PowerPoint プレゼンテーション

大阪府新型インフルエンザ対策行動計画(改定第三版)(案)の概要
【警戒レベル】
行動計画改定の考え方
未発生期
≪基本的な考え方≫
○ 病原性の高い新型インフルエンザの発生・流行に備え、医療、社会
機能維持等の対策を実施
○ 平成21年の新型インフルエンザ対策の経験等も踏まえ、病原性・感
染力の程度等に応じて柔軟に対応
≪改定のポイント≫
○ 国の対策全体の基本的な方針を踏まえつつ、都道府県が地域の状
況に応じて判断を行い、対策を実施
○ 病原性・感染力等に関する情報が限られている場合には、高い場合
を想定して強力な対策から実施⇒情報が得られ次第、適切な対策へ
切替
≪発生段階≫
府計画
国計画
発生段階
状態
府改定案
未発生期
新型インフルエンザが発生していない状
態
未発生期
海外で新型インフルエンザが発生した状
態
国内のいずれかの (地域未発生期)
都道府県で患者が 各都道府県で患者
発生しているが、 が発生していない
全ての患者の接触 状態
府内
未発生期
海外
発生期
国内
発生早期
歴を疫学調査で追
える状態
国内
感染期
小康期
国内のいずれかの
都道府県で、患者
の接触歴を疫学調
査で追えなくなっ
た状態
(地域発生早期)
各都道府県で患者
が発生しているが、
府内
全ての患者の接触
発生早期
歴を疫学調査で追
える状態
(地域感染期)
各都道府県で患者
の接触歴が疫学調
査で追えなくなっ
た状態
患者の発生が減少し、低い水準でとど
まっている状態
府内
感染期
小康期
・新型インフル
エザが発生し
ていない
府内
発生
発生
府内未発生期
・海外または国内の
他府県で新型インフ
ルエンザの人が人か
ら人への感染が確認
府内発生早期
府内感染期
小康期
・府内で患者発生
・全ての患者の接触
歴を疫学調査で
追える
・府内で患者が発生
・全ての患者の接触
歴を疫学調査で
追えない
・患者の発生が
減少し、低い
水準
【対策の基本方針】
府内の感染状況やウイルスの性状等を踏まえ、医療体制の確保や感染拡大防止対策等の府内で実施すべき対策を決定
【方針の決定】
・新型インフルエンザ対策本部(本部長:知事)
府内の実施すべき対策の決定
・新型インフルエンザ対策協議会
専門的見地からウイルスの性状に関する知見、感染防止策等への提言
府内未発生期
【対策の考え方】
・ウイルスの特性の見極め、特性に合わせた対応の検討
・関係機関相互の情報共有 ・府内発生に備えた体制準備
【対策の実施】
○府民等への注意喚起
感染防止策の徹底、事業者に対し事業継続に向けた準備
○相談センター等の開設
帰国者・接触者外来への受診紹介
府、市町村による一般的な問合せへの対応
○帰国者・接触者外来の開設準備
府立の病院等で先行的に開設
○入院医療機関の確保
協力医療機関等に対し入院受入の準備要請
○サーベイランス体制の強化
全数把握、集団感染、府内発生動向
○資器材の備蓄と配備
抗インフルエンザウイルス薬等
【対策の考え方】
・通常の医療体制への回復
・次の感染拡大への備え
小康期
・対策の評価
【対策の終了】
○特別な対策の解除
○資器材等の点検・補充
抗インフルエンザウイルス薬等
○一連の対策に対する検証等の実施
【対策の考え方】
新型インフルエンザ発生に備えた準備
未発生期
・サーベイランスの実施
・協力医療機関の確保
・資器材の整備
(抗インフルエンザウイルス薬、人工呼吸器他)
府内発生早期
【対策の考え方】
・患者の治療
・感染拡大防止
【感染拡大防止策】
○休業、外出自粛等の要請
・学校園等の臨時休業 ・大規模集会・興業等の自粛
・公共交通機関等の利用自粛 ・不要不急の外出の自粛等
○積極的疫学調査による感染拡大防止
○相談センター等の充実
○医療体制の整備
帰国者・接触者外来の開設
入院医療機関
感染症指定医療機関、協力医療機関
○サーベイランス体制の強化
○パンデミックワクチン接種の準備
○火葬・埋葬体制の確認
火葬炉の稼動増強、遺体安置場所の確保
府内感染期
【対策の考え方】
・積極的感染拡大防止措置の解除
・増大する感染者への医療の提供
【対策の切替】
○集団発生への対応
学校や施設などの集団に対するサーベイランスの徹底
○医療体制の切替
「空間」「時間」分離の措置を講じた全ての医療機関で診
療、入院治療は重症者を対象
○ハイリスク者への対応
妊婦や基礎疾患を有する患者への適切な治療
○住民生活の支援
外出自粛による高齢者や障がい者等への生活支援
○火葬・埋葬体制の確認
臨時遺体安置所、仮埋葬地の確保
○パンデミックワクチン接種