ﾘﾊﾋﾞﾘ特化型ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽでの訓練が高齢者のが向上することにより「歩ける自信」がつくのではと推開眼片足立ち時間の変化と生活空間に与える影響について測し取り組んだが関係性は見いだせなかった。まとめ本研究は運動機能向上により ,どれだけ利用者様の生活 1)〇塩崎紘司 5) 戸澤拓哉 9)千葉友嗣 2 )菅原聡太郎 6) 犬伏大輔 3 )鳴海誠 7) 新潟正樹 4 )只野要 8) 豊田貴之 1 0) 田中紀雄意欲が増進されているのかを明らかにする為に検証を行ったが ,明らかになったのは数値上の向上だけとなってしまった .利用者本人が生活改善を実感して頂くためには ,より一層 ,その方 1 人 1 人の生活環境を把握し , 理解しﾘﾊﾋﾞﾘ特化型ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽｶﾗﾀﾞﾗﾎﾞていくことが必用であると推測される．今回の取り組み株式会社ﾋｭｰﾏﾝﾘﾝｸは ,結果的には改善に至らなかったものの ,単に数値が上ﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞｴｸｻｻｲｽﾞ・開眼片脚立ち・生活空間ｱｾｽﾒﾝﾄがることを目的としてはいけない ,生活が改善してこそﾘﾊﾋﾞﾘの効果 ,意欲に繋がると再認識出来たこと ,課題が見目的えたところに検証意義があったと推察される .ﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞ当施設は食事入浴ｻｰﾋﾞｽを省き午前 3 時間午後 3 時間の中による運動ﾒｲﾝとして実施したが ,3 時間の中でそれ以外で ,ﾘﾊﾋﾞﾘに特化したｻｰﾋﾞｽを提供している通所介護・介護の運動も提供していたため ,今後は更なる詳細な検証が予防通所介護施設である .その中で ,要介護認定を受けて必要であると考えられる. いる高齢者に対し ,ﾉﾙｳｪｰ発祥の運動ﾂｰﾙであるﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞを用いた訓練を中心に行い、利用者様に無理なく安全に , 引用文献楽しく運動できる環境を整えている .運動に特化した施 1) 第 1 版 201 0 三輪書店設による ,開眼片足立ちの変化については多数報告されているが ,身体的変化が生活空間に与える影響についての報告はまだ少ない. 今回は訓練による身体的変化が利用者の生活空間にどのような影響を与えているかを検証することを目的とした. 方法と対象 3 時間のｻｰﾋﾞｽの中で , ﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞを用いた 10～ 20 分程度のﾊﾞﾗﾝｽ訓練を中心として 6 ヶ月間継続して実施し、事前と事後の開眼片足立ちの数値変化と ,生活空間ｱｾｽﾒﾝﾄ(以下生活 A) の数値変化をもとに検証を行った . 当施設に通所する男性 5 名女性 10 名 ,計 15 名（平均 78 .1 歳）を対象とした .対象者の平均通所実績回数は 4.2± 1 .7 回 / 月であった. 結果半年前 ,半年後の数値的変化は ,半年前 , 右脚 13. 2 秒 ,左脚 13.1 秒 , 生活 A 21.8 点 ,半年後 ,右脚 17.7 秒 ,左脚 16.2 秒 , 生活 A 21. 1 点となり介入前後で右脚 +4 .5 秒 ,左脚 +3 .1 秒 , 生活 A -0.7 点となった . 考察静止立位時より不安定な「片足で立っていられる」時間が長くなったことにより ,生活の場面で「転ばない自信」, 「外出したい」という意欲に直接結びつく結果は得られなかった .数値の上では上昇しても我々が取り組むべき課題の生活の変化にはいたらなかった .片脚立ちの時間日本ﾆｭｰﾗｯｸ研究会：ﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞﾆｭｰﾗｯｸﾏﾆｭｱﾙ 2) 宮下智著：ﾚｯﾄﾞｺｰﾄﾞｸﾞﾙｰﾌﾟｴｸｻｻｲｽﾞ第 1 版 200 9 三輪書店