2014 畜産科 学科 月 ◆トピックス SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール) 夏季集中講座(平成26年8月4~6日) SSH選抜生徒を対象に、最先端の自然科学に関する講義・実験を通して学問領域の深さを実感するねらいで、夏季 集中講座が行われました。酪農学園大学にて、動物バイオテクノロジーに関わる精子活力の検査と精液凍結時の温 度変化の測定実験、農業機械システム学による“ひずみゲージ”の機械材料の応力測定実験を行いました。3日目は 畜産科学科の専門的な学習内容を科学的な視点から見識を深めるための視察研修を実施。農業機械メーカーの(株) タカキタ様と、雪印メグミルク(株)様の工場を見学し、生産現場に欠くことのできない最新機械と生乳処理の工程およ び加工までの徹底された管理工程を視察。今回の講座では、科学性を深める講義と実験、視察から研究の方向性をよ り具体的にする知識と技術を身につけることができました。 精子活力検査実験の様子 機械材料の応力測定 (株)タカキタ工場見学 雪印メグミルク(株)工場見学 平成26年度 南北海道学校農業クラブ連盟 技術競技大会(平成26年8月19日) 北海道大野農業高等学校を会場に、平成26年度南北海道農業クラブ連盟技術競技大会が開催されました。本校 畜産科学科からは、鑑定競技に校内大会を勝ち抜いた3年矢野さん・宮崎君、2年小野さん・奥山君の4名が出場、 家畜審査競技に2年三浦さん・加藤君、1年小林君の3名が出場。技術競技は、普段の学習成果を競う場として開催 され、出場する生徒は、夏季休業中も登校して専門的知識を追求しながら努力を重ねていました。結果は、鑑定競技 3年矢野さんが見事に最優秀賞を受賞、家畜審査競技1年小林君が優秀賞を受賞しました。鑑定最優秀賞の矢野さ んは、昨年度の全国大会で優秀賞に入賞しており、本年度は全国最優秀賞を目指して、10月22日~沖縄で行われ る日本学校農業クラブ全国大会に出場します。 ●今月のSSH 飼料・資源循環バイオ班では、家畜糞尿から発酵 処理により生成した「消化液」を用いて植物の栽培試 験を実践しています。消化液に関する実証試験は少 なく、今後の利用価値を証明することで、後処理に 苦慮していた家畜糞尿を有効活用する方策を研究しています。8月は試験作物の生育調査および新たな検証方法 を検討し、より個体差を認識可能なプラント作りを目指しています。 ★9月の予定 1~5日 2~5日 5日~ 8~12日 13~14日 Z科16期宿泊実習 前期期末考査 就職試験応募開始 Z科17期宿泊実習 HOKKAIDOサイエンスキャンプ 16日~ 16~19日 24~26日 27日 28日 就職試験開始 Z科18期宿泊実習 Z科19期宿泊実習 1日体験入学② 全道共進会 (文責 山口) 2014 畜産科 学科 月 ◆トピックス SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール) (平成26年7月8日) 酪農学園大学より、家畜栄養学研究室 教授 中辻 浩喜 様に来校していただき、「放牧を有効活用した 酪農生産システムに関する研究 ~牛乳は土から作られる?~」と題して講演していただきました。 土地から牛乳生産という視点での評価法など、根拠のあるデータ分析やまとめ方についてグラフや表を見な がら説明していただきました。 午後からは、本校牛舎に場所を移し、2年生乳牛班がプロジェクト学習で行っている、通年給与を行っているデ ントコーンサイレージの給与効果について、実験データに基づいたアドバイスをしていただき、大変有意義な授業を行う ことができました。 全体での講義 乳牛班・SSH選抜生徒に よる講義(牛舎にて) デントコーンサイレージについて 放牧実験について 平成26年度 南北海道学校農業クラブ連盟 意見発表大会(平成26年7月10・11日) とわの森三愛高校が当番校として、平成26年度南北海道学校農 業クラブ連盟意見発表大会が行われました。