テストベッドネットワーク推進ワーキンググループ 井上友二 - 新世代ネットワーク

新世代ネットワーク推進フォーラム総会(第 7 回)
資料8
テストベッドネットワーク推進ワーキンググループ
平成24年活動報告及び平成25年活動方針案
平成25年1月16日
テストベッドネットワーク推進ワーキンググループ
主査
井上 友二
新世代ネットワーク推進フォーラム
1.テストベッドネットワーク推進WGの活動について
新世代ネットワーク推進フォーラム
1 テストベッドネットワーク推進WGの活動について
当WGの活動の目的
以下の項目に関して、当WGメンバ内での検討、議論、発表、情報交換などを行う。
(1)テストベッドネットワーク(JGN-X)による研究開発や実証実験、及び研究協力に
関する推進方策と利用促進方策について
(2)地域におけるネットワーク及び研究者との連携・協力による研究コミュニティーの
醸成について
(3)新世代ネットワークの実現に向けたテストベッドネットワークが果たす役割り等に
関する検討について
(4)外部の研究団体、標準化団体等との連携による活動の活性化などについて
ネットワーク研究本部
連携
連携
5つの
ワーキンググループ
テストベッド研究開発
推進センター
テストベッド構築企画室
[JGN-Xセンター]
(テストベッドネットワーク
推進WG事務局)
テストベッド研究開発室
新世代ネットワーク
推進フォーラム
運営
産学官
連携の場
研究開発戦略WG
アセスメントWG
テストベッドネットワーク
推進WG
企画推進WG
IPネットワークWG
北陸StarBED技術センター
テストベッドネットワーク推進WG運営体制
2
新世代ネットワーク推進フォーラム
2.平成24年活動報告
新世代ネットワーク推進フォーラム
2 平成24年活動報告
下記 活動方針に従い、WG活動を実施。
1
活動内容
(1) 新世代ネットワーク技術の進展につながるJGN-X利用の促進
・JGN-X利用サービス(パートナシップサービス)の充実・拡大(PIAXのサービス開始、OpenFlowサービス高度化等)、その周知、利用事例の紹介
に加え、利用・促進方策を検討
・耐震災ICT技術や復興支援機能についてのJGN-Xでの検証手法の検討
・StarBED 3との効果的な連携手法・利用促進方策の検討
・Windsやワイヤレステストベッド等の関連テストベッドとの連携手法の検討
・上記に関連する支援手法(ネットワーク構成,支援体制,研究テーマ等)の検討 等
(2) 関連WG及び関連団体・フォーラム等との連携強化
・アセスメントWGとの連携を強化し、同WGで議論された新世代ネットワーク(NW)アプリのJGN-Xへの展開可能性の検討
・同WGに設置された仮想化分科会と連携した仮想化環境の活用手法の具体化(例:仮想化環境の利用説明会等)
・クラウドやワイヤレスの関連団体やフォーラムとの連携状況(クラウドテストベッドコンソーシアウム等)を踏まえた連携手法の検討
(3) グローバル連携の促進
・JGN-Xを活用した欧米・アジアとの連携状況を踏まえた戦略的な連携手法の検討(ICTによるグローバル・イノベーション・ソリューションの
創出、先端ICTでの国際競争力の強化、新興国マーケットの拡大等を目指す)
(注意)WGの活動内容については、開催会合での議論や検討にとどまらず、WG関係者が、様々な場面で取り組んでいくものであり、それらは適
宜WGメンバーにフィードバックしていく方針。
2
WGのスケジュール
(1)2~3月 第12回WG
・JGN-X及びStarBED 3の環境・サービス・研究テーマの紹介、今年度の活動方針の報告、最新トピック(災害関係等)の講演等
(2)7~8月 第13回WG
・JGN-X及びStarBEDのサービス・研究プロジェクトの利用・促進方策の検討、関連WG・団体等の取組紹介、海外動向の紹介 等
(3)11~12月 第14回WG
・年間活動のまとめ、次年活動方針の検討
4
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)新世代ネットワーク技術の進展につながる
