外国人観光客への対応 問題・課題に対する改善策 平成26年8月29日 中京大学 経済学部経済学科 上原 千佳 3年次 課題 外国語での接客対応ができない 外国語表記が少ない フリーWi-fiの設置環境 ムスリム圏の外国人観光客の対応 国際線ターミナルと国内線ターミナルへの移動 外国人の受入状況について(地域 別) 受入に前向き 79.9 積極的に受け入れたい 43.9% % どちらかというと受け入れたい 36.0% 誘客活動を行っている 32.1 % 積極的に行っている44.6% 行っている22.5% 参照:2014年3月31日 外国人観光客受け入れに関する実態調査書(一財)OCVB 外国人観光客の満足度 66.7 おもてなし 46.3 宿泊施設 44.9 食事 42.8 最も満足度が低い 42.4 3項目に加え、 無料Wi-Fi環境に対する 33.6 不満の声も多い! 24.1 観光施設 交通機関 案内表記 金融・決済 12.4 外国人対応 0% 20% 40% 60% 80% 参照:沖縄県平成24年度 外国人観光客満足度調査 外国人観光客が安心して快適に観光するに は 長期的に考えると 外国語対応できる人材育成が最も重要であるが・・・ 短期的な対応策を考えると 無料Wi-Fi環境と案内表記環境を 充実させる必要がある!! 無料Wi-Fi環境と案内表記環境を 充実させるには 様々な問題がある!! 現状(受入側の意見) 沖縄県・OCVBが支援している様々な支援事業について 知らなかったと回答した事業者は 支援事業を知っている事業者の多くは OCVBの賛助会員メールで知った 行政・業界団体等からの会報・案内 54.6 % 16.2% 13.3% 参照:2014年3月31日 外国人観光客受け入れに関する実態調査書(一財)OCVB 現状(受入側の意見) 無料Wi-Fi環境 Wi-Fiの利用が可能かどうかの確認の電話が多い 必要性は感じているが、コストの課題から導入出来ていな い 多言語コールセンターを利用する際に事業者側の負担にな る案内表記環境 翻訳に時間とコストがかかる 外国人観光客への案内表記が足りていない 案内表記だけでは細かな説明や対応ができない 参照:2014年3月31日 外国人観光客受け入れに関する実態調査書(一財)OCVB 解決策 外国人観光客が安心して 快適に観光して頂くため に 提案① 無料Wi-Fi設置・翻訳支援事業 知って頂く ために 【ターゲット】 事業者(受入側) 【内容】 県・OCVBが実施しているWi-Fi支援事業・案内表記支援事業 について新聞などの広告媒体で知ってもらう 【目的】 ‣OCVBの事業全体の取り組みの認知度向上のため ‣受入に積極的な企業や地方自治体の増加につなげる ‣無料Wi-Fi設置や翻訳支援事業その他の支援事業の普及率の 向上のため 提案② Wi-Fi普及率UPのために 【ターゲット】 外国人観光客(訪れる側) 【内容】 観光客が必ず訪れる空港やWi-Fi環境が整っていない場所で Wi-Fiルーターを無料で提供 導入の際の資金援助を地方自治体が支援 ※財政的に厳しい地方自治体には県からの支援 【魅力】 ‣Wi-Fiネット環境の充実につながる ‣通訳アプリがどこでも使用可能になる ‣海外からの観光客の満足度向上につながる ‣マップや観光地情報の検索をスムーズに進められる環境の提 供 提案③ 音声ガイドの貸し出し 【ターゲット】外国人観光客(訪れる側) 【内容】 地方自治体や各観光関連企業が FUJI XEROXのGPSとスマートフォン連携による 音声ガイドを貸し出す(施設入場料などに含める) 【魅力】 ‣見るだけの観光ではなく、 その土地の歴史文化を 学ぶことができる。 ‣外国人観光客の 満足度向上につなげる。 参照:富士ゼロックス株式会社【音声ガイドサー 参照:富士ゼロックス株式会社【音声ガイドサービ 導入した際に予想されるメリット 観光客が安心して快適に観光できる 外国人観光客の満足度向上につながる Wi-Fiが繋がる場所を探し周らなくて良い マップや観光地情報検索がスムーズになる 短期的な外国人観光客への対応課題改善の効果が期待 観光客に体験後すぐにSNSへ配信してもらえる 外国人観光客への対応の負担が軽減 導入した際に予想される課題 沖縄の方とのふれあいの機会が減る ⇒環境が充実するまでの期間実施 外国語対応ができる人材の増加が見込めなくなる可能 性 ⇒外国語対応環境となるまでの期間実施 Wi-Fiルーター利用の際の手続きに時間がかかる ⇒手続きを短縮化、搭乗の際に手続きを行う Wi-Fi環境充実した場合の機密情報漏洩につながる可能 性 ⇒管理体制を強化する ご清聴ありがとうございました ご清聴ありがとうございまし た
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