畜産科学科3年生 神 田励耶さんが食料・生産区分「ストレスフリー酪農への挑戦!~エコフィード と草地放牧で未来型酪農へ~」と題して発表し、 同じく畜産科学科 3年生 矢野杏子さんは、文化生活区分で「牛からもらったもの」と題 して、それぞれ岩見沢農業高校の代表として発表してきました。 結果は矢野杏子さんが優秀賞1席、神田励耶さんが優秀賞2席でし た。矢野杏子さんは8月21日・22日から幌加内高校が当番校で行わ れる、全道意見発表大会に南北海道代表として発表します。 ●今月のSSH 乳牛専攻班では、酪農学園大学と連携して、デントコーンサイレージ の通年給与における、乳質、乳量調査を行っています。また、3年 生では、放牧における、乳量・乳質、費用対効果、について研究 を行っています。 ★8月の予定 19日 南北海道技術競技大会(大野農) 4~6日 SSH集中講座 6日 愛知県農業交流会 20日 2・3年バス視察研修 21日 全道意見発表大会(幌加内) 18日 夏季休業終了 (文責 稲井) 南北海道学校農業クラブ連盟意見発表大会 2014 畜産科 学科 月 ◆トピックス 農業クラブ ~校内技術競技大会~ ( 平成26年6月18日 ) 農業クラブの三大行事である技術競技大 会を開催。畜産科学科では、農業、特に畜 産に関する専門知識を問う“農業鑑定競技” と、ウシ・ブタの審査技術を競う“家畜審査競 技”が行われ、3学年全員が普段の学習を 思い出しながら緊張感を漂わせ集中して取 り組んでいました。 昨年は、全国大会において優秀賞に入賞 するなど活躍した生徒もおり、早くから本大 会に向けて猛勉強を重ね、沖縄県で開催さ れる全国大会では、昨年以上の成績を収め ることでしょう。 カボチャの定植 家畜審査競技 農業鑑定競技 晴耕雨読 ~カボチャの定植~ ( 平成26年6月19日 ) ダイズの発芽率調査 1年生は、ウシ・ブタ・ニワトリの動物だけで はなく植物栽培を通じて農業の基礎を学びま す。今年は、ダイズとカボチャの栽培をはじめ、 播種から定植、除草、追肥などの管理実習を しながら研究活動を進めています。消化液を 用いて栽培比較試験を行い、散布量が生育 や収量、品質にどのような影響を与えるかを 調査していきます。 サイレージ用とうもろこし畑で追播実習 ( 平成26年6月23日 ) 畜産科学科の牧草地は校地内の他にも市内2カ所にあります。東山にあるサイ レージ用とうもろこし畑では1年生が追播(欠株箇所にもう一度タネを播くこと)を行い ました。北海道の記録的な長雨のおかげで実習がかなり遅れていましたが、片道2 00メートルの畑を何往復もしながらウシたちのために頑張りました。 広大な農場での実習 ●今月のSSH 養鶏班は、白色レグホーン種におけるECOフィードを利用した産卵成績、卵質調査測 定値、食品分析試験について、昨年9月からの180日間の試験期間を終了しました。 結果の集計作業を行い、酪農学園大学よりご指導をいただいた標準偏差を導き出 す作業を行っています。今後の活躍に、乞うご期待を!! ECOデータ集計作業 ★7月の予定 1日 求人票公開開始 7日 高校内企業説明会 8日 SSH家畜栄養学講座 10日 南北海道連盟意見発表大会 18・19日 学校祭 23日 食品衛生責任者養成講習会 28-30日 SSH視察研修 卵質調査 (文責 山川) 畜産科 学科 2014 月 ◆トピックス 平成26年度 農業クラブ始動 ( 平成26年5月9日 ) 春の山野草観察会 ~ 利根別自然休養林 ~ ( 平成26年5月14日 ) いよいよ今年も農業クラブ活動がスタート。3年クラ ス農業クラブ部会監事の川村君を中心に、各クラス の役員が協力して準備を進めてきた年度始め総会、 意見発表会が行われました。先生方からは、当日の 運営から事前の準備までよくできていたと好評でした。 今年は行けるだろう!前日、先生方が天気予報した通り でした。