物性研究所の共同利用 — 移転と法人化を経て 物性研究所 物性研究所短期研究会 2006.12.07 — 柿崎明人 物性研究所の2本柱 (1)先端的研究推進 所員会 物質科学研究のための大型研究設備や種々の特徴ある実験 装置を設置して先端的物性研究を推進する。 (2)全国共同利用 研究設備を全国の物性研究者の共同利用に供して物性研究 の拠点としての役割をはたす。 共同利用施設専門委員会 (所外21名、所内20名) 共同利用の2原則 外来研究員等委員会 (1)実験設備の利用を中心とする施設利用研究 大型・中型研究設備(放射光、中性子、極限環境実験設備など) (2)共同研究や研究会開催による情報交換の推進 客員所員、嘱託研究員、留学研究員、短期研究会、ISSP国際シンポジウムなど 柏移転に伴う物性研究所改組・拡充と共同利用 物性研究所改組計画(H 6) ー 物性科学のセンター・オブ・エクセレンスを目指して ー 物性研究ネットワークと全国共同利用体制の再構築 (1)大型・中型研究設備の整備 放射光、中性子、スパーコンピュータ、総合的物性評価、物性情報サービス (2)受け身的な共同利用の改善 新しい研究や研究分野を提案できる能動的体制、研究所の国際化 改組後の物性研究所 H 8(1996)〜 物性研究所 5部門 新物質科学研究部門 物性理論研究部門 ナノスケール物性研究部門 極限環境物性研究部門 先端分光研究部門 4施設 軌道放射物性研究施設 ー 放射光 中性子科学研究施設 ー 中性子(H15 拡充改組) 物質設計評価施設 ー スーパーコンピュータ(H17.3 更新) 国際超強磁場科学研究施設 ー 超強磁場(H18 新設) 客員部門 共通施設 低温液化室、放射線管理室、工作室、ストックルーム 国際交流室、学生・教職員相談室 柏移転と大学法人化を経た物性研究所 大型・中型研究設備の整備 受け身的な共同利用の改善と研究所の国際化 共同利用 客員所員 プロジェト的研究課題(Pクラス)の新設(H8) テーマ提案型客員所員の募集(H13〜) 外国人客員所員の新設(H13 ) 2名(期間3ー12ヶ月で運用) 若手研究者の育成 研究機関研究員(H11〜)8名(任期2年) リサーチフェロー(H16〜) 8名(任期2年) 短期研究会の開催 ISSP国際シンポジウムの開催(H 1〜 ) ISSPミニシンポジウムの開催(H16〜 ) ISSP国際ワークショップ(1か月)の開催(H17〜) 共同利用研究者宿泊施設 28(S)+2(T)=30室 物性研究所外部評価(2005.11) ○ 研究拠点としての役割り拡大への対応 ○より一層の国際化 ー 外国人客員、留学研究員、国際ワークショップの増強 短期研究会、ワークショップ等の開催件数 15 ワークショップ 短期研究会 10 5 共同利用経費の推移 0 H 1 H 5 H 10 H 15 (単位:千円) 80,000 旅 費 2000 校 費 40,000 0 S59 H 1 H 5 H 10 H 15 共同利用件数・人数 900 ▲ 件数 人数 600 実共同利用者数 300 H 12 以降は旅費支給対象人数,件数 嘱託研究員人数 0 S 60 H 1 H 5 H 10 H 15 2000 160 人 実共同利用者数 旅費支給対象者数 = 2 〜 3 100 0 H 1 H 5 H 10 H 15
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