砥部町人口ビジョン及び砥部町総合戦略策定支援業務委託仕様書１業務名砥部町人口ビジョン及び砥部町総合戦略策定支援業務２目的まち・ひと・しごと創生法に基づく人口ビジョン及び総合戦略の策定にあたっては、本町における人口の動向等を分析し、各種課題の要因を明確にしたうえで、本町の将来目標を設定し、その実現に向けての施策の方向性を検討していく必要がある。そこで本業務は、砥部町人口ビジョン及び砥部町総合戦略の策定に必要な基礎調査等を行うことを目的とする。３業務内容（１）砥部町人口ビジョンの策定支援人口動向に係る基礎調査及び、2060 年までを基本とした砥部町人口ビジョンの策定に係る総合的な支援を行う。 ①人口の現状分析ア人口動向分析（ア）総人口や年齢３区分別人口、出生数、死亡数、転入数、転出数等の時系列の状況を分析（イ）性別・年齢階級別の地域間の人口移動の状況を分析（ウ）産業別の就業状況や雇用状況など、人口動向に関連する事項についての分析イ将来人口の推計と分析（ア）出生率や移動率などについて、仮定値を変えた総人口推計の比較（イ）将来人口に及ぼす自然増減、社会増減の影響度の分析ウ人口の変化が地域の将来に与える影響の分析及び考察（ア）人口の変化が、将来の地域住民の生活や地域経済、地方行政に与える影響についての分析及び考察 ②人口の将来展望ア将来展望に必要な調査分析（ア）住民の結婚、出産、子育て及び移住に関する意識、希望調査（イ）定住、移住に関する意識、希望調査（ウ）高校、専門学校、大学等卒業後の地元就職率動向や進路希望状況調査（エ）その他、必要と思われる調査 ※次に掲げる業務は受託者が行なう。 ○調査票の作成・印刷 ○返信用封筒の作成・宛名等印刷 ○調査票及び返信用封筒の封入封緘、宛名ラベルの貼付 ○調査結果の回収、集計及び分析 ※次に掲げる業務は町が行なう。 ○発送用の封筒及び宛名ラベルの準備 ○アンケートの発送及び費用の負担 ○返信用封筒に係る料金受取人払の手続き及び費用の負担 ※ 各調査の対象者数や実施回数、及び調査票の設問設定については町と協議のうえ、決定する。イ目指すべき将来の方向及び将来展望人口減少克服に向けた現状と課題を整理し、本町の特徴を十分に分析したうえで、人口に関して目指すべき将来の方向を検討する。 ③調査・検討結果の取りまとめ上記①、②の結果を取りまとめ、砥部町総合計画等との関連性も考慮のうえ、最終原稿案を企画・作成する。（２）砥部町総合戦略策定に係る総合的な支援砥部町人口ビジョンの目標達成に向けた、2019 年度までの具体的な取組等を取りまとめた砥部町総合戦略の策定に係る総合的な支援を行う。 ①基本目標設定のための支援国の総合戦略における政策分野を勘案し、本町の人口ビジョンを踏まえたうえで、人口減少克服に向けた基本的な目標設定及び取組方針について支援する。 ②講ずべき施策の設定に関する支援国の総合戦略における政策５原則を勘案し、基本目標を達成するために講ずべき施策の設定について支援する。 ③客観的な指標設定に関する支援各施策の効果の客観的な検証ができる重要業績評価指標設定について支援する。 ④ＰＤＣＡサイクル確立のための支援各事業の効果について、検証・評価・改善するための仕組みづくりを支援する。 ⑤論点の整理上記①から④の結果を取りまとめ、最終原稿案の企画・作成について支援する。本町の特徴を踏まえた、独自性のある戦略の構成とすること。（３）（仮称）砥部町総合戦略推進会議に係る運営支援関係機関、団体、住民代表者等で構成する会議（４回程度開催予定）に参加し、会議の運営に係る総合的な支援を行う。 ※ 会議資料の印刷等の準備は町で行う。４成果品（１）各種調査分析等に係る報告書（２）砥部町人口ビジョン及び砥部町総合戦略（製本版及びデータ納品）（３）砥部町人口ビジョン及び砥部町総合戦略概要版（製本版及びデータ納品）（４）本業務において使用、作成した各種データ ※ 成果品についての詳細は協議のうえ、決定する。５業務委託期間契約締結日から平成２８年３月３１日までとする。ただし、成果品の提出期限については、平成２７年１２月２５日までとする。６その他（１）本業務の実施にあたっては、『地方人口ビジョンの策定のための手引き』及び『地方版総合戦略策定のための手引き』（平成 27 年 1 月内閣府地方創生推進室）に準拠すること。また、個人情報の取扱いを適正に行うこと。（２）本業務の実施にあたっては、個人情報の取扱いを適正に行うこと。（３）本仕様書に明記されていない事項及び疑義を生じた場合は、町担当者と協議し承認を得ること。（４）本業務における成果品及び策定段階における各種データ等に関する権利は砥部町に帰属するものとする。（５）業務完了後、受託者の責めに帰すべき理由による成果品の不良箇所が発見された場合は、速やかに訂正、補足、その他の必要な措置を講ずべきものとする。（６）この仕様書に定めるもののほか、必要事項が生じた場合は、その都度協議し決定する。