越のルビー栽培ごよみ - JA福井市産地紹介

福井県産 JA 福井市
越のルビー栽培ごよみ
①土づくり
堆肥を施用し、石灰資材等土づ
くり資材を施用します
期間
作
半促成
抑制
2月上旬
6月中旬
②施肥・畝たて
元肥に有機質肥料を施用しま
す。半促成は地温を上げる透明マ
ルチを、抑制は地温を下げる白黒
ダブルマルチを畝に敷きます。
④追
肥
果実の肥大が始まる3段開花
時に有機質肥料で追肥をします。
その後5段開花、7段開花で追肥
し、草勢を維持します。
粘着板を設置し、害虫を捕殺
し、発生状況を随時確認します。
⑥誘
引
葉と果実にまんべんなく日が
当たるよう、主枝と側枝を直立に
ヒモで固定します。
土づくり
施肥・
2月下旬
6月下旬
畝たて
3月上旬
7月上旬
∼
∼
3月中旬
7月中旬
4月中旬
8月上旬
∼
∼
5月中旬
9月上旬
4月上旬
7月下旬
∼
∼
4月上旬
7月下旬
着果促進
∼
∼
(ホルモン処理)
6月上旬
9月中旬
マルハナバチ交配
5月上旬
8月上旬
∼
∼
葉
葉が茂ってきたら、風通しを良
くするため、株元と、混んでいる
ところを剪葉します。草勢が低下
しないよう何回かに分けて行い
ます。
5月下旬
9月上旬
∼
7月下旬
11 月中旬
植
半促成では、暖かい時間帯に
定植し、トンネルで囲って保温
します。
抑制では、ハウスの温度が下
がるよう遮光をし、涼しい時間
帯に定植します。
植
追
肥
整
枝
⑤整
引
主枝の1段花房の下のわき芽
を1本伸ばし、2本仕立てにし
ます。その他のわき芽はすべて
欠き取ります。
誘
∼
③定
定
剪
⑧剪
業
枝
⑦着果促進・交配
実がたくさんつくように開花
花房にホルモン処理します。
半促成では4月下旬よりマル
ハナバチを導入して、着果促進
の省力化を図ります。
葉
⑨収穫・出荷
収
穫
出
荷
平成 15 年に JA 福井市
白方野菜生産組合ハウス部
会員全員がエコファーマー
に認定されました。
環境にやさしく、甘くて
おいしい越のルビー作りを
実践しています。
果実全体が鮮紅色になったも
のを収穫します。
時期によって変わりますが、
開花から約45∼60日で収穫
となります。
虫取り粘着板、防虫ネットを
使用し、農薬を極力使用しな
い努力を行っています。
堆肥で土づくりを行っていま
す。よい土はおいしい果実の
基本です。
土の中の生物にも無理がない
ように有機質肥料を使ってい
ます。
半促成ミディトマト
月
旬
生育・管理
2
下
ほ場準備
上
定植①
中
定植②
3
(化学合成農薬成分回数 5回まで)
薬剤名
種類
対象病害虫
濃度
トマトトーン
ホルモン剤
着果促進
100∼120 倍
中
ボトキラー水和剤★
殺菌
灰色かび病
1,000 倍
下
Z ボルドー水和剤★
殺菌
葉かび病
400∼600 倍
上
アファーム乳剤
殺虫
ハモグリバエなど
2,000 倍
中
ユーパレン水和剤
殺菌
灰色かび病、葉かび病
500∼600 倍
カスケード乳剤
殺虫
ミカンキイロアザミウマ
2,000 倍
サルバトーレ ME
殺菌
葉かび病
2,000∼3,000 倍
下
上
4
5
下
開花開始
収穫開始
上
6
中
下
上
7
中
下
収穫終了
抑制ミディトマト
月
旬
生育・管理
6
下
ほ場準備
上
定植①
中
定植②
下
開花開始
7
10
種類
対象病害虫
濃度
殺虫
ハモグリバエ
1∼2g/株
トマトラン
ホルモン剤
着果促進
1,000 倍
アファーム乳剤
殺虫
ハモグリバエなど
2,000 倍
ベルクート水和剤
殺菌
灰色かび病、葉かび病
3,000∼6,000 倍
ガードジェット水和剤★
殺虫
オオタバコガ
1,000 倍
上
カスケード乳剤
殺虫
ミカンキイロアザミウマ
2,000 倍
中
ボトキラー水和剤★
殺菌
灰色かび病
1,000 倍
下
ハチハチ乳剤
殺虫
ミカンキイロアザミウマ
1,000∼2,000 倍
上
サルバトーレ ME
殺菌
葉かび病
2,000∼3,000 倍
中
下
9
薬剤名
ベストガード粒剤
上
8
(化学合成農薬成分回数 7回まで)
収穫開始
中
下
11
上
中
収穫終了
上記は防除の一例です。病害虫の発生状況にあわせて、薬剤を選択します。
病害防除は、かん気を良くし、予防防除に努め、病害の発生初期に効果的な薬剤で防除します。
害虫防除は、防虫ネットと粘着板を設置し、害虫の発生初期に効果的な薬剤で防除します。
★印は微生物農薬など化学合成農薬としてカウントされない農薬(有機農産物の日本農林規格で使用
できる農薬)です。