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クリエイティブ産業の振興について
大阪府の方針
大阪の
成長戦略
(素案)
府政運営の
基本方針2013
(素案)
幅広く厚みのある産業を支える対事業所向け都市型サービス産業の強化
(クリエイティブ産業の育成支援、販路開拓、競争力強化 等)
大阪市のクリエイター(デザイン、イラスト、広告企画、映像、等の製作者)支援ノウハウに、
府の持つ企業ネットワークや産業支援の取組み等を活用し、府内の多様な産業との 協働
により、付加価値の高いビジネスを生み出す取組みを府域全体で展開。
事業の必要性
<従来の機能高度化支援や販路開拓支援といった中小企業支援にプラス>
⇒これらに加え、クリエイターの持つクリエイティブ資源を活用して、商品・サービスを、差別化や
顧客満足度などの点で高付加価値化して、価格競争とは異なる次元で勝負できる強みを提供
◆府市連携しての取組みをさらに深め、オール大阪で施策を整備。府市統合の先行事例として引き続き実施
府市連携の形:相互の機能を有機的に結び付けて事業実施
■多様な大阪産業とクリエイティブ資源(いわゆる「クリエイター」)とのマッチングによる新事業促進
↑大阪府で実施(新事業の創出・府内産業の高付加価値化)
■クリエイター自身のネットワーク強化、集積のメリットを活かした競争力の強化
↑大阪市で実施
クリエイティブビジネスモデル構築事業
要求額:20,000千円
府内産業の高付加価値化のため
「多様な大阪産業とクリエイティブ資源とのマッチングによる新事業促進」
【H24事業】
◆コーディネーターが、デザインやコンテンツ等の分野と、ものづくりを中
心とした異業種とのマッチングや新ビジネスの提案、事業立上げ支援
⇒マッチングで新事業の立ち上げで一定の成果
≪25年度に向けての課題≫
・ものづくり以外の分野にも、ビジネスマッチングの可能性有り(一次産
業、BtoC企業などサービス業等)
・大学や研究機関のポテンシャルを活用が必要
【H25拡充】
◆府内の多様な産業へのアプローチ(A)
1次産業や3次産業をもターゲットとして、クリエイティブ資源とのマッチ
ング可能性が高い、新ビジネスに前向きな企業を発掘。
◆大学や研究機関との連携(B)
大学の持つ新しい機能性素材を活用した”形状・表面新デザイン”の商品
化や新しいコンテンツ技術応用した新サービス開発など、大学等を含めた多
様な連携による新ビジネス創出。
B
(大学・研究機関連携)
H24
A
ものづくりを中心 対象分野を
としたマッチング
拡大
Osakaクラウドファンディング プロジェクト
~民による民の支援のためのプラットフォームづくり~
メリット
クラウドファンディングとは
□ 不特定多数の群集(crowd)から資金調達(funding)する手法。
□ 出資者は自分が共感したプロジェクトに対して出資。
見返りはプロジェクトの成果であるサービスや物品など
H25当初 要求額:13,450千円(委託費)
【行政】 税金に依存しない事業支援スキーム
【府民】自らの共感したプロジェクトを応援する仕組み
【企業】プロジェクト資金の調達だけでなく顧客ニーズ
マーケットリサーチが可能
中小企業の資金調達に必要な新たなスキーム
課題
資金調達プラットフォームとして未確立
(推計資金調達規模(欧米):28億ドル)
①知名度不足 ②信用性
③プロジェクトの発掘力の不足(⇒安定した収益に結びついていない )
事業推進目的
□ クリエイティブ企業や創業ベンチャーをはじめとする府内中小企業の資金調達の多様化
□ 大阪のクラウドファンディング事業者の不存在の解消
・事業者の大半は東京に拠点⇒大阪のプロジェクト掲載が無い状況
・「クラウドファウンディング事業自体」が成長産業でありながら府外の事業者に先行者利益を専有される恐れ
事業方針
信用力・大規模なプロモーション力を持ち、共感を得られる多くのプロジェクトを有するセクター(大阪府)とのタイアッ
プが不可欠!(5年程度で自立化)
プロジェクト提案方式で事業者を選定・委託
事業効果
□中小企業の新たな資金調達手段の確立
□税に依存しない新たな官民協働の事業スキームの確立
□大阪での新たなサービス産業の創出
事業スキーム
事業への共感・
商品・サービス購買
意欲
大阪府
⑥手数料10%
①プロジェクト掲載
プロジェクト企画者
(中小企業の新規事業
立ち上げ等)
③支援金
(目標額の85%)
クラウドファンディング
プラットフォーム
②支援金
プロジェクトや目標額を掲載
⑤モノ・サービスを対価として還元
クラウドファンディング
運営サイトの事例
民間事業者委託
(④カード決裁手数料5%)
支
援
者
不特定多数の一般人
サイト上にプロジェクトを掲示
集まった金額、支援者数、募集期間掲載。
期間内に金額を募ることが出来ない場合は、
プロジェクト不成立、支援金は集めない。
【参考】CAMPFIREホームページ
(http://camp-fire.jp/cerevo)