人事制度の変遷

人事制度の変遷
①電算型賃金
・当時一般的であった身分制を採用せず全員を1つの制度のもとに統合
・月あたりの計算
・本人の年齢や勤続+人事考課によって変動する可能性がある
・摂取カロリー、栄養、エンゲル係数などの要素から生活保障給を算出
・時間外割増を明示
②学歴別年次別管理
最終学歴と入社年次で従業員をグループ化
【問題点】
・一人一人昇給額が異なるので管理が煩雑になる
・評価が低くなると挽回するのが困難
③職務給制度
職務を一定の方式で分析し点数換算するなどして評価し、賃金率を設定
【問題点】
・技術進歩のスピードが速く、職務分析が追いつかない
・職場の労働実態と職務給制度との不一致
④能力主義管理
職務遂行能力という指標を基準として従業員の育成、配置、処遇を決定
身分制を払拭、従業員の学歴差を序列づけから消し去る
職能資格制度
職務遂行能力によって従業員を職能資格に分類し、
職能資格を基準に賃金を決定
【問題点】
・制度の運用が年功的
・バブル崩壊後の長い不況の影響