保険料の軽減措置① 【所得の低い方への軽減措置】所得の低い方は、保険料の均等割額が、所得の水準にあわせて、7割・5割・2割のいずれかで軽減されます。その軽減割合は、同一世帯内の被保険者及び世帯主の総所得金額等を基に、以下の基準で判定します（①公的年金控除＝120万円、②高齢者特別控除＝15万円、③基礎控除＝33万円）。７割軽減対象者 168万円以下の収入＝ ①＋②＋③ ５割軽減対象者 192.5万円以下の収入＝ ①＋②＋③＋24.5万円×世帯の被保険者数（被保険者である世帯主を除く）２割軽減対象者の被保険者数 238万円以下の収入＝ ①＋②＋③＋35万円×世帯＊今後の税制改正等によって変動があり得ます。 1 所得の低い方への軽減措置 • 年金収入のみの夫婦世帯の例保険料軽減措置のイメージ賦課限度額50万円 153万円以下の方は所得割がかかりません保険料額７割軽減 168万円５割軽減〔所得割〕２割軽減〔均等割〕 192.5万円 238万円夫の年金収入の額（妻が年金収入のみで135 万円以内） 2 保険料の軽減措置➁ 【被用者保険の被扶養者への軽減措置】後期高齢者医療の被保険者となるまで、被用者保険の被扶養者として保険料を払っていなかった方は、被保険者の資格を得た日の月から2年間、保険料の均等割額が5割軽減され、所得割額も賦課されません。＊低所得者の軽減措置の7割、5割の軽減に該当する方は、そちらが優先されます。ただし、特例措置として、平成20年4月から平成２１年３月までの１年間に限り、さらに均等割額の軽減割合が下表のとおりとなります。特例措置期間平成20年４月～平成20年9月平成20年10月～平成21年３月軽減割合全額軽減９割軽減 3 保険料の軽減措置③ 【所得の低い方へのさらなる軽減措置】 • 東京都広域連合と区市町村が協力し、独自に保険料の軽減対策を実施します。 • 厚生年金の平均的な収入２０８万円（旧ただし書き所得５５万円）以下の方を対象に、所得割額を軽減します。 ※（）内は年金収入のみの額旧ただし書き所得（公的年金のみの場合） 15（168）万円までの方 20（173）万円までの方所得割額を全額減額所得割額を３/４減額 40（193）万円までの方所得割額を２/４減額 55（208）万円までの方所得割額を１/４減額軽減措置 4 保険料の計算例①（1人暮らしで収入が年金のみ208万円の場合）均等割額 37,800円＋保険料所得割額 27,060円＝ 64,800円（年額）（100円未満切り捨て）総所得金額等年金収入公的年金等控除額－ 208万円 120万円（※）－基礎控除額 33万円軽減措置 × ３／４所得割率 × 6.56％ ※公的年金等控除額は次ページを参照 5