ナノマテリアル情報提供シート 材料名 CNT 事業者名 昭和電工株式会社 経済産業省 平成25年6月時点 連絡先: 昭和電工株式会社先端電池材料部 項目 概要 添付資料 備考 (測定方法等) 添付有 添付資料-1 1.SDSの添付 ※代表的な製品のSDSを添付 2.ナノマテリアルの特性 特性 導電性付与、熱伝導性付与 添付無 有害性情報 添付資料SDSを参照 添付有 結晶構造 黒鉛構造 添付無 ® 凝集状態/分 VGCF はミクロンオーダーの凝集状態で 存在し、機械的操作(解砕など)を施さ 散状態 ないと一次粒子に分かれない。 粒度分布 ® VGCF の粒度分布グラフを添付。 添付有 nm 電子顕微鏡写真 添付資料-2 添付有 レーザー回折・散乱 式 添付資料-3 添付有 電子顕微鏡写真 添付資料-2 ® 平均一次粒径 VGCF :直径150nm、長さ10μm (代表値) 添付資料-1 製品粒径 凝集体で数μm程度 製品形状 黒色の粉体状であり、 一次粒子:繊維状 凝集体:糸鞠状 密度 (嵩密度) VGCF :0.04g/cm3 (代表値) 比表面積 VGCF :13m2/g (代表値) 化学組成 VGCF :炭素 99%以上 nm ® 電子顕微鏡写真 添付資料-2 添付有 電子顕微鏡写真 添付資料-2 g/cm 当社法: 添付無 試料1gの見かけ 嵩密度を測定。 m2/g 添付無 ® ® 添付有 3 添付無 測定:BET法 3.ばく露情報 (1)製造・輸入に関する情報 約101トン 製造・輸入量 (会員企業の平成24年度製造合計: (年度毎) NBCI調べ、トン未満切捨て) 製造量 (2)ばく露情報 主な用途 主な用途① 用途分類 電池(一次電池、二次電池) 添付無 詳細分類 電解質材料、電解液材料、導電剤、絶縁材料、セパレータ 製造・加工施 製造プロセスの概略図を添付。原料か 設及びプロセ ら梱包までは、密閉系であり、環境排出 のないプロセスである。 ス 添付有 労働者のばく 労安法に則った管理(局排、保護具 露情報 (ばく露対象者、 等)を行っており、設備メンテや梱包作 ばく露活動・時間 業は通常の勤務時間で実施している。 添付無 等) 上記プロセスとその管理により、プロ セスから排出される製品を含む廃棄物は 適正に処理を行なっている。 添付無 ナノサイズの粒子についての作業環境 測定は測定法自体がまだ確立されており ませんが、労安法の粉じん則に基づく作 計測技術と計 業環境測定を定期的におこない、評価は 測結果 管理区分Ⅰ(作業環境管理が適切である と判断される状態)であることを確認し ている。 添付無 環境排出量 添付資料-4 4.リスク管理の対策状況 ・製造,取扱装置は密閉化をしている。点 検等で開放する箇所には局所排気装置を 設置。 ・建屋の全体換気装置の排気はHEPAフィルター を通じて大気へ排出。 ばく露・排出 ・ナノマテリアル作業場所は外部と区画し、エアシャ 添付無 ワーから出入りすることで、ナノマテリアルを外部 抑制対策 へ持ち出さない。 ・ナノマテリアル作業場所では粒子捕集効率 99.9%以上の防塵マスクを使用、メンテナンス作業 等をおこなう場合は、専用の保護衣を着 用している。 ・VGCF®のSDS、厚生労働省局長通知(基発 331013号)、環境省「工業用ナノ材料に関す る環境影響防止ガイドライン」等をもとに、 労働者への教 呼吸用保護具、健康影響、作業環境管理 添付無 育 対策等について教育を実施、労働者もこ れを理解している。 ・粉じん則に基づき、ばく露作業に従事 する者は粉じん教育を受講している。 ナノマテリアル取扱建屋はエアシャワーで区分してい 今後の対策等 る。該建屋内は保護具を着用するが、エア のロードマッ 添付無 シャワーを追加し、エアシャワーとエアシャワーとの間に プ 保護具着脱室を設置した。 5.ナノマテリアルの性質等に関する事業者のコメント 弊社VGCF®はリチウムイオン電池(LIB)の特性を 向上させる添加剤として使用されてお り、そのようなLIBが一部の電気自動車に 搭載されています。 添付無 VGCF®は、LIBの特性向上やLIBを搭載した 電気自動車などという形で、CO2排出削減 など地球環境保護への貢献をしていま す。 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 1 作成日 改訂日 1996年 2013年 2月 29日 2月 16日 安全データシート 安全データシート 1.