スライド 1

Part 1
金融と企業社会の関係
(1~4)
09BA386N
長谷川雄紀
株式について

株式とは、企業が経営に必要なお金を集める
手段(資金調達手段)の一つ。
多数の人から少しずつ出資して
もらうことで多額の資金が集められる
株式を買った人は「企業のオーナー」になる
株主の権利
① 企業利益の一部を受け取れる→配当
② 株式を転売できる
③ 企業の経営に参加できる(株主総会)
証券取引所について

証券取引所とは、一定の基準を満たした企
業の株式を集中的に売買する専門の場。
株式が証券取引所で売買されるようになることを
「株式上場」や「株式公開」という
上場された企業は、決算で自社の経営状況の
公表が義務づけられる
株式上場のメリット/デメリット
メリット
デメリット

経営状況の公開義務

敵対的買収のターゲッ
トになる可能性がある

株主によって経営が左
右されすぎる可能性が
ある
• 資金調達がしやすくなる
• 知名度,信頼度が高まる
• 銀行借入などが
受けやすくなる
会社はだれのものか?
株主
経営者
会社
従業員
それとも金融機関や地域社会のものなのか
株式持ち合いについて

株式持ち合いとは、企業同士が株式を保有しあう
ことで、互いに相手の主要株主となり、親密な関
係を築くもの。

別の企業から株式を買い占められてしまう危険性
が少ない。
相手側の経営に強く介入しないルールがあったた
め、株主の意見にあまり左右されない。

株主構造の変化
「株式持ち合いの解消」=企業株主の割合の減少
個人株主
外国人株主
• 自らの利益に敏感
• 「モノいう株主」
ファンド
M&A

M&Aとは、企業の合併(Merger)と買収
(Acquisition)の頭文字をとったもの。

M&Aは新規事業や市場への参入、企業グルー
プの再編、事業統合、経営が不振な企業の救
済や、国際的なマーケット拡大に伴う生存競
争と事業拡大などを目的として実施される。
TOB

TOB(株式公開買い付け制度)とは、会社の経
営権の取得を目的として大量の株式を買い取
る場合は、買い取る目的、価格、時期、予定
株数などを公表することを義務づけるもの。
事前に公表することで株主は
不利益をこうむらない
論点
三角合併は、増加するか