結城市新型インフルエンザ等対策行動計画の概要

結城市新型インフルエンザ等対策行動計画 の概要
1 計 画 策 定の 経緯 ・位置付 け
新型 イン フ ルエ ン ザ等 対策 特別 措 置法( 特措 法)の 制定 に伴 い ,本 市に おけ る 新型
イン フル エ ンザ 対 策を 示し た ,これ ま での「 結 城市 新型 イ ンフ ル エン ザ対 策行 動 計画 」
を改 定 し, 特 措 法第 8 条の 規 定に よ り ,「 新 型イ ン フル エ ン ザ等 対 策政 府 行動 計 画」
及び「 茨城 県新 型 イン フル エン ザ 等対 策 行動 計画 」に基 づき ,市域 に係 る新 型 イン フ
ルエ ンザ 等 対策 の 総合 的な 推進 に 関す る 事項 ,市 が 実施 する 措 置等 を 定 めた「 結城 市
新型 イン フ ルエ ン ザ等 対策 行動 計 画」 を 策定 する 。
2 目的
(1 )感 染 拡大 を 可能 な限 り抑 制 し, 市 民の 生命 及び 健 康を 保 護す る。
(2 )市 民 生活 及 び地 域経 済に 及 ぼす 影 響が 最小 とな る よう に する 。
<参考>
本 市 に お け る 被 害 想 定( 人 口 約 5 3,000 人 と し て 推 計 )
・り患率
人 口 の 約 25 %
・医療機関受診患者数
5, 500 人 ~ 10,3 00 人
・入院患者数
2 30 人 ~ 850 人
・死亡者数
7 0 ~ 2 70 人
・従 業 員 の 欠 勤
最 大 40 % 程 度( ピ ー ク 時 の 約 2 週 間 )
※ 上 記 の 想 定 は ,ワ ク チ ン や 抗 ウ イ ル ス 薬 等 の 効 果 ,現
在の医療体制,衛生状況等を考慮していない。
3 対 象と する 疾病
新 型 イ ンフルエンザ等
(1 )新 型 イン フ ルエ ンザ
(感染症法第6条第7項に規定する新型インフルエンザ等感染症)
(2 )新 感 染症
(感染症法第6条第9項に規定する新感染症で,その感染力の 強さから
新型インフルエンザと同様に社会的影響が大きなもの)
※対象とする疾病を(1)新型インフルエンザ以外の(2)新感染症にも拡大
4 主 な役割分 担
行
政
国
国全体として万全の態勢を整備
県
特措法及び感染症法に基づく措置の実施主体としての中心的な役割
市
市民に対するワクチン接種,発生時の要援護者支援
医療機関
指定(地方)公共機関
事
業
者
登録事業者
一般の事業者
市民(個人)
地域における医療連携体制の整備,診療継続計画に基づく医療提供
特措法に基づき新型インフルエンザ等対策を実施
発生時に最低限の市民生活を維持できるように重要業務の事業継続
職場における感染症対策,発生時には事業縮小など感染防止措置
マスク着用・咳エチケット・手洗い等の個人レベルの感染対策の実践
5 発 生段 階 ・ 対策
新型 イン フ ルエ ン ザ等 対策 は ,感 染 の段 階に 応じ て取 る べき 対 応が 異な るこ と から ,
あら かじ め 発生 の 段階 を設 け , 発 生段 階 ごと に 主 要6 項 目に 沿 った 対策 を実 施 する 。
発生段階
未発生期
対策(主要6項目)
①実施体制
海外発生期
②サーベイランス・情報収集
国内発生期(県内未発生期)
③情報提供・共有
県内発生早期
④予防・まん延防止
県内感染期
⑤医療
小康期
⑥市民生活・地域経済の安定の確保
※別表「発生段階ごとの対策の概要」参照