製品及び 製品及び会社情報 製品名 : VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維) 会社名 : 昭和電工株式会社 住所 : 東京都港区芝大門1-13-9 担当部門 : 先端電池材料部 電話番号 : 03-5470-3943 FAX番号 : 03-5470-3777 緊急連絡電話番号 : 川崎事業所 製造部 VC課 044-344-0613(TEL) 整理番号 : ABM-JP200 2.危険有害性の 危険有害性の要約 GHS分類 : 物理化学的危険性 :分類基準に該当しない(各項目は分類対 象外、区分外または分類できないのいずれ か) 健康有害性 :急性毒性(吸入:粉塵/ミスト)区分4 :特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分2(肺) 環境有害性 :分類基準に該当しない(各項目は分類対象 外、区分外または分類できないのいずれか) GHSラベル要素 絵表示又はシンボル : 注意喚起語 : 警告 危険有害性情報 : 吸入すると有害 長期にわたる、または反復暴露による臓器(肺)の障害のおそれ 注意書き : (安全対策) VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 2 取扱う際は、吸入を防止する保護具を必ず着用すること。 全体換気を設けた屋内作業場でのみ使用すること。 粉塵が飛散しないように、局所排気装置などの飛散防止対策を講 じること。 VGCF®を含んだ排気・換気はHEPAフィルターあるいはそれと同等 以上の性能を有するフィルターでVGCF®を捕集し排出すること。 (応急措置) 吸入した場合、新鮮な空気の所に移動し、水でうがいし、口の中 をよく洗浄させること。 呼吸しやすい姿勢で休息させること。 気分が悪い時は、医師に連絡すること。 (廃棄) 内容物/容器を焼却により、又は、廃棄物処理及び清掃に関する 法律に従い廃棄すること。 GHS分類に該当しない 他の危険有害性 : 熱、火花及び火炎で着火することがある。 3.組成、 組成、成分情報 単一製品・混合物の区別 : 単一製品 化学名(又は一般名) : 多層カーボンナノチューブ 別名 : 気相法炭素繊維 化学特性(化学式又は構造式) : Cx CAS番号 : 7782-42-5 上記は主として「黒鉛」のCAS番号である。多層カーボンナノ チューブのCAS番号がないので申請中。 成分及び含有量 : C:99%以上 当社判定基準によるナノマテリアルを含む 官報公示整理番号(化審法) : 元素のため適用外 官報公示整理番号(安衛法) : 既存物質 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 3 4.応急措置 吸入した場合 : 新鮮な空気の所へ移動させ、水でうがいをし、口の中をよく洗浄 する。 皮膚に付着した場合 : 石鹸で洗い流す。 汚れ落ちが悪い場合は、クレンジングクリームを塗り、柔らかい 布で拭き取る。 必要に応じて医師の診断を受ける。 目に入った場合 : 目を擦ったりせず、直ちに流水で15分以上丁寧に洗眼する。 異常のある場合は医師の手当てを受ける。 飲み込んだ場合 : 素早く指などを用いて吐き出させる。 必要に応じて医師の診断を受ける。 応急措置をする者の保護 : 皮膚への付着、吸引等を防止する保護具を着用する。 5.火災時の 火災時の措置 消火剤 : 水、二酸化炭素、窒素ガス、泡薬剤 使ってはならない消火剤 : データなし。 火災時の特有の危険有害性 : 一酸化炭素、二酸化炭素の発生 特有の消火方法 : 燃焼速度は遅く、無煙である。 このため消火は、着火部分を大きく取り除き、二酸化炭素、泡な どを用いて空気を遮断した後、安全な距離を確保した上で、霧状 水で冷却する。 消火を行う者の保護 : 皮膚への付着、吸引等を防止する保護具を着用する。 6.漏出時の 漏出時の措置 人体に対する注意事項、 保護具及び緊急時措置 : 皮膚への付着、吸引等を防止する保護具を着用する。 環境に対する注意事項 : 出来るだけ粉塵が飛散しないように努める。 封じ込め及び浄化の方法・機材 : 床面などにこぼれた場合は掃き集めたりせずに、HEPAフィルター 付掃除機で吸い取るなど、出来るだけ粉塵が飛散しない方法で空 容器に回収する。 二次災害の防止策 : 保護具の確実な着用と飛散防止対策。 7.取扱い 取扱い及び保管上の 保管上の注意 取扱い 技術的対策 : 導電性を有するので、電気設備に対する防護措置が必要である。 局所排気・全体換気 : 輸送、貯蔵、使用等取り扱い上の施設は局所排気装置を用い、発 生した粉塵は発生源にて除去する。 