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ハートフル企業農の参入促進事業
要求額 4,558千円
(一般財源 4,558千円)
事業の狙い
・近年、企業の障がい者の就労等を目的とした農園の開設ニーズは高し。しかし、障がい者の農の参入、雇用就労にあたっては課題多々。
そこで、部局連携により参入支援を強力に行いその促進を図る。
<目標>
農業
障がい者雇用、就労の拡大と企業等の多様な担い手の参入を同時に実現!
労働、福祉
障がい者雇用日本一・大阪の実現に向け、平成26年度から関係各部局の水平連携による農の分野における障がい者の雇用・就労支援の強化に取組む
取り組み内容
⇒ 具体的には
農分野への企業参入を促進するために
・先行参入企業の成功要因分析、検証
・新規参入のための体系化した手法・
ノウハウの構築
・企業の新規参入を促す実地体験研修
の実施
に取り組む。
○大阪府内における特例子会社数と農分野への参入
◆企業参入支援パッケージ作成
先行企業の協力を得て、必要な施設整備や雇用に対する支援、農業技術
や作業ノウハウ等の農と福祉等が連携した、企業参入支援パッケージ作成 (要
求額 2,976千円)
◆研修の場の確保
農分野への企業等の新規参入を促す研修実施、大阪府障がい者雇用促進
センター専門家の派遣による助言・援助 (要求額 1,582千円)
◆企業参入サポート
農と福祉連携の新規参入企業に適した農地選定や調整、企業等3社の利用
権設定を目標(※調整経費は経常経費で対応)
◆農と福祉特区の設置も検討
府内の特例子会社数は34社 (25年5月末日現在/厚労省資料より)
うち、障がい者を雇用し農業を行う特例子会社等は9社(農地面積53,000㎡) ※平成15年度から各年1社参入のペース
⇒ この動きを加速化!
(ハートランド(株)、クボタサンベジファーム(株)、ヒューマンアグリ(株)、いずみエコロジーファーム(株)、パナソニックエクセルアソシエイツ(株)ほか4社)
○府内企業の農業分野への関心度
現時点で2社(農機具メーカー、住宅メーカー)が具体的に農業参入の意思を示し、来年度以降に特例子会社を設立の方向。
○府内に本社がある50人以上企業数6,942社のうち、法定雇用率未達成の企業は4,120社(59%)
○一方、常用雇用 500人の企業にアンケートの結果:特例子会社(農業分野)に興味のある企業は 38社にも。
⇒ この潜在ニーズを部局連携で、農の分野での障がい者雇用・就労につなげていく。
次年度以降の展開
○農分野への新規参入を促す体験研修の場の確保 → 普及拡大
○農分野での障がい者雇用の拡大 → 職場定着、就業者の自立の支援
○支援学校生徒の実習 → 農の分野も想定した職業教育の推進
など