DLC除膜 再コーティング プラズマエッチング技術が精密金型のリサイクルを可能にします。 DLC 膜は、ダイヤモンドに迫る硬度など優れた特長を 持つコーティング技術として精密金型・治工具等に採 用されています。しかしその卓越した特性のため、 容易には除膜ができないことから、製品の再生・再使 用に大きな困難を生じていました。 松山技研は、この DLC 膜を最新のプラズマエッチング 1 省資源・省コストの精密金型リサイクル 使 高精度な除膜技術により、これまで困難であった精密 金型などの効率的な再生・再使用を可能にいたしました。 2 技術を駆使して、製品面の肌荒れを抑止しつつ除膜す る技術を確立しました。 除膜・再コーティングを行うことで、精密金型・治工 具等の再生・再使用を、迅速かつ高品質で可能にしま す。生産の効率化、コスト削減に役立つとともに、環 境負荷の軽減・省資源化に貢献します。 除 膜 100℃以下での低温プラズマ処理 再コーティング 環境負荷が少なく、加工時間が早い プラズマエッチングによる除膜処理ですから、排出物 等はほとんど生じません。他の加工処理に比べ、きわ めて速やかに、安定的な処理を実現しています。 有効処理空間 最大処理重量 摘要 ホロカソード効果 Cathode Plasma Discharge gas (Ar or O2) 使用に伴い製品面は 次第に磨耗します。 DLC膜 コーティング 処理時の温度は 100゜ C 以下。製品面の肌荒れ等を生じ させることなく除膜することができます。 3 用 リサイクル プロセス 製品面に、再びDLC コーティングを施します。 φ200 × H200 20kg 磨耗したDLC膜を 効率的に取り除きます。 除膜済 ホロカソードと呼ばれる電極内では、負に帯電した電子の閉じ込め効果が生じ、電極・イオン化が促進され、 極めて高密度のプラズマが発生します。ホロカソード内に Ar などの放電ガスを導入することで、プラズマを カソードの外に放出することができます。 Monomer Hollow Cathode Plasma Jet Anode Plasma Substrate 13.56MHz RF RF Current Flow LMH-300 真空下で、活性化された酸素プラズマにさらすことにより、精密除膜を行います。 松山技研株式会社 コーティング 事業部 386-0407 長野県上田市長瀬 1077 TEL 0268-43-0771 FAX 0268-43-0772 http://www.matsuyama-giken.co.jp
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