屋内作業場において浮遊粉塵濃度を極力下げるため、全体換気を 設ける。 取り扱い条件により、所定の吸引速度をもった集塵機を使用す る。 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 4 VGCF®を含んだ排気・換気はHEPAフィルターあるいはそれと同等 以上の性能を有するフィルターでVGCF®を捕集し排出する。 注意事項 : 作業着に付着したVGCF®はエアシャワーにて取り除く。 除去されたVGCF®が周囲に飛散しないよう局所排気装置や囲い等 を設置する。 体等に付着したVGCF®は温水シャワーで洗い落とす。 VGCF®を含んだ排水はフィルターにてろ過して排出する。 使用後のフィルターは焼却処分する。 適切な保管条件 : 多量に保管する場所では、着火源になる火花、アークなどを発生 する機械や火気を使用してはならない。 水濡れ禁止。 開封後は密閉し、吸湿に注意する。 直射日光は避ける。 安全な容器包装材料 : ポリ袋やビニール袋など。 保管 8.暴露防止及び 暴露防止及び保護措置 設備対策 : 取り扱い時に粉塵が発生する場合は、局所排気装置を設置し、発 生した粉塵は発生源にて除去する。 屋内作業場には、浮遊粉塵濃度を極力下げるため全体換気装置を 設置する。 厚生労働省労働基準局長通知(平成21年3月31日付基発第 1) 0331013号) を参照(保護具についても同様) 管理濃度 : 設定されていない。 許容濃度 日本産業衛生学会 : 設定されていない。 (2012年版) ACGIH : 設定されていない。 (2012年版) 保護具 呼吸器の保護具 手の保護具 : 粒子捕集効率99.9%以上の防塵マスク (例えば、興研(株)防塵マスクRL3グレード) : プラスチック製またはゴム製手袋 目の保護具 : 防塵眼鏡(例えば、ゴーグル) 皮膚及び身体の保護具 : 防塵服(例えば、クリーンガードつなぎ服) 9.物理的及び 物理的及び化学的性質 物理的状態 形状 : 固体、粉体、繊維状 色 : 黒 臭い(臭いの閾値) : なし。 pH : 3%aq.スラリーでpH=7 沸点 : データなし。 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 5 初留点と沸騰範囲 : データなし。 融点/凝固点 : データなし。 分解温度 : 500-600℃(空気中) 引火点 : 引火しない。 自然発火温度 : 500-600℃(空気中) 燃焼又は爆発範囲の上限/下限 : 該当しない。 蒸気圧 : データなし。 蒸気密度 : データなし。 比重(相対密度) : 2.1g/cm3 溶解性 : 水 : 溶解しない。 その他の溶媒 : 溶解しない。 オクタノール/水分配係数 : データなし。 10. 10.安定性及び 安定性及び反応性 安定性 : 通常の取り扱い条件では安定。 危険有害反応可能性 : 重合の可能性なし。 避けるべき条件 : 空気中で、500-600℃の高温 火炎、火花や電気スパークの近傍 混触危険物質 : データなし。 危険有害な分解生成物 : 不完全燃焼では一酸化炭素を発生することがある。 その他 : 導電性があるため、浮遊粉じんの飛散により電気系統のショート の可能性がある。 11. 11.有害性情報 急性毒性 : 経口 ラット LD50:>2,000 mg/kg·bw 2)、15) 吸入 ダスト ラット LC50:>1.87mg/L/4hr 皮膚腐食性/刺激性 3) : ウサギを用いた皮膚刺激性試験(0.5gを4時間、半閉塞適用、 OECD TG404準拠)で皮膚刺激性は見られなかった(一次刺激性指 数PIIは0)。 4)、16) 眼に対する重篤な損傷/刺激性 : データなし。 呼吸器感作性/皮膚感作性 : モルモットを用いた皮膚感作性試験(Maximization法、OECD TG406準拠)で感作性はみられなかった。 5)、17) 変異原性(生殖細胞変異原性) : チャイニーズハムスター CHL/IU細胞を用いたin vitro染色体異 常試験(懸濁液:乳鉢で作成、用量:5mg/mLを最高用量とし、公 比3で8用量を設定)において、短時間処理法で代謝活性系 (S9mix)の有無に関わらず、陽性(構造異常:陰性、数的異 常:陽性)であった。D20値は0.265mg/mLであった。 14) サルモネラ菌TA98、TA100、TA1535、TA1537および大腸菌 WP2uvrAを用いた復帰突然変異原性試験で、代謝活性系(S9mix 系)の有無に関わらず陰性であった。 