:30
■ 北千住
櫻川流江戸芸かっぽれ踊り
櫻川流師範 櫻川左后
木曜13:00〜15:00
■ 金町
櫻川流江戸芸かっぽれ踊り
櫻川流師範 櫻川后扇舟
月曜13:20〜14:50
■ 町屋
藤川流新舞踊 古典舞踊
日本舞踊藤川流家元 藤川澄十郎
第1・3木曜13:00〜15:00
かっぽれ!」
「かっぽれ、
江 戸で流 行していた端 唄(※注)
とともに江 戸に伝 わり 、当 時
る。お伊勢参りなどの人の往来
ねんさいうめぼう ず
ほう
かっぽれの起 源は、大 阪・住
吉 大 社の 奉 納 踊 り と 言 わ れ
浴 衣にねじり 鉢 巻 き、派 手
なステテコ姿の受 講 者たち。そ
にのせて踊られたことで大衆芸
江戸の大衆芸
のキレのある動 きに思 わず 引
になった。明治になって名人・豊
は うた
き込まれる。
りとして一躍大人気となった。
年斎梅坊主が振り付けを大成
れるからです。日頃の憂さを晴
ばい こう
ら す 威 勢の良 さに、必 ず 拍 手
「 ところが、昭 和 も後 半にな
ると、
かっぽれを踊る芸 人は少
すると、九代 目 市 川 団 十 郎が
もくださいます。踊っていてこれ
なくなり、
お座敷芸として細々
「先代家元の櫻川梅后(※注)
は、
かっぽれを
『 人の顔が見える
ほど気 持 ちの良いことはあ り
と伝 えられる程 度に衰 退して
!?
はなしか
ません」(千代助さん)
れ 特 有の味 が あるのです 。団
歌 舞 伎に取 り 入れたり 、寄 席
し まいました。危 機 感 を 覚 え
十 郎が歌 舞 伎に取り入れたの
踊 り 』と言っており ました。勢
た先 代が、
かっぽれの伝 承 と普
も 、踊 りに品 と粋 を 見 たから
で噺 家 が 即 興で踊ったり する
及を目的に稽古場を作り後進
だと思います」
いとおかしみのある動 きに、誰
の育成に取り組んだのです」
粋でいなせに踊ることが、
かっ
ぽれの真骨頂。
ようになり、
かっぽれは粋な踊
今 では 全 国の 稽 古 場 で 約
5000人の門 弟が芸に磨 き
もが『 おっ 』と顔 を向 けてく
をかけ、
カーニバルなどのパレー
「 粋がりになってはいけない
し 、気 負いが あ り 過 ぎても 下
う
ドでも披 露される大 衆 芸 とし
品になる 。見 た 人に『 洒 脱 だ
しゃ だつ
て、
再び復活した。
ね! 』と言っていただけるよう
踊り手自身が楽しくなけれ
ば面白さも伝わらない。そこで
な踊りを目指したいですね」
かっぽれは、見る人を浮かれ
た気分にする面白い踊りだ。し
后 万 沙 さんは、何より も 教 室
♪受講者の声
●寄席が好きで、
噺家が高座でかっぽれを踊るのを見
て、面白いなと思ったのが受講のきっかけです。見るよ
り踊るほうがよっぽど楽しいですね。浅草公会堂での発
表会に向けて、
皆と一緒に頑張ります。
(K.Kさん)
●体を動かすのが好きで、
ヨガや筋力トレーニングを
やってきましたが、
かっぽれは話題性もあるし仲間も大
勢います。何より、発表会やパレード、地元の祭りなどで
披露することが目標にもなって、
踊ることが楽しいです。
(Uさんご夫妻)
品と粋のある踊り
かし、
元気や威勢だけでは良い
よみカル No.300
の雰囲気を大切にしている。
7
芸にならないと千代助さん。
※センターの連絡先は42ページ
「 受 講 者の和がある講 座に
したいと思っていま す 。最 初は
■ 宇都宮
宝生流仕舞
宝生流教授嘱託
(本部会員) 馬場利枝
第2・4水曜18:00〜20:00
「 楽しさの中に『 品 』がある
ことが大 切です。例 えば、身 振
■ 川越
琉球舞踊
真踊流教師 藤原悦子
月曜10:30〜12:30
覚えることに夢中ですが、
慣れ
■ 大宮
津軽手踊り
津軽民謡舞踊奥津流家元 奥津好代
第2・4木曜13:00〜、
15:00〜
り手振りの意味を理解して正
■ 川口
どじょうすくい踊り
島根県安来節保存会踊り大師範 棚橋保
第2・4土曜13:30〜15:00
てくると人 間 関 係が大 切にな
■ 浦和
櫻川流江戸芸かっぽれ
櫻川流師範 櫻川梅笑
日曜10:30〜12:00
し く 動 か す 。緩 急 をつけて表
■柏
日本民謡おどり
弥生流家元 弥生千成
金曜13:00〜14:30
ります。受講者の皆さんが、気
■ 京葉
櫻川流江戸芸かっぽれ踊り
櫻川流師範 櫻川后尚
水曜15:50〜17:20
現を豊かにする。止めるところ
■ 横浜
かっぽれ踊り
櫻川流師範 櫻川左后
日曜11:50〜13:50
持ち良く踊れるような空気感
■ 川崎
花柳流日本舞踊(月)
花柳流師範 花柳い輔
月曜19:00〜20:30
はき ちんと決める。そ う した
■ 町田
翠新流・座敷舞
翠新流師範 翠新寿美吉
第1・3日曜15:00〜16:30
を作っていきたいですね」
■ 八王子
かっぽれ踊り
梅后流師範 櫻川后弥
日曜14:30〜16:30
基 本の形の一つひとつに、
かっぽ
■ 大森
日本舞踊・坂東流
日本舞踊協会参与 坂東三津輔
第2・4木曜15:30〜17:00
「かっぽれ」
「伊勢音頭」
「深川」
「奴さん」
「ずぼらん」
「茄子と南瓜」
「桃
太郎」などの曲目があるが、これらを総称して「かっぽれ」と呼ぶ。曲によっ
て、鉢巻きやタスキの演出が変わる。
櫻川千代助
Chiyosuke-Sakuragawa
櫻川流江戸芸かっぽれ家元
日本に4人しかいない幇間(ほうかん:太鼓持ち)の一人。
日本舞踊(西川流師範)、獅子舞、仁羽(にんば:ひょっとこ)、
三味線漫談、東八拳 など数々の江戸芸に精通している。
櫻川后万沙
※櫻川梅后:梅后流「江戸芸かっぽれ」を創流。櫻川千代助さんの母。
※端唄:江戸後期に流行した三味線伴奏の歌謡。風物や恋愛を
洒落・風刺を利かせて歌い、庶民に愛唱された。
●櫻川后万沙さんの「かっぽれ」講座
恵比寿 月曜11:00〜12:30
大 森 日曜10:30〜12:00
川 崎 火曜10:30〜12:00
Koumasa-Sakuragawa
櫻川流江戸芸かっぽれ師範
各地の教室で指導にあたる一方、世界各地から招へいを
受けて、日本文化を紹介する活動に取り組んでいる。
「講座で皆さんにお会いすることが生き甲斐になっています」
クローズアップ講 座 ②
粋でいなせに踊る
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