2012.6.29陸前高田未来図会議

包括ケア会議改め
平成24年度 第3回 陸前高田市
保健医療福祉未来図会議
平成24年6月29日(金)13:30~15:30
陸前高田市 米崎町コミュニティーセンター
※このPowerPointは、6/29(金)に行われた平成24年度第3回陸前高田市保健医療福祉未来図会議に
おいて使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。
※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。
陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平
[email protected]
本日(6/29)の会議資料は公開します
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今日の包括ケア会議の内容は、今月中にホームペー
ジ上に公開します。
これまでのこの会議内容や未来図、全戸訪問結果等も
同じく公開しています。
「災害時の公衆衛生」、「陸前高田市」で検索していた
だきますとヒットします。
http://www.koshu-eisei.net/saigai/saigai.html
※お手元には資料として本日のパワーポイント、「みんなの居場
所・健康づくり未来図」、月刊公衆衛生6月号等をお配りしてい
ます。
本日(6/29)の会議の基本主旨
(Keyword: “出会う”ことの大切さ)
1 テーマ:「はまらいん、かだってけらいん」
(参加して、お話しましょう)
2 共通認識の上での目標設定と実施
・メンバーの相互理解
・陸前高田の課題を共有
・地域の具体的な姿(どのような状態にする
のか=夢)を共通目標として設定
・解決策の検討と合意形成(意識化、事業化)
“ 見える被災”と“見えない被災”
(例)
見える被災 ・・・ 仮設住宅 での生活
見えない被災 ・・・ 自宅・地域 (元の場所)
での生活
“見える被災”と
“見えない被災”
を考える
被災者はだれか?
→
全ての陸前高田市民
支援の入り方から見える被災者は?
→仮設住宅住民が被災者。
→家の残った者は “被災地にいる人”
本日(6/29)の会議の進め方
1 協議内容
(1)平成23年度仮設住宅等健康生活調査の結果
(2)仮設住宅等の支援状況
・平成24年度健康生活調査(案)について
(3)陸前高田市保健医療福祉未来図
・災害公営住宅の見通し
・コミュニティ、出会いの大切さ
はまってけらいん、かだってけらいん運動
陸前高田市社会福祉協議会
生活支援相談員の活動状況(H24.5月)
○相談員数: 34名
○訪問状況
①仮設住宅:2,126世帯(原則、毎週訪問)
⇒訪問の結果、不在:82世帯
②仮設住宅以外:412世帯
みなし150世帯 ⇒不在4世帯
在宅262世帯 ⇒不在2世帯
被災世帯の状況と仮設住宅戸数
5,000
この人たちは
どこへ?
4,500
4,000
428
116
118
3,500
民間借り上げ
3,000
応急修理
仮設住宅
2,500
2,000
127
130
一部損壊
半壊
3,803
大規模半壊
1,500
2,197
1,000
500
0
被災世帯数
仮設住宅
全壊
被災世帯の状況と仮設住宅戸数
9,000
8,068
8,000
7,465
7,000
3,603
6,000
5,000
4,000
4,927
428
116
3,000
2,000
262
150
3,921
2,126
1,000
0
被害世帯
社協生活相談員対応世帯
不明
在宅
みなし仮設
仮設住宅
被害なし
一部損壊
半壊
全壊+大規模半壊
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”

はまってけらいん・・・みんなで集まって

かだってけらいん・・・話しようよ
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”
コミュニティの持つちから
→専門職のアプローチだけでは解決
しない問題も数多くある。
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”
“誰か”に会うことの意味
→普段の生活の中で、意識していないが
実行しているこころのケア
地域でできる
は
たくさんある!
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”
こころのケアを意識する
こころのケアを“する”ではなく
こころのケアに“なっている”
→健康生活調査(全戸訪問)
調査が目的ではなく、
そこで生まれる出会いに意味がある!
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”

健康生活調査の実施について(案)
目
対
的:会うことによるこころのケア
象:仮設住宅を除く全戸(約5,000戸)
(仮設住宅については定期的に訪問がある)
期
間:平成24年9月~平成25年3月末
必要人員:延1,000名程度
(一人当たり1日5世帯訪問できた場合)
“はまってけらいん”
“かだってけらいん”
支援者ができること
→きっかけづくりをすること
→住民同士で自然と心のケアができる“しかけ”
→繰り返すこと
☆住民には力があることを信じること☆
陸前高田市をエンパワメントすること!!
NPO法人HANDS
6月の活動報告
1. 健康推進課の離乳食教室実施支援
休止していた離乳食教室再開にあたり、マンパワーと
して支援。
2. フォーカスグループディスカッション(FGD)実施
未就学児の保護者を対象に、仮設と非仮設に分けて
子育ての現状に関する調査を実施(小友町・米崎町)。
分析結果は次回の未来図会議にて共有予定。
3. その他
陸前高田市ネットワーク連絡会による地域アセス
メントへ協力予定。
次回(第4回)未来図会議予定
◆日時
平成24年8月10日(金)13:30~15:30
◆場所
米崎町コミュニティーセンター
◆次々回(第5回)
平成24年9月13日(金)13:30~15:30