JGN-X利用促進の状況
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅰ テストベッドネットワーク推進WG活動
WG会合を3回(第12,13,14回)開催。
・第12回WG会合
(3月8日 日経コンファレンスルームにて開催 約80名出席)
「札幌雪まつり」における研究デモ紹介。H24年WGの活動方針、
NICT体制、JGN-X利用方法等の説明。 NICT研究者によるJGN-X及び
StarBED3を利用した研究活動報告、新世代ネットワークへのニーズ
調査報告を行った。また、喜連川優 東京大学生産技術研究所教授
による「ビックデータ:情報が爆発する時代から情報を爆発させる時代へ」
と題して基調講演を行った。
・第13回WG会合
(7月28日 明治記念館にて開催 約130名出席)
研究開発戦略ワーキンググループ会合との合同開催
JGN-X及びStarBED3利用者による利用事例紹介、クラウドテストベッド
コンソーシアム会員の中小企業ユーザーからのJGN-X利用事例紹介を行った。
また、山口英 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
教授による「テストベッドを何に使うのか - 情報セキュリティ技術
開発の視点から考える - 」と題して基調講演を行った。
・第14回WG会合
(12月10日 KDDIホールにて開催 約80名出席)
年間活動のまとめ、次年活動方針の検討。
また、江崎浩 東京大学情報理工学系研究科教授による「”ICT Native”な
社会基盤の実現にむけたテストベッドの設計と構築」と題して基調講演を行った。
・アセスメントWG会合への参加
11月22日開催のアセスメントWG会合に、テストベッドWG事務局が参加し、アセスメントWGとの連携に向けて、
テストベッドWGの活動やテストベッド環境等を紹介。
6
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅱ テストベッド環境~JGN-X NWの拡充・高度化~
さらなるJGN-Xネットワーク基盤の拡充・高度化に向け、APの新設(岩手、香川、高知、
沖縄)、国内外にネットワーク基盤(Open Flow SW、仮想化ノード)の新設、増設を実施。
赤枠が昨年から更新箇所
JGN-X接続拠点
DCNプレーン
DCN
DCN
DCN
OF
OpenFlowプレーン
OF
OF
OF
VN
OF
VN
VN
仮想化ノードプレーン
VN
VLANテストベッドネットワーク
光テストベッド(光パス研究)
ワイヤレステストベッド
海外線
OF
OF
広島
韓国
札幌
NICT鹿島
DCN
横須賀
いしかわCL
NICT神戸
NICT北陸
NICTけいはんな
つくば
九州大学
九州工業大学
東北大学
東京大学
大阪大学
OF
岩手(※1)
OF
VN
岡山
VN
VN
光テストベッド
DCN
OF
大阪
OF DCN
高知(※1)
VN DCN
OF
沖縄(※2)
40G
10G
1G
DF
海外線
名古屋
OF
凡例
■小金井-■大手町
■大手町~大手町
東京
香川(※1)
VN
日本~米国: 10G
日本~韓国: 10G
日本~香港(中国): 10G
香港~シンガポール: 2.4G
シンガポール~タイ: 622Mbps
仙台
金沢
NICT小金井
福岡
海外線の帯域
VN
VN
OF
OF
仮想化ノード
OpenFlow
7
VN
ワイヤレステストベッド
DCN
DCN
米国
タイ
OF
OF
StarBED
仮想化ストレージ
シンガポール
中国
OF
※1 2012年1月開始
※2 2012年2月開始
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅲ 利用の促進①~パートナーシップサービス(JGN-X利用者向けサービス)~
H23年より新しいネットワーク技術の機能・運用検証が行えるサービス環境を構築し、提
供開始。引き続き、サービス内容の拡充(OpenFlow)、サービスの拡大(PIAX)に向けて展