6)、18) VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 6 発がん性 : VGCF®とベンツピレン、アスベスト(クリソタイル)とベンツピ レンの発がん共同作用を比較するため、ハムスターを用いて気管 内注入法による発がん性試験を実施した。1週間に1回、計6回投 与(0.2mg/匹/回、ベンツピレンは0.4mg)を行い、初回投与2年 後の悪性腫瘍の発生数を比較した。その結果は、対象群、 VGCF®群、VGCF®+ベンツピレン群には悪性腫瘍の発生は認められ ず、クリソタイル+ベンツピレン群のみで悪性腫瘍の発生が認め られた(発生率0.55個/匹)。 7) 生殖毒性 : データなし。 特定標的臓器毒性-単回暴露 : データなし。 特定標的臓器毒性-反復暴露 : ラットの90日間鼻部吸入暴露試験(用量0.54、2.5、25mg/m3、 3 6時間/日、5日/週;OECD TG413、GLP)で、2.5mg/m 以上の雌お 3 よび25mg/m の雄で肺重量の増加がみられ、90日間の回復期間後 3 にも完全には回復しなかった。25mg/m では雌雄全例で軽度、 3 2.5mg/m では雌雄各7/15でごく軽微な肺の炎症がみられた。 3 25mg/m では気管支肺胞洗浄液(BALF)分析で好中球、乳酸脱水 素酵素、アルカリホスファターゼ、微小たんぱく質の生成がみら れ、回復期間後もこれらの指標は顕著に高く、炎症反応が収束し ていないことが示された。また、末梢細気管支、肺実質、胸膜下 /中皮領域の細胞増殖の増加がみられた。本試験における 3 NOAEL(最大無毒性量)は、0.54mg/m であった。 22) 吸引性呼吸器有害性 : データなし。 その他 : ①形状がウィスカー状に近いので、皮膚に付着あるいは吸引しな いように取り扱いには十分注意する。 米国EPAは超微粒子の人体及び環境への影響について評価研究が 必要であるとしている。 8) ②国際化学物質安全性計画(IPCS=WHO、国連環境計画、ILO)の 「合成有機繊維(原著100頁、1993年発行。1997年2月24日作 成)」の「8.結論及びヒトの健康保護のための勧告の3 9) 」で は、次の措置が提案されている。 「吸引されうる、或いは生物に蓄積する全ての繊維は、それらの 毒性と発がん性の試験が実施されなければならない。これらの繊 維への暴露は、より低い規制レベルを支持するデータが入手され るまで、アスベストにおいて要求されていると同程度にまで規制 されるべきである。」 ③英国エジンバラ大学ドナルドソン教授は、カーボンナノチュー ブ(CNT)の安全性に関する論文を「Nature Nanotechnology 」に 掲載し、CNTの安全性に関する更なる試験・研究の必要性を指摘 した。 10) その概要を以下に示す。 「長さが20μm以上で直線状のCNTを含む試験体を腹腔に投与され たマウスには、投与から1週間後の検査において、基準物質であ るアモサ石綿を腹腔に投与されたマウスと同様に、腹腔内での炎 症と肉芽腫の形成が確認できた。この炎症や肉芽腫は、マクロ VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 7 ファージが除去できず、かつ消化や分解が不可能な物質に対する 通常の異物生体反応である。但し、この研究だけでは、この炎症 や肉芽腫が中皮腫に進展するかどうかは不明である。また、中皮 腫を引き起こすだけの本数のCNTが吸引暴露で中皮に達するかど うか、さらに、長いCNTへの暴露が、職場や環境において、中皮 腫を引き起こすに十分な量だけあるかも定かではない。」 12. 12.環境影響情報 生態毒性 魚毒性 : 魚類(メダカ)LC50(96hr) >100mg/L(半止水)11) 魚類(コイ)LL50(96hr) >100mg/L(半止水) その他 19) : 甲殻類(オオミジンコ)EC50(48hr) >100mg/L 12)、20) 藻類(ムレミカヅキモ)ErC50(72hr) >100mg/L(OECD TG201準 拠)、NOEC >100mg/L 残留性/分解性 : データなし。 生体蓄積性 : データなし。 土壌中の移動性 : データなし。 13)、21) 13. 13.廃棄上の 廃棄上の注意 残余廃棄物や汚染された容器・包装を取扱う場合には、取扱い及び保管上の注意と、暴露防止及び保 護措置の欄の記載による他、可燃物に関する一般的な注意事項による。 残余廃棄物や汚染された容器・包装の廃棄の方法は焼却する。