大阪市立大学 創造都市研究科 公共情報システム論 大阪市における行政情報化の 現状と今後の取組みについて 総務局行政部 IT推進担当課長 森田 至彦 2015/10/1 1 はじめに 2015/10/1 プレゼンテーションの目的 自己紹介 2 1 これまでの取組みについて 大阪市では、平成6年10月に市とし ての行政情報化の取組みの基本方 針となる「大阪市情報化計画」を策定 【参考資料】 ①情報化計画の概念図、②業務実行システムの内容 基幹となる業務システムや通信ネット ワーク等の整備を進め、現在、多くの 業務でシステムを利用した処理スタイ ルへの転換が図られるなど、情報化 について着実に進展 【参考資料】 ③基幹的業務システムの整備状況、④通信ネットワークの概念図(J・庁内) 2015/10/1 3 こうしたシステム整備等に加え、国の e-Japan戦略等をふまえた電子自治 体の各種施策や、ホームページを通 じた情報提供サービスの充実、ITを 活用した双方向サービスの実施など 市民向け電子サービスの拡充を図っ てきている。 【参考資料】 ⑤ホームページを通じた情報提供の実施状況等について ⑥ホームページを通じた市民からの意見・要望等受付状況 ⑦申請書等ダウンロードサービスの実施状況 2015/10/1 4 ITを活用した業務プロセスの改善に 向け、日常一般業務でもパソコン等IT が有効に活用できるよう、パソコンの 一人一台化やメールアドレスの個人 化、庁内での情報共有・活用の基盤 となる庁内情報ネットワークの整備・ 拡充を進めるなど庁内IT環境の整備 にも積極的に取り組んできている。 【参考資料】 ⑧庁内情報ネットワークの主なサービス ⑨電子自治体の取組み状況(平成13年度~) 2015/10/1 5 2 今後の取組みについて これまでの取組みにより、本市の広範 な行政活動においてITを有効活用でき る基盤整備には概ね目途がついたも のといえる。 今後は、これら整備済みのIT基盤を積 極的に活用し、より一層の市民サービ スの向上を図るとともに業務改革に取 り組む。 【参考資料】 ⑩今後の主な取組み予定 2015/10/1 6 具体的には、「大阪市情報化基本指針」 及び「大阪市電子自治体推進アクション プラン」に掲げた各種取組み課題の着 実な推進により市民への電子サービス の拡充を図るほか、広範な行政活動に ITを活用することで業務プロセスの改善 を図る。 また、IT利用の効率性・経済性を高める ためには一層のコスト縮減が不可避と 考えられることから、IT調達管理方法の 見直しに取り組むとともに、業務とシス テムの最適化に向けた取組みを図る。 【参考資料】 ⑪大阪市情報化基本指針(概要) ⑫アクションプランに基づく電子自治体の推進 2015/10/1 7 インターネットを初めとするITの普及に 伴い、データの破壊、流失、個人情報 の流布等の脅威が増大してきている。 これまで以上に情報セキュリティ対策 の充実に努めるとともに、職員がITを 効果的に活用し様々な行政活動に活 かせるよう情報リテラシーの向上に向 けた取組みを強化する。 【参考資料】 ⑬情報セキュリティ対策について 2015/10/1 8
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