開中。
パートナーシップ・サービス利用イメージ
(研究開発協力(受動型)の例)
これまで L2/L3上での遠隔授業などでの利用シーン
AP
AP
VLANテストベッドネットワーク
従来のL2/L3サービス上での実験・検証
例えば、Openflowに
よる映像データ・テキスト
データの優先処理
今回のサービス
サービス名称
サービス利用可能時期
光テストベッド
2011年4月
IP仮想化サービス
2011年7月
DCNサービス
2011年11月
OpenFlowサービス
2011年11月(シングルユーザ版)
2012年4月(マルチユーザ版)
PIAXサービス
2013年4月にパートナーシップサー
ビス本格開始に向け展開中。
DCNプレーン DCN
DCN
DCN
OpenflowプレーンOF
OF
AP
OF
VN
VN
仮想化ノードプレーン
VN
AP
VLANテストベッドネットワーク
各プレーンを経由して、機能・運用検証に参画。
テクニカルな部分は、NICTの研究員・技術員が対応。
8
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅲ 利用の促進②~テストベッドネットワークHPのリニューアル~
ホームページデザインを更改するとともに「新世代ネットワーク最前線」のコラムを新設。
インタビューページと新世代ネットワークTOPICページを作成し、JGN-Xが目指す先、
ユーザ座談会やJGN-Xを活用した技術実証に関する最新TOPIC等を紹介。
インタビューページ
第1回 「JGN-Xの目指す先」
第2回 「JGN-Xユーザ座談会」
第3回 「JGN-Xインタビュー」
:
新世代ネットワークTOPIC
(旧)
(新)
9
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅳ 利用の促進(事例①) ~2012年さっぽろ雪まつり実証実験~
・複数の異なる物理ネットワークを一つの仮想網に統合し、統合化した仮想網上に各種新
技術により複数の論理面を多層化した論理ネットワークを構築。各種アプリケーションに即
したネットワークの再構築・再配分による実放送中継、素材伝送、IPTV、エリアWiFiストリー
ミング等を実証。
Thailand
Singapore
IPv4
SKYA
GAORA
ABC
MBS
HTB
HBC
SA46T
IPv6
VPLS (2)
プログラ
マビリティ
実験
NTT NS Lab / PCE
NTT NS Lab / PCE
VPLS (1)
Layer3 /
Layer2 /
Layer1
仮想化
ノード
Logical
Logical Pool
Pool
NTTLogical
NS Lab Pool
/ SDTN
OpenFlo
UniMultiw MultiCast
Cast
Path
OpenFlow
JGN-X /
NEC
北部広
域
(L1)
CKP
(L2/L3)
JGN-X
(L1/L2)
GEMnet
2 (L2)
NTT未来
ねっと研
i-Visto
10
デモ構成内容
・HDTV品質伝送を高レベルで実現する
多層仮想化ネットワークの構築
・故障迂回シナリオにおける正常経路
への低遅延切替
・実利用を想定した状況での新世代技
術・運用における評価・問題点抽出
・仮想化により複雑化したネットワーク・
アプリケーションの運用・計測・管理研
究の推進
-新世代ネットワーク実用化へ向けた
サービス課題の克服
-ユーザ向けサービスの柔軟な実現
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅳ 利用の促進(事例②) ~Interop2012~
JGN-X上に展開するSDN/OpenFlowテストベッド のRISEコントローラを用いて、Interop
会場でネットワークセキュリティシステムを構築し、不正トラフィック検知を実証
RISE:Research Infrastructure for large-Scale network Experiments
