社会的孤立の現状と課題

社会的包摂ワンストップ相談支援事業
○ 「東日本大震災からの復興の基本方針(5(4)④社会的包摂の実現と「新しい公共」の推進)(平成23年7月29日)」にも
指摘されているように、東日本大震災の発生により、被災地をはじめ、全国的に社会的排除のリスクが急速に高まってお
り、生きにくさ、暮らしにくさを抱える人々の悩みの傾聴や問題解決するワンストップ型の相談支援が必要。
○ このため、被災3県をはじめ全国を対象地域として、24時間365日つながる電話相談窓口を設置し、地域の民間の支援
組織等と連携しつつ、当事者の現状を電話で聞き取りながら、各種支援策と実施機関を適切に紹介するとともに、寄り添
い支援を行う「社会的包摂ワンストップ相談支援事業」を実施。
○ 電話相談は中央センターと地域センターとが相互補完的に担い、統一番号で実施。
○ 電話相談の内容により、中央センターは地域センターに面談や同行支援を行うよう要請する。(また、地域センターでは対
応できない地域については、協力可能な団体(協力団体)を確保し対応する。)
○ 国は、中央コールセンター(一般社団法人等)に補助金(補助率:定額)を交付し、中央コールセンターは支援の実績に応
じて地域センターと協力団体に費用を支払う。
○ 平成23年度、24年度で実施 (平成23年度3次補正予算額 467百万円、平成24年度予算案1649百万円)
国
補助金交付
<地域センター>
A県
電話相談員
<中央センター>
専門員
コーディネーター
<地域センター>
B県
電話相談員
支援員
支援員
日中
必要に応じ面談・
同行支援
電話相談員
地域センター
がない地域
必要に応じ面談・
同行支援
夜間
夜間
相談者
相談者
C県
日中
相談
協力依頼
必要に応じ面
談・同行支援
相談者
協力員
<協力団体>