情報教育論 パズル遊びで学ぶ状態遷移

情報教育論
パズルゲームで学ぶ状態遷移
総合政策学部4年
阿部雅美
状態と遷移(1)
• 例えば…
– 文字を大きくする
– 文字の色を変更する
• WordやIllustlatorでも同様
状態と遷移(2)
• 選択操作によってアプリケーションの
状態が遷移し、同じ操作をしていても
動作が変わる
– ということを理解できていないためにこれ
らの失敗はおこる
どうやって教えるか
• なるべく簡単で楽しく
• パズルのような簡単なアプリケーショ
ンの問題を解く
どんな人を対象に、
どこまで教えるか
• 1.対象
– アプリケーションの操作に戸惑ってしまう初心者。
– コンピューターの操作をなんとなくすることがで
きるが、状態についてあまり意識したことがない
人
• 到達目標
– アプリケーションには状態が存在し、どの状態に
あるかによって振舞いが変化するということが理
解できること
画面イメージ(出題時)
Question1
移動・拡大縮小・回転
操作オブジェクト
目標オブジェクト
画面イメージ(クリア時)
Question1
CLEAR!!
操作オブジェクト
目標オブジェクト
状態遷移の例
状態
色
アクション
次の状態
状態1
黒
変化なし
状態2
状態2
赤
移動(ドラッグ)
状態3
状態3
黄
拡大縮小(ドラッグ)
状態4
状態4
青
初期位置に戻る
(はじめからやり直し)
状態1
(状態
5)
白
回転(の予定)
段階の設定
• 最初の問題では状態を2つくらいにする。
• 徐々に状態の数を増やして難しくする
• さらに色とアクションの組み合わせを変
える。