デモシステムの構成・内容
(1) Malicious Traffic
comes in
1.トラフィック解析システムと Deep Packet
Inspection を組み合わせたシステム
2.マルチベンダー(OFS)による相互接続検証
Sampling
Detector
Switch1
OFS1
Alert
Switch2
to
(4)DROP Controller
(2)COPY
OFS2
RISE OF
Controller
OFS4
OFS3
OFS5
DPI
(3)Detection by
Deep
Packet
Inspection
シナリオ
•
•
•
•
•
Switch1 <-> Switch2 間で会場内の一部のト
ラフィックを流す
不正なトラフィックを検出
RISEコントローラへ通知
該当フローをDPIシステムへコピー
該当フローを遮断
セキュリティシステムとのソリューションおよびマルチベンダーに
よる相互接続を評価され,Best of Show Award 2012の
ShowNetプロダクト部門にてグランプリを受賞
11
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅳ 利用の促進(事例③)~実社会への技術移転の取り組み例~
遠野市、NECと共同で耐災害ネットワーク技術に活かせるSDN技術の可能性の実証実
験を開始。複数のアクセス網を利用して回線を多重化し、災害発生時にリモート制御に
より迅速かつ柔軟なネットワークの再構築を段階的に実証。
①ヘテロなネットワーク
を統合した仮想ネット
ワークの提供
②非常時に生き残って
いる資源でネットワーク
を再構築
③アプリケーション毎の
データ転送の優先制御
緊急サービス
リモート制御
サーバ(SDN/Openflow)
通常サービス
上位ネットワーク
一括管理
仮想ネットワーク1
仮想ネットワーク2
2
緊急サービス用仮想ネットワーク
光ファイバ
PHS
3G
SDN/OpenFlow
により切り替え
WiFi
地区
センター
ADSL
総合防災
センター
とぴあ
健康福祉の里
12
CATV
市役所
遠野テレビ
新世代ネットワーク推進フォーラム
(1)-Ⅳ 利用の促進(事例④) ~StarBED エミュレーション~
StarBED上で災害シナリオに応じて災害対策技術や手法を検証可能なエミュレーション
基盤の開発に着手。Interop2012において簡易的な災害シナリオに基づいたエミュレーショ
ンのデモを発表。
❖ ある地域で地震と津波が起こったというシナリ
オでICT環境の被害と復旧についてエミュレー
ションし、可視化
❖ 物理的な被害は時間遷移で記述
❖ ルータによる経路伝搬、無線によるアドホック網の構築、
VoIPサービスへの影響および波及は、実システムのソフ
トウェアを使ったエミュレーションで観測が可能
図1. PoCにおけるエミュレーションの構造(概念図)
図2. 災害シナリオに基づくエミュレーションの可視化
13
新世代ネットワーク推進フォーラム
(2)関連WG及び関連団体・フォーラム等との連携強化の状況
(3)グローバル連携の促進の状況
新世代ネットワーク推進フォーラム
(2)クラウドテストベッドコンソーシアムとの連携、関連WGとの連携
○ 総務省では、平成22年5月の「スマート・クラウド戦略」を踏まえ、国が保有する統計情報を初めてAPIで公開する
こと等により、高付加価値を生み出す中小企業等による新たな事業機会の拡大に貢献する事業を推進。
○ サービス開発環境は、(独)情報通信研究機構の研究開発用テストベッド(JGN-X)及び(独)統計センターの統
計情報データベースで構成。
○ 本事業の運営組織となる「クラウドテストベッドコンソーシアム」を、平成23年12月16日設立(会長:小宮山宏 三
菱総合研究所理事長・前東京大学総長)。
→参加対象は、中小企業の他、中小企業に対してサービス開発のプラットフォームを提供する民間企業等。現在、69
企業・団体が参加し、クラウドテストベッドコンソーシアムを通じてサービス開発環境を利用し、サービス開発を実
