児童虐待防止をめざした子育て支援の充実に向けて

「児童虐待防止をめざした子
育て支援の充実に向けて
事例提供者;
栃木県小山市子育て支援課
桜井 和代
平成17年
子育て支援センター「ほほえみ」の設置
 目的;地域の中で安心して子育てができる環境
づくりに寄与すること
 スタッフ;保育士、養護教諭等の有資格者3名
 保健師の役割;センタースタッフのバックアップ
問題点
 色々な利用者がいるため多様なニーズに対応して
いく必要がある
 利用者は一見相談内容を持たないように見えるが
何度も利用してから相談やSOSを発信する
 精神的な問題を抱える利用者がいる
 コミュニケーションが苦手な利用者が多い
 顕在化した事例のタイムリーな支援、虐待の未然
防止
 スタッフ間のスキルの標準化
論点の整理
 利用者が安心して子育てできる
 スタッフが安心して支援できる
関係機関との連携
(家族を含む)
虐待予防を念頭に
おいた利用者の
ニーズの明確化
論点① 連携
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地域を頼りにする⇒民生委員の活用
母子保健と福祉の連携
病院との連携
他の育児サービス等の関係機関との連携
(はしご利用者の情報の共有化)
 家族との連携⇒利用者が家族との関係づく
りができるように支援する
論点② ニーズの把握
 アセスメントシートの活用など共通の尺度の
活用と共有化(アセスメント、プランニング、モニタリン
グ)
 母親自身が育児を振り返る問診表の作成
 対応スキルの研修、勉強会、話し合い
 利用者の意見を聞いて返していく
専門職の力量形成
連
携
ニーズの把握
つなぐ
みる