スライド 1

緊急資金繰り対策
福井商工会議所
平成21年11月26日
松岡会計事務所 平野太一
1
緊急資金繰り対策とは?
経営改善しないと…
新しい借入れにより
支払いが増加
資金繰りがさらに
悪化してしまう!
融資を受けるだけでは問題を先送りにするだけ…
会社を利益体質にする事が重要!!
2
経営改善に向けた基本的な考え方
経営改善をするには、自社の現状を知らないとできない!
売上は伸びて
るのか??
利益率はどう
なってる?
毎月の人件費
はいくら
だ??
毎月の返済額
は?
3
変動損益計算書を使って現状を把握する!
変動損益計算書とは
売上高
2,500 (100%)
変動費
1,500
(60%)
限界利益
1,000
(40%)
固定費
700
経常利益
300
全ての費用を、売上に伴って増減するか否かにより、
「変動費」と「固定費」に分けて表示した損益計算書
売上高の増減に比例して変動する費用(材料費、商品
仕入高、外注費等)
粗利益
売上高の増減にかかわらず変動しない費用(人件費、
地代家賃、減価償却費等)
会社の利益
変動損益計算書では、正確な業績を把握することができる!
4
利益と資金の関係
資金の流れ
売上高
2,500
変動費
1,500
限界利益 (40%) 1,000
固定費
(うち減価償却費
経常利益
700
180)
300
+300
利益=資金の増加となる??
5
減価償却費について
減価償却費とは、固定資産等を購入した場合に、購入金額を
一定の年数にわたって費用としたものをいいます
購入時
1年目
2年目
3年目
……
10年目
減価償却費
ー
180
180
180
180
資金
-1,800
ー
ー
ー
ー
↑資金は購入時の1,800しか支出されない!
あとは費用が計上されるだけ
6
利益と資金の関係
資金の流れ
売上高
損益計算書の利
益の計算には、借
入金の返済は含
まれていない!!
変動費
2,500
費用ではあるが
実際に資金の流
出はない!
1,500
限界利益 (40%) 1,000
固定費
(うち減価償却費
経常利益
700
180)
+180
300
+300
(借入返済)
-600
(資金増減)
-120
+480
損益計算書では
見えない部分
利益=資金の増加とは限らない!!
7
実際には法人税の支払いが生じるため…
売上高
2,500
売上高
2,500
変動費
1,500
変動費
1,500
(40%) 限界利益
1,000
(40%) 限界利益
固定費
700
(うち減価償却費 180) +180
経常利益
300 +300
固定費
+480
1,000
700
(うち減価償却費 180) +180
経常利益
300 +300
120 -120
(40%) 法人税
税引後利益
+360
180
(借入返済)
-600
(借入返済)
-600
(資金増減)
-120
(資金増減)
-240
資金のマイナスはさらに大きくなる
8
法人税
120
経常利益
300
借入返済
600
税引後利益
180
360
減価償却費
180
利益が足りない
資金マイナス部分
240
資金がマイナスにならないためには利益を拡大し
(税引後利益+減価償却費)≧借入返済の必要がある!
9
借入返済
600
法人税
280
経常利益
700
税引後利益
420
減価償却費
180
±0
(参考)
返済をまかなうための
最低限の経常利益
÷(1-法人税率40%)
÷60%
必要利益(必要経常利益)
10
利益をアップさせるには、一般的に3つの方法が考えられる
売
上
の
拡
大
限界利益率の向上(限界利益の拡大)
利
益
ア ッ プ
固 定 費 の 見 直 し
11
どれだけ売上を拡大させるのか?
売上高
2,500
売上高
3,500
変動費
1,500
変動費
1,100
(40%)限界利益
1,000
(40%)限界利益
固定費
700
(うち減価償却費 180) +180
経常利益
法人税
税引後利益
300 +300
120 -120
180
固定費
(うち減価償却費
+360
経常利益
法人税
税引後利益
1,400÷40%
1,400
700
180) +180
700
280
420
+700
-280
(借入返済)
-600
(借入返済)
-600
(資金増減)
-240
(資金増減)
0
+600
必要利益を満たすには売上高1,000の拡大が必要
12
どれだけ限界利益率を向上させるのか?
売上高
2,500
売上高
2,500
変動費
1,500
変動費
1,100
(40%) 限界利益
固定費
700
(うち減価償却費
経常利益
法人税
税引後利益
(56%) 限界利益
1,000
固定費
180) +180
300 +300
120 -120
180
1,400
700
(うち減価償却費 180)
+360
1,400
2,500
+180
経常利益
700
+700
法人税
税引後利益
280
420
-280
(借入返済)
-600
(借入返済)
-600
(資金増減)
-240
(資金増減)
0
必要利益を満たすには
限界利益率16%の向上が必要
+600
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固定費をいくら見直すのか?
売上高
2,500
売上高
2,500
変動費
1,500
変動費
1,500
(40%) 限界利益
(40%) 限界利益
1,000
固定費
700
(うち減価償却費 180) +180
固定費
1,000
300
(うち減価償却費 180) +180
+360
経常利益
法人税
税引後利益
300 +300
120 -120
180
(借入返済)
-600
(借入返済)
-600
(資金増減)
-240
(資金増減)
0
経常利益
法人税
税引後利益
700 +700
280 -280
420
+600
必要利益を満たすには固定費400の削減が必要 14
借換えとは?
600
600
既存の借入金を新規の借入金で返済すること
返済残高
返済期間
1,800
残り3年
返済のため同額を
新たに借入れる
返済済み
360
360
返済残高
返済期間
1,800
残り5年
返済期間を長くすることで返済額を抑えることができる
15
借入返済
360
法人税
120
税引後利益
180
経常利益
300
減価償却費
180
±0
(参考)
÷(1-法人税率40%)
÷60%
返済額を減額することで必要利益を圧縮可能
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現状との比較
売上高
2,500
売上高
2,500
変動費
1,500
変動費
1,500
(40%) 限界利益
1,000
(40%) 限界利益
固定費
(うち減価償却費
700
180) +180
経常利益
法人税
税引後利益
300 +300
120 -120
180
(借入返済)
(資金増減)
固定費
1,000
700
(うち減価償却費 180) +180
+360
経常利益
法人税
税引後利益
300 +300
120 -120
180
-600
(借入返済)
-360
-240
(資金増減)
0
+360
現状でも資金はマイナスにならない!17
まとめ
売
上
の
拡
大
利
益
限界利益率の向上(限界利益の拡大)
固 定 費 の 見 直 し
ア ッ プ
利益体質にする!!
資 金 繰 り 安 定
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