施。
クラウドテストベッ
ドコンソーシアム
JGN-Xの設備を活用した仮想
専用サーバ(VPS)サービス
の提供
流
れ
中小・ベンチャー企業
資金面、技術面での
マッチングの場を提
供
統計情報等の
政府公開情報をAPIで提供
統計DB
の提供
(API)
仮想マシン
の提供
販路面での
マッチングの場を提
供
開発環境上でのサービス開発
JGN外での
事業化
情報通信ベンチャー支援センター
による通信キャリア等との
マッチングの場の提供等
○その他 アセスメントWGとの連携に向けて、同WGでテストベッドWGの活動やテストベッド環境を紹介。
15
新世代ネットワーク推進フォーラム
(3)-Ⅰ 国内外の研究機関との連携
JGN-Xと国内外の研究ネットワークとの相互接続等により、国内の大学等との共同
研究や海外の研究機関・団体等との国際連携を実施。
国内、国際展開・連携
環境クラウド
霞が関クラウド
高度利活用
東工大
九工大
奈良先端大
ネットワーク
オーケストレーション
ネットワーク仮想化技術
価値を創造するネット
基盤検証
GCTIF
サイエンスクラウド
北陸先端大
大規模シミュレーション・HPC
ワーク技術
超臨場感技術
東大
慶應大
無線・光技術統合管理
光ネットワーク技術
新世代ワイヤレス技術
ワイヤレス
テストベッド
光テストベッド
仮想化ノードプロジェクト
:NICTの研究プロジェクト
:共同研究機関、連携機関
16
:海外の連携プロジェクト、コミュニティ等
新世代ネットワーク推進フォーラム
(3)-Ⅱ グローバル連携による大規模ネットワーク実証実験の例
SC(Super Computing)2012において、米国Internet2との連携によるSDNを活用した
大規模ネットワークの動的な相互接続や経路制御(①)、複数の適用アプリケーション
の現地環境での実証実験(②、③、④)を実施。
①G-lambdaとネットワーク仮想化基盤
②RISE上でのTDWアプリケーションによる経路制御
HPCと広域
SDN
の融合
グローバルな
ネットワーク
制御連携
③RISE上でのクラウドIMSの実証
④JGN-X上でのNICTサイエンスクラウド性能評価
広域分散処理
基盤の構築
広域SDNの
キャリア網への
応用
G-lambda:光パスを動的に制御する技術
NSI:Network Service Interface
17
新世代ネットワーク推進フォーラム
3.平成25年活動方針
新世代ネットワーク推進フォーラム
3 平成25年活動方針
1
活動内容
(1) 新世代ネットワーク技術の進展につながるJGN-X利用の促進
(注)赤字が24年からの変更箇所
・JGN-X利用サービス(パートナシップサービス)の充実・拡大(PIAXサービスの本格運用、OpenFlowサービス高度化(QoS)、仮想化ノード運用環
境・体制の改善 等)、その周知、利用事例の紹介に加え、利用・促進方策を検討
・耐震災ICT技術や復興支援機能についてのJGN-Xでの検証手法の検討及び順次実証
・StarBED 3との効果的な連携手法・利用促進方策の検討及び順次実証
・Winds、ワイヤレステストベッド、耐災害ICT研究センター等の関連テストベッドとの連携手法の検討及び順次実証
・上記に関連する支援手法(ネットワーク構成,支援体制,研究テーマ等)の検討 等
(2) 関連WG及び関連団体・フォーラム等との連携強化
・アセスメントWGとの連携を強化し、同WGで議論された新世代ネットワーク(NW)アプリのJGN-Xへの展開可能性の検討
・同WGに設置された仮想化分科会と連携した仮想化環境の活用手法の具体化
・クラウドやワイヤレスの関連団体やフォーラムとの連携状況(クラウドテストベッドコンソーシアウム等)を踏まえた連携手法の検討及び順次実証
(3) グローバル連携の促進
・JGN-Xを活用した欧米・アジアとの連携状況を踏まえた戦略的な連携手法の検討(ICTによるグローバル・イノベーション・ソリューションの
創出、先端ICTでの国際競争力の強化、新興国マーケットの拡大等を目指す)及び順次実証
