計算論的神経科学の視点から心理実験をデザインする 大阪府立大学人間社会学部人間科学科 牧岡省吾 計算論的神経科学は脳を理解するための強力な方法論である。視 覚、聴覚、身体運動などの領域では、計算論的モデルを構築する ことによって脳内過程を理解しようとする計算論的神経科学に基 づく研究は着実な成果を挙げてきており、言語やワーキングメモ リなどの高次脳機能もその対象範囲に入りつつある。また計算論 的神経科学は、心理実験で検討すべき仮説を導き出す際にも有効 な視点を提供する。本講演では、計算論的神経科学の考え方を紹 介した上で、単語認知過程について、計算論的モデルから導出さ れた仮説とそれを検証するための実験について解説する。 日時:2012年1月11日(水)18:15-19:45 場所:名古屋大学全学教育棟・北棟405号室 問い合わせ:玉岡賀津雄 ([email protected]) 事前予約不要・参加費無料 2011年度 名古屋大学大学院国際言語文化研究科 日本語教育学講座第22回講演会 大学院生のための言語研究方法論養成プロジェクト
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