3年連続で雨天中止となったこの行事は、エゾエンゴサク やヒトリシズカなど、この時期にしか見られない動植物などを観察 スケッチして、学習しました。竹田君は、エゾタンポポとセイヨウタンポポ の見分け方を知る生徒で、みな感心していました。 2014年 北海道ブラック&ホワイトショウ見学会 ~安平町~ ( 平成26年5月25日 ) 先日の年度始総会で承認さ れ、新たな活動母体となった、 岩農ホルスタインクラブでの、 記念すべき共進会となりました。 日頃から愛情をこめて手入れ をしてきた牛たちは、残念なが らレベルの高さにおいつけず、 入賞ならず!次回、また頑張り ましょう。 この共進会には、18名のクラブ員がバスで見学に訪れました。係りの 先生からは、審査や序列のつけ方、さらには審査員の講評などを記録し、 しっかり勉強しましたが、さて問題です。 “ ベストアダー ” にはどん な意味が込められていたでしょうか? “ モォーーウーー ” おわかり ですよね。 ●今月のSSH(スーパー サイエンス ハイスクール) 養豚専攻班では、酪農学園大学と連携して、糞および唾液中にお けるプロジェステロン(黄体ホルモン)濃度測定による発情兆候の 発見方法の開発研究を行っています。 中型品種(中ヨークシャー種)や未経産豚では体が小さいために 直腸検査が困難です。科学的に発情発見および妊娠鑑定ができ るようにしたいと思っています。 ★6月の予定 2日 4~6日 10日 18日 全校集会 24日 2年総合選択ガイダンス 前期中間テスト 25~27日 1年宿泊研修 LHR学校祭役割分担 27日 歯科検診 校内技術競技大会 (文責 新堂) 2014 畜産科 学科 月 ◆トピックス 新1年生 真新しい実習服を着用して全員集合 (平成26年4月23日) 今年の新一年生は41名ということで、これは今年の1月冬に、解体工事を終えた旧牛舎の使用してきた年数(4 1年間)と一致します。ただの偶然でしょうか?もしや新しい牛舎で大活躍の予兆では・・・。何はともあれ新入生の 皆様、そしてご家族の皆様方、畜産科学科の生徒、職員一同心より歓迎いたします。 祝 畜産教育施設完成記念公開終了 (平成26年4月26日) みなさまありがと うございました。 畜産科学科は、岩農107年の歴史の中で、明治の開校 当時より開設された獣医科の伝統を引き継ぐ学科であり、 ここ岩見沢市は、北海道獣医の発祥の地でもあります。3 月下旬より、畜産科学科のホームルーム農業クラブ役員により、 企画・準備が進められてきたこの行事には、岩見沢市教育 長様をはじめ、岩農同窓会、PTA、さらには関係学校の皆 様の多数の出席をいただき開催することが出来ました。内 容は、「岩農畜産教育の変遷と畜舎」とういう内容でプレゼ ンテーションを行い、今も昔も変わらない家畜の学習を通し た食料生産や、食べ物を大切にする学習の内容が、時代 ごとに紹介されました。また、新畜舎の公開や歴史展は、 プロジェクト専攻班長が中心となり、畜種や飼養頭羽数、 生産物の特徴や、SSHの学習内容などが参加者へ説明さ れました。 ●今月の畜舎 セレモニーの様子 畜産実験棟にて 特別に公開された、大正時代の家畜診断簿 4月30日 第37回空知スプリングショウにて いよいよ共進会シーズンがやってきました。 岩農の出陳牛は以下の通りです。 3部 ガンノー PFD セプテンバー メリージェーン ET 3等賞 4部 セノーファーム ロイブレンダ2 ET 3等賞 デイリークイーンの2Z葛西さん 6部 ドラマチック スカイツリー 1等1席 ★5月の予定 1日 全校集会 12日 3年進路ガイダンス 13日 身体計測 17日 グリーンフェア 6部 ドラマチック スカイツリー号とリードマン3Z増田くん 19日 25日 27日 29日 30日 岩農ショップ OPEN 開校記念日、全道B&W共進会 歯科検診 校内意見発表大会 高体連期間 (文責 新堂)
© Copyright 2024 ExpyDoc