(注意)WGの活動内容については、開催会合での議論や検討にとどまらず、WG関係者が、様々な場面で取り組んでいくものであり、
それらは適宜WGメンバーにフィードバックしていく方針。
2
WGのスケジュール
(1)3~4月 第15回WG
・総会を踏まえた今年度の活動方針の報告、JGN-X及びStarBED 3の連携研究の紹介、最新トピックの講演 等
(2)7~8月 第16回WG
・JGN-X及びStarBEDのサービス・研究プロジェクトの利用・促進方策の検討、関連WG・団体等の取組紹介、海外活動・動向の紹介 等
(3)11~12月 第17回WG
・年間活動のまとめ、次年活動方針の検討 等
19
新世代ネットワーク推進フォーラム
付録
20
新世代ネットワーク推進フォーラム
付録1 JGN-Xにおける研究プロジェクト活動状況(1/2)
平成23年4月~平成24年12月
参加研究者・機関
参加研究者数
参加研究機関数
・大学・高専
・企業等
・政府系研究機関・自治体
・海外研究機関
・その他(協議会など)
海外プロジェクト
680人
170機関
68機関
55機関
33機関
12機関
2機関
海外プロジェクト数
8件
米国、タイ、シンガポールの研究機関の他、他の
ネットワークを経由して、欧州や東アジア地域の機
関とも連携した研究開発を実施。
(※各数値は延べ数)
地域別申請
地区
プロジェクト
数
デモ利用数
地区
プロジェクト
数
デモ利用数
北海道
1
0
東海
0
0
東北
5
0
近畿
10
3
関東
47
21
中国
3
0
信越
0
0
四国
4
1
北陸
1
0
九州・沖縄
4
1
合計
75(注)
26
※プロジェクトリーダー所属機関の所在地でカウント
(注)現在、コーディネート中のプロジェクトが10程度あり、合計85プロジェクト以上が実施予定である
新世代ネットワーク推進フォーラム
付録2 JGN-Xにおける研究プロジェクト活動状況(2/2)
プロジェクト数
平成23年4月~平成24年12月
75
光スイッチ
光多重化 (GMLPS、
(OCDM等) バーストス
イッチ等)
ネットワーク
光測定
関連
件数
1
1
1.2%
ミドルウェア
関連
件数
2
1.2%
IIPv6(アドレ
量子情報通
ス管理、自動
信(量子暗号
セキュリティ
設定、経路制
等)
御、移行等)
1
2.3%
6
1.2%
相互接続(IX
ネットワー
基盤ソフト 関連技術、海 マルチ ポリシー
ネットワー
経路制御
ク関連そ
ウェア技術 外との接続 キャスト 制御・QoS
ク測定
の他
等)
4
7.0%
17
4.7%
コミュニケー
分散システ ヒューマンイ
映像伝送(ス ション(ツー センサーネッ
ワイヤレス
ム(グリッド ンターフェー
リーミング等) ル・TV会議 ワーク
ス
等)
等)
24
42.9%
1
11
1.8%
8
19.6%
5
14.3%
3
8.9%
5.4%
9
19.8%
3
10.5%
ミドルウェア
関連その他
合計
4
56
7.1%
8
3.5%
11
9.3%
M33.3.26
ミドルウェア
関連
M33.2.25
14.0%
11
12.8%
86
100%
100%
放送分野(通
企業運営分野
信との融合・ 医療分野(遠 福祉分野(遠 (企業運営支援
アプリケー
教育分野
アプリケーション
娯楽分野
災害対策
デジタルコン 隔診断・手術 隔ケア・カウン技術・遠隔施設 環境分野 科学分野
ション関連
(e-ラーニン
(ゲーム等)
関連
分野
テンツ配信 等)
セリング等) 管理・電子商取
その他
グ等)
等)
引等)
件数
5
0
11
10
1
2
5
14
19
4
7.0%
0.0%
15.5%
14.1%
1.4%
2.8%
7.0%
19.7%
26.8%
5.6%
ネットワーク
関連
12
12.8%
合計
合計
71
100%
アプリケーション
関連
M33.3.11
(※各プロジェクトの分類は申請書のタイトル・内容等からNICTにて集計したものです。)
22
新世代ネットワーク推進フォーラム