2)個人的倫理と社会的倫理

コミュニケーション ダイナミクス
担当者
政策・メディア研究科
深谷昌弘
第Ⅳ部
意味の創造と総合政策学
ヒューマンコミュニケーションは生産的・創造的に機能すること
もあれば、ときには、迷走し対立を激化させることもある。ここで
は、対立しがちなまちづくりや政治などを絡めながら、新しい
パラダイムの視点から、生産的・創造的コミュニケーションを
展開するにはどうすればよいかを考えてみる:。
(1)人間コミュニケーションの創造性とコラボレーション
(2)ソシオセマンティクスから総合政策学へのメッセージ
(3)本コースのまとめと展望
(1)
コラボレーション
と
人間コミュニケーション
の創造性
CDが提供する創造性への視座
コラボレーションという共同作業
ジャムセッション・起業や製品開発・まちづくり
現象としてのコラボレーション
核心はコミュニケーション協働
価値創出による対立の克服
コラボレーションの諸特性
・個が全体を創り出す営み
・自律的でしなやかな人々の共同作業
・ハプニングを含む響き合いからの創発
・個々の総和以上の価値創出をめざす;分業・協業ではない
・核心は人間のコミュニケーション協働
まちづくり
と
コミュニケーション協働
まちづくりの話(ビデオ)
次のことに留意してビデオを見よう
都市空間は公共のコラボ財(協働財)
地域社会のみんなに強制される
互いの活動が互いの環境を構成する
空間価値は人々の協働に決定的に依存する
コミュニケーションへの言及
ヒューマンコミュニケーションの創造性
新しい意味・価値は思いがけない引き込み合いから
ダイアログはモノローグより創造的になりうる
思いがけない他者のコトバとの出会いが
新しい意味・価値を創発する
だが創発は偶発であり制御しきれない
話し合いは生産的・創造的に展開するとは限らない
対立的情況では戦闘的・破壊的になりがち
どうすれば生産的・創造的になるだろうか?
(参照)
詳しくはHPを参照して下さい
http://imi.sfc.keio.ac.jp/mt/index.html
未来を協働創出する営み
~~まちづくりと合意形成~~
価値創出による対立克服の可能性
利害対立は
価値創出で克服可能である
価値創出の核心は
コミュニケーション協働である
コミュニケーション ダイナミクス
課題レポート(最終回)
第4回 6・28 提出:7・12 教室
人々の意味世界と
コミュニケーションについて考える
+
この科目を通じて何を得たか(感想)
A4用紙:2+1(感想)ページにまとめること