又は、廃棄物処理及び清掃に関する法 律に従うこと。 14. 14.輸送上の 輸送上の注意 国際規制 国連分類 : 該当しない。 国連番号 : 該当しない。 国内規制 : 該当しない。 輸送に関連する特別の安全対策 : 車両等によって運搬する場合は、荷送人に運送注意書を交付する ことが望ましい。 容器の破損、漏れがないことを確かめ、衝撃、転倒、落下、破損 のないように積み込み、荷崩れ防止を確実に行う。 応急時措置指針番号 : 133に準じた対応を推奨する。 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 8 15. 15.適用法令 労働安全衛生法(安衛法) :粉じん障害防止規則 じん肺法 :粉じん作業 外国為替及び外国貿易法(外為法):輸出貿易管理令別表第1の16の項(2) 本製品は、化学物質排出把握管理促進法、労働安全衛生法、毒物及び劇物取締法における危険有害性 情報の通知対象製品ではありません。 16. 16.その他 その他の情報 TSCA収載状況 EC番号 EINECS番号 : Pre-Manufacturing Notice を申請済み。同意指令を受領済み。 PMN番号 P08-0733 : 231-955-3 引用文献 1)http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/ 2001K210331013.pdf 2)昭和電工(株)社内報告書 T05035(非GLP、2005年) 3)昭和電工(株)社内報告書 0145/0180(GLP、2006年) 4)昭和電工(株)社内報告書 0145/0181(GLP、2006年) 5)昭和電工(株)社内報告書 T05036(非GLP、2005年) 6)昭和電工(株)社内報告書 M05014(非GLP、2005年) 7)昭和電工(株)社内報告書 T95017(非GLP、1995年) 8)EPA NCER Research Projects , 2003:Impacts of Manufactured Nanomaterials on Human Health and Environment 9)国際化学物質安全性計画の勧告 (日本語訳)http://www.nihs.go.jp/hse/ehc/sum1/ ehc151.html (英語原文)http://www.inchem.org/documents/ehc/ehc/ ehc151.htm 10)Nature Nanotechnology 3, No. 7, 423-428 (2008) 11)昭和電工(株)社内報告書 E05010(非GLP、2005年) 12)昭和電工(株)社内報告書 E05011(非GLP、2005年) 13)昭和電工(株)社内報告書 E06001(非GLP、2006年) 14)昭和電工(株)社内報告書 M09006(非GLP、2009年) 15)昭和電工(株)社内報告書 0145/0202(GLP、2009年) 16)昭和電工(株)社内報告書 0145/0203(GLP、2009年) 17)昭和電工(株)社内報告書 0145/0217(GLP、2009年) 18)昭和電工(株)社内報告書 0145/0205(GLP、2009年) 19)昭和電工(株)社内報告書 ENV8616/010901(GLP、2009年) 20)昭和電工(株)社内報告書 ENV8615/010901(GLP、2009年) 21)昭和電工(株)社内報告書 ENV8614/010901(GLP、2009年) 22)昭和電工(株)社内報告書 18276-785(GLP、2011年) その他 : 総ページ数:9 VGCF®、VGCF®-H(気相法炭素繊維), 2013/02/16, 9 記載内容の問い合わせ先 会社名等 : 昭和電工株式会社 先端電池材料部 電話番号 : 03-5470-3943 FAX番号 : 03-5470-3777 「記載内容のうち、含有量、物理化学的性質等の数値は保証値ではありません。危険・有害性の評価 は、現時点で入手できる資料・情報・データ等に基づいて作成しておりますが、すべての資料を網羅 したわけではありませんので、取扱いには十分注意してください。」 【添付資料-2】 VGCF® 電子顕微鏡写真 20μ m 5μ m (×1,000) (×5,000) 【添付資料-3】 VGCF® 粒度分布 【添付資料-4】 VGCF® 製造工程 原 料 反 応 熱処理 粉体処理 製 品
© Copyright 